「GEEKOM A5」オシャレな限定品? 格安コスパのRyzenミニPCと徹底 比較!


2023年10月にAmazonで発売された「GEEKOM A5」と格安コスパのRyzenミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2024年1月27日、「GEEKOM A7」(Ryzen 9 7940HS)が発売されました。

「GEEKOM A5」の特徴

GEEKOM A5」の特徴をまとめてみました。

Ryzen 7 5800H・Radeon Vega 8・32GBメモリ

GEEKOM A5」は7nmプロセスで製造された8コア16スレッド、最大4.4GHz 駆動のAMD Ryzen 7 5800H プロセッサを搭載。PassmarkのCPUベンチマークで約2万1千を記録しています。また、GPURadeon Vega 8 グラフィックスを採用。3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアで約2500を記録し、Adobeのフォトショップ(Photoshop)、イラストレーター(Illustrator)、Premiere Proなども軽快に動作します。

そのほか、32GB DDR4-3200 デュアルチャンネル メモリを搭載。2つのSODIMMスロットを搭載し、最大64GBまで拡張できます。

M.2 512GBストレージ・合計4TB拡張・3つのUSB 3.2

GEEKOM A5」はNVMe規格の512GB M.2 SSDストレージを搭載。最大2TBまで拡張できます。また、2.5インチ SATA HDD/SSDで拡張することが可能。M.2 SSDと組み合わせて合計4TBまで拡張できます。そのほか、3つのUSB 3.2 Gen 2 (Type-A)ポートを搭載し、20Gbpsの高速なデータ転送が利用可能。1つのUSB 2.0 ポートも搭載し、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

4K 4画面出力・Wi-Fi 6・冷却システム

GEEKOM A5」は8K 映像出力に対応した2つのUSB 3.2 Gen 2 Type-C ポートを搭載。2つのHDMI 2.0b ポートと組み合わせて4K 4画面出力も利用できます。また、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応。Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続や2.5Gのギガビット有線LAN 通信も利用できます。

そのほか、スマート冷却ファンを内蔵した冷却システムを搭載。本体はサイズ 117 mm x 112 mm x 49.2 mm、重さ652 gの省スペース設計で、ローズゴールド カラーを用意しています。

公式ページ: GEEKOM A5: Mini PC with AMD Ryzen 7 5800H – GEEKOM 

価格を比較

GEEKOM A5」と「Beelink SER6 Max」、「GMKtec NucBox K1」、「MINISFORUM UM480XT」の価格を比較してみました。

「GEEKOM A5」

GEEKOM A5」は、Amazonで78,688円(税込)、ヤフーショッピングで94,700円(送料無料・お取り寄せ品)、AliExpressでUS $333.45 (日本円で約49,919円)、米国 Amazon.comで$449.99 ($50 OFFクーポン付き)で販売されています。

「Beelink SER6 Max」

Beelink SER6 Max」は、Amazonで79,800円(税込・10,000円 OFFクーポン付き・32GB+500GB)、楽天市場で94,530円(送料無料・32GB+500GB)、ヤフーショッピングで91,542円、Beelink公式サイトで$599.00 (日本円で約89,673円)、AliExpressでUS $502.00 (日本円で約75,152円)、米国 Amazon.comで$639.00 ($100 OFFクーポン付き)で販売されています。

「GMKtec NucBox K1」

GMKtec NucBox K1」は、Amazonで65,432円(税込・セール価格)、ヤフーショッピングで45,980円(送料無料・中古品)、GMKtec公式サイトで$499.00 (※$90 OFFクーポン付き)、AliExpressでUS $344.99 (16GB+512GB・日本円で約51,647円)、米国 Amazon.comで$423.97 (Ryzen 7 6800H・32GB+1TB・日本円で約63470円)で販売されています。

「MINISFORUM UM480XT」

MINISFORUM UM480XT」は、Amazonで51,980円(税込・9000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で38,980~65,180円(送料無料)、ヤフーショッピングで55,618円、MINISFORUM公式サイトで39,190円(16GB+512GBモデル)、米国 Amazon.comで$309.90 (16G + 512GB・日本円で約46393円)で販売されています。

スペックを比較

GEEKOM A5」と「Beelink SER6 Max」、「GMKtec NucBox K1」、「MINISFORUM UM480XT」のスペックを比較してみました。

