2024年4月に発売された「Teclast T65 Max」は、13インチという圧倒的な大画面とMediaTek Helio G99プロセッサを搭載し、自宅でのエンターテインメント体験を革新するタブレットとして大きな注目を集めています。
このレビューでは、Teclast T65 Maxが日々の動画鑑賞やゲームプレイをどれだけ豊かにするのか、比較対象である「Teclast T60」と比べて何が優れているのか、その実力を徹底的に検証しました。
【先に結論からお伝えしましょう】
Teclast T65 Max の長所(Pros):
- 13インチのIPS液晶がもたらす、他に類を見ない大画面と没入感
- Helio G99搭載による、ミドルレンジ上位の快適なパフォーマンス
- Netflixなどの動画配信サービスを高画質(HD)で楽しめるWidevine L1対応
- 長時間の使用を可能にする10,000mAhの大容量バッテリー
- 有線イヤホン派に嬉しい3.5mmイヤホンジャックの搭載
Teclast T65 Max の短所(Cons):
- 700gを超える重量で携帯性は低く、据え置きでの使用が前提
- 慣れが必要な、直感的でない物理的な音量ボタンの配置
- 日本の主要な4Gプラチナバンドに非対応
- 最新の重量級3Dゲームを最高設定で動かすには性能が不足
総合評価:
Teclast T65 Maxは、携帯性を割り切り、自宅での動画鑑賞や電子書籍、軽めのゲームといった用途に特化させた、コストパフォーマンスが極めて高い理想的なエンターテインメントタブレットです。特に、リビングのセカンドスクリーンや、迫力ある大画面でコンテンツを楽しみたい方には強くおすすめできます。
<この記事で分かること>
- アルミ筐体の質感と700g超の重量がもたらす実際の使用感
- 13インチ大画面の迫力と90Hzリフレッシュレートの滑らかさ
- Helio G99の処理性能を示すAntutuベンチマークスコア
- Teclast T60との具体的な性能差と比較
- 「原神」や「ウマ娘」など人気ゲームがどの程度快適に動作するかの検証結果
- NetflixをHD画質で視聴できるかどうかの確認
- 10,000mAhバッテリーの実際の持続時間と充電性能
- 4G LTE通信の対応バンドと日本国内で使う際の注意点
- 項目別の詳細な5段階評価と、購入すべきかどうかの最終判断
- 最新の価格と購入先
この記事を最後まで読むことで、Teclast T65 Maxを購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。大画面タブレットの購入で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ: Teclast T65 Max
デザイン:Teclast T65 Max ~大画面の迫力と引き換えに考慮すべき点~
ここでは、13インチという巨大なディスプレイを持つTeclast T65 Maxのデザインについて、詳しく見ていきます。比較対象として12インチのTeclast T60との違いにも触れながら、実際に手にしたからこそわかる質感や使い勝手をお伝えします。
息をのむほどの大きさと高級感
箱から取り出して最初に感じたのは、予想をはるかに超えるその大きさでした。10インチクラスのタブレットに少し毛が生えた程度だろうと想像していましたが、30cm定規とほぼ同じ長さの筐体は、もはやタブレットというよりノートPCのディスプレイ部分を手にしているような感覚です。12インチのTeclast T60も十分に大きいと感じましたが、T65 Maxの13インチというサイズはそれ以上の圧倒的な存在感を放っています。
具体的にサイズを比較すると、T65 Maxが長さ305mm×幅199mmなのに対し、T60は279mm×174mmです。数字の上ではわずかな差に見えるかもしれませんが、並べてみるとその差は歴然としています。特にT65 Maxの画面は、一般的な11インチタブレットと比較して表示領域が42%も広くなっており、この1インチの違いが没入感に大きな影響を与えています 。厚みに関しては、T65 Maxが約8.2mm、T60が約7.7mmと、どちらも驚くほどスリムな設計ですが、この薄さがT65 Maxの巨大さを一層引き立てているように感じました。
しかし、ただ大きいだけではありません。CNC加工されたアルミニウム製のユニボディは、ひんやりとした金属の感触が心地よく、安っぽさを全く感じさせない高級感を漂わせています。スペースグレーのカラーリングと、きめ細かなサンドブラスト仕上げは非常に洗練されており、所有する喜びを満たしてくれます。背面カメラの出っ張りも2mm程度とごくわずかで、机に置いたときにガタつかない点も、日常的な使いやすさをよく考えられた設計だと感じました。
ノートPC級の重量と引き換えの堅牢性
この高級感と大画面の代償として、重量はかなりのものです。公称値は710gですが、実測では730gを超え、まさに「横綱級」と呼ぶにふさわしい重さです。正直なところ、片手で持って操作するのは難しく、ソファでくつろぎながら使う場面でも、両手でしっかり支えないと指が痛くなってくるほどでした。比較対象のTeclast T60が約570g であることを考えると、T65 Maxの重さは際立っています。
さらに、純正の保護カバーを装着すると総重量は約1.2kgにも達し、これはもう完全にノートPCの領域です。そのため、頻繁に持ち運ぶというよりは、自宅のリビングや書斎に据え置いて、動画鑑賞や電子書籍リーダーとしてじっくり使うスタイルに向いているでしょう。ただ、その重さのおかげか、本体の剛性は非常に高く、少し力を入れてもきしむようなことはなく、安心して使うことができます。
最大の課題点:直感的でないボタンとポートの配置
デザイン面で最も残念だったのが、物理ボタンの配置です。本体を横向き(インカメラが上)にした状態では、上辺の右側に電源ボタンと音量ボタンが並びます。ここまでは普通ですが、問題は音量ボタンの操作方向です。右側が音量アップ、左側がダウンとなっており、一般的なスマートフォンやタブレットとは逆の配置に感じられるかもしれません。
特に縦向きで使う際に違和感が顕著で、本体下側に来るボタンが音量アップになるため、何度も押し間違えてしまいました。これは慣れが必要な部分であり、T65 Maxを検討する上で最も注意すべき点かもしれません。
ポート配置については、横向き時の右側面にUSB Type-Cポート、SIM/microSDカードスロット、そして4つのスピーカーのうちの2つがまとめられています。注目すべきは、3.5mmイヤホンジャックが搭載されている点です。比較対象のTeclast T60にはイヤホンジャックがないため 、有線イヤホンを愛用している私にとっては、これはT65 Maxの明確なアドバンテージでした。SIMカードスロットは、nanoSIMカード2枚、またはnanoSIMとmicroSDカード1枚の組み合わせで利用可能です。
<Teclast T65 Maxの付属品>
- ACアダプター
- 充電ケーブル(USB Type-C)
- SIMピン
- マニュアル類
- 保護フィルム(本体に貼付済み)
まとめ:デザイン
- 第一印象:13インチの圧倒的な存在感と、それに伴うノートPCのような重量感
- ビルドクオリティ:CNC加工のアルミユニボディは高級感があるものの、指紋が付きやすいマット仕上げ
- 携帯性:本体だけで700g超、カバー装着で1.2kg超となり、持ち運びには不向き
- ボタン配置:直感的でない音量ボタンの配置は、慣れを要する最大の欠点と言える
- ポート類:3.5mmイヤホンジャックを搭載している点は、非搭載のT60に対する明確な利点
ディスプレイ:Teclast T65 Max ~エンタメ体験を激変させる13インチの巨大スクリーン~
