Alldocube iPlay 60 Pad Proレビュー!利点と欠点を評価

Alldocube iPlay 60 Pad Pro 本体 外観。
2024年7月に発売された「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」は、12.1インチの美しい2.5K高解像度ディスプレイを搭載し、エンターテインメント体験を新たなレベルへと引き上げるタブレットとして注目を集めています。

このレビューでは、iPlay 60 Pad Proが日々の動画視聴や作業をどれだけ快適にするのか、弟分である「Alldocube iPlay 60 Pro」や他の競合製品と何が違うのか、その実力を徹底的に検証しました。

先に結論からお伝えしましょう

Alldocube iPlay 60 Pad Pro の長所(Pros):

  • クラス最高峰の12.1インチ2.5K高解像度ディスプレイ
  • 価格以上の高級感を持つフルメタルボディと薄型デザイン
  • 10,000mAhの大容量バッテリーと33Wの急速充電
  • PCモードと専用アクセサリー(別売)による高い拡張性
  • 他の競合製品を圧倒する驚異的なコストパフォーマンス

Alldocube iPlay 60 Pad Pro の短所(Cons):

  • ビデオ通話には不向きな固定焦点のフロントカメラ
  • 不安定で実用的とは言えない顔認証の精度
  • PCモードでのタッチパッドの操作性に難あり
  • 最新の重量級3Dゲームには力不足なプロセッサ性能
  • Wi-Fi 6に非対応

総合評価:

Alldocube iPlay 60 Pad Proは、映像美を最優先するエンターテインメント用途に特化した、コストパフォーマンス最強のタブレットです。ビデオ通話の画質を問わず、映画や電子書籍を最高の環境で楽しみたいユーザーにとって、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。

この記事で分かること

  1. Alldocube iPlay 60 Pad Proの実際の性能とAnTuTuベンチマークスコア
  2. 12.1インチ2.5K・90Hzディスプレイの映像美と滑らかさ
  3. Helio G99性能と人気ゲーム(原神、ウマ娘等)のリアルな動作検証
  4. 16MP背面カメラとビデオ通話におけるフロントカメラの注意点
  5. 10,000mAhバッテリーの実際の持ちと33W急速充電の実力
  6. 4スピーカーのサウンド体験と4G LTE通信の利便性(対応バンド)
  7. 専用ペンの機能や書き味、Pogo-pinキーボード、PCモードの使い勝手
  8. Android 14ベース「ALLDOCUBE OS 3.0」の操作感と独自機能
  9. Alldocube iPlay 60 Proとの詳細なスペック比較
  10. ライバル機種とのメリット・デメリット比較
  11. 専門家による5段階評価と詳細な総評
  12. 最新の価格情報と他機種とのコストパフォーマンス比較

この記事を最後まで読むことで、「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:Alldocube iPlay 60 Pad Pro – Alldocube Global

このページ内の目次

デザイン:Alldocube iPlay 60 Pad Pro の洗練されたフルメタルボディと実用性

Alldocube iPlay 60 Pad Pro 背面 メタル

ここでは、Alldocube iPlay 60 Pad Proのデザインと耐久性について、その質感や使い勝手、弟分モデルであるiPlay 60 Proとの違いに焦点を当てて詳しくレビューしていきます。

手にした瞬間に伝わる高級感とスリムな形状

Alldocube iPlay 60 Pad Proを箱から取り出して最初に感じたのは、ひんやりとした金属の感触と、そのしっかりとした作り込みです。ボディ全体が継ぎ目なく金属で覆われた「フルメタルボディ」を採用しており、安っぽさは微塵も感じさせません。カラーは落ち着いたグレーで統一されており、このミニマルな色使いが金属の質感を一層引き立て、洗練された印象を与えます。メーカーが「iPadと同じ背面加工技術を適用」と謳っているように、筐体を軽くひねってみてもミシミシと音が鳴ることはなく、高い剛性を感じさせます。この点は、アルミニウムの背面にプラスチックのフレームを組み合わせた弟分のiPlay 60 Proとは明確に異なる部分で、所有する喜びを満たしてくれる確かな高級感があります。

エッジが立ったフラットなデザインは現代的で、手に持つと7.4mmという薄さが際立ちます。実際に、iPlay 60 Proの厚さ7.95mmと比較しても0.5mm以上スリムになっており、このわずかな差が、見た目のシャープさと洗練された印象を大きく高めています。サンドブラスト加工が施された背面はサラサラとした心地よい手触りで、指紋が付きにくいのも日常使いには嬉しいポイントです。

大画面を際立たせるサイズと重量バランス

12.1インチという大画面を搭載しているため、本体サイズは高さ278mm、幅180mmと相応の大きさです。11インチのiPlay 60 Pro(高さ256.8mm、幅168.3mm)と並べると、その差は一目瞭然。しかし、注目すべきはベゼルの細さです。約7mmの狭額縁設計により、画面への没入感を高め、実際のサイズ以上にスタイリッシュな印象を与えてくれます。

重量は実測で約594gと、カタログ値よりは少し重めでしたが、12.1インチというサイズを考えれば標準的な範囲内でしょう。正直なところ、この重さで電車の中で立ったまま電子書籍を読むのは少し厳しいかもしれません。ただ、ソファに座って膝の上で操作したり、デスクで動画を鑑賞したりする際には、この適度な重みが逆に「重厚感」として感じられ、安定した使い心地を提供してくれます。

サイズ・重量の違い

  • Alldocube iPlay 60 Pad Pro:高さ180mm、幅278mm、厚さ7.4mm、重さ 約594g(実測)
  • Alldocube iPlay 60 Pro:高さ168.3mm、幅256.8mm、厚さ7.95mm、重さ 520g

横置き利用を前提とした合理的なボタンとポート配置

このタブレットのボタンやポートの配置は、横向きでの利用が徹底的に考えられています。NetflixやYouTubeを鑑賞するシーンを想像してみてください。電源ボタンと音量ボタンは、横置きにした際に上部に来る側面(縦持ち時の左側面)にまとめられており、動画を観ながらでも直感的に操作が可能です。

USB Type-Cポートは反対側の側面(縦持ち時の右側面)に配置されています。そして、このタブレットの大きな魅力である4つのクアッドスピーカーは左右の側面に2つずつ搭載。スピーカーを塞がないようにUSBポートが配置されている点も、細やかな配慮が感じられます。SIMカードとmicroSDカードを挿入できるスロットも備わっており、ストレージ拡張も可能です。ただし、3.5mmヘッドホンジャックは非搭載のため、有線イヤホンを使いたい場合はUSB Type-Cからの変換アダプタが別途必要になる点は注意が必要です。

シンプルながら存在感のあるカメラデザイン

背面のカメラは、本体から少しだけ出っ張りのあるデザインです。iPlay 60 Proが個性的な逆三角形のカメラユニットを採用しているのとは対照的に、Pad Proはよりシンプルで落ち着いた見た目にまとめられています。タブレットのカメラはメモやビデオ通話が主な用途になることが多いため、このように主張しすぎないデザインは、全体の洗練された雰囲気を損なわず好感が持てます。

Alldocube iPlay 60 Pad Proの付属品

  • 本体
  • 電源アダプタ
  • USB C to C ケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • カードスロット取り出しピン

まとめ:デザイン

  • 第一印象:フルメタルボディがもたらす高級感と、iPadを彷彿とさせる剛性の高い作り込み。
  • 質感と仕上げ:指紋が目立ちにくい、サラサラとした手触りのマットな金属背面。落ち着いたグレーのカラーが全体の質感を高める。
  • 薄さと重さ:際立つ7.4mmのスリムさに対し、約594gの重量は長時間の片手持ちには不向きだが、安定感がある。
  • ボタンとポート配置:動画視聴など、横置きでの使いやすさを徹底的に追求した合理的なレイアウト。
  • 比較モデルとの違い:iPlay 60 Proのプラスチックフレームとは一線を画し、所有欲を満たすシームレスなフルメタル構造。

ディスプレイ:Alldocube iPlay 60 Pad Pro の圧巻の映像美と滑らかな操作感

Alldocube iPlay 60 Pad Pro ディスプレイ

ここでは、Alldocube iPlay 60 Pad Proの最大の魅力であるディスプレイ性能について、その驚異的な美しさと実用性を、弟分モデルiPlay 60 Proとの比較を交えながら徹底的にレビューしていきます。

息をのむほどの美しさ、12.1インチIPSディスプレイの第一印象

Alldocube iPlay 60 Pad Proの電源を入れて、まず心を奪われるのはそのディスプレイの美しさです。12.1インチのIPS液晶が映し出す映像は、とにかく鮮やかで明るいの一言に尽きます。10億7000万色という驚異的な色数に対応しており、あらゆる色彩が豊かに、そして忠実に再現されます。

視野角も広いため、少し斜めから覗き込んでも色合いの変化はほとんど感じられず、発色も非常に自然です。特に青みや黄みがかったようなクセはなく、見たままの色を忠実に再現してくれます。

