「BMAX B8 Pro」第12 Coreで激安? 売れ筋の人気ミニPCと徹底 比較!


2023年11月に発売された「BMAX B8 Pro」と売れ筋の人気ミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

「BMAX B8 Pro」の特徴

BMAX B8 Pro」の特徴をまとめてみました。

Core i7-1255U・Iris Xe・24GB DDR5

BMAX B8 Pro」は第12世代(Alder Lake) intel Core i7-1255U プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された10コア12スレッド、最大4.70GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約1万4千を記録しています。

また、GPUにインテル Iris Xe グラフィックスを採用。3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約5千を記録し、SteamなどのPCゲームやAdobeのイラストレーターやフォトショップなどのグラフィック系アプリも動作します。そのほか、5200 MHz24GB DDR5メモリを搭載。DD4-3600MHzのメモリと比較して約30~40% 高速化しています。

1TB NVMe M.2・2.5インチHDD拡張・USB 3.1 Type-C

BMAX B8 Pro」は1TB NVMe M.2 SSD ストレージを搭載。通常のSSDよりも小型のNVMe規格でより高速に処理できます。また、2.5インチ SATA拡張スロットを搭載。安価な2.5 HDD/SSDで拡張できます。そのほか、USB 3.1 Type-C ポートを搭載し、DP映像出力に対応。2つのUSB3.0 ポートと2つのUSB2 .0 ポートも搭載し、合計5つのUSBポートで周辺機器ともスムーズに接続できます。

3画面出力+Dynamic HDR・冷却・Wi-Fi 6

BMAX B8 Pro」は4K出力に対応した2つのHDMI2.0b ポートとType-C ポートを搭載。3つのポートを組み合わせて3画面出力が可能なほか、画像の最も暗い部分と最も明るい部分のディテールをより鮮明に表示するDynamic HDRにも対応しています。また、冷却システムを搭載。スマートファンと2つの銅製ヒートパイプで強力に冷却し、本体の高熱化を防ぐことができます。

そのほか、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」とBluetooth 5.0、1Gのギガビット有線LANに対応。本体はサイズ 125 x 112 x 44mm、重さ370gの省スペース設計で、モニターの背面に設置できるVESAマウントにも対応しています。

公式ページ : Mini PCs – BMAX

価格を比較

BMAX B8 Pro」と「MINISFORUM UN1265」、「GMKtec NucBox K3」、「Beelink SER5 MAX」の価格を比較してみました。

「BMAX B8 Pro」

BMAX B8 Pro」は、Amazonで75,999円(税込・16000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で89,011円、ヤフーショッピングで79,798円、Geekbuyingで64300円、米国 Amazon.comで$375.99 (日本円で約54766円)で販売されています。

「MINISFORUM UN1265」

MINISFORUM UN1265」は、Amazonで73,980円(税込・11,000円 OFFクーポン付き・Core i7-12650H・32GB+512GB)、楽天市場で64,980円(送料無料・UN1245モデル・13000円OFFクーポンあり・Core i5-12450H・16GB+512GB)、ヤフーショッピングで78,418円(Core i7-12650H・32GB+512GB)、

AliExpressでUS $421.87 (日本円で約63084円)、米国 Amazon.comで$415.90 (Core i7-12650H・32GB+1TB)、

MINISFORUM公式サイトで59,580円(16GB+512GBモデル・ベアボーンモデルは46,180円、32GB+1TBモデルは62,380円)で販売されています。

「GMKtec NucBox K3」

GMKtec NucBox K3」は、Amazonで68,000円(税込・6000円OFFクーポン付き・Pro版・24GB+1TBモデル)、楽天市場で56,980円(送料無料・中古Aランク品)、ヤフーショッピングで56,980円(送料無料・中古Aランク品)、AliExpressでUS $414.00 (Pro版)、米国 Amazon.comで$599.99 (24GB+1TB・$100 OFFクーポン付き)、GMKtec公式サイトで$679.89 (Pro版・24GB+1TBモデル)で販売されています。

「Beelink SER5 MAX」

Beelink SER5 MAX」は、Amazonで54,800円 (税込・32GB+500GBモデル)、楽天市場で65,118円(送料無料・32GB+500GBモデル)、ヤフーショッピングで66,604円(16GB+500GB)、

Beelink公式サイトで$419.00 (16GB+500GBモデル)、AliExpressでUS $294.00 (日本円で約43963円)、米国 Amazon.comで $319.00 (日本円で約47701円・16GB)で販売されています。