ここでは、Teclast T65 Maxが誇る13インチディスプレイの魅力に迫ります。動画鑑賞や電子書籍がどのように変わるのか、比較対象のTeclast T60との違いも交えながら、実際に使って感じた感動と注意点をお伝えします。
まるでプライベートシアター、IPS液晶の鮮やかな映像美
Teclast T65 Maxの電源を入れ、最初に目に飛び込んできたのは、その広大なIPS液晶ディスプレイが映し出す鮮やかな世界でした。発色に不自然さがなく、色の再現性が高いため、動画コンテンツとの相性は抜群です。週末に楽しみにしていたNetflixの新作映画を再生したところ、まるで自分だけの小さな映画館にいるかのような深い没入感に包まれました。8インチや10インチのタブレットでは味わえなかったこの迫力は、一度体験すると元には戻れないほどの感動があります。
タッチ操作の反応も非常に良好で、指に吸い付くように滑らかに追従してくれます。Webサイトをスクロールしたり、電子書籍のページをめくったりする際のストレスは全く感じませんでした。この大画面は画面分割機能との相性も完璧で、YouTubeで好きなアーティストのライブ映像を流しながら、SNSで感想をチェックするといった「ながら使い」も、表示が小さくなりすぎず快適そのものです。
解像度と90Hzリフレッシュレートがもたらす光と影
ディスプレイの解像度は1920×1200ピクセルで、動画を視聴している限りでは、粗さを感じることはなく十分に綺麗です。しかし、Webサイトの閲覧などで細かい文字を長時間見つめると、画面の大きさと相まって、ほんの少しドットの輪郭が気になってしまう場面もありました。この点、Teclast T60も解像度は2000×1200ピクセルとほぼ同等ですが、画面サイズが12インチと一回り小さいため、画素密度ではT60の方がわずかに高く、よりシャープに感じられるかもしれません。
一方で、T65 Maxの90Hzリフレッシュレートは、このタブレットの快適性を大きく向上させている要素です。画面のスクロールが驚くほど滑らかで、素早い動きも目で追いやすくなります。この滑らかさは、同じく90Hzに対応しているT60と共通の美点です。
そして、動画好きにとって最大の注目点は、著作権保護技術「Widevine L1」への対応です。これにより、Amazonプライム・ビデオはもちろん、T60では標準画質(SD)に制限されてしまうNetflixのコンテンツも、T65 Maxなら高画質(HD)で再生できます。この一点だけでも、動画配信サービスをメインに利用するならT65 Maxを選ぶ価値は十分にあると感じました。
<Teclast T65 Maxのディスプレイ仕様>
- サイズ: 13インチ IPS液晶
- 解像度: 1920×1200ピクセル (WUXGA)
- リフレッシュレート: 90Hz
- アスペクト比: 16:10
- タッチスクリーン技術: TDDIタッチスクリーン
- 著作権保護技術: Google Widevine DRM L1
まとめ:ディスプレイ
- 第一印象:13インチのIPS液晶がもたらす迫力は圧巻で、動画や電子書籍の没入感を劇的に向上させる
- 画質:発色は鮮やかで美しいものの、解像度は画面サイズに対して標準的で、文字など細かい表示では粗さを感じることもある
- 滑らかさ:90Hzのリフレッシュレートにより、スクロールなどの操作が非常にスムーズで快適
- 動画ストリーミング:Widevine L1対応でNetflixなども高画質再生が可能、これはT60に対する大きな優位点
- 輝度:輝度は屋内使用では十分だが、日中の屋外での視認性は高くない
パフォーマンス:Teclast T65 Max ~日常を格上げするミドルレンジの実力~
ここでは、Teclast T65 Maxの性能について、その処理能力の核となるプロセッサーを中心に、メモリやストレージの仕様にも触れながら深く掘り下げていきます。比較対象のTeclast T60との性能差にも着目し、実際の使用感がいかに快適であるかをお伝えします。
クラスを超える実力、MediaTek Helio G99
Teclast T65 Maxの快適な動作を支えているのは、MediaTek社の「Helio G99」というプロセッサーです。これは最新のTSMC 6nmプロセスで製造されており、比較対象であるTeclast T60が搭載するUnisoc T616/T620の12nmプロセスよりも微細化が進んでいます。これにより、より少ない電力で高いパフォーマンスを発揮できるのが大きな特徴です。CPUの構成は、2つの高性能コア「Cortex-A76」(最大2.2GHz)と6つの高効率コア「Cortex-A55」(最大2.0GHz)からなる8コア設計です。
この構成は、T60が採用する「Cortex-A75」コアよりも一世代新しく、Geekbench 5のスコアでもシングルコアで約550、マルチコアで約1700という、日常使いには十分すぎるほどの性能を示しています。グラフィックスを担当するGPUには「Mali-G57 MC2」を搭載。T60の「Mali-G57 MP1」(1コア)と比べて2倍の2コア構成となっており、グラフィック処理能力が格段に向上しています。このおかげで、UIのアニメーションや動画再生がより滑らかに感じられました。また、これだけの性能を持ちながら、高負荷な作業をしても本体が不快に熱くなることはなく、効率的な熱設計に感心しました。
ストレスフリーな日常操作とマルチタスク
この優れたプロセッサーのおかげで、T65 Maxの日常的な操作感は非常に快適です。例えば、Google Chromeで複数のタブを開きながら、バックグラウンドでYouTubeの音楽を再生し、さらにメールをチェックするといった一連の動作も、もたつくことなくスムーズにこなせます。特に、13インチの大画面を活かした画面分割でのマルチタスクは圧巻でした。左側でNetflixのドラマを流し、右側で調べ物をするような使い方をしても、動作が重くなることはありません。
Microsoft 365(Office)アプリを使って文書作成や表計算を行う際も、PCと遜色ない感覚で作業に集中できました。比較対象のT60も日常使いではサクサク動くと評価されていますが、複数のアプリを同時に動かすような場面では、T65 Maxの方がより余裕があり、安定しているという印象を受けました。
UFS 2.2ストレージがもたらす速度の恩恵
Teclast T65 Maxは、8GBの物理メモリ(RAM)を搭載しており、これだけでも十分な容量ですが、ストレージの一部を仮想的に割り当てることで最大20GBまで拡張することも可能です。これにより、多くのアプリを同時に開いてもメモリ不足に陥る心配はありません。
そして、パフォーマンスにおけるT65 Maxの大きな魅力の一つが、256GBの「UFS 2.2」ストレージを採用している点です。これは、T60をはじめとする多くの同価格帯タブレットで採用されている「eMMC」という規格に比べて、データの読み書き速度が格段に速いのが特徴です。この差は、アプリのインストールや起動、大容量の動画ファイルを内部ストレージに移動する際などに明確な体感差として現れます。実際に使ってみて、アプリの起動が速いだけでも、日々の小さなストレスが大きく軽減されることを実感しました。
<Teclast T65 Maxのパフォーマンス仕様>
- プロセッサー: MediaTek Helio G99 (TSMC 6nm)
- CPU: 2x Cortex-A76 @2.2GHz + 6x Cortex-A55 @2.0GHz
- GPU: Arm Mali-G57 MC2
- RAM: 8GB LPDDR4X (最大12GBの仮想メモリ拡張に対応)
- ストレージ: 256GB UFS 2.2 (最大1TBのmicroSDカードに対応)
まとめ:パフォーマンス
