「ANBERNIC RG35XX Plus」と縦型ゲーム機を徹底 比較!

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進化版「ANBERNIC RG35XX Plus」と縦型のゲーム機を比較して紹介!対応ゲーム、収録ゲーム(内蔵ゲーム)タイトル、エミュレーター、バッテリーの交換、カスタムファームウェア(CFW)、メリット・デメリット、「RG35XX」との違い、スペック、評価、詳細な価格情報も掲載しています。

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このページ内の目次

「ANBERNIC RG35XX Plus」が発売開始!

2023年11月25日、中国のゲーム機メーカーANBERNIC(アンバーニック)から、新製品「RG35XX Plus」(アールジー 35 ダブルエックス プラス)が発売されました。

Linux OSを搭載した3.5インチの縦型 エミュレーター ゲーム機(ゲームコンソール、携帯ゲーム機、ハンドヘルドゲーム機)です。

ANBERNICからは2022年12月、「RG35XX」が発売されています。

このゲーム機は「ゲームボーイ風のデザインで使いやすい」、「HDMI映像出力もできる」と評判になりました。

新モデルはその性能を強化つつ、さらに新しい機能が追加されているようです。

もちろん、バッテリー交換カスタムファームウェア(CFW)でアップデートもできますよ。

それでは早速どんなゲーム機なのか、詳しく見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ: NEW ANBERNIC RG35XX Plus

対応ゲーム

ANBERNIC RG35XX Plus」は30種類以上のエミュレーターに対応しています。

対応ゲームは、

PSP、N64(ニンテンドー64)、DC(ドリームキャスト)、GC(ゲームキューブ)、PS1、CPS1/2/3(カプコンアーケード)、

FBA(Final Burn Alpha、ネオジオ)、GBA(ゲームボーイ アドバンス)、GBC(ゲームボーイカラー)、GB(ゲームボーイ)、

SFC(スーパーファミコン)、FC(ファミコン)、MD(メガドライブ)、SMS(セガマスターシステム)、GG(ゲームギア)、

NEOGEO(ネオジオ)、PCE(PCエンジン)、WSC(ワンダースワン)、MSX、Atari(アタリ)、MAME(アーケード)

などです。

レトロアーチ対応なので、エミュレーターを追加したり、吸出しROMのゲームを追加したりすることもできます。

収録ゲームタイトル

蔵されている収録ゲーム(内蔵ゲーム)タイトルの数は64GBで約5千ほど、128GBで約1万ほどです。

販売先によって収録されているゲーム タイトルの数が異なる場合があるので注意してください。

ドリームキャスト

ドリームキャストのゲームはそれほど多くありません。動作自体にほとんど遅延はなく、快適にプレイできます。

Cosmic Smash、Crazy Taxi、Gauntlet Legends、House of the Dead 2. The、Ikaruga、Mavel vs.Capcom 2、

Power Stone、Power Stone 2、Silent Scoope、SoulCalibur、Virtua tennis Sega Professional

PSP

PSPゲームも多くは収録されていません。鉄拳5 で若干 遅延が生じるものの、他は快適に動作します。

Bloons、Bombarman、Castlevania X、Innocent Lite、Mega Man-Maverick Hunter X

Metal Slug XX、Pac-Man Championship Edition、Parasite Evothe 3rd Birthday

Pro Evolution Soccer 2011、Street Fighter Apha 3 Max、tekken 5

他のゲーム機のゲームタイトルは随時 YouTubeの「Burari Akiba」(秋葉原ぶらりのサブチャンネル)で公開していきます。上のゲームタイトル以外のプレイ動画を観たい人はぜひチェックしてみてください。

Burari Akiba – YouTube

エミュレーター

ANBERNIC RG35XX Plus」は30種類のエミュレーターに対応しています。

PSP,N64,DC,GC,PS1,CPS1/2/3、FBA,GBA,GBC,GB,SFC,FC,MD,SMS,GG,NEOGEO,PCE,WSCなど

また、ホーム画面でゲームルーム、もしくはRAゲーム(レトロアーチ)を選択することで、各エミュレーターにアクセスできるようになっています。

ゲームルーム

ゲームルームで表示されるエミュレーターは20種類です。

PS1,Vertical Arcade,CPS1,CPS2,CPS3,NEOGEO,FBneo,MAME,GBA,NES

SENES,SMS,MD,SEGA32X,GBC,GB,PCE,NGPC,GG,WSC

RAゲーム(レトロアーチ)

