2023年11月10日に発売された「ANBERNIC RG ARC」と4インチの携帯ゲーム機を徹底 比較!価格や対応エミュレーター、収録ゲーム数、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※Amazon.co.jpで発売されました。
※2023年11月、「ANBERNIC RG35XX Plus」(H700)が発売されました。
「ANBERNIC RG ARC」の特徴
「ANBERNIC RG ARC」の特徴をまとめてみました。
4インチのIPS液晶・円形十字キー・3500mAhバッテリ
「ANBERNIC RG ARC」は4インチで解像度640 x 480 pxのIPSディスプレイを搭載。高精細で広視野角な液晶で、本体とパネルに段差のないOCAフルフィットも採用しています。また、セガサターンのコントローラーに似た円形十字キーを採用。6つのボタンが使える6キーレイアウトや任意の操作に割り当てられるボタンのカスタマイズにも対応しています。
そのほか、3500mAhバッテリーを搭載し、約6時間の駆動が可能。Type-Cポートを介した充電も利用できます。
RK3566・20種エミュ・Android 11+Linux
「ANBERNIC RG ARC」はRockchip RK3566 プロセッサと2GB LPDDR4メモリ(※RG ARC-Sモデルは1GB)を搭載。ストレージはシステム用にeMMC 32GB、ゲーム用に16GB(TF)を搭載しています(※RG ARC-Sモデルは16G TF)。また、20種類以上のエミュレーターに対応。PSPやニンテンドー64、ドリームキャスト、セガサターン、ネオジオ、ゲームボーイアドバンス、MSX、スーパーファミコンなどのゲームがプレイできます。
そのほか、RG ARC-DのみAndroid 11に対応し、Androidのゲームをダウンロードしてプレイすることが可能。Linux OSも利用可能で、自分で吸い出したゲームのROMも追加できます(※RG ARC-SモデルはLinux OSのみ搭載)。
Wi-Fi通信・HDMI出力・ステレオスピーカー
「ANBERNIC RG ARC」は高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンドに対応。オンラインで対戦プレイもできます。また、本体にHDMIポートを搭載。有線でテレビやモニターに接続し、大画面でゲームを楽しめます。そのほか、本体にデュアル ステレオ スピーカーを搭載し、高音質なサウンドを再生することが可能。振動モーターやBluetooth 4.2によるワイヤレス接続も利用できます。
公式ページ: ANBERNIC RG ARC-D/RG ARC-S – anbernic
価格を比較
「ANBERNIC RG ARC」と「Powkiddy RGB30」、「Retroid Pocket Flip」、「ANBERNIC RG405M」の価格を比較してみました。
「ANBERNIC RG ARC」
「ANBERNIC RG ARC」は、Amazonで14,999円(税込・Linux版・16+64GB/Android 11のデュアルOS版は18,999円)、AliExpressでUS $89.99 (日本円で約13211円)、ANBERNIC公式サイトで10,499円(送料別)、米国 Amazon.comで$139.99 (日本円で約20552円)で販売されています。
「Powkiddy RGB30」
「Powkiddy RGB30」は、Amazonで14,999円 (税込・16GB+64GB)、ヤフーショッピングで14,999円(送料無料)、AliExpressでUS $103.71 (日本円で約15,714円)、Powkiddy公式ストアでUS $89.99 (日本円で約13,302円)、米国 Amazon.comで$119.99 (日本円で約18,181円)で販売されています。
「Retroid Pocket Flip」
「Retroid Pocket Flip」は、AliExpressでUS $154.64 (日本円で約23,431円)、米国 Amazon.comで$179.99 (日本円で約27,272円)、Retroid Pocket公式サイトで$164.00 (日本円で約24,850円)、で販売されています。
「ANBERNIC RG405M」
「ANBERNIC RG405M」は、Amazonで26,999円 (税込・ANBERNIC公式)、楽天市場で38,259円(送料無料)、ヤフーショッピングで27,999円(税込・送料無料)、ANBERNIC公式サイトで23,299円、AliExpressでUS $161.03 (日本円で約24,400円)、米国 Amazon.comで$199.99(日本円で約30,303円)で販売されています。
対応エミュレーター・収録ゲーム数を比較
「ANBERNIC RG ARC」と「Powkiddy RGB30」、「Retroid Pocket Flip」、「ANBERNIC RG405M」の対応エミュレーター・収録ゲーム数を比較してみました。
「ANBERNIC RG ARC」
対応エミュレーター
