GEEKOM A5レビュー!Ryzen 7 5800Hのベンチマークとゲーム性能も公開

GEEKOM A5 top
GEEKOM A5」を徹底レビュー!Ryzen 7 5800Hのベンチマーク、ゲーム性能(FPS)、冷却性能、接続ポート、通信性能、OSにいたるまで徹底解説します。また、デメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「GEEKOM A5」とは?

GEEKOM A5 main

台湾のPCメーカーGEEKOMが2023年10月に発売した、パワフルな性能とコンパクトさを両立させたミニPCです。スタイリッシュなローズゴールドカラーの筐体に、高度な処理能力と豊富な接続性を備え、様々な用途に対応できます。

プロセッサは7nmプロセスで製造されたAMD Ryzen 7 5800Hです。8コア16スレッド、最大4.4GHz駆動という高性能で、PassmarkのCPUベンチマークでは約2万1千を記録しています。画像処理や動画編集など、負荷の高い作業も軽快にこなせます。

グラフィックスにはRadeon Vega 8 グラフィックスを採用し、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアは約2500。Adobe Photoshop、Illustrator、Premiere Proなどのクリエイティブなソフトもスムーズに動作します。

高い拡張性

メモリは32GB DDR4-3200をデュアルチャンネルで搭載し、2つのSODIMMスロットで最大64GBまで拡張可能です。ストレージはNVMe規格の512GB M.2 SSDを搭載し、最大2TBまで拡張できます。さらに、2.5インチ SATA HDD/SSDを増設することで、合計4TBまでストレージ容量を増やすことができます。

豊富なインターフェース・8K映像出力に対応

高速なデータ転送を実現するUSB 3.2 Gen 2 (Type-A)ポートを3つ、周辺機器との接続に便利なUSB 2.0ポートを1つ備えています。また、8K映像出力に対応したUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポートを2つ搭載し、2つのHDMI 2.0bポートと組み合わせることで4K 4画面出力が可能です。

高度な通信性能・冷却システムを搭載

ネットワークは、次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応し、従来よりも高速な通信を実現。Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続や、2.5Gのギガビット有線LANにも対応しています。

冷却システムにはスマート冷却ファンを内蔵し、効率的な冷却を実現。本体サイズは117 mm x 112 mm x 49.2 mm、重さはわずか652 gとコンパクトで、省スペースに設置できます。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:GEEKOM A5 Mini PC: High-Speed Computing with AMD Ryzen™ 7

「GEEKOM A5」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H
    ※7nm/64bit/8コア/16スレッド/最大4.4GHz/TDP35W
  • GPU AMD Radeon Vega 8 Graphics 8 core 2000 MHz
  • RAM(メモリ)32GB DDR4-3200 SODIMM , Dual-channel
  • 拡張メモリ 最大64GBまで
  • ストレージ 512GB M.2 2280 PCIe Gen 3×4 NVMe/SATA SSD、x1、
  • 拡張ストレージ M.2で最大2TBまで、2.5インチ SATA HDD/SSDで最大2TBまで、合計最大4TBまで
  • ACアダプター 120W、19V/6.32A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G ギガビット
  • インターフェース USB 3.2 Gen 2 Type-C x2、USB 3.2 Gen 2 Type-A x3、USB 2.0 Type-A x1、HDMI 2.0b ポート x2、有線LANポート(2.5G RJ45) x1、3.5 mm headphone jack x1、SDカードリーダー x1、DCジャック x1、パワーボタン x1
  • 映像出力 4K 4画面出力、8K @30GHz 映像出力
  • 冷却システム スマート冷却ファン内蔵、効率的な熱の排出、静音で動作
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 117 mm x 112 mm x 49.2 mm
  • 重量 652 g
  • カラー ローズゴールド (20周年記念モデル)
  • 付属品 VESAマウント x1、電源アダプター x1、HDMIケーブル x1、ユーザーガイド x1、サンキューカード x1

