「MINISFORUM UM780 XTX」驚異の拡張性? 大ヒット ミニPCと徹底 比較!


2023年11月11日に発売された「MINISFORUM UM780 XTX」と大ヒット中の人気ミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

「MINISFORUM UM780 XTX」の特徴

MINISFORUM UM780 XTX」の特徴をまとめてみました。

Ryzen 7 7840HS・Radeon 780M・Oculink

MINISFORUM UM780 XTX」はAMD Ryzen 7 7840HS プロセッサを搭載。4nmプロセスで製造された8コア16スレッド最大5.1GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで約3万を記録しています。また、GPUにRadeon 780M グラフィックスを採用。GeForce GTX 1650 Ti / RTX 2050 相当のグラフィック性能を発揮し、SteamなどのPCゲームも快適にプレイできます。

そのほか、Oculinkポートを搭載し、外付けのGPUボックスと接続することが可能。接続後は、3DMarkのグラフィックスコアがTime Spyで「16,047」、Fire Strikeで「33,472」(例)になり、負荷が非常に高いPCゲームもプレイできるようになります。

最大96GBメモリ・1TB M.2 SSD・DIYエッチング

MINISFORUM UM780 XTX」は32GB/64GB DDR5メモリを搭載。2つのSODIMM スロットを搭載し、合計で最大96GBメモリまで拡張できます。また、PCIe4.0接続の1TB M.2 SSDストレージを搭載。2つの拡張スロットを搭載し、合計で最大16TBまで増設できます。

そのほか、トップカバー下に好みのデザインエッチングを挿入することで、内部バックライト越しに半透明のトップカバーが光る「バックライトエッチング」(DIYエッチング)を採用。ホットレッド、ブライト・グリーン、トランキル・ブルーの3色の光で個性的なデザインに演出することができます。

8K 4画面・PD給電・デュアル有線LAN

MINISFORUM UM780 XTX」は8K映像出力に対応したUSB 4ポートとHDMI 2.1ポートを搭載。4K映像出力に対応したDPポートと組み合わせて4画面出力も利用できます。また、USB 4ポートでPD給電も利用可能。PD対応モニターと接続することで、給電、ディスプレイ出力、データ転送の機能を1本のケーブルで利用できます。

そのほか、2.5Gのデュアルギガビット有線LAN通信に対応。M.2の高速Wi-Fiカード(Wi-Fi 6E,BlueTooth 5.2)、金属製ヒートパイプやアクティブヒートシンク、液体金属を採用した冷却システム、モニターの背面に設置できるVESAマウントスタンド(付属)による立て掛けにも対応しています。

公式ページ: Minisforum UM780 XTX AMD Ryzen™ 7 7840HS Mini PC 

価格を比較

MINISFORUM UM780 XTX」と「Beelink SER6 Max」、「GMKtec NucBox M3」、「CHUWI CoreBox 5th」の価格を比較してみました。(※以下、アフィリエイト広告を含みます。)

「MINISFORUM UM780 XTX」

MINISFORUM UM780 XTX」は、Amazonで126,980円(32GB+1TB)、楽天市場で117,980~139,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで97,498円、AliExpressでUS $474.78 (日本円で約68,295円)、米国 Amazon.comで$579.99 ($116クーポン付き)、

MINISFORUM公式サイトで71,980円(ベアボーンモデル・32GB+1TBモデルが97,590円、64GB+1TBモデルが111,980円)で販売されています。

「Beelink SER6 Max」

Beelink SER6 Max」は、Amazonで74,800円(税込・32GB+500GB)、楽天市場で88,648円(送料無料・32GB+500GB)、ヤフーショッピングで83,098円、Beelink公式サイトで$639.00 ($80 OFFクーポン付き)、AliExpressでUS $441.00 (日本円で約66,789円)、米国 Amazon.comで$639.00 ($120 OFFクーポン付き)で販売されています。

「GMKtec NucBox M3」

GMKtec NucBox M3」は、Amazonで63,800円(税込・9000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で45,980円(送料無料・中古Aランク品)、ヤフーショッピングで45,980円(送料無料・中古Aランク品)、GMKtec公式サイトで$279.99 (日本円で約42,404円)、米国 Amazon.comで$429.99 (5% OFFクーポン付き)で販売されています。