さらに先進の「インセル・フルラミネーション技術」が採用されているため、画面のガラスと液晶の間の空気層がなく、光の反射が抑えられ、映像がまるで表面に浮かび上がっているかのようにクリアに見えます。

実際にアニメ『【推しの子】』を再生してみたところ、キャラクターたちの瞳や衣装の複雑な色彩が驚くほど豊かに表現され、コントラストの高さから暗いシーンでもディテールが潰れることなく、深く引き込まれるような没入感を体験できました。これは、一般的なタブレットとは一線を画す映像体験であり、この製品の最も優れた点だと断言できます。

解像度がすべてを変える – 2.5Kの圧倒的な精細感

この感動的な映像美は、12.1インチという大画面と、2560×1600ピクセルという圧倒的な解像度の組み合わせによって生まれています。これはWQXGAとも呼ばれる2.5K相当の画質です。弟分であるiPlay 60 Proの10.95インチ・フルHD+(1920×1200)ディスプレイと比較すると、画面サイズが一回り大きいだけでなく、精細さにおいてもその差は歴然です。公式の情報によれば、同サイズの2Kスクリーンに比べて総ピクセル数は1.7倍にもなり、文字や画像の輪郭が驚くほど滑らかに表示されます。

例えば、ウェブサイトでニュース記事を読む際、小さな文字もくっきりと判別でき、長時間見ていても目が疲れにくいと感じました。また、Googleマップで都市部を拡大表示しても、細い道や建物の名称が潰れることなく、まるで印刷物を見ているかのような精細感があります。この価格帯のタブレットでこの解像度を実現しているモデルは非常に珍しく、一度体験すると、もう通常のフルHDタブレットには戻れないと感じるほどの満足感があります。

ディスプレイサイズ、解像度の違い

  • Alldocube iPlay 60 Pad Pro:12.1インチのIPS、解像度2560×1600 px(WQXGA)
  • Alldocube iPlay 60 Pro:10.95インチのIPS、解像度 1920×1200 px(WUXGA)

屋外でも見やすい、トップクラスの明るさ

iPlay 60 Pad Proのディスプレイの魅力は、高精細なだけではありません。最大輝度は公称550nitと、タブレットとしてはトップクラスの明るさを誇ります。実際に使ってみると、室内では明るさを20~30%程度に設定しても十分すぎるほどで、性能にはかなりの余裕を感じます。このパワフルな輝度は、日中の明るい屋外で真価を発揮します。公園のベンチで地図を確認したり、カフェのテラス席で動画を観たりする場面でも、画面が光に負けることなく、表示内容をはっきりと確認できました。

輝度の違い

  • Alldocube iPlay 60 Pad Pro:最大550nit
  • Alldocube iPlay 60 Pro:最大450nit

90Hzの滑らかさと高画質ストリーミング対応

iPlay 60 Pad Proのディスプレイは、iPlay 60 Proと同じく90Hzの高リフレッシュレートに対応しているため、画面の動きが驚くほどなめらかです。実際にニュースサイトをいくつか見て回りましたが、指の動きに追従する滑らかなスクロールは、60Hzのタブレットとは別次元の快適さです。記事から記事へと素早く移動しても、画面のチラつきや残像は一切感じられず、ストレスなくブラウジングに集中できました。

さらに、エンターテインメント体験を万全にするWidevine L1に対応しています。これにより、Netflixでも高画質再生が可能になります。実際に私が試したAmazon Prime Videoでは、再生中に画質設定を確認したところ、しっかりと「1080p HD」と表示され、配信されている映画を本来のシャープで美しい映像で楽しむことができました。この大画面で高画質コンテンツを心ゆくまで満喫できるのは、大きな喜びです。

目に優しい表示モードと便利な画面分割

この美しいディスプレイをさらに快適に活用するための機能も充実しています。特に便利なのが、2つのアプリを同時に表示できる「画面分割モード」です。YouTubeで動画を見ながら隣でメモを取る、といった使い方が大画面で快適に行えます。また、長時間の読書やブラウジングに最適な「読書モード」を有効にすると、画面が電子ペーパーのように落ち着いた表示に切り替わり、目への負担を和らげながらコンテンツに集中できました。ブルーライトをカットする「目の保護モード」も搭載されており、夜間の利用でも目に優しく、利用シーンに合わせて最適な表示環境を選べる点は高く評価できます。

注意点:ポテンシャルを最大限に引き出すために

これほど素晴らしいディスプレイですが、一つだけ注意点があります。それは、工場出荷時に貼られている保護フィルムです。このフィルムはガラス製ではなく、指の滑りが少し悪く感じられるうえ、指紋が非常に目立ちやすいです。タッチ感度が少し鈍いと感じる原因にもなっている可能性があるため、このタブレットの「ヌルサク」な操作感を最大限に味わうためには、市販の高品質なガラスフィルムなどに貼り替えることを強くお勧めします。

Alldocube iPlay 60 Pad Proのディスプレイ仕様

  • サイズ: 12.1インチ
  • 解像度: 2560×1600 (WQXGA)
  • 種類: IPS, インセル・フルラミネーション
  • リフレッシュレート: 90Hz
  • 輝度: 550nit (最大)

まとめ:ディスプレイ

  • 第一印象:10億7000万色の表現力とクリアなインセル技術が織りなす、圧巻の映像美。
  • 解像度とサイズ:12.1インチの大画面に2.5K(2560×1600)の高精細表示で、文字も映像もくっきり。
  • 滑らかな操作感:90Hzの高リフレッシュレートにより、スクロールやスワイプが非常にスムーズ。
  • 明るさ:高い輝度で、屋外での視認性も良好。
  • エンタメ性能:Widevine L1対応で、動画配信サービスを高画質で満喫できる。
  • 追加機能:画面分割、読書モード、目の保護モードを搭載し、様々な利用シーンに対応。
  • 比較モデルとの違い:iPlay 60 ProのフルHDを大きく凌駕する解像度と画面サイズが、圧倒的な没入感を生み出す。

パフォーマンス:Alldocube iPlay 60 Pad Pro の処理性能と快適な使用感

Alldocube iPlay 60 Pad Pro パフォーマンス

ここでは、Alldocube iPlay 60 Pad Proの動作の快適さを支えるパフォーマンスについて掘り下げていきます。多くのタブレットに採用され定評のあるSoCの実力や、メモリ、ストレージの性能、そして実際の使用感を詳しくレビューします。

バランスに優れた頭脳、MediaTek Helio G99

iPlay 60 Pad Proの頭脳には、ミドルレンジタブレットの定番とも言えるSoC「MediaTek Helio G99」が搭載されています。これは弟分であるiPlay 60 Proと共通のチップです。TSMCの6nmプロセスで製造され、電力効率に優れています。CPUは、2つの高性能なCortex-A76コア(最大2.2GHz)と6つの高効率なCortex-A55コア(最大2.0GHz)で構成されており、日常的な作業から少し負荷のかかるタスクまでバランス良くこなす能力を持っています。グラフィックス処理は、統合されたMali-G57 MC2 GPUが担います。

客観的な性能を把握するため、ベンチマークテストの結果を見てみましょう。

GeekBench6のスコアは、シングルコアで723点、マルチコアで1966点を記録しました。これはHelio G99搭載機として平均的なスコアであり、普段使いにおいて十分な性能を持っていることを示しています。グラフィック性能を示す3DMarkのWild Lifeスコアは1084点でした。

日常作業からクリエイティブな用途まで

ウェブブラウジングやSNSのチェック、動画視聴といった日常的なタスクでは、動作がもたつくことは一切なく、非常に快適です。複数のアプリを同時に開いて切り替えながら作業するマルチタスクもスムーズに行えました。

では、もう少し負荷のかかるクリエイティブな作業ではどうでしょうか。試しに、Adobe Lightroomで一眼レフカメラで撮影したRAW画像を数枚読み込み、編集してみました。露出や彩度の調整といった基本的な操作は驚くほどスムーズに進みます。しかし、部分的な補正やノイズ除去など、より複雑な処理を適用しようとすると、一瞬の待ち時間が発生することがありました。動画編集アプリのLumaFusionで1080pの動画クリップをいくつか繋ぎ合わせ、簡単なテロップを入れる作業も試しましたが、プレビューが少しカクつく場面はありつつも、十分に実用的な範囲でこなすことができました。

長時間利用でも安心の発熱管理

パフォーマンスと共に気になるのが本体の発熱です。Helio G99は6nmプロセス技術のおかげで電力効率が良く、発熱が抑えられているのが特徴です。実際に、YouTubeで動画を2時間ほど連続再生してみましたが、本体がほんのり温かくなる程度で、不快な熱を持つことはありませんでした。

ただし、iPlay 60 Pad Proは非常に明るいディスプレイを搭載しているため、輝度を最大近くまで上げて負荷の高い作業を続けると、背面がじんわりと熱を帯びてきます。とはいえ、性能が著しく低下するようなことはなく、熱管理は優秀な部類に入ると言えるでしょう。