RAゲーム(レトロアーチ)で表示されるエミュレーターは35種類です。ゲームルームで表示されるエミュレーターとかぶっているものも多数あります。

PSP,OPENBOR,DC,PS,CPS1,CPS1,CPS2,CPS3,NEOGEO,FBneo,H.Brew

MAME,VARCADE,PICO,POKE,Atari2600,VB,GW,GBA,FC,SFC,MD,MD-cd

SEGA32X,SMS,GG,GBC,GB,PCE,PCEcd,NGPC,WSWAN,MSX,ATOMISWAVE、NAOMI

※(PORTS)いくつかのゲームが入っている,(APP)設定項目

他のゲーム機と比較

「GKD Mini Plus」・・・PSP、PS1、NEOGEO、MAME、Lynx、GB、GBA、GBA、PCE、WSC、SMS、POKE MINI、SEGA MD、MD 32、SFC、FC、MD、CDなど多数

「Miyoo mini Plus」・・・PS1,CPS1/2/3、FBA,GBA,GBC,GB,SFC,FC,MD,SMS,GG,NEOGEO,PCE,WSCなど16種以上

「PowKiddy RGB20S」・・・20種類以上 (N64/PS1/CP3CP2/CP1/NEOGEO/GBA/NES/SFC/MD/GBC/GB/NDS/PSP/DC) をサポート

バッテリーの交換

ANBERNIC RG35XX Plus」は裏蓋のネジをプラスドライバーで外すことで、バッテリーを交換することができます。

バッテリーはAliExpressで購入できます。価格は701円でした。

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バッテリーについた白い端子をゲーム機本体にはめ込むだけなので、特に難しくはないです。

価格も安いので、バッテリーが消耗しているのなら交換をおすすめします。

カスタムファームウェア(CFW)

ANBERNIC RG35XX Plus」のカスタムファームウェア(CFW)を利用するには、

まずANBERNICの公式サイトにアクセスし、ファイルをダウンロードします。

ファームウェアについて – anbernic https://jp.anbernic.com/pages/firmware

RG35XX 2024版/RG35XX PLUS-V1.1.5-EN16GB-240712
https://we.tl/t-POzxoHOvP4

次にファイルを解凍し、展開します。

それから、ツール「rufus」を使ってSDカードにファームウェアを書き込みます。

「rufus」ダウンロードリンク:
https://drive.google.com/file/d/11ZBW7u1cv3d1CJ9xzbsL3xpZNKiYsMG7/view?usp=drive_link

最後に、ファームウェアを書き込んだmicroSDカードをTF1に挿入し、本体の電源をONにします。

起動すると、最新のファームウェアが実行されます。

メリット1:3.5インチのIPS液晶が広視野角で見やすい

ANBERNIC RG35XX Plus」は3.5インチで解像度640×480 pxのIPSディスプレイを搭載しています。

このディスプレイは、視野角の広い高精細な画面で、本体と液晶の間に段差がないOCAフルラミネーションも採用しています。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」は3.5インチで解像度640x480pxのIPSディスプレイを搭載しています。

「Miyoo mini Plus」は3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPSスクリーンを搭載しています。

「PowKiddy RGB20S」は3.5インチで解像度640×480 pxのIPS液晶を搭載しています。

メリット2:ショルダーボタン付きで快適に操作できる

ANBERNIC RG35XX Plus」は背面にショルダーボタンを搭載しています。

R1/R2/L1/L2の4つのボタンで快適に操作できます。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」は本体側面にはサイドボタン(R3/L3)を搭載し、快適に操作できます。

