「Teclast T50 Plus」T620と歴代のT50シリーズを比較

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Unisoc T620搭載の「Teclast T50 Plus」。早くも「今までと違うCPUだ」と評判です。しかし、その一方で「性能がよく分からない」という口コミがあり、購入を迷っている人がいるのではないでしょうか?

そこで今回はその性能を明らかにするために、8つの観点で検証してきます。

  1. プロセッサ(CPU)
  2. ディスプレイ
  3. リフレッシュレート
  4. バッテリー・充電
  5. カメラ
  6. スピーカー
  7. 通信
  8. デザイン(サイズ・重量)

また、歴代のT50シリーズ(T50 Pro、T50HD、T50 MAX)の違いも紹介!Antutuベンチマークや原神のFPS、プレイできるゲーム、購入する前に知っておきたいメリットやデメリット、評価、詳細な価格情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

「Teclast T50 Plus」が発売開始!

2024年7月24日、日本で中国のタブレット製造メーカー Teclast(テクラスト)の新製品「T50 Plus」(ティー50 プラス)が発売されました。

Android 14とUnisoc T620を搭載した11インチのタブレットです。

TeclastからはT50シリーズとして、

2023年6月にHelio G99 搭載の「T50 Pro」、2024年3月にUNISOC T606 搭載の「T50HD」が発売されています。

また、2024年7月5日には90Hzリフレッシュレートに対応した「T50 Max」(Helio G99)も発売されました。

新モデルはそれらの性能を受け継ぎつつ、新たにUnisoc T620 プロセッサを搭載したことで話題になっています。

もちろん、原神などの人気ゲームもプレイできますよ。

それでは早速、どんなタブレットなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。

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公式ページ:T50プラスタブレット

Antutuベンチマーク

新モデル「Teclast T50 Plus」が搭載するUnisoc T620 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約 30万 前後 (328523) を記録しています。

例: Antutu V10 総合で「328523」、CPUで「97914」、GPUで「29980」、MEMで「120223」、UXで「80406」

 

投稿者: @akibaburari
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他のCPUと比較

他のCPUを搭載するタブレット 12機種 とAntutuベンチマーク総合で比較すると、

Unisoc T620 プロセッサは4番目に高いスコアを記録していました。

1.MediaTek Helio G99 (Teclast T50 Max/Teclast T50 Pro/LAVIE Tab T11 T1175 FAS/Headwolf HPad5)・・・Antutu:約 40万

2.Snapdragon 695 5G (dtab Compact d-52C)・・・Antutu:40万 前後

3.Mediatek MT8188J (Fire Max 11)・・・Antutu:30万 前後

★ 4.Unisoc T620 (Teclast T50 Plus)・・・Antutu:30万 前後

5.Snapdragon 680 (Redmi Pad SE)・・・Antutu:約 27万

6.MediaTek Helio G88 (LAVIE Tab T11 T1155 HAS/Lenovo Tab B11/Lenovo Tab M11)・・・Antutu:約 26万

7.UNISOC T606  (Teclast T50HD)・・・Antutu:約 25万

8.MediaTek MT8788 (aiwa tab AS10 6)・・・Antutu:約 20万 前後

9.MediaTek MT8183 (Fire HD 10 2022 11 Gen)・・・Antutu:20万 前後

10.Allwinner A523 (TECLAST P30T)・・・Antutu:16万 以上

11.Rockchip RK3562 (UMIDIGI G1 Tab)・・・Antutu:15万 前後

12.MediaTek MT8766 (Teclast P26T)・・・Antutu:10万 前後

違い1:Unisoc T620 プロセッサで快適に動作する

Teclast T50 Plus CPU

新モデル「Teclast T50 Plus」はUnisoc T620 プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは12nmプロセスで製造された8コア、最大2.2GHz駆動のCPUを搭載し、リフレッシュレート 90Hzに対応しています。