余裕のあるメモリと拡張可能なストレージ

iPlay 60 Pad Proは、8GBの物理メモリ(RAM)を搭載しています。これは、6GBのiPlay 60 Proと比較して大きなアドバンテージです。複数のアプリを立ち上げたままにしても動作が安定しており、アプリ間の切り替えもスムーズです。さらに、ストレージの空き容量を利用して最大12GBの仮想メモリを追加でき、合計で20GBのメモリとして利用可能です。

内蔵ストレージは128GBのUFS 2.2規格で、アプリのインストールやデータの読み込みも高速です。実測での転送速度は、読み込みが約512MB/s、書き込みが約181MB/sでした。これは必要十分な速度ですが、より高速な規格に慣れていると少し物足りなさを感じるかもしれません。しかし、最大1TBまで対応するmicroSDカードスロットを備えているため、写真や動画などの大容量データを気兼ねなく保存できるのは大きな魅力です。

Alldocube iPlay 60 Pad Proのパフォーマンス仕様

  • プロセッサー (SoC): MediaTek MT8781 (Helio G99) Octa-core
  • RAM (メモリ): 8GB (+12GB 仮想メモリ)
  • ストレージ: 128GB UFS
  • ストレージ拡張: microSDカード対応

まとめ:パフォーマンス

  • プロセッサー: Helio G99は日常使いで全く不満のない、安定したパフォーマンスを提供。
  • 実用性: ウェブ閲覧や動画視聴は極めて快適、Lightroomでの簡単な写真編集もこなせる実力。
  • 発熱: 6nmプロセスの恩恵で発熱は穏やか、長時間の使用でも安定して動作。
  • メモリ: 8GBの物理メモリ搭載でマルチタスクに強く、iPlay 60 Proに対する優位点。
  • ストレージ: 読み書き速度は標準的だが、microSDカードで大容量拡張が可能。

Antutuベンチマーク

Alldocube iPlay 60 Pad Proが搭載するMediaTek Helio G99 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約40万点 を記録する性能を備えています。

実際に測定してみると、確かに総合スコアが40万点を記録していました。

例: Antutu V10 総合で「408340」、CPUで「123883」、GPUで「64784」、MEMで「104175」、UXで「115498」

 

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一方、比較対象である「Alldocube iPlay 60 Pro」も同じMediaTek Helio G99 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で36万点を記録しています。

例: Antutu V10.4.0 総合で「367190」、CPUで「122216」、GPUで「60626」、MEMで「74174」、UXで「110174」

スコアはAlldocube iPlay 60 Pad Proの方が約4万点高くなっていますが、どちらも同じプロセッサなので、大きな性能の違いはありません。

MediaTek Helio G99 性能を比較

Alldocube iPlay 60 Pad Proが搭載するMediaTek Helio G99 プロセッサは、他のCPUと比較してどのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・Antutu:62万
  2. Exynos 1380 (Galaxy Tab S10 Lite)・・・Antutu:58万
  3. UNISOC T760 (nubia Pad SE)・・・Antutu:50万
  4. Exynos 1280 (Galaxy Tab S6 Lite 2024)・・・約 43万
  5. MediaTek Helio G100-Ultra (Redmi Pad 2)・・・Antutu:40万
  6. MediaTek Helio G99 (Alldocube iPlay 60 Pad Pro)・・・Antutu:40万
  7. Allwinner A733 (TECLAST P50AI)・・・Antutu:32万
  8. Unisoc T620 (DOOGEE T36/ Teclast T50 Plus)・・・Antutu:30万
  9. Unisoc T615 (Blackview MEGA 2)・・・Antutu:29万
  10. UNISOC T606 (UNISOC T606)・・・Antutu:25万

比較して分かること

MediaTek Helio G99は、現代のモバイルプロセッサ市場において非常にバランスの取れたミドルレンジの選択肢です。Antutuスコア40万点という数値は、最上位の性能を求めるユーザーには物足りないかもしれませんが、多くのユーザーにとって日常的な使用でストレスを感じることはほとんどないレベルの性能を保証します。

特に、より安価なUNISOC T606(25万点)などと比較した場合、その性能差は大きく、アプリケーションの起動速度や複数タスクの処理能力において明らかな優位性があります。高画質設定での高度な3Dゲームを快適にプレイするには力不足な場面も想定されますが、一般的なゲームや日々のタスクをスムーズにこなすには十分以上の能力を備えています。

ゲーム性能をレビュー:人気ゲームはどこまで快適に遊べるか検証

Alldocube iPlay 60 Pad Proに搭載されているMediaTek Helio G99が、人気のゲームでどの程度のパフォーマンスを発揮するのか、実際にいくつかのタイトルを試してみました。ここでは、そのリアルな動作感をお届けします。

原神 (Genshin Impact)

まず、非常に高いグラフィック性能を要求される「原神」から試してみました。画質設定を「最低」にすることで、フレームレートは平均30FPS前後で推移し、広大なフィールドを探索する分には比較的スムーズに動いてくれました。しかし、複数の敵と対峙する戦闘シーンや、元素爆発の派手なエフェクトが画面を埋め尽くすと、フレームレートがガクッと落ち込み、動作が重くなるのがはっきりと感じられました。最高の体験を求めるのは難しいですが、画質を割り切れば、物語を進めることは十分可能です。

フォートナイト (Fortnite)

次に、世界的な人気を誇るバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」です。グラフィック設定を「低」にし、3D解像度を少し下げることで、フレームレートは30FPSから40FPSを維持してくれました。ゲーム序盤、他のプレイヤーが少ない状況では快適にプレイできますが、終盤の建築物が入り乱れる激しい戦闘になると、フレームレートが不安定になり、一瞬カクつく場面も見られました。競技レベルでのプレイは厳しいですが、友達と気軽に楽しむ分には問題ないでしょう。

Call of Duty: Warzone Mobile

PC版にも匹敵するグラフィックが売りの「Call of Duty: Warzone Mobile」は、このタブレットにはかなり荷が重いようです。画質設定を最も低い「低」に設定しても、安定して30FPSを維持するのは難しく、特に激しい銃撃戦や爆発が重なる場面では、フレームレートが20台まで落ち込むことがありました。このレベルになると、エイムの遅延などをはっきりと感じてしまうため、快適なプレイは困難でした。

ウマ娘 プリティーダービー (Uma Musume Pretty Derby)

打って変わって、育成シミュレーションゲームの「ウマ娘 プリティーダービー」は非常に快適に楽しめました。標準の画質設定では、キャラクターの動きが重要なレースシーンや華やかなライブパフォーマンス中も、カクつきを一切感じさせません。フレームレートは常に高く安定しており、高画質設定にしてもそのスムーズさは損なわれませんでした。このクラスのゲームであれば、最高の環境でプレイできると言えます。

崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail)

「原神」と同じ開発元が手掛ける「崩壊:スターレイル」も試しました。画質設定を「低」にすることで、フレームレートは30FPSで安定し、美しい宇宙の探索や戦闘をスムーズに楽しむことができました。戦闘中の必殺技など、派手な演出では一時的にフレームレートが落ちることもありますが、ターン制バトルであるため、操作に影響が出ることはほとんどありませんでした。快適性を最優先するなら「低」設定がおすすめです。

まとめ:ゲーム性能

結論として、MediaTek Helio G99は、ミドルレンジのプロセッサとして非常にバランスの取れた性能を持っています。「ウマ娘」のような中程度のグラフィック負荷のゲームであれば、高画質設定でも全く問題なく快適に遊ぶことができます。一方で、「原神」や「Call of Duty: Warzone Mobile」のような最新の重量級3Dゲームとなると、画質設定を大幅に下げる必要がありました。

設定を調整すればプレイ自体はできますが、最高のグラフィックや競技レベルの安定性を求めるヘビーユーザーには向きません。様々なジャンルのゲームをカジュアルに楽しみたい方にとって、最適な選択肢の一つと言えるでしょう。

カメラ性能:Alldocube iPlay 60 Pad Pro の実用性と注意点

Alldocube iPlay 60 Pad Pro カメラ

ここでは、Alldocube iPlay 60 Pad Proのカメラ性能に焦点を当てます。タブレットのカメラは、本格的な写真撮影よりも、ビデオ通話や書類のスキャンといった実用的な場面で使われることが多いため、その観点から性能を詳しくレビューしていきます。

メモ撮りに十分な16MPオートフォーカス付き背面カメラ

iPlay 60 Pad Proは、背面にAI対応の1600万画素カメラを搭載しており、オートフォーカス(AF)にも対応しています。このAI機能には、撮影する対象や風景を自動で認識し、瞬時に画質を最適化する「インテリジェントなシーン認識」が含まれています。カメラアプリ自体はシンプルな設計ですが、撮影シーンの選択や最大4倍までのデジタルズームなど、基本的な機能は一通り揃っています。

実際に、会議でホワイトボードに書かれた内容を記録するために撮影してみました。オートフォーカスがしっかり機能するため、ピントが合った鮮明な画像を手軽に撮影でき、後から写真を見返しても細かい文字までしっかり読み取ることができました。暗い場所では背面のフラッシュライトを使えば、明るく撮影することも可能です。晴れた日に屋外で風景を撮ると、全体的に少し白っぽく映る傾向はありますが、色合いは比較的自然で、タブレットのカメラとしては十分実用的で、「メモ代わり」という役割をしっかりと果たしてくれます。