RG ARC-S:20種類以上のエミュレーター / RG ARC-D:20種類以上のエミュレーター
PC移植ゲーム, PSP、DC、SS、PS1、NDS、N64、CPS1、CPS2、FBA、NEOGEO、GBA、GBC、GB、SFC、FC、MD、SMS、GG、MSX、PCE、WSC、WIN、NGG など20種類以上のゲームフォーマットに対応
収録ゲーム数
RG ARC-S: microSDカードにゲームを収録 ※ゲーム数は販売先によって異なります。
RG ARC-D: Androidのゲームをダウンロード またはエミュレーター経由でゲームをプレイ(ほぼ無限)
※ゲームプレイの様子はANBERNIC の公式YouTube動画「RG ARC-D/RG ARC-S: Official Unboxing| ANBERNIC – YouTube」で確認できます。
「Powkiddy RGB30」
対応エミュレーター
MAME/N64/PS/CP3/NEOGEO/GBA/NES/SFC/MD/NDS など数十種類
収録ゲーム数
数千以上 ※販売先によって異なる
「Retroid Pocket Flip」
対応エミュレーター
CPS1/CPS2/CPS3,PSP,PS2,PS1,GENESIS,Dreamcast,Mame,GBA/GBC/GB、Wii、N64、NDS,3DS,FC,FBA,SFC,NES,GC、NEOGEO,NEOGEO Poket,NEOGEO Poket Color,PCE,SMS、MSX,SegaCD,Sega Saturn,Saga Genesis,SMS,SGG,Sega 32x,Sega SG-1000,WS,WSC,Atari Lynx,Atari 7800,Atari 2600,VirtuaBoy,3DOなど41種類以上
※基本的にAndroidのエミュレーターアプリで動作します。Google Playストアにも対応します。
収録ゲーム数
収録ゲーム数 数千以上 ※ダウンロード必須でAndroidエミュレーターアプリを使用します。Google Playストアのゲームもダウンロードできます。
<補足>
Antutuベンチマーク総合で約200,000 <CPU> UNISOC T618
「ANBERNIC RG405M」
対応エミュレーター
PS2,Wii,NGC,3DS,PSP,DC,PS1,NDS,N64,GBA,GBC,GB,SFC,FC,SMSなど20種類以上
収録ゲーム数
128GBで3172ゲーム、256GBで4267ゲーム
<補足>
ANBERNICの公式YouTube動画で「ANBERNIC RG405M」のプレイ動画が多数レビューされています。その動画で、実際にプレイしたPS2やWii、Androidゲーム、ストリーミングプレイの様子が分かるようになっています。
Antutuベンチマークのスコアは総合で約240,000。プロセッサはUNISOC T618です。
スペックを比較
「ANBERNIC RG ARC」と「Powkiddy RGB30」、「Retroid Pocket Flip」、「ANBERNIC RG405M」のスペックを比較してみました。
「ANBERNIC RG ARC」のスペック
- モデル RG ARC-S / RG ARC-D
- ディスプレイ 4インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
※OCA - タッチスクリーン RG ARC-S:無し、RG ARC-D:マルチタッチ
- プロセッサ Rockchip RK3566
※4コア/64 bit/Cortex-A55/1.8GHz - GPU Mali-G52-2EE
- RAM(メモリ)RG ARC-S:LPDDR4 1GB、RG ARC-D:LPDDR4 2GB
- ストレージ RG ARC-S:16G TF、RG ARC-D:16G TF+eMMC 32GB
- TFカード 最大512GBまでのデュアルTFカード
- バッテリー 3500mAh リチウムポリマーバッテリー
- 駆動時間 6時間
- 充電 Type-C
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
- インターフェース Type-C (OTG) x1、miniHDMI x1、TFカードスロット x2、3.5mmオーディオジャック x1
- スピーカー ハイファイ デュアル ステレオ スピーカー
- ソフトウェア RG ARC-S:有線ハンドル機能
RG ARC-D:ワイヤードハンドル機能(Linux)、マルチメディアネットワークプレイが対応される(Android)、ゲームフロントエンド (Android) - 機能 内蔵Wi-Fi オンラインペアリング、Bluetoothハンドル機能、HDMI、振動モーター、3.5mmヘッドホンジャック、省エネ設定、輝度調整
- 言語 日本語を含むマルチ言語に対応
- OS RG ARC-S:Linux、RG ARC-D:Android 11、Linux
- サイズ 19.1 x 8 x 2.2 cm
- 重量 242 g
- カラー RG ARC-S:クリアブラック/クリアブルー、RG ARC-D:ブラック/グレー
