「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は超爆速? 人気の高性能ミニPCと徹底 比較!


2023年7月に発売された「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」と人気の高性能ミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」の特徴

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」の特徴をまとめてみました。

第13世代 Core iプロセッサ・Iris Xe・最大32GBメモリ

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は第13世代 (Raptor Lake) Intel Core i5-13500H / Core i7-13700Hプロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された最大4.70 ~ 5.00 GHz駆動のプロセッサで、PassmarkのCPUベンチマークで約2万3千~2万9千を記録しています。

また、GPUに第13世代のインテル Iris Xe グラフィックスを搭載。3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約1万2千を記録し、SteamなどのPCゲームも快適にプレイできます。そのほか、8GB / 16GB DDR4-3200メモリを搭載。2つのスロットを搭載し、最大32GBまで拡張できます。

NVMe M.2ストレージ・拡張スロット・USB3.2ポート

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はNVMe規格のM.2ストレージを256GB / 512GB搭載。PCIe接続でPCの起動やデータの読み込みを高速に実行できます。また、ストレージ用の拡張スロットを搭載。M.2 2280/2242でストレージ容量を増やすことができます。

そのほか、一つのUSB3.2 Gen2 Type-Cポートと3つのUSB3.2 Gen2ポート、1つのUSB2.0ポートを搭載。外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

Thunderbolt 4・4K 3画面出力・Wi-Fi 6

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はThunderbolt 4ポートを搭載。DisplayPort映像出力や40Gbps/sの高速データ転送が利用できます。また、DisplayPort 1.4bポートとHDMI 2.1ポートを搭載。Thunderbolt 4ポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。

そのほか、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応。Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続、2.5Gのギガビット有線LAN通信も利用できます。

公式ページ: Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8 – クラウドグレー | レノボ・ ジャパン 

価格を比較

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」と「MINISFORUM NAB6」、「GMKtec NucBox K2」、「Beelink SER5 Pro 5800H」の価格を比較してみました。

「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は、Amazonで73,350円(Core i5-13500H・8GB+256GB)、楽天市場で73,350円(送料無料・8GB+256GB)、ヤフーショッピングで73,350円(送料無料・8GB+256GB)、レノボ公式サイトで69,850円(税込・送料無料・Core™ i5-13500H・8GB+256GB)で販売されています。

「MINISFORUM NAB6」

MINISFORUM NAB6」は、Amazonで79,033円 (税込・タイムセール価格・NAB5モデルは72,980円で10350円 OFFクーポン付き)、楽天市場で70,980円(送料無料・2000円OFFクーポン付き・1,290ポイント付き・NAB5モデルは77,365円)、ヤフーショッピングで88,880円(税込・NAB5モデルは70,042円)、AliExpressでUS $517.79、米国 Amazon.comで$539.99、

Minisforum公式サイトで68,780円~(16GB+512GB SSD・税込・送料別)。ベアボーンキットは55,180円、32GB+512GB SSDモデルは74,980円、32GB+1TB SSDモデルは78,980円で販売されています。

「GMKtec NucBox K2」

GMKtec NucBox K2」は、Amazonで85,980円(税込・25480円 OFFクーポン付き)、楽天市場で108,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで108,081円(税込)、AliExpressでUS $359.99 (日本円で約5万円・ベアボーンモデル・GMKtec公式ストア)、

GMKtec公式サイトで$359.00 (ベアボーンモデル・日本円で約50,869円/16GB+1TBモデルは$467.00/32GB+1TBモデルは$479.00)で販売されています。

「Beelink SER5 Pro 5800H」

Beelink SER5 Pro 5800H」は、Amazonで55,800円 (税込・Ryzen7 5800H・16GB+500GB)、楽天市場で64,771円(税込・送料無料・Ryzen7 5800H)、ヤフーショッピングで62,526円(税込・送料無料・Ryzen7 5800H)、AliExpressでUS $377.00 (Ryzen7 5800H・16GB+500GB)、米国 Amazon.comで$319.20 (Ryzen7 5800H・日本円で約45,229円)で販売されています。

スペックを比較

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」と「MINISFORUM NAB6」、「GMKtec NucBox K2」、「Beelink SER5 Pro 5800H」のスペックを比較してみました。

