「BMAX B6 Plus」はN100よりお得? 激安のパワフル小型PCと徹底 比較!


2023年7月に発売された「BMAX B6 Plus」と激安のパワフル小型PCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークスコアの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年11月、「BMAX B8 Pro」(Core i7-1255U)が発売されました。

※2023年7月、「BMAX B4 Plus」(Intel N100・デュアルOS対応)が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「BMAX B6 Plus」の特徴

BMAX B6 Plus」の特徴をまとめてみました。

第10世代Core i3/5・最大16GBメモリ・冷却システム

BMAX B6 Plus」は第10世代 (Ice Lake) のIntel Core i3-1000NG4/ Core-i5-1030NG7 プロセッサを搭載。内蔵のGPUにはIris Plus グラフィックスを採用し、AdobeのIllustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)、After Effects(アフターエフェクト)などの負荷の高いグラフィック系アプリも快適に動作します。

また、LPDDR4規格のメモリを12GB/16GB 搭載。LPDDR3規格と比べて約2倍高い性能を発揮します。そのほか、スマートファンと2つの銅製ヒートパイプを採用した冷却システムを搭載し、長時間でも安定して動作することが可能。本体は厚さ4.3センチの小型デザインで、モニターの背面に設置できるVESAマウントにも対応しています。

M.2 NVMe SSD・拡張スロット・USB 3.0ポート

BMAX B6 Plus」はM.2 NVMe SSD ストレージを搭載。3500Mb/sの高速転送が利用できます。また、M.2 NVMe SSDのスロット2つ搭載。片方のスロットに512GB/1TB/2TBを搭載し、もう片方のスロットでストレージを拡張できます。そのほか、3つUSB 3.0ポートを搭載。最大5Gbpsの高速転送が利用できるほか、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

フル機能Type-C・4K 3画面出力・Wi-Fi 6

BMAX B6 Plus」はフル機能Type-Cポートを搭載。10Gbpsの高速データ転送、PD給電Displayport映像出力が利用できます。また、4K出力に対応したHDMI2.0bポートを2つ搭載。Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。

そのほか、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応。Bluetooth 4.2によるワイヤレス接続、ギガビット有線LAN通信も利用できます。

公式ページ : Mini PCs – BMAX

価格を比較

BMAX B6 Plus」と「LarkBox X 2023」、「GMKtec NucBox G2」、「Beelink Minis S12」の価格を比較してみました。

「BMAX B6 Plus」

BMAX B6 Plus」は、Amazonで38,980円 (税込4000円 OFF クーポン付き)、楽天市場で49,975円(送料無料)、GEEKOM 日本 公式サイトで41,000円(3000円 OFF コード付き・割引コード:geekomharu)、米国 Amazon.comで$249.00 (日本円で約37645円) で販売されています。

「LarkBox X 2023」

LarkBox X 2023」は、Amazonで25,415円 (税込・タイムセール価格)、楽天市場で34,422円(送料無料)、ヤフーショッピングで35,500円(送料無料)、CHUWI公式ストアで税込26,900円(US $199.00)、AliExpressでUS $207.49 (日本円で約29,480円)、米国 Amazon.comで$199.00 (日本円で約28,280円)で販売されています。

「GMKtec NucBox G2」

GMKtec NucBox G2」は、Amazonで29,980円(4000円OFFクーポン付き・12GB+512GBモデル)、GMKtec公式サイトで$179.89 (日本円で約25,560円)、米国 Amazon.comで$162.99 (日本円で約23,160円)で販売されています。

「Beelink Minis S12」

Beelink Minis S12」は、Amazonで26,800円(税込・7000円OFFクーポン付き)、楽天市場で32,966円(送料無料)、ヤフーショッピングで35,222円(送料無料)、AliExpressでUS $168.93 (日本円で約24,754円)、米国 Amazon.comで$179.00 (日本円で約26,229円)で販売されています。

スペックを比較

BMAX B6 Plus」と「LarkBox X 2023」、「GMKtec NucBox G2」、「Beelink Minis S12」のスペックを比較してみました。

