「TRIGKEY S5 Pro」激安で超人気に? 高コスパなRyzenミニPCと徹底 比較!


2023年6月に発売された「TRIGKEY S5 Pro」と高コスパなRyzenミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年12月、「TRIGKEY G12」(Core i5-12450H)が発売されました。

※2023年5月から「TRIGKEY G5」(Intel N100)も発売中です。

「TRIGKEY S5 Pro」の特徴

TRIGKEY S5 Pro」の特徴をまとめてみました。

Ryzen 7 5800H・最大32GBメモリ・Windows 11

TRIGKEY S5 Pro」はAMD Ryzen 7 5800Hプロセッサを搭載。7nmプロセスで製造された8コア16スレッド、最大 4.4GHz 駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで約2万1千(第12世代のCore i5に相当)を記録しています。また、DDR4 規格のメモリを 16GB/32GB 搭載。2つのスロットを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。

そのほか、OSにWindows 11  Proを搭載。「Amazonアプリストア プレビュー」の10,000点以上のAndroidアプリやMicrosoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)を利用したLinuxのGUIアプリ、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)も利用できます。

500GB/1TB M.2 SSD・2.5インチ拡張スロット・USB 3.2

TRIGKEY S5 Pro」は500GB/1TB M.2 SSDストレージを搭載。NVMe規格で3000MB/sの高速転送が利用できます。また、M.2 SSDで最大2TBまで拡張することが可能。2.5インチのSATA HDD/SSDで最大2TBまで拡張することもできます。

そのほか、USB Type-Cポートを搭載し、高速転送とDP映像出力が利用可能。10Gbpsの高速データ転送が可能な3つの USB3.2 ポートと1つのUSB2.0ポートも搭載し、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

4K 3画面出力・Wi-Fi 6・メタルメッシュ

TRIGKEY S5 Pro」は4K映像出力に対応した2つのHDMI 2.0ポートを搭載。Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。また、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応。Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続や1000Mのギガビット有線LAN 通信も利用できます。

そのほか、デュアルファン搭載で熱を効率的に排出することが可能。筐体にはABS素材とフルメタルメッシュを採用したスタイリッシュなデザインで、モニターの背面に設置できるVESAマウントにも対応しています。

公式ページ: Trigkey S5 MINI PC, 8 Core 16 Thread Ryzen 7 5800H Up to 4.4GHz, 16G D 

価格を比較

TRIGKEY S5 Pro」と「MINISFORUM UM560XT」、「Beelink SER5 Pro 5800H」、「GMK NucBox 9」の価格を比較してみました。

「TRIGKEY S5 Pro」

TRIGKEY S5 Pro」は、Amazonで55,800円(Ryzen 7 5700U・16+500・5000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で69,378円円(送料無料・Ryzen 7 5800U・16GB+500GB)、ヤフーショッピングで61,938円円(送料無料・Ryzen 7 5800H・16GB+500GB)、

AliExpressでUS $269.80 (日本円で約39583円)、TRIGKEY公式サイトで$327.99 (日本円で約48120円)、米国 Amazon.comで$469.00 ($60 OFFクーポン付き)で販売されています。

「MINISFORUM UM560XT」

MINISFORUM UM560XT」は、Amazonで46,384円 税込 (タイムセール価格・税込・Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、楽天市場で53,230円(送料無料・ポイント2倍あり・Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、ヤフーショッピングで58,511円(Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、MINISFORUM公式サイトで49,280円、AliExpressでUS $350.55 (Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)、米国 Amazon.comで$369.00 (Ryzen 5 5600H・16GB+512GB)で販売されています。

「Beelink SER5 Pro 5800H」

Beelink SER5 Pro 5800H」は、Amazonで55,800円 (税込・4000円OFFクーポン付き・Ryzen7 5800H・16GB+500GB)、楽天市場で56,365円(税込・送料無料・Ryzen7 5800H)、ヤフーショッピングで63,001円(税込・送料無料・Ryzen7 5800H)、AliExpressでUS $380.00 (Ryzen7 5800H・16GB+500GB)、米国 Amazon.comで$419.00 (Ryzen7 5800H・日本円で約59,530円)で販売されています。

「GMK NucBox 9」

GMK NucBox 9」は、Amazonで37,584円 (税込・セール価格・Ryzen 5 5600U・16GB+512GB)、楽天市場で55,836円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで53,329円 (税込・送料無料)、GMK Tek公式サイトで$269.99 (セール価格・日本円で約38,360円)、米国 Amazon.comで$323.10 (日本円で約45,910円)で販売されています。

