「TECLAST T60」まさかの巨大化? 話題の大型タブレットと徹底 比較!

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TECLAST T60」と話題の大型タブレットを徹底 比較!Antutuベンチマーク、ゲーム性能、メリット・デメリット、スペック、評価、詳細な価格情報、おすすめの類似モデルも掲載しています。

※2024年3月、Android 14 搭載の「TECLAST T60」が発売されました。スペック情報を追記しています。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「TECLAST T60」とは?

TECLAST T60」(テクラスト ティー60)は、2023年10月に中国 TECLASTから発売された12インチのタブレットです。

Android 14(発売時はAndroid 13)とUnisoc T616 プロセッサを搭載しています。

前モデルは2023年6月に発売されたMediaTek Helio G99搭載の11型「Teclast T50 Pro」です。

このタブレットは「Helio G99でサクサク動いてコスパも高い」、

「11インチの大画面でバッテリーも長持ちするので使いやすい」と評判でした。

TECLASTからはこの他に10.1インチでUnisoc T616搭載の「Teclast M50 Pro」、

10.5インチでUNISOC T606搭載の「TECLAST T45HD」も販売し、いずれも好評を得ています。

新モデルは初の12インチで、従来よりも大画面になっていることで話題になっています。

もちろん、大画面を活かして原神などの人気ゲームもプレイできますよ。

それでは早速どんなタブレットなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。

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公式ページ:T60 Tablet

Unisoc T616の性能とAntutuベンチマーク

TECLAST T60」はUnisoc T616 プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは中国の半導体メーカーUNISOC(ユニソック)が開発した、エントリーレベルのモバイル向けプロセッサで、

日常的なタスク(ウェブ browsing、メール、SNSなど)、軽いゲームで快適に動作します。

具体的には、12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0 GHz 駆動のCPUを搭載。

内蔵のGPUはARM Mali-G57 750MHz で、グラフィックAPIのValhall(ARとVR)をサポートしています。

Antutu ベンチマーク

Antutu V10 ベンチマーク総合は約 30万 (295162) 前後になります。

例: Antutu V10 総合で「295162」、CPUで「93846」、GPUで「26497」、MEMで「106488」、UXで「68331」

 

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同じプロセッサはAlldocube iPlay 40、TECLAST P20HD、Blackview Tab 13などにも搭載されています。

性能的には、Allwinner A733 (TECLAST P50AI)、Mediatek MT8188J (Fire Max 11)、Unisoc T620 (Teclast T50 Plus)と同等の性能を発揮します。

12インチのタブレットに搭載されるMediaTek Helio G99 プロセッサよりは性能が低くなり、Antutuベンチマーク総合で約10万の差があります。

CPUランキング

※CPUの性能をAntutuベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  • 1.Snapdragon 870 (Xiaomi Pad 6)・・・Antutu:約 80万
  • 2.Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・Antutu:約 62万
  • 3.MediaTek Kompanio 1300T (Lenovo Tab P11 Pro 2nd Gen)・・・Antutu:約 60万
  • 4.MediaTek Dimensity 7050 (Lenovo Tab P12)・・・Antutu:約 52万
  • 5.MediaTek Helio G99 (Teclast T50 Max/Headwolf HPad5)・・・Antutu:約 40万
  • 6.Snapdragon 695 5G (dtab Compact d-52C)・・・Antutu:40万 前後
  • 7.Allwinner A733 (TECLAST P50AI)・・・Antutu:32万 前後
  • 8.Mediatek MT8188J (Fire Max 11)・・・Antutu:30万 前後
  • 9.Unisoc T620 (Teclast T50 Plus)・・・Antutu:30万 前後
  • 10.★Unisoc T616 (TECLAST T60)・・・Antutu:30万 前後
  • 11.Snapdragon 680 (Redmi Pad SE)・・・Antutu:約 27万
  • 12.MediaTek Helio G88 (Lenovo Tab B11/Lenovo Tab M11)・・・Antutu:約 26万
  • 13.UNISOC T606 (Teclast T50HD)・・・Antutu:約 25万

ゲーム性能

Unisoc T616 プロセッサはエントリー向けながら、ゲームは比較的 快適に動作できるようになっています。

原神」はグラフィック設定「低」、30 FPS 前後で快適にプレイできます。

グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは20 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。