「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」のスペック

  • プロセッサ Intel Core i5-13500H / Core i7-13700H
    ※Core i5-13500H:10nm/12コア/16スレッド/最大4.70 GHz
    ※Core i7-13700H:10nm/14コア/20スレッド/最大5.00 GHz
  • GPU Intel Iris Xe Graphics 13世代
  • RAM(メモリ) 8GB / 16GB DDR4-3200 SDRAM SODIMM
  • 拡張メモリ 最大32GBまで・スロット2 (空 1)
  • ストレージ 256GB / 512GB PCIe NVMe/M.2
  • 拡張スロット M.2 2230 x1 (空 0)、M.2 2280/2242 x2 (空 1)
  • 電源 150W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS® PLATINUM】
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 準拠)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 1000BASE-T/2.5GBASE-T
  • インターフェース USB3.2 Gen2 Type-C x1、USB3.2 Gen2 x3、USB2.0 x1、Thunderbolt 4 (DisplayPort 出力機能付き) x1、DisplayPort 1.4b x1、HDMI 2.1 x1、イーサネット・コネクター(RJ-45) x1、コンボジャック x1
  • 映像出力 4K 3画面出力(Thunderbolt 4,DisplayPort 1.4b,HDMI 2.1)
  • 最大消費電力 150W
  • OS Windows 11 Home 64bit (日本語版)
  • サイズ 約 195 x 191 x 39mm
  • 重量 約 1.8kg
  • カラー クラウドグレー
  • 付属品 電源コード(アース端子付き)、マニュアル類、購入証明書

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「MINISFORUM NAB6」のスペック

  • プロセッサ intel Core i7-12650H
    ※10nm/10コア/16スレッド/最大4.70 GHz
  • GPU 第12世代 Core UHD グラフィックス
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 3200
  • 拡張メモリ 最大64GBまで (SO-DIMM×2)
  • ストレージ 512GB/1TB M.2 2280 PCIe 4.0 SSD×1 (最大2TBまで)
  • 拡張ストレージ 2.5 inch SATA HDD Slot ×1 (SATA 3.0 6.0Gb/s)
  • 電源 ACアダプター (DC 19V(電源アダプター含み)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 M.2 2230 (Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 サポート)
  • 有線LAN 2.5ギガビット有線LAN x2
  • インターフェース インターフェース USB-C 3.2 (Gen1、Data Only、前側) x1、USB-C 3.2 (PD Output、Alt DP and Data) x1、USB-C 3.2 (DP Only) x1、USB-A 3.2 (Gen2) x4、HDMI ×2、Ethernetポート x2、コンポジャック x1、DMIC x1、Clear CMOS x1
  • 映像出力 4K 4画面出力に対応
  • 冷却システム 2本の銅製ヒートパイプ、2つの通気孔
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 127×127.5×54.7mm
  • 重量 不明
  • カラー シルバー
  • 付属品 電源アダプター x1、HDMI ケーブル x1、SATAケーブル x2、取り付けブラケット x1、取扱説明書(日本語対応) x1

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「GMKtec NucBox K2」のスペック

  • プロセッサ
    K1: AMD Ryzen 7 6800H ※6nm/8コア/12スレッド/最大4.7GHz/TDP 45W/Zen 3
    K2: AMD Ryzen 7 7735HS ※6nm/8コア/12スレッド/最大4.75GHz/TDP 35~54W/Zen 3
  • GPU AMD Radeon 680M グラフィックス
    ※コア数12/2200 MHz/NVIDIA GeForce GTX1050TI に匹敵
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR5 4800
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ
    K1: 512GB/1TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)
    K2: 1TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)
  • 拡張ストレージ 最大2TB (PCIe 4.0 をサポート)
  • 電源 ACアダプター(20V/6A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • インターフェース USB 4.0 Type-C (40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、USB3.2 (Gen2) x3、USB 2.0 x1、HDMI 2.0 x2、2.5G 有線LAN(RJ45) x1、ヘッドホンジャック x1、電源ボタン、DCポート、安全ロック
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4096×2160@60Hz)、Type-C (DP1.4)
  • 冷却システム インテリジェントファン制御、超電導二重タービンの放熱設計、全立体サラウンド式吸気口、静音、防塵設計
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
  • サイズ 12.3 x 11.2 x 4.3 cm
  • 重量 不明
  • カラー ブラック
  • 付属品 HDMIケーブル x1、電源ケーブル x1、保証カード x1、電源アダプター x1、VESAスタンド x1、取り扱い説明書 x1、ネジセット x1

