Helio G99で極薄「UMIDIGI G7 Tab Pro」の性能を解説

UMIDIGI G7 Tab Pro top
Helio G99搭載の11型タブレット「UMIDIGI G7 Tab Pro」。早くも「超薄型でサクサク動きそう」と評判です。しかし、その一方で「似たモデルが多く、違いが分からない」という人も多くいるようです。

そこで今回はその違いを明らかにするために、次の6点を重点的に解説します。

  1. ディスプレイ
  2. メモリストレージ
  3. バッテリー充電
  4. カメラ性能
  5. スピーカーオーディオ
  6. デザインサイズ重量

<引き継いだメリット>

  1. プロセッサCPU
  2. 通信性能

また、前モデル「UMIDIGI G3 Tab Ultra」との違いや引き継いだメリットも紹介!Helio G99の性能やAntutuベンチマーク、原神のFPS、ゲーム性能、スペック、

購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「UMIDIGI G7 Tab Pro」が発売!

2024年9月以降、中国の通信機器メーカー UMIDIGI (ユミディジ)の新製品「G7 Tab Pro」が発売されます。

MediaTek Helio G99とAndroid 13(14)を搭載した11インチのタブレットです。

UMIDIGIからは2024年2月にHelio G99搭載の10.1型「G3 Tab Ultra」が発売されています。

このタブレットは「2万円以下でもサクサク動く」、「保護フィルムとカバー(ケース)が付属してお買い得」と評判でした。

新モデルはその性能を強化し、11インチの大型ディスプレイや高級感のあるメタルボディを採用したことで話題になっています。

もちろん、人気ゲームの原神ウマ娘も快適にプレイできますよ。

それでは早速どんなタブレットなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ AliExpress リンク

公式ページ:UMIDIGI G7 Tab Pro Price/Specs/Review-UMIDIGI

Helio G99のAntutuベンチマーク

UMIDIGI G7 Tab Pro ゲーム

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」はMediaTek Helio G99 プロセッサを搭載し、

Antutu V10 ベンチマーク総合で約 40万 前後を記録しています。

前モデル「UMIDIGI G3 Tab Ultra」も同じプロセッサを搭載していました。

また、「Teclast T50 Max」、「BMAX I11 Power」、「Lenovo Tab Plus」、「AGM PAD P2 ACTIVE」、「DOOGEE T30 Pro」なども同じプロセッサを搭載しています。

例: Antutu V10 総合で「396794」、CPUで「132657」、GPUで「63374」、MEMで「99371」、UXで「101392」

Helio G99 性能 比較

Helio G99と他のCPUの性能をAntutu ベンチマーク総合で比較してみました。

すると、MediaTek Helio G99 プロセッサは15機種中、5番目に高いスコアを記録していました。

性能的にはSnapdragon 685にかなり似ています。

Snapdragon 7s Gen 2 と比べると22万ほどの差がありますが、

MediaTek Helio G99搭載モデルは約3万円前後と価格が安くお買い得です。

1.Snapdragon 870 (Xiaomi Pad 6)・・・Antutu:約 80万

2.Snapdragon 888 (nubia Pad 3D)・・・Antutu:約 70万

3.Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・Antutu:約 62万

4.MediaTek Dimensity 7050 (Lenovo Tab P12)・・・Antutu:約 52万

5.★ MediaTek Helio G99 (UMIDIGI G7 Tab Pro /DOOGEE T40 Pro/N-one Npad Ultra/Headwolf HPad5)・・・Antutu:約 40万

6.Snapdragon 685 (N-one Npad Ultra)・・・Antutu:約 35万

7.Mediatek MT8188J (Fire Max 11)・・・Antutu:30万 前後

8.Unisoc T620 (Teclast T50 Plus)・・・Antutu:30万 前後

9.Snapdragon 680 (Redmi Pad SE)・・・Antutu:約 27万

10.UNISOC T606 (Teclast T50HD/HEADWOLF Wpad 5/Alldocube iPlay 60)・・・Antutu:約 25万

11.MediaTek MT8788 (aiwa tab AS10 6)・・・Antutu:約 20万 前後

12.MediaTek MT8183 (Fire HD 10 2022 11 Gen)・・・Antutu:20万 前後

13.Allwinner A523 (TECLAST P30T)・・・Antutu:16万 以上

14.Rockchip RK3562 (UMIDIGI G1 Tab)・・・Antutu:15万 前後

15.MediaTek MT8766 (Teclast P26T)・・・Antutu:10万 前後

違い1:11インチの大画面フルHD液晶で高精細に表示できる

UMIDIGI G7 Tab Pro ディスプレイ

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」は11インチ(解像度 1920 x 1200 ドット)のIPS ディスプレイを搭載しています。

