「TRIGKEY G12」が12世代で最安か? コスパ優秀 ミニPCと徹底 比較!


2023年12月に発売された「TRIGKEY G12」とコスパに優れるミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

「TRIGKEY G12」の特徴

TRIGKEY G12」の特徴をまとめてみました。

Core i5-12450H・UHD グラフィックス・16GBメモリ

TRIGKEY G12」は第12世代のインテル Core i5-12450H プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された8コア12スレッド最大4.4GHz 駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで約2万1千(第12世代のCore i5に相当)を記録しています。

また、GPUに第12世代のインテル UHD グラフィックスを採用。3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約3千を記録し、Adobeフォトショップ (Photoshop)、イラストレーター (Illustrator)、Premiere Proなども快適に動作します。そのほか、DDR4-3200 規格のメモリを16GB搭載。2つのスロットを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。

500GB M.2 SSD・2.5インチ拡張・USB 3.2 Gen2

TRIGKEY G12」はPCle 4.0接続の500GB1TB M.2 SSDストレージを搭載。PCIe 3.0よりも高速な転送が利用できます。また、M.2 SSD最大2TBまで拡張することが可能。2.5インチSATA HDD/SSD最大2TBまで拡張することもできます。

そのほか、USB Type-C ポートを搭載し、10bpsの高速データ転送が利用可能。2つのUSB3.2 Gen2 ポートと2つのUSB2.0ポートも搭載し、合計5つのUSBポートで外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

4K 2画面出力・Wi-Fi 6・VESAマウント

TRIGKEY G12」は4K映像出力に対応したディスプレイポート 1.4HDMI 2.0ポートを搭載。2つのポートと組み合わせて2画面出力も利用できます。また、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格 Wi-Fi 6 に対応。Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続やより安定した高速通信が可能な1000Mbpsのギガビット有線LAN 通信も利用できます。

そのほか、モニターの背面に設置できるVESAマウントに対応。本体はサイズ 126 x 113 x 49 mmの省スペース設計で、ブラック カラーを用意しています。

公式ページ: Trigkey Mini PC Desktop Brand

価格を比較

TRIGKEY G12」と「MINISFORUM UN1245」、「GMKtec NucBox M3」、「BMAX B8 Pro」の価格を比較してみました。(※以下、アフィリエイト広告を含みます。)

「TRIGKEY G12」

TRIGKEY G12」は、Amazonで65,800円(6000 OFFクーポン付き)で販売されています。

「MINISFORUM UN1245」

MINISFORUM UN1245」は、Amazonで59,980円 (税込・11966円 OFFクーポン)、楽天市場で50,580円(送料無料)、ヤフーショッピングで69,567円、米国 Amazon.comで $289.90 ($58 OFFクーポン付き)で販売されています。

「GMKtec NucBox M3」

GMKtec NucBox M3」は、Amazonで70,680円(税込・9000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で86,779円(送料無料)、GMKtec公式サイトで$339.99 、AliExpressでUS $349.99 (日本円で約50903円)、米国 Amazon.comで$339.99 ($90 OFFクーポン付き)で販売されています。

「BMAX B8 Pro」

BMAX B8 Pro」は、Amazonで75,999円(税込・16000円 OFFクーポン付き)、Geekbuyingで62523円、米国 Amazon.comで$499.99 (日本円で約72719円)で販売されています。

スペックを比較

TRIGKEY G12」と「MINISFORUM UN1245」、「GMKtec NucBox M3」、「BMAX B8 Pro」のスペックを比較してみました。

「TRIGKEY G12」のスペック

  • プロセッサ Intel Core i5-12450H
    ※10nm/8コア/12スレッド/最大4.40GHz
  • GPU Intel UHD Graphics for 12th Gen
  • RAM(メモリ)16GB DDR4 3200MHz ※2つのスロット
  • 拡張メモリ 最大64GBまで
  • ストレージ 500GB M.2 2280 NVMe SSD PCle 4.0 ※最大2TBまで
  • 拡張ストレージ 1×2.5インチのSATA HDD(SATA 3.0 6.0Gb/s)スロット 搭載
  • 電源 ACアダプター (19V/3.42A・input:100-240V、output:19V-3.42A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 1000Mのギガビット有線LAN
  • インターフェース Type-C (10bps/Data) x 1、USB 3.2 Gen2 (10Gbps) x 2、USB 2.0 x 2 (480Mbps)、DP 1.4 (4K 144Hz) x1、HDMI 2.0 (4K/60Hz) x1、有線LAN(RJ45/1000M) x1、オーディオジャック x1、DCジャック x1、電源ボタン、CLR CMOS
  • 映像出力 4K 2画面出力
  • 冷却 デュアルファン
  • 自動電源ON 対応
  • VESAマウント 対応(ブランケット付属)
  • 筐体 ABS素材(プラスチック)とフルメタルメッシュ
  • OS Windows 11 Pro ※Linuxサポート
  • サイズ 126 x 113 x 49 mm
  • 重量 不明
  • カラー ブラック
  • 付属品 壁掛けブランケット、HDMIケーブル、アダプター