- プロセッサー性能:Helio G99はT60のUnisoc T616/T620より世代が新しく、CPU・GPU性能ともにワンランク上の実力
- 体感速度:Web閲覧や動画視聴、軽めのオフィス作業は非常にスムーズで、ストレスを感じることはない
- 発熱:先進の6nmプロセスのおかげで、高負荷時でも発熱が少なく快適に使用できる
- ストレージ速度:T60のeMMCより高速なUFS 2.2ストレージを搭載し、アプリの起動やデータ転送が速い
- 総合評価:日常的な用途において、ミドルレンジ上位の快適なパフォーマンスを提供してくれる
Antutuベンチマーク
Teclast T65 Maxが搭載するMediaTek Helio G99 プロセッサは、Antutu V 10 総合で約 40万 (399418) 前後を記録していました。
例1:Antutu V10.2.5 総合で「399418」、CPUで「133584」、GPUで「63558」、MEMで「101293」、UXで「100983」
例2: Antutu V10 総合で「401079」、CPUで「133947」、GPUで「63250」、MEMで「102099」、UXで「101783」
投稿者: @akibaburariThreadsで見る
一方、比較対象である「Teclast T60」は、Unisoc T620 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約29万点を記録していました。
例: Antutu V10.1.8 総合で「295162」、CPUで「93846」、GPUで「26497」、MEMで「106488」、UXで「68331」
Teclast T65 Maxは、前モデルの「Teclast T60」よりもスコアが約11万上がっていることになります。
MediaTek Helio G99 性能を比較
Teclast T65 Maxが搭載するMediaTek Helio G99 プロセッサは、他のCPUと比べて、どのくらいの性能なのでしょうか?ベンチマークで比較してみました。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・Antutu:62万
- UNISOC T760 (nubia Pad SE)・・・Antutu:50万
- Exynos 1280 (Galaxy Tab S6 Lite 2024)・・・Antutu:43万
- MediaTek Helio G100-Ultra (Redmi Pad 2)・・・Antutu:40万
- Helio G99 (Teclast T65 Max)・・・Antutu:40万
- Allwinner A733 (TECLAST P50AI)・・・Antutu:32万
- Unisoc T620 (Teclast T60)・・・Antutu:29万
- Snapdragon 680 (Redmi Pad SE)・・・Antutu:27万
- UNISOC T606 (Blackview Tab 90 WiFi)・・・Antutu:約 25万
<比較して分かること>
MediaTek Helio G99はAnTuTuスコア40万点という結果から、ミドルレンジのタブレットやスマートフォンにおいて、非常にバランスの取れた性能を持つCPUであると評価できます。最上位の処理性能を追求するユーザーや、あらゆるゲームを最高設定で快適にプレイしたいという要求には応えられない場面もありますが、その一方で、より低いスコアのCPUとは一線を画す快適さを提供します。
具体的には、「Unisoc T620」や「Snapdragon 680」を搭載したデバイスと比較した場合、アプリの起動速度、マルチタスク時の安定性、そしてゲームプレイにおけるフレームレートの安定性などで明確な差を感じることができるでしょう。
ゲーム性能:Teclast T65 Max ~13インチ大画面で探るHelio G99の実力~
Teclast T65 Maxが搭載するMediaTek Helio G99は、果たしてこの巨大な13インチスクリーンでどこまでゲームを楽しませてくれるのか。その実力を確かめるべく、要求スペックが異なる様々な人気タイトルを実際にプレイし、画質設定やフレームレート(FPS)から見えてくるリアルな性能をレビューします。
原神 (Genshin Impact)
美しいグラフィックの「原神」では、画質を「低」に設定することで、ようやく本格的な冒険が始まりました。広大なフィールドを探索している際は、平均して30FPSから40FPSを維持し、比較的快適に動き回れます。しかし、多数の敵と派手な元素爆発が飛び交う戦闘シーンや、建物が密集する璃月港のような都市部では、フレームレートが30FPSを割り込み、一瞬動きがカクつくことも。プレイ自体は十分に可能ですが、常に滑らかな体験を求めるなら、さらなる設定の調整が求められます。
フォートナイト (Fortnite)
一瞬の判断が勝敗を分ける「フォートナイト」では、安定性が何よりも重要です。グラフィック設定を「低」、3D解像度を75%にすることで、マッチの大部分で平均30FPSを維持することができました。しかし、ゲーム終盤、プレイヤーが密集し、建築バトルが激化する場面では、パフォーマンスが不安定になり20FPS台まで落ち込むことも。カジュアルに楽しむ分には問題ありませんが、勝利を目指すには少し厳しいかもしれません。
Call of Duty: Warzone Mobile
次に、モバイルゲームの中でも極めて高いスペックを要求する「Warzone Mobile」に挑戦しました。これはHelio G99にとって、まさに限界を試すようなタイトルです。グラフィックを「最低」に設定しても、平均フレームレートは25FPSから30FPS程度。特に敵と交戦する場面では20FPS前後まで大きく低下し、画面が紙芝居のようになってしまうこともありました。現状、このゲームを快適にプレイするのは難しいと言わざるを得ません。
ウマ娘 プリティーダービー
うってかわって、育成シミュレーションの「ウマ娘」では、Helio G99の真価が発揮されました。高画質設定でも、ゲームの上限である60FPSにほぼ張り付いたまま、非常に快適なプレイが可能です。レース中のデッドヒートや、大人数のウマ娘が歌い踊るライブシーンでもフレームレートが落ち込むことはなく、13インチの大画面で見るライブパフォーマンスは、まるで本物のコンサートのような没入感でした。
マインクラフト (Minecraft)
最後に、サンドボックスゲームの「マインクラフト」です。MODを入れないバニラの状態であれば、描画距離を12チャンク程度に設定しても、60FPSで安定して動作します。建築や洞窟探検といった基本的なプレイでパフォーマンスに不満を感じることは全くなく、大画面で自分の世界を創造する楽しみを存分に味わえました。ただし、リアルな影を追加するシェーダーMODを適用すると、さすがにフレームレートは30FPSを下回り、動作が重くなりました。
まとめ:ゲーム性能
Teclast T65 Maxが搭載するHelio G99は、ミドルレンジとして非常にバランスの取れたプロセッサーです。「ウマ娘」のような最適化されたゲームや、「マインクラフト」のような比較的負荷の軽いゲームであれば、60FPSでの極めて快適なプレイを約束してくれます。
一方で、「原神」や「フォートナイト」のような高いグラフィック性能を要求するタイトルでは、画質設定を「低」まで下げることで、ようやくプレイの土俵に上がれるといった印象です。特に「Warzone Mobile」のような最新の超重量級ゲームには力不足が否めず、このプロセッサーの性能限界を示しています。
結論として、このタブレットは、最先端のゲームを最高品質でプレイしたいコアゲーマーよりも、様々なジャンルのゲームをこの巨大なスクリーンで楽しみたいと考える、カジュアルからミドル層のゲーマーにとって最適な選択肢と言えるでしょう。