スペックを比較

BMAX B8 Pro」と「MINISFORUM UN1265」、「GMKtec NucBox K3」、「Beelink SER5 MAX」のスペックを比較してみました。

「BMAX B8 Pro」のスペック

  • プロセッサ 第12世代(Alder Lake) intel Core i7-1255U
    ※10nm/64bit/10コア/12スレッド/最大4.70 GHz/TDP 12~55 W
  • GPU Intel Iris Xe Graphics 1.25 GHz
  • RAM(メモリ) 24GB DDR5-5200 MHz
  • ストレージ 1TB NVMe M.2 SSD 2280
  • 拡張ストレージ M.2_NVMe 2280 x1、2.5インチ SATA HDD/SSD x1
  • 電源 ACアダプター (DDC19V/2.5A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 1Gbps ギガビット有線LAN (1000Mbps)
  • インターフェース USB 3.1 Type-C (映像出力) x 1、USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、HDMI 2.0b x 2、有線LAN(RJ45) x1、オーディオジャック x1、電源ボタン、リセットボタン
  • 映像出力 4K 3画面出力、4K/60Hz(HDMI/Type-C)、Dynamic HDR (4K ULTRA HD)
  • 冷却システム スマートファン + 2つの銅製ヒートパイプ
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 アルミニウム合金 ※新しいテクスチャデザイン採用
  • OS Windows 11 Pro + Linux Ubuntu (デュアルOSをサポート)
  • サイズ 125 x 112 x 44mm
  • 重量 370 g
  • カラー ブラック/グレー
  • 付属品 1 x ユーザガイド、1 x HDMIケーブル、1 x メタルブラケット、1 x 電源アダプタ

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「MINISFORUM UN1265」のスペック

  • プロセッサ intel Core i7-12650H
    ※10nm/10コア/16スレッド/最大4.70 GHz
  • GPU 第12世代 Intel UHD グラフィックス 1.40 GHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 デュアルチャンネル
  • 拡張メモリ 合計最大64GBまで (SODIMM スロット×2)
  • ストレージ 512GB/1TB SSD M.2 2280 PCIe 4.0 SSD×1
  • 拡張ストレージ 2.5インチ SATA HDD/SSDスロット ×1
  • 電源 DC 19V(電源アダプター含み)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi6E、BlueTooth 5.2 (M.2 2230 WIFI サポート)
  • 有線LAN 2500Mbps
  • インターフェース USB-C 3.2 Type (Alt DP/Data/PD給電) ×1、USB-A 3.2 (Gen2) ×4、USB-A 2.0 ×1、HDMI ×1、ディスプレイポート 1.3 ×1、RJ45 2.5Gギガビットイーサネットポート ×1、3.5mmコンボジャック ×1、DMIC ×1、Clear CMOS ×1
  • 映像出力 4K 3画面出力 (HDMI 2.0、ディスプレイポート 1.4、USB-C 3.2)
  • オーディオ出力 HDMI ×1、3.5mmコンボジャック ×1
  • 冷却システム CLOD WARE 1.5 (液体金属、シングルヒートパイプ、静音動作)
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 129.6 × 127.8 × 54.3mm
  • 重量 900g
  • カラー シルバー、グリーン
  • 付属品 電源アダプター ×1、HDMI ケーブル ×1、取り付けブラケット ×1、取扱説明書(日本語対応)×1

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「GMKtec NucBox K3」のスペック

  • プロセッサ 第12世代(Alder Lake)インテル Core i7-1260P
    ※10nm/12コア/16スレッド/最大4.7GHz
  • GPU インテル Iris Xe Graphics (96EU)
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 3200
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 1TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大2TBまで (PCIe 4.0 をサポート)
  • 電源 ACアダプター(19V/3.42A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5Gギガビット有線LAN
  • インターフェース USB 4.0 Type-C (Thunderbolt 4互換/最大40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、USB3.2 (Gen2) x4、HDMI 2.0 (4K@60Hz) x2、2.5G 有線LAN(RJ45) x1、ヘッドホンジャック x1、電源ボタン、DCポート、安全ロック
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4096×2160@60Hz)、Type-C (DP1.4)
  • 冷却システム インテリジェントファン、超電導銅ダブルターボ冷却設計、全立体囲い込み式吸気口、静音
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
  • サイズ 12.3 x 11.2 x 4.3 cm
  • 重量 約422g
  • カラー ブラック

