「RGB10MAX3 Pro」異色のボタン配置? 人気のLinux携帯ゲーム機と徹底 比較!


2023年9月に発売された「RGB10MAX3 Pro」と人気のLinux携帯ゲーム機を徹底 比較!価格や対応エミュレーター、収録ゲーム数、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

「RGB10MAX3 Pro」の特徴

RGB10MAX3 Pro」の特徴をまとめてみました。

5インチのIPS液晶・ホットキー・4000mAhバッテリ

RGB10MAX3 Pro」は 5インチで解像度854 x 480 pxのIPSディスプレイを搭載。視野角の広いIPS液晶で、本体とパネルの間に段差がないOCA フルフィットも採用しています。また、本体の前面下側にホットキーを搭載。F1+F2ボタンでゲーム終了/メニューに戻る、SEL(セレクト)+STA(スタート)ボタンでメニューを呼び出すなど、ボタンの同時押しでさまざまな操作を行えるようになっています。

そのほか、4000mAhバッテリーを搭載し、約8時間の駆動が可能。Type-Cポートを利用した充電も利用できます。

Amlogic A311D・2GB+最大256GB・Linux OS

RGB10MAX3 Pro」はAmlogic A311D プロセッサを搭載。12nmプロセスで製造された、6コア、最大2.2GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約13万を記録しています。また、2GB LPDDR4X メモリを搭載し、スムーズに動作。システム用のストレージは16GB eMMCで、ゲーム用のストレージはmicroSDカード最大256GBまで拡張できるようになっています。

そのほか、OSにOpen Source Linuxを採用。PSPやニンテンドー64、MAME、ネオジオ、スーパーファミコン、メガドライブ、カプコンCP3など10種類以上のエミュレーターにも対応しています。

2つのUSB-Cポート・ステレオスピーカー・ Wi-Fiアダプタ

RGB10MAX3 Pro」は充電用のUSB-Cポートの他にOTG対応のUSB-Cポートを搭載。PCと接続して自分で吸い出したゲームを追加することもできます。また、本体に2チャンネル スピーカーを搭載。立体的なステレオ サウンドでゲームを楽しめます。そのほか、別売のWi-Fiアダプターを用意。接続することで、2.4GHzのワイヤレス通信を利用できます。

公式ページ:  Powkiddy RGB10MAX3 Pro Pocket Handheld Game Console – Powkiddy official store

価格を比較

RGB10MAX3 Pro」と「ANBERNIC RG353PS」、「Powkiddy RGB30」、「Miyoo mini Plus」の価格を比較してみました。

「RGB10MAX3 Pro」

RGB10MAX3 Pro」は、AliExpressでUS $114.99 (日本円で約16,998円)、Powkiddy公式ストアで$114.99 USDで販売されています。

「ANBERNIC RG353PS」

ANBERNIC RG353PS」は、Amazonで15,999円 (税込)、楽天市場で23,012円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで14,490円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $99.99 (日本円で約14,781円)、ANBERNIC公式ストアで12,199円、米国 Amazon.comで$119.99 (日本円で約17,737円)で販売されています。

「Powkiddy RGB30」

Powkiddy RGB30」は、Amazonで14,999円 (税込・16GB+64GB)、ヤフーショッピングで14,999円(送料無料)、AliExpressでUS $86.99 (日本円で約12,859円)、Powkiddy公式ストアでUS $89.99 (日本円で約13,302円)、米国 Amazon.comで$125.89 (日本円で約18,609円)で販売されています。

「Miyoo mini Plus」

Miyoo mini Plus」は、Amazonで11,999円(税込)、楽天市場で18,081円(送料無料)、ヤフーショッピングで11,799円(送料無料)、AliExpressでUS $56.38 (日本円で約8,334円)、米国 Amazon.comで$79.99 (日本円で約11,824円)で販売されています。

対応エミュレーター・収録ゲーム数を比較

RGB10MAX3 Pro」と「ANBERNIC RG353PS」、「Powkiddy RGB30」、「Miyoo mini Plus」の対応エミュレーター・収録ゲーム数を比較してみました。