カメラ性能とオーディオ:Teclast T65 Max ~エンタメ体験を支える機能と割り切り~
ここでは、Teclast T65 Maxのカメラとオーディオ性能について、エンターテインメント体験にどう影響するのかをレビューします。比較対象のTeclast T60との違いにも触れながら、実際に使って感じた正直な感想をお届けします。
「メモ代わり」と割り切るべきカメラ性能
まず、カメラの構成ですが、背面には1300万画素のメインカメラ(オートフォーカス対応)、前面には800万画素のカメラを搭載しています。背面のカメラ周りは「Aura Ring」と名付けられたギザギザのデザインが特徴的です。しかし、正直なところ、このタブレットのカメラに高い画質を期待するのは難しいかもしれません。カメラアプリのUIは非常にシンプルで、設定項目も限られています。
実際にいくつかの場面で撮影を試してみました。例えば、書類を撮影してテキストを記録するような「メモ代わり」の用途であれば、十分な役割を果たしてくれます。しかし、窓の外の風景を撮ってみると、全体的に少し黄色がかった色味になり、細部の輪郭がぼやけてしまう印象でした。スマートフォンのカメラのような鮮明さや自然な色再現性は期待できません。前面の800万画素カメラは、友人とのLINEでのビデオ通話には問題なく使えましたが、重要なWeb会議などで使うには少し心もとない画質です。
比較対象のTeclast T60もカメラ性能は高く評価されておらず、「QRコードの読み取りや書類のスキャン程度」とされています。T65 Maxの画質も同等レベルですが、前面カメラの画素数がT60の500万画素から800万画素に向上している点は、ビデオ通話の機会が多い方にとっては小さなメリットと言えるでしょう。ただ、そもそも13インチという巨大なタブレットを構えて写真を撮る姿は少し滑稽に映るかもしれません。
迫力は十分、しかし音質には課題も残るクアッドスピーカー
Teclast T65 Maxは、本体の左右に2つずつ、合計4つのスピーカーを搭載したクアッドスピーカー仕様です。このおかげで、動画を視聴する際の音の広がりは素晴らしく、13インチの大画面と相まってかなりの迫力を生み出します。YouTubeで公開されている映画の予告編を再生したところ、セリフはクリアに聞き取れ、十分な音量も確保できていました。
しかし、音楽鑑賞となると話は少し変わってきます。例えば、ロックバンドのライブ映像を再生すると、低音域の迫力が弱く、全体的にシャカシャカとした軽い音に聞こえてしまいました。音質にこだわる方には物足りなさを感じるかもしれません。この点は、スピーカー品質が「かなり高い」と評価されることもあったTeclast T60と比較すると、少し残念なポイントです。
さらに、T65 Maxのスピーカーには大きな弱点があります。それは、本体の向きに合わせて左右の音声チャンネルが切り替わらないことです。横向きで動画を観ていて、本体を180度回転させると、左右の音が逆になってしまい、強い違和感を覚えました。
3.5mmイヤホンジャック搭載という明確なアドバンテージ
そんなスピーカー性能ですが、T65 Maxには大きな救いがあります。それは、3.5mmイヤホンジャックが搭載されている点です。比較対象のT60にはイヤホンジャックがなかったため、これは明確なアドバンテージです。音質にこだわりたい時は、手持ちの有線イヤホンやヘッドホンを接続するだけで、スピーカーの弱点を簡単にカバーできます。もちろん、Bluetooth接続にも対応しており、高音質なLDACコーデックも利用できるため、ワイヤレス環境でも高品位なサウンドを楽しむことが可能です。
<Teclast T65 Maxのカメラ・オーディオ仕様>
- 背面カメラ: 1300万画素(オートフォーカス対応) + 補助カメラ
- 前面カメラ: 800万画素
- スピーカー: クアッドスピーカー(4基)
- オーディオシステム: Teclast SWEET 4 オーディオシステム
- 外部出力: 3.5mmヘッドホンジャック、USB Type-C
- Bluetoothコーデック: SBC, AAC, LDAC
まとめ:カメラ性能とオーディオ
- カメラ画質:記録用途には十分だが、スマートフォンのような高画質は期待できず「メモ代わり」と割り切るのが賢明
- ビデオ通話:800万画素の前面カメラは、T60より向上しており、友人とのカジュアルなビデオ通話には問題ないレベル
- スピーカー音質:クアッドスピーカーによる音の広がりは良いが、低音が弱く、全体的に軽い音質
- オーディオの弱点:本体を回転させても音声の左右チャンネルが入れ替わらないため、持ち方によっては違和感がある
- 外部出力:3.5mmイヤホンジャックを搭載している点は、非搭載のT60に対する大きなメリット
バッテリーと接続性:Teclast T65 Max ~大容量バッテリーがもたらす安心感と通信の注意点~
ここでは、Teclast T65 Maxの中核とも言えるバッテリー性能と、日々の使い勝手を左右する通信機能について詳しくレビューします。大画面タブレットだからこそ重要になるこれらの要素が、実際の使用でどのように機能するのか、Teclast T60との比較も交えながら解説します。
一日中使える、10,000mAhの大容量バッテリー
Teclast T65 Maxを語る上で欠かせないのが、10,000mAhという巨大なバッテリー容量です。これは比較対象であるTeclast T60の8,000mAhを大幅に上回る数値で、その差は確かな安心感につながっています 。バッテリーの持続時間を示すPCMarkのテストでは9時間46分という結果でした 。実際に使ってみると、特に動画視聴時の消耗が大きく、YouTubeを1時間見続けるとバッテリーが13%も減少しました。音楽再生(Amazon Music)では1時間で2%の消費に留まるものの 、大画面での映像表示は相応に電力を必要とするようです。
それでも、動画鑑賞やWebサイトの閲覧、メールチェックといった通常の使い方であれば、2日間は充電なしで過ごせました。これだけの容量があれば、外出時にモバイルバッテリーを持ち歩く必要性も感じません。公式では最大24時間の連続使用が可能と謳われていますが、それも納得できるほどの持久力です。T60もバッテリー持ちが良いと評判ですが、画面サイズが大きいT65 Maxが、より大きなバッテリーを搭載しているのは理にかなった設計と言えるでしょう。
充電速度は標準的、USB-Cポートの仕様
バッテリーの充電は、USB Type-Cポートを介して行い、18WのPD急速充電に対応しています。 とはいえ、10,000mAhという大容量タンクを満たすには、それなりの時間が必要です。バッテリーが空に近い状態から満充電までは2時間40分ほどかかり、就寝中に充電しておくのが現実的な運用だと感じました。ちなみに、ワイヤレス充電には対応していません。
このUSB-Cポートは、データの転送速度としてはUSB 2.0規格に準拠しています。動画ファイルなどの大きなデータをPCとやり取りする際には、最新の高速規格ほどのスピードは出ない点も知っておくと良いでしょう。
安定したワイヤレス接続と、注意が必要なモバイル通信
Wi-FiはWi-Fi 5(802.11ac)に、Bluetoothは5.2に対応しています。自宅のWi-Fiルーターとの接続は安定しており、書斎からリビングへ移動しても途切れることなく、NetflixのHD動画をストリーミング再生できました。ワイヤレスイヤホンとの接続もスムーズで、動画視聴時の音ズレも感じられませんでした。