スペックを比較

TRIGKEY S5 Pro」と「MINISFORUM UM560XT」、「Beelink SER5 Pro 5800H」、「GMK NucBox 9」のスペックを比較してみました。

「TRIGKEY S5 Pro」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H
    ※7nm/8コア/16スレッド/最大4.4 GHz/Zen3 アーキテクチャ
  • GPU AMD Radeon Graphics 8コア 2000MHz
  • RAM(メモリ)16GB/32GB DDR4 3200MHz ※2つのスロット
  • 拡張メモリ 最大64GBまで
  • ストレージ 500GB/1TB M.2 2280 NVMe SSD 3000MB/s ※最大2TBまで
  • 拡張ストレージ 2.5インチ SATA HDD/SSD (7mm)で最大2TBまで
  • 電源 ACアダプター (19V/3.42A・input:100-240V、output:19V-3.42A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 1000Mのギガビット有線LAN
  • インターフェース Type-C (Data/Video) x 1、USB 3.2 (10Gbps) x 3、USB 2.0 x 1、HDMI (4K/60Hz) x 2、有線LAN(RJ45/1000M) x1、オーディオジャック x1、DCジャック x1
  • 映像出力 4K 3画面出力
  • 冷却 デュアルファン
  • 自動電源ON 対応
  • VESAマウント 対応(ブランケット付属)
  • 筐体 ABS素材(プラスチック)とフルメタルメッシュ
  • OS Windows 11 Pro ※Linuxサポート
  • サイズ 126 x 113 x 42 mm
  • 重量 不明
  • カラー ブルー
  • 付属品 壁掛けブランケット、HDMIケーブル、アダプター

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「MINISFORUM UM560XT」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5600H
    ※7nm/64bit/6コア/12スレッド/最大4.2GHz
  • GPU Radeon グラフィックス 1800MHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 (8GB×2 デュアルチャンネル)
  • 拡張メモリ 最大64GB (SODIMM スロット×2、各32GBまで拡張可能)
  • ストレージ 256GB/512GB M.2 2280 PCIe SSD
  • ストレージ拡張 2.5 インチ SATA HDD スロット ×1 (SATA 3.0 6.0Gb/s、拡張上限なし、7mm以内対応)
  • 電源 DC 19V (電源アダプター含み)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、BlueTooth 5.2 (M.2 2230 WIFI サポート)
  • 有線LAN 2.5ギガビット
  • インターフェース Type-C (USB3.2 DP1.4) ×1、Type-C(USB3.2 Data Only 前側)×1、Type-A (USB3.2 Gen2×2 ,USB2.0 ×2) ×4、HDMI ×2、イーサネットポート(RJ45) ×1、3.5mm オーディオジャック ×1、DMIC ×1、Clear CMOS ×1
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4K@60Hz) ×2、USB-C ポート (Dispaly1.2 4K@60Hz、前側)
  • オーディオ出力 HDMI×2、3.5mm オーディオジャック
  • 冷却システム スマートファン、液体金属、デュアルヒートシンク、4つの通気孔
  • VESAマウント 対応(100×100mm規格)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 127×128×47mm
  • 重量 約652 g
  • カラー ブラック

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「Beelink SER5 Pro 5800H」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H
    ※7nm/64bit/8コア/16スレッド/最大4.4GHz
  • GPU AMD Radeon Graphics 8core 2000 MHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 3200MHZ ※最大64GB
  • ストレージ NVMe SSD 500GB ※最大2TBまで
  • 拡張ベイ 2.5インチ、SATA、7mm
  • 電源 ACアダプター(入力:100V~240V AC. 50/60Hz、出力:19V 3.42A 認証)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応・ギガビット有線LAN
  • インターフェース USB Type-C (DATA/DP映像出力) x1 、USB3.2 x3、USB2.0 x1、HDMI 2.0 (4K/60Hz) x2、有線LAN (RJ45) x1、3.5mmジャック、DCジャック、電源ボタン
  • 映像出力 4K 3画面出力・4K ULTRA HD
  • 冷却システム デュアルヒートパイプ+熱伝導チューブ+強力ファン(静音)
  • オーディオ 3.5mmジャックはマルチチャンネル オーディオ出力をサポート
  • 自動電源ON 対応
  • VASAマウント 対応
  • 筐体の素材 フルメタル(金属)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 12.6 x 11.3 x 4.2 cm
  • 重量 455g
  • カラー ブラック