ただし、カメラアプリの操作性には少し改善の余地を感じました。昔ながらの3ボタンナビゲーションで操作していると、画面下部のホームボタンと撮影ボタンの位置が重なってしまうのです。そのため、シャッターを切ろうとしてホーム画面に戻ってしまうことがあり、少し慣れが必要でした。

フロントカメラの画質とビデオ通話での注意点

フロントカメラは800万画素と、こちらもiPlay 60 Proの500万画素を上回っています。しかし、実際にビデオ通話を試してみると、画質には大きな課題が残りました。このフロントカメラはオートフォーカス非対応の固定焦点であるため、画面と顔の距離によってはピントが合わず、全体的にぼやけた印象の映像になってしまうのです。色味は自然なものの、相手にくっきりとした映像を届けるのは難しいと感じました。

この点は、オンライン会議での使用を考えている方にとっては重要な注意点です。皮肉なことに、スペックでは劣るiPlay 60 Proのフロントカメラの方が「ビデオ通話には問題ない品質」という評価もあり、鮮明さではあちらに軍配が上がるかもしれません。また、このピントの問題は顔認証の精度にも影響しているようで、ロック解除の成功率は半分程度と、あまり快適とは言えませんでした。

動画撮影について

iPlay 60 Pad Proでの動画撮影も可能ですが、その性能は限定的です。試しに、室内で子供が遊んでいる様子を短いクリップで撮影してみました。三脚などでタブレットを固定すれば、記録用の映像としては十分な画質で撮影できます。しかし、特別な手ブレ補正機能は搭載されていないため、手持ちで少しでも動くとブレがかなり目立ってしまいます。

歩きながらの撮影はもちろん、カメラの向きを少し変えるパン操作だけでも、映像が滑らかさに欠けることがありました。そのため、動きのあるシーンを撮影するのには向いていません。あくまで、定点での短い記録や、ビデオメモといった用途で活用するのが良いでしょう。

Alldocube iPlay 60 Pad Proのカメラ仕様

  • 背面カメラ: 1600万画素 (オートフォーカス対応)
  • 前面カメラ: 800万画素

まとめ:カメラ性能

  • 背面カメラ: 1600万画素のAF付きで、書類のスキャンやメモ用途には十分な性能。
  • 前面カメラ: スペックは高いものの固定焦点のため、ビデオ通話ではピントが合わずぼやけやすいという大きな欠点がある。
  • ビデオ通話の実用性: フロントカメラのピント問題により、クリアな映像を求めるオンライン会議には不向き。
  • 動画性能: 手ブレ補正はなく、簡単な記録用途に限られる。
  • 比較モデルとの違い: 背面カメラはiPlay 60 Proより高性能だが、重要なフロントカメラの実用性では劣る可能性。

バッテリー持ちと充電:Alldocube iPlay 60 Pad Pro の大容量と急速充電の実力

Alldocube iPlay 60 Pad Pro バッテリー

ここでは、タブレットを快適に使い続けるための生命線とも言える、Alldocube iPlay 60 Pad Proのバッテリー性能と充電機能について、実際の使用感を交えながら詳しくレビューしていきます。

10,000mAhの大容量バッテリー、その実際の持続時間は?

iPlay 60 Pad Proは、10,000mAhという非常に大容量なバッテリーを搭載しています。これは、弟分であるiPlay 60 Proの7,000mAhと比較しても約40%以上大きく、長時間の利用が期待できるスペックです。しかし、このタブレットのバッテリー持続時間を語る上で、無視できないのが非常に明るく高精細なディスプレイの存在です。

実際にバッテリーの持続時間を検証してみました。ディスプレイの輝度を最大の100%に設定してYouTubeを連続再生したところ、バッテリーは約3時間10分で尽きました。正直なところ、この結果だけを見ると「短い」と感じるかもしれません。

しかし、輝度を半分の50%に落として再度試したところ、持続時間は約6時間53分まで大幅に伸びました。このタブレットのディスプレイは非常に明るいため、50%の輝度でも一般的なタブレットの最大輝度に匹敵するほどの視認性があります。つまり、室内での利用なら輝度を適切に調整することで、映画2〜3本を余裕で鑑賞できるスタミナを確保できるということです。

33W急速充電の恩恵と知っておくべき注意点

大容量バッテリーを搭載しているからこそ、充電速度は非常に重要です。その点、iPlay 60 Pad Pro最大33WのUSB-PD急速充電に対応しており、iPlay 60 Proの最大18Wを大きく上回ります。10,000mAhの大容量バッテリーも、この急速充電のおかげで充電の待ち時間を大幅に短縮でき、非常に心強く感じます。

ただし、この性能を最大限に引き出すには注意が必要です。製品に付属している充電器は最大20W出力のものであり、33Wの速度で充電するには、別途33W以上に対応したPD充電器を用意する必要があります。この点は少し残念ですが、すでに高性能な充電器をお持ちの方なら、このタブレットの魅力を最大限に享受できるでしょう。充電ポートはおなじみのUSB Type-Cで、残念ながらワイヤレス充電には対応していません。

Alldocube iPlay 60 Pad Proのバッテリー・充電 仕様

  • バッテリー容量: 3.8V/10000mAh
  • 充電方式: USB Type-C
  • 急速充電: PD 33W対応
  • 付属充電器: 20W出力

まとめ:バッテリー持ちと充電

  • バッテリー容量: 10,000mAhと大容量で、iPlay 60 Proよりも大幅に多い。
  • バッテリー駆動時間: 輝度50%設定で約7時間の動画再生が可能、画面の明るさ設定が持続時間の鍵。
  • 充電速度: 最大33WのPD急速充電に対応し、大容量バッテリーを素早く充電できる。
  • 注意点: 33W充電の性能を活かすには、対応する充電器が別途必要(付属は20W)。
  • 比較モデルとの違い: バッテリー容量、充電速度ともにiPlay 60 Proを大きく上回り、ヘビーユースに応える仕様。

オーディオと通信性能:Alldocube iPlay 60 Pad Pro の没入サウンドと万能コネクティビティ

Alldocube iPlay 60 Pad Pro オーディオ。スピーカー

ここでは、エンターテインメント体験の質を左右するオーディオ性能と、タブレットの利便性を決める通信機能について、Alldocube iPlay 60 Pad Proの実力を詳しくレビューしていきます。

映画館のような臨場感を生み出すクアッドスピーカー

iPlay 60 Pad Proは、本体の左右側面に2つずつ、合計4つのBOXスピーカーを搭載しています。この配置は、タブレットを横向きにして動画を観る際に、最適なステレオサウンドが楽しめるように設計されています。

実際に映画『DUNE/デューン 砂の惑星』を鑑賞したところ、そのサウンドに驚かされました。タブレットの内蔵スピーカーとは思えないほど音に広がりがあり、宇宙船のエンジン音のような重低音も、予想以上に響いてきます。高音の輪郭がはっきりしているため、登場人物のセリフもBGMに埋もれることなく明瞭に聞き取れました 。ただ、音量を100%まで上げると高音に歪み(ビビリ音)が生じるため、80〜90%程度の音量で楽しむのがベストだと感じました 。iPlay 60 Proも同様に4スピーカーを搭載していますが、Pad Proの方が低音の表現力でわずかに上回っている印象です。

外部オーディオ接続について

スピーカーの音質は良好ですが、深夜の映画鑑賞や、より高音質な音楽体験を求める場合は外部オーディオ機器が必要になります。注意点として、iPlay 60 Pad Proには3.5mmのイヤホンジャックが搭載されていません。そのため、有線のイヤホンやヘッドホンを使用するには、USB Type-Cからの変換アダプタを別途用意するか、Bluetooth対応のワイヤレス機器を利用する必要があります。

外出先でも途切れない、万全の通信機能

このタブレットの大きな魅力の一つが、Wi-Fi環境がない場所でもインターネットに接続できる4G LTE通信に対応している点です。デュアルSIM仕様で、VoLTEによる高音質な通話も可能です。

試しにY!mobileのSIMカードを挿入してみたところ、特に複雑な設定をすることなくすぐにネットワークを認識し、安定したデータ通信と通話が可能になりました。外出先でスマートフォンのテザリングを使わずにWeb会議に参加したり、12.1インチの大画面でカーナビとして利用したりと、活用の幅が大きく広がります。

自宅やオフィスでの利用に不可欠なWi-Fiは、Wi-Fi 5(802.11ac)に対応しており、高速で安定した接続を維持してくれました。また、Bluetooth 5.2によって、ワイヤレスイヤホンやキーボードといった周辺機器との接続もスムーズで、途切れるようなことはありませんでした。

大画面で快適なカーナビ体験を実現するGPS機能

このタブレットは、GPSをはじめBeidouやGlonassなど4つの衛星測位システムに対応しており、正確な位置情報を取得できます。実際に、休日のドライブでカーナビとして使ってみたところ、その快適さに驚きました。12.1インチという大画面は、スマートフォンの小さな画面とは比較にならないほどの見やすさです。地図上の細かい道や案内表示が大きく表示されるため、一瞬で情報を把握できます。特に日中の明るい車内でも、550nitの高輝度ディスプレイのおかげで画面が白飛びすることなく、常にクリアな地図を確認できたのは大きな利点でした。