内蔵のGPUはArm Mali-G57 850MHzで、第2世代のGPUアーキテクチャ「Valhall」をサポート。

ゲームなどのモバイル アプリケーションをスムーズに再生できます。

CPUの仕様を比較

1.Unisoc T620・・・2 x A75@2.2 GHz+6 x A55@1.8 GHz

2.Unisoc T616・・・2 x A75@2.0 GHz+6 x A55@1.8 GHz

Unisoc T620とUnisoc T616のCPUは性能が似ています。

違いはCortex-A75の周波数で、わずかにUnisoc T620の方が高い周波数になっています。

このことから、Unisoc T620は少なくてもUnisoc T616 以上の性能を発揮できることが分かります。

原神のFPS

原神」はグラフィック設定「低」、30 FPS 前後で快適にプレイできます。

グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは20 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

ゲーム性能

Unisoc T620 プロセッサはゲームに最適化されているため、多くのゲームをプレイできます。

各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。

原神 Genshin Impact・・・27 FPS

PUBG Mobile・・・32 FPS

Call of Duty: Mobile・・・35 FPS

フォートナイト Fortnite・・・26 FPS

Shadowgun Legends・・・60 FPS

World of Tanks Blitz・・・60 FPS

Mobile Legends: Bang Bang・・・32 FPS

ジャイロセンサー搭載のため、位置ゲーム「ポケモンGO」、「信長の野望 出陣」、「ドラゴンクエストウォーク」、「Pikmin Bloom」、「駅メモ!ステーションメモリーズ!」、「妖怪ウォッチ ワールド」がプレイできます。

そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。

違い2:11インチのフルHD液晶で明るく色鮮やかに表示できる・目にもやさしい

Teclast T50 Plus ディスプレイ

新モデル「Teclast T50 Plus」は11インチの大画面で、他の一般的なタブレットよりも、

明るく色鮮やかに表示できるという特徴を持っています。

これは明るさを表す輝度が400nitsで、Teclast独自の映像技術「T-Colour 4.0」を採用しているためです。

よくタブレットのレビューで「車の中では暗くて見づらい」というレビューがありますが、

さすがに輝度400nitなら明るくて、こういう困ったことにはなりません。

しかも、TUV認証ブルーライト軽減に対応しているため、目の負担も少なくなります。

長時間タブレットを使用する人でも安心して使えますね。

ディスプレイの仕様を比較

新モデル「Teclast T50 Plus」のディスプレイは「Teclast T50HD」(輝度300nit/T-Color 3.0)よりも性能が高くなります。

Teclast T50 Max」とはほぼ同じです。

1.「Teclast T50 Pro」・・・11、解像度2000 x 1200 IPS

2.「Teclast T50HD」・・・10.95、解像度 1920 x 1200 IPS/輝度300nit/T-Color 3.0

3.「Teclast T50 Max」・・・11、解像度 1920 x 1200 IPS/輝度300nit/T-Color 4.0

違い3:リフレッシュレート 90Hz対応で滑らかに動作できる

Teclast T50 Plus リフレッシュレート

新モデル「Teclast T50 Plus」は他の一般的なタブレットよりも残像の少ない、滑らかな映像を再生できます。

これはリフレッシュレート 90Hzに対応しているためです。

他の一般的なタブレットはリフレッシュレート 60Hzなので、横に並べて比べると違いが一目瞭然です。

特に大きな違いが出るのがレーシングゲームですね。

リフレッシュレートの値が低いとイマイチ迫力にかける映像になりがちですが、

リフレッシュレート 90Hzなら、リアルな臨場感がよく伝わってきます。

なお、動画再生でも違いが違いが出ますが、違いが微妙すぎて分からないことが多いです。

ゲームをよくする人はリフレッシュレートにこだわるべきですね。

動画メインで使っている人はあまり気にしなくて大丈夫です。

リフレッシュレートの仕様を比較

Teclast T50 Plus」と「Teclast T50 Max」はリフレッシュレートの値が同じです。

Teclast T50 Pro」と「Teclast T50HD」はリフレッシュレート 60Hzですが、動画なら滑らかに再生できます。

1.「Teclast T50 Pro」・・・リフレッシュレート 60Hz

2.「Teclast T50HD」・・・リフレッシュレート 60Hz

3.「Teclast T50 Max」・・・リフレッシュレート 90Hz

違い4:8000 mAhの長持ちバッテリー搭載で18W PD急速充電に対応

Teclast T50 Plus バッテリー

新モデル「Teclast T50 Plus」は他の一般的なタブレットよりもバッテリー持ちが良く、長時間 使用できます。

バッテリー容量はなんと8000 mAhです。

オンライン動画で9.5時間、Webで7.5時間、ゲームで9時間、音楽で15時間 使えるので、

「バッテリーがすぐなくなる!」といった心配は不要です。

なお、よくレビューで「バッテリーがすぐなくなる!」という人がいますが、

そのほとんどは「ディスプレイの明るさ調整」をしていない人たちです。

Teclast T50 Plus」はライトセンサーがあるので自動で明るさを調整してくれますが、

基本的にはそれを設定しておかないとバッテリーがどんどん減っていくんですよね。

なお、「Teclast T50 Plus」の充電はType-Cを利用して行います。

18W急速充電(USB PD サポート)にも対応しているので、他のタブレットよりも短い時間で充電を完了できます。

バッテリーの仕様を比較

他のTeclastタブレットも8000 mAhバッテリーを搭載していますが、

Teclast T50 Pro」と「Teclast T50HD」は急速充電に対応していません。

1.「Teclast T50 Pro」・・・8000 mAh / Type-C充電

2.「Teclast T50HD」・・・8000 mAh / Type-C充電

3.「Teclast T50 Max」・・・8000 mAh / 18W PD急速充電

違い5:背面16MP+AIサブカメラと前面8MPカメラで快適に撮影できる

Teclast T50 Plus カメラ

新モデル「Teclast T50 Plus」は他の一般的なタブレットよりも高性能なカメラを利用できます。

背面のメインカメラは13MP(1300万画素)ですが、なんとAIサブカメラ付きです。

自動で立体感のある写真に仕上げてくれます。

また、オートフォーカスにも対応しているため、ピント合わせもラクちんです。

もちろん、暗いシーンではLEDフラッシュで明るく撮影できますよ。

前面カメラは8MP(800万画素)でポートレート撮影などの自撮りやビデオ通話に使えます。

なお、このフロントカメラは顔認証でも利用できます。

カメラの仕様を比較

Teclast T50 Plus」のカメラと「Teclast T50HD」、

Teclast T50 Max」はカメラの仕様が同じでした。

1.「Teclast T50 Pro」・・・背面20MP、前面8MP

2.「Teclast T50HD」・・・背面16MP+AIサブ、前面8MP

3.「Teclast T50 Max」・・・背面16MP+AIサブ、前面8MP

違い6:クアッドスピーカーで臨場感のあるサウンドを再生できる

Teclast T50 Plus スピーカー

新モデル「Teclast T50 Plus」は他の一般的なタブレットよりも音がいいです。

それは本体に4つのスピーカーを搭載し、しかもTeclast独自のSweet 4 オーディオ システムに対応しているからです。

スピーカーにはスマートK デジタルアンプフィルターも内蔵しており、一味ちがった「深みのあるサウンド」が楽しめます。

音楽好きの人はやはりスピーカーが4つあるタブレットの方がいいですね。同じ曲でも全く違ったように聞こえます。

スピーカーの仕様を比較

Teclast T50HD」だけはスピーカの数が2つになります。音質はクアッドスピーカーよりも劣ります。

1.「Teclast T50 Pro」・・・クアッドスピーカー/Sweet 4

2.「Teclast T50HD」・・・デュアル スピーカー/Sweet 4

3.「Teclast T50 Max」・・・クアッドスピーカー/Sweet 4

違い7:4G LET、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPS対応で快適に通信できる

新モデル「Teclast T50 Plus」はSIMフリーの4G LET通信に対応し、Wi-Fi環境のない場所でも通信できます。

また、高速で途切れづらいWi-Fi 5のデュアルバンドやBluetooth 5.0によるワイヤレス接続、4つの衛星測位に対応したGPSナビゲーションに対応しています。