「CHUWI CoreBox 5th」

CHUWI CoreBox 5th」は、Amazonで51,900円(税込)、るAliExpressでUS $427.55 (日本円で約64752円)、CHUWI公式ストアで73,900円 (税込)で販売されています。

スペックを比較

MINISFORUM UM780 XTX」と「Beelink SER6 Max」、「GMKtec NucBox M3」、「CHUWI CoreBox 5th」のスペックを比較してみました。

「MINISFORUM UM780 XTX」のスペック

  • 型番 EliteMini UM780 XTX
  • プロセッサ Ryzen 7 7840HS
    ※4nm/8コア/16スレッド/最大5.1GHz/TDP 35-54W/Zen 4
  • GPU AMD Radeon 780M グラフィックス (2700MHz)
  • RAM(メモリ) 32GB/64GB DDR5 (デュアルチャンネル)
  • 拡張メモリ 最大96GBまで (SODIMM スロット×2)
  • ストレージ 1TB M.2 2280 PCIe4.0 SSD ×2
  • 拡張スロット PCle 4.0 SSDスロット ×2 ※各8TB、合計最大16TBまで増設可能
    ※マグネット式トップカバー採用
  • 電源 DC 19V(電源アダプター含み)
  • 給電 PD給電(65W-100W)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 M.2 2230 WIFI (Wi-Fi 6E,BlueTooth 5.2)
  • 有線LAN 2500Mbps LAN ×2
  • インターフェース USB 4 (8K@60Hz/Alt PD)×2、USB3.2 Gen2 Type-A ポート ×4、HDMI 2.1 (8K@60Hz) ×1、DP 1.4 (4K@240Hz) ×1、Oculink ポート x1、RJ45 2.5Gギガビットイーサネットポート ×2、オーディオ・ジャック ×1、DMIC ×1、Clear CMOS ×1
  • 映像出力 8K 4画面 出力 対応、HDMI 2.1 (8K@60Hz) ×1、USB4 (8K@60Hz)×2、DP 1.4 (4K@240Hz) ×1
  • オーディオ出力 HDMI ×1/ DP ×1/3.5mm オーディオ・ジャック×1
  • 冷却システム 金属製ヒートパイプ、アクティブヒートシンク(SSD)、液体金属(CPU)
  • VESAマウント 対応(100×100mm規格)
  • バックライトエッチング(DIYエッチング) ホットレッド、ブライト・グリーン、トランキル・ブルー
  • スタンド 付属
  • 筐体の素材 メタル(金属)
  • OS Windows 11
  • サイズ 127×128×47mm
  • 重量 不明
  • カラー ダークグレー
  • 付属品 電源アダプター ×1、電源ケーブル ×1、ベース ×1、取り付けブラケット ×1、取り付けネジ ×1、M.2-OCulinkアダプタ・カード ×1、HDMI ケーブル ×1、SATAケーブル ×1、取扱説明書(日本語対応) ×1

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「Beelink SER6 Max」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 7735HS
    ※6nm/8コア/12スレッド/最大4.75GHz/TDP 35~54W/Zen 3
  • GPU AMD Radeon 680M グラフィックス
    ※コア数12/2200 MHz/NVIDIA GeForce GTX1050TI に匹敵
  • RAM(メモリ) 32GB DDR5 4800MHZ (16GB x2)
  • 拡張メモリ 最大64GB (2つのSO-DIMMスロット)
  • ストレージ 500GB/1TB M.2 SSD NVMe PCIe 4.0 x4 2280
  • 拡張ストレージ M.2 SSD PCIe 4.0 (空きスロット x1)
    ※M.2スロットから2.5インチスロットに変換する場合はSATA拡張モジュールを購入する必要あり
  • 電源 ACアダプター (入力:AC 100〜240V、50/60Hz 出力:19V/5.26A)、磁気電源に対応
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応・2.5Gギガビット有線LAN
  • インターフェース USB4 (40Gbps、PD3.0、DP1.4) x2、Type-C x1、USB3.2 x1、USB2.0 x2、HDMI x1、有線LAN(2.5G RJ45) x1、3.5mmオーディオジャック x2、DCジャック、CLR CMOS、電源ボタン
  • 映像出力 4K 4画面出力 (HDMI+DisplayPort+デュアルUSB4、4K 144Hzをサポート)
  • 冷却システム MSC テクノロジー – ベーパーチャンバーとシステムファン
  • 自動電源ON 対応
  • 静音動作 対応
  • VESAマウント 対応・壁掛けブランケット付属
  • 筐体 天板:メタル(金属)、側面:メタルシャーシ、底面:メタル ボトムパネル
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 126 x 113 x 49 mm
  • 重量 不明
  • カラー グリーン、オレンジ、スペースグレー、オブシディアン ブラック