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「Beelink SER5 MAX」のスペック

  • モデル Beelink SER5 MAX 5800H
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H
    ※7nm/64bit/8コア/16スレッド/最大4.4GHz/TDP54W
  • GPU AMD Radeon Graphics 8core 2000 MHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 3200MHZ
  • 拡張メモリ 最大64GB
  • ストレージ 512GB/1TB M.2 SSD PCIe 3.0 2280 ※最大2TBまで
  • 拡張ベイ 2.5インチ、SATA、7mm、最大2TBまで
  • 電源 ACアダプター(入力:100V~240V AC. 50/60Hz、出力:19V 3.42A 認証)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応・ギガビット有線LAN
  • インターフェース USB Type-C (DATA/DP映像出力) x1 、USB3.2 x3、USB2.0 x1、Displayport x1、HDMI 2.0 (4K/60Hz) x1、有線LAN (RJ45) x1、3.5mmジャック、DCジャック、電源ボタン
  • 映像出力 4K 3画面出力・4K ULTRA HD
  • 冷却システム ファン ブラケット、システム ファン、SSD クーラー
  • オーディオ 3.5mmジャックはマルチチャンネル オーディオ出力をサポート
  • 自動電源ON 対応
  • VESAマウント 対応
  • 筐体の素材 ABS プラスチック(本体)、金属シャーシ、金属メッシュ
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 12.6 x 11.3 x 4.2 cm
  • 重量 510g
  • カラー ブラック、ミレニアル グレー
  • 付属品 ユーザーマニュアル x1、壁掛けマウント ブラケット x1、HDケーブル x2、パワー アダプター x1

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ベンチマークを比較

BMAX B8 Pro」と「MINISFORUM UN1265」、「GMKtec NucBox K3」、「Beelink SER5 MAX」のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「BMAX B8 Pro」

<CPU> intel Core i7-1255U

Passmarkによるベンチマークスコアは「13794」(CPU)。

Geekbench 5 によるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1700」、マルチコアで約「6900」。

<GPU> Intel Iris Xe Graphics 1.25 GHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4975」。

<プロセッサ性能を解説>

10nmプロセスで製造された10コア、12スレッド、最大4.70GHz駆動の第12世代(Alder Lake) intel Core i7-1255U プロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約1万4千を記録しています。

また、GPUにインテル Iris Xe グラフィックスを採用。3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約5000を記録し、高いグラフィック性能を発揮します。

同じプロセッサはマイクロソフトの「Surface Pro 9」、「Surface Laptop 5」などにも搭載されています。

前モデルの「BMAX B7 Power」は第11世代のCore i7-11390Hプロセッサ搭載でPassmarkで「10470」(CPU)、3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアで「4700」を記録していました。

性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業で快適に動作します。

SteamなどのPCゲームはプレイ可能ですが、グラフィックカードを必須とするような負荷の高いゲームは動作しません。

PS2を含めて、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「MINISFORUM UN1265」

<CPU> intel Core i7-12650H

Passmarkによるベンチマークスコアは「23910」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1600」、マルチコアで約「10000」。

<GPU> 第12世代 Core UHD グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4000」前後。

「GMKtec NucBox K3」

<CPU> Core i7-1260P

Passmarkによるベンチマークスコアは「17424」(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1900」、マルチコアで約「9000」。

<GPU> インテル Iris Xe Graphics (96EU)

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「3959」。

「Beelink SER5 MAX」

<CPU> Ryzen 7 5800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「21237」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1320」、マルチコアで「6996」。

<GPU> AMD Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

「BMAX B8 Pro」のメリット・デメリット

BMAX B8 Pro」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・24GB DDR5メモリ搭載で、高速かつスムーズに動作する

BMAX B8 Pro」は5200 MHzの24GB DDR5メモリを搭載しています。DD4-3600MHzのメモリと比較して約30~40% 高速化し、スムーズに動作します。

一方、「MINISFORUM UN1265」は16GB/32GB DDR4 デュアルチャンネルメモリを搭載し、スムーズに動作します。「GMKtec NucBox K3」は16GB/32GB DDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。「Beelink SER5 MAX」はDDR4 3200MHZのメモリを16GB/32GB搭載し、最大64GBまで拡張できます。

・1TB NVMe M.2 SSD搭載で高速に処理できる

BMAX B8 Pro」は1TB NVMe M.2 SSD ストレージを搭載。通常のSSDよりも小型のNVMe規格でより高速に処理できます。

一方、「MINISFORUM UN1265」は12GB/1TB SSD M.2ストレージを搭載し、PCIe 4.0接続でPCIe 3.0よりも2倍高速に転送できます。「GMKtec NucBox K3」はPCIe 3.0接続のM.2ストレージを1TB搭載しています。「Beelink SER5 MAX」はPCIe 3.0接続のM.2 SSDを512GB/1TB搭載し、高速なデータ転送も利用できます。

