「BMAX B6 Plus」と激安のパワフル小型PCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークスコアの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「BMAX B6 Plus」が発売開始!
2023年7月、中国のPCメーカーBMAX(ビーマックス)の新製品「MaxMini B6 Plus」(マックスミニ B6 プラス)が発売されました。
第10世代(Ice Lake)のIntel Core i3-1000NG4 プロセッサを搭載したミニPCです。
BMAXからは2023年6月に第11世代 インテル Core i7-11390H プロセッサを搭載した「BMAX B7 Power」が発売されています。
このミニPCは「サクサク動いて仕事でも快適に使える」、「4K 3画面出力やWi-Fi 6対応で便利」と評判でした。
新モデルはその性能を受け継ぎつつ、よりコストパフォーマンスに優れる製品になっているようです。
もちろん、SSDの増設も可能ですよ。
それでは早速どんなミニPCなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
この製品の購入はこちら→ Amazon リンク
第10世代Core i3/5・最大16GBメモリ・冷却システム
「BMAX B6 Plus」は第10世代 (Ice Lake) のIntel Core i3-1000NG4/ Core-i5-1030NG7 プロセッサを搭載。内蔵のGPUにはIris Plus グラフィックスを採用し、AdobeのIllustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)、After Effects(アフターエフェクト)などの負荷の高いグラフィック系アプリも快適に動作します。
また、LPDDR4規格のメモリを12GB/16GB 搭載。LPDDR3規格と比べて約2倍高い性能を発揮します。そのほか、スマートファンと2つの銅製ヒートパイプを採用した冷却システムを搭載し、長時間でも安定して動作することが可能。本体は厚さ4.3センチの小型デザインで、モニターの背面に設置できるVESAマウントにも対応しています。
M.2 NVMe SSD・拡張スロット・USB 3.0ポート
「BMAX B6 Plus」はM.2 NVMe SSD ストレージを搭載。3500Mb/sの高速転送が利用できます。また、M.2 NVMe SSDのスロットを2つ搭載。片方のスロットに512GB/1TB/2TBを搭載し、もう片方のスロットでストレージを拡張できます。そのほか、3つのUSB 3.0ポートを搭載。最大5Gbpsの高速転送が利用できるほか、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。
フル機能Type-C・4K 3画面出力・Wi-Fi 6
「BMAX B6 Plus」はフル機能のType-Cポートを搭載。10Gbpsの高速データ転送、PD給電、Displayport映像出力が利用できます。また、4K出力に対応したHDMI2.0bポートを2つ搭載。Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。
そのほか、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応。Bluetooth 4.2によるワイヤレス接続、ギガビット有線LAN通信も利用できます。
価格を比較
「BMAX B6 Plus」と「LarkBox X 2023」、「GMKtec NucBox G2」、「Beelink Minis S12」の価格を比較してみました。
「BMAX B6 Plus」
「BMAX B6 Plus」は、Amazonで38,980円 (税込4000円 OFF クーポン付き)、楽天市場で49,975円(送料無料)、GEEKOM 日本 公式サイトで41,000円(3000円 OFF コード付き・割引コード:geekomharu)、米国 Amazon.comで$249.00 (日本円で約37645円) で販売されています。
「LarkBox X 2023」
「LarkBox X 2023」は、Amazonで25,415円 (税込・タイムセール価格)、楽天市場で34,422円(送料無料)、ヤフーショッピングで35,500円(送料無料)、CHUWI公式ストアで税込26,900円(US $199.00)、AliExpressでUS $207.49 (日本円で約29,480円)、米国 Amazon.comで$199.00 (日本円で約28,280円)で販売されています。
「GMKtec NucBox G2」
「GMKtec NucBox G2」は、Amazonで29,980円(4000円OFFクーポン付き・12GB+512GBモデル)、GMKtec公式サイトで$179.89 (日本円で約25,560円)、米国 Amazon.comで$162.99 (日本円で約23,160円)で販売されています。
「Beelink Minis S12」
「Beelink Minis S12」は、Amazonで26,800円(税込・7000円OFFクーポン付き)、楽天市場で32,966円(送料無料)、ヤフーショッピングで35,222円(送料無料)、AliExpressでUS $168.93 (日本円で約24,754円)、米国 Amazon.comで$179.00 (日本円で約26,229円)で販売されています。