Alldocube iPlay 60 Pad Proのオーディオ・通信性能 仕様

  • オーディオ: 4スピーカー (BOX)
  • Wi-Fi: 802.11 b/g/n/a/ac 2.4GHz/5GHz (Wi-Fi 5)
  • Bluetooth: Bluetooth 5.2
  • セルラー通信: Dual SIM 4G LTE
  • GPS: GPS/Beidou/Glonass/Galileo

まとめ:オーディオと通信性能

  • スピーカー: 横置きで効果を発揮するクアッドスピーカーを搭載し、動画視聴で高い臨場感を実現。
  • 音質: タブレットとしては高音質で、特にセリフが聞き取りやすいクリアなサウンド。
  • 4G LTE通信: デュアルSIM対応で、Wi-Fiがない場所でも単体で通信・通話が可能。
  • ワイヤレス接続: Wi-Fi 5とBluetooth 5.2に対応し、安定した接続性を確保。
  • GPS機能: 大画面と高輝度ディスプレイを活かし、カーナビとしても非常に使いやすい。
  • 注意点: 3.5mmイヤホンジャックは非搭載のため、有線接続には変換アダプタが必要。

ペンとキーボード:Alldocube iPlay 60 Pad Pro を生産性ツールに変える専用アクセサリー

Alldocube iPlay 60 Pad Pro キーボード

ここでは、Alldocube iPlay 60 Pad Proを単なる動画視聴タブレットから、仕事や学習、創作活動にも使える生産性ツールへと進化させる、別売りの専用ペンとキーボードについて、その実力を詳しくレビューします。

創造性を解き放つ4096段階筆圧検知スタイラス

Play 60 Pad Proは、別売りの専用スタイラスペンに対応しており、手書きメモやイラスト制作といったクリエイティブな作業が可能になります。このペンは4096段階の筆圧感知に対応し、線の太さや濃淡を自在に表現できます。さらに、ペンを傾けて描くことで陰影をつけられる傾斜書き機能や、画面に手を置いたままでも誤動作しないパームリジェクション機能も搭載しています。

実際に、人気のペイントアプリ「ibis Paint X」でイラスト制作を試してみました。ペン先の追従性は良好で、描いた線が遅れて表示されるようなストレスはほとんどありませんでした。4096段階の筆圧感知は伊達ではなく、軽い力で描く繊細な下描きの線から、グッと力を込めた主線まで、意図した通りの強弱を表現できます。

特に感動したのはパームリジェクション機能です。画面にしっかりと手を置いて描いても、手のひらが誤認識されることはなく、紙に描くのと同じような自然な姿勢で作業に集中できました。これらの高機能は、iPlay 60 Proが対応する一般的な静電容量式スタイラス(指の代わりになるだけのペン)とは一線を画すものであり、本格的なイラスト制作に挑戦したいユーザーにとって必須のアイテムと言えるでしょう。

まるでノートPC、快適なタイピング体験のマグネット式キーボード

専用のマグネット式キーボードは、iPlay 60 Pad Proのもう一つの重要なアクセサリーです。Bluetooth接続とは異なり、本体下部のPogo-pin技術を採用しているため、磁力で「カチッ」と装着するだけで数秒でPCモードへと変身します。充電やペアリングの手間が一切なく、超低遅延でタイピングできるのは非常に快適です。また、カバーを閉じればスリープ、開けばすぐに再開する機能も、生産性を高めてくれます。

キーボードの打鍵感は、まさに「ラップトップグレード」と呼ぶにふさわしい品質です。78キーのプロフェッショナルレイアウトは、大きなキーキャップと広いキー間隔が特徴で、非常に打ちやすいと感じました。キーピッチは約19mmキーストロークも1.4mmとしっかり確保されており、実際にこの記事の一部を作成した際も、長時間のタイピングでも疲れにくい快適な作業が可能でした。

キーボードには大型のタッチパッドも搭載されており、広々としていて指の滑りもスムーズです。様々なマルチタッチジェスチャーに対応しているため、直感的な操作で作業効率を高めることができます。しかし、ブラウザ上でリンクやボタンをクリックしようとすると反応が鈍い場面が何度かあり、少しストレスを感じました。カーソル操作は快適なだけに、この点は改善を期待したい部分です。

さらに便利なのが、専用のショートカットキーの存在です。ウィンドウの拡大・分割やスクリーンショット、明るさや音量の調整といった、よく使う機能をワンタッチで呼び出せます。これにより、設定画面を開く手間が省け、よりスピーディーに作業を進めることができました。キーボードは保護カバーと、角度を自由に調整できるキックスタンドを兼ねており、まさに2-in-1のノートPCのように使用できます。

Alldocube iPlay 60 Pad Proのペン・キーボード 仕様

  • ペン: 4096段階筆圧感度, 傾斜書き対応, 誤作動防止機能, USI 2.0プロトコル
  • キーボード接続方式: Pogo-pinコネクタ
  • キーボードレイアウト: 78キー プロフェッショナルレイアウト
  • タッチパッド: マルチタッチジェスチャー対応
  • その他: 専用ショートカットキー, キックスタンド付き保護カバー

まとめ:ペンとキーボード

  • スタイラスペン: 4096段階筆圧と傾斜検知に対応し、本格的な描画やメモ書きに最適。
  • キーボードの接続性: Pogo-pin接続で、ペアリング不要のストレスフリーな体験。
  • タイピング感: ノートPCに匹敵する快適な打鍵感で、長文作成も可能。
  • タッチパッド: カーソル操作は滑らかだが、クリックの反応に課題あり。
  • アクセサリーの質: Pogo-pinキーボードやアクティブペンなど、汎用的なものとは一線を画す高品質な専用アクセサリーが魅力。

OSと機能:Alldocube iPlay 60 Pad Pro の生産性を高める独自システム

Alldocube iPlay 60 Pad Pro OS UI画面。

ここでは、Alldocube iPlay 60 Pad Proの使い勝手を決定づけるソフトウェアと、その多彩な機能について深掘りしていきます。独自の「ALLDOCUBE OS 3.0」や、タブレットの可能性を広げる「PCモード」の実力を詳しくレビューします。

使いやすさと多機能性を両立した「ALLDOCUBE OS 3.0」

iPlay 60 Pad Proは、Android 14をベースに、直感的な操作性とユーザー体験の向上を目指して開発された「ALLDOCUBE OS 3.0」を搭載しています。素のAndroidに近い見た目ながら、タブレットをより便利に使うための機能が随所に盛り込まれており、直感的ですぐに慣れることができました。

特に素晴らしいと感じたのが、快適なマルチタスク機能です。最大4つのアプリをウィンドウ表示できる「スマートマルチタスク」に加え、特に便利だったのが「ワンドラッグ分割画面」です。YouTubeで資料動画を再生しながらメモを取りたい時、画面の上から2本指でスッと下にスワイプするだけで、瞬時に画面が分割され、もう一つのアプリを起動できました。この直感的な操作は、12.1インチの大画面を有効に活用する上で非常に快適でした。

操作性の向上は、新しく設計されたインターフェースにも表れています。画面下部の「ドックバー」には最近使ったアプリが並び、素早い切り替えが可能です。また、画面の右端からスワイプして呼び出せる「スマートサイドバー」を使えば、今開いているアプリを閉じることなく電卓やスクリーンショットなどの機能にアクセスできます。通知領域とは別に用意された「コントロールセンター」も、Wi-Fiや明るさといった設定項目が整理されており、分かりやすく操作できました。

その他にも、通知管理システムが最適化され、重要なメッセージを見逃しにくくなっていたり、設定メニューがシンプルに再編成されていたりと、システム全体がよりユーザーフレンドリーになるよう細やかな配慮が感じられます。画面をダブルタップしてスリープや起動ができるジェスチャー操作も、日々の使い勝手を向上させてくれる便利な機能の一つです。

定期的なアップデート

使っている中で、システムの動作を改善するアップデートが比較的頻繁に提供される点も好印象でした。実際にアップデートを適用し、キャッシュをクリアしたところ、アプリの起動や切り替えがより一層スムーズになりました。定期的なメンテナンスが行われているという安心感は、長く使っていく上で重要なポイントです。

タブレットをPCに変える「PCモード」の実力と課題

このタブレットの最大の特徴とも言えるのが、専用キーボードを接続することで利用可能になる「PCモード」です。これは、よりシンプルな「ALLDOCUBE OS Lite」を搭載するiPlay 60 Proにはない、上位モデルならではの機能です。キーボードを装着すると自動でPCモードへの切り替えを促すメッセージが表示され、デスクトップにはWindowsのようなタスクバーやアイコンが並びます。