Ryzen 7 5800Hの性能とベンチマーク

GEEKOM A5」には驚異的な処理能力を誇るAMD Ryzen 7 5800Hプロセッサが搭載されています。このプロセッサは、7nmプロセスで製造された8コア16スレッドのCPUで、最大4.4GHzという高クロックで動作。大型のデスクトップPCに匹敵するパフォーマンスを実現しています。

この強力なCPUにより、GEEKOM A5はAdobe Premiere Proを使った4K動画編集も、Photoshopでの高解像度画像処理も軽々とこなします。フォートナイトやApex Legendsといった人気のオンラインゲームも、設定を調整すれば快適にプレイできます。Chromeで複数のタブを開きながら、Slackでメッセージを送受信し、Spotifyで音楽を聴く、といったマルチタスクもストレスなくスムーズに動作します。

ベンチマークは?

Passmark CPU ベンチマークで「20976」点を記録しています。 このスコアは、ノートパソコン向け CPU としては非常に高いスコアです。多くのゲームやアプリケーションを快適に動作させることができるでしょう。

Geekbench 6のシングルコア性能 (1762) は、処理速度の速さを示しています。ウェブブラウジングやオフィスソフトなど、シングルコア性能が重要となるタスクに優れています。マルチコア性能 (7228) は、複数の処理を同時に行う能力を示しています。動画編集や3Dレンダリングなど、マルチコア性能が重要となるタスクに優れています。

Cinebench R23のシングルコア性能 (1427) とマルチコア性能 (12179) も高いスコアです。特にマルチコア性能は、CPU に高い負荷がかかる作業において優れたパフォーマンスを発揮することを示しています。

CPUのベンチマーク結果・Ryzen7 5800H

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「20976」
  • Geekbench 6のシングルコア「1762」、マルチコア「7228」
  • Cinebench 2023 シングルコア「1427」、マルチコア「12179」

これらの結果から、Ryzen 7 5800H は、

  • ゲーム: 中~高設定で快適にプレイ可能
  • 動画編集: 4K 動画編集もスムーズに行える
  • プログラミング: コンパイルやデバッグも高速
  • 日常的な作業: ウェブブラウジング、オフィスソフトなども快適

といった用途に適していると考えられます。

グラフィック性能

AMD Ryzen 7 5800Hプロセッサ内蔵GPUのAMD Radeon Vega 8 Graphicsは、8コアで2000MHzで動作し、MinecraftやLeague of Legendsなどの軽い3Dゲームはもちろん、Adobe Photoshop、Illustrator、Premiere Proなどのクリエイティブなソフトも快適に動作します。

ただし、Radeon Vega 8ベンチマーク結果 FF15 ベンチマークの結果を見ると、Radeon Vega 8 は エントリークラスの GPU で、最新のゲームを快適にプレイするには性能が不足していることがわかります。

Fire Strike グラフィックスコア 2465 (DirectX 11) と Time Spy グラフィックスコア 1200 (DirectX 12) は、いずれも低いスコアです。

FF15 ベンチマークでは、FHD 解像度で標準品質設定では「1600」と「動作困難」、軽量品質設定でも「2200」と「重い」という結果が出ています。

GPUベンチマーク結果・Radeon Vega 8グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「2465」(DirectX 11)
  • Time Spy グラフィックスコアで「1200」(DirectX 12)

<ゲームのベンチマーク>

  • FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク(FF15)
  • FHD解像度で標準品質(デスクトップPC)設定で「1600」(動作困難)
  • FHD解像度で軽量品質(デスクトップPC)設定で「2200」(重い)

これらの結果から、Radeon Vega 8 は、

  • 最新ゲーム: 低設定でないと快適にプレイできない可能性が高い
  • 中程度の負荷のゲーム: 設定を調整すればプレイ可能
  • 軽いゲーム: 問題なくプレイ可能
  • 動画視聴: 問題なし
  • 普段使い: ウェブブラウジングやオフィスソフトなど、問題なし