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「Beelink SER5 Pro 5800H」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5800H
    ※7nm/64bit/8コア/16スレッド/最大4.4GHz
  • GPU AMD Radeon Graphics 8core 2000 MHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 3200MHZ ※最大64GB
  • ストレージ NVMe SSD 500GB ※最大2TBまで
  • 拡張ベイ 2.5インチ、SATA、7mm
  • 電源 ACアダプター(入力:100V~240V AC. 50/60Hz、出力:19V 3.42A 認証)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応・ギガビット有線LAN
  • インターフェース USB Type-C (DATA/DP映像出力) x1 、USB3.2 x3、USB2.0 x1、HDMI 2.0 (4K/60Hz) x2、有線LAN (RJ45) x1、3.5mmジャック、DCジャック、電源ボタン
  • 映像出力 4K 3画面出力・4K ULTRA HD
  • 冷却システム デュアルヒートパイプ+熱伝導チューブ+強力ファン(静音)
  • オーディオ 3.5mmジャックはマルチチャンネル オーディオ出力をサポート
  • 自動電源ON 対応
  • VASAマウント 対応
  • 筐体の素材 フルメタル(金属)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 12.6 x 11.3 x 4.2 cm
  • 重量 455g
  • カラー ブラック
  • 付属品 ユーザーマニュアル x1、壁掛けマウント ブラケット x1、HDケーブル x2、パワー アダプター x1

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ベンチマークを比較

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」と「MINISFORUM NAB6」、「GMKtec NucBox K2」、「Beelink SER5 Pro 5800H」のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」

<CPU> Intel Core i5-13500H

Passmarkによるベンチマークスコアは「23333」(CPU)。

Geekbench 6によるベンチマークのスコアはシングルコアで「2387」、マルチコアで「12271」。

<GPU> Intel Iris Xe Graphics 13世代

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4000」前後。

<CPU> Core i7-13700H

Passmarkによるベンチマークスコアは「29146」(CPU)。

Geekbench 6によるベンチマークのスコアはシングルコアで「2572」、マルチコアで「14485」。

<GPU> Intel Iris Xe Graphics 13世代

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「6000」前後。

<プロセッサ性能を解説>

Core i5-13500Hプロセッサは10nmプロセスで製造された12コア、16スレッド、最大4.70 GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで約2万3千を記録しています。

Core i7-13700Hプロセッサは10nmプロセスで製造された14コア、20スレッド、最大5.00 GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで約2万9千を記録しています。

AMD Ryzen 7 7735HSプロセッサはPassmarkのCPUベンチマークで約2万5千なので、Core i7-13700Hプロセッサの方が約4千スコアが高くなります。

<グラフィック性能について>

両プロセッサともGPUに Intel Iris Xe Graphics 13世代を採用しており、3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約6千を記録しています。

AMD Ryzen 7 7735HSプロセッサは3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアが約6千なので、Intel Iris Xe Graphics 13世代とほぼ同じスコアを記録していることになります。

<CPUとGPUの性能について>

性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業で快適に動作します。

SteamなどのPCゲームは、グラフィックをカードを必須とする非常に高負荷なものを除いて、ほとんど快適に遊べる性能を持っています。

PS2やXBOXを含めて、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。

「MINISFORUM NAB6」

<CPU> intel Core i7-12650H

Passmarkによるベンチマークスコアは「24462」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1600」、マルチコアで約「10000」。

<GPU> 第12世代 Core UHD グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「4000」前後。

「GMKtec NucBox K2」

<CPU> AMD Ryzen 7 7735HS

Passmarkによるベンチマークスコアは「24836」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1500」、マルチコアで約「9800」。

<GPU>AMD Radeon 680M グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「5700」。