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「GMK NucBox 9」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 5 5600U ヘキサコア 2.3GHz
    ※10nm/6コア/12スレッド/最大 4.2GHz
  • GPU AMD Radeon Graphics 7コア 1800 MHz
  • RAM (メモリ) 16GB DDR4 PCIE 3.0 / 最大 3200MHz / SODIMM スロット×2
  • 拡張メモリ 最大64GB (空きスロット1)
  • ストレージ M.2 SSD 512GB (PCle 3.0 NVMe)
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大2TBまで
  • 電源 DC AC 100~240V,50/60Hz、19V/3.42A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN ギガビット有線LANに対応
  • インターフェース USB Type-C (PD充電/DP映像出力/転送) x1、USB 3.1 Gen2 x2 (10Gb)、USB 2.0 x2、ギガビット有線LAN (RJ45/2.5G) x1、HDMI 2.0 x2 (4K@60Hz)、microSDカードスロット x1(最大128GB)、3.5mmオーディオジャック、DCポート、Locking Port
  • 映像出力 3台同時出力(Type-C、HDMI x2/4K@60Hz)
  • 冷却 冷却ファン内蔵/放熱性に優れた複合炭素繊維(カーボンファイバー)採用
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro ※Linux、Ubuntu サポート
  • サイズ 123.5 x 111.5 x 36.9mm
  • 重量 820g
  • カラー シルバー

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ベンチマークを比較

TRIGKEY S5 Pro」と「MINISFORUM UM560XT」、「Beelink SER5 Pro 5800H」、「GMK NucBox 9」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「TRIGKEY S5 Pro」

<CPU> AMD Ryzen 7 5800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「21248」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1320」、マルチコアで「6996」。

<GPU> AMD Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

Passmark Average G3D Markで「2802」

<プロセッサ性能を解説>

7nmプロセスで製造された8コア、16スレッドのプロセッサ「AMD Ryzen 7 5800H」を搭載し、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約2万1千を記録しています。このスコアは第12世代のCore i5に相当します。

同じプロセッサは「Beelink SER5 Pro 5800H」、「MINISFORUM UM580B」などにも搭載されています。

また、CPU内蔵のGPUはAMD Radeon Graphicsで3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで「2465」を記録しています。

このスコアはインテルのIris Plus (スコア:2746)とほぼ同じくらいのスコアです。

性能的には、動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業で快適に動作します。

もちろん、Office文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどでも快適に動作します。

SteamなどのPCゲームは、「League of Legends」で 63FPS、「Call of Duty: WWII」で 60FPS、PUBG で 52FPS、「Counter-Strike: Global Offensive」(CS:GO)で約 69FPSで動作することが確認されています。

ただし、グラフィックカードを必要とする高負荷の3Dゲームはプレイできないので注意してください。

PS2、Xboxを含めたPSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「MINISFORUM UM560XT」

<CPU> AMD Ryzen 5 5600H

Passmarkによるベンチマークスコアは「17182」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1620」、マルチコアで「5719」。

<GPU> Radeon グラフィックス 1800MHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2300」前後。

「Beelink SER5 Pro 5800H」

<CPU> AMD Ryzen 7 5800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「21294」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1320」、マルチコアで「6996」。

<GPU> AMD Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

Passmark Average G3D Markで「2802」

「GMK NucBox 9」

<CPU> AMD Ryzen 5 5600U

Passmarkによるベンチマークスコアは「15387」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1100」、マルチコアで約「5000」。

<GPU>Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「3735」。

「TRIGKEY S5 Pro」のメリット・デメリット

TRIGKEY S5 Pro」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・16GB/32GB DDR4 メモリ搭載で最大64GBまで拡張できる

TRIGKEY S5 Pro」はDDR4規格のメモリを16GB/32GB搭載し、スムーズに動作します。また、2つのスロットを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」は16GB/32GB DDR4 デュアルチャンネルメモリを搭載し、スムーズに動作します。「Beelink SER5 Pro 5800H」は16GB/32GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「GMK NucBox 9」は16GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。