といった用途に適していると考えられます。

Radeon Vega 8 は、CPU 内蔵型の GPU であるため、独立した GPU と比べると性能が低くなります。

ゲーム性能

Ryzen 7 5800H と Radeon Vega 8 の組み合わせは、CPU は高性能ですが、GPU はエントリークラスであるため、ゲーム性能は GPU によって制限されます。

FF15 ベンチマークの結果を踏まえると、最新ゲームを高画質で快適にプレイするのは難しいですが、設定を調整することで、多くのゲームをプレイできる可能性があります。

以下に、具体的なゲームタイトルと FPS の目安を挙げます。

AAA タイトル (最新ゲーム、高負荷)ゲームタイトルのFPS

※以下、動作しない可能性もあるので注意してください。

  • サイバーパンク2077: 低設定 720p で 30-40 FPS 程度。レイトレーシングは無効にする必要があります。
  • エルデンリング: 低設定 720p で 30-40 FPS 程度。
  • アーマード・コア VI: 低設定 720p で 30 FPS 程度。
  • FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE: 低設定 720p で 30 FPS 前後。

人気オンラインゲームのFPS

  • 原神: 低設定 720p で 30-40 FPS 程度。
  • タワーオブファンタシー: 低設定 720p で 30-40 FPS 程度。
  • 鳴潮 (Wuthering Waves): 低設定 720p で 30 FPS 前後。
  • Apex Legends: 低設定 720p で 30-40 FPS 程度。
  • フォートナイト: 低設定 720p で 30-40 FPS 程度。
  • VALORANT: 低設定 720p で 60 FPS 以上。

その他のゲームタイトルのFPS

  • パルワールド: 低設定 720p で 30-40 FPS 程度。
  • Minecraft: 中設定 1080p で 60 FPS 以上。
  • League of Legends: 高設定 1080p で 60 FPS 以上。

発熱量は?

TDP35Wという低消費電力設計です。高いパフォーマンスを発揮しながらも、消費電力を抑えることで、発熱を抑え、静音性にも貢献しています。省スペースなミニPCでありながら、デスクトップPC並みのパフォーマンスと省エネ性を両立している点は、GEEKOM A5の大きな魅力と言えるでしょう。

冷却性能: 静音性と冷却効率を両立

GEEKOM A5」は、高性能を維持するための冷却システムにも抜かりがありません。スマート冷却ファンを内蔵し、効率的な熱の排出と静音性を両立しています。

高性能な AMD Ryzen 7 5825U プロセッサーを搭載する GEEKOM A5 ですが、発熱を抑え、安定した動作を維持するために、高度な冷却システムを採用しています。スマート冷却ファン が CPU の温度を常に監視し、負荷に応じて回転数をインテリジェントに調整します。

例えば、Microsoft Excel で大量のデータを処理する場合や、 Google Chrome で複数のタブを開いてウェブブラウジングをする際など、CPUへの負荷が比較的低い場合は、ファンは低速で回転し、静音性を保ちます。

一方、Cyberpunk 2077 のような高負荷なゲームをプレイする場合や、Adobe Photoshop で高解像度の画像を編集する際には、ファンは高速回転に切り替わり、CPUを効率的に冷却します。

この スマート冷却ファン のおかげで、GEEKOM A5 は、高負荷時でも安定したパフォーマンスを発揮し、快適な作業環境を実現できます。静音性にも優れているため、周囲を気にせず作業に集中することができます。

また、GEEKOM A5 は、筐体設計にも工夫を凝らし、エアフローを最適化することで、冷却効率をさらに高めています。これにより、長時間の使用でも安定した動作を維持することができます。

他のミニPCと比較

  • 一方、「Beelink SER6 Max」はMSCテクノロジーを採用した冷却システムを搭載しています。
  • 「GMKtec NucBox K1」はインテリジェントファン制御、超電導二重タービンの放熱設計、全立体サラウンド式吸気口を採用した冷却システムを搭載しています。
  • 「MINISFORUM UM480XT」はスマートファンやデュアルヒートシンクを採用した冷却システムを搭載しています。

