「GMKtec NucBox K6」で価格破壊か? 超人気ハイエンド小型PCと徹底 比較!


2023年12月に発売された「GMKtec NucBox K6」と超人気のハイエンド小型PCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2024年2月、「GMK NucBox K5」が発売されました。

※2024年2月17日、「GMKtec NucBox K8」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「GMKtec NucBox K6」の特徴

GMKtec NucBox K6」の特徴をまとめてみました。

Ryzen 7 7840HS・Radeon 780M・32GB DDR5

GMKtec NucBox K6」はAMD Ryzen 7 7840HS プロセッサを搭載。4nmプロセスで製造された8コア16スレッド、最大5.1GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで約3万前後を記録しています。また、AMD Radeon 780M GPU グラフィックスを搭載。GeForce GTX 1650 TiRTX 2050と同等のグラフィック性能を発揮し、Steamなどの人気ゲームもサクサクとプレイできます。

そのほか、32GB DDR5-5600 デュアルチャンネルメモリを搭載。DDR5-4800メモリと比較して約25%、高速に転送できるようになっています。

512GB/1TB M.2 SSD・最大2TB拡張・5つのUSB

GMKtec NucBox K6」はPCIe 4.0 ×4 規格の512GB/1TB M.2 SSD ストレージを搭載。PCIe 3.0のストレージと比較して2倍高速の読み書き速度を実現しています。また、M.2 SSD最大2TBまで拡張することが可能。PCIe 4.0接続もサポートしています。

そのほか、2つのUSB3.2 Gen2 ポートとUSB 3.2 Gen1ポート、USB2.0ポート、USB 4.0 Type-Cポートを搭載。合計5つのUSBポートで外付けHDDなどのUSB機器ともスムーズに接続できます。

USB 4.0ポート・4K 3画面出力・デュアル有線LAN

GMKtec NucBox K6」はUSB 4.0 Type-Cポートを搭載し、40Gbpsの高速転送やPD給電が利用可能。DP1.4の4K映像出力も利用できます。また、4K出力に対応したHDMI 2.1ポートとディスプレイポート1.4 を搭載。USB 4.0 Type-Cポートと組み合わせて3画面出力も利用できます。そのほか、2つLANポートを搭載し、2.5Gギガビット有線LAN通信が利用可能。次世代通信規格「Wi-Fi 6」とBluetooth 5.2も利用できます。

公式ページ: AMD Ryzen 7 7840HS Mini PC–NucBox K6

価格を比較

GMKtec NucBox K6」と「MINISFORUM UM780 XTX」、「Beelink SER7」、「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」の価格を比較してみました。

「GMKtec NucBox K6」

GMKtec NucBox K6」は、Amazonで106,800円(18000 OFFクーポン付き)、楽天市場で126,295円(送料無料)、ヤフーショッピングで113,208円(送料無料)、

GMKtec公式サイトで$579.99 ($150 OFFクーポン適用で実質$429.99、日本円で約61,852円)、AliExpressでUS $439.99 (日本円で約65166円・ベアボーンモデル)、米国 Amazon.comで$749.99 ($150 OFFクーポン付き・32GB+1TBモデル・クーポン適用で日本円で約88863円)で販売されています。

「MINISFORUM UM780 XTX」

MINISFORUM UM780 XTX」は、Amazonで126,980円(32GB+1TB)、楽天市場で117,980~139,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで97,498円、AliExpressでUS $474.78 (日本円で約68,295円)、米国 Amazon.comで$579.99 ($116クーポン付き)、MINISFORUM公式サイトで71,980円(ベアボーンモデル・32GB+1TBモデルが97,590円、64GB+1TBモデルが111,980円)で販売されています。

「Beelink SER7」

Beelink SER7」は、Amazonで108,000円 (税込・Ryzen7 7840HS・32GB+1TB)、楽天市場で120,530円(送料無料)、ヤフーショッピングで127,880円、AliExpressでUS $635.06 (日本円で約91350円)、米国 Amazon.comで$789.00 ($100 クーポン付き)、Beelink公式サイトで101,166円で販売されています。

