11インチの「Redmi Pad SE」とコスパがいいタブレットと徹底 比較!Antutuベンチマーク、原神のFPS、メリット、スペック、デメリット、評価、価格を紹介します。
※2024年6月7日、「Redmi Pad Pro」が発売されました。
※2024年1月、8GB+256GBの「Redmi Pad SE」が発売されました。スペック情報を追記しています。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「Redmi Pad SE」が発売!
2023年9月27日、日本で中国の総合家電メーカー Xiaomi(シャオミ)の新製品「Redmi Pad SE」(レッドミー パッド エス イー)が発売されました。
MIUI Pad 14 OSを搭載した11インチのAndroid タブレットです。
Xiaomiからは2022年10月にHelio G99搭載の「Redmi Pad」が発売され、
「高性能でコスパが高い」と評判になりました。
新モデルはその性能を抑えつつ、さらにコストパフォーマンスを上げた注目のモデルです。
もちろん、原神などのゲームもプレイできますよ。
それでは早速どんなタブレットなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
公式ページ : Redmi Pad SE – Xiaomi Japan
説明書: Redmi Pad SE
Antutuベンチマーク
「Redmi Pad SE」は6nmプロセスで製造された8コア、最大2.4GHz駆動のプロセッサ「Qualcomm Snapdragon 680」を搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約27万 前後を記録しています。
Antutu V10 総合で約270,000 前後
例: Antutu V 10 総合で「275249」、CPUで「90429」、GPUで「49812」、MEMで「65506」、UXで「69502」。
<CPU> Snapdragon 680
同じプロセッサは「Orbic TAB 8 4G」、「OPPO Pad Air」、「CHUWI HiPad Max」、「Lenovo Xiaoxin Pad 2022」、「NEC LAVIE T10」などにも搭載されています。
他のCPUと比較
「Fire HD 10 (2023)」が搭載する8コア 2.05GHzプロセッサ搭載のと比較すると、スコアが約5~9万高くなります。
8コア 2.05GHz・・・Antutu総合で約180,000~220,000
「Lenovo Tab B10 3rd Gen」が搭載するUnisoc T610と比較すると、スコアが約7~9万高くなります。
Unisoc T610・・・Antutu総合で約180,000 ~ 200,000
「Teclast M50 Pro」が搭載するUnisoc T616と比較すると、スコアが約1万高くなります。
Unisoc T616・・・Antutu総合で約260,000
原神とのFPS
Qualcomm Snapdragon 662と似た性能なので、ゲーミング性能もほぼ同じになります。
原神は画質「低」設定で25 FPSで動作します。その他のフォートナイトなどの人気ゲームもプレイできます。
各ゲームタイトルのフレームレートを測定すると、以下のようになります。
原神 Genshin Impact・・・25 FPS
PUBG Mobile・・・28 FPS
Call of Duty: Mobile・・・30 FPS
フォートナイト Fortnite・・・26 FPS
Shadowgun Legends・・・54 FPS
World of Tanks Blitz・・・59 FPS
Mobile Legends: Bang Bang・・・30 FPS
そのほか、「ウマ娘」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」や「HIT : The World」、「Call of Duty: Warzone Mobile」、「PUBGモバイル」、「マインクラフト」などのゲームも動作します。
総合的な性能
性能的には動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、写真撮影などで快適に使用できます。
Androidの3Dゲームは一部の非常に負荷の高いものを除いて、ほぼすべて快適に動作します。また、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。
メリット
「Redmi Pad SE」のメリット(特徴)を紹介します。
11インチのフルHDディスプレイ
「Redmi Pad SE」は11インチで解像度1920 x 1200ドットのディスプレイを搭載。輝度400nit、画面占有率84.4 %の明るくワイドなフルHD液晶で、1670万色の色表示、TÜV Rheinland 認証の低ブルーライト認証、TUV Rheinland フリッカーフリー認証にも対応しています。