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「MINISFORUM UN1245」のスペック

  • プロセッサ Intel Core i5-12450H
    ※10nm/8コア/12スレッド/最大4.40GHz
  • GPU Intel UHD Graphics for 12th Gen
  • RAM(メモリ) 32GB DDR4 デュアルチャンネル
  • 拡張メモリ 合計最大64GBまで (SODIMM スロット×2)
  • ストレージ 512GB SSD M.2 2280 PCIe 4.0 SSD×1
  • 拡張ストレージ 2.5インチ SATA HDD/SSDスロット ×1
  • 電源 DC 19V(電源アダプター含み)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi6E、BlueTooth 5.2 (M.2 2230 WIFI サポート)
  • 有線LAN 2500Mbps
  • インターフェース USB-C 3.2 Gen2 Type-C (Data/DP出力/PD給電) ×1、USB-A 3.2 Gen2 ×2、USB-A 2.0 ×2、HDMI ×1、ディスプレイポート ×1、RJ45 2.5Gギガビットイーサネットポート ×1、3.5mmコンボジャック ×1、DMIC ×1、Clear CMOS ×1
  • 映像出力 4K 3画面出力 (HDMI 2.0、ディスプレイポート 1.4、USB-C 3.2)
  • オーディオ出力 HDMI ×1、3.5mmコンボジャック ×1
  • 冷却システム CLOD WARE 1.5 (液体金属、シングルヒートパイプ、静音動作)
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 約127×130×59mm(ゴム足含む)
  • 重量 約546g
  • カラー シルバー
  • 付属品 電源アダプター ×1、HDMI ケーブル ×1、取り付けブラケット ×1、取扱説明書(日本語対応)×1

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「GMKtec NucBox M3」のスペック

  • プロセッサ 第12世代(Alder Lake) Intel Core i5-12450H
    ※10nm/64bit/8コア/12スレッド/最大4.4GHz/TDP 45W
  • GPU インテル 第12世代 Core UHD Graphics 1.20 GHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 3200 MT/s
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 512GB/1TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280、3300MB/s)
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大2TBまで (PCIe 4.0 をサポート)
  • 電源 ACアダプター(19V/3.42A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5Gギガビット有線LAN
  • インターフェース Type-C (DP/DATA) x1、USB3.2(Gen1 x1/5Gbps)x3、USB2.0 x1、HDMI (4096 x 2160@60Hz) x2、LAN (RJ45/2.5Gギガ) x1、3.5mm ヘッドフォンジャック x1、電源ボタン、DCポート、安全ロック
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4096×2160@60Hz)、Type-C (DP1.4)
  • 冷却システム デュアルヒートシンク、強力な冷却ファン、効率的な放熱設計、静音
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工、2.5D強化ガラス
  • OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
  • サイズ 114 x 106 x 42.5 mm
  • 重量 不明
  • カラー シルバー

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「BMAX B8 Pro」のスペック

  • プロセッサ 第12世代(Alder Lake) intel Core i7-1255U
    ※10nm/64bit/10コア/12スレッド/最大4.70 GHz/TDP 12~55 W
  • GPU Intel Iris Xe Graphics 1.25 GHz
  • RAM(メモリ) 24GB DDR5-5200 MHz
  • ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD 2280
  • 拡張ストレージ M.2_NVMe 2280 x1、2.5インチ SATA HDD/SSD x1
  • 電源 ACアダプター (DDC19V/2.5A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 1Gbps ギガビット有線LAN (1000Mbps)
  • インターフェース USB 3.1 Type-C (映像出力) x 1、USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、HDMI 2.0b x 2、有線LAN(RJ45) x1、オーディオジャック x1、電源ボタン、リセットボタン
  • 映像出力 4K 3画面出力、4K/60Hz(HDMI/Type-C)、Dynamic HDR (4K ULTRA HD)
  • 冷却システム スマートファン + 2つの銅製ヒートパイプ
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 アルミニウム合金 ※新しいテクスチャデザイン採用
  • OS Windows 11 Pro + Linux Ubuntu (デュアルOSをサポート)
  • サイズ 125 x 112 x 44mm
  • 重量 370 g
  • カラー ブラック/グレー