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「GMKtec NucBox M3」のスペック

  • プロセッサ 第12世代(Alder Lake) Intel Core i5-12450H
    ※10nm/64bit/8コア/12スレッド/最大4.4GHz/TDP 45W
  • GPU インテル 第12世代 Core UHD Graphics 1.20 GHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 3200 MT/s
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 512GB/1TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280、3300MB/s)
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大2TBまで (PCIe 4.0 をサポート)
  • 電源 ACアダプター(19V/3.42A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5Gギガビット有線LAN
  • インターフェース Type-C (DP/DATA) x1、USB3.2(Gen1 x1/5Gbps)x3、USB2.0 x1、HDMI (4096 x 2160@60Hz) x2、LAN (RJ45/2.5Gギガ) x1、3.5mm ヘッドフォンジャック x1、電源ボタン、DCポート、安全ロック
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4096×2160@60Hz)、Type-C (DP1.4)
  • 冷却システム デュアルヒートシンク、強力な冷却ファン、効率的な放熱設計、静音
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工、2.5D強化ガラス
  • OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
  • サイズ 114 x 106 x 42.5 mm
  • 重量 不明
  • カラー シルバー

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「CHUWI CoreBox 5th」のスペック

  • プロセッサ Intel Core i5-13500H
    ※10nm/12コア/16スレッド/最大4.70 GHz
  • GPU Intel Iris Xe Graphics eligible、最大 1.45GHz
  • RAM(メモリ) 16GB DDR5、SODIMM x2
  • ストレージ 512G SSD (PCIe)
  • 拡張ストレージ M.2 2280 SSD 1TB
  • 電源 ACアダプター、19V/6.32A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax/2.4GHz+5GHz)、Bluetooth
    ※WiFi6 (AX200 Model)
  • 有線LAN 対応・2.5Gギガビット対応
  • インターフェース Type-C ×1(前面、データのみ)、USB 3.0 Type-A ×2(前面)、USB 3.0 Type-A ×4 (後面)、Displayport ×2、HDMI 2.0 ×2、2.5ギガビットイーサネット ×1、3.5mm マイクジャック ×1、DC ポート ×1
  • 映像出力 4K 4画面出力、4K@60Hz
  • 冷却システム 4本の純銅製ニッケルメッキ・ヒートパイプ、55層の幅広フィンで構成されたアルミニウム製ヒートシンク、3400rpmの回転数で作動する油圧ベアリングファン(12.61CFM)
  • VESAマウント 非対応
  • 筐体 アルミニウム・マグネシウム合金 & ポリカーボネート
  • OS Windows 11
  • サイズ 173 × 158 × 73(H) mm
  • 重量 約 930g
  • カラー ブラック+スペースグレイ

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ベンチマークを比較

MINISFORUM UM780 XTX」と「Beelink SER6 Max」、「GMKtec NucBox M3」、「CHUWI CoreBox 5th」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「MINISFORUM UM780 XTX」

<CPU> Ryzen 7 7840HS

Passmarkによるベンチマークスコアは「29040」(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1872」、マルチコアで「13635」。

<GPU> Radeon 780M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「8000」前後。
※GeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050相当のグラフィック性能を発揮

<プロセッサ性能を解説>

4nmプロセスで製造された8コア、16スレッド、最大5.1GHz駆動のRyzen 7 7840HSプロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークで約3万を記録しています。

また、GPUにRadeon 780Mを採用し、3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアで約「8000」前後を記録し、GeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050相当のグラフィック性能を発揮します。

PCゲームのフレームレートは、「CS:GO」がFPS120で、「LOL」がFPS150-174で、「PUBG」がFPS75-95で、「Destiny2」がFPS50-60で、「DOTA2」がFPS105-120で動作することが報告されています。

性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業はもちろん、音楽制作DTMなどでも快適に動作します。