「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は、Amazonで83,860円(Core i5-13500H・16GB+512GB)、楽天市場で73,350円(送料無料・8GB+256GB)、ヤフーショッピングで73,350円(送料無料・8GB+256GB)、レノボ公式サイトで69,850円(税込・送料無料・Core™ i5-13500H・8GB+256GB)で販売されています。

スペックを比較

GMKtec NucBox K6」と「MINISFORUM UM780 XTX」、「Beelink SER7」、「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」のスペックを比較してみました。

「GMKtec NucBox K6」のスペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 7840HS
    ※4nm/8コア/16スレッド/最大5.1GHz/TDP 35-54W/Zen 4
  • GPU AMD Radeon 780M グラフィックス (2700MHz)
  • RAM(メモリ) 32GB DDR5-5600
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 512GB/1TB M.2 PCIe 4.0 x4 2280
  • 拡張ストレージ 最大2TB (PCIe 4.0 をサポート)
  • 電源 ACアダプター(20V/6A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5Gギガビット、デュアル有線LAN
  • インターフェース USB 4.0 Type-C (40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、USB3.2 (Gen2/10Gbps) x2、USB 3.2 x1、USB 2.0 x1、Displayport x1、HDMI 2.0(4K@60Hz) x1、2.5G 有線LAN(RJ45) x2、ヘッドホンジャック x1、電源ボタン、DCポート、安全ロック
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.1 (4096×2160@60Hz) x1、Type-C (DP1.4) x1、Displayport x1 (4L@60Hz)
  • 冷却システム インテリジェントファン制御、超電導二重タービンの放熱設計、全立体サラウンド式吸気口、静音、防塵設計
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
  • サイズ12.88 x 12.7 x 4.78 cm
  • 重量 不明
  • カラー スティールブルー、スペースブルー
  • 付属品 電源ケーブル x1、電源アダプター x1(19V/6.32A)、HDMIケーブル、VESA ブラケット x1、ユーザーマニュアル x1、ネジセット x1

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「MINISFORUM UM780 XTX」のスペック

  • 型番 EliteMini UM780 XTX
  • プロセッサ Ryzen 7 7840HS
    ※4nm/8コア/16スレッド/最大5.1GHz/TDP 35-54W/Zen 4
  • GPU AMD Radeon 780M グラフィックス (2700MHz)
  • RAM(メモリ) 32GB/64GB DDR5 (デュアルチャンネル)
  • 拡張メモリ 最大96GBまで (SODIMM スロット×2)
  • ストレージ 1TB M.2 2280 PCIe4.0 SSD ×2
  • 拡張スロット PCle 4.0 SSDスロット ×2 ※各8TB、合計最大16TBまで増設可能
    ※マグネット式トップカバー採用
  • 電源 DC 19V(電源アダプター含み)
  • 給電 PD給電(65W-100W)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 M.2 2230 WIFI (Wi-Fi 6E,BlueTooth 5.2)
  • 有線LAN 2500Mbps LAN ×2
  • インターフェース USB 4 (8K@60Hz/Alt PD)×2、USB3.2 Gen2 Type-A ポート ×4、HDMI 2.1 (8K@60Hz) ×1、DP 1.4 (4K@240Hz) ×1、Oculink ポート x1、RJ45 2.5Gギガビットイーサネットポート ×2、オーディオ・ジャック ×1、DMIC ×1、Clear CMOS ×1
  • 映像出力 8K 4画面 出力 対応、HDMI 2.1 (8K@60Hz) ×1、USB4 (8K@60Hz)×2、DP 1.4 (4K@240Hz) ×1
  • オーディオ出力 HDMI ×1/ DP ×1/3.5mm オーディオ・ジャック×1
  • 冷却システム 金属製ヒートパイプ、アクティブヒートシンク(SSD)、液体金属(CPU)
  • VESAマウント 対応(100×100mm規格)
  • バックライトエッチング(DIYエッチング) ホットレッド、ブライト・グリーン、トランキル・ブルー
  • スタンド 付属
  • 筐体の素材 メタル(金属)
  • OS Windows 11
  • サイズ 127×128×47mm
  • 重量 不明
  • カラー ダークグレー