「GEEKOM A5」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H
    ※7nm/64bit/8コア/16スレッド/最大4.4GHz/TDP35W
  • GPU AMD Radeon Vega 8 Graphics 8 core 2000 MHz
  • RAM(メモリ)32GB DDR4-3200 SODIMM , Dual-channel
  • 拡張メモリ 最大64GBまで
  • ストレージ 512GB M.2 2280 PCIe Gen 3×4 NVMe/SATA SSD、x1、
  • 拡張ストレージ M.2で最大2TBまで、2.5インチ SATA HDD/SSDで最大2TBまで、合計最大4TBまで
  • ACアダプター 120W、19V/6.32A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G ギガビット
  • インターフェース USB 3.2 Gen 2 Type-C x2、USB 3.2 Gen 2 Type-A x3、USB 2.0 Type-A x1、HDMI 2.0b ポート x2、有線LANポート(2.5G RJ45) x1、3.5 mm headphone jack x1、SDカードリーダー x1、DCジャック x1、パワーボタン x1
  • 映像出力 4K 4画面出力、8K @30GHz 映像出力
  • 冷却システム スマート冷却ファン内蔵、効率的な熱の排出、静音で動作
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 117 mm x 112 mm x 49.2 mm
  • 重量 652 g
  • カラー ローズゴールド (20周年記念モデル)
  • 付属品 VESAマウント x1、電源アダプター x1、HDMIケーブル x1、ユーザーガイド x1、サンキューカード x1

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「Beelink SER6 Max」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 7735HS
    ※6nm/8コア/12スレッド/最大4.75GHz/TDP 35~54W/Zen 3
  • GPU AMD Radeon 680M グラフィックス
    ※コア数12/2200 MHz/NVIDIA GeForce GTX1050TI に匹敵
  • RAM(メモリ) 32GB DDR5 4800MHZ (16GB x2)
  • 拡張メモリ 最大64GB (2つのSO-DIMMスロット)
  • ストレージ 500GB/1TB M.2 SSD NVMe PCIe 4.0 x4 2280
  • 拡張ストレージ M.2 SSD PCIe 4.0 (空きスロット x1)
    ※M.2スロットから2.5インチスロットに変換する場合はSATA拡張モジュールを購入する必要あり
  • 電源 ACアダプター (入力:AC 100〜240V、50/60Hz 出力:19V/5.26A)、磁気電源に対応
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応・2.5Gギガビット有線LAN
  • インターフェース USB4 (40Gbps、PD3.0、DP1.4) x2、Type-C x1、USB3.2 x1、USB2.0 x2、HDMI x1、有線LAN(2.5G RJ45) x1、3.5mmオーディオジャック x2、DCジャック、CLR CMOS、電源ボタン
  • 映像出力 4K 4画面出力 (HDMI+DisplayPort+デュアルUSB4、4K 144Hzをサポート)
  • 冷却システム MSC テクノロジー – ベーパーチャンバーとシステムファン
  • 自動電源ON 対応
  • 静音動作 対応
  • VESAマウント 対応・壁掛けブランケット付属
  • 筐体 天板:メタル(金属)、側面:メタルシャーシ、底面:メタル ボトムパネル
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 126 x 113 x 49 mm
  • 重量 不明
  • カラー グリーン、オレンジ、スペースグレー、オブシディアン ブラック

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「GMKtec NucBox K1」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 6800H ※6nm/8コア/12スレッド/最大4.7GHz/TDP 45W/Zen 3
  • GPU AMD Radeon 680M グラフィックス
    ※コア数12/2200 MHz/NVIDIA GeForce GTX1050TI に匹敵
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR5 4800
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 512GB/1TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)
  • 拡張ストレージ 最大2TB (PCIe 4.0 をサポート)
  • 電源 ACアダプター(20V/6A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • インターフェース USB 4.0 Type-C (40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、USB3.2 (Gen2) x3、USB 2.0 x1、HDMI 2.0 x2、2.5G 有線LAN(RJ45) x1、ヘッドホンジャック x1、電源ボタン、DCポート、安全ロック
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4096×2160@60Hz)、Type-C (DP1.4)
  • 冷却システム インテリジェントファン制御、超電導二重タービンの放熱設計、全立体サラウンド式吸気口、静音、防塵設計
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
  • サイズ 12.3 x 11.2 x 4.3 cm
  • 重量 不明
  • カラー ブラック