また、本機は4G LTE通信に対応しているため、SIMカードを挿せばWi-Fiがない環境でもインターネットに接続できます。 これは大きなメリットですが、日本のユーザーにとっては注意が必要です。対応バンドがNTTドコモやauの主要なプラチナバンド(Band 19やBand 18/26)をカバーしていないため、場所によっては電波を掴みにくい可能性があります。
GPS機能も搭載されていますが、私が試した個体では、当初ナビアプリが正常に方向を示さないという問題がありました。サポートに連絡し交換してもらったところ、問題なく動作するようになりました。どうやら私が最初に手にした個体は、地磁気センサーに問題を抱えていたようです。もしナビ機能の挙動がおかしいと感じた場合は、個体差による初期不良の可能性を疑ってみるのが良いかもしれません。この点は、GPS精度が低いと報告されているT60よりは信頼できますが、購入の際には少し注意が必要な部分です。
<Teclast T65 Maxのバッテリー・通信仕様>
- バッテリー容量: 10,000mAh
- 充電規格: 18W PD急速充電
- 充電ポート: USB Type-C (USB 2.0)
- Wi-Fi: Wi-Fi 5 (802.11 a/b/g/n/ac)
- Bluetooth: 5.2
- モバイル通信: 4G LTE対応 (デュアルSIM)
- 衛星測位: GPS, GLONASS, Galileo, BeiDou
まとめ:バッテリーと接続性
- バッテリー容量:10,000mAhの大容量バッテリーは、T60の8,000mAhを上回り、長時間の動画視聴や読書でも安心感がある
- 充電性能:18Wの急速充電に対応しているが、大容量ゆえに満充電には時間がかかる
- ワイヤレス接続:Wi-Fi 5とBluetooth 5.2は安定しており、日常的なワイヤレス接続に問題はない
- モバイル通信:4G LTEに対応し外出先でも使えるが、ドコモやauのプラチナバンドに非対応な点は要注意
- GPS機能:GPSの精度は個体差がある可能性が指摘されており、T60よりは信頼性が高いものの、購入時には注意が必要
OSと機能:Teclast T65 Max ~素のAndroidの快適さと、ユニークな癖~
ここでは、Teclast T65 Maxのソフトウェアと、日々の使い勝手を豊かにする様々な機能に焦点を当てていきます。素に近いAndroid 14の快適な操作感と、少し気になるユニークな癖、そして便利な機能の数々を、Teclast T60との比較を交えながら、実際に使って感じたことを正直にお伝えします。
クリーンなAndroid 14と、少しの「慣れ」が必要なUI
Teclast T65 Maxには、余計なアプリがほとんど入っていない、クリーンなAndroid 14が搭載されています。これにより、ストレージを無駄に消費することなく、自分好みのアプリだけをインストールして快適な環境をすぐに構築できる点は、大きな魅力です。比較対象のTeclast T60も同様に素に近いAndroidを搭載しており、このシンプルさはTeclast製品の美点と言えるでしょう。
しかし、T65 Maxの操作性には、少し「慣れ」が必要な部分がありました。最も気になったのは、電源オンや再起動後に、画面の自動回転をオフにして縦向きに固定していても、必ず横画面で起動してしまう点です。普段、電子書籍を読むために縦向きで固定している私にとって、起動のたびに持ち替えなければならないのは、地味ながらもストレスを感じる瞬間でした。
また、顔認証によるロック解除は、インカメラに顔を向ければサッと解除してくれるので、まずまずの精度で便利です。指紋認証は非搭載ですが、パスコードを毎回入力する手間が省けるだけでも快適さは大きく向上します。
大画面を活かす機能と、これからの可能性
13インチという大画面を最大限に活かせるのが、画面分割機能です。例えば、画面の左側でPS5のリモートプレイをしながら、右側で攻略サイトを開くといった使い方が、表示が小さくなりすぎることなく快適に行えます。このマルチタスク性能は、T65 Maxのエンターテインメント体験を格段に向上させてくれました。ただし、一部の競合タブレットが搭載しているような、PCライクに使える「デスクトップモード」は非搭載な点は少し残念です。
注目すべきは、2025年に発売が予定されているニューバージョンでは、4,096段階の筆圧検知に対応したアクティブスタイラスペンがサポートされる点です。これにより、T65 Maxは単なるコンテンツ消費デバイスから、メモ書きやイラスト制作も可能なクリエイティブツールへと進化する可能性を秘めています。これは、スタイラスペンへの対応が明言されていないT60に対する大きなアドバンテージとなるでしょう。
また、別売りの純正超薄型ケースは、本体をしっかりと保護してくれるだけでなく、カバーの開閉でスリープが切り替わる便利な機能を備えています。スタンドとしても使えるため、動画鑑賞時には必須のアイテムですが、装着すると総重量が1.2kgを超えるため、携帯性はさらに損なわれる点には注意が必要です。
<Teclast T65 MaxのOS・機能 仕様>
- OS: Android 14
- UI: 素に近いAndroid UI
- マルチタスク: 画面分割に対応
- 生体認証: 顔認証
- センサー: ジャイロスコープ、地磁気センサー、重力センサー、距離センサー、光センサー
- スタイラスペン: 2025年モデルで4,096段階の筆圧検知ペンに対応予定
- その他: Google Widevine DRM L1対応
まとめ:OSと機能
- OSの使い勝手:余計なアプリがないクリーンなAndroid 14は快適だが、起動時の画面向き固定など一部に癖がある
- 生体認証:指紋認証はないものの、便利な顔認証に対応している
- マルチタスク:13インチの大画面を活かした画面分割機能は、エンタメや軽作業の効率を大きく向上させる
- 将来性:2025年モデルでのスタイラスペン対応は、クリエイティブな用途への可能性を感じさせる
- T60との比較:基本的なOS体験は似ているが、T65 Maxには独自のUIの癖があり、将来的なペン対応という明確な違いがある
Teclast T65 Max vs Teclast T60 スペック比較
Teclast T65 MaxとTeclast T60は、どちらも大画面が魅力のタブレットですが、そのスペックには多くの違いがあります。ここでは、どちらのモデルが自分に合っているかを判断できるよう、両者の主な違いを項目別に詳しく比較します。
ディスプレイ
- Teclast T65 Max: 13インチ、解像度1920×1200
- Teclast T60: 11.97インチ、解像度1200×2000
- 違い:T65 MaxはT60よりもさらに一回り大きい13インチのディスプレイを搭載しており、動画や電子書籍の閲覧時に、より圧倒的な没入感を得られます 。
プロセッサ(SoC)
- Teclast T65 Max: MediaTek Helio G99
- Teclast T60: Unisoc T620
- 違い:T65 Maxが搭載するHelio G99は、T60のUnisoc T620よりも総合的な処理性能、特にGPU性能で大きく上回っています。これにより、T65 Maxはよりスムーズな操作感と、軽めのゲームなら快適にプレイできるパフォーマンスを発揮します。
バッテリー容量
- Teclast T65 Max: 10,000mAh
- Teclast T60: 8,000mAh
- 違い:T65 MaxはT60より2,000mAhも多いバッテリーを搭載しており、より長時間の連続使用が可能です。大画面でコンテンツを心ゆくまで楽しむためのスタミナが確保されています。
OSバージョン
- Teclast T65 Max: Android 14搭載で発売され、2025年にはAndroid 15へのアップグレード版が予定されています。
- Teclast T60: Android 13で発売され、後にAndroid 14搭載版が登場しました。