「BMAX B6 Plus」のスペック

  • プロセッサ Intel Core i3-1000NG4 / Intel Core-i5-1030NG7
    ※Core i3-1000NG4:10nm/2コア/4スレッド/最大3.2GHz
    ※Core-i5-1030NG7:10nm/4コア/8スレッド/最大3.5GHz
  • GPU Intel Iris Plus Graphics 900MHz
  • RAM(メモリ) 12GB LPDDR4 (i3-1000NG4) / 16GB LPDDR4 (i5-1030NG7)
  • ストレージ 512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSD (Slot x2)
  • 拡張ストレージ M.2 NVMe SSDで拡張可能
  • 電源 ACアダプター、12V/3A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 4.2
  • 有線LAN ギガビット有線LAN
  • インターフェース Type-C (フル機能) x 1、USB 3.0 x 3、HDMI 2.0b x 2、有線LAN(RJ45) x 1
  • 映像出力 4K 3画面出力
  • 冷却システム スマートファン + 2つの銅製ヒートパイプ
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 12.4 x 11.2 x 4.3 cm
  • 重量 約300g
  • カラー グリーン
  • 付属品 電源アダプター 12V 2A x1、HDMIケーブル x1、壁掛けマウント x1、ユーザーガイド x1、安全文書 x1

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「LarkBox X 2023」のスペック

  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ) 12GB LPDDR5
  • ストレージ 512GB PCIe SSD
  • 拡張ストレージ M.2 2280 SSD
  • 電源 ACアダプター 12V/3A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN ギガビット有線LAN(2つのLAN端子あり)
  • インターフェース USB Type-C (PD給電/DP1.4映像出力) ×1、USB-A 3.1 ×4、Displayport(4K@60Hz)×1、HDMI(4K@60Hz)×1、3.5mmオーディオ出力 ×1、有線LAN RJ45 Gigabit Ethernet ×2、
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応(HDMI,Type-C,DP)、4K ultra HD 対応
  • 冷却システム 8mmヒートパイプ、熱移動を加速させる効率的なファン、TDP合計25Wで稼働
  • VESAマウント 対応
  • 筐体の材質 ポリカーボネート
  • OS Windows 11 Home
  • サイズ 127×127×49(H)mm
  • 重量 400g
  • カラー 白黒

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「GMKtec NucBox G2」のスペック

  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz/TDP 6W
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ) 12GB LPDDR5 4800 MT/s ※オンボード
  • ストレージ 512GB/1TB M.2 2242 SATA
  • 拡張ストレージ M.2 SSD (2242 PCle)で最大2TBまで
  • 電源 ACアダプター
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11ac/a/b/g/n/ax2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 1000M、2つのポートあり
  • インターフェース Type-C (12V/3A・電源用のみ) x1、USB3.2 (Gen1*1 5Gbps/S) x3、DP 1.4 (4K@60Hz) x1、HDMI 2.0 (4K@60Hz) x2、microSDカードスロット x1、有線LAN端子 x2、3.5mmオーディオジャック x1、ケンジントンロック x1
  • 4K映像出力 4K 3画面出力
  • 冷却ファン 内蔵
  • VESAマウント 対応(ブラケット付属)
  • OS Windows 11 Pro ※インストール済み、Linux/Ubuntuサポート
  • サイズ 87 × 87 × 39.4mm
  • 重量 216g
  • カラー レッド/グレー、ブラック/グレー