メモリとストレージ:快適な動作環境を実現する充実の仕様

GEEKOM A5」は、メモリとストレージにもこだわり抜いた設計で、快適に動作します。

まずメモリは、32GB DDR4-3200をデュアルチャンネルで搭載。大容量メモリにより、Chromeでたくさんのタブを開きながら、Photoshopで高解像度の画像編集をしても、Premiere Proで4K動画編集をしても、スムーズな動作を実現します。メモリ不足によるフリーズや動作遅延とは無縁です。

さらに、2つのSODIMMスロットを備えているため、最大64GBまでメモリを増設することが可能です。将来的なアップグレードにも対応できる柔軟性を備えています。

ストレージは?

ストレージには、高速なNVMe規格の512GB M.2 SSDを搭載しています。Windows 11の起動、各種アプリケーションの読み込み、ファイルの保存が高速で、ストレスフリーな作業環境を提供します。FFXIVやサイバーパンク2077といった大容量のゲームもスムーズに読み込むことができ、快適なエンターテイメント体験を享受できます。

ストレージの増設

また、M.2 SSDは最大2TBまで拡張可能。さらに、ストレージ容量を拡張したい場合は、2.5インチ SATA HDD/SSDで最大2TBまで増設可能です。M.2 SSDと合わせて、合計4TBもの大容量ストレージを構築できます。写真や動画を大量に保存する方や、大容量のゲームライブラリを構築したい方でも、安心して使用できます。

他のミニPCと比較

  • 一方、「Beelink SER6 Max」は32GB DDR5メモリを搭載し、最大64GBまで拡張できます。また、500GB/1TB M.2 SSDストレージを搭載し、拡張もできます。
  • 「GMKtec NucBox K1」は16GB/32GB DDR5メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。また、PCIe 3.0接続でNVMe規格の512GB/1TB M.2 ストレージを搭載し、M.2で拡張もできます。
  • 「MINISFORUM UM480XT」は16GB/32GB DDR4メモリを搭載し、最大64GBまで拡張できます。また、M.2 512GB PCIe SSDストレージを搭載しています。

接続ポート:可能性を広げる豊富なインターフェース

「GEEKOM A5」は、様々なニーズに対応できるよう、豊富な接続ポートを備えています。高速データ転送、高解像度ディスプレイへの出力、周辺機器との接続など、あらゆる場面で快適な使い心地を提供します。

例えば、最新の Apex Legends をプレイする場合でも、USB 3.2 Gen 2 (Type-A)ポート に外付けSSDを接続し、ゲームデータをインストールすることで、ロード時間を大幅に短縮し、ストレスフリーなゲームプレイを楽しむことができます。最大20Gbpsの転送速度は、Final Fantasy XIV のような大容量のゲームデータも瞬時に転送することを可能にします。

また、Adobe Premiere Pro で動画編集を行う際にも、GEEKOM A5 の豊富な接続ポートが役立ちます。USB 3.2 Gen 2 Type-Cポート8K対応ディスプレイ を接続することで、高精細な映像を忠実に再現し、編集作業の精度を高めることができます。

さらに、2つのHDMI 2.0bポート を使用して、プレビュー画面、タイムライン、素材ウィンドウなどを 4K解像度 で表示すれば、作業効率が格段に向上します。

日常的な作業においても、GEEKOM A5 は高い利便性を提供します。USB 2.0ポート には、ワイヤレスキーボード や マウス などの周辺機器を接続することができます。また、SDカードリーダー を使用すれば、デジタルカメラ や スマートフォン から簡単に写真や動画を読み込むことができます。

このように、GEEKOM A5 は、ゲーム、動画編集、オフィスワークなど、様々な用途で快適な使用体験を提供する、拡張性の高いミニPCです。

前面インターフェース

  • USB-A (USB 3.2 Gen 2) ×2: 高速なデータ転送が可能なUSBポートが2つ。外付けSSDなどを接続して、データの読み書きを高速に行えます。
  • 3.5mmヘッドフォンジャック: ヘッドホンやマイクを接続するための端子です。