- 違い:T65 Maxの方が新しいOSでスタートしており、将来的なアップデートの面で有利です。
サイズと重量
- Teclast T65 Max: 305 x 199 x 8.2 mm / 710g
- Teclast T60: 279 x 174 x 7.7 mm / 558g
- 違い:T65 MaxはT60より大幅に大きく、重さも150g以上あります。携帯性を重視するなら、T60の方が圧倒的に有利です。
カメラ
- Teclast T65 Max: 前面8MP / 背面13MP+0.1MP
- Teclast T60: 前面5MP / 背面13MP
- 違い:T65 Maxは前面カメラの画素数が高いため、ビデオ通話などでより鮮明な映像を期待できます。
耐久性とカラー
- Teclast T65 Max: アルミニウム筐体 / スペースグレー
- Teclast T60: アルミニウム筐体 / スペースグレー
- 違い:両モデルともにCNC加工された金属製の筐体を採用しており、ビルドクオリティや耐久性に大きな差はありません。カラーバリエーションも同じです。
オーディオ出力
- Teclast T65 Max: 3.5mmイヤホンジャック搭載
- Teclast T60: 3.5mmイヤホンジャック非搭載
- 違い:T65 Maxは有線イヤホンを直接接続できるのが大きなメリットです。T60で有線イヤホンを使うには、USB-Cからの変換アダプタが別途必要になります。
まとめ
Teclast T65 Maxは、T60をベースに、ディスプレイサイズ、プロセッサー性能、バッテリー容量を大幅に強化した、まさしく上位モデルと言える存在です。特に、より大きな画面でのエンターテインメント体験と、より高いパフォーマンスを求めるユーザーに適しています。
一方で、Teclast T60は、T65 Maxに性能面で劣るものの、より軽量で持ち運びやすく、コストパフォーマンスに優れています。どちらを選ぶかは、画面の大きさと性能を最大限に追求するか、携帯性や価格とのバランスを取るか、というユーザーの優先順位によって決まるでしょう。
Teclast T65 Maxのメリット・デメリット
Teclast T65 Maxは、その特徴が際立っている分、長所と短所が非常に明確なタブレットです。ここでは、購入を検討する上で重要なメリットとデメリットを、Teclast T60との比較を交えながら詳しく解説します。
【メリット】
メリット1:13インチの圧倒的な大画面
最大のメリットは、何と言っても13インチという他に類を見ない大画面です 。比較対象のTeclast T60も12インチと大きいですが、T65 Maxはそれをさらに上回る迫力で、動画視聴や電子書籍の閲覧において、まるで別次元の没入感を提供してくれます。90Hzのリフレッシュレートにも対応しており、Webサイトのスクロールも非常に滑らかです。
メリット2:価格以上の快適なパフォーマンス
MediaTek Helio G99プロセッサーと、高速なUFS 2.2規格のストレージを搭載しており、日常的な操作でストレスを感じることはありません 。これは、T60が採用するUnisoc T616/T620プロセッサーとeMMCストレージの組み合わせよりも明らかに高性能で、アプリの起動やデータの読み込みが速く、より快適な操作感を実現しています。
メリット3:動画ストリーミングへの強さ
著作権保護技術「Widevine L1」に対応しているため、NetflixやAmazonプライム・ビデオといった主要な動画配信サービスを高画質(HD)で楽しむことができます 。特にNetflixのHD再生は、T60では不安定な場合があるため、動画視聴を主目的とするならT65 Maxの明確なアドバンテージです。
メリット4:大容量バッテリーとイヤホンジャックの搭載
10,000mAhという大容量バッテリーを搭載し、長時間の連続使用が可能です。これはT60の8,000mAhを上回る容量で、充電の心配をせずに済みます 。また、今では珍しくなった3.5mmイヤホンジャックが搭載されている点も大きなメリットです。T60にはイヤホンジャックがないため、有線イヤホン派のユーザーにとっては嬉しいポイントです 。
メリット5:microSDカードによるストレージ拡張
内蔵ストレージは256GBと十分な容量ですが、それに加えて最大1TBまでのmicroSDカードに対応しています。これにより、大量の動画や電子書籍、写真を気兼ねなく保存できます。この点はT60も同様に対応しています。
【デメリット】
デメリット1:ノートPC級の重さと低い携帯性
最大のデメリットは、700gを超えるその重量です。T60の約570gと比較しても際立って重く、片手で持って長時間操作するのは現実的ではありません 。自宅のデスクやスタンドに据え置いて使うことが前提となるでしょう。
デメリット2:直感的でないボタン配置
音量ボタンの配置が一般的ではなく、特に縦向きで使う際に操作を間違えやすいという、使い勝手上の大きな欠点があります 。この点、より標準的なボタン配置のT60の方が、直感的に操作できます。
デメリット3:限定的な4G LTE対応バンド
4G LTE通信に対応しているものの、NTTドコモやauのプラチナバンドといった、日本国内の主要な周波数帯の一部をサポートしていません。そのため、場所によってはモバイルデータ通信が不安定になる可能性があり、注意が必要です。
デメリット4:いくつかの機能の非対応
価格を考えれば当然かもしれませんが、ワイヤレス充電には対応していません。また、映像を外部のモニターに出力するためのHDMI出力機能も備えていません。これらの機能が必要な場合は、他の選択肢を検討する必要があります。
Teclast T65 Maxのスペック(仕様)一覧
- ディスプレイ: 12.95インチ、解像度 1920 x 1200 ドットのIPS
※16:10 / 輝度300nits / TDDI技術 - 液晶の機能: アイプロテクションモード、リーディングモード、画面分割
- Widevine L1: 対応
- リフレッシュレート: 90Hz
- プロセッサ: MediaTek Helio G99 (MT6789)
- ※6nm / 64bit / 8コア / 最大2.2GHz
- CPU: 2x ARM Cortex-A76 2.2GHz + 6x ARM Cortex-A55 2.0GHz
- GPU: ARM Mali-G57 MC2 950MHz + HyperEngine 2.0
- RAM(メモリ): 8GB
- 拡張メモリ: +12GBで最大20GBまで
- ストレージ: 256GB UFS 2.2
- 外部ストレージ: microSDカードで最大1TBまで
- バッテリー: 10,000 mAh
- 駆動時間: 最大24時間の生産性とエンターテイメント
- 充電: 18W PD急速充電
- 背面カメラ: 13MP + 0.1MP ※AIサブカメラ、LEDフラッシュ
- 前面カメラ: 8MP
- ワイヤレス通信: Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
- 衛星測位: A-GPS, GLONASS, GALILEO, Beidou
- インターフェース: USB Type-C (OTG)、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
- センサー: ジャイロスコープ、コンパス(地磁気センサー)、重力センサー、距離センサー、光センサー、ホールセンサー
- スピーカー: 4スピーカー
- オーディオ: Sweet 4サウンドシステム、インテリジェントアンプ内蔵
- マイク: デュアルデジタルマイクアレイ、AIノイズキャンセリング
- キーボード: Bluetooth キーボード(別売)