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「Beelink Minis S12」のスペック

  • プロセッサ Intel N95
    ※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.40GHz
  • GPU インテル UHD グラフィックス 1.2GHz
  • RAM(メモリ)8GB DDR4 3200MHz ※最大16GBメモリ
    ※Pro版は16GB DDR4
  • ストレージ M.2 SSD 256GB/500GB (PCle 1X/2280)
    ※Pro版は500GB/1TB
  • 拡張ストレージ M.2 2280で最大2TBまで、SATA 2.5インチHDD/SSDも利用可
  • 電源 ACアダプター (出力:12V/3A・入力:100V-240V)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応 (1000M/ギガビット)
  • インターフェース USB 3.2 Gen2 (10Gbps) x4、HDMI (4K/60Hz) x2、有線LAN端子 x1、3.5mmジャック、電源ボタン、DCポート、セキュリティロック
  • 4K 2台同時出力 対応
  • 冷却システム 静音ファン、ヒートパイプ、ヒートシンク、HDDクーリングカバー
  • VASAマウント 壁掛け対応
  • 筐体の素材 ABS樹脂
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 11.5 x 10.20 x 3.9 cm
  • 重量 280 g
  • カラー ダークブルー
  • 附属品 1x壁掛けブラケット、1 xHDMIケーブル、1x電源アダプター、1xユーザーマニュアル

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ベンチマークを比較

BMAX B6 Plus」と「LarkBox X 2023」、「GMKtec NucBox G2」、「Beelink Minis S12」のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「BMAX B6 Plus」

「BMAX B6 Plus」は10nmプロセスで製造された2コア、4スレッド、最大3.2GHz駆動のインテル Core i3-1000NG4 プロセッサ搭載で、PassmarkのCPUベンチマークで「3744」、Geekbench 6によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1099」、マルチコアで「1839」を記録しています。

<CPU> Core i3-1000NG4

Passmarkによるベンチマークスコアは「3744」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1099」、マルチコアで「1839」。

Core-i5-1030NG7 モデル

一方、Core-i5-1030NG7は10nmプロセスで製造された4コア、8スレッド、最大3.5GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで「5885」を記録しています。

<CPU> Core-i5-1030NG7

Passmarkによるベンチマークスコアは「5885」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1143」、マルチコアで「2792」。

インテル N100 プロセッサと比較

第12世代のIntel N100プロセッサと比較すると、Core i3-1000NG4ではスコアが約1800低くなり、Core-i5-1030NG7では約300スコアが高くなります。

このことから、Core-i5-1030NG7の方は、ほぼ第12世代のIntel N100プロセッサと同等の性能で、Core i7-6700HQと同等の性能を発揮することが分かります。

グラフィック性能

GPUは Intel Iris Plus で3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2746」を記録しています。

<GPU> Intel Iris Plus

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2746」。

Intel N100プロセッサの3DMark Fire Strike グラフィックスコアは約1000なので、Core i3-1000NG4 および Core-i5-1030NG7 プロセッサの方がグラフィック性能が約2.7倍高いことになります。

したがって、PCゲームのようなグラフィック性能を必要とする用途では、Core-i5-1030NG7プロセッサの方がIntel N100プロセッサよりも快適に動作することが分かります。

性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどで快適に動作します。

また、Office文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどでも快適に動作する性能を持っています。

ただし、負荷の高いエンコード作業では時間がかかることもあります。PCゲームは動作しますが、負荷の高い本格的なPCゲームは動作しないので注意してください。PS2の一部を含めて、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「LarkBox X 2023」

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5535」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

「GMKtec NucBox G2」

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5625」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

「Beelink Minis S12」

<CPU> Intel N95

Passmarkによるベンチマークスコアは「4606」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「781」、マルチコアで「1978」。

<GPU> インテル UHD グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「1000」前後。

「BMAX B6 Plus」のメリット・デメリット

BMAX B6 Plus」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・12GB/16GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作する

BMAX B6 Plus」はLPDDR4規格のメモリを12GB/16GB 搭載。LPDDR3規格と比べて約2倍高い性能を発揮し、スムーズに動作します。

一方、「LarkBox X 2023」は12GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作します。「GMKtec NucBox G2」は12GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作します。「Beelink Minis S12」は8GB DDR4メモリ搭載で最大16GBまで拡張できます。

・512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSDストレージを搭載

BMAX B6 Plus」は512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSD ストレージを搭載。3500Mb/sの高速転送が利用できます。