・2.5インチ SATA HDD/SSDで拡張できる

BMAX B8 Pro」は2.5インチ SATAの拡張スロットを搭載。安価な2.5 HDD/SSDで拡張できます。

一方、「MINISFORUM UN1265」は2.5インチの拡張スロットを搭載。SATA HDD/SSDでストレージを拡張できます。「GMKtec NucBox K3」はPCIe 4.0接続のM.2で最大2TBまで拡張できます。「Beelink SER5 MAX」はストレージ用の拡張ベイを搭載し、2.5インチのHDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。

・ Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応

BMAX B8 Pro」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しています。また、Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続も利用できます。

一方、「MINISFORUM UN1265」はWi-Fi6EとBlueTooth 5.2に対応しています。「GMKtec NucBox K3」と「Beelink SER5 MAX」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。

・1Gbpsのギガビット有線LANに対応

BMAX B8 Pro」は1Gbpsのギガビット有線LANに対応し、より安定した高速な通信が利用できます。

一方、「MINISFORUM UN1265」と「GMKtec NucBox K3」は2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応しています。「Beelink SER5 MAX」はギガビット有線LAN通信を利用できます。

・USB 3.1 Type-Cポート搭載でDP映像出力に対応

BMAX B8 Pro」は1つのUSB 3.1 Type-Cpo-ポートを搭載し、DP映像出力も利用できます。

一方、「MINISFORUM UN1265」はUSB-C 3.2ポート搭載でPD給電、映像出力、高速転送に対応しています。「GMKtec NucBox K3」はThunderbolt 4互換のUSB 4.0 Type-Cポートを搭載し、40Gbpsの高速データ転送やPD充電に対応するほか、DP1.4の映像出力も利用できます。「Beelink SER5 MAX」はype-Cポートを搭載し、高速なデータ転送の他に4K映像出力も利用できます。

・2つのUSB 3.0ポートと2つのUSB 2.0ポートを搭載

BMAX B8 Pro」はType-C以外に2つのUSB 3.0ポートと2つのUSB 2.0ポートを搭載しています。

一方、「MINISFORUM UN1265」は4つのUSB-A 3.2 Gen2ポートと1つのUSB-A 2.0 ポートを搭載しています。「GMKtec NucBox K3」は4つのUSB-A 3.2 Gen2ポートを搭載しています。「Beelink SER5 MAX」は3つのUSB3.2ポートと1つのUSB2.0 ポートを搭載しています。

・4K 3画面出力とDynamic HDRに対応

BMAX B8 Pro」は4K出力に対応した2つのHDMI2.0bポートとType-Cポートを搭載。3つのポートを組み合わせて3画面出力を利用できます。また、画像の最も暗い部分と最も明るい部分のディテールをより鮮明に表示するDynamic HDRにも対応しています。

一方、「MINISFORUM UN1265」はHDMIポートとディスプレイポート、USB-C 3.2ポートを組み合わせて、4K 3画面出力も利用できます。「GMKtec NucBox K3」は2つのHDMI 2.0ポートとUSB 4.0 Type-Cポートと組み合わせて、4K 3画面出力が利用できます。「Beelink SER5 MAX」は映像出力に対応したDisplayportとHDMIポート、Type-Cポートを組み合わせて、4K 3画面出力も利用できます。

・冷却システムを搭載

BMAX B8 Pro」は冷却システムを搭載し、スマートファンと2つの銅製ヒートパイプで強力に冷却し、本体の高熱化を防ぐことができます。

一方、「MINISFORUM UN1265」は液体金属やシングルヒートパイプを採用した冷却システム「CLOD WARE 1.5」を搭載し、効率的に熱を排出できます。「GMKtec NucBox K3」はスマートファンや全立体囲い込み式吸気口を備えた超電導銅ダブルターボ冷却システムを搭載し、本体を強力に冷却できます。「Beelink SER5 MAX」はファン ブラケット、システム ファン、SSD クーラーを備えた新しい冷却システムを搭載しています。

・VESAマウントに対応

BMAX B8 Pro」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

一方、「MINISFORUM UN1265」と「GMKtec NucBox K3」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。「Beelink SER5 MAX」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

・省スペース設計でブラック/グレーカラーを用意

BMAX B8 Pro」はサイズ 125 x 112 x 44mm、重さ370 gの省スペース設計で、ブラック/グレーを用意しています。

一方、「MINISFORUM UN1265」はサイズ 129.6 × 127.8 × 54.3mmで、シルバー、グリーンの2色カラーを用意しています。「GMKtec NucBox K3」はサイズ 12.3 x 11.2 x 4.3 cm、重さ約422gの小型メタルボディで、ブラックカラーを用意しています。「Beelink SER5 MAX」はサイズ 12.6 x 11.3 x 4.2 cm、重さ510gの小型デザインで、ブラックとミレニアル グレーの2色カラーを用意しています。