- 付属品 USB充電ケーブル、ボックス、説明書、スクリーン プロテクター
関連記事: ANBERNICの携帯ゲーム機が超絶進化で大人気!2022 最新機種 まとめ
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「Powkiddy RGB30」のスペック
- ディスプレイ 4.0インチ、解像度720 x 720 pxのLCD IPS
※1:1/OCA full fit - プロセッサ Rockchip RK3566 Quad-Core 1.8GHz
※ARM Cortex-A55 - GPU Mali-G52-2EE
- RAM(メモリ) 1GB LPDDR4
- ストレージ TF1(システム用16GB)、TF2(ゲーム用4GB/16GB/32GB/64GB)
- 拡張ストレージ TF1(システム用:最大256GB)、TF2(ゲーム用:最大256GB)
- バッテリー 4100mA
- 駆動時間 8時間
- 充電 Type-C (5V-2A)、時間:2時間
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 5、Bluetooth
- インターフェース Type-C (OTG/映像出力/充電)、3.5mmオーディオジャック
- 映像出力 HD
- スピーカー 内蔵1W x2キャビティスピーカー
- ゲームの追加 対応
- 筐体 ABS樹脂(プラスチック)
- OS Open Source Linux
- サイズ 145 x 86.5 x 18mm
- 重量 207g
- カラー ホワイト、ブラック、ブルー
関連記事:「Powkiddy RGB30」画面が斬新? 最新のレトロ携帯ゲーム機と徹底 比較!
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「Retroid Pocket Flip」のスペック
- ディスプレイ 4.7 インチ、解像度 750 x 1334 pxのタッチスクリーン
※最大輝度450nits - プロセッサ Unisoc Tiger T618
※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz - CPU 2*A75@2.0GHz + 6*A55@2.0GHz
- GPU Mali G52 MC2@850MHz
- RAM(メモリ) 4GB LPDDR4x @1866MHz(3733Mbps)
- ストレージ 128GB eMMC 5.1
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 5000mAh
- 充電 急速充電
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
- ストリーミング Moonlightアプリ対応
- インターフェース USB Type-C、microHDMI、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
- 映像出力 HDMI 720P
- スピーカー デュアルスピーカー (1W x2)
- 操作 クリック可能な L3/R3 を備えたホール効果スライダー、アナログトリガー、プログラム可能な M1/M2 ボタン、二重射出成形の ABXY ボタン
- 冷却 アクティブ冷却
- 筐体 プラスチック、折り畳み式
- Google Playストア 対応
- OS Android 11 ※OTAアップデート サポート
- サイズ 139 x 82 x 25.4mm
- 重量 270g
- カラー スポートレッド、ウォーターメロン、ブラック、インディゴ、16bit US
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「ANBERNIC RG405M」のスペック
- ディスプレイ 4インチ、解像度640×480ドットのIPSタッチスクリーン
- プロセッサ UNISOC T618 オクタコア
※12nm/64bit/8コア/2.0GHz - GPU Mali G52-3EE-2コア @850MHz
- RAM(メモリ) 4GB LPDDR4X @1866MHz
- ストレージ 128GB eMMC(システム)
- 外部ストレージ microSD 128GB/256GB (ゲーム用・最大2TBまで拡張可能)
- バッテリー 4500mAh
- 駆動時間 7時間
- 充電 2時間
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
※ストリーミングプレイ(Moonlight)対応 - インターフェース USB Type-C (OTG)、TFカードスロット x1、3.5mmイヤホンジャック
- センサー 6軸ジャイロセンサー
- スピーカー ステレオスピーカー
- 操作 ホールジョイスティック
- ゲームの追加 対応
- システム言語 日本語を含むマルチ言語に対応
- 筐体 アルミニウム合金、CNCプロセス
- OS Android 12
- サイズ 16.3 x 7.6 x 1.59 cm
- 重量 不明
- カラー ブラック、グレー