一方、「Fire HD 10 (2023)」は10.1インチで解像度1920 x 1200 pxのIPSディスプレイを搭載しています。「Lenovo Tab B10 3rd Gen」は10.1インチ、解像度1920 x 1200 ドットのワイドIPSディスプレイを搭載し、10点マルチタッチとブルーライト低減に対応しています。「Teclast M50 Pro」は10.1インチで解像度1920 x 1200 ドットのIPSディスプレイ搭載でより鮮やかでリアルな色表示が可能な「T-Colour 2.0」に対応しています。
リフレッシュレート 最大90Hzに対応
「Redmi Pad SE」はリフレッシュレート90Hzに対応し、遅延なくより滑らかに映像を再生することが可能。タッチサンプリングレート最大180 Hzに対応し、より高速なタッチ入力も利用できます。
一方、「Teclast M50 Pro」はより高速なタッチ入力が可能なタッチサンプリングレート120Hzに対応しています。「Fire HD 10 (2023)」と「Lenovo Tab B10 3rd Gen」はリフレッシュレート 最大90Hzとタッチサンプリングレート 最大 180 Hzに対応していません。
LPDDR4X メモリ搭載でスムーズに動作
「Redmi Pad SE」は4GB/6GB LPDDR4X メモリ搭載でスムーズに動作します。
一方、「Fire HD 10 (2023)」は3GBメモリ搭載でスムーズに動作します。「Lenovo Tab B10 3rd Gen」は3GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作します。「Teclast M50 Pro」は8GB LPDDR4Xメモリ搭載で最大16GBまで拡張できます。
128GB ストレージで最大1TBまで拡張できる
「Redmi Pad SE」はストレージは128GB eMMC 5.1で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。
一方、「Fire HD 10 (2023)」は32/64GBストレージ搭載で、microSDカードで最大1TBまで拡張できます。「Lenovo Tab B10 3rd Gen」は32GB eMCPストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで拡張できます。「Teclast M50 Pro」は256GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。
長持ち 8000mAhバッテリー
「Redmi Pad SE」は8000mAhバッテリーを搭載し、スタンバイで43日間、音楽で219時間、動画再生で14時間駆動することが可能。Type-Cポートを介して10W充電も利用できます。
一方、「Fire HD 10 (2023)」は通常使用で13時間駆動するバッテリー搭載でUSB-C充電に対応しています。「Lenovo Tab B10 3rd Gen」は約9時間動作する5000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Teclast M50 Pro」は6000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。
背面8MPカメラと前面5MPカメラ
「Redmi Pad SE」は背面に8MPのメインカメラを搭載し、1080Pの動画撮影が可能です。前面には5MPのフロントカメラを搭載し、ビデオ通話やオンライン会議、授業、チャットなどに活用できます。
一方、「Fire HD 10 (2023)」は背面5MPカメラと前面5MPカメラを搭載しています。「Lenovo Tab B10 3rd Gen」は背面8MPカメラ(AF対応)と前面5MPカメラを搭載しています。「Teclast M50 Pro」は背面13MPカメラ(AF、フラッシュ対応)と前面5MPカメラを搭載しています。
Wi-Fi 5とBluetooth 5.0に対応
「Redmi Pad SE」は高速で途切れにくいWi-Fi 5に対応しています。また、Bluetooth 5.0によるワイヤレス接続に対応し、周辺機器とスムーズに接続できます。
一方、「Fire HD 10 (2023)」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.2に対応しています。「Lenovo Tab B10 3rd Gen」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0に対応しています。「Teclast M50 Pro」はWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
クアッドスピーカーでDolby Atmosに対応
「Redmi Pad SE」は本体にDolby Atmos対応のクアッドスピーカーを搭載し、臨場感のあるサウンドを再生できます。
一方、「Fire HD 10 (2023)」はデュアル ステレオスピーカーを搭載し、Dolby Atmos対応で臨場感のあるサウンドを楽しめます。「Lenovo Tab B10 3rd Gen」はデュアルスピーカー搭載でドルビーアトモスに対応しています。「Teclast M50 Pro」はクアッド ステレオスピーカー搭載でMomentum Ⅲ オーディオシステムに対応しています。