  • 原神 Genshin Impact・・・27 FPS
  • PUBG Mobile・・・32 FPS
  • Call of Duty: Mobile・・・35 FPS
  • フォートナイト Fortnite・・・26 FPS
  • マインクラフト Minecraft・・・60 FPS
  • Asphalt 9・・・30 FPS (中設定)
  • Shadowgun Legends・・・60 FPS
  • World of Tanks Blitz・・・60 FPS
  • Mobile Legends: Bang Bang・・・32 FPS

そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「ウマ娘」なども快適に動作します。

高負荷なゲームをプレイするには性能が不足していますが、軽いゲームやカジュアルゲームであれば問題なくプレイできます。

12インチのフルラミネーション液晶が見やすい

TECLAST T60」は12インチで解像度2000 x 1200 ドットのディスプレイを搭載。画面比率92%のワイドでクリアなフルラミネーション液晶で、より鮮やかでリアルな色表示が可能な「T-Colour 3.0」や目の保護モード、ワイヤレス投影にも対応しています。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」は12インチで解像度 2000 x 1200 ドットのディスプレイを搭載しています。

「N-One NPad Max」は13.3インチで解像度2160 x 1440 ドットのディスプレイを搭載しています。

「Lenovo Tab P12」は12.7インチで解像度2944 x 1840 pxのワイドディスプレイを搭載しています。

タッチの反応が速い

TECLAST T60」はより高速なタッチ入力が可能なタッチサンプリングレート 120Hzに対応しています。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」と「N-One NPad Max」、「Lenovo Tab P12」はタッチサンプリングレート 120 Hzに対応していません。60Hz対応です。

Widevine L1対応で動画の画質がキレイ

TECLAST T60」はDRM(デジタル著作権管理)技術「Widevine L1」に対応。Hulu、Prime Vedeo、Disney+などの対応する動画配信サービスで、1080Pの高画質な映像を視聴できます。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」はWidevine L1 に対応しています。

「N-One NPad Max」と「Lenovo Tab P12」はWidevine L1 に対応していません。

メモリを最大16GBまで拡張できる

TECLAST T60」は8GB LPDDR4メモリを搭載し、最大16GBまで拡張できます。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」は12GB LPDDR4X メモリを搭載し、最大32GBまで拡張できます。

「N-One NPad Max」は16GB DDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。

「Lenovo Tab P12」は8GB LPDDR4X デュアルチャンネルメモリを搭載し、スムーズに動作します。

256GBストレージ搭載で大量データの保存も余裕

TECLAST T60」は256GBで、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」は256GB UFS 2.2ストレージ搭載で最大2TBまで拡張できます。

「N-One NPad Max」は256GB UFS2.2ストレージ搭載で最大1TBまで拡張できます。

「Lenovo Tab P12」は128GB/256GB UFS 2.2ストレージ搭載で最大1TBまで拡張できます。

長持ち8000 mAhバッテリー搭載で充電も速い

TECLAST T60」は8000 mAhバッテリーを搭載し、長時間の駆動が可能です。

また、Type-Cポートを介して18W 急速充電も利用できます。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」は10800 mAhバッテリー搭載で18W 急速充電、リバースチャージに対応しています。

「N-One NPad Max」は10000mAhバッテリー搭載で18W PD急速充電に対応しています。

「Lenovo Tab P12」は10200mAhバッテリー搭載で20W急速充電に対応しています。

AIデュアルカメラが使える

TECLAST T60」は背面に13MP+補助のAIデュアルカメラを搭載し、オートフォーカスやフラッシュライトが利用できます。

また、前面に8MPのフロントカメラを搭載し、HD ビデオ撮影やビデオ通話、オンライン会議、授業、チャットなどに活用できます。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」は背面16MPのメインカメラと前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

「N-One NPad Max」は背面13MPカメラと前面5MPカメラを搭載しています。

「Lenovo Tab P12」は背面13MPカメラ(AF対応)と前面8MPカメラを搭載しています。

ワイヤレス通信が途切れにくく速い

TECLAST T60」は高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンドに対応しています。

また、Bluetooth 5.0によるワイヤレス接続、4衛星測位に対応したGPSナビゲーションに対応しています。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」と「N-One NPad Max」はWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。

「Lenovo Tab P12」はWi-Fi 6とBluetooth 5.1、GPSに対応しています。

SIMフリーの4G LET通信に対応

TECLAST T60」はSIMフリーの4G LET通信に対応し、単体で通信できます。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」と「N-One NPad Max」、「Lenovo Tab P12」はSIMフリーの4G LET通信に対応し、単体で通信できます。