「RGB10MAX3 Pro」

対応エミュレーター

MAME/PSP/N64/PS/CP3/NEOGEO/GBA/NES/SFC/MD/NDSなど10種類以上

収録ゲーム数

数千以上 ※販売先によって異なります。

<補足>

ゲームはmicroSDカードに収録。32GB/64GB/128GBの3種類が用意されています。OTG対応のType-Cポート搭載で、自分で吸い出したゲームのROMを追加することが可能です。プロセッサはAmlogic A311Dで、Antutuベンチマーク総合で約130,000(13万)を記録しています。Rockchip RK3566と比較すると、スコアが約3万高くなります。

「ANBERNIC RG353PS」

対応エミュレーター

いくつかの PC移植ゲーム, PSP、DC、SS、PS1、NDS、N64、CPS1、CPS2、FBA、NEOGEO、GBA、GBC、GB、SFC、FC、MD、SMS、GG、MSX、PCE、WSC、WIN、NGG など20種類以上のゲームフォーマットに対応

収録ゲーム数

16GB+128GBモデルで「4519」、16GB+256GBモデルで「4318」 ※販売先によって異なる

「Powkiddy RGB30」

対応エミュレーター

MAME/N64/PS/CP3/NEOGEO/GBA/NES/SFC/MD/NDS など数十種類

収録ゲーム数

数千以上 ※販売先によって異なる

「Miyoo mini Plus」

対応エミュレーター

PS1,CPS1/2/3、FBA,GBA,GBC,GB,SFC,FC,MD,SMS,GG,NEOGEO,PCE,WSCなど16種以上

収録ゲーム数

3000以上 ※モデル・販売先によって異なっています。ゲームはmicroSDカードに収録

スペックを比較

RGB10MAX3 Pro」と「ANBERNIC RG353PS」、「Powkiddy RGB30」、「Miyoo mini Plus」のスペックを比較してみました。

「RGB10MAX3 Pro」のスペック

  • ディスプレイ 5インチ、解像度854 x 480 pxのIPS
    ※OCA フルフィット
  • プロセッサ Amlogic A311D
    ※12nm/64bit/6コア/最大2.2GHz/NPU
  • GPU ARM Mali-G52 @ 800 MHz
  • RAM(メモリ)2GB LPDDR4X
  • ストレージ 16GB eMMC
  • 外部ストレージ 32GB/64GB/128GB、microSDカードで最大256GBまで
  • バッテリー 4000 mAh
  • 駆動時間 約8時間
  • 充電 Type-C、5V/2A、時間:3時間
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fiアダプター(別売)で通信可
  • インターフェース USB-C (OTG対応) x1、USB-C (充電のみ) x1、microSDカードスロット x1、3.5mmイヤホンジャック
  • スピーカー 2チャンネル スピーカー、ステレオサウンド
  • ホットキー F1+F2、SEL+STA
  • ボタン A、B、X、Y、L1 / L2、R1 / R2、アナログジョイスティック x2、選択、開始、電源オン
  • ゲームの追加 可能
  • OS Open Source Linux
  • サイズ 183 x 84.5 x 18mm
  • 重量 不明
  • カラー ブルー、グレー、ベージュ

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「ANBERNIC RG353PS」のスペック

  • ディスプレイ 3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
    ※4:3/フル視野角/ゼロ ディスタンス/OCAフルフィット
  • プロセッサ Rockchip RK3566 クアッドコア
    ※22nm/64bit/4コア/Cortex-A55/最大1.8GHz
  • GPU Mali-G52-2EE
  • RAM (メモリ)  1GB LPDDR4
  • ストレージ Linux 16GB TF (システム用・microSDカード・内蔵ストレージは非搭載)
  • 外部ストレージ 16GB (ゲームなし) 、16GB+128GB (4519ゲーム)、16GB+256GB(4318ゲーム)、microSDカードで最大512GBまで拡張可能
  • バッテリー 3500 mAh
  • 駆動時間 6時間 ※省エネ設定、画面の明るさ調整が利用可
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
    ※ネット対戦に対応
  • インターフェース Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック
  • 映像出力 miniHDMI
  • スピーカー 高音質ダブルホーンステレオスピーカー
  • 振動モーター サポート
  • 操作 アナログジョイステック x2、ショルダーボタン R1/R2/L1/L2、A/B/X/Yボタン
  • ソフトウェア Bluetooth ゲームパッドとマルチメディア ネットワーク再生をサポート
  • システム言語 日本語を含むマルチ言語に対応
  • OS Linux
  • サイズ 17.4 x 8.1 x 2.0 cm
  • 重量 209 g
  • カラー グレー、トランスペアレント ホワイト、トランスペアレント パープル