また、Adobeのフォトショップ(Photoshop)、イラストレーター(Illustrator)、Premiere Proなども軽快に動作します。

「Beelink SER6 Max」

<CPU> AMD Ryzen 7 7735HS

Passmarkによるベンチマークスコアは「24196」(CPU)。

Geekbench 6によるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1966」、マルチコアで約「9311」。

<GPU>AMD Radeon 680M グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「5700」。

「GMKtec NucBox M3」

<CPU> Intel Core i5-12450H

Passmarkによるベンチマークスコアは「17950」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1645」、マルチコアで「8509」。

<GPU> インテル 第12世代 Iris Xe Graphics 1.20 GHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2852」。

「CHUWI CoreBox 5th」

<CPU> Intel Core i5-13500H

Passmarkによるベンチマークスコアは「22988」(CPU)。

Geekbench 6によるベンチマークのスコアはシングルコアで「2387」、マルチコアで「12271」。

<GPU> Intel Iris Xe Graphics 13世代

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「5205」。

「MINISFORUM UM780 XTX」のメリット・デメリット

MINISFORUM UM780 XTX」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・32GB/64GB DDR5 メモリ搭載で最大96GBまで拡張できる

MINISFORUM UM780 XTX」は32GB/64GB DDR5メモリを搭載。2つのSODIMM スロットを搭載し、合計で最大96GBメモリまで拡張できます。

一方、「Beelink SER6 Max」は32GB DDR5メモリを搭載し、最大64GBまで拡張できます。「GMKtec NucBox M3」は16GB/32GB DDR4メモリ搭載で、最大64GBまで拡張できます。「CHUWI CoreBox 5th」は16GB DDR5を搭載し、スムーズに動作します。

・1TB M.2 SSDストレージ搭載で大16TBまで増設できる

MINISFORUM UM780 XTX」はPCIe4.0接続の1TB M.2 SSDストレージを搭載しています。また、2つの拡張スロットを搭載し、合計で最大16TBまで増設できます。

一方、「Beelink SER6 Max」はM.2 SSDの拡張スロットを搭載し、M.2 SSD PCIe 4.0でストレージを拡張できます。「GMKtec NucBox M3」はPCIe 4.0接続のM.2 SSDストレージで最大2TBまで拡張できます。「CHUWI CoreBox 5th」はM.2 2280 SSDの拡張スロットを搭載。最大1TBまで容量を増やせます。

・PD給電に対応

MINISFORUM UM780 XTX」はUSB 4ポートでPD給電も利用可能です。PD対応モニターと接続することで、給電、ディスプレイ出力、データ転送の機能を1本のケーブルで利用できます。

一方、「Beelink SER6 Max」は2つのUSB4ポートを搭載し、PD給電にも対応しています。「GMKtec NucBox M3」と「CHUWI CoreBox 5th」はPD給電に対応していません。

・高速Wi-Fi カード(Wi-Fi 6E,BlueTooth 5.2)に対応

MINISFORUM UM780 XTX」は高速Wi-Fi カード(Wi-Fi 6E,BlueTooth 5.2)に対応し、高速なワイヤレス通信も利用できます。

一方、「Beelink SER6 Max」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。「GMKtec NucBox M3」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。「CHUWI CoreBox 5th」はWi-Fi 6、Bluetoothに対応しています。

・2.5Gのギガビット デュアル 有線LAN通信に対応

MINISFORUM UM780 XTX」は2.5Gのギガビット デュアル 有線LAN通信に対応し、より安定した高速な通信が利用できます。

一方、「Beelink SER6 Max」と「GMKtec NucBox M3」、「CHUWI CoreBox 5th」は2.5Gギガビット有線LANに対応しています。

・USB 4ポート搭載で8K映像出力、PD給電に対応

MINISFORUM UM780 XTX」はUSB 4ポート搭載で8K映像出力、PD給電に対応しています。

一方、「Beelink SER6 Max」は2つのUSB4 Type-Cポートを搭載し、40Gbpsの高速転送、PD3.0給電、DP1.4映像出力が利用できます。「GMKtec NucBox M3」はType-Cポートを搭載し、高速なデータ転送に対応するほか、DP1.4の映像出力も利用できます。「CHUWI CoreBox 5th」は1つのType-Cポート(データのみ)を搭載しています。