クアッドステレオスピーカー搭載で音がいい

TECLAST T60」は本体にスマートK デジタルアンプを内蔵したクアッドスピーカーを搭載し、

Sweet 4サウンドシステムに対応した高音質なサウンドを再生できます。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」はクアッドBOXスピーカー搭載でステレオサウンドに対応しています。

「N-One NPad Max」はクアッドBOXスピーカー搭載でサラウンドステレオサウンドに対応しています。

「Lenovo Tab P12」はJBLのクアッドスピーカー搭載でDolbyAtmosサウンドに対応しています。

純正 Bluetooth キーボード(別売)を用意

TECLAST T60」はオプションでTECLAST KS10 Bluetooth キーボード(別売)を用意しています。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」は専用のドッキングタッチキーボード(別売)を用意しています。

「N-One NPad Max」と「Lenovo Tab P12」は専用のキーボードを用意していません。

フォリオケースを用意

TECLAST T60」は開閉時の自動ウェイク/スリープをサポートした専用のフォリオケースを用意しています。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」と「N-One NPad Max」、「Lenovo Tab P12」は専用のフォリオケースを用意していません。

顔認証が使える

TECLAST T60」は顔認証に対応し、安全かつスピーディにログインできます。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」は顔認証に対応しています。「N-One NPad Max」は顔認証に対応していません。

「Lenovo Tab P12」は指紋認証、顔認証に対応し、安全かつスピーディにログインできます。

薄型軽量デザインでスペースグレー を用意

TECLAST T60」は厚さ7.8mm、重さ558 gの薄型軽量デザインで、スペースグレー カラーを用意しています。

他のタブレットと比較

一方、「DOOGEE T20 Ultra」は厚さ7.6mm、重さ568gの薄型軽量デザインで、ブラック、グレー、ブルーの3色カラーを用意しています。

「N-One NPad Max」は厚さ9.4mm、重さ852gの薄型デザインで、グレーカラーを用意しています。

「Lenovo Tab P12」は厚さ6.9mm、重さ約615gの薄型ボディでストームグレーカラーを用意しています。

デザインについて

TECLAST T60」は12インチの大型サイズということで、やはり10インチクラスのタブレットとは大分違うなという印象です。11インチだとあまり大きくなった感がありませんが、さすがに12インチだと違いがはっきり出るようです。

ディスプレイのベゼルも非常に狭く、画面がより大きく見えます。こんな大きな画面で動画を視聴したら、いつもと違うように見えるのではないでしょうか?

本体は厚さ7.8mmで重さ558 gの薄型軽量デザイン。材質はメタルで高級感があり、ガッシリとしっかりした印象を受けます。薄型軽量なので、寝転んで電子書籍を読むのもいいですね。実に魅力的なタブレットです。

TECLAST T60」のデザインは下の動画でチェックできます。

Youtubeショート動画でデザインをチェックする

Instagramでデザインをチェックする

Android 13搭載で新機能も使える

TECLAST T60」はAndroid 13搭載で新機能も使えるようになっています。※Android 14版も発売されています。

Android 13には、

テーマ別アイコンデザイン(サードパーティ製アプリを含む)、クイック設定の変更(ボタンの位置変更・タイル数の増加・不要な実行中アプリを停止)、ホーム画面のカスタマイズ、メディアコントロール(音楽でデザインが変化)、テキストのコピーツール、アプリごとの言語設定、おやすみ時間モードのカスタマイズ(設定項目が増加)、「バイブレーションとハプティクス」(通話のバイブレーションなどの設定項目が追加)、

通知の制御(ユーザーに許可を求める)、クリップボード履歴の自動消去、特定の写真や動画のみにアクセスを許可、空間オーディオ、Bluetooth LE Audio(音楽を他のユーザーと共有)、Chromebookとの連携、端末間でコピー&ペースト、タブレットのマルチタスク、手のひらとスタイラスペンの別タッチ登録

などの機能が追加されています。

一方、「DOOGEE T20 Ultra」はAndroid 13搭載で新機能も使えるようになっています。「N-One NPad Max」はAndroid 12搭載で新機能も使えるようになっています。「Lenovo Tab P12」はAndroid 13を搭載し、新機能も使えるようになっています。

「TECLAST T60」のデメリット

「TECLAST T60」のデメリット(弱点)を紹介します。

指紋認証に対応していない

TECLAST T60」はタッチでログインできる指紋認証に対応していません。

一方、「Lenovo Tab P12」は指紋認証に対応しています。「DOOGEE T20 Ultra」と「N-One NPad Max」は指紋認証に対応していません。