「Beelink SER5 Pro 5800H」

<CPU> AMD Ryzen 7 5800H

Passmarkによるベンチマークスコアは「21294」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1320」、マルチコアで「6996」。

<GPU> AMD Radeon Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

Passmark Average G3D Markで「2802」

「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」のメリット・デメリット

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・8GB / 16GB DDR4搭載でスムーズに動作

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は8GB / 16GB DDR4-3200メモリを搭載し、スムーズに動作します。

一方、「MINISFORUM NAB6」は16GB/32GB DDR4メモリを搭載し、スムーズに動作します。「GMKtec NucBox K2」はDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載しています。「Beelink SER5 Pro 5800H」はDDR4規格のメモリを16GB/32GB搭載しています。

・メモリを最大32GBまで拡張できる

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は2つのメモリ用のスロットを搭載し、最大32GBまで拡張できます。

一方、「MINISFORUM NAB6」は2つのSO-DIMMスロットを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。「GMKtec NucBox K2」は2つのスロットを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。「Beelink SER5 Pro 5800H」は2つのスロットを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。

・NVMe M.2 256GB / 512GB ストレージ搭載

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はNVMe規格のM.2ストレージを256GB / 512GB搭載。PCIe接続でPCの起動やデータの読み込みを高速に実行できます。

一方、「MINISFORUM NAB6」はPCIe 4.0接続のM.2 SSDを512GB/1TB搭載しています。「GMKtec NucBox K2」は1TB M.2 NVMeストレージを搭載しています。「Beelink SER5 Pro 5800H」はNVMe規格のSSDストレージを500GB搭載しています。

・M.2の拡張スロットを搭載

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はストレージ用の拡張スロットを搭載。M.2 2280/2242でストレージ容量を増やすことができます。

一方、「MINISFORUM NAB6」はM.2で最大2TBまで拡張できます。「GMKtec NucBox K2」はPCIe 4.0接続のM.2ストレージで最大2TBまで拡張できます。「Beelink SER5 Pro 5800H」はM.2で最大2TBまで拡張することもできます

・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続も利用できます。

一方、「MINISFORUM NAB6」と「GMKtec NucBox K2」、「Beelink SER5 Pro 5800H」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2をサポートしています。

・2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応し、より安定した通信が利用できます。

一方、「MINISFORUM NAB6」は2.5Gギガビット有線LANポートを2つ搭載しています。「GMKtec NucBox K2」と「Beelink SER5 Pro 5800H」はギガビット有線LAN通信に対応しています。

・Thunderbolt 4ポートを搭載

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はThunderbolt 4ポートを搭載し、DisplayPort映像出力や40Gbps/sの高速データ転送が利用できます。

一方、「MINISFORUM NAB6」と「GMKtec NucBox K2」、「Beelink SER5 Pro 5800H」はThunderbolt 4ポートを搭載していません。

・4K 3画面出力に対応

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はDisplayPort 1.4bポートとHDMI 2.1ポート、Thunderbolt 4ポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。

一方、「MINISFORUM NAB6」はDP映像出力に対応した2つのUSB-C 3.2ポートと2つのHDMIポートで4K 4画面出力も利用できます。「GMKtec NucBox K2」は2つのHDMI 2.0ポートとUSB 4.0 Type-Cポートを組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。「Beelink SER5 Pro 5800H」は2つのHDMI 2.0ポートとType-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。

・厚さ39mmで重さ約 1.8kgの小型デザイン・クラウドグレー カラーを用意

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はサイズ 約 195 x 191 x 39mm、重さ約 1.8kgで、クラウドグレー カラーを用意しています。

一方、「MINISFORUM NAB6」はサイズ 127×127.5×54.7mmの小型ボディで、シルバーカラーを用意しています。「GMKtec NucBox K2」はサイズ 12.3 x 11.2 x 4.3 cmの小型デザインで、ブラックカラーを用意しています。「Beelink SER5 Pro 5800H」は厚さ4.2cmで重さ455gの小型メタルボディで、ブラックカラーを用意しています。

・Windows 11 Home搭載で新機能も使える

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はWindows 11 Home 64bit (日本語版)を搭載し、新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの新機能が追加されています。