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「Powkiddy RGB30」のスペック

  • ディスプレイ 4.0インチ、解像度720 x 720 pxのLCD IPS
    ※1:1/OCA full fit
  • プロセッサ Rockchip RK3566 Quad-Core 1.8GHz
    ※ARM Cortex-A55
  • GPU Mali-G52-2EE
  • RAM(メモリ) 1GB LPDDR4
  • ストレージ TF1(システム用16GB)、TF2(ゲーム用4GB/16GB/32GB/64GB)
  • 拡張ストレージ TF1(システム用:最大256GB)、TF2(ゲーム用:最大256GB)
  • バッテリー 4100mA
  • 駆動時間 8時間
  • 充電 Type-C (5V-2A)、時間:2時間
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5、Bluetooth
  • インターフェース Type-C (OTG/映像出力/充電)、3.5mmオーディオジャック
  • 映像出力 HD
  • スピーカー 内蔵1W x2キャビティスピーカー
  • ゲームの追加 対応
  • 筐体 ABS樹脂(プラスチック)
  • OS Open Source Linux
  • サイズ 145 x 86.5 x 18mm
  • 重量 207g
  • カラー ホワイト、ブラック、ブルー

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「Miyoo mini Plus」のスペック

  • ディスプレイ 3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPSスクリーン
  • プロセッサ SigmaStar SSD202D x2 Cortex A7@1.2GHz
  • GPU 2D GPU
  • RAM(メモリ) 128MB DDR3
  • ストレージ 64GB (microSD/※販売先によって異なります)
  • 外部ストレージ microSDカードで最大128GBまで拡張可能
  • バッテリー 3000mAh
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi対応
  • インターフェース Type-C、TFカードスロット、3.5mmオーディオジャック
  • スピーカー 本体前面の下部にあり
  • セーブ 対応・最大10レコードまで
  • ゲームの追加 対応
  • 振動(バイブレーション) 対応
  • 言語 英語、中国語
  • OS Linux (Retoroarch)
  • サイズ 93.5 x 65 x 18mm
  • 重量 110g
  • カラー ホワイト、ブラック(透明)、レトロ

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「RGB10MAX3 Pro」のメリット・デメリット

RGB10MAX3 Pro」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・ 5インチのIPS液晶・広視野角でOCAフルフィットに対応

RGB10MAX3 Pro」は5インチで解像度854 x 480 pxのIPSディスプレイを搭載。視野角の広いIPS液晶で、本体とパネルの間に段差がないOCA フルフィットも採用しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は3.5インチのIPS液晶を搭載し、アスペクト比4:3でOCAフルフィットに対応しています。「Powkiddy RGB30」は4.0インチ、解像度720 x 720 pxのLCD IPSスクリーンを搭載しています。「Miyoo mini Plus」は3.5インチで解像度640 x 480 pxのIPSスクリーンを搭載しています。

・2つのジョイスティックレバーとトリガーボタンで快適に操作できる

RGB10MAX3 Pro」は本体に2つのジョイスティックレバーを搭載。本体上部に2つのトリガーボタンも搭載し、快適に操作できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は2つのアナログジョイスティックとショルダーボタン R1/R2/L1/L2、A/B/X/Yボタンで快適に操作できます。「Powkiddy RGB30」は本体に2つのジョイスティックレバーを搭載。本体上部に2つのトリガーボタンも搭載し、快適に操作できます。「Miyoo mini Plus」は背面にショルダーボタンR1/R2/L1/L2を搭載しています。

・ホットキーを搭載

RGB10MAX3 Pro」は本体の前面下側にホットキーを搭載。F1+F2でゲーム終了/メニューに戻る、SEL+STAでメニューを呼び出すなどボタンの同時押しでさまざまな操作を行えるようになっています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」、「Powkiddy RGB30」、「Miyoo mini Plus」はSTAボタンなどを組み合わせたホットキーを搭載していません。

・10種類以上のエミュレーターに対応

RGB10MAX3 Pro」はPSPやニンテンドー64、MAME、ネオジオ、スーパーファミコン、メガドライブ、カプコンCP3など10種類以上のエミュレーターにも対応しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は20種類以上のエミュレーターに対応しています。「Powkiddy RGB30」は数十種類のエミュレーターに対応しています。「Miyoo mini Plus」は16種以上のエミュレーターに対応しています。