スペックを比較
「BMAX B6 Plus」と「LarkBox X 2023」、「GMKtec NucBox G2」、「Beelink Minis S12」のスペックを比較してみました。
「BMAX B6 Plus」のスペック
- プロセッサ Intel Core i3-1000NG4 / Intel Core-i5-1030NG7
※Core i3-1000NG4:10nm/2コア/4スレッド/最大3.2GHz
※Core-i5-1030NG7:10nm/4コア/8スレッド/最大3.5GHz - GPU Intel Iris Plus Graphics 900MHz
- RAM(メモリ) 12GB LPDDR4 (i3-1000NG4) / 16GB LPDDR4 (i5-1030NG7)
- ストレージ 512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSD (Slot x2)
- 拡張ストレージ M.2 NVMe SSDで拡張可能
- 電源 ACアダプター、12V/3A
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 4.2
- 有線LAN ギガビット有線LAN
- インターフェース Type-C (フル機能) x 1、USB 3.0 x 3、HDMI 2.0b x 2、有線LAN(RJ45) x 1
- 映像出力 4K 3画面出力
- 冷却システム スマートファン + 2つの銅製ヒートパイプ
- VESAマウント 対応
- OS Windows 11 Pro
- サイズ 12.4 x 11.2 x 4.3 cm
- 重量 約300g
- カラー グリーン
- 付属品 電源アダプター 12V 2A x1、HDMIケーブル x1、壁掛けマウント x1、ユーザーガイド x1、安全文書 x1
「LarkBox X 2023」のスペック
- プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz - GPU Intel UHD Graphics
- RAM(メモリ) 12GB LPDDR5
- ストレージ 512GB PCIe SSD
- 拡張ストレージ M.2 2280 SSD
- 電源 ACアダプター 12V/3A
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
- 有線LAN ギガビット有線LAN(2つのLAN端子あり)
- インターフェース USB Type-C (PD給電/DP1.4映像出力) ×1、USB-A 3.1 ×4、Displayport(4K@60Hz)×1、HDMI(4K@60Hz)×1、3.5mmオーディオ出力 ×1、有線LAN RJ45 Gigabit Ethernet ×2、
- 映像出力 4K 3画面出力に対応(HDMI,Type-C,DP)、4K ultra HD 対応
- 冷却システム 8mmヒートパイプ、熱移動を加速させる効率的なファン、TDP合計25Wで稼働
- VESAマウント 対応
- 筐体の材質 ポリカーボネート
- OS Windows 11 Home
- サイズ 127×127×49(H)mm
- 重量 400g
- カラー 白黒
「GMKtec NucBox G2」のスペック
- プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz/TDP 6W - GPU Intel UHD Graphics
- RAM(メモリ) 12GB LPDDR5 4800 MT/s ※オンボード
- ストレージ 512GB/1TB M.2 2242 SATA
- 拡張ストレージ M.2 SSD (2242 PCle)で最大2TBまで
- 電源 ACアダプター
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11ac/a/b/g/n/ax2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
- 有線LAN 1000M、2つのポートあり
- インターフェース Type-C (12V/3A・電源用のみ) x1、USB3.2 (Gen1*1 5Gbps/S) x3、DP 1.4 (4K@60Hz) x1、HDMI 2.0 (4K@60Hz) x2、microSDカードスロット x1、有線LAN端子 x2、3.5mmオーディオジャック x1、ケンジントンロック x1
- 4K映像出力 4K 3画面出力
- 冷却ファン 内蔵
- VESAマウント 対応(ブラケット付属)
- OS Windows 11 Pro ※インストール済み、Linux/Ubuntuサポート
- サイズ 87 × 87 × 39.4mm
- 重量 216g
- カラー レッド/グレー、ブラック/グレー
「Beelink Minis S12」のスペック
- プロセッサ Intel N95
※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.40GHz - GPU インテル UHD グラフィックス 1.2GHz
- RAM(メモリ)8GB DDR4 3200MHz ※最大16GBメモリ