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「Beelink SER7」のスペック

  • プロセッサ Ryzen 7 7840HS
    ※4nm/8コア/16スレッド/最大5.1GHz/TDP 35-54W/Zen 4
  • GPU AMD Radeon 780M グラフィックス (2700MHz)
  • RAM(メモリ) 32GB DDR5 5600MHz ※2スロット、最大64GB
  • ストレージ 1TB M.2 SSD ×2 NVMe PCIe 4.0 2280
  • 拡張ストレージ M.2 SSD PCIe 4.0
    ※M.2スロットから2.5インチスロットに変換する場合はSATA拡張モジュールを購入する必要あり
  • 電源 磁気電源(19V/6.32Aアダプター付き)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ax)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5Gギガビット有線LAN
  • インターフェース USB4 (40Gbps/PD3.0/DP1.4) ×2、Type-C ×1、USB 3.2 ×1、USB 2.0 ×2、DP 1.4 ×1、HDMI 2.1 ×1、 LAN 2.5G ×1、オーディオジャック ×2、DCポート ×1
  • 映像出力 4K 4画面出力(USB4 ×2、Type-C、HDMI)
  • 冷却システム MSCテクノロジー、ベイパーチャンバー、システムファン、SSD ヒートシンク、サイレントファン
  • 静音動作 対応
  • VESAマウント 壁掛けマウント付属
  • 自動電源ON 対応
  • 筐体 天板:メタル(金属)、ABC樹脂(プラスチック)、Metal Air Inlet Mesh(金属製空気入口メッシュ)
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 126 x 113 x 49mm
  • 重量 不明
  • カラー オレンジ、スペースグレー、オブシディアン ブラック、グリーン

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「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」のスペック

  • プロセッサ Intel Core i5-13500H / Core i7-13700H
    ※Core i5-13500H:10nm/12コア/16スレッド/最大4.70 GHz
    ※Core i7-13700H:10nm/14コア/20スレッド/最大5.00 GHz
  • GPU Intel Iris Xe Graphics 13世代
  • RAM(メモリ) 8GB / 16GB DDR4-3200 SDRAM SODIMM
  • 拡張メモリ 最大32GBまで・スロット2 (空 1)
  • ストレージ 256GB / 512GB PCIe NVMe/M.2
  • 拡張スロット M.2 2230 x1 (空 0)、M.2 2280/2242 x2 (空 1)
  • 電源 150W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS® PLATINUM】
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 準拠)、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 1000BASE-T/2.5GBASE-T
  • インターフェース USB3.2 Gen2 Type-C x1、USB3.2 Gen2 x3、USB2.0 x1、Thunderbolt 4 (DisplayPort 出力機能付き) x1、DisplayPort 1.4b x1、HDMI 2.1 x1、イーサネット・コネクター(RJ-45) x1、コンボジャック x1
  • 映像出力 4K 3画面出力(Thunderbolt 4,DisplayPort 1.4b,HDMI 2.1)
  • 最大消費電力 150W
  • OS Windows 11 Home 64bit (日本語版)
  • サイズ 約 195 x 191 x 39mm
  • 重量 約 1.8kg
  • カラー クラウドグレー

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ベンチマークを比較

GMKtec NucBox K6」と「MINISFORUM UM780 XTX」、「Beelink SER7」、「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「GMKtec NucBox K6」

<CPU> Ryzen 7 7840HS

Passmarkによるベンチマークスコアは「28871」(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1872」、マルチコアで「13635」。

<GPU> Radeon 780M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「8000」前後。
※GeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050相当のグラフィック性能を発揮

<プロセッサ性能を解説>

4nmプロセスで製造された8コア、16スレッド、最大5.1GHz駆動のRyzen 7 7840HSプロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークで約3万を記録しています。

ポータブルゲーミングPCに搭載されている「Ryzen 7 7840U」とほぼ同じ性能で非常に高速に動作します。

<グラフィック性能を解説>

GPUにRadeon 780Mを採用し、3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアで約「8000」前後を記録しています。

グラフィックボードのGeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050と同じくらいのグラフィック性能を発揮します。

<ゲーミング性能を解説>

PCゲームのフレームレートは、「CS:GO」がFPS120で、「LOL」がFPS150-174で、「PUBG」がFPS75-95で、「Destiny2」がFPS50-60で、「DOTA2」がFPS105-120で動作することが報告されています。

負荷の高めのPCゲームも快適に動作する性能を持っています。

<総合的な性能を解説>

性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業はもちろん、音楽制作DTMなどでも快適に動作します。

また、Adobeのフォトショップ(Photoshop)、イラストレーター(Illustrator)、Premiere Proなども軽快に動作します。

そのほか、動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍なども快適に動作します。

「MINISFORUM UM780 XTX」

<CPU> Ryzen 7 7840HS

Passmarkによるベンチマークスコアは「29040」(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1872」、マルチコアで「13635」。

<GPU> Radeon 780M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「8000」前後。

「Beelink SER7」

<CPU> Ryzen 7 7840HS

Passmarkによるベンチマークスコアは「29937」(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで「1872」、マルチコアで「13635」。

<GPU> Radeon 780M

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「8000」前後。

「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」

<CPU> Intel Core i5-13500H

Passmarkによるベンチマークスコアは「23333」(CPU)。

Geekbench 6によるベンチマークのスコアはシングルコアで「2387」、マルチコアで「12271」。

<GPU> Intel Iris Xe Graphics 13世代

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4000」前後。

<CPU> Core i7-13700H

Passmarkによるベンチマークスコアは「29146」(CPU)。

Geekbench 6によるベンチマークのスコアはシングルコアで「2572」、マルチコアで「14485」。

<GPU> Intel Iris Xe Graphics 13世代

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「6000」前後。

「GMKtec NucBox K6」のメリット・デメリット

GMKtec NucBox K6」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・32GB DDR5-5600 メモリ搭載で高速に転送できる

GMKtec NucBox K6」は32GB DDR5-5600 デュアルチャンネルメモリを搭載し、DDR5-4800メモリと比較して約25%、高速に転送できるようになっています(※メモリ拡張は64GBまで)。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」は32GB/64GB DDR5 メモリ搭載で最大96GBまで拡張できます。「Beelink SER7」は32GB DDR5 メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は8GB / 16GB DDR4-3200メモリを搭載し、最大32GBまで拡張できます。

・512GB/1TB M.2 SSD ストレージ搭載

GMKtec NucBox K6」はPCIe 4.0 ×4 規格の512GB/1TB M.2 SSD ストレージを搭載。PCIe 3.0のストレージと比較して2倍高速の読み書き速度を実現しています。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」は1TB M.2 SSDストレージを搭載しています。「Beelink SER7」は1TB M.2 SSDストレージを搭載しています。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はNVMe規格のM.2ストレージを256GB / 512GB搭載しています。

・M.2 SSDで最大2TBまで拡張できる

GMKtec NucBox K6」はPCIe 4.0接続規格のM.2 SSDで最大2TBまで拡張できます。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」はM.2 SSDで最大16TBまで増設できます。「Beelink SER7」はM.2の拡張スロットを搭載し、増設も可能です。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は拡張スロットを搭載し、M.2 2280/2242でストレージ容量を増やすことができます。

・合計5つのUSBポートを搭載

GMKtec NucBox K6」は2つのUSB3.2 Gen2 ポートとUSB 3.2 Gen1ポート、USB2.0ポート、USB 4.0 Type-Cポートを搭載。合計5つのUSBポートで外付けHDDなどのUSB機器ともスムーズに接続できます。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」は4つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポートと1つのUSB 4ポートを搭載しています。「Beelink SER7」は1つのUSB 3.2、2つのUSB 2.0、2つのUSB4、1つのType-Cポートを搭載しています。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は3つのUSB3.2 Gen2ポート、1つのUSB2.0ポート、1つのUSB3.2 Gen2 Type-Cポートを搭載しています。