「Miyoo mini Plus」と「PowKiddy RGB20S」はショルダーボタンで快適に操作できます。

メリット3:Allwinner  H700プロセッサ搭載で高速に動作

ANBERNIC RG35XX Plus」は1.5GHzで駆動するAllwinner  H700 クアッドコア プロセッサを搭載。ATM70395搭載の前モデル「ANBERNIC RG35XX」よりも高速に動作します。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」はRockchip RK3566 クアッドコアプロセッサを搭載しています。

「Miyoo mini Plus」はSigmaStar SSD202D x2 Cortex A7@1.2GHzを搭載しています。「PowKiddy RGB20S」はRockChip RK3326 クアッドコアプロセッサを搭載しています。

メリット4:1GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作する

ANBERNIC RG35XX Plus」は1GB LPDDR4 メモリを搭載。256MB DDR3メモリ搭載の前モデルよりもスムーズに動作します。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」は1GBメモリを搭載しています。「Miyoo mini Plus」は128MB DDR3メモリを搭載しています。「PowKiddy RGB20S」は1GB DDR3メモリを搭載しています。

メリット5:30種類以上のエミュレーターに対応

ANBERNIC RG35XX Plus」は、30種類以上のエミュレーターに対応。PSPやニンテンドー64、ドリームキャスト、スーパーファミコン、ネオジオ、ゲームボーイ、PS1、カプコン(CPS)、MAME、メガドライブ、PCエンジンなどのレトロゲームも快適にプレイできます。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」は数十種類以上の豊富なエミュレーターを搭載しています。「Miyoo mini Plus」は16種以上のエミュレーターに対応しています。「PowKiddy RGB20S」は20種類以上のエミュレーターに対応しています。

メリット6:3300 mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応

ANBERNIC RG35XX Plus」は3300 mAhバッテリーを搭載し、8時間の駆動が可能です。また、Type-Cポートを介した充電も利用できます。

前モデル「ANBERNIC RG35XX」は7時間駆動できる2600 mAhバッテリーを搭載していました。

新モデルの方が700mAh多いバッテリー容量です。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」は3000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

「Miyoo mini Plus」は3000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

「PowKiddy RGB20S」は3500 mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

バッテリーを交換できる

ANBERNIC RG35XX Plus」は背面のカバーを取り外してバッテリーを交換することができます。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」と「PowKiddy RGB20S」はバッテリー交換ができません。「Miyoo mini Plus」はバッテリーの交換が可能です。

メリット7:2つのTFカードスロットを使える

ANBERNIC RG35XX Plus」は2つのTFカードスロットを搭載し、ゲーム用とシステム用を分けて使用することができます。また、最大512GBまで拡張することもできます。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」はシステム用とゲーム収録用の2つのTFカードスロットを搭載しています。「Miyoo mini Plus」と「PowKiddy RGB20S」は1つのTFカードスロットを搭載しています。

メリット8:Wi-Fi、ストリーミングプレイ対応・Bluetoothも使える

ANBERNIC RG35XX Plus」は新たにWi-Fi通信に対応し、Moolight アプリを利用して、プレステやXBOX、PCなどのストリーミングプレイも利用できます。

また、Bluetooth 4.2に対応し、ワイヤレスのゲームパッドとも接続できます。

前モデル「ANBERNIC RG35XX」はWi-Fi通信に非対応で、ストリーミングプレイができませんでした。また、Bluetoothにも対応していませんでした。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」はWi-Fi通信とBluetoothに対応しています。

「Miyoo mini Plus」はWi-Fi通信に対応しています。

「PowKiddy RGB20S」はWi-Fi(2.4GHz/5GHz)、Bluetoothに対応しています。

メリット9:HDMI映像出力、ワイヤレス投影に対応

ANBERNIC RG35XX Plus」はHDMI映像出力に対応し、外部モニターやテレビなどに有線接続し、大画面でゲームを楽しめます。また、Wi-Fi通信を利用してワイヤレスで映像を出力することもできます。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」と「Miyoo mini Plus」、「PowKiddy RGB20S」はHDMIポートを搭載していません。