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「MINISFORUM UM480XT」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 4800U オクタコア 1.8 GHz
    ※8コア/16スレッド/最大4.2GHz
  • GPU Radeon Vega 7 グラフィックス
  • RAM(メモリ)16GB/32GB SO-DIMM DDR4 × 2
  • メモリ拡張 最大64GB
  • ストレージ M.2 512GB PCIe SSD
  • 拡張ストレージ 1×2.5インチベイ(SATA3.0 / 3.0 6.0Gb/s)
  • 電源 ACアダプター
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 1×2.5 Gigabit LAN
  • 背面インターフェース 1× DC_IN、1 × 2.5G LAN、2 × HDMI、2 × USB3.2 Gen2、2 × USB 2.0
  • 前面インターフェース 1 × Power Button、1 × USB 3.2 Gen2 Type-C (support DP1.4, 4K@60Hz)、1 × USB 3.2 Gen2 Type-C(Data Only)、1 × ヘッドホン端子、1 × デジタルマイク
  • 映像出力 4K 3画面出力、2×HDMI 2.0(4K@60Hz)、1×USB Type-C(4K@60Hz)
  • 冷却システム スマートファン、デュアルヒートシンク
  • ケンジントンロック 対応
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro 64bit
  • サイズ 127 × 128 × 47mm
  • 重量 約586 g
  • カラー ダークグレー

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ベンチマークを比較

GEEKOM A5」と「Beelink SER6 Max」、「GMKtec NucBox K1」、「MINISFORUM UM480XT」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「GEEKOM A5」

<CPU> AMD Ryzen 7 5800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「21171」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1320」、マルチコアで「6996」。

<GPU> Radeon Vega 8

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

Passmark Average G3D Markで「2802」

<プロセッサ性能を解説>

7nmプロセスで製造された8コア、16スレッド、最大4.4GHz駆動の「AMD Ryzen 7 5800H」プロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約2万1千を記録しています。このスコアは第12世代のCore i5に相当します。

同じプロセッサは「Beelink SER5 MAX」、「TRIGKEY S5 Pro」、「Beelink SER5 Pro 5800H」、「MINISFORUM UM580B」などにも搭載されています。

また、CPU内蔵のGPUはAMD Radeon Graphicsで3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約2500を記録しています。

Ryzen 7 7735HS搭載の「Beelink SER6 Max」と比較すると、スコアが約3千低くなります。

Ryzen 7 6800H搭載の「GMKtec NucBox K1」と比較すると、スコアが約3千低くなります。

Ryzen 7 4800U搭載の「MINISFORUM UM480XT」と比較すると、スコアが約4千高くなります。

性能的には、動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業で快適に動作します。

もちろん、Office文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどでも快適に動作します。

SteamなどのPCゲームは、「League of Legends」で 63FPS、「Call of Duty: WWII」で 60FPS、PUBG で 52FPS、「Counter-Strike: Global Offensive」(CS:GO)で約 69FPSで動作することが確認されています。

ただし、グラフィックカードを必要とする高負荷の3Dゲームはプレイできないので注意してください。

PS2、Xboxを含めたPSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「Beelink SER6 Max」

<CPU> AMD Ryzen 7 7735HS

Passmarkによるベンチマークスコアは「24196」(CPU)。

Geekbench 6によるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1966」、マルチコアで約「9311」。

<GPU>AMD Radeon 680M グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「5700」。

「GMKtec NucBox K1」

CPU> AMD Ryzen 7 6800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「23775」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1364」、マルチコアで「8109」。

<GPU>AMD Radeon 680M グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「5750」。

「MINISFORUM UM480XT」

<CPU> Ryzen 7 4800U

Passmarkによるベンチマークスコアは「16871」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1386」、マルチコアで「5576」。

<GPU> Radeon Vega 7

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2000」。

「GEEKOM A5」のメリット・デメリット

GEEKOM A5」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・32GB DDR4 メモリ搭載で最大64GBまで拡張できる

GEEKOM A5」は32GB DDR4-3200 デュアルチャンネル メモリを搭載。2つのSODIMMスロットを搭載し、最大64GBまで拡張できます。

一方、「Beelink SER6 Max」は32GB DDR5メモリを搭載し、最大64GBまで拡張できます。「GMKtec NucBox K1」は16GB/32GB DDR5メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「MINISFORUM UM480XT」は16GB/32GB DDR4メモリを搭載し、最大64GBまで拡張できます。