・500GB/1TB M.2 2280 NVMe SSD ストレージ搭載・最大2TBまで拡張できる

TRIGKEY S5 Pro」は500GB/1TB M.2 SSDストレージを搭載。NVMe規格で3000MB/sの高速転送が利用できます。また、M.2で最大2TBまで拡張できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」は256GB/512GB M.2 2280ストレージを搭載しています。「Beelink SER5 Pro 5800H」はNVMe規格のSSDストレージを500GB搭載し、最大2TBまで拡張できます。「GMK NucBox 9」はM.2 SSD 512Gストレージを搭載しています。

・2.5インチ SATA HDD/SSDで最大2TBまで拡張できる

TRIGKEY S5 Pro」は2.5インチのSATA HDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」と「Beelink SER5 Pro 5800H」は2.5インチの拡張スロットを搭載し、SATA接続のHDD/SSDで拡張できます。「GMK NucBox 9」は2.5インチの拡張スロットを搭載していません。

・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応

TRIGKEY S5 Pro」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。Bluetooth 5.2対応でワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。「Beelink SER5 Pro 5800H」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。「GMK NucBox 9」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。

・1000Mのギガビット有線LAN通信に対応

TRIGKEY S5 Pro」は高速で安定した1000Mのギガビット有線LAN通信を利用できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」は2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応しています。「Beelink SER5 Pro 5800H」と「GMK NucBox 9」はギガビット有線LAN通信に対応しています。

・Type-Cポート搭載で高速転送とDP映像出力に対応

TRIGKEY S5 Pro」はUSB Type-Cポートを搭載し、高速データ転送とDP映像出力を利用できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」は2つのType-Cポートを搭載し、1つはDP映像出力、データ転送に対応し、もう1つはUSB3.2の高速データ転送のみに対応しています。「Beelink SER5 Pro 5800H」はUSB Type-Cポートを搭載し、高速なデータ転送の他にDP映像出力も利用できます。「GMK NucBox 9」はDP映像出力、高速データ転送に対応したType-Cポートを1つ搭載しています。

・4K 3画面出力に対応

TRIGKEY S5 Pro」は4K映像出力に対応した2つのHDMI 2.0ポートを搭載し、Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。

一方、「MINISFORUM UM560XT」は2つのHDMI 2.0ポートとType-Cポートと組み合わせて、4K 3画面出力も利用できます。「Beelink SER5 Pro 5800H」はType-Cポートと2つのHDMI 2.0ポートと組み合わせて4K 3画面出力に対応しています。「GMK NucBox 9」はType-Cポートと2つのHDMI 2.0ポートで4K 3画面出力が利用できます。

・デュアルファン搭載で安定して動作する

TRIGKEY S5 Pro」はデュアルファン搭載で熱を効率的に排出し、長時間でも安定して動作します。

一方、「MINISFORUM UM560XT」はスマートファンやデュアルヒートシンクを採用した強力な冷却システムを搭載しています。「Beelink SER5 Pro 5800H」はデュアルヒートパイプと熱伝導チューブ、強力なファンを備えた冷却システムを搭載し、静音で長時間 安定して動作します。「GMK NucBox 9」は大型の冷却ファンを搭載し、熱を効率よく排出することができます。

・VESAマウント対応・ブランケット付属

TRIGKEY S5 Pro」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。また、ブランケットも付属します。

一方、「MINISFORUM UM560XT」と「Beelink SER5 Pro 5800H」、「GMK NucBox 9」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

・厚さ42mmで小型デザイン・フルメタルメッシュ採用でブルーカラーを用意

TRIGKEY S5 Pro」はサイズ 126 x 113 x 42 mmの小型デザインで、ブルーカラーを用意しています。また、筐体にABS素材とフルメタルメッシュを採用し、スタイリッシュな外観になっています。

一方、「MINISFORUM UM560XT」はサイズ 127×128×47mmの小型ボディで、ブラックカラーを用意しています。「Beelink SER5 Pro 5800H」は厚さ4.2cmで重さ455gの小型メタルボディで、ブラックカラーを用意しています。「GMK NucBox 9」は厚さ36.9mmで重さ820gの小型ボディで、シルバーカラーを用意しています。

・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える

TRIGKEY S5 Pro」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、

「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの機能が追加されています。

一方、「MINISFORUM UM560XT」と「Beelink SER5 Pro 5800H」、「GMK NucBox 9」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