メリット10:Hi-Fiスピーカーで高音質なサウンドを再生

ANBERNIC RG35XX Plus」はHi-Fiスピーカーも搭載し、高音質なサウンドを再生できます。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」は1Wステレオスピーカーを内蔵しています。「Miyoo mini Plus」と「PowKiddy RGB20S」はモノラルスピーカーを搭載しています。

メリット11:有線/無線ゲームパッドと接続できる

ANBERNIC RG35XX Plus」はOTG対応のType-Cポートを利用して有線ゲームパッドと接続できます。また、Bluetooth 4.2に対応し、無線ゲームパッドとの接続できます。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」と「PowKiddy RGB20S」、「Miyoo mini Plus」も有線/無線ゲームパッドと接続できます。

メリット12:振動モーターに対応

ANBERNIC RG35XX Plus」は振動モーターに対応し、臨場感のあるバイブレーション効果でゲームを楽しめます。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」と「PowKiddy RGB20S」、「Miyoo mini Plus」は振動モーターを搭載していません。

メリット13:小型軽量デザインで3色カラーを用意

ANBERNIC RG35XX Plus」はサイズ 11.68 x 8.08 x 2.18 cm 、重さ186gの小型デザインで、トランスペアレントブラック/グレー/ホワイトの3色カラーを用意しています。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」は小型軽量ボディで、5色カラーを用意しています。

「Miyoo mini Plus」は厚さ21 mm、重さ172gで、ホワイト、イエロー、ブルーの3色カラーを用意しています。

「PowKiddy RGB20S」は厚さ21mmで重さ172gになっています。

デザインについて

一見、前モデルと変わっていないように見えますが、実は少し大きくなっています。

縦幅は11.7cmから15.5cmに、横幅は8.1cmから9.9cmに、そして厚さは2.0cmから3.8cmに変更されています。

Plus版ということでより容量の多いバッテリーを搭載したからでしょうか?もしかしたら、新たに通信機能を搭載したことも影響しているかもしれませんね。

カラーはトランスペアレントブラック、グレー、ホワイトの3種類です。レトロゲームにピッタリのデザインで、愛着を持って使えそうな感じがします。

※上の文面はThreadsからの引用です。

「ANBERNIC RG35XX Plus」のデザインは下の動画でチェックできます。

Youtubeショート動画でデザインをチェックする

Instagramでデザインをチェックする

メリット14:Linux OS搭載でゲームの追加もできる

ANBERNIC RG35XX Plus」はLinux OS搭載で、自分で吸い出したゲームの追加もできます。

他のゲーム機と比較

一方、「GKD Mini Plus」はMenu OS(「LOVELYCHILD」と「EMUELLECカスタム」の2つのモードを用意)を搭載し、ゲームの追加も可能です。