・USB 4.0 Type-Cポートを搭載

GMKtec NucBox K6」はUSB 4.0 Type-Cポートを搭載し、40Gbpsの高速転送やPD給電が利用可能。DP1.4の4K映像出力も利用できます。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」はUSB 4ポート搭載で8K映像出力、PD給電に対応しています。「Beelink SER7」は2つのUSB4ポートを搭載し、40Gbpsの高速転送、PD3.0充電、DP1.4映像出力が利用できます。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はUSB3.2 Gen2 Type-Cポートを搭載しています。

・4K 3画面出力に対応

GMKtec NucBox K6」は4K出力に対応したHDMI 2.1ポートとディスプレイポート1.4 を搭載。USB 4.0 Type-Cポートと組み合わせて3画面出力も利用できます。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」は8K映像出力に対応したUSB 4ポートとHDMI 2.1ポート、4K映像出力に対応したDPポートを組み合わせて4画面出力も利用できます。「Beelink SER7」はHDMI 2.1ポートとDisplayport、2つのUSB4ポートと組み合わせて4K 4画面出力も利用できます。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はDisplayPort 1.4bポートとHDMI 2.1ポート、Thunderbolt 4ポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。

・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応

GMKtec NucBox K6」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続も利用できます。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」は高速Wi-Fi カード(Wi-Fi 6E,BlueTooth 5.2)に対応しています。「Beelink SER7」と「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。

・デュアル ギガビット有線LANに対応

GMKtec NucBox K6」は2つのLANポートを搭載し、それぞれのポートで、2.5Gのギガビット有線LAN通信を利用できます。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」は2.5Gのギガビット デュアル 有線LAN通信に対応しています。「Beelink SER7」と「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は2.5Gギガビット有線LANに対応しています。

・冷却システムを搭載

GMKtec NucBox K6」はインテリジェントな冷却ファン(CPUとSSD用)を搭載し、本体の高熱化を防ぐことができます。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」は金属製ヒートパイプ、アクティブヒートシンク(SSD)、液体金属(CPU)を採用した冷却システムを搭載しています。「Beelink SER7」はMSCテクノロジーを採用した冷却システムを搭載しています。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は冷却システムを搭載していません。

・VESAマウントに対応

GMKtec NucBox K6」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」と「Beelink SER7」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はVESAマウントに対応していません。

・省スペース設計でフレンチグレーカラーを用意

GMKtec NucBox K6」は省スペース設計でフレンチグレーカラーを用意しています。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」はサイズ 127×128×47mmの省スペース設計で、ダークグレーカラーを用意しています。「Beelink SER7」はサイズ 126 x 113 x 49mmの小型デザインで、オレンジ、スペースグレー、オブシディアン ブラック、グリーンの4色カラーを採用しています。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はサイズ 約 195 x 191 x 39mm、重さ約 1.8kgで、クラウドグレー カラーを用意しています。

・Window 11 Pro搭載で新機能も使える

GMKtec NucBox K6」はWindow 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、

「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)

などの新機能が追加されています。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」はWindows 11搭載で新機能も使えるようになっています。「Beelink SER7」はWindows 11 Proを搭載し、新機能が使えるようになっています。「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はWindows 11 Home 64bit (日本語版)を搭載し、新機能も使えるようになっています。

デメリット

・Oculinkポートがない

GMKtec NucBox K6」は外付けのGPUボックスと接続できるOculinkポートを搭載していません。

一方、「MINISFORUM UM780 XTX」はOculinkポートを搭載しています。「Beelink SER7」と「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」はOculinkポートを搭載していません。

・2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張できない

GMKtec NucBox K6」は2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張することができません。

一方、「Beelink SER7」は別売のSATA拡張モジュールを利用することで、2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張することができます。「MINISFORUM UM780 XTX」と「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」は2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張できません。

「GMKtec NucBox K6」の評価

GMKtec NucBox K6」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

GMKtecから発売されたRyzen 7 7840HSプロセッサ搭載のミニPCです。USB 4.0ポートなど豊富なインターフェースを持ち、デュアル ギガビット有線LAN通信も利用できます。