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ベンチマークを比較

TRIGKEY G12」と「MINISFORUM UN1245」、「GMKtec NucBox M3」、「BMAX B8 Pro」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「TRIGKEY G12」

<CPU> Core i5-12450H

Passmarkによるベンチマークスコアは「17480」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1650」、マルチコアで「10000」。

<GPU> Intel UHD Graphics for 12th Gen

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2967」

<プロセッサ性能について解説>

10nmプロセスで製造された8コア、12スレッド、最大4.4GHz駆動のIntel Core i5-12450Hプロセッサ搭載で、PassmarkのCPUベンチマークで約1万8千を記録しています。

同じプロセッサは「MINISFORUM UN1245」、「GMKtec NucBox M3」、「GEEKOM Mini IT12」(※Core i5モデル)、「HUAWEI MateBook D 16」にも搭載されています。

2023年6月に発売された「TRIGKEY S5 Pro」は、「AMD Ryzen 7 5800H」を搭載し、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約2万1千を記録していました。

なお、「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は9029ptsになります。

<グラフィック性能について解説>

GPUは 第12世代 Intel UHD Graphics for 12th Genで、3DMark Fire Strike によるグラフィックスコアで約「3000」前後を記録しています。

また、3DMark Time Spyは1009を記録しています。

「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)は6110(やや快適)でした。

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(1920×1080ドット、標準品質、フルスクリーン)は1544(動作困難)でした。

2023年6月に発売された「TRIGKEY S5 Pro」は、「AMD Ryzen 7 5800H」のAMD Radeon Graphics GPUを内蔵し、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで「2465」を記録していました。

<総合的な性能について解説>

性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業で快適に動作します。

また、Adobeのイラストレーターやフォトショップ、アフターエフェクトなどの負荷の高いグラフィック系アプリも快適に動作します。

SteamなどのPCゲームも快適に動作しますが、非常に高負荷なゲームは遅延が生じることがあるので注意が必要です。PS2やXBOXを含めて、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「MINISFORUM UN1245」

<CPU> Core i5-12450H

Passmarkによるベンチマークスコアは「17480」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1650」、マルチコアで「10000」。

<GPU> Intel UHD Graphics for 12th Gen

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2852」

「GMKtec NucBox M3」

<CPU> Intel Core i5-12450H

Passmarkによるベンチマークスコアは「17950」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1645」、マルチコアで「8509」。

<GPU> インテル 第12世代 Iris Xe Graphics 1.20 GHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2852」。

「BMAX B8 Pro」

<CPU> intel Core i7-1255U

Passmarkによるベンチマークスコアは「13794」(CPU)。

Geekbench 5 によるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1700」、マルチコアで約「6900」。

<GPU> Intel Iris Xe Graphics 1.25 GHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4975」。

「TRIGKEY G12」のメリット・デメリット

TRIGKEY G12」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・16GB DDR4 メモリ搭載で最大64GBまで拡張できる

TRIGKEY G12」はDDR4-3200 規格のメモリを16GB搭載。2つのスロットを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。

一方、「MINISFORUM UN1245」は32GB DDR4 メモリを搭載し、最大64GBまで拡張できます。「GMKtec NucBox M3」は16GB/32GB DDR4メモリ搭載・最大64GBまで拡張できます。「BMAX B8 Pro」は24GB DDR5メモリを搭載しています。

・500GB M.2 SSDストレージを搭載・最大2TBまで拡張できる

TRIGKEY G12」はPCle 4.0接続の500GB1TB M.2 SSDストレージを搭載。PCIe 3.0よりも高速な転送が利用できます。

一方、「MINISFORUM UN1245」はPCle 4.0接続の512GB SSD M.2 ストレージを搭載しています。「GMKtec NucBox M3」はPCIe 3.0接続のM.2 NVMeストレージを512GB/1TB搭載しています。「BMAX B8 Pro」は1TB NVMe M.2 SSD ストレージを搭載しています。