このディスプレイはアスペクト比 16:10の高精細なフルHD液晶で、目の負担を軽減するアイケアモードや画面分割に対応しています。

前モデル「UMIDIGI G3 Tab Ultra」と比べると、画面が約1インチ大きくなっています。

また、解像度が1280 x 800 ドットから1920 x 1200 ドットに変更されたことで、より高精細になり、見やすさが大幅に向上しています。

ただし、リフレッシュレート 90Hzには対応していません。

また、Widevine L1には対応していると思われますが、詳細はまだ不明です。

他のHelio G99タブレットとディスプレイの仕様を比較

1.「Teclast T50 Max」・・・11インチ、解像度 1920 x 1200 ドットのIPS

2.「BMAX I11 Power」・・・ 11インチ、解像度2000 x 1200 ドットのIPS LCD

3.「Lenovo Tab Plus」・・・11.5インチ、解像度 2000 x 1200 ドットのワイドパネル

4.「AGM PAD P2 ACTIVE」・・・10.95インチ、解像度 1200 x 2000 ドット

違い:最大16GBメモリと128GBストレージで快適に使用できる

UMIDIGI G7 Tab Pro メモリ

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」は8GB LPDDR4X メモリを搭載し、+8GBの仮想メモリ機能で最大16GBまで拡張・増設できます。

また、ストレージ容量は256GBで、microSDカードで最大1TBまで拡張・増設できます。

前モデル「UMIDIGI G3 Tab Ultra」と比べると、メモリ容量、仮想メモリで拡張・増設できる容量が同じですが、

ストレージ容量が2倍 多くなっています。

ただし、他のHelio G99タブレットでは、最大20GBまでメモリを拡張・増設できるモデルが多くなっています。

新モデルは最大16GBで、4GB少ないことになります。

他のHelio G99タブレットとメモリ・ストレージを比較

1.「Teclast T50 Max」・・・8GB LPDDR4X(最大20GB)+256GB UFS(最大1TB)

2.「BMAX I11 Power」・・・8GB LPDDR4X(最大20GB)+256GB UFS 2.2(最大1TB)

3.「Lenovo Tab Plus」・・・8GB LPDDR4x + 256GB(最大1TB)

4.「AGM PAD P2 ACTIVE」・・・8GB(最大16GB) + 256GB(最大512GB)

違い3:長持ち 8000 mAhバッテリーで長時間 使用できる・18W急速充電にも対応

UMIDIGI G7 Tab Pro バッテリー

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」は容量 8000 mAhのバッテリーを搭載しています。

駆動時間は公開されていませんが、一般的にはビデオ再生で10時間 前後 駆動できるようです。

また、充電はType-Cポートを介した18W急速充電に対応し、短時間で充電できるようになっています。

前モデル「UMIDIGI G3 Tab Ultra」と比べると、バッテリー容量が2000 mAh 多くなっています。

18W急速充電に対応している点は変更されていません。

他のHelio G99タブレットも容量8000 mAhほどのバッテリーを搭載していることが多いです。

また、ほとんどの機種が急速充電に対応しています。

Lenovo Tab Plus」と「AGM PAD P2 ACTIVE」は新モデルよりも高速に充電を完了できます。

他のHelio G99タブレットとバッテリー・充電を比較

1.「Teclast T50 Max」・・・ 8000 mAh / 18W急速充電

2.「BMAX I11 Power」・・・8000 mAh (28.08Wh) / 18W急速充電

3.「Lenovo Tab Plus」・・・8600 mAh / 45W急速充電(90分でフル充電)