※Pro版は16GB DDR4 - ストレージ M.2 SSD 256GB/500GB (PCle 1X/2280)
※Pro版は500GB/1TB - 拡張ストレージ M.2 2280で最大2TBまで、SATA 2.5インチHDD/SSDも利用可
- 電源 ACアダプター (出力:12V/3A・入力:100V-240V)
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 、Bluetooth 5.2
- 有線LAN 対応 (1000M/ギガビット)
- インターフェース USB 3.2 Gen2 (10Gbps) x4、HDMI (4K/60Hz) x2、有線LAN端子 x1、3.5mmジャック、電源ボタン、DCポート、セキュリティロック
- 4K 2台同時出力 対応
- 冷却システム 静音ファン、ヒートパイプ、ヒートシンク、HDDクーリングカバー
- VASAマウント 壁掛け対応
- 筐体の素材 ABS樹脂
- OS Windows 11 Pro
- サイズ 11.5 x 10.20 x 3.9 cm
- 重量 280 g
- カラー ダークブルー
- 附属品 1x壁掛けブラケット、1 xHDMIケーブル、1x電源アダプター、1xユーザーマニュアル
関連記事: 「Beelink Minis S12」(N95)は激安か? 高コスパなミニPCと徹底 比較!
ベンチマークを比較
「BMAX B6 Plus」と「LarkBox X 2023」、「GMKtec NucBox G2」、「Beelink Minis S12」のベンチマーク スコアを比較してみました。
※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。
「BMAX B6 Plus」
「BMAX B6 Plus」は10nmプロセスで製造された2コア、4スレッド、最大3.2GHz駆動のインテル Core i3-1000NG4 プロセッサ搭載で、PassmarkのCPUベンチマークで「3744」、Geekbench 6によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1099」、マルチコアで「1839」を記録しています。
<CPU> Core i3-1000NG4
Passmarkによるベンチマークスコアは「3744」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1099」、マルチコアで「1839」。
Core-i5-1030NG7 モデル
一方、Core-i5-1030NG7は10nmプロセスで製造された4コア、8スレッド、最大3.5GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで「5885」を記録しています。
<CPU> Core-i5-1030NG7
Passmarkによるベンチマークスコアは「5885」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1143」、マルチコアで「2792」。
インテル N100 プロセッサと比較
第12世代のIntel N100プロセッサと比較すると、Core i3-1000NG4ではスコアが約1800低くなり、Core-i5-1030NG7では約300スコアが高くなります。
このことから、Core-i5-1030NG7の方は、ほぼ第12世代のIntel N100プロセッサと同等の性能で、Core i7-6700HQと同等の性能を発揮することが分かります。
グラフィック性能
GPUは Intel Iris Plus で3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2746」を記録しています。
<GPU> Intel Iris Plus
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2746」。
Intel N100プロセッサの3DMark Fire Strike グラフィックスコアは約1000なので、Core i3-1000NG4 および Core-i5-1030NG7 プロセッサの方がグラフィック性能が約2.7倍高いことになります。
したがって、PCゲームのようなグラフィック性能を必要とする用途では、Core-i5-1030NG7プロセッサの方がIntel N100プロセッサよりも快適に動作することが分かります。
性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどで快適に動作します。
また、Office文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどでも快適に動作する性能を持っています。
ただし、負荷の高いエンコード作業では時間がかかることもあります。PCゲームは動作しますが、負荷の高い本格的なPCゲームは動作しないので注意してください。PS2の一部を含めて、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。
「LarkBox X 2023」
<CPU> Intel N100
Passmarkによるベンチマークスコアは「5535」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。
「GMKtec NucBox G2」