・2.5インチのSATA HDD/SSDで最大2TBまで拡張できる

TRIGKEY G12」は2.5インチのSATA HDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。

一方、「MINISFORUM UN1245」は2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張できます。「GMKtec NucBox M3」はPCIe 4.0接続のM.2 SSDストレージで最大2TBまで拡張できます。「BMAX B8 Pro」は拡張スロットを搭載し、安価な2.5 HDD/SSDで拡張できます。

・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応

TRIGKEY G12」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続も利用できます。

一方、「MINISFORUM UN1245」はWWi-Fi6EとBlueTooth 5.2に対応しています。「GMKtec NucBox M3」と「BMAX B8 Pro」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。

・1000Mのギガビット有線LANが使える

TRIGKEY G12」はより安定した高速通信が可能な1000Mbpsのギガビット有線LAN通信を利用できます。

一方、「MINISFORUM UN1245」は2500Mbpsのギガビット有線LAN通信に対応しています。「GMKtec NucBox M3」は.5Gギガビット有線LAN通信に対応しています。「BMAX B8 Pro」は1Gbpsのギガビット有線LANに対応しています。

・データ転送用の Type-Cポートを搭載

TRIGKEY G12」はUSB Type-Cポートを搭載し、10bpsの高速データ転送が利用できます。

一方、「MINISFORUM UN1245」は1つのUSB-C 3.2 Gen2 Type-C (Data/DP出力/PD給電) ポートを搭載しています。「GMKtec NucBox M3」はDP映像出力とデータ転送に対応したType-Cポートを搭載しています。「BMAX B8 Pro」は1つのUSB 3.1 Type-Cpo-ポートを搭載し、DP映像出力も利用できます。

・2つのUSB 3.2 Gen2ポートと2つのUSB 2.0ポートが使える

TRIGKEY G12」は2つのUSB3.2 Gen2 ポートと2つのUSB2.0ポートを搭載し、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

一方、「MINISFORUM UN1245」は2つのUSB-A 3.2 Gen2ポートと2つのUSB-A 2.0ポートを搭載しています。「GMKtec NucBox M3」は3つのUSB3.2 (Gen1 x1/5Gbps)ポートを搭載しています。「BMAX B8 Pro」はType-C以外に2つのUSB 3.0ポートと2つのUSB 2.0ポートを搭載しています。

・4K 2画面出力に対応

TRIGKEY G12」は4K映像出力に対応したディスプレイポート 1.4とHDMI 2.0ポートを搭載し、2つのポートと組み合わせて2画面出力も利用できます。

一方、「MINISFORUM UN1245」はHDMI 2.0、ディスプレイポート 1.4、USB-C 3.2を組み合わせて、4K 3画面出力を利用できます。「GMKtec NucBox M3」は4K映像出力に対応した2つのHDMI 2.0ポートとType-Cポートを組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。「BMAX B8 Pro」は4K出力に対応した2つのHDMI2.0bポートとType-Cポートを組み合わせて3画面出力を利用できます。

・冷却ファンを搭載

TRIGKEY G12」は冷却ファンを搭載し、本体の高熱化を防ぐことができます。

一方、「MINISFORUM UN1245」は冷却システム CLOD WARE 1.5を搭載しています。「GMKtec NucBox M3」はデュアルヒートシンク採用の冷却システムを搭載しています。「BMAX B8 Pro」はスマートファンと2つの銅製ヒートパイプを採用した冷却システムを搭載しています。

・VESAマウントに対応

TRIGKEY G12」はモニターの背面に設置できるVESAマウントに対応しています。

一方、「MINISFORUM UN1245」はVESAマウントに対応しています。「GMKtec NucBox M3」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。「BMAX B8 Pro」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

・省スペース設計でブラックカラーを用意

TRIGKEY G12」はサイズ 126 x 113 x 49 mmの省スペース設計で、ブラックカラーを用意しています。

一方、「MINISFORUM UN1245」はサイズ 約127×130×59mm、重さ約546gの省スペース設計で、シルバーカラーを用意しています。「GMKtec NucBox M3」はサイズ 114 x 106 x 42.5 mmの省スペース設計で、シルバーカラーを用意しています。「BMAX B8 Pro」はサイズ 125 x 112 x 44mm、重さ370 gの省スペース設計で、ブラック/グレーを用意しています。