一方、「MINISFORUM NAB6」と「GMKtec NucBox K2」、「Beelink SER5 Pro 5800H」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

デメリット

・2.5インチ SATA HDD/SSDで拡張できない

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は2.5インチ SATA HDD/SSDで拡張できません。

一方、「MINISFORUM NAB6」と「Beelink SER5 Pro 5800H」は2.5インチ SATA HDD/SSDで拡張できます。「GMKtec NucBox K2」は2.5インチ SATA HDD/SSDで拡張できません。

・冷却システムがない

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は冷却システムがありません。

一方、「MINISFORUM NAB6」は本の銅製ヒートパイプ、2つの通気孔を備えた冷却システムを搭載しています。「GMKtec NucBox K2」はインテリジェントファン制御、超電導二重タービンの放熱設計を採用した冷却システムを搭載しています。「Beelink SER5 Pro 5800H」はデュアルヒートパイプ+熱伝導チューブ+強力ファン(静音)を採用した冷却システムを搭載しています。

「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」の評価

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★★

機能:★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

Lenovo IdeaCentreシリーズ初のミニPCになります。手のひらサイズのコンパクトなボディにパワフルな第13世代Core i5/i7プロセッサを搭載しています。

第13世代Core i5/i7プロセッサのPassmark CPUベンチマークは約2万3千/2万9千となり、i7の方は12世代Core i7-12650H (2万4千)やRyzen 7 7735HS (2万4千)よりも高いスコアになります。

また、GPUのグラフィック性能は3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約1万2千~3千となり、12世代のCore i7-12650Hの約3倍、Ryzen 7 7735HSの約2倍 高いスコアになっています。

これだけでも十分に魅力的なミニPCですが、「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はThunderbolt 4ポート (DisplayPort 出力機能付き)も搭載されており、4K 3画面出力も利用できます。USBポートの数も非常に多く、Wi-Fi 6にも対応していることから、かなり快適に使えそうな感じがします。

全体的な性能は「MINISFORUM NAB6」や「GMKtec NucBox K2」も上で、価格もそれほど高くありません。セールなどによりますが、現状で最も安く買える第13世代Core iプロセッサ搭載のミニPCであるようです。

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」の現在の価格は、69,850円~。

第13世代のパワフルなCore iプロセッサを搭載したミニPCを探している人におすすめです。

「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」の販売・購入先

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は、

Amazonで73,350円(Core i5-13500H・8GB+256GB)、

楽天市場で73,350円(送料無料・8GB+256GB)、

ヤフーショッピングで73,350円(送料無料・8GB+256GB)、

レノボ公式サイトで69,850円(税込・送料無料・Core™ i5-13500H・8GB+256GB)、

で販売されています。

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「GMKtec NucBox K7」(Core i5-13500H・4K 3画面)

★「Minisforum MS-01」(Core i9-13900H・8K 3画面)

★「GMKtec NucBox K6」(Ryzen 7 7840HS・4K 3画面出力)

★「MINISFORUM AR900i」(マザーボード・Core i9-13900HX)

★「MINISFORUM BD770i」(マザーボード・Ryzen 7 7745HX)

★「Beelink SER6 Max」(Ryzen 7 7735HS・4K 4画面出力)

★「MINISORUM UN1265」(Core i7-12650H・DP・4K 3画面)

★「Blackview MP200」(Core i5 11400H・4K 3画面出力)

MINISFORUM NAB6

GMKtec NucBox K2

Beelink SER5 Pro 5800H

ASUS PN42」(Intel N100・ベアボーンPC)

Beelink SEi 12 pro」(第12世代Core i5・Thunderbolt 4)

MINISFORUM EM680」(超小型・Ryzen 7 6800U・8K 3画面)

Beelink GTR7 /Pro」(Ryzen 7 7940HS・4画面出力)

MINISFORUM UM790 Pro」(Ryzen 9 7940HS・8K 4画面)

GMKtec NucBox K3」(Core i7-1260P・4K 3画面出力)

MINISFORUM HN2673」(Arc A730M・Core i7-12650H)

他のLenovo ミニPCと比較

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