<CPU> Intel N100
Passmarkによるベンチマークスコアは「5625」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。
<GPU> Intel UHD Graphics
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。
「Beelink Minis S12」
<CPU> Intel N95
Passmarkによるベンチマークスコアは「4606」(CPU)。
Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「781」、マルチコアで「1978」。
<GPU> インテル UHD グラフィックス
3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「1000」前後。
「BMAX B6 Plus」のメリット・デメリット
「BMAX B6 Plus」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・12GB/16GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作する
「BMAX B6 Plus」はLPDDR4規格のメモリを12GB/16GB 搭載。LPDDR3規格と比べて約2倍高い性能を発揮し、スムーズに動作します。
一方、「LarkBox X 2023」は12GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作します。「GMKtec NucBox G2」は12GB LPDDR5メモリ搭載でスムーズに動作します。「Beelink Minis S12」は8GB DDR4メモリ搭載で最大16GBまで拡張できます。
・512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSDストレージを搭載
「BMAX B6 Plus」は512GB/1TB/2TB M.2 NVMe SSD ストレージを搭載。3500Mb/sの高速転送が利用できます。
一方、「LarkBox X 2023」はPCIe接続のSSDストレージを500GB搭載しています。「GMKtec NucBox G2」はPCIe接続のM.2 SSDストレージを512GB/1TB搭載しています。「Beelink Minis S12」はPCle 1X接続のM.2 SSDストレージを256GB/500GB搭載しています。
・M.2 NVMe SSDでストレージを拡張できる
「BMAX B6 Plus」はM.2 NVMe SSDスロットを2つ搭載し、空いているスロットでストレージを拡張できます。
一方、「LarkBox X 2023」はM.2ストレージで拡張できます。「GMKtec NucBox G2」はM.2 SSDで最大2TBまで拡張できます。「Beelink Minis S12」は拡張ベイ搭載で2.5インチのHDD/SSDで増設できます。
・Wi-Fi 6とBluetooth 4.2に対応
「BMAX B6 Plus」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 4.2対応でワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。
一方、「LarkBox X 2023」と「GMKtec NucBox G2」、「Beelink Minis S12」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。
・ギガビット有線LAN通信に対応
「BMAX B6 Plus」は1つのLANポートを搭載し、高速なギガビット有線LAN通信を利用できます。
一方、「LarkBox X 2023」と「GMKtec NucBox G2」は2つのLANポート搭載でギガビット有線LAN通信を利用できます。「Beelink Minis S12」は安定した高速通信が可能なギガビット有線LAN通信を利用できます。
・フル機能のType-Cポートを搭載
「BMAX B6 Plus」はフル機能のType-Cポートを搭載し、10Gbpsの高速データ転送、PD給電、Displayport映像出力が利用できます。
一方、「LarkBox X 2023」はフル機能のType-C ポートを搭載し、PD給電やDP1.4映像出力も利用できます。「GMKtec NucBox G2」はType-C (12V/3A・電源用のみ) を搭載しています。「Beelink Minis S12」はType-Cポートを搭載していません。
・3つのUSB 3.0ポート搭載
「BMAX B6 Plus」は3つのUSB 3.0ポートを搭載。最大5Gbpsの高速転送が利用できるほか、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。
一方、「LarkBox X 2023」は4つのUSB-A 3.1ポートも搭載しています。「GMKtec NucBox G2」は3つのUSB3.2 Gen2ポートを搭載しています。「Beelink Minis S12」は4つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載しています。
・4K 3画面出力に対応