・Windows 11 Pro 搭載で新機能も使える

TRIGKEY G12」はWindow 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの新機能が追加されています。

一方、「MINISFORUM UN1245」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えます。「GMKtec NucBox M3」はWindow 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。「BMAX B8 Pro」はWindows 11とLinux UbuntuとのデュアルOS環境を構築し、2つのOSを切り替えて使用できます。

デメリット

・USB4 ポートを搭載していない

TRIGKEY G12」は40Gbpsの高速転送、PD3.0充電、DP1.4映像出力を利用できるUSB4 ポートを搭載していません。

一方、「MINISFORUM UN1245」と「GMKtec NucBox M3」、「BMAX B8 Pro」もUSB4 ポートを搭載していません。

・Type-Cで映像出力できない

TRIGKEY G12」はType-CポートからDP映像出力することができません。

一方、「MINISFORUM UN1245」と「GMKtec NucBox M3」、「BMAX B8 Pro」はType-CポートからDP映像出力することができます。

「TRIGKEY G12」の評価

TRIGKEY G12」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★(拡張性)

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

TRIGKEYから発売された第12世代Core i5搭載のミニPCです。パワフルに動作し、高い拡張性や高速な通信性能も備えています。

プロセッサは、「MINISFORUM UN1245」、「GMKtec NucBox M3」と同じCore i5-12450Hで、PassmarkのCPUベンチマークで約1万8千ほど。AMD Ryzen 7 5800H搭載の「TRIGKEY S5 Pro」と比べると、約3000ほど低くなりますが、GPUのグラフィック性能はほとんど同じくらいの性能になります。

PCゲームは一応プレイ可能ですが、負荷の高いものは遅延が生じるなど少々問題があります。ゲーム用とするよりも、、Adobeのイラストレーターやフォトショップなどを使う仕事用として利用した方がいいでしょう。

また、ストレージはPCle 4.0接続の500GB1TB M.2 SSDで、2.5インチSATA HDD/SSDで拡張が可能です。5つのUSBポート搭載で4K 2画面出力Wi-Fi 6にも対応しているため、ある程度快適に使えるでしょう。

ただし、Type-Cで映像出力できないというデメリットがあります。3画面で作業したいという人は他のミニPCを選んだ方がいいでしょう。

TRIGKEY G12」の発売時の価格は65,800円(6000 OFFクーポン付き)。

クーポン適用で実質59,800円になり、Core i7-1255U搭載の「BMAX B8 Pro」と同じくらいの価格になります。セール時にはより安くなるようなので、タイミングをみて購入した方が良さそうです。第12世代Core i5 プロセッサを搭載したコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

「TRIGKEY G12」のデザイン

Ryzen 7 5800H搭載の「TRIGKEY S5 Pro」はネイビーカラーでしたが、Core i5-12450H搭載の「TRIGKEY G12」はブラックカラーになっています。

筐体は縦 126mm、 横 113mmでほぼ正方形に近い形で、正面にオレンジ色の電源ボタン、天板にはTRIGKEY のロゴが配置されています。

また、側面には熱を排出するための排気口も見られます。

厚さは49 mm。重さは不明ですが、片手で持てるぐらいの軽さのようです。

コンパクトでシンプルなデザインですが、オレンジ色のボタンと天板のロゴが独特の個性を生み出しています。

※上の文面はThreadsからの引用です。

「TRIGKEY G12」のデザインは下の動画でチェックできます。

Youtubeショート動画でデザインをチェックする

Instagramでデザインをチェックする

「TRIGKEY G12」の販売・購入先

TRIGKEY G12」は、

Amazonで65,800円(6000 OFFクーポン付き)、

で販売されています。

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

MINISFORUM UN1245

GMKtec NucBox M3

BMAX B8 Pro

CHUWI CoreBox 5th」(Core i5-13500H・4K 4画面出力)

MINISFORUM UM780 XTX」(Ryzen 7 7840HS・8K 4画面 )

GMKtec NucBox M4」(Core i9-11900H・4K 3画面出力)

GEEKOM Mini IT12」(Core i7-12650H・8K映像出力)

Beelink SER6 Max」(Ryzen 7 7735HS・4K 4画面出力)

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」(第13世代 Core i5 / i7)

Mac mini M2」(Apple M2チップ)

その他のおすすめ小型PCは?

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