Wi-Fi 6に対応していない

TECLAST T60」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応していません。

一方、「Lenovo Tab P12」はWi-Fi 6に対応しています。「DOOGEE T20 Ultra」と「N-One NPad Max」は「Wi-Fi 6」に対応していません。

「TECLAST T60」のスペック

  • ディスプレイ 12インチ、解像度2000 x 1200 ドット
    ※FHD+/TDDI/T-Color 3.0/画面比率92%/フルラミネーション/インセル/82チャンネル/6.5mm狭額縁ベゼル
  • 液晶の機能 目の保護モード、読書モード、ダークモード、Dimモード
  • タッチサンプリングレート 120 Hz
  • プロセッサ Unisoc T616 オクタコア
    ※12nm/64bit/8コア/最大2.0 GHz
  • GPU ARM Mali-G57 ,750MHz,Valhall(ARとVRをサポート)
  • RAM(メモリ)8GB LPDDR4
  • 拡張メモリ +8GBで最大16GBまで ※Android 14 版は最大20GB
  • ストレージ 256GB
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー 8000 mAh
  • 充電 18W 急速充電
  • 背面カメラ 13MP+補助 ※AIデュアルカメラ、フラッシュライト
  • 前面カメラ 5MP ※HDビデオ撮影
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS (A-GPS,GLONASS,GALILEO,Beidou)
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカード、3.5mmイヤホンジャック
  • センサー 近接センサー、光センサー、ジャイロスコープ、ホールセンサー
  • スピーカー クアッドステレオスピーカー
  • マイク デュアルデジタルマイクアレイ
  • オーディオ Sweet 4サウンドシステム、Smart K デジタルアンプ内蔵
  • キーボード TECLAST KS10 Bluetooth キーボード(別売)
  • ケース フォリオケース(開閉時の自動ウェイク/スリープをサポート)
  • Widevine L1 対応
  • ワイヤレス投影 対応(※対応機器のみ)
  • 生体認証 顔認証
  • 筐体 メタル(金属)、ストレートエッジ
  • OS Android 13 / 14 ※GSM認証、Google Playストア対応
  • サイズ 厚さ7.8mm
  • 重量 558 g
  • カラー スペースグレー
  • 付属品 電源アダプター、ケーブル、SIMピン、メンテナンスカード、ユーザーマニュアル
  • 4G通信 対応
  • SIMカード nanoSIM

対応バンド

TECLAST T60」は4G LET通信に対応しています。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

4G LET FDD-LTE:B1,B3,B5,B7,B8,B20 TDLTE:B34,B38,B39,B40,B41
3G WCDMA:B1,B2,B5,B8
2G GSM:B2,B3, B5,B8

4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

「TECLAST T60」の評価

TECLAST T60」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

2021年10月に発売された「Teclast T50」の後継モデルになります。画面が11インチから12インチに大型化し、全体的なスペックも強化されています。

ディスプレイは12インチ、解像度2000 x 1200 ドットになり、ちょうど「DOOGEE T20 Ultra」と同じになっています。10.1インチと比べると、表示面積が約40%大きくなり、製品の写真からも「デカい」という印象を受けます。

これより大きな画面タブレットとして、12.7インチの「Lenovo Tab P12」がありますが、価格が約5万円になってしまいます。海外では13.3インチの「N-One NPad Max」が比較的 安く販売されていますが、日本で入手するのは困難です。同じ12インチの「DOOGEE T20 Ultra」もまだ日本で販売されていないので、今のところ「Teclast T60」が12インチで最安モデルとなっています。

Teclast T60」はこの他にメモリを最大16GBまで拡張できるように改善されており、ストレージ容量を128GBから256GBに、バッテリー容量を7500 mAhから8000 mAhに増強しています。

プロセッサはUnisoc T618からUnisoc T616に変更し、Antutu総合で約6万ほどアップしています。その他にもタッチサンプリングレート 120 HzWidevine L1に対応させており、前モデルよりもかなり使いやすくなっています。

クアッドスピーカー搭載で4G LET通信に対応している点は変更されていません。

(まとめ)

全体的なスペックはやや高めで「DOOGEE T20 Ultra」と似ている印象を受けます。「Lenovo Tab P12」ほどハイスペックな仕様ではありませんが、12インチの大画面を活かして、動画視聴やゲーム、電子書籍の閲覧などで便利に使えそうです。