4.「AGM PAD P2 ACTIVE」・・・8000 mAh / 20W急速充電

違い4:背面13MPカメラと前面8MPカメラで快適に撮影できる

UMIDIGI G7 Tab Pro カメラ性能

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」は背面に13MPのメインカメラを、前面に8MPのフロントカメラを搭載しています。

背面の13MPメインカメラはf2.2の明るいレンズを搭載し、オートフォーカス、フラッシュ撮影を利用できます。

前面の8MPフロントカメラはf2.2の明るいレンズを搭載し、ポートレート撮影やビデオ通話、AI顔認証に活用できます。

前モデル「UMIDIGI G3 Tab Ultra」と比較すると、背面カメラの画素数が8MPから13MPに向上し、より高精細な写真を撮影できるようになっています。

前面のフロントカメラは8MPで変更されていません。

他のHelio G99タブレットも背面13MP前後、前面8MPのカメラを搭載することが多いようです。

ただし、「AGM PAD P2 ACTIVE」は背面50MPカメラ搭載で、他のタブレットよりも圧倒的に高いカメラ性能になっています。

他のHelio G99タブレットとカメラの画素数を比較

1.「Teclast T50 Max」・・・背面13MP、前面8MP

2.「BMAX I11 Power」・・・背面16MP、前面8MP

3.「Lenovo Tab Plus」・・・背面8MP、前面8MP

4.「AGM PAD P2 ACTIVE」・・・背面50MP、前面8MP

違い5: ステレオ クアッドスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生できる

UMIDIGI G7 Tab Pro スピーカー

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」は本体に4つのスピーカー(クアッドスピーカー)を搭載しています。

このスピーカーはモノラルではなく、ステレオ対応で高音質なサウンドを再生できます。

また、3.5mm オーディオジャック搭載で有線のイヤホンやヘッドホンを接続できます。

一方、前モデル「UMIDIGI G3 Tab Ultra」はデュアル ステレオスピーカー搭載でした。

新モデルはスピーカーの数が2つ増え、より迫力あるサウンドを再生できるように改善されています。

ただし、他のHelio G99タブレットにもクアッドスピーカーが搭載されることが多くなっています。

また、8つのJBL スピーカー搭載で26W出力が可能な「Lenovo Tab Plus」など音楽に特化したタブレットも販売されています。

他のHelio G99タブレットとスピーカー・オーディオを比較

1.「Teclast T50 Max」・・・クアッドスピーカー、Sweet 4、スマートK デジタルアンプフィルター内蔵

2.「BMAX I11 Power」・・・デュアル ステレオスピーカー、3Dサラウンドサウンド対応

3.「Lenovo Tab Plus」・・・JBL スピーカー x8(26Wの出力)/ドルビー・アトモス、ハイレゾオーディオ対応

4.「AGM PAD P2 ACTIVE」・・・クアッド BOXステレオスピーカー

違い6:スタイリッシュなメタルボディ・厚さ7.5mm、重さ513gの薄型軽量デザイン

UMIDIGI G7 Tab Pro 厚さ

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」は継ぎ目のないユニボディ設計を採用したメタル(金属)ボディになっています。

厚さは7.5 mm(サイズ:256.6 x 168.1 x 7.5 mm)で非常に薄くできています。

重量 513gで、メタル素材を採用しているタブレットの中では比較的 軽い方です。

カラーは前モデルと同じスペース グレーを用意しています。

一方、前モデル「UMIDIGI G3 Tab Ultra」は厚さ9.25mm(サイズ:244.8 x 162.2 x 9.25 mm)、重量 482g でした。

新モデルは前モデルよりも大きくなっていますが、厚さは1.75mm薄くなっています。

また、重さは482gから513gに増加していますが、新たにメタル素材を採用したことで高級感が増しています。

他のHelio G99タブレットも「BMAX I11 Power」(厚さ7.6mm)のようにかなり薄いものがありますが、

メタル素材を本体にどのくらい使用しているかによって違いが出てきます。

Lenovo Tab Plus」はフルメタル仕様で、重さ約 650 gです。

他のHelio G99タブレットとサイズ・重量を比較

1.「Teclast T50 Max」・・・サイズ 厚さ7.8 mm、重量 520 g

2.「BMAX I11 Power」・・・サイズ 257.4 x 162.0 x 7.6 mm、重量 460 g

3.「Lenovo Tab Plus」・・・サイズ 約 268.3 x 174.3 x 7.8-13.6 mm、重量 約 650 g

4.「AGM PAD P2 ACTIVE」・・・ケースなし:259.45 x 171 x 9.3 mm、565g(ケースなし)