・Windows 11 Pro + Linux Ubuntu のデュアルOSをサポート

BMAX B8 Pro」は2つのOSをインストールすることが可能。Windows 11とLinux UbuntuとのデュアルOS環境を構築し、2つのOSを切り替えて使用することができます。

また、Windows 11の新機能も利用できます。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)

などの機能が追加されています。

一方、「MINISFORUM UN1265」はWindows 11 Home 64bit (日本語版)を搭載し、新機能も使えるようになっています。「GMKtec NucBox K3」と「Beelink SER5 MAX」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

デメリット

・USB4ポートがない

BMAX B8 Pro」はUSB4ポートがありません。

一方、「GMKtec NucBox K3」はUSB 4.0 Type-Cポート搭載で40Gbpsの高速データ転送やPD充電、DP1.4映像出力も利用できます。「MINISFORUM UN1265」と「Beelink SER5 MAX」はUSB4ポートを搭載していません。

「BMAX B8 Pro」の評価

BMAX B8 Pro」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

2023年2月に発売された「BMAX B7 Pro」の後継モデルになります。プロセッサをCore i5-1145G7からCore i7-1255Uに変更したことで、大幅に性能が上がっています。

Core i7-1255UプロセッサはPassmarkのCPUベンチマークスコアで約1万4千ほど。前モデルよりも4千ほどスコアが上がっています。

また、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約5000を記録しており、高いグラフィック性能を備えています。「Beelink SER5 MAX」が搭載するRyzen 7 5800Hのグラフィックスコアは「2465」で、B8 Proの方が約2倍高いことになります。

そのほか、24GB DDR5メモリを搭載していることも大きなメリットです。他の機種はすべてDDR4規格のメモリで、B8 Proの方が高速になっています。

全体的なスペックは高めで、24GB DDR5メモリ、 1TB NVMe M.2 SSDストレージを標準搭載するなどコスパの高いモデルです。冷却システム4K 3画面出力Wi-Fi 6 などにも対応しており、仕事でも快適に使える性能をしっかりと備えています。

BMAX B8 Pro」の発売時の価格は、75,999円(税込・13000円 OFFクーポン付き)。

クーポン適用で実質62,999円となり、かなりお買い得。第12世代のインテル Core i7を搭載したコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

「BMAX B8 Pro」のデザイン

BMAX Bシリーズはかなり前から発売されていますが、最近になってデザインを刷新しています。

よく見ると、新しいテクスチャデザインが採用されており、
従来モデルよりも高級感が増しました。

また、本体の側面には熱を排出するための通気口があり、
冷却効果を増すように工夫されています。

サイズは125 x 112 x 44mmで、重さは370 g。大きなモニターの下に置くと、本当に小さく見えますね。軽いので持ち運びもラクチンです。

※上の文面はThreadsからの引用です。

「BMAX B8 Pro」のデザインは下の動画でチェックできます。

Youtubeショート動画でデザインをチェックする

Instagramでデザインをチェックする

「BMAX B8 Pro」の販売・購入先

BMAX B8 Pro」は、

Amazonで75,999円(税込・16000円 OFFクーポン付き)、

楽天市場で89,011円、

ヤフーショッピングで79,798円、

Geekbuyingで64300円、

米国 Amazon.comで$375.99 (日本円で約54766円)、

で販売されています。

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楽天市場で「BMAX B」をチェックする

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「GMKtec NucBox K7」(Core i5-13500H・4K 3画面)

★「TRIGKEY G12」(Core i5-12450H・4K 2画面)

★「MINISFORUM AR900i」(マザーボード・Core i9-13900HX)

MINISFORUM UN1265

GMKtec NucBox K3

Beelink SER5 MAX

GMKtec NucBox M3」(Core i5-12450H・4K 3画面出力)

CHUWI CoreBox 5th」(Core i5-13500H・4K 4画面出力)

Beelink SER6 Max」(Ryzen 7 7735HS・4K 4画面出力)

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」(Core i5-13500H・4K 3画面)

Beelink SER7」(Ryzen 7 7840HS・4K 4画面出力 )

MINISFORUM UM780 XTX」(Ryzen 7 7840HS・8K 4画面 )

Mac mini M2」(Apple M2チップ)

他のBMAX ミニPCと比較

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