背面インターフェース

  • USB-A (USB 3.2 Gen 2) ×1: 高速なデータ転送が可能なUSBポートが1つ。
  • USB-A (USB 2.0) ×1: マウスやキーボードなど、速度を必要としない周辺機器の接続に適したUSBポートです。
  • USB-C (USB 3.2 Gen 2) ×2: 映像出力や高速データ転送が可能なUSB Type-Cポートが2つ。
  • HDMI 2.0b ×2: 4K解像度の映像を出力できるHDMIポートが2つ。
  • RJ45 LANポート: 有線LANに接続するためのポートです。安定したネットワーク接続が必要な場合に便利です。

側面インターフェース

SDカードリーダー: SDカードを直接読み込めるので、デジカメなどで撮影した写真や動画を簡単に取り込めます。

他のミニPCと比較

  • 一方、「Beelink SER6 Max」は2つのUSB4ポート、1つのUSB3.2ポートと2つのUSB2.0ポートを搭載し、4K 4画面出力も利用できます。
  • 「GMKtec NucBox K1」は1つのUSB 4.0 Type-Cポート、3つのUSB3.2 (Gen2)ポートと1つのUSB 2.0ポートを搭載し、4K 3画面出力も利用できます。
  • 「MINISFORUM UM480XT」は1つのUSB 3.2 Gen2 Type-C ポート、3つのUSB3.2 Gen2ポートと2つのUSB 2.0ポートを搭載し、4K 3画面出力を利用できます。

通信性能: 超高速・安定したネットワーク環境を実現

GEEKOM A5」は、高速で安定したネットワーク接続で、快適にオンラインでのサービスを利用できます。

例えば、Netflix や Amazon Prime Video で映画をストリーミング視聴する場合、Wi-Fi 6 に対応した GEEKOM A5 なら、高画質・高音質の映像を途切れることなくスムーズに楽しむことができます。従来のWi-Fi規格と比べて約4~10倍の速度で通信できるため、4K や 8K などの高解像度動画もストレスなく視聴可能です。

オンラインゲームを楽しむ際にも、GEEKOM A5 の高速なネットワーク接続は大きなメリットとなります。フォートナイト や VALORANT のような、反応速度が重要なゲームでは、一瞬の遅延が勝敗を分けることもあります。Wi-Fi 6 の低遅延通信は、スムーズなゲームプレイを可能にし、快適なゲーム体験を提供します。

また、Zoom や Google Meet を使ったビデオ会議でも、GEEKOM A5 は安定した通信環境を提供します。2.5Gのギガビット有線LANポート を使用すれば、Wi-Fiよりも安定した通信が可能となり、重要な会議中でも途切れることなく、スムーズなコミュニケーションを実現できます。

さらに、Bluetooth 5.2 に対応しているため、ワイヤレスマウス や キーボード、ノイズキャンセリングヘッドホン などをケーブルなしで接続できます。デスク周りの配線をスッキリと整理し、快適な作業環境を実現できます。

このように、GEEKOM A5 は、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G有線LAN という充実の通信機能を備え、動画視聴、オンラインゲーム、ビデオ会議など、あらゆるシーンで快適なネットワーク環境を提供します。

他のミニPCと比較

  • 一方、「Beelink SER6 Max」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2、2.5Gギガビット有線LANに対応しています。
  • 「GMKtec NucBox K1」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2、2.5Gギガビット有線LANに対応しています。
  • 「MINISFORUM UM480XT」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2、2.5Gギガビット有線LANに対応しています。

デザインと設置性: 美しさと機能性を兼ね備えたコンパクト設計

GEEKOM A5は、その優れた性能だけでなく、洗練されたデザインと設置性も魅力です。

上品なローズゴールドカラー

GEEKOM A5は、20周年記念モデルとして特別にデザインされた、スタイリッシュなローズゴールドカラーを採用しています。 この上品で華やかなカラーは、どんなインテリアにも馴染みやすく、置く場所を選びません。例えば、白いデスクに置けば、A5のローズゴールドがアクセントとなり、洗練された雰囲気を演出します。 また、木製の家具とも相性が良く、温かみのある空間にも自然と溶け込みます。