・512GB M.2ストレージ搭載で最大2TBまで拡張できる

GEEKOM A5」はNVMe規格の512GB M.2 SSDストレージを搭載。最大2TBまで拡張できます。

一方、「Beelink SER6 Max」は500GB/1TB M.2 SSDストレージを搭載し、拡張もできます。「GMKtec NucBox K1」はPCIe 3.0接続でNVMe規格の512GB/1TB M.2 ストレージを搭載し、M.2で拡張もできます。「MINISFORUM UM480XT」はM.2 512GB PCIe SSDストレージを搭載しています。

・2.5インチ SATA HDD/SSD ストレージ拡張に対応・最大2TBまで容量を増やせる

GEEKOM A5」は2.5インチ SATA HDD/SSDで、最大2TBまで拡張できます。

一方、「Beelink SER6 Max」は別売のSATA拡張モジュールを利用することで、2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張できます。「GMKtec NucBox K1」は2.5インチ SATA HDD/SSD ストレージで拡張できません。「MINISFORUM UM480XT」はは2.5インチHDD/SSDで拡張できます。

・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応

GEEKOM A5」は、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続も利用できます。

一方、「Beelink SER6 Max」と「GMKtec NucBox K1」、「MINISFORUM UM480XT」もWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。

・2.5G ギガビット有線LAN通信に対応

GEEKOM A5」はより安定した通信が可能な2.5Gのギガビット有線LAN通信も利用できます。

一方、「Beelink SER6 Max」、「GMKtec NucBox K1」と「MINISFORUM UM480XT」も2.5Gギガビット有線LAN通信に対応しています。

・3つのUSB 3.2 Gen 2ポートと1つのUSB 2.0 ポートを搭載

GEEKOM A5」は3つのUSB 3.2 Gen 2 (Type-A)ポートを搭載し、20Gbpsの高速なデータ転送が利用できます。また、1つのUSB 2.0 ポートも搭載し、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

一方、「Beelink SER6 Max」は1つのUSB3.2ポートと2つのUSB2.0ポートを搭載しています。「GMKtec NucBox K1」は3つのUSB3.2 (Gen2)ポートと1つのUSB 2.0ポートを搭載しています。「MINISFORUM UM480XT」は3つのUSB3.2 Gen2ポートと2つのUSB 2.0ポートを搭載しています。

・2つのUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポートを搭載・8K映像出力に対応

GEEKOM A5」は2つのUSB 3.2 Gen 2 Type-C ポートを搭載し、8K映像出力も利用できます。

一方、「Beelink SER6 Max」は2つのUSB4ポートを搭載し、40Gbpsの高速転送、PD3.0充電、DP1.4映像出力が利用できます。「GMKtec NucBox K1」はUSB 4.0 Type-Cポートを搭載し、40Gbpsの高速データ転送やPD充電、DP1.4の4K映像出力に対応しています。「MINISFORUM UM480XT」はDP映像出力に対応したUSB 3.2 Gen2 Type-C ポートを搭載しています。

・4K 4画面出力に対応

GEEKOM A5」は2つのUSB 3.2 Gen 2 Type-C ポートと2つのHDMI 2.0b ポートを組み合わせて4K 4画面出力も利用できます。

一方、「Beelink SER6 Max」はHDMI 2.1ポートとDisplayport、2つのUSB4ポートを組み合わせて4K 4画面出力も利用できます。「GMKtec NucBox K1」は2つのHDMI 2.0ポートとUSB 4.0 Type-Cポートを組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。「MINISFORUM UM480XT」は2つのHDMI 2.0ポートと1つのUSB Type-Cポートを組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。

・冷却システムを搭載

GEEKOM A5」はスマート冷却ファンを内蔵した冷却システムを搭載し、長時間でも安定して動作します。

一方、「Beelink SER6 Max」はMSCテクノロジーを採用した冷却システムを搭載しています。「GMKtec NucBox K1」はインテリジェントファン制御、超電導二重タービンの放熱設計、全立体サラウンド式吸気口を採用した冷却システムを搭載しています。「MINISFORUM UM480XT」はスマートファンやデュアルヒートシンクを採用した冷却システムを搭載しています。