- 付属品 USB充電ケーブル、ギフトボックス、ユーザーマニュアル、スクリーンプロテクター
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「ANBERNIC RG ARC」のメリット・デメリット
「ANBERNIC RG ARC」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・4インチの高精細なIPS液晶・OCAフルフィットに対応
「ANBERNIC RG ARC」は4インチで解像度640 x 480 pxのIPSディスプレイを搭載。高精細で広視野角な液晶で、本体とパネルに段差のないOCAフルフィットも採用しています。
一方、「Powkiddy RGB30」は4.0インチ、解像度720 x 720 pxのLCD IPSスクリーンを搭載しています。「Retroid Pocket Flip」は4.7 インチで解像度750x1334pxのタッチスクリーンを搭載しています。「ANBERNIC RG405M」は4インチで解像度640×480ドットのHD IPSディスプレイを搭載しています。
・円形十字キーと6キーレイアウトを採用・ボタンのカスタマイズも可能
「ANBERNIC RG ARC」はセガサターンのコントローラーに似た円形十字キーを採用。6つのボタンが使える6キーレイアウトやボタンのカスタマイズにも対応しています。
一方、「Powkiddy RGB30」は本体に2つのジョイスティックレバーを搭載。本体上部に2つのトリガーボタンも搭載し、快適に操作できます。「Retroid Pocket Flip」は高精度なホールスライダーやアナログショルダーボタン、M1/M2 ボタン搭載で快適に操作できます。「ANBERNIC RG405M」は高精度な操作が可能なホールジョイスティックとR1/R2/L1/L2のショルダーボタンで快適に操作できます。
・20種類以上のエミュレーターに対応
「ANBERNIC RG ARC」は20種類以上のエミュレーターに対応。PSPやニンテンドー64、ドリームキャスト、セガサターン、ネオジオ、ゲームボーイアドバンス、MSX、スーパーファミコンなどのゲームがプレイできます。
一方、「Powkiddy RGB30」はPSPやニンテンドー64、ゲームボーイ、スーパーファミコン、ネオジオ、MAME、メガドライブ、カプコン CP3など数十種類以上のエミュレーターに対応しています。「Retroid Pocket Flip」は41種類以上のエミュレーターに対応しています。「ANBERNIC RG405M」は20種類以上のエミュレーターに対応しています。
・Rockchip RK3566 プロセッサ搭載で高速に動作する
「ANBERNIC RG ARC」はRockchip RK3566 プロセッサと2GB LPDDR4メモリ(※RG ARC-Sモデルは1GB)を搭載。22nmプロセスで製造された4コア、4スレッド、最大2.0GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約10万を記録しています。
一方、「Powkiddy RGB30」はRockchip RK3566 クアッドコアプロセッサを搭載しています。「Retroid Pocket Flip」はUnisoc T618 オクタコア プロセッサを搭載し、Antutuベンチマーク総合で約20万を記録しています。「ANBERNIC RG405M」はUNISOC T618 オクタコアプロセッサを搭載しています。
・最大2GB LPDDR4メモリを搭載
「ANBERNIC RG ARC」は2GB LPDDR4メモリ(※RG ARC-Sモデルは1GB)を搭載し、スムーズに動作します。
一方、「Powkiddy RGB30」は1GB LPDDR4メモリ搭載でスムーズに動作します。「Retroid Pocket Flip」と「ANBERNIC RG405M」は4GB LPDDR4メモリを搭載し、スムーズに動作します。
・システム用にeMMC 32GB、ゲーム用に16GB(TF)を搭載
「ANBERNIC RG ARC」はシステム用にeMMC 32GB、ゲーム用に16GB(TF)を搭載しています(※RG ARC-Sモデルは16G TF)。
一方、「Powkiddy RGB30」はダブルTFカードスロットを搭載し、最大256GBまで拡張できます。「Retroid Pocket Flip」は128GB eMMC 5.1で、別売のmicroSDカードで拡張することもできます。「ANBERNIC RG405M」は128GB eMMC(システム用)とmicroSD 128GB/256GB (ゲーム用)を搭載しています。
・3500mAhバッテリー搭載で約6時間の駆動が可能
「ANBERNIC RG ARC」は3500mAhバッテリーを搭載し、約6時間の駆動が可能です。また、Type-Cポートを介した充電も利用できます。
一方、「Powkiddy RGB30」は4100mAバッテリー搭載で8時間 駆動できます。「Retroid Pocket Flip」は5000mAhバッテリー搭載で急速充電に対応しています。「ANBERNIC RG405M」は4500mAhバッテリー搭載で7時間駆動できます。