「BMAX B6 Plus」は4K出力に対応したHDMI2.0bポートを2つ搭載し、Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。
一方、「LarkBox X 2023」は4K出力に対応したDisplayportとHDMIポート、Type-C ポートと組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。「GMKtec NucBox G2」はDisplayportと2つのHDMI 2.0ポートを組み合わせて、4K 3画面出力を利用できます。「Beelink Minis S12」は4K 2台同時出力に対応しています。
・冷却システムを搭載
「BMAX B6 Plus」はスマートファンと2つの銅製ヒートパイプを採用した冷却システムを搭載し、長時間でも安定して動作します。
一方、「LarkBox X 2023」は冷却システムを搭載し、8mmヒートパイプと熱移動を加速させる効率的なファンで、TDP合計25Wで長時間 安定して稼働できます。「GMKtec NucBox G2」は冷却ファンを搭載し、長時間でも安定して駆動できます。「Beelink Minis S12」はヒートシンクと静音で動作する冷却ファン、HDDクーリングカバーを備えた冷却システムを搭載しています。
・VESAマウントに対応
「BMAX B6 Plus」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。
一方、「LarkBox X 2023」と「GMKtec NucBox G2」、「Beelink Minis S12」もVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。
・厚さ4.3cmの小型軽量デザイン・グリーンカラーを用意
「BMAX B6 Plus」はサイズ 12.4 x 11.2 x 4.3 cm、重さ約300gの小型軽量デザインで、グリーンカラーを用意しています。
一方、「LarkBox X 2023」はサイズ 127×127×49(H)mm、重さ400gの小型軽量デザインで、白黒カラーを用意しています。「GMKtec NucBox G2」はサイズ 87 × 87 × 39.4mmの超小型ボディで、レッド/グレー、ブラック/グレーの2色カラーを用意しています。「Beelink Minis S12」はサイズ 11.5 x 10.20 x 3.9 cmで重さ280 gの小型ボディで、ダークブルーカラーを用意しています。
・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える
「BMAX B6 Plus」はWindows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。
Windows 11には、
タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、
クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)
などの機能が追加されています。
一方、「LarkBox X 2023」と「GMKtec NucBox G2」はWindows 11 Home搭載で新機能も使えるようになっています。「Beelink Minis S12」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。
デメリット
・2.5インチ SATA HDD/SSDストレージで拡張できない
「BMAX B6 Plus」は2.5インチのスロットがないため、2.5インチ SATA HDD/SSDストレージで拡張できません。
一方、「Beelink Minis S12」は2.5インチHDD/SSDで拡張できます。「LarkBox X 2023」と「GMKtec NucBox G2」は2.5インチHDD/SSDで拡張できません。
「BMAX B6 Plus」の評価
「BMAX B6 Plus」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
BMAXから発売された第10世代(Ice Lake)のIntel Core i3-1000NG4/ Core-i5-1030NG7 プロセッサ搭載のミニPCです。Iris Plus GPU搭載でグラフィック性能がやや高めになっています。
Core-i5-1030NG7モデルの方はインテル N100プロセッサとCPU性能がほぼ同じくらいで、GPUのグラフィック性能は約2.7倍高いです。価格は「LarkBox X 2023」や「GMKtec NucBox G2」よりも高めですが、グラフィック系ソフト、動画編集ソフト、PCゲームなどで使用するのなら、「BMAX B6 Plus」の方が快適に動作します。
また、ストレージは3500Mb/sの高速転送が可能なM.2 NVMe SSDを搭載しており、空きスロットも1つあります。動画編集などで高速な大容量ストレージを使いたい人もかなり快適に使えるでしょう。そのほか、フル機能のType-Cポート搭載で4K 3画面出力に対応。Wi-Fi 6、Bluetooth 4.2、ギガビット有線LAN対応で通信性能も充実しています。
「BMAX B6 Plus」の発売時の価格は、Core i3-1000NG4モデルで33,999円(税込・6000円 OFFクーポン付き)、Core-i5-1030NG7モデルで41,999円 (税込・7000円 OFFクーポン付き)。