・4つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポートポートを搭載

MINISFORUM UM780 XTX」は4つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポートポートを搭載し、周辺機器ともスムーズに接続できます。

一方、「Beelink SER6 Max」は1つのUSB3.2ポートと2つのUSB2.0ポートを搭載しています。「GMKtec NucBox M3」は3つのUSB3.2ポート (Gen1 x1/5Gbps)を搭載しています。「CHUWI CoreBox 5th」は6つのUSB 3.0 Type-Aポートを搭載しています。

・4画面 出力に対応

MINISFORUM UM780 XTX」は8K映像出力に対応したUSB 4ポートとHDMI 2.1ポート、4K映像出力に対応したDPポートを組み合わせて4画面出力も利用できます。

一方、「Beelink SER6 Max」はHDMI 2.1ポートとDisplayport、2つのUSB4ポートを組み合わせて4K 4画面出力も利用できます。「GMKtec NucBox M3」は4K映像出力に対応した2つのHDMI 2.0ポートとType-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。「CHUWI CoreBox 5th」は2つのDisplayportポートと2つのHDMI 2.0ポートを搭載し、4つのポートを組み合わせて4K 4画面出力も利用できます。

・Oculinkポートを搭載・外部GPUボックスと接続できる

MINISFORUM UM780 XTX」はOculinkポートを搭載し、外付けのGPUボックスと接続することが可能です。接続後は3DMarkのグラフィックスコアがTime Spyで「16,047」、Fire Strikeで「33,472」(例)になり、負荷が非常に高いPCゲームもプレイできるようになります。

一方、「Beelink SER6 Max」と「GMKtec NucBox M3」、「CHUWI CoreBox 5th」はOculinkポートを搭載していません。

・冷却システムを搭載

MINISFORUM UM780 XTX」は金属製ヒートパイプ、アクティブヒートシンク(SSD)、液体金属(CPU)を採用した冷却システムを搭載しています。

一方、「Beelink SER6 Max」はMSCテクノロジーを採用した冷却システムを搭載しています。「GMKtec NucBox M3」はデュアルヒートシンク採用の冷却システムを搭載し、熱を効率的に排出し、本体の高温化を防ぐことができます。「CHUWI CoreBox 5th」は4本の純銅製ニッケルメッキ・ヒートパイプを備えた冷却システムを搭載しています。

・VESAマウントに対応

MINISFORUM UM780 XTX」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

一方、「Beelink SER6 Max」と「GMKtec NucBox M3」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。「CHUWI CoreBox 5th」はモニターの背面に設置できるVESAマウントに対応していません。

・バックライトエッチング(DIYエッチング)に対応

MINISFORUM UM780 XTX」はトップカバー下に好みのデザインエッチングを挿入することで、内部バックライト越しに半透明のトップカバーが光る「バックライトエッチング」(DIYエッチング)を採用。ホットレッド、ブライト・グリーン、トランキル・ブルーの3色の光で個性的なデザインに演出することができます。

一方、「Beelink SER6 Max」と「GMKtec NucBox M3」、「CHUWI CoreBox 5th」はバックライトエッチング(DIYエッチング)に対応していません。

・スタンドにのせて使える

MINISFORUM UM780 XTX」は付属のスタンドにのせて使用できます。

一方、「Beelink SER6 Max」と「GMKtec NucBox M3」、「CHUWI CoreBox 5th」はスタンドが付属しません。

・省スペース設計で、ダークグレーカラーを用意

MINISFORUM UM780 XTX」はサイズ 127×128×47mmの省スペース設計で、ダークグレーカラーを用意しています。

一方、「Beelink SER6 Max」はサイズ 126 x 113 x 49 mmのメタル(金属)製で、グリーン、オレンジ、スペースグレー、オブシディアン ブラックの4色カラーを用意しています。「GMKtec NucBox M3」はサイズ 114 x 106 x 42.5 mmの省スペース設計でシルバーカラーを用意しています。「CHUWI CoreBox 5th」はサイズ 173 × 158 × 73(H) mm、重さ約 930gの省スペース設計を採用し、ブラック+スペースグレイカラーを用意しています。

・Windows 11搭載で新機能も使える

MINISFORUM UM780 XTX」はWindows 11搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの新機能が追加されています。

一方、「Beelink SER6 Max」と「GMKtec NucBox M3」はWindow 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。「CHUWI CoreBox 5th」はWindows 11を搭載し、新機能も使えるようになっています。