・Wi-Fi通信に対応・オンライン対戦もできる
「ANBERNIC RG ARC」は高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンドに対応し、オンラインで対戦プレイもできます。
一方、「Powkiddy RGB30」はWi-Fi通信に対応しています。「Retroid Pocket Flip」はWi-Fi 5のデュアルバンドに対応し、Moonlightアプリを利用してプレイステーションやXbox、PC(Steamなど)ゲームをストリーミングしてプレイできます。「ANBERNIC RG405M」はWi-Fi通信でストリーミングプレイできます。
・Bluetooth 4.2に対応
「ANBERNIC RG ARC」はBluetooth 4.2に対応し、周辺機器とスムーズにワイヤレス接続できます。
一方、「Powkiddy RGB30」はBluetoothに対応しています。「Retroid Pocket Flip」はBluetooth 5.0に対応しています。「ANBERNIC RG405M」はBluetooth 5.0をサポートしています。
・HDMIポート搭載でテレビやモニターに映像出力できる
「ANBERNIC RG ARC」は本体にHDMIポートを搭載。有線でテレビやモニターに接続し、大画面でゲームを楽しめます。
一方、「Powkiddy RGB30」はType-Cポートで、HD映像出力、充電、データの転送ができるようになっています。「Retroid Pocket Flip」はHDMIを介した映像出力に対応し、テレビやモニターの大画面でプレイできます。「ANBERNIC RG405M」はHDMIポートを搭載していないため、HDMIの有線で映像出力できません。
・デュアル ステレオ スピーカー搭載で音がいい
「ANBERNIC RG ARC」は本体にデュアル ステレオ スピーカーを搭載し、高音質なサウンドを再生できます。
一方、「Powkiddy RGB30」はデュアルスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生できます。「Retroid Pocket Flip」はデュアルスピーカー搭載で高音質なサウンドを再生できます。「ANBERNIC RG405M」は本体に2つのステレオスピーカーを搭載し、高音質なサウンドを再生できます。
・小型軽量デザイン・2色カラーを用意
「ANBERNIC RG ARC」はサイズ 19.1 x 8 x 2.2 cm、重さ242 gの小型軽量デザインを採用しています。また、カラーはRG ARC-Sがクリアブラック/クリアブルー、RG ARC-Dがブラック/グレーを用意しています。
一方、「Powkiddy RGB30」は厚さ18mm、重さ207gで、ホワイト、ブラック、ブルーの3色カラーを用意しています。「Retroid Pocket Flip」は厚さ25.4mmで重さ270gの折り畳み式ボディで、5色カラーを用意しています。「ANBERNIC RG405M」は厚さ1.59cmのアルミ合金製ボディで、ブラック、グレーの2色カラーを用意しています。
・Android 11とLinux OSの両方使える
「ANBERNIC RG ARC」はRG ARC-DのみAndroid 11に対応し、Androidのゲームをダウンロードしてプレイすることが可能です。また、Linux OSも利用可能で、自分で吸い出したゲームのROMも追加できます(※RG ARC-SモデルはLinux OSのみ搭載)。
一方、「Powkiddy RGB30」はOpen Source Linuxを採用し、自分で吸い出したゲームのROMを追加できます。「Retroid Pocket Flip」はAndroid 11搭載でGoogle playストアに対応しています。「ANBERNIC RG405M」はAndroid 12を搭載し、Androidの人気ゲームもプレイ可能。ブラウザなどのアプリもスマートフォンと同じように利用できます。
デメリット
・冷却システムを搭載していない
「ANBERNIC RG ARC」は冷却システムを搭載していません。
一方、「Retroid Pocket Flip」はヒートシンクを利用したアクティブ冷却に対応し、効率よく熱を排出し、長時間のゲームプレイでもオーバーヒートすることなく安定して動作します。
「Powkiddy RGB30」と「ANBERNIC RG405M」は冷却システムを搭載していません。
・ジョイスティックレバーがない
「ANBERNIC RG ARC」はジョイスティックレバーを搭載していません。
一方、「Powkiddy RGB30」は2つのジョイスティックレバーを搭載しています。「Retroid Pocket Flip」は高精度な2つのホールエフェクトスライダーボタンを搭載しています。「ANBERNIC RG405M」は高精度な操作が可能な、2つのホールジョイスティックを搭載しています。
「ANBERNIC RG ARC」の評価
「ANBERNIC RG ARC」の評価を紹介します。
スペック:★★★
通信:★★★★