デメリット

・USB 4.0ポートを搭載していない

TRIGKEY S5 Pro」はUSB 4.0ポートを搭載していないため、8K/60Hz映像出力やケーブル一本でモニターに電源供給できる5V/3A電源出力が利用できません。

一方、「MINISFORUM UM560XT」、「Beelink SER5 Pro 5800H」、「GMK NucBox 9」もUSB 4.0ポートを搭載していません。

・グラフィックボードを搭載できない

TRIGKEY S5 Pro」はグラフィックボードを追加してグラフィック性能を向上させることができません。

一方、「MINISFORUM UM560XT」、「Beelink SER5 Pro 5800H」、「GMK NucBox 9」もグラフィックボードを搭載できません。

「TRIGKEY S5 Pro」の評価

TRIGKEY S5 Pro」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

ミニPCを販売するTRIGKEYから発売されたAMD Ryzen 7 5800H プロセッサ搭載のミニPCです。パワフルなプロセッサと大容量ストレージを搭載し、拡張性にも優れています。

同じプロセッサは「Beelink SER5 Pro 5800H」にも搭載されており、スペックも非常に似ています。ただし、「TRIGKEY S5 Pro」の方は珍しいブルーカラーでフルメタルメッシュを採用するなど、オシャレな感じがします。

プロセッサ性能はPassmarkのCPUベンチマークスコアで約2万1千で、かなり高速です。GPUはAMD Radeon Graphicsで3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで「2465」ほどですが、それでもPCゲームの「League of Legends」で 63FPS、「Call of Duty: WWII」で 60FPS、PUBG で 52FPSの高フレームで動作するので十分なグラフィック性能です。SteamなどのPCゲーム用としても十分に活用できるでしょう。

また、「TRIGKEY S5 Pro」は拡張性にも優れており、メモリの拡張とストレージの拡張が可能です。ストレージはM.2の他に2.5インチのHDD/SSDも利用できるので、大容量ストレージを搭載することも可能です。

なお、「TRIGKEY」というメーカーは日本で全くの無名でしたが、最近YouTubeでレビューされたことで大人気になっています(※視聴回数が現在50万以上)。レビューされたのは、インテルN100プロセッサ搭載の「TRIGKEY G5」で、価格は現在3万4千円ほどです。

TRIGKEY S5 Pro」の現在の価格は55,800円(8000円 OFFクーポン付き)。

実質、47800円で購入できるので、かなり安いです。「MINISFORUM UM560XT」も安いですが、性能を考えると、「TRIGKEY S5 Pro」の方がいいかなと思います。5万円以下で購入できるパワフルな Ryzenプロセッサ搭載のミニPCを探している人におすすめです。

「TRIGKEY S5 Pro」の販売・購入先

TRIGKEY S5 Pro」は、

Amazonで55,800円(Ryzen 7 5700U・16+500・5000円 OFFクーポン付き)、

楽天市場で69,378円円(送料無料・Ryzen 7 5800U・16GB+500GB)、

ヤフーショッピングで61,938円円(送料無料・Ryzen 7 5800H・16GB+500GB)、

AliExpressでUS $269.80 (日本円で約39583円)、

TRIGKEY公式サイトで$327.99 (日本円で約48120円)、

米国 Amazon.comで$469.00 ($60 OFFクーポン付き)で販売されています。

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「TRIGKEY G12」(Core i5-12450H・4K 2画面)

★「GMKtec NucBox M5」(Ryzen 7 5700U・4K 3画面出力)

★「Beelink SER5 MAX」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面・DP)

MINISFORUM UM560XT

Beelink SER5 Pro 5800H

GMK NucBox 9

MINISFORUM UM580B」(AMD Ryzen 7 5800H)

MINISFORUM MC560」(Ryzen 5 5625U・カメラ付き)

Blackview MP200」(Core i5 11400H・最大128GBメモリ)

BMAX B7 Power」(Core i7-11390H・4K 3画面出力)

GMKtec NucBox K1 /K2」(Ryzen 7 6800H/7735HS)

MINISFORUM EM680」(超小型・Ryzen 7 6800U・8K 3画面)

MinisForum UM773 Lite」(Ryzen 7 7735HS)

他のTRIGKEY ミニPCと比較

他にもTRIGKEYのミニPCが販売されています。ぜひ比較してみてください。

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その他のおすすめ小型PCは?

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