「Miyoo mini Plus」と「PowKiddy RGB20S」はOpen Source Linux搭載でゲームを追加できます。

「ANBERNIC RG35XX Plus」のデメリット

ANBERNIC RG35XX Plus」のデメリットを紹介します。

デメリット1:ジョイスティックレバーがない

ANBERNIC RG35XX Plus」はジョイスティックレバーが搭載されていません。

シューティングゲームや格闘ゲームなどの微妙な操作がしづらいので不便です。

デメリット2:負荷の高いゲームで遅延が生じることがある

「ANBERNIC RG35XX Plus」はPSPやN64、ドリームキャストなどのゲームに対応していますが、一部のゲームで遅延が生じることがあります。

デメリット3:Androidのゲームをプレイできない

ANBERNIC RG35XX Plus」はLinux OSのため、Androidのゲームはプレイできません。

一方、「GKD Mini Plus」、「Miyoo mini Plus」、「PowKiddy RGB20S」もAndroid のゲームをプレイできません。

「ANBERNIC RG35XX Plus」のスペック

  • ディスプレイ 3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
    ※OCAフルラミネーション/広視野角
  • プロセッサ H700 クアッドコア ARM Cortex-A53, 1.5GHz
  • GPU デュアルコア G31 MP2
  • RAM(メモリ) 1GB LPDDR4
  • ストレージ システム用:64GB TF/MicroSD、ゲーム用:64GB/128GB SD カード
  • 拡張ストレージ microSDカードで最大512GBまで拡張可能
  • バッテリー 3300 mAh ※取り外し・交換が可能
  • 駆動時間 8時間
  • 充電 5V/1.5A、C2C充電器をサポート
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac, 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
  • インターフェース Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック
  • 映像出力 HDMI出力
  • ストリーミング 対応 (Moolight アプリ 対応)
  • ゲームパッド 2.4GHzワイヤレスゲームパッド、有線ゲームパッドをサポート
  • スピーカー Hi-Fi スピーカー
  • 振動モーター サポート
  • ゲームの追加 対応
  • システム言語 日本語、中国語、英語、韓国語、スペイン語
  • OS Linux
  • サイズ 11.68 x 8.08 x 2.18 cm
  • 重量 186 g
  • カラー トランスペアレントブラック/グレー/ホワイト
  • 付属品 USB充電ケーブル、ユーザーマニュアル、スクリーンプロテクター

「ANBERNIC RG35XX Plus」の評価

ANBERNIC RG35XX Plus」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

2022年12月に発売された「ANBERNIC RG35XX」の後継モデルになります。新たにプロセッサを刷新し、全体的なスペックも大幅に強化されています。

プロセッサはATM70395 からH700 クアッドコアに変更し、高速化。メモリは256MB DDR3から1GB LPDDR4へ、バッテリー容量は2100 mAhから3300 mAhに増強されています。また、新たにWi-Fi通信Bluetooth 4.2に対応。ストリーミングプレイ、ワイヤレス投影、ワイヤレスゲームパッドとの接続にも対応しています。

そのほか、30種類以上のエミュレーターに対応し、PSP ゲームもプレイ可能に。前モデルと同じくHi-Fi スピーカー搭載でHDMI映像出力に対応するほか、振動モーターゲームの追加にも対応しています。

全体的なスペックが強化されたことで、前モデルより劇的に使いやすいゲーム機になっています。特に通信機能が追加されたことで、プレステやXBOX、PCのストリーミングプレイが可能になり、より幅広い用途で使えるようになったことが大きいです。

スペック的には「Miyoo mini Plus」や「PowKiddy RGB20S」よりはかなり優れており、「GKD Mini Plus」と同じくらいの性能を持っています。同じ価格帯ならばRG35XX Plusの方が圧倒的にお買い得です。

ANBERNIC RG35XX Plus」の発売時の価格は、$57.99 USD (日本円で約8667円)。

劇的にスペックが向上したわりには、価格が前モデルとそれほど変わっていません。LInux搭載のタテ型携帯ゲーム機で最強のコスパかもしれませんね。通信機能を備えたタテ型の携帯ゲーム機を探している人におすすめです。

「ANBERNIC RG35XX Plus」の価格・販売先

ANBERNIC RG35XX Plus main

ECサイト

Amazonで11,969円、

楽天市場で26,698円(送料無料)、

ヤフーショッピングで13,380円、

AliExpressで8,400円、

米国 Amazon.comで$83.99

で販売されています。

Amazonで「ANBERNIC RG35XX Plus」をチェックする

楽天市場で「ANBERNIC RG35XX」をチェックする

ヤフーショッピングで「ANBERNIC RG35XX」をチェックする

日本ANBERNIC公式サイトで「ANBERNIC RG35XX Plus」をチェックする

AliExpressで「ANBERNIC RG35XX Plus」をチェックする

米国 Amazon.comで「ANBERNIC RG35XX Plus」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似モデルを紹介

ANBERNIC RG35XX Plus」と似た性能を持つゲーム機も販売されています。

「ANBERNIC RG40XXV」

ANBERNICから発売された4インチの携帯ゲーム機です。Linux 64bit OS、Allwinner H700、1GB LPDDR4 メモリ、解像度640 x 480 pxのIPS液晶、64GB ストレージ(TFカード)、3200 mAhバッテリー、高音質スピーカー搭載で、