Ryzen 7 7840HSプロセッサはPassmarkのCPUベンチマークで約3万前後を記録。ポータブルゲーミングPCに搭載されている「Ryzen 7 7840U」とほぼ同じ性能で、第13世代のCore i5-13500H搭載の「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」よりも7千ほど高いスコアになります。

また、グラフィック性能はGeForce GTX 1650 Ti/RTX 2050相当で、負荷が高めのPCゲームも快適に動作します。ゲーム用のPCとしても十分に活用できる性能です。

そのほか、USB 4.0ポートやHDMIポート、ディスプレイポート1.4 を搭載し、4K 3画面出力が利用可能。通信面では次世代通信規格「Wi-Fi 6」とBluetooth 5.2デュアル ギガビット有線LANに対応するなど充実しています。

ただし、外付けGPUボックス接続できるOculinkポートは搭載していません(「MINISFORUM UM780 XTX」は搭載)。2.5インチHDD/SSDでの拡張もできない(※「Beelink SER7」は可能)ので、若干 注意が必要です。

GMKtec NucBox K6」の発売時の価格は、$579.99 ($150 OFFクーポン適用で実質$429.99、日本円で約61,852円)。

Ryzen 7 7840HS搭載のミニPCは通常10万円ほどするので、約4万円も安いことになります。これはもう「価格破壊」レベルですね。日本でもこの価格で発売されるのでしょうか?

Ryzen 7 7840HSプロセッサ搭載のハイエンドでコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

「GMKtec NucBox K6」のデザイン

従来のGMKtec NucBoxのデザインを踏襲し、ほぼ正方形に近い形状をしています。

大きさは約12~13cm程度で、片手でもラクラクと持てるコンパクトサイズ。重量は約400~500g程度で持ち運びも簡単です。

カラーは今までのNucBoxシリーズにはない珍しい色で、調べてみると、どうやら「フレンチグレー」のようです。

明るいフレッシュな感じのする色合いで、リビングやオフィスにも自然と溶け込むような感じがします。

※上の文面はThreadsからの引用です。

「GMKtec NucBox K6」のデザインは下の動画でチェックできます。

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「GMKtec NucBox K6」の販売・購入先

GMKtec NucBox K6」は、Amazonで106,800円(18000 OFFクーポン付き)、楽天市場で126,295円(送料無料)、ヤフーショッピングで113,208円(送料無料)、

GMKtec公式サイトで$579.99 ($150 OFFクーポン適用で実質$429.99、日本円で約61,852円)、AliExpressでUS $439.99 (日本円で約65166円・ベアボーンモデル)、米国 Amazon.comで$749.99 ($150 OFFクーポン付き・32GB+1TBモデル・クーポン適用で日本円で約88863円)で販売されています。

Amazonで「GMKtec NucBox K6」をチェックする

楽天市場で「GMKtec NucBox K」をチェックする

ヤフーショッピングで「GMKtec NucBox K6」をチェックする

GMKtec公式サイトで「GMKtec NucBox K6」をチェックする

AliExpressで「GMKtec NucBox」をチェックする

米国 Amazon.comで「GMKtec NucBox K6」をチェックする

 

 

 

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リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「GMKtec NucBox K5」(Ryzen 7 7735HS・4K 3画面出力)

★「GMKtec NucBox K8」(Ryzen 7 8845HS・3画面出力)

★「GEEKOM A7」(Ryzen 9 7940HS・4K 4画面出力)

★「MINISFORUM UM760 Pro」(Ryzen 5 7640HS・8K 4画面)

★「GMKtec NucBox K7」(Core i5-13500H・4K 3画面)

MINISFORUM UM780 XTX

Beelink SER7

Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8

GMKtec NucBox M5」(Ryzen 7 5700U・4K 3画面出力)

MINISFORUM EM680」(超小型・Ryzen 7 6800U・8K 3画面)

Beelink SER6 Max」(Ryzen 7 7735HS・4K 4画面出力)

CHUWI RZBOX」(Ryzen 9 4900H・16GB RAM+512GB)

MinisForum UM773 Lite」(Ryzen 7 7735HS・8K 3画面出力)

MINISFORUM UM790 Pro」(Ryzen 9 7940HS・8K 4画面)

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