残念ながらWi-Fi 6には対応していません。Wi-Fi 5でも十分に速いのですが、通信が混線するとつながりにくくなります。

なお、「Teclast T50 Plus」のSIMカードはNano SIMです。eSIMは使えないので注意してください。

通信の仕様を比較

Bluetoothのバージョンが微妙に違っています。それ以外は同じです。

1.「Teclast T50 Pro」・・・4G LET、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応

2.「Teclast T50HD」・・・4G LET、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応

3.「Teclast T50 Max」・・・4G LET、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応

違い8:薄型軽量でオーラ リング デザインを採用・アルミボディで高級感あり

Teclast T50 Plus デザイン

新モデル「Teclast T50 Plus」は他の一般的なタブレットよりもデザインがいいです。

タブレットの背面をよく見てください。カメラ周辺のデザインが他のタブレットと違っていますね?

これはオーラ リング デザインというTeclast独自のデザインを採用しているためです。

もちろん、サンドブラスト仕上げを施したCNC加工のアルミニウム素材で高級感もありますよ。

安っぽさがないので、見た目のデザインにこだわる人にもおすすめです。

カラーはグレーを用意しています。

サイズ・重量

新モデル「Teclast T50 Plus」は厚さ7.8 mm、重量 520 gになっています。

サイズ・重量の仕様を比較

厚さと重さは「Teclast T50 Max」と同じです。

最も薄く軽いのは「Teclast T50 Pro」になります。

1.「Teclast T50 Pro」・・・厚さ7.5 mm、重量 480 g

2.「Teclast T50HD」・・・ 厚さ7.9 mm、重量 500 g

3.「Teclast T50 Max」・・・厚さ7.8 mm、重量 520 g

「Teclast T50 Plus」のデメリットは3つ!

Teclast T50 Plus 背面

Teclast T50 Plus」のデメリットを3つ紹介します。

デメリット1:専用の筆圧ペンや着脱キーボードが用意されていない

新モデル「Teclast T50 Plus」はオプションで専用の筆圧ペンや着脱キーボードが用意されていません。

一方、「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」はオプションでマグネットで着脱できる専用のキーボードを用意しています。

また、Amazonの「Fire Max 11」は専用の筆圧ペンが用意されています。

デメリット2:PCモードが使えない

新モデル「Teclast T50 Plus」はPCモードが使えません。

デスクトップPCのように複数のウインドウを重ねて作業できないので不便です。

一方、「Blackview Tab 16 Pro」はPCモードに対応しています。

デメリット3:Wi-Fi 6に対応していない

新モデル「Teclast T50 Plus」はWi-Fi 6には対応していません。

Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上したWi-Fi 6の高速通信が利用できないので不便です。