Core i3-1000NG4モデルは実質27,999円、Core-i5-1030NG7モデルは実質34,999円になり、コスパはかなり高いです。低価格でもパワフルでグラフィック性能が高いミニPCを探している人におすすめです。
「BMAX B6 Plus」の販売・購入先
ECサイト
Amazonで23,999円、
米国 Amazon.comで$199.99 ($40 OFFクーポン付き)、
で販売されています。
Amazonで「BMAX B6 Plus」をチェックする
楽天市場で「BMAX B6 Plus」をチェックする
ヤフーショッピングで「BMAX B6 Plus」をチェックする
AliExpressで「BMAX B6 Plus」をチェックする
米国 Amazon.comで「BMAX B6 Plus」をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
「BMAX B6 Plus」に似た性能をもつミニPCも販売されています。
「BMAX B4 Pro (New)」
BMAXから発売された第12世代 Intel N97 プロセッサ搭載のミニPCです。
Windows 11、16GB DDR4 メモリ、512GB SSD ストレージ、M.2拡張スロットを搭載しています。
また、4K 2画面出力(HDMI 2.0 x2)、ストレージ拡張(M.2 SATA 2280 x1)、Linux Ubuntuとのデュアルブート、VESAマウント、ファンレス設計、USB 3.2 x2、USB 2.0 x2、1Gbpsのギガビット有線LAN、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2に対応しています。
価格は、Amazonで23,599円(税込)、米国 Amazon.comで$189.99 ($40 OFFクーポン付き)、です。
関連記事:N97の「BMAX B4 Pro」とB4 Plus、B6 Plusを比較
「Beelink EQ13」
Beelinkから発売されたIntel N200 プロセッサ搭載のミニPCです。16GB DDR4 3200MHz メモリ、500GB M.2 2280 SATA SSD PCle 3.0 ストレージ、2つのHDMI ポート搭載で、
4K 3画面出力、冷却システム MSC2.0、埃の侵入を防ぐフィルター(底面)、最大4TBまでのストレージ拡張、Type-C (10Gbps,DP Alt 4K 60Hz) x1、USB 3.2 (10Gbps) x3、デュアル有線LAN、Wi-Fi 6 (intel AX101)、Bluetooth 5.2に対応しています。
価格は、Amazonで39,780円(税込)、AliExpressで32,154円、米国 Amazon.comで$299.00 です。
関連記事:ミニPC「Beelink EQ13」アダプター不要のメリット・デメリット
「GMKtec NucBox G5」
GMKtecから発売されたIntel N97 搭載のミニPCです。12GB LPDDR5メモリ、256GB / 512GB M.2 2242 SATA搭載で、4K 2画面出力、、冷却ファン、VESAマウント、有線LAN、Wi-Fi 5に対応しています。
価格は、Amazonで24,999円(税込)、楽天市場で26,985円(送料無料)、AliExpressで32,052円、米国 Amazon.comで$199.999 ($35 OFFクーポン付き)です。
関連記事:N97の「GMKtec NucBox G5」がN100より優れている理由を解説
「Minisforum UN100P」
Minisforumから発売されたIntel N100搭載のミニPCです。
16GB DDR4 3200MHzメモリ、256GB M.2 2280 PCIe3.0 SSD、TF カードスロット、2.5インチ SATA HDDスロット (SATA 3.0 6.0Gb/s)、HDMI x2、3.5mmコンボジャック搭載で、
4K 3画面出力、PD給電、冷却ファン、VESAマウント、
USB-C 3.2 x1、USB-A 3.2 (Gen2) x2、USB-A 3.2 (Gen1) x2、2.5G ギガビット有線LAN、Wi-Fi 6、BlueTooth 5.2に対応しています。
価格は、Amazonで29,980円(税込)、楽天市場で34,980円(送料無料・2倍ポイント付き・19% OFFクーポンあり)、MINISFORUM公式サイトで27,190円、米国 Amazon.comで$169.99、です。
関連記事:パワフルで安い「Minisforum UN100L」N100と低価格ミニPCを比較
他のBMAX ミニPCと比較
他にもBMAXのミニPCが販売されています。ぜひ比較してみてください。
高品質でも爆安!BMAX 小型PC 全機種 ラインナップを比較
その他のおすすめミニPCは?
その他のおすすめミニPCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。
海外製の小型PCをまとめて紹介しています。
ミニPCはインテル N100 搭載モデルを選べ! 2024 最新機種と選び方
インテルN100のミニPCをまとめて紹介しています。
国内で販売されたリビング用の小型PCをまとめて紹介しています。