「UMIDIGI G3 Tab Ultra」から引き継いだメリット

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」が前モデル「UMIDIGI G3 Tab Ultra」から引き継いだメリットを紹介します。

メリット1:MediaTek Helio G99 プロセッサの性能はパワフルで高速

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」はMediaTek Helio G99 プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは6nmプロセスで製造された8コア、最大2.2GHz駆動のCPUを搭載し、省電力でパワフルに動作するという特徴があります。

内蔵のGPUはARM Mali-G57 MC2で、2K 30fpsの映像出力やビデオ エンコード規格のH.264, H.265 / HEVCをサポートしています。

そのほか、MediaTek HyperEngine 2.0 Lite ゲーミングテクノロジーに対応し、負荷の高いゲームでもスムーズに動作できるようになっています

原神のFPS

人気ゲームの「原神」はグラフィック設定「低」、30 FPS 前後で快適にプレイできます。

グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは20 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

ゲーム性能

MediaTek Helio G99 プロセッサはゲームに最適化されているため、多くのゲームをプレイできます。

各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。

原神 Genshin Impact・・・27 FPS

PUBG Mobile・・・32 FPS

Call of Duty: Mobile・・・35 FPS

フォートナイト Fortnite・・・26 FPS

Shadowgun Legends・・・60 FPS

World of Tanks Blitz・・・60 FPS

Mobile Legends: Bang Bang・・・32 FPS

そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。

メリット2:4G通信、Wi-Fi 5とBluetooth 5.2、GPS対応で快適に通信できる

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」は4G通信、Wi-Fi 5とBluetooth 5.2、GPSをサポートしています。

4G通信はSIMフリーで、Wi-Fi環境のない場所でも単体で通信できます。

Wi-Fi 5はacデュアルバンドに対応し、高速で途切れづらい通信を利用できます。

Bluetooth 5.2は高音質で低遅延なサウンドを再生できる LE Audioや、複数デバイスへの同時接続をサポートしています。

GPSは4つの衛星測位(GPS,AGPS,Glonass,Galileo)に対応し、より正確な位置情報を取得できるようになっています。

一方、前モデル「UMIDIGI G3 Tab Ultra」も4G通信、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2、GPS(4衛星測位)に対応していました。

通信性能は前モデルから変わっていません。

他のHelio G99タブレットもほぼ同じ通信性能を備えており、大きな違いは見当たりません。

他のHelio G99タブレットと通信性能を比較

1.「Teclast T50 Max」・・・4G、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPS

2.「BMAX I11 Power」・・・4G、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPS

3.「Lenovo Tab Plus」・・・Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2

4.「AGM PAD P2 ACTIVE」・・・4G、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPS

「UMIDIGI G7 Tab Pro」のデメリット

UMIDIGI G7 Tab Pro」のデメリットを紹介します。

デメリット1:リフレッシュレート 90Hzに対応していない

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」はリフレッシュレート 90Hzに対応していません。

そのため、動きの激しいゲームや動画で、残像の少ない、より滑らかな映像を再生できません。

一方、「Teclast T50 Max」、「Lenovo Tab Plus」、「AGM PAD P2 ACTIVE」はリフレッシュレート 90Hzに対応しています。

デメリット2:防水防塵に対応していない

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」は防水防塵に対応していません。

そのため、雨などに濡れた場合、故障するリスクがあります。

一方、「AGM PAD P2 ACTIVE」はIP68/IP69Kの防水防塵に対応しています。

デメリット3:ドルビー・アトモスに対応していない

新モデル「UMIDIGI G7 Tab Pro」は立体音響技術の「ドルビー・アトモス」に対応していません。

そのため、映画館のように包み込むような、没入感のあるサラウンドサウンドを再生することができません。

一方、「Lenovo Tab Plus」はドルビー・アトモスに対応しています。

「UMIDIGI G7 Tab Pro」の評価

UMIDIGI G7 Tab Pro 縦の画面

6つの基準で「UMIDIGI G7 Tab Pro」を5段階で評価してみました。

スペック:★★★★

デザイン:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★

使いやすさ:★★★★

価格:(不明)