一方、Amazonの「Fire Max 11」はWi-Fi 6に対応しています。

「Teclast T50 Plus」のスペック

  • ディスプレイ 11インチ、解像度 1920 x 1200 ドットのIPS
    ※FHD/400nits/T-Colour 4.0/TDDI/Incell/TUV認証ブルーライト軽減
  • 液晶のモード アイプロテクション、リーディング、画面分割、キーボード
  • リフレッシュレート 90Hz
  • タッチサンプリングレート 120Hz
  • Widevine L1 対応
  • プロセッサ Unisoc T620
    ※12nm/8コア/最大2.2GHz
  • CPU 2 x A75@2.2 GHz+6 x A55@1.8 GHz
  • GPU Arm Mali-G57 850MHz Valhall Architecture
  • RAM(メモリ)8GB LPDDR4X
  • 拡張メモリ +8GBで合計 最大16GBまで
  • ストレージ 256GB UFS 2.2
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー 8000 mAh
  • 駆動時間 通話で12時間、オンライン動画で9.5時間、ゲームで9時間、E-bookで14時間、音楽で15時間、Webで7.5時間
  • 充電 18W急速充電(USB PD サポート)
  • 背面カメラ 13MP ※オートフォーカス、AIサブカメラ、LEDフラッシュ 対応
  • 前面カメラ 8MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • 衛星測位 A-GPS、GLONASS、GALILEO、Beidou
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカード、3.5mm ヘッドホンジャック
  • センサー ライトセンサー、ホールセンサー、近接センサー、地磁気センサー、ジャイロスコープ
  • スピーカー クアッドスピーカー、Sweet 4
  • オーディオ スマートK デジタルアンプフィルター
  • マイク デュアルマイク (AIノイズキャンセリング)
  • キーボード TECLAST KS10 Bluetooth キーボード(別売)
  • 筐体 メタル(アルミニウム)、CNC加工、サンドブラスト仕上げ、Aura Ring Disign
  • 生体認証 顔認証
  • OS Android 14 ※GMS認証、Google Playストア対応
  • サイズ 厚さ7.8 mm
  • 重量 520 g
  • カラー グレー
  • 付属品 電源アダプター、USBケーブル、SIMピン、メンテナンスカード、ユーザーマニュアル
  • 4G通信 対応
  • SIMカード NanoSIM

対応バンド

Teclast T50 Plus」は4G通信に対応しています。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

4G FDD-LTE:B1/B3/B5/B7/B8/B20 TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41

4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天
モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

「Teclast T50 Plus」の評価

6つの基準で「Teclast T50 Max」を5段階で評価すると以下のようになります。

スペック:★★★★

デザイン:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★

使いやすさ:★★★

価格:★★★★

総合評価

Teclast T50シリーズの最新モデルになります。

2024年7月5日に発売された「Teclast T50 Max」とはプロセッサのみ違っています。

結論がら言うと、新モデル「Teclast T50 Plus」が搭載するUnisoc T620 プロセッサの性能は、

Teclast T50 Max」が搭載するMediaTek Helio G99よりも少し劣っています。

パワフルに動作することを最優先にするのなら、T50 Maxの方を選ぶべきでしょう。

しかし、Unisoc T620 プロセッサはちょうどAmazonのFire Max 11くらいの性能で、

2万円台のタブレットの中では比較的高い性能を発揮します。

T50 Plusを選んだとしても、動作スピードの点で不満を感じることはないでしょう。

その他のスペックはT50 Maxと共通しており、とりわけ目立った改良点はありません。

しかし、やはりリフレッシュレート 90Hzに対応した11インチのディスプレイや、

Sweet 4対応のクアッドスピーカーを搭載している点は大きな魅力です。

バッテリーに関しても8000 mAhの十分な容量で、

18W PD急速充電に対応しているなどのメリットもあります。

専用の筆圧ペンや着脱キーボードが用意されていないなどのデメリットはありますが、

趣味や仕事などオールラウンドに使うタブレットとして最適です。

Teclast T50 Plus」の発売時の価格は28,900円(税込・9000円 OFFクーポン付き)です。

Amazonでは割引クーポンを使うことで実質19,900円になり、

T50 Max(現在、29,665円)よりも約1万円も安いことになります。

動作のスピードよりもコスパ重視するのなら、「Teclast T50 Plus」の方がお買い得です。

「Teclast T50 Plus」の価格・販売先

Teclast T50 Plus 正面

ECサイト

Amazonで28,900円(税込・9000円 OFFクーポン付き)

で販売されています。

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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

 