キーボードでの文字入力は快適そのもので、簡単な文書作成やメール返信といったオフィス作業なら、ノートPCのようにこなせます。しかし、タッチパッドでの操作には正直、苦労しました。ブラウザ上のリンクがうまくクリックできず、結局画面を直接タッチすることが何度もありました。コンセプトは素晴らしいのですが、マウス操作の信頼性には改善の余地があると感じます。それでも、AndroidタブレットでPCライクな操作が楽しめるという体験は、非常にユニークで楽しいものでした。

デバイス連携をスムーズにする「Magic Transfer」

Alldocube iPlay 60 Pad Pro Magic Transfer機能

iPlay 60 Pad Proは、他のデバイスとの連携をスムーズにするための機能も備えています。「Magic Transfer」と呼ばれる機能を使えば、スマートフォンやPCとの間でファイルを手軽に転送したり、テキストをコピー&ペーストしたり、画面をミラーリング(画面投影)したりすることが可能です。実際に、プリインストールされている「File Transfer」というアプリを使うことで、PC上の写真データを簡単にタブレットへ移すことができました。

快適な利用をサポートする各種センサー

iPlay 60 Pad Proには、タブレットの利便性を高める複数のセンサーが搭載されています。周囲の明るさに応じて画面の輝度を自動で調整してくれる光センサーや、専用カバーの開閉と連動してスリープ/起動を切り替えるホールセンサーは、バッテリーの節約にも貢献します。このホールセンサーはiPlay 60 Proには搭載されていないため、スマートカバーを使いたいユーザーにとっては明確なメリットとなります。さらに、高精度なGPSも内蔵しており、カーナビとしても十分に活用できます。

顔認証の使い勝手について

セキュリティ機能として顔認証に対応していますが、その精度は残念ながら万全とは言えません。実際に試したところ、認証の成功率は半分程度で、ロック解除に手間取ることが少なくありませんでした 。カメラ性能のセクションで触れたフロントカメラのピント問題が影響しているのかもしれません。確実性を求めるなら、PINやパターンでのロック解除をメインに考えるのが良さそうです。

Alldocube iPlay 60 Pad ProのOS・機能 仕様

  • OS: ALLDOCUBE OS 3.0 (Android 14ベース)
  • 独自機能: PCモード, スマートサイドバー, 2画面分割, File Transfer
  • センサー: 重力センサー, 光センサー, ホールセンサー, GPS/Beidou/Glonass/Galileo
  • 生体認証: 顔認証

まとめ:OSと機能

  • OS: Android 14ベースの「ALLDOCUBE OS 3.0」は、便利な独自機能と使いやすさを両立。
  • PCモード: タブレットをPCライクに変えるユニークな機能だが、タッチパッドの操作性には課題あり。
  • マルチタスク: 2画面分割やフローティングウィンドウが快適で、大画面を有効活用できる。
  • センサー: スマートカバーに対応するホールセンサーを搭載し、iPlay 60 Proより優位。
  • 生体認証: 顔認証の精度は不安定で、PINやパターンでのロック解除が推奨される。

Alldocube iPlay 60 Pad ProとProモデルの徹底比較

Alldocube iPlay 60 Pad Pro」と「iPlay 60 Pro」は、同じプロセッサを搭載しながらも、ディスプレイやバッテリー、本体の質感など多くの点で異なる特徴を持つ兄弟モデルです。どちらが自分の使い方に合っているか、その違いを詳しく見ていきましょう。

OSとアップデート

  • iPlay 60 Pad Pro: ALLDOCUBE OS 3.0 (Android 14ベース)を搭載。PCモードなど多機能です。
  • iPlay 60 Pro: ALLDOCUBE OS Lite (Android 14ベース)を搭載。後にAndroid 15を搭載した新バージョンも発売されましたが、Android 14モデルから15へのアップグレードはできません。
  • 違い: Pad Proは全ユーザーに統一された多機能OSを提供するのに対し、Proは購入時期によってOSが異なり、古いモデルはアップデートできないという大きな制約があります。

ディスプレイ

  • iPlay 60 Pad Pro: 12.1インチ、解像度2560×1600 (WQXGA)、輝度550nit。
  • iPlay 60 Pro: 10.95インチ、解像度1920×1200 (WUXGA)、輝度450nit。
  • 違い: Pad Proは画面が一回り大きく、解像度は2.5KとフルHD+のProを圧倒しています。動画視聴や電子書籍など、あらゆるコンテンツをより高精細に楽しみたいならPad Proが優位です。

RAM(メモリ)

  • iPlay 60 Pad Pro: 8GBまたは12GBの物理メモリを搭載。
  • iPlay 60 Pro: 6GBの物理メモリを搭載。
  • 違い: Pad Proの方が物理メモリ容量が大きく、複数のアプリを同時に使うマルチタスク性能で有利です。

カメラ

  • iPlay 60 Pad Pro: 背面16MP、前面8MP。
  • iPlay 60 Pro: 背面5MP、前面5MP。
  • 違い: Pad Proは背面・前面ともにカメラの画素数が高く、写真やビデオ通話の画質で優れています。

バッテリーと充電

  • iPlay 60 Pad Pro: 10,000mAhバッテリー、最大33Wの急速充電に対応(付属充電器は20W)。
  • iPlay 60 Pro: 7,000mAhバッテリー、最大18Wの急速充電に対応(付属充電器は10W)。
  • 違い: Pad Proはバッテリー容量、充電速度ともにProを大きく上回っており、長時間の利用や充電の頻度を気にするユーザーに適しています。

サイズ、重量、カラー

  • iPlay 60 Pad Pro: 278 x 180 x 7.4 mm、約594g(実測値)、カラーはグレー。
  • iPlay 60 Pro: 256.8 x 168.3 x 7.95 mm、約520g(実測値)、カラーはブルーとグレー。
  • 違い: Proの方が一回り小さく軽いため、携帯性や取り回しの良さで勝ります。Pad Proは大画面と引き換えに、サイズと重量が増しています。

耐久性(本体素材)

  • iPlay 60 Pad Pro: 継ぎ目のないフルメタルボディを採用。
  • iPlay 60 Pro: アルミニウムの背面にプラスチックのフレームを組み合わせた構造。
  • 違い: Pad Proのフルメタルボディは、より高い剛性と高級感を提供します。耐久性の面でもPad Proの方が安心感があります。

プロセッサ

  • iPlay 60 Pad Pro: MediaTek Helio G99
  • iPlay 60 Pro: MediaTek Helio G99
  • 違い: プロセッサは両モデルで共通です。日常的な操作や軽めのゲームであれば、どちらも快適なパフォーマンスが期待できます。

まとめ

Alldocube iPlay 60 Pad Pro」は、「より大きく高精細なディスプレイ」「大容量バッテリーと高速充電」「高画素なカメラ」「高級感のあるフルメタルボディ」といった点でProモデルを明確に上回る、上位モデルです。動画視聴などのエンターテインメント体験や、PCモードを活用した軽作業の生産性を重視するユーザーにとっては、Pad Proが最適な選択肢となります。

一方、iPlay 60 Proは、よりコンパクトで軽量なため携帯性に優れています。性能の基盤となるプロセッサは共通なので、画面サイズや本体の質感にこだわりがなければ、より安価なProも魅力的な選択肢ですが、OSのアップデートができないという制約には注意が必要です。

Alldocube iPlay 60 Pad Proのメリット・デメリット

Alldocube iPlay 60 Pad Pro」は、優れたスペックと魅力的な価格で注目を集めるタブレットです。しかし、購入を検討する上では、その長所と短所を正確に理解することが重要です。ここでは、弟分であるAlldocube iPlay 60 Proや、市場の主要な競合製品と比較しながら、iPlay 60 Pad Proのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。

【メリット】

メリット1: クラス最高峰の2.5K高解像度ディスプレイ

iPlay 60 Pad Pro最大の武器は、12.1インチの2.5K(2560×1600)高解像度ディスプレイです。これは、フルHD解像度のiPlay 60 ProやTeclast T65 Maxを明らかに凌駕する精細さであり、POCO PadやBlackview MEGA 3といった競合と同等の画質を、より低価格で実現しています。動画視聴や電子書籍の閲覧において、その差は歴然です。

メリット2: 驚異的なコストパフォーマンス

これだけの高品質なディスプレイと、後述するフルメタルボディやPCモードといった機能を備えながら、iPlay 60 Pad Proの価格は非常に競争力があります。POCO PadやLenovo Idea Tab Proといった競合製品としばしば比較されますが、それらよりも1万円以上安価に手に入れることが可能です。まさに、価格以上の価値を提供する一台と言えるでしょう。

メリット3: 価格以上の高級感を持つフルメタルボディ

iPlay 60 Proが金属の背面にプラスチックのフレームを組み合わせているのに対し、iPlay 60 Pad Proは継ぎ目のないフルメタルユニボディを採用しています。これにより、手に取った瞬間に価格以上の高級感と剛性の高さを感じることができます。厚さも7.4mmと薄く、POCO PadやTeclast T65 Maxといった金属筐体の競合製品と比較しても、デザイン面で見劣りすることはありません。