・Amlogic A311Dプロセッサ搭載で高速に動作する

RGB10MAX3 Pro」はAmlogic A311Dプロセッサを搭載。12nmプロセスで製造された、6コア、最大2.2GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約13万を記録しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」と「Powkiddy RGB30」はRockchip RK3566 クアッドコアプロセッサ搭載で、Antutuベンチマーク総合で約10万を記録しています。「Miyoo mini Plus」はSigmaStar SSD202D x2プロセッサを搭載しています。

・2GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作

RGB10MAX3 Pro」は2GB LPDDR4Xメモリ搭載で、レトロゲームもスムーズに動作します。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は1GB LPDDR4メモリを搭載し、レトロゲームもスムーズに動作します。「Powkiddy RGB30」は1GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。「Miyoo mini Plus」は128MB DDR3メモリを搭載しています。

・16GB eMMCストレージ搭載で最大256GBまで拡張できる

RGB10MAX3 Pro」はシステム用のストレージを16GB eMMC搭載し、ゲーム用のストレージを32GB/64GB/128GB(microSDカード)を搭載しています。また、最大256GBまで拡張できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は16GBストレージ(システム用)搭載で最大512GBまで拡張できます。「Powkiddy RGB30」はダブルTFカードスロットを搭載し、最大256GBまで拡張できます。「Miyoo mini Plus」は1つのTFカードスロットを搭載し、64GBストレージ (microSD)を搭載しています。

・4000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応

RGB10MAX3 Pro」は4000mAhバッテリーを搭載し、約8時間の駆動が可能です。また、Type-Cポートを利用した充電も利用できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は3500mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Powkiddy RGB30」は4100mAバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Miyoo mini Plus」は3000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

・Wi-Fiアダプター(別売)接続で通信もできる

RGB10MAX3 Pro」は別売のWi-Fiアダプターを用意。接続することで、2.4GHzのワイヤレス通信を利用できます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はネット対戦が可能なWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 4.2に対応しています。「Powkiddy RGB30」はWi-Fi通信、Bluetoothに対応しています。「Miyoo mini Plus」はWi-Fi通信に対応しています。

・OTG対応のUSB-Cポートを搭載

RGB10MAX3 Pro」は充電用のUSB-Cポートの他にOTG対応のUSB-Cポートを搭載。PCと接続して自分で吸い出したゲームを追加することもできます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はOTG対応のType-Cポートを2つ搭載しています。「Powkiddy RGB30」と「Miyoo mini Plus」はOTG対応のType-Cポートを1つ搭載しています。

・2チャンネル スピーカー搭載で立体感のあるステレオサウンドを再生できる

RGB10MAX3 Pro」は2チャンネル スピーカーを搭載。立体的なステレオサウンドでゲームを楽しめます。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は高音質なダブルホーンステレオスピーカーを搭載しています。「Powkiddy RGB30」はデュアルスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生できます。「Miyoo mini Plus」はスピーカーを搭載しています。

・厚さ18mmの薄型軽量デザイン・3色カラーを用意する

RGB10MAX3 Pro」は厚さ18mmの薄型軽量デザインで、ブルー、グレー、ベージュの3色カラーを用意しています。

一方、「ANBERNIC RG353PS」は厚さ2.0cmで重さ209gの薄型軽量デザインで、トランスペアレント ホワイト、トランスペアレント パープルの3色カラーを用意しています。「Powkiddy RGB30」は厚さ18mm、重さ207gで、ホワイト、ブラック、ブルーの3色カラーを用意しています。「Miyoo mini Plus」は厚さ18mmで重さ110gで、ホワイト、ブラック(透明)、レトロなど多数のカラーを用意しています。

・Open Source Linux搭載でゲームの追加もできる

RGB10MAX3 Pro」はOSにOpen Source Linuxを採用し、ゲームの追加も可能です。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はLinux OS搭載で、自分で吸い出したゲームのROMを追加できます。「Powkiddy RGB30」はOpen Source Linuxを採用し、自分で吸い出したゲームのROMを追加できます。「Miyoo mini Plus」はLinux (Retoroarch)搭載でゲームの追加も可能です。