RGBライト(6種類の調整)、30種類 以上のエミュレーター、HDMI映像出力、ストリーミング プレイ (Moolight アプリ 対応)、振動モーター、ジョイスティックレバー、ショルダーボタン、ダブルTFカードスロット、Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック、Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2 に対応しています。

価格は、AliExpressで8,787円(64GBのみ・64GB+128GBモデルで10,983円、64GB+256GBで13,180円)、米国 Amazon.comで$94.99、です。

関連記事:「ANBERNIC RG40XXV」とRG35XX Plusの違いを解説

「Powkiddy RGB20SX」

Powkiddyから発売された4インチのLinux 携帯ゲーム機です。

RockChip RK3566、1GB DDR4メモリ、IPS液晶 (720 x 720 px )、2つのmicroSDカードスロット、10時間駆動できる5000 mAhバッテリー搭載で、

数十種類以上のエミュレーター(N64・DC・PSPゲームを含む)、2つのジョイスティックレバー、Type-Cポート(OTG)、Wi-Fi(5GHz対応)、Bluetooth、ゲームの追加、セーブ機能に対応しています。

価格は、Amazonで14,999円(税込)、AliExpressで9,933円、米国 Amazon.comで$129.99 (10% OFFクーポン付き) です。

関連記事:4型ゲーム機「Powkiddy RGB20SX」の性能を詳細に解説

「Kinhank K36」

Kinhankから発売された4.3インチのLinux 携帯ゲーム機です。Rockchip RK3326 プロセッサと1GB DDR3L メモリ、解像度 640 x 480 px のIPS液晶、TFカードスロット、3500 mAhバッテリー搭載で、

40種類以上のエミュレーター、16000タイトル(64GB TFカードに収録)ホール効果ジョイスティックレバー、ショルダーボタン、カスタマイズされたキャビティスピーカー、ゲームの追加、セーブ機能、Type-C(OTG)、Tyoe-C(DC充電用)、3.5mm ヘッドホンジャックに対応しています。

価格は、AliExpressで7,368円、米国 Amazon.comで$74.99 (10% OFFクーポン付き)、です。

関連記事:名作遊び放題「Kinhank K36」ゲーム機のメリット・デメリット

「Powkiddy V10」

Powkiddyから発売された3.5インチのLinux 携帯ゲーム機です。Rockchip RK3326、1GB DDR3L、解像度 480 x 320 px のIPS液晶、3000 mAh バッテリー搭載で、Wi-Fi通信、大音量のキャビティスピーカー、ゲームの追加、セーブ・ロード機能、最大256GBまでのストレージ拡張、Type-C(OTG)x1に対応しています。

価格は、Amazonで8,999円(税込)、AliExpressで6,668円、です。

関連記事:激安でも快適「Powkiddy V10」ゲーム機のメリット・デメリット

「GKD Mini Plus」

GKDから発売された3.5インチのGMenu OS 搭載のゲーム機です。Rockchip RK3566、3000mAhバッテリ、サイドボタン搭載で、ミニドック、Wi-Fi、外部ゲームパッドに対応しています。

価格は、Amazonで14,999円、AliExpressでUS $99.77 (日本円で約14912円)、米国 Amazon.comで$159.99です。

関連記事:「GKD Mini Plus」はMiyoo以上か? タテ型の携帯ゲーム機と徹底 比較!

「Miyoo mini Plus」

Miyoo miniから発売された3.5インチのタテ型 携帯ゲーム機です。ARM Cortex A7 1.2GHz、256MB DDR3、3.5インチのIPS液晶、3000 mAhバッテリー、Linux (Retoroarch) OS 搭載で、Wi-Fi通信、振動モーター、ゲームの追加に対応しています。

価格は、Amazonで7,899円(税込・セール価格)、楽天市場で17,945~20,700円、ヤフーショッピングで13,590円、AliExpressで7,491円、米国 Amazon.comで$76.00です。

関連記事:レビュー「Miyoo mini Plus」使って分かったメリット・デメリット

他のANBERNIC ゲーム機と比較

他にもANBERNICのゲーム機が販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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