一方、「LarkBox X 2023」はPCIe接続のSSDストレージを500GB搭載しています。「GMKtec NucBox G2」はPCIe接続のM.2 SSDストレージを512GB/1TB搭載しています。「Beelink Minis S12」はPCle 1X接続のM.2 SSDストレージを256GB/500GB搭載しています。

・M.2 NVMe SSDでストレージを拡張できる

BMAX B6 Plus」はM.2 NVMe SSDスロットを2つ搭載し、空いているスロットでストレージを拡張できます。

一方、「LarkBox X 2023」はM.2ストレージで拡張できます。「GMKtec NucBox G2」はM.2 SSDで最大2TBまで拡張できます。「Beelink Minis S12」は拡張ベイ搭載で2.5インチのHDD/SSDで増設できます。

・Wi-Fi 6とBluetooth 4.2に対応

BMAX B6 Plus」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 4.2対応でワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「LarkBox X 2023」と「GMKtec NucBox G2」、「Beelink Minis S12」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。

・ギガビット有線LAN通信に対応

BMAX B6 Plus」は1つのLANポートを搭載し、高速なギガビット有線LAN通信を利用できます。

一方、「LarkBox X 2023」と「GMKtec NucBox G2」は2つのLANポート搭載でギガビット有線LAN通信を利用できます。「Beelink Minis S12」は安定した高速通信が可能なギガビット有線LAN通信を利用できます。

・フル機能のType-Cポートを搭載

BMAX B6 Plus」はフル機能のType-Cポートを搭載し、10Gbpsの高速データ転送、PD給電、Displayport映像出力が利用できます。

一方、「LarkBox X 2023」はフル機能のType-C ポートを搭載し、PD給電やDP1.4映像出力も利用できます。「GMKtec NucBox G2」はType-C (12V/3A・電源用のみ) を搭載しています。「Beelink Minis S12」はType-Cポートを搭載していません。

・3つのUSB 3.0ポート搭載

BMAX B6 Plus」は3つのUSB 3.0ポートを搭載。最大5Gbpsの高速転送が利用できるほか、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

一方、「LarkBox X 2023」は4つのUSB-A 3.1ポートも搭載しています。「GMKtec NucBox G2」は3つのUSB3.2 Gen2ポートを搭載しています。「Beelink Minis S12」は4つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載しています。

・4K 3画面出力に対応

BMAX B6 Plus」は4K出力に対応したHDMI2.0bポートを2つ搭載し、Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。

一方、「LarkBox X 2023」は4K出力に対応したDisplayportとHDMIポート、Type-C ポートと組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。「GMKtec NucBox G2」はDisplayportと2つのHDMI 2.0ポートを組み合わせて、4K 3画面出力を利用できます。「Beelink Minis S12」は4K 2台同時出力に対応しています。

・冷却システムを搭載

BMAX B6 Plus」はスマートファンと2つの銅製ヒートパイプを採用した冷却システムを搭載し、長時間でも安定して動作します。

一方、「LarkBox X 2023」は冷却システムを搭載し、8mmヒートパイプと熱移動を加速させる効率的なファンで、TDP合計25Wで長時間 安定して稼働できます。「GMKtec NucBox G2」は冷却ファンを搭載し、長時間でも安定して駆動できます。「Beelink Minis S12」はヒートシンクと静音で動作する冷却ファン、HDDクーリングカバーを備えた冷却システムを搭載しています。

・VESAマウントに対応

BMAX B6 Plus」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

一方、「LarkBox X 2023」と「GMKtec NucBox G2」、「Beelink Minis S12」もVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

・厚さ4.3cmの小型軽量デザイン・グリーンカラーを用意

BMAX B6 Plus」はサイズ 12.4 x 11.2 x 4.3 cm、重さ約300gの小型軽量デザインで、グリーンカラーを用意しています。

一方、「LarkBox X 2023」はサイズ 127×127×49(H)mm、重さ400gの小型軽量デザインで、白黒カラーを用意しています。「GMKtec NucBox G2」はサイズ 87 × 87 × 39.4mmの超小型ボディで、レッド/グレー、ブラック/グレーの2色カラーを用意しています。「Beelink Minis S12」はサイズ 11.5 x 10.20 x 3.9 cmで重さ280 gの小型ボディで、ダークブルーカラーを用意しています。