メリット4: 生産性を高める「PCモード」と専用アクセサリー

iPlay 60 Pad Proは、専用のPogo-pin接続キーボードを装着することで、WindowsライクなUIで操作できる「PCモード」を利用できます。これは、よりシンプルなOSを搭載するiPlay 60 Proにはない大きな利点です。Blackview MEGA 3も同様のPCモードを備えていますが、iPlay 60 Pad Proはそれをより手頃な価格で提供しています。最大1TBのmicroSDカードにも対応しており、ストレージ拡張性も万全です。

【デメリット】

デメリット1: ビデオ通話には不向きなフロントカメラ

iPlay 60 Pad Proの明確な弱点として、フロントカメラの性能が挙げられます。800万画素というスペック自体は問題ありませんが、オートフォーカス非対応の固定焦点であるため、ビデオ通話では顔がぼやけて映ってしまいます。オンライン会議での利用を主目的とする場合、iPlay 60 Proや、より高画素なカメラを持つBlackview MEGA 3の方が適している可能性があります。

デメリット2: 競合機種に見劣りするプロセッサ性能

搭載されているMediaTek Helio G99は、日常使いには十分な性能を持つ優れたチップですが、より価格の高い競合製品と比較すると見劣りします。特に、POCO Padが搭載するSnapdragon 7s Gen 2や、Lenovo Idea Tab ProのDimensity 8300は、処理性能でHelio G99を上回ります。軽めの作業は快適ですが、高度な処理を求めるユーザーには力不足かもしれません。

デメリット3: ディスプレイの明るさに左右されるバッテリー性能

10,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているものの、その持続時間はディスプレイの輝度設定に大きく依存します。高輝度・高解像度のスクリーンは電力を多く消費するため、輝度を最大にするとバッテリーの消耗が早くなる傾向があります。公称の駆動時間がより長いPOCO PadやLenovo Idea Tab Proと比較すると、屋外での長時間利用には少し注意が必要です。

デメリット4: Wi-Fi 6に非対応な点

iPlay 60 Pad ProのWi-Fi規格はWi-Fi 5(802.11ac)に留まります。実用上、大きな問題になることは少ないですが、より高速で安定した通信が可能なWi-Fi 6に対応するPOCO PadやLenovo Idea Tab Proと比較すると、技術的な世代の差を感じる部分です。最新の通信環境を最大限に活用したいユーザーにとっては、デメリットとなる可能性があります。

Alldocube iPlay 60 Pad Proのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ: 12.1インチ、解像度 2560 x 1600ドット IPS
    ※WQXGA/249ppi/輝度500nit(標準値)/10億7千万色/インセル フルラミネーション/10点マルチタッチ/画面分割/目の保護モード
  • リフレッシュレート: 90Hz
  • Widevine: L1 対応
  • プロセッサ: MediaTek Helio G99 (MT8781)
    ※6nm/64bit/8コア/最大2.2GHz
  • CPU: 2x ARM Cortex-A76 2.2GHz + 6x ARM Cortex-A55 2.0GHz
  • GPU: ARM Mali-G57 MC2
  • RAM(メモリ): 8GB / 12GB LPDDR4X
  • 拡張メモリ: 8GBモデルは+12GB(最大20GB)、12GBモデルは+12GB(最大24GB)
  • ストレージ: 128GB / 256GB UFS
  • 外部ストレージ: microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー: 10000 mAh /3.8V
  • 駆動時間: 輝度50%の動画再生で約6時間53分(使用状況により変動)
  • 充電: 33W PD急速充電、Type-C
  • 背面カメラ: 16MP ※AI対応、AF対応(12GB/256GBモデルは16MPメイン+8MP広角+2MPマクロの3眼構成)
  • 前面カメラ: 8MP ※ビデオ通話に対応
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.2
  • 衛星測位: GPS/Beidou/Glonass/Galileo
  • インターフェース: USB Type-C (OTG対応)
  • センサー: 重力センサー、光センサー、ホールセンサー
  • スピーカー: クアッドBOXスピーカー(ステレオサウンド)
  • マイク: 内蔵
  • FMラジオ: 対応
  • キーボード: 専用のマジックタッチ キーボード(別売・78キー・ショートカットキー・マルチタッチジェスチャー)
  • 生体認証: 顔認証
  • 筐体: メタル(金属)、スタイリッシュな超薄型、エッジがフラットなフルメタル
  • OS: Android 14ベースのALLDOCUBE OS 3.0
  • サイズ: 278 x 180 x 7.4 mm
  • 重量: 約 594g(実測値) ※カタログ値は約537g
  • カラー: グレー
  • 付属品: ユーザーマニュアル x1、USB C to C ケーブル x1、SIMカードエジェクター x1、PD20W充電器 x1
  • 4G通信: 対応
  • SIMカード: NanoSIM(デュアルSIM)

対応バンド:Alldocube iPlay 60 Pad Pro

Alldocube iPlay 60 Pad Pro」は4G LET 通信に対応しています。

基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

  • 4G FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/20/28A/28B/66 TDD: B34/38/39/40/41
  • 3G WCDMA: B1/2/4/5/6/8
  • 2G GSM: B2/3/5/8

対応バンドの詳細

ドコモ

  • 4G: B1/3/28/41 に対応しています。
  • 3G: B1/6/8 に対応しています。
  • プラチナバンド: 主要なプラチナバンドであるB19に対応していないため、山間部や建物内などでは電波が繋がりにくい可能性があります。

au

  • 4G: B1/3/28/41 に対応しています。
  • 3G: この端末が対応するWCDMA方式は、auの3G(CDMA2000方式)とは異なるため利用できません。なお、auの3Gサービスは2022年3月31日に終了しています。
  • プラチナバンド: 主要なプラチナバンドであるB18/B26に対応していないため、郊外や建物内などでの通信が不安定になる可能性があります。

ソフトバンク

  • 4G: B1/3/8/28/41 に対応しています。
  • 3G: B1/8 に対応しています。
  • プラチナバンド: プラチナバンドのB8に対応しているため、広いエリアで安定した通信が期待できます。

楽天モバイル

  • 4G: 楽天モバイルの自社回線であるB3に対応しています。
  • パートナー回線(au): パートナー回線であるauのプラチナバンドB18/B26に非対応のため、楽天モバイルの自社回線エリア外での通信が困難になる場合があります。
  • プラチナバンド: 楽天モバイルが新たに運用を開始したプラチナバンドのB28に対応しています。

結論

この端末(Alldocube iPlay 60 Pad Pro)は、バンド情報に基づくと、

  • ソフトバンク回線では主要な4Gバンドとプラチナバンドに対応しており、最も快適に利用できる可能性が高いです。
  • ドコモ回線では都市部など主要なエリアでの利用は可能ですが、プラチナバンドに非対応なため、山間部や屋内など一部の場所で繋がりにくくなる可能性があります。
  • au回線と楽天モバイルのパートナー回線(auローミング)エリアでは、プラチナバンドに非対応なため、通信の安定性に懸念があります。ただし、楽天モバイルの自社回線エリアでは問題なく利用できると考えられます。

総合的に見て、この端末はソフトバンク回線での利用に最も適しており、次いでドコモ回線の都市部を中心とした利用に向いていると言えます。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

Alldocube iPlay 60 Pad Proの評価

8つの評価基準で「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★ (5/5)
12.1インチの2.5K高解像度ディスプレイは、この価格帯では他の追随を許しません。明るさ、鮮やかさ、精細さ、どれをとっても最高クラスです。

スペック:★★★★☆ (4/5)
Helio G99は日常使いに十分な性能ですが、最新のハイエンドチップではありません。メモリは十分ですが、ストレージの転送速度は控えめです。

デザイン:★★★★★ (5/5)
7.4mmの薄型フルメタルボディは、価格以上の高級感と所有満足感を与えてくれます。ビルドクオリティも非常に高いです。

耐久性:★★★★☆ (4/5)
剛性の高いフルメタルボディは安心感がありますが、防水・防塵性能に関する公式な等級がないため、星4つとしました。

通信:★★★★☆ (4/5)
4G LTEにしっかり対応し、GPSも搭載するなど万能です。最新規格のWi-Fi 6に非対応な点だけが、わずかなマイナスポイントです。

機能:★★★★★ (5/5)
ノートPCのように使える「PCモード」や、本格的な描画が可能な専用ペンへの対応など、単なるタブレットに留まらない多彩な機能が高評価です。

使いやすさ:★★★☆☆ (3/5)
OSの操作性は快適ですが、ビデオ通話には不向きなフロントカメラ、不安定な顔認証、PCモードでのタッチパッドの挙動など、惜しい点が散見されます。

価格:★★★★★ (5/5)
これだけの高品質なディスプレイと充実した機能を備えながら、非常に競争力のある価格設定です。コストパフォーマンスは驚異的と言えます。

総評】 ★★★★☆ (4/5)

クラス最高峰のディスプレイを持つ、エンタメ特化タブレット

Alldocube iPlay 60 Pad Proの最大の魅力は、疑いようもなくそのディスプレイにあります。12.1インチの2.5K(2560×1600)高解像度スクリーンは、動画配信サービスの映画から電子書籍の小さな文字まで、あらゆるコンテンツを驚くほど美しく、そして精細に映し出します。一度この大画面・高精細に慣れてしまうと、もはや一般的なフルHDのタブレットには戻れないと感じるほどの感動がありました。