機能:★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
ANBERNIC のRGシリーズの最新モデルになります。従来モデルにはなかった新しい十字キーやボタンを搭載し、複雑な操作も簡単にできるようになっています。
最大の特徴はセガサターンのコントローラーに似た円形十字キーとる6キーレイアウトを採用していることです。セガサターンのコントローラーは発売当時から操作性が非常に良いと評判で、現在でも模倣した製品が多数販売されているほど人気が高いコントローラーです。
円形十字キーは「斜めの入力」が非常にしやすく、ストリートファイターの波動拳や昇竜拳などのコマンドも入力しやすいです。また、4ボタンではなく、6ボタンが使える6キーレイアウトを採用したことで、「複数ボタンの同時押し」が非常に楽になります。格闘ゲームのKOFシリーズやバーチャファイター シリーズなどは6ボタンが使えた方が圧倒的に有利になります。
「ANBERNIC RG ARC」のその他のメリットはWi-Fi通信に対応し、オンライン対戦が可能なことです。HDMIポートもあるので、テレビやモニターの大画面でゲームをプレイできます。
ただし、ジョイスティックレバーは搭載されていません。また、プロセッサ性能はUnisoc T618搭載の「Retroid Pocket Flip」や「ANBERNIC RG405M」の方が高いです。
なお、「ANBERNIC RG ARC」には2つのモデル「RG ARC-S」、「RG ARC-D」があり、スペックが異なっています。Androidのゲームもプレイしたい人は「RG ARC-D」の方を、Linuxだけでいい人は「RG ARC-S」を選ぶようにしましょう。
ちなみに自分はレトロゲームだけなので、Linux OSのみプレイできる方を選んでいます。Android搭載モデルはバッテリーの寿命があり、交換もできないので、少し注意が必要です。
「ANBERNIC RG ARC」の発売時の価格は、10,499円(送料別・ANBERNIC公式サイト)。
送料でいくらかかるか分かりませんが、とりあえず1万5千円以内で購入できるでしょう。セガサターン風のコントローラーを搭載した携帯ゲーム機を探している人におすすめです。
「ANBERNIC RG ARC」のデザイン
4インチの小さめのボディで、左側にある円形十字キーが非常に大きく見えて目立っています。
従来モデルはジョイスティックレバーがあったので、その差が歴然としていますね。
また、右側の6つのボタンも独特です。よく見るとやはりセガサターンのコントローラーにそっくりで、かなり意識して作っているようです。
本体サイズは19.1 x 8 x 2.2 cmで、重さは242 g。カラーはRG ARC-Sがクリアブラック/クリアブルーで、RG ARC-Dがブラック/グレーです。製品の写真にはホワイトもあるので、いずれ発売されるのでしょうか?
こんなゲーム機でレトロな格闘ゲームを楽しみたいですね。
※上の文面はThreadsからの引用です。
「ANBERNIC RG ARC」のデザインは下の動画でチェックできます。
⇒ Youtubeショート動画でデザインをチェックする
⇒ Instagramでデザインをチェックする
「ANBERNIC RG ARC」の販売・購入先
「ANBERNIC RG ARC」は、
Amazonで14,999円(税込・Linux版・16+64GB/Android 11のデュアルOS版は18,999円)、
AliExpressでUS $89.99 (日本円で約13211円)、
ANBERNIC公式サイトで10,499円(送料別)、
米国 Amazon.comで$139.99 (日本円で約20552円)、
で販売されています。
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他の携帯ゲーム機と比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報や機能、性能、価格などが分かるようになっています。
★「TRIMUI SMART PRO」(4.96型・Allwinner A133 Plus)
★「ANBERNIC RG35XX Plus」(3.5型タテ・H700・30種エミュ)
★DATA FROG「M17」(4インチ・RK3126・EmuELEC 4.3)
「Powkiddy X28」(5.5型・Android 11・マッピング)
「ANBERNIC RG405V」(4インチ・タテ・T618・Android)
「Powkiddy X55」(5.5インチ・Linux・RK3566)
「ANBERNIC RG353PS」(3.5インチ・Linux・RK3566)
「ANBERNIC RG353V/VS」(3.5型・デュアルOS)
「GPD XP Plus」(6.81型・Dimensity 1200)
「Razer Edge」(6.8型・Snapdragon G3x Gen 1)
他のANBERNICゲーム機と比較
他にもANBERNICのゲーム機が販売されています。ぜひ比較してみてください。
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