総合評価

UMIDIGIから発売されるMediaTek Helio G99搭載の11型タブレットです。

2024年2月に発売された10.1型の「G3 Tab Ultra」よりも性能が高く、

実質的に上位モデルに位置づけられるようです。

強化された点はディスプレイ、ストレージ、背面カメラ、バッテリー、スピーカー、ボディの素材・デザインです。

※プロセッサはHelio G99のままで変更されていません。

特にディスプレイは10.1インチから11インチになり、画質もHDからフルHDへと変更されています。

リフレッシュレート 90Hzには対応していませんが、画面が大きめで高精細なので、動画視聴に最適です。

また、スピーカーはデュアルからクアッド構成に変更され、音量が向上しています。

ドルビー・アトモスには対応していないものの、

高音質なステレオ仕様なので、音楽再生用のタブレットとしても使えます。

そのほか、ストレージ容量を128GBから256GBへ、バッテリー容量を6000mAhから8000 mAhへ増強。

背面カメラは8MPから13MPに強化されるなど、大幅に性能が強化されています。

ボディに関しては前モデルのプラスチックからフルメタルボディへと変更され、

厚さも7.5mmと非常に薄くなっています。

重さも513gと軽いので、高級感だけでなく携帯性にも優れているといえます。

(まとめ)

新モデルは「UMIDIGI G7 Tab Pro」はフルメタルで薄型軽量のボディに変更され、

性能も大幅に向上しているといえます。

特に画面が大きく、高精細になり、音質やバッテリー駆動時間が向上したことが大きな変化です。

もともとMediaTek Helio G99 プロセッサで高速に動作できるというメリットがあったので、

より使い勝手のいいタブレットに進化したといえます。

価格はまだ未定ですが、おそらく3万円前後でしょう。

発売セールで安くなることが多いので、要チェックです。

「UMIDIGI G7 Tab Pro」のスペック

  • ディスプレイ 11インチ、解像度 1920 x 1200 ドット
    ※FHD/16:10/アイケアモード/画面分割
  • プロセッサ MediaTek Helio G99 (MT6789)
    ※6nm/64bit/8コア/最大2.2GHz
  • CPU 2x 2.2 GHz ARM Cortex-A76, 6x 2.0 GHZ ARM Cortex-A55
  • GPU Arm Mali-G57 MC2
  • RAM(メモリ)8GB LPDDR4X
  • 拡張メモリ +8GBで最大16GBまで
  • ストレージ 256GB
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー 8000 mAh
  • 充電 18W急速充電、Type-C
  • 背面カメラ 13MP ※f/2.2
  • 前面カメラ 8MP ※f/2.2
  • 動画撮影 背面:1080P,720P,480P; 30fps、前面:720P,480P; 30fps
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
  • 衛星測位 GPS/AGPS/Glonass/Galileo
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、3.5mm オーディオジャック
  • センサー ホールセンサー、環境光センサー、電子コンパス、Gセンサー、仮想ジャイロスコープ
  • スピーカー ステレオ クアッドスピーカー
  • マイク シングル
  • FMラジオ 対応(ヘッドホン必須)
  • 生体認証 AI顔認証
  • 筐体 メタル(金属)、ユニボディ
  • OS Android 13 (Android 14)
  • サイズ 256.6 x 168.1 x 7.5 mm
  • 重量 513g
  • カラー スペース グレー
  • 付属品 保護フィルム (適用済み) x1、3つ折りスタンド保護カバー(ケース) x1、Type-C ケーブル x1、電源アダプター x1、SIMトレイイジェクター x1、クイックスタートガイド(説明書) x1
  • 4G通信 対応
  • SIMカード NanoSIM

対応バンド

UMIDIGI G7 Tab Pro」は4G通信に対応しています。

SIMはNanoSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

4G: LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B/B66
3G: WCDMA: B1/2/4/5/8
2G: GSM: B2/3/5/8

4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック! 