GEEKOM A5は、その優れた性能だけでなく、洗練されたデザインと設置性も魅力です。

コンパクトで省スペース

厚さわずか49.2mm、重さ652gというコンパクト設計も大きな魅力です。 これは、文庫本とほぼ同じくらいのサイズ感で、場所を取らないので、デスクの上を広く使うことができます。 また、狭いスペースでも設置できるので、ワンルームマンションや、限られたスペースしかないオフィスなどでも、快適に使用できます。

VESAマウント対応で設置場所を選ばない

VESAマウントに対応しているため、モニターの背面に簡単に取り付けることができます。 これにより、デスク周りの配線をスッキリとまとめることができ、より快適な作業環境を実現できます。また、モニターアームと組み合わせることで、A5を好きな位置に配置することができます。

高強度設計で安心

高強度の金属とプラスチックのフレーム設計により、落下や外部からの圧力による変形を防ぎます。 また、静電気防止と電磁干渉防止対策も施されており、安心して使用できます。

サイズ・重量・カラー

「GEEKOM A5」はサイズ 117 mm x 112 mm x 49.2 mm、重さ652 gの省スペース設計で、ローズゴールド カラーを用意しています。

他のミニPCと比較

  • 一方、「Beelink SER6 Max」はサイズ 126 x 113 x 49 mmのメタル(金属)製で、グリーン、オレンジ、スペースグレー、オブシディアン ブラックの4色カラーを用意しています。
  • 「GMKtec NucBox K1」はサイズ 12.3 x 11.2 x 4.3 cmの小型デザインで、ブラックカラーを用意しています。
  • 「MINISFORUM UM480XT」はサイズ 187 x 181 x 37 mmの省スペース設計でブラックカラーを用意しています。

OS:最新Windows 11 Proで快適な操作性を実現

GEEKOM A5には、最新のOSであるWindows 11 Proが搭載されています。Windows 11 Proは、従来のWindowsの使いやすさを継承しつつ、より洗練されたデザインと、生産性を向上させるための新機能が多数追加されています。

Windows 11 Proの新機能

  • 刷新されたスタートメニュー: タスクバーの中央に配置された新しいスタートメニューでは、アプリやファイルに素早くアクセスできます。
  • 強化されたスナップ機能: ウィンドウを簡単に整理・配置できるスナップ機能が強化され、マルチタスクがより快適になりました。
  • モダンなデザイン: エクスプローラーのアイコンデザインが変更され、より見やすく、使いやすくなりました。
  • 便利なウィジェット機能: 天気予報や株価、最新のニュースなどをウィジェットで確認できます。
  • 見やすい設定画面: 設定画面がカテゴリーごとに整理され、必要な設定項目を見つけやすくなりました。
  • Teamsの統合: タスクバーにビデオ会議ツール「Teams」が統合され、オンライン会議にスムーズに参加できます。
  • 強化されたフォトアプリ: サムネイル表示に対応するなど、「フォト」アプリがより使いやすくなりました。
  • 刷新されたペイントアプリ: 新しいデザインと機能で、より創造性を活かせるようになりました。

その他の新機能

  • クリップボード履歴: 複数のコピー&ペーストを効率的に行えます。
  • 強化された音声入力: 音声入力の認識精度が向上し、テキスト入力がよりスムーズになりました。
  • ゲーム機能の強化: HDR対応ディスプレイで画質が自動的に向上するなど、ゲーム体験が向上しました。
  • マルチディスプレイ向けの設定: 複数のディスプレイをより便利に使えるようになりました。
  • Androidアプリの追加: Amazonアプリストア プレビューからAndroidアプリを追加できます。
  • WSL: Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」で、Linux環境を簡単に構築できます。
  • PCでAndroidゲーム: Google Play Gamesで、PCでAndroidゲームを楽しめます。
  • GEEKOM A5とWindows 11 Proの組み合わせは、快適な操作性と高い生産性を実現します。最新のOSで、日々の作業をより効率的に、より快適にしましょう。