・VESAマウントに対応

GEEKOM A5」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

一方、「Beelink SER6 Max」と「GMKtec NucBox K1」、「MINISFORUM UM480XT」もVESAマウントに対応しています。

・厚さ49.2mm、重さ652gの省スペース設計でローズゴールド カラーを用意

GEEKOM A5」はサイズ 117 mm x 112 mm x 49.2 mm、重さ652 gの省スペース設計で、ローズゴールド カラーを用意しています。

一方、「Beelink SER6 Max」はサイズ 126 x 113 x 49 mmのメタル(金属)製で、グリーン、オレンジ、スペースグレー、オブシディアン ブラックの4色カラーを用意しています。「GMKtec NucBox K1」はサイズ 12.3 x 11.2 x 4.3 cmの小型デザインで、ブラックカラーを用意しています。「MINISFORUM UM480XT」はサイズ 187 x 181 x 37 mmの省スペース設計でブラックカラーを用意しています。

・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える

GEEKOM A5」はWindows 11 Proを搭載し、新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの新機能が追加されています。

一方、「Beelink SER6 Max」と「GMKtec NucBox K1」、「MINISFORUM UM480XT」はWindows 11 Proを搭載し、新機能も使えるようになっています。

デメリット

・USB 4.0ポートを搭載していない

GEEKOM A5」は40Gbpsの高速転送、PD3.0充電、DP1.4映像出力に対応したUSB 4.0ポートを搭載していません。

一方、「Beelink SER6 Max」は2つのUSB 4.0ポートを搭載しています。「GMKtec NucBox K1」は1つのUSB 4.0 Type-Cポートを搭載しています。「MINISFORUM UM480XT」はUSB 4.0ポートを搭載していません。

「GEEKOM A5」の評価

GEEKOM A5」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★

<総合評価>

GEEKOMから発売されたAMD Ryzen 7 5800Hプロセッサ搭載のミニPCです。20周年記念モデルとしてローズゴールド カラーを採用した洗練されたデザインで、スペックも充実しています。

Ryzen 7 5800HプロセッサのPassmarkのCPUベンチマークスコアは約2万1千ほど。Ryzen 7 7735HS搭載の「Beelink SER6 Max」やRyzen 7 6800H搭載の「GMKtec NucBox K1」と比較しても約3千ほどしか差がないので、かなりパワフルに動作するとみていいでしょう。Ryzen 7 4800U搭載の「MINISFORUM UM480XT」の比較ではスコアが約4千高くなります。

ただし、グラフィック性能は3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約2500で、PCゲーム用としてはややパワー不足な感があります。Adobeのフォトショップ(Photoshop)やイラストレーター(Illustrator)、Premiere Proなどは快適に動作するので、グラフィック制作や動画編集用のPCとして利用した方がいいです。

また、インターフェースには2つのUSB 3.2 Gen 2 Type-C ポートと2つのHDMI 2.0b ポートを搭載し、4K 4画面出力に対応。Type-Cポートの方は8K @30GHz 映像出力にも対応するので、やはりグラフィック的な作業に向いています。

そのほか、M.2 512GBストレージ搭載で、2.5インチ SATA HDD/SSDでの拡張に対応。Wi-Fi 6冷却システム、VESAマウントなどミニPCに必須の要素もしっかりと備えています。

なお、GEEKOMのミニPCは厳しいテストをクリアしており、品質は高いです。国内メーカー品と比べても遜色がなく安心です。

GEEKOM A5」の発売時の価格は78,688円。

20周年記念の限定モデルで少々高くなっていますが、インテリアにもなじむ貴重なローズカラーで希少価値があります。パワフルなAMD Ryzenプロセッサを搭載したオシャレなミニPCを探している人におすすめです。

「GEEKOM A5」の販売・購入先

GEEKOM A5」は、

Amazonで78,688円(税込)、

ヤフーショッピングで94,700円(送料無料・お取り寄せ品)、

AliExpressでUS $333.45 (日本円で約49,919円)、

米国 Amazon.comで$449.99 ($50 OFFクーポン付き)、

で販売されています。

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「GEEKOM A7」(Ryzen 9 7940HS・4K 4画面出力)

Beelink SER6 Max

GMKtec NucBox K1

MINISFORUM UM480XT

TRIGKEY S5 Pro」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面・Wi-Fi 6)

MINISFORUM UM580B」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面・Wi-Fi 6)

Beelink SER5 MAX」(Ryzen 7 5800H・4K 3画面・DP)

MINISFORUM MC560」(Ryzen 5 5625U・カメラ付き)

MINISFORUM EM680」(超小型・Ryzen 7 6800U・8K 3画面)

Beelink SER7」(Ryzen 7 7840HS・4K 3画面出力)

MINISFORUM UM790 Pro」(Ryzen 9 7940HS・8K 4画面)

他のGEEKOM ミニPCと比較

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