「UMIDIGI G7 Tab Pro」の価格・販売先

UMIDIGI G7 Tab Pro 正面

ECサイト

AliExpressで販売予定。価格は未定。推定で3万円 前後です。

Amazonで「UMIDIGI G7 Tab Pro」をチェックする

楽天市場で「UMIDIGI G7 Tab Pro」をチェックする

ヤフーショッピングで「UMIDIGI Tab」をチェックする

AliExpressで「UMIDIGI G7 Tab Pro」をチェックする

米国 Amazon.comで「UMIDIGI G7 Tab Pro」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介

UMIDIGI G7 Tab Pro」に似た性能をもつタブレットも販売されています。

「Teclast T50 Max」

Teclastから発売された11インチのタブレットです。Android 14、MediaTek Helio G99、8GB LPDDR4X メモリ、フルHDのIPS液晶、256GB UFSストレージ、8000 mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、

最大20GBまでのメモリ拡張、18W急速充電、クアッドスピーカー、SIMフリーの4G LET通信、ジャイロセンサー、顔認証、デュアルマイク、TECLAST KS10 Bluetooth キーボード(別売)、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のacデュアルバンド、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで35,900円(税込・7000円OFFクーポン付き)、楽天市場で29,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで32,980円、AliExpressで29,027円、です。

関連記事:90Hz対応「Teclast T50 Max」のメリット・デメリット

「BMAX I11 Power」

BMAXから発売された11インチのAndroid 14(発売時はAndroid 13)タブレットです。MediaTek Helio G99、8GB LPDDR4xメモリ、2K液晶、256GB UFS 2.2ストレージ、8000 mAhバッテリ、背面16MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、

最大20GB(発売時は16GB)までのメモリ拡張、4G LET通信、18W急速充電、デュアル ステレオスピーカー、3Dサラウンドサウンド、5衛星測位のGPSナビゲーション、最大1TBまでのストレージ拡張、10点マルチタッチ、目の保護モード、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで23,900円(税込)、楽天市場で25,182円(送料無料)、ヤフーショッピングで31,018円、です。

関連記事:Helio G99で最安「BMAX I11 Power」のAntutuと評判

「Lenovo Tab Plus」

レノボから発売された11.5型のタブレットです。MediaTek Helio G99、K液晶、256GBストレージ、8600 mAhバッテリー、背面8MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、8つのJBLスピーカー、キックスタンド、45W急速充電、リフレッシュレート 90Hz、IP52防水防塵、Wi-Fi 5に対応しています。

価格は、Amazonで43,500円、楽天市場で46,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで52,330円、レノボ オンラインストアで49,830円(税込・送料無料)です。

関連記事:音楽に強い「Lenovo Tab Plus」タブレットのメリット・デメリット

「AGM PAD P2 ACTIVE」

AGMから発売された11インチのタフネス タブレットです。Android 14、MediaTek Helio G99 (MT8781) 、8GBメモリ、10.95のフルHD+液晶、256GBストレージ、7850mAhバッテリ、背面50MPカメラ、前面8MPカメラ搭載で、

IP68/IP69K防水防塵、MIL-STD-810H(耐衝撃)、保護ケース(360°回転スタンド、ショルダーストラップ付き、付属)、

20W急速充電、リフレッシュレート 90Hz、Widevine L1、クアッド BOXステレオスピーカー、4G LET通信、デュアル シリコンマイク、Bluetooth ワイヤレスキーボード(別売)、スタイラスペン(別売)、顔認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のacデュアルバンド、Bluetooth 5.2、4衛星測位のGPSナビゲーションに対応しています。

価格は、Amazonで37,599円(税込・ケース付き)、楽天市場で57,135円、ヤフーショッピングで39,800円、AliExpressで28,380円、米国 Amazon.comで$299.99 です。

関連記事:防水で高性能「AGM PAD P2 ACTIVE」のメリット・デメリット

その他のおすすめAndroidタブレットは?

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