- ケース: T65 Max 超薄型ケース
- 生体認証: 顔認証
- 筐体: アルミニウム、CNC 加工、サンドブラスト仕上げ、ユニボディ、オーラ リング デザイン
- OS: Android 14 ※GMS認証、Google Playストア対応
- サイズ: 305 x 199 x 8.2 mm
- 重量: 710g
- カラー: スペースグレー
- 付属品: 電源アダプター、ケーブル、SIMピン、ユーザーマニュアル
- 4G通信: 対応(VoLTE 通話)、下り最大600Mbps
- SIMカード: nanoSIM(デュアルSIM対応)
対応バンド:Teclast T65 Max
Teclast T65 Maxは4G通信に対応しています。
基本的には本体にSIMカードを入れて、APN設定を済ませると、通信できます。
SIMはNanoSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
- FDD-LTE: B1 / B3 / B5 / B7 / B8 / B20
- TD-LTE: B34 / B38 / B39 / B40 / B41
対応バンドの詳細
ドコモ回線
- 4G: B1 / B3 / B41
- プラチナバンド: 非対応
- ドコモ回線の主要なバンドであるB1とB3に対応していますが、通信エリアの広さと屋内への電波の届きやすさを左右する最も重要なプラチナバンドB19に非対応です。このため、都市部では通信可能ですが、郊外や山間部、建物の内部などでは電波が著しく弱くなる、あるいは圏外になる可能性が非常に高く、安定した利用は困難です。
au回線
- 4G: B1 / B3 / B41
- プラチナバンド: 非対応
- au回線の主要バンドの一つであるB1には対応していますが、プラチナバンドであるB18およびB26に非対応です。ドコモ回線と同様に、プラチナバンドがなければ全国的な通信エリアをカバーすることは難しく、特に地方や屋内での利用には大きな制約が生じます。実用的な利用は厳しいと言えます。
ソフトバンク回線
- 4G: B1 / B3 / B8 / B41
- プラチナバンド: B8 対応
- ソフトバンク回線の主要バンドであるB1、B3に加え、プラチナバンドであるB8にも完全に対応しています。これにより、都市部から郊外、山間部まで広いエリアで安定した通信が期待できます。4G通信に関しては、ソフトバンク回線で問題なく利用できる構成です。
楽天モバイル回線
- 4G: B3
- プラチナバンド: パートナー回線(B18/B26)に非対応
- 楽天モバイルの自社回線が使用する主要バンドB3に対応しているため、楽天モバイルのサービスエリア内では通信が可能です。しかし、そのエリアを補完するパートナー回線(au回線)のプラチナバンドB18/B26には非対応です。楽天モバイルの自社エリアはまだ限定的であるため、エリア外では圏外となってしまい、全国で利用するにはカバー範囲に不安が残ります。
結論
この端末の対応バンドを総合的に評価すると、日本国内での利用はソフトバンク回線に最適化されていると言えます。ソフトバンク回線であれば、主要バンドとプラチナバンドの両方に対応しているため、全国の広いエリアで安定した4G通信が可能です。
一方で、ドコモ回線およびau回線では、通信の根幹をなすプラチナバンドに非対応であるため、利用できるエリアが非常に限定され、メイン端末としての使用は推奨できません。楽天モバイル回線についても、パートナー回線が使えないため、楽天の自社回線エリア外では通信できず、利便性に大きな課題が残ります。
したがって、この端末を日本国内で快適に使用するには、ソフトバンク回線、またはソフトバンクのネットワークを利用したMVNO(格安SIM)での契約が最も適しています。
Teclast T65 Maxの評価
8つの基準で「Teclast T65 Max」を5段階で評価してみました。
【項目別評価】
画面の見やすさ:★★★★☆
13インチの大画面は動画や電子書籍で圧倒的な没入感を与えてくれます。ただし、解像度は標準的で、至近距離では文字の粗さを感じることがありました。
スペック:★★★★☆
Helio G99は日常使いには十分すぎる性能で、アプリの動作も非常にスムーズです。UFS 2.2ストレージの採用で、データの読み書きも高速です。
デザイン:★★★☆☆
アルミユニボディの質感は高いものの、700gを超える重量は大きなマイナス点です。また、音量ボタンの配置が直感的でなく、使いにくさを感じました。
耐久性: ★★★★☆
CNC加工された金属製の筐体は剛性が高く、しっかりとした作りです。平置きしてもガタつかないカメラ設計も、安心感につながります。
通信:★★★☆☆
Wi-FiやBluetoothの接続性は安定していますが、4G LTEが日本の主要なプラチナバンドに非対応な点は、モバイル用途では大きな制約となります。
機能:★★★★☆
NetflixのHD再生が可能なWidevine L1や、便利な顔認証、豊富なセンサー類を搭載しています。2025年モデルでのペン対応も魅力的です。
使いやすさ:★★☆☆☆
とにかく重く、長時間手に持っての使用は困難です。独特なボタン配置と合わせ、物理的な使い勝手には多くの課題が残ります。
価格:★★★★☆
13インチの大画面とHelio G99というスペックを考えれば、3万円台から購入できる価格は非常に魅力的で、コストパフォーマンスは高いです。
【総評】 ★★★★☆
自宅で楽しむエンタメ特化型タブレット
Teclast T65 Maxは、「ポータブルな万能機」ではなく、「自宅で使うための大画面エンターテインメントデバイス」という明確な目的を持って作られたタブレットです。13インチという巨大なスクリーンは、一度体験すると10インチクラスには戻れないほどの迫力と満足感を提供してくれます。
圧倒的な大画面とエンタメ性能
最大の魅力は、やはりこの13インチという大画面にあります。Teclast T60の12インチ画面も大きいと感じましたが、T65 Maxはそれをも上回る迫力で、NetflixやYouTubeを視聴すれば、まるでプライベートシアターのような没入感が得られます。特に、T60ではHD画質での再生が不安定な場合があるNetflixも、T65 Maxでは安定して高画質で視聴できる点は、動画好きにとって大きなアドバンテージです。
また、搭載されているHelio G99プロセッサーは、T60のUnisoc T616/T620よりもワンランク上の性能を誇り、動画の再生やWebブラウジングでストレスを感じることはありませんでした。さらに、T60の8,000mAhを上回る10,000mAhの大容量バッテリーは、より長時間のコンテンツ視聴を可能にし、充電の心配を軽減してくれます。
【購入前の注意点】物理的な使い勝手と割り切り
一方で、この魅力と引き換えに、物理的な使い勝手では多くの割り切りが必要です。700gを超える本体は、Teclast T60の約570gと比較しても際立って重く、手で持って長時間使うことは現実的ではありません。タブレットスタンドなどに設置して使うのが基本スタイルとなるでしょう。
また、一般的な製品とは異なる音量ボタンの配置は、慣れるまで押し間違えが頻発するかもしれません 。この点、T60のボタン配置はより標準的で、物理的な操作のしやすさではT60に軍配が上がります。ただし、T60には3.5mmイヤホンジャックが搭載されておらず、有線イヤホン派にとってはT65 Maxが有利になるなど、どちらのモデルも一長一短があります 。これらの点は、購入前に必ず理解しておくべき重要なポイントです。
こんな人におすすめ