デメリット

・2つのmicroSDカードスロットを搭載していない

RGB10MAX3 Pro」は2つのmicroSDカードスロットを搭載していません。

一方、「ANBERNIC RG353PS」と「Powkiddy RGB30」は2つのmicoSDカードスロットを搭載し、Linuxシステム用(16GB)とゲームのROM用(128GB/256GB)のストレージを分けて使用することが可能です。「Miyoo mini Plus」は1つのTFカードスロットを搭載しています。

・HDMIで映像出力できない

RGB10MAX3 Pro」はHDMIで映像出力できるポートを搭載していません。

一方、「ANBERNIC RG353PS」はminiHDMIポートを搭載。有線で接続することで大画面のテレビや液晶モニーターでゲームを楽しめます。「Powkiddy RGB30」はType-Cポートで、HD映像出力、充電、データの転送ができるようになっています。「Miyoo mini Plus」はminiHDMIで映像出力できません。

「RGB10MAX3 Pro」の評価

RGB10MAX3 Pro」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:×

機能:★★★

デザイン:★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

Powkiddyから発売された「RGB10MAX」シリーズの第3世代モデルになります。本体デザインを刷新し、全体的なスペックも強化されています。

他のLinux携帯ゲーム機と大きく異なるのは、ホットキーが搭載されていること。従来モデルにも複数ボタンの同時押しでさまざまな操作が可能でしたが、「RGB10MAX3 Pro」の場合はホットキーが本体前面の下側にずらりと配置。音量ボタンを合わせると合計6つのボタンが横一列に並ぶという異色のボタン配置になっています。

このホットキーでは例えばF1+F2ボタンでゲーム終了/メニューに戻る、SEL(セレクト)+STA(スタート)ボタンでメニューを呼び出すなど、ボタンの同時押しでさまざまな操作を行えるようになっており、F1+L1/R1、F1+UP/DOWN、F1+LEFT/RIGHTボタンなどの同時押し操作も可能です。

ボタンが本体の前面下側にあることにより、従来モデルよりも格段に操作しやすくなっています。ゲーム機を使う上で頻繁に行う操作が簡単にできるようになっていることで手間が減り、スムーズにゲームプレイできるというのは意外と大きなメリットです。

また、「RGB10MAX3 Pro」はAmlogic A311Dプロセッサを搭載していることも大きな特徴です。このプロセッサはAntutu総合13万ほどでRockchip RK3566よりも3万ほど高いスコアです。NPUというAIのニューラルネットワークにも対応しています。

さらに、「ANBERNIC RG353PS」や「Powkiddy RGB30」の2倍の容量となる2GB LPDDR4Xメモリを搭載。2つのUSB-Cポートポートや2チャンネルのステレオスピーカー、8時間駆動できる4000mAhバッテリーを搭載するなど、なかなかコスパの高いモデルです。

ただし、単体での通信機能は備えていません(Wi-Fiアダプターは装着可能)。HDMIでの映像出力にも対応していないので注意が必要です。

RGB10MAX3 Pro」の発売時の価格はUS $114.99 (日本円で約16,998円)。

Linux搭載のコスパの高い5インチの携帯ゲーム機を探している人におすすめです。

「RGB10MAX3 Pro」の販売・購入先

RGB10MAX3 Pro」は、

AliExpressでUS $114.99 (日本円で約16,998円)、

Powkiddy公式ストアで$114.99 USD、

で販売されています。

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他のゲーム機と比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報、性能、価格などが分かるようになっています。

★DATA FROG「M17」(4インチ・RK3126・EmuELEC 4.3)

★「ANBERNIC RG ARC」(4インチ・円形十字キー・6ボタン)

ANBERNIC RG353PS

Powkiddy RGB30

Miyoo mini Plus

ANBERNIC RG405V」(4.0・タテ・Unisoc T618・Android 12)

Powkiddy X55」(5.5インチ・Linux・RK3566)

ANBERNIC RG Nano」(タテ型・1.54インチ・Linux)

TRIMUI SMART」(2.4インチ・Allwinner S3・21種エミュ)

Retroid Pocket Flip」(4.7インチ・T618・Android 11)

ANBERNIC RG35XX」(3.5タテ・16種以上エミュ・4コア)

Pimax Portal」(5.46インチ・Androidベース・VR拡張)

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