他のミニPCと比較

一方、「Beelink SER6 Max」と「GMKtec NucBox K1」、「MINISFORUM UM480XT」はWindows 11 Proを搭載し、新機能も使えるようになっています。

「GEEKOM A5」のデメリット

GEEKOM A5」のデメリットを紹介します。

USB 4.0ポートを搭載していない

GEEKOM A5」は40Gbpsの高速転送、PD3.0充電、DP1.4映像出力に対応したUSB 4.0ポートを搭載していません。

一方、「Beelink SER6 Max」は2つのUSB 4.0ポートを搭載しています。「GMKtec NucBox K1」は1つのUSB 4.0 Type-Cポートを搭載しています。「MINISFORUM UM480XT」はUSB 4.0ポートを搭載していません。

「GEEKOM A5」の評価

GEEKOM A5」の評価を紹介します。

  • スペック:★★★★
  • 通信:★★★★
  • 機能:★★★
  • デザイン:★★★★
  • 使いやすさ:★★★★
  • 価格:★★★

<総合評価>

GEEKOMから発売されたAMD Ryzen 7 5800Hプロセッサ搭載のミニPCです。20周年記念モデルとしてローズゴールド カラーを採用した洗練されたデザインで、スペックも充実しています。

Ryzen 7 5800HプロセッサのPassmarkのCPUベンチマークスコアは約2万1千ほど。Ryzen 7 7735HS搭載の「Beelink SER6 Max」やRyzen 7 6800H搭載の「GMKtec NucBox K1」と比較しても約3千ほどしか差がないので、かなりパワフルに動作するとみていいでしょう。Ryzen 7 4800U搭載の「MINISFORUM UM480XT」の比較ではスコアが約4千高くなります。

ただし、グラフィック性能は3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約2500で、PCゲーム用としてはややパワー不足な感があります。Adobeのフォトショップ(Photoshop)やイラストレーター(Illustrator)、Premiere Proなどは快適に動作するので、グラフィック制作や動画編集用のPCとして利用した方がいいです。

また、インターフェースには2つのUSB 3.2 Gen 2 Type-C ポートと2つのHDMI 2.0b ポートを搭載し、4K 4画面出力に対応。Type-Cポートの方は8K @30GHz 映像出力にも対応するので、やはりグラフィック的な作業に向いています。

そのほか、M.2 512GBストレージ搭載で、2.5インチ SATA HDD/SSDでの拡張に対応。Wi-Fi 6冷却システム、VESAマウントなどミニPCに必須の要素もしっかりと備えています。

なお、GEEKOMのミニPCは厳しいテストをクリアしており、品質は高いです。国内メーカー品と比べても遜色がなく安心です。

GEEKOM A5」の発売時の価格は78,688円。

20周年記念の限定モデルで少々高くなっていますが、インテリアにもなじむ貴重なローズカラーで希少価値があります。パワフルなAMD Ryzenプロセッサを搭載したオシャレなミニPCを探している人におすすめです。

「GEEKOM A5」の価格・購入先

ECサイト

Amazonで60,000円(税込)、

楽天市場で78,750円(送料無料)、

ヤフーショッピングで74,194円(送料無料・お取り寄せ品)、

米国 Amazon.comで$349.00、

で販売されています。

Amazonで「GEEKOM A5」をチェックする

楽天市場で「GEEKOM」をチェックする

ヤフーショッピングで「GEEKOM A5」をチェックする

AliExpressで「GEEKOM A5」をチェックする

米国 Amazon.comで「GEEKOM A5」をチェックする

 