以上の点から、Teclast T65 Maxは「タブレットを外に持ち運ぶことはなく、主に自宅で動画鑑賞や電子書籍を楽しみたい」「PCのサブモニターのような使い方もしたい」「何よりも画面の大きさとコストパフォーマンスを重視する」という方に強くおすすめできる一台です。携帯性や完璧な操作性を求める方には向きませんが、その目的を理解して使えば、これ以上ない満足感を得られるはず。ぜひ購入を検討してみてください。
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Teclast T65 Maxの価格・購入先
※価格は2025/08/14に調査したものです。価格は変動します。
ECサイト
- Amazonで39,900円(8000円OFFクーポン付きで実質31,900円)、
- 楽天市場で35,480円、
- ヤフーショッピングで42,980円(送料別)、
- AliExpressで26,835円、
- 米国 Amazon.comで$186.97、
で販売されています。
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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめのライバル機種と価格を比較
「Teclast T65 Max」と似た性能を持つタブレットも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。
Blackview MEGA 8
Blackviewから発売された13インチのタブレットです(2025年5月1日 発売)。
DokeOS_P 4.1 (Android 15 ベース)、Unisoc Tiger T620 プロセッサ、12GB RAM (+最大24GBまでのメモリ拡張)、FHD+ IPS液晶 (リフレッシュレート90Hz)、512GBまたは256GBストレージ (UFS)、11000mAhバッテリー、背面50MP+2MPカメラ、前面13MPカメラを搭載しています。
また、Doke AI(AI音声起動、AIグローバルスマートコントロールなど多数)、PCモード、画面分割、
最大2TBまでのストレージ拡張、18W 急速充電、クアッドBOX Smart-K ステレオスピーカー、スタイラスペン(付属)、ワイヤレスキーボード(別売)、顔認証、目の保護モード、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi (5G WIFI対応)、Bluetooth 5.0、4G LTE通信に対応しています。
価格は、Amazonで33,155円(税込)、AliExpressで26,401円、米国 Amazon.comで$349.99($100 OFFクーポン付き)、です。
関連記事:Blackview MEGA 8徹底レビュー!AI機能と性能をMEGA 2と比較
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Teclast T60 AI
Teclastから発売された12インチのタブレットです(2025年1月15日 発売)。
Allwinner A733、6GB LPDDR5 メモリ、フルHD+液晶、256GB eMMC 5.1ストレージ、8000 mAhバッテリー、背面13MP+0.08MPカメラ、前面5MPカメラを搭載しています。
また、DP映像出力、「AIビデオアップスケーリング」、「AIカラー最適化」、「AIジェスチャーコントロール」、「AI姿勢認識」、「AIテキスト抽出」、PCモード、
合計 最大16GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、18W 急速充電、デュアル BOXスピーカー、Sweet 4サウンドシステム、フォリオケース(別売)、USB Type-C 3.0 (OTG) x1、Type-C 2.0(OTG) x1Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4に対応しています。
価格は、Amazonで27,900円(税込・8000円OFFクーポン付きで実質19,900円)、です。
関連記事:Teclast T60 AIレビュー!革新的な機能でリードする12インチタブレット
Amazonで「Teclast T60 AI」をチェックする
Teclast T70
Teclastから発売された14インチのタブレットです(2024年11月発売)。
Android 14、MediaTek Helio G99、8GBメモリ、WUXGA液晶、256GB UFS ストレージ、10,000 mAhバッテリー、背面13MP + 0.1MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、最大20GBまでのメモリ拡張、クアッドスピーカー、18W PD急速充電、4衛星測位のGPS、10点マルチタッチ、T-Colour 4.0、最大1TBまでのストレージ拡張、顔認証、USB Type-C (OTG)、4G LET通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで35,900円(税込)、AliExpressで30,286円、です。
関連記事:超大型14インチ!Teclast T70はコスパ最強 性能を徹底レビュー
Amazonで「Teclast T70」をチェックする
N-one Npad Ultra
N-oneから発売された12インチのAndroid 14 タブレットです。Snapdragon 685、2K液晶、128GB UFSストレージ、9200mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラ搭載で、最大20GBまでのメモリ拡張、18W PD急速充電、Widevine L1、クアッドスピーカー、ステレオサウンド、ペアレンタルコントロール、Googleキッズスペース、顔認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで28,999円(税込)、米国 Amazon.comで$249.99 です。
関連記事:12型で最安「N-one Npad Ultra」のメリット・デメリット
Amazonで「N-one Npad Ultra」をチェックする
Alldocube iPlay 60 Pad Pro
Alldocubeから発売されたALLDOCUBE OS 3.0 搭載の12.1型タブレットです。MediaTek Helio G99 (MT8781) 、2K液晶、128GB、10000 mAhバッテリー、背面16MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、専用のマジックタッチ キーボード(別売)、33W PD急速充電、クアッドBOXスピーカー、4G LET通信、Widevine L1、リフレッシュレート 90Hz、最大20GBまでのメモリ拡張、Wi-Fi 5に対応しています。
価格は、Amazonで32,999円 (税込・7000円OFFクーポン付き)、楽天市場で32,999円(クーポン利用で25,999円・送料無料)です。
関連記事:劇的に進化した「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」を解説
Amazonで「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」をチェックする
他のTeclast タブレットと比較する
他にもTeclast タブレットが多数 販売されています。2025、2024モデルもあるので ぜひ比較してみてください。
Teclast タブレット 全機種を比較! ハイスペック モデルもあり
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