おすすめの類似製品を紹介

Teclast T50 Plus」に似た性能をもつタブレットも販売されています。

「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」

Alldocubeから発売されたALLDOCUBE OS 3.0 搭載の12.1型タブレットです。MediaTek Helio G99 (MT8781) 、2K液晶、128GB、10000 mAhバッテリー、背面16MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、専用のマジックタッチ キーボード(別売)、33W PD急速充電、クアッドBOXスピーカー、4G LET通信、Widevine L1、リフレッシュレート 90Hz、最大20GBまでのメモリ拡張、Wi-Fi 5に対応しています。

価格は、Amazonで32,999円 (税込・7000円OFFクーポン付き)、楽天市場で32,999円(クーポン利用で25,999円・送料無料)です。

関連記事:劇的に進化した「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」を解説

「Blackview Tab 16 Pro」

Blackviewから発売されたAndroid 14ベースのDoke OS_P4.0 を搭載した11型のタブレットです。Unisoc T616、11インチのフルHD+液晶、256GB UFS 2.2、7700 mAh バッテリ、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、最大16GBまでのメモリ拡張、4G LET通信、クアッドスピーカー、PCモード 2.0、18W急速充電、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、4衛星測位のGPSに対応しています。

価格は、Amazonで29,900円、楽天市場で27,900円、AliExpressで22,307円 です。

関連記事:新OSの11型「Blackview Tab 16 Pro」は高く評価できるか? 性能をチェック

「Galaxy Tab A9+」

サムスンから発売されたAndroid 13 + One UI 5.1を搭載した11型のタブレットです。Qualcomm Snapdragon 695、フルHDのTFT液晶、64GBストレージ、7040mAhバッテリー、背面8MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラ搭載で、DeXモード、リフレッシュレート 最大90Hz、1.2Wのクアッドスピーカー、Dolby Atmosサウンド、クイック共有、セキュリティ機能、Wi-Fi 5、 Bluetooth 5.1、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで29,200円(税込)、楽天市場で31,700円(送料無料)、ヤフーショッピングで39,390円、AliExpressで24,563円、米国 Amazon.comで$219.99 です。

関連記事:「Galaxy Tab A9+」が一番お得? 最強コスパの11型タブレットと徹底 比較!

「Acer E10 ETPad」

AcerがCHUWIと共同開発した11インチのタブレットです。Android 14、Qualcomm Snapdragon 685、8GB LPDDR4メモリ、フルHDのIPS液晶、128GB UFS 2.2ストレージ、7000 mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラ搭載で、

クアッド ステレオスピーカー、18W PD急速充電 (9V/2A)、最大512GBまでのストレージ拡張、Widevine L1、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。

価格は、Amazonで29,900円(税込・7000円OFFクーポン付き)、楽天市場で24,900円(送料無料)、AliExpressで25,328円、です。

関連記事:コスパ炸裂「Acer E10 ETPad」タブレットのメリット・デメリット

「BMAX I11 Power」

BMAXから発売された11インチのAndroid 14(発売時はAndroid 13)タブレットです。MediaTek Helio G99、8GB LPDDR4xメモリ、2K液晶、256GB UFS 2.2ストレージ、8000 mAhバッテリ、背面16MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、

最大20GB(発売時は16GB)までのメモリ拡張、4G LET通信、18W急速充電、デュアル ステレオスピーカー、3Dサラウンドサウンド、5衛星測位のGPSナビゲーション、最大1TBまでのストレージ拡張、10点マルチタッチ、目の保護モード、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで23,999円(税込)、楽天市場で25,182円(送料無料)、ヤフーショッピングで31,018円、です。

関連記事:「BMAX I11 Power」はHelio G99で最安か? 人気の11型タブレットと徹底 比較!

他のTeclastタブレットと比較

他にもTeclastタブレットが販売されています。2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

Teclast タブレット 全機種を比較! ハイスペック モデルもあり

その他のおすすめAndroidタブレットは?

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