・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える

BMAX B6 Plus」はWindows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの機能が追加されています。

一方、「LarkBox X 2023」と「GMKtec NucBox G2」はWindows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。「Beelink Minis S12」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

デメリット

・2.5インチ SATA HDD/SSDストレージで拡張できない

BMAX B6 Plus」は2.5インチのスロットがないため、2.5インチ SATA HDD/SSDストレージで拡張できません。

一方、「Beelink Minis S12」は2.5インチHDD/SSDで拡張できます。「LarkBox X 2023」と「GMKtec NucBox G2」は2.5インチHDD/SSDで拡張できません。

「BMAX B6 Plus」の評価

BMAX B6 Plus」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

BMAXから発売された第10世代(Ice Lake)のIntel Core i3-1000NG4/ Core-i5-1030NG7 プロセッサ搭載のミニPCです。Iris Plus GPU搭載でグラフィック性能がやや高めになっています。

Core-i5-1030NG7モデルの方はインテル N100プロセッサとCPU性能がほぼ同じくらいで、GPUのグラフィック性能約2.7倍高いです。価格は「LarkBox X 2023」や「GMKtec NucBox G2」よりも高めですが、グラフィック系ソフト、動画編集ソフト、PCゲームなどで使用するのなら、「BMAX B6 Plus」の方が快適に動作します。

また、ストレージは3500Mb/sの高速転送が可能なM.2 NVMe SSDを搭載しており、空きスロットも1つあります。動画編集などで高速な大容量ストレージを使いたい人もかなり快適に使えるでしょう。そのほか、フル機能のType-Cポート搭載で4K 3画面出力に対応。Wi-Fi 6、Bluetooth 4.2、ギガビット有線LAN対応で通信性能も充実しています。

BMAX B6 Plus」の発売時の価格は、Core i3-1000NG4モデルで33,999円(税込・6000円 OFFクーポン付き)、Core-i5-1030NG7モデルで41,999円 (税込・7000円 OFFクーポン付き)。

Core i3-1000NG4モデルは実質27,999円、Core-i5-1030NG7モデルは実質34,999円になり、コスパはかなり高いです。低価格でもパワフルでグラフィック性能が高いミニPCを探している人におすすめです。

「BMAX B6 Plus」の販売・購入先

BMAX B6 Plus」は、Amazonで38,980円 (税込4000円 OFF クーポン付き)、楽天市場で49,975円(送料無料)、GEEKOM 日本 公式サイトで41,000円(3000円 OFF コード付き・割引コード:geekomharu)、米国 Amazon.comで$249.00 (日本円で約37645円) で販売されています。

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「GEEKOM NUC Mini Air 12」(N100・8K・3画面出力)

★「BMAX B8 Pro」(Core i7-1255U・4K 3画面出力)

★「Blackview MP80」(Intel N95・4K 3画面出力)

★「CHUWI HeroBox 2023」(Intel N100・4K 2画面・VGA)

★「BMAX B6 Plus」(Core i3-1000NG4 / Core-i5-1030NG7)

★「ASUS PN42」(Intel N100・4K 2画面・ベアボーンPC)

★「BMAX B4 Plus」(Intel N100・デュアルOS対応)

LarkBox X 2023

GMKtec NucBox G2

Beelink Minis S12

Beelink EQ12」(Intel N100・4K 3画面出力)

TRIGKEY G5」(Intel N100・4K 3画面出力)

Blackview MP200」(Core i5 11400H・最大128GBメモリ)

BMAX B7 Power」(Core i7-11390H・4K 3画面出力)

Beelink SER5 Pro 5800H」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面出力)

MINISFORUM UM560XT」(Ryzen 5 5600H)

MINISFORUM EM680」(超小型・Ryzen 7 6800U・8K 3画面)

他のBMAX ミニPCと比較

他にもBMAXのミニPCが販売されています。ぜひ比較してみてください。

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