ただし、Wi-Fi 6や指紋認証には対応していません。ハイエンドなモデルではないので若干 注意が必要です。

TECLAST T60」の発売時の価格は29,665円(税込)。

全世界に先駆けて日本のAmazon.co.jpで先行販売されているようです。「Lenovo Tab P12」よりも約2万円ほど安い価格でお買い得。コスパの高い12インチの大型タブレットを探している人におすすめです。

「TECLAST T60」の価格・販売先

TECLAST T60 main

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楽天市場で35,980円(送料無料)、

ヤフーショッピングで38,950円、

AliExpressで27,623円、

米国 Amazon.comで$218.49 (Android 14・$40 OFFクーポン付き)、

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AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

 

 

おすすめの類似製品を紹介

TECLAST T60」に似た性能をもつタブレットも販売されています。

「TECLAST P50AI」

TECLASTから発売された11インチのタブレットです(2024年11月8日に発売)。

Android 15ベースのTeclast OS、Allwinner A733 プロセッサ、6GB LPDDR5 メモリ、128GB UFS3.0 ストレージ、7000 mAh バッテリー、背面13MP+補助のデュアルカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能、PCモード(マルチウインドウ)、2つのフル機能 Type-Cポート、映像出力(HDMI出力対応)、デュアルスピーカー、AIスマートチューニング、LDACロスレス、

デュアルマイク、アクティブノイズキャンセリング、18W PD急速充電、リフレッシュレート 90Hz、タッチサンプリングレート 180Hz、Widevine L1、合計で最大16GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応しています。

価格は、Amazonで20,900円(税込・4000円OFFクーポン付き)、です。

関連記事:TECLAST P50AIレビュー!Android 15&AIで新時代

「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」

Alldocubeから発売されたALLDOCUBE OS 3.0 搭載の12.1型タブレットです(2024年7月発売)。

MediaTek Helio G99 (MT8781) 、2K液晶、128GB、10000 mAhバッテリー、背面16MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、専用のマジックタッチ キーボード(別売)、33W PD急速充電、クアッドBOXスピーカー、4G LET通信、Widevine L1、リフレッシュレート 90Hz、最大20GBまでのメモリ拡張、Wi-Fi 5に対応しています。

価格は、Amazonで32,999円 (税込・5000円OFFクーポン付き)、楽天市場で32,999円(送料無料)、ヤフーショッピングで38,783円、米国 Amazon.comで$199.99 ($20 OFFクーポン付き)です。

関連記事:劇的に進化した「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」を解説

「DOOGEE T40 Pro」

DOOGEEから発売された12インチのAndroid 14 タブレットです(2024年8月発売)。

MediaTek Helio G99 (MT8781) 、8GB LPDDR4X メモリ、2.4K液晶、512GB ストレージ、10800 mAh バッテリー、背面16MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ、クアッドスピーカー搭載で、

最大20GBまでのメモリ拡張、ハイレゾオーディオ、4G LET通信、Widevine L1、18W急速充電、リバースチャージ、筆圧1024段階のスタイラスペン(別売)、タッチキーボード(マグネット着脱・別売)、WPS Office (Word/Excel/PPT)、PCモード、顔認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで50,900円(税込・17000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で31,980円(送料無料・ポイント10倍あり)、AliExpressで37,436円、米国 Amazon.comで$369.99 ($100 OFFクーポン付き)です。

関連記事:12型で20GB「DOOGEE T40 Pro」のメリット・デメリット

「UMIDIGI G7 Tab Pro」

UMIDIGIから発売された11インチのAndroid 13 (Android 14)タブレットです(2024年9月以降に発売)。MediaTek Helio G99、8GB LPDDR4X メモリ、フルHD液晶、256GBストレージ、8000 mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、ステレオ クアッドスピーカーによる高音質なサウンド再生、最大16GBまでのメモリ拡張、18W急速充電、最大1TBまでのストレージ拡張、FMラジオ、AI顔認証、USB Type-C (OTG)、4G LET通信、Wi-Fiデュアルバンド、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

価格は、楽天市場で30,900円(送料無料・ポイント5倍あり)、AliExpressで30,762円、米国 Amazon.comで$219.99、です。

関連記事:Helio G99で極薄「UMIDIGI G7 Tab Pro」の性能を解説

他のTECLAST タブレットと比較

他にもTECLASTのタブレットが販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

Teclast タブレット 全機種を比較! ハイスペック モデルもあり

その他のおすすめAndroidタブレットは?

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