価格以上の高級感と充実した機能

その素晴らしいディスプレイを、高級感のある薄型フルメタルボディが包み込んでいます。手に取った瞬間に伝わるしっかりとした剛性感は、所有する喜びを十分に満たしてくれるでしょう。さらに、専用キーボードを接続することで起動する「PCモード」や、4096段階の筆圧感知に対応したペン(別売)が利用できるなど、単なる動画視聴用デバイスに留まらない、創造性を刺激する多彩な機能も備えています。

一部に残る惜しい点

しかし、完璧なデバイスではありません。最大の弱点は、ビデオ通話やオンライン会議での実用性を大きく損なうフロントカメラの画質です。固定焦点のためピントが合いにくく、これが原因で顔認証の精度も不安定になっています。また、画期的な「PCモード」も、タッチパッドの操作性に課題が残ります。

こんな人におすすめ

このタブレットは、とにかく最高の画質で映画や動画、電子書籍を楽しみたいエンターテインメント重視のユーザーに最もおすすめです。また、12.1インチの大画面と高精細さを活かして、ウェブサイトを快適に閲覧したい方や、別売りのアクセサリーを追加して簡単な文書作成やイラスト制作に挑戦したいと考えるクリエイティブなユーザーにも最適です。ビデオ通話の画質を重視しないのであれば、価格をはるかに超える満足感を得られるでしょう。

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Alldocube iPlay 60 Pad Proの価格・購入先

Alldocube iPlay 60 Pad Pro 本体 正面 外観

※価格は2025/09/16に調査したものです。価格は変動します。

※「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」はAmazon、楽天市場などのECサイトで購入できます。

ECサイト

  • Amazonで22,799円 (税込)、
  • 楽天市場で32,999円(送料無料)、
  • AliExpressで25,022円、

で販売されています。

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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめのライバル機種と価格を比較

Alldocube iPlay 60 Pad Pro」に似た性能をもつタブレットも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

ALLDOCUBE Ultra Pad

ALLDOCUBEから発売された12.95インチのタブレットです(2025年9月10日 発売)。

ALLDOCUBE OS 4.1 (Android 15ベース)、Qualcomm Snapdragon 7+ Gen 3、12GB LPDDR5X メモリ、2880×1840液晶、256GB UFS 3.1ストレージ、15,000 mAhバッテリー、背面13MPカメラ、前面5MPカメラを搭載しています。

また、AI機能(「Cube AI」、「Hi, Coo-bee!」、。「AIライター」、「AI会議アシスタント」、Google「Gemini」、DeepSeek、ChatGPT)、PCデスクトップモード8スピーカー(DTSオーディオ対応)、33W PD急速充電、DP映像出力、リフレッシュレート: 最大144Hz、専用スタイラスペン(4096段階筆圧検知、別売)、専用キーボード(別売)に対応。

ゲームモード、ジェスチャー操作、仮想メモリ(最大12GBまで)、microSDカードでのストレージ拡張(最大1TBまで)、Widevine L1、USB Type-C (USB 3.1 Gen2) x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4にも対応しています。

価格は、楽天市場で54,999円(送料無料)、AliExpressで51,319円、です。

関連記事:ALLDOCUBE Ultra Pad徹底レビュー!大画面で高速だが欠点もあり

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Blackview MEGA 3

Blackviewから発売された12.1インチのタブレットです(2025年6月 発売)。

DokeOS_P 4.1 (Android 15ベース) 、MediaTek Helio G100、12GB メモリ、2.5K (2560×1600) IPS液晶、256GB UFS3.1ストレージ、8800mAhバッテリー、背面50MP+2MPカメラ、前面13MPカメラを搭載しています。

また、Doke AIアプリ (Hi Doki, ImageX, VidGen, Soundle) 、PCモード2.0、リフレッシュレート90Hz、Smart-PA クアッドBOXステレオスピーカー、33W 急速充電に対応。

合計 最大36GBまでのメモリ拡張、最大2TBまでのストレージ拡張、無料のスタイラスペン(付属)、ワイヤレスキーボード(別売)、USB Type-C (OTG)、4G/3Gモバイル通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで32,205円、AliExpressで27,326円、です。

関連記事:Blackview MEGA 3徹底レビュー!劇的進化のAIタブレットを評価

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Alldocube iPlay 60 Pro

Alldocubeから発売された10.95インチのタブレットです(2024年12月20日 発売)。

Android 14ベースのALLDOCUBE OS Lite、MediaTek Helio G99、6GB LPDDR4X メモリ、128GB UFS2.2ストレージ、7000 mAhバッテリー、背面5MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラを搭載しています。

また、クアッドBOXスピーカー、最大16GBまでのメモリ拡張、最大1.5TBまでのストレージ拡張、18W PD急速充電、静電容量式スタイラス(別売)、Google アシスタント(内蔵)、FMラジオ、顔認証、4G LET通信、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで16,999円(税込)、楽天市場で24,999円(送料無料)、です。

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Redmi Pad Pro

シャオミから発売されたXiaomi HyperOS (Android 14ベース)搭載委の12.1型 タブレットです(2024年6月7日発売)。

Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2、2.5KのLCD液晶、128GB UFS 2.2 ストレージ、10000mAhバッテリ、背面8MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、筆圧ペン(別売)、専用Bluetoothキーボード(別売)、33W急速充電、クアッド スピーカー、Dolby Atmos、リフレッシュレート 最大120Hz、タッチサンプリングレート 240Hz、、Wi-Fi 6に対応しています。

価格は、Amazonで46,977円、楽天市場で34,000円(税込)、ヤフーショッピングで32,800円(送料無料)、AliExpressで34,384円、です。

関連記事:「Redmi Pad Pro」タブレットとPOCO Padの違いを解説

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POCO Pad

シャオミから発売された12.1インチのタブレットです(2024年6月 発売)。

Xiaomi HyperOS (Android 14ベース)、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2、8GB LPDDR4X、2.5KのLCD液晶、256GB/512GB UFS 2.2、10000mAhバッテリー、背面8MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、33W急速充電、クアッド スピーカー、Dolby Atmosリフレッシュレート 最大120Hz、タッチサンプリングレート 240Hz、USB Type-C (USB 2.0/OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで39,980円(セール価格)、楽天市場で44,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで39,980円(中古)、AliExpressで36,406円、米国 Amazon.comで$285.72です。

価格は、Amazonで39,980円(2500円OFFクーポン付き)、楽天市場で44,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで39,470円(送料別)、AliExpressで28,977円、米国 Amazon.comで$339.00、です。

関連記事:POCO Pad徹底レビュー!大画面とコスパで圧倒する12型タブレットを評価

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Lenovo Idea Tab Pro

Lenovoから発売された12.7インチのタブレットです(2025年1月 日本発売)。

Android 14(2回のOSメジャーアップグレード)、MediaTek Dimensity 8300、8GB LPDDR5X メモリ、2944 x 1840 ドットのディスプレイ、256 GB UFS 4.0ストレージ、10200 mAhバッテリー、microSDメディアカードリーダー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、DP映像出力、4つのJBLスピーカー、Dolby Atmos、Lenovo Tab Pen Plus(付属)、Google GeminiのAI機能(かこって検索、翻訳)、「Easy Jot」、読み上げモード、Lenovo TurboSystem、Lenovo Smart Connect、キーボードパック(別売)、フォリオケース(別売)、USB 3.2 Type-Cポート(DP映像出力に対応)、Wi-Fi 6 、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで53,111円(税込)、楽天市場で57,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで57,800円(送料無料)、米国 Amazon.comで$359.99、です。

関連記事:Lenovo Idea Tab Pro レビュー!AI機能付き12.7タブレット

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Teclast T65 Max

Teclastから発売された13インチのタブレットです(2024年4月 発売)。

Android 14(Android 15)、MediaTek Helio G99 (MT6789) 、8GBメモリ、12.95インチのフルHD液晶、256GB UFS ストレージ、10,000 mAhバッテリ、背面 13MP + 0.1MPの2眼カメラ、前面 8MPのフロントカメラを搭載しています。

また、最大20GBまでのメモリ拡張、Widevine L1、クアッドスピーカー、Sweet 4サウンドシステム、18W PD急速充電、最大1TBまでのストレージ拡張、顔認証、リフレッシュレート 60Hz、アイプロテクションモード、

Bluetooth キーボード(別売)、T65 Max 超簿型ケース(別売)、USB Type-C (OTG)、4衛星測位のGPSナビゲーション、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで30,304円、楽天市場で33,480円、ヤフーショッピングで43,280円、AliExpressで27,190円、米国 Amazon.comで$186.97、です。

関連記事:Teclast T65 Maxをレビュー!13インチ大画面で動画もゲームも激変する?

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他のAlldocube タブレットと比較

他にもAlldocubeのタブレットが販売されています。8インチモデルのほかに10インチ、11インチモデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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