デメリット

・単体ではグラフィックボード必須のゲームをプレイできない

MINISFORUM UM780 XTX」は高いグラフィック性能を持っていますが、グラフィックボードを必ず必要とするゲームはプレイできません。外付けGPUボックスと接続するとプレイ可能になります。

一方、「Beelink SER6 Max」、「GMKtec NucBox M3」、「CHUWI CoreBox 5th」もグラフィックボード必須のゲームをプレイできません。

「MINISFORUM UM780 XTX」の評価

MINISFORUM UM780 XTX」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★★

機能:★★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★

<総合評価>

MINISFORUM UMシリーズの最新モデルになります。パワフルなRyzen 7 7840HSプロセッサを搭載し、非常に高い拡張性を備えています。

Ryzen 7 7840HSはPassmarkのCPUベンチマークで約3万ほど。「Beelink SER6 Max」が搭載するRyzen 7 7735HSよりも約6千高いスコアで、「GMKtec NucBox M3」が搭載するCore i5-12450Hと比べると、約1万2千も高くなります。

また、GPUのRadeon 780Mは3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアで約「9000」ほどで、Ryzen 7 7735HSの約2倍、Core i5-12450Hの約3倍高いスコアになります。

拡張についてはメモリ最大96GBまで、ストレージ最大16TBまでで、なおかつ、Oculink ポートでGPUボックスと接続してグラフィック性能を大幅に上げることができます。

そのほか、バックライトエッチング(DIYエッチング)でPCのデザインをカスタマイズすることが可能。PD給電対応で、ミニPCをのせて使えるようにするスタンドは付属します。

全体的にスペックが高く、非常に高い拡張で、ほぼ弱点がないミニPCです。バックライトエッチングやPD給電、スタンドなど、他のミニPCには要素を盛り込むなど独自の工夫も取り入れられています。

MINISFORUM UM780 XTX」の発売時の価格は、78,980円(ベアボーンモデル・32GB+1TBモデルが106,490円、64GB+1TBモデルが121,980円)。

ベアボーンではないモデルを購入すると、約10~12万ほどになってしまうのがネックです。

現在使用しているPCのパーツを利用するなどしてなんとかベアボーンモデルで済ました方がいいでしょう。Ryzen 7 7840HS搭載で拡張性に優れたミニPCを探している人におすすめです。

「MINISFORUM UM780 XTX」のデザイン

一見、ごく普通のミニPCのように見えますが、実は内部バックライト越しに半透明のトップカバーが光る「バックライトエッチング」(DIYエッチング)を採用しています。

ホットレッド、ブライト・グリーン、トランキル・ブルーの3色を用意しており、好きな色をセットしてミニPCを個性的なデザインにカスタマイズできます。

こういう試みはミニPCでは初めてで非常に斬新ですね。

本体はサイズ 127 × 128 × 47mmの省スペース設計で、モニターの背面に設置できます。

また、付属のスタンドにミニPC本体を乗せて使用できます。

このスタンドもなかなかいいアイディアで、角度を変えて便利に使えそうです。

※上の文面はThreadsからの引用です。

「MINISFORUM UM780 XTX」のデザインは下の動画でチェックできます。

Youtubeショート動画でデザインをチェックする

Instagramでデザインをチェックする

「MINISFORUM UM780 XTX」の販売・購入先

MINISFORUM UM780 XTX」は、

Amazonで126,980円(32GB+1TB)、

楽天市場で117,980~139,980円(送料無料)、

ヤフーショッピングで97,498円、

AliExpressでUS $474.78 (日本円で約68,295円)、

米国 Amazon.comで$579.99 ($116クーポン付き)、

MINISFORUM公式サイトで71,980円(ベアボーンモデル・32GB+1TBモデルが97,590円、64GB+1TBモデルが111,980円)、

で販売されています。

Amazonで「MINISFORUM UM780 XTX」をチェックする

楽天市場で「MINISFORUM UM780 XTX」をチェックする

ヤフーショッピングで「MINISFORUM UM780 XTX」をチェックする

MINISFORUM公式サイトで「MINISFORUM UM780 XTX」をチェックする

米国 Amazon.comで「MINISFORUM UM780 XTX」をチェックする

 

 

 

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