おすすめの類似製品を紹介

GEEKOM A5に似た性能をもつミニPCも販売されています。

「GEEKOM A6」

GEEKOMから発売されたAMD Ryzen 6800H 搭載のミニPCです(2025年1月17日 発売)。

32GB DDR5 4800MHzメモリ、1TB M.2 SSDストレージを搭載しています。

また、USB 4 Gen 2 Type-Cポート、4K 4画面出力(USB4,USB 3.2 Gen 2 Type-C,HDMIx2)、冷却システム Ice Blade 2.0、VESAマウント、ストレージ拡張(NVMe x4 Gen 4 or SATA)、2.5インチ SATA HDD 拡張スロット、1 x USB 3.2 Gen 2 Type-C、1 x USB 3.2 Gen 2 Type-A、1 x USB 2.0 Type-A、Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.2、2.5G ギガビット有線LANにも対応しています。

価格は、Amazonで68,000円、楽天市場で115,900円(送料無料)、米国 Amazon.comで$499.00 ($50 OFFクーポン付き)、です。

関連記事:GEEKOM A6レビュー!驚きの6万円台!Ryzen 7 6800HミニPC

「Beelink EQ6」

Beelinkから発売されたAMD Ryzen 5 6600H / Ryzen 7 7735HS / Ryzen 9 6900HXプロセッサ搭載のミニPCです。Windows 11 Pro、16GB/24GB DDR5 メモリを搭載。500GB/1TB M.2 2280 PCle4x4 ストレージ、ストレージ用の拡張スロット(最大4TB)、電源供給ユニット、HDMI 2.0 (最大4K) x2搭載で、

4K 3画面出力、冷却システム MSC2.0、ACケーブルからの電源供給、最大8TBまでのストレージ拡張、最大64GBまでのメモリ拡張、自動電源ON、USB-C (10Gbps) x1、USB3 (10Gbps) x3、USB2.0 (480Mbps) x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、デュアル ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで71,900円(Ryzen 9 6900HX)、米国 Amazon.comで$499.00 ($90 OFFクーポン付き・Ryzen 9 6900HX)、です。

関連記事:Ryzenで電源内蔵「Beelink EQ6」のメリット・デメリット

「GMKtec NucBox M5 Plus」

GMKtecから発売されたAMD Ryzen7 5825U搭載のミニPCです。

16GB/32GB DDR4 3200メモリ、512GB / 1TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)ストレージを搭載しています。

また、4K 3画面出力(USB-C、HDMI、DP)、最大最大64GBまでのメモリ拡張、最大4TBまでのストレージ拡張、VESAマウント、冷却システム、USB-C (DP/PD/DATA) x1、USB3.2 Gen1 x2、USB 2.0 x2、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、2.5Gのデュアル有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで49,350円、楽天市場で56,860円(送料無料)、AliExpressで37,700円(ベアボーンモデル)、米国 Amazon.comで $319.96(32GB+1TBモデル)、です。

関連記事:Ryzen 7で3万円台!ミニPC「GMKtec NucBox M5 Plus」をレビュー!

「BMAX B5 A Pro」

BMAXから発売されたミニPCです(2024年10月発売)。

AMD Ryzen7 5825U、16GB DDR4 メモリ、512GB M.2 NVMe SSDストレージ、拡張スロット(ストレージ用)、Displayport 1.4 x1、HDMI 2.1 x1、Windows 11を搭載しています。

また、4K 3画面出力、最大64GBまでのメモリ拡張、ストレージ拡張(M.2 NVMe、2.5inch HDD)、冷却システム、VESAマウント、Type-C (フル機能) x 1、USB 3.2 x2、USB 2.0 x2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで38,999円(税込)、楽天市場で46,458円(送料無料)、ヤフーショッピングで78,868円、米国 Amazon.comで$329.99です。

関連記事:Ryzenで最安「BMAX B5 A Pro」の性能と評価を解説

その他のおすすめ小型PCは?

その他のおすすめ小型PCは以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

激安で買える海外製の小型PC 最新 機種 ラインナップ まとめ

海外製の小型PCをまとめて紹介しています。

ミニPCはインテル N100 搭載モデルを選べ! 2024 最新機種と選び方

リビングにふさわしい超小型デスクトップPC まとめ

国内で販売されたリビング用の小型PCをまとめて紹介しています。