AI 顔認証に対応
「Redmi Pad SE」はAI 顔認証に対応し、安全かつスピーディにログインできます。
一方、「Teclast M50 Pro」は顔認証に対応し、安全かつスピーディにログインできます。「Fire HD 10 (2023)」と「Lenovo Tab B10 3rd Gen」は顔認証に対応していません。
厚さ7.36mmで重さ445g・3色カラー
「Redmi Pad SE」は厚さ7.36mmで重さ445gの薄型軽量デザインで、ミントグリーン、グラファイトグレー、ラベンダーパープルの3色カラーを用意しています。
一方、「Fire HD 10 (2023)」は厚さ8.6mm、重さ434gの薄型軽量デザインで、ブラック、ブルー、パープルの3色カラーを用意しています。「Lenovo Tab B10 3rd Gen」は厚さ8.5mmで重さ約460gのアルミ合金製で、ストームグレー カラーを用意しています。「Teclast M50 Pro」は厚さ7.8mmで重さ435gの薄型軽量デザインで、アクア カラーを用意しています。
Android 13 ベースの MIUI Pad 14
「Redmi Pad SE」はAndroid 13 ベースの MIUI Pad 14を搭載し、複数ウィンドウを使ったマルチタスクやドラッグ アンド ドロップによる情報共有機能、ゲームのクイック スタート機能などの新機能も利用できます。
また、Android 13には、
テーマ別アイコンデザイン(サードパーティ製アプリを含む)、クイック設定の変更(ボタンの位置変更・タイル数の増加・不要な実行中アプリを停止)、ホーム画面のカスタマイズ、メディアコントロール(音楽でデザインが変化)、テキストのコピーツール、アプリごとの言語設定、おやすみ時間モードのカスタマイズ(設定項目が増加)、「バイブレーションとハプティクス」(通話のバイブレーションなどの設定項目が追加)、
通知の制御(ユーザーに許可を求める)、クリップボード履歴の自動消去、特定の写真や動画のみにアクセスを許可、空間オーディオ、Bluetooth LE Audio(音楽を他のユーザーと共有)、Chromebookとの連携、端末間でコピー&ペースト、タブレットのマルチタスク、手のひらとスタイラスペンの別タッチ登録
などの機能が追加されています。
一方、「Fire HD 10 (2023)」はOSにFire OSを搭載し、Amazonアプリストアからアプリをダウンロードできるほか、2画面表示機能やバッテリーセーバー(低電力モード)なども利用できます。「Lenovo Tab B10 3rd Gen」はAndroid 12を搭載し、3年間のセキュリティアップデートと2回のOSアップグレードが提供されます。「Teclast M50 Pro」はAndroid 13を搭載し、新機能も使えるようになっています。
価格を比較
「Redmi Pad SE」と「Fire HD 10 (2023)」、「Lenovo Tab B10 3rd Gen」、「Teclast M50 Pro」の価格を比較してみました。
「Redmi Pad SE」
「Redmi Pad SE」は、Amazonで21,800円(税込・4GB+128GBモデル/6GB+128GBモデルは32,800円/8GB+256GBモデルは31,840円)、楽天市場で21,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで21,780円(送料無料)、Xiaomi公式ストアで21,800円(税込)、AliExpressでUS $197.50 (日本円で約29924円)、米国 Amazon.comで$172.00 (日本円で約26060円)で販売されています。
「Fire HD 10 (2023)」
「Fire HD 10 (2023)」は、Amazonで13,980円 (税込・セール価格・64GBモデルは17,980円)、楽天市場で13,979円(送料無料)、ヤフーショッピングで13,980円、米国 Amazon.comで$94.99 (日本円で約14197円)、で販売されています。
「Lenovo Tab B10 3rd Gen」
「Lenovo Tab B10 3rd Gen」は、Amazonで23,600円 (税込・4000円OFFクーポン付き)、楽天市場で24,350円(送料無料・ZAAE0115JP)、ヤフーショッピングで24,350円(税込・送料無料)、レノボ公式サイトで23,870円(税込・送料無料)で販売されています。
「Teclast M50 Pro」
「Teclast M50 Pro」は、Amazonで29,900円(税込・9200円 OFFクーポン付き)、楽天市場で38,261円(送料無料)、AliExpressでUS $146.40 (日本円で約21,882円)で販売されています。
スペック
- ディスプレイ 11インチ、解像度1920 x 1200ドット
- 液晶の特徴 FHD/207 ppi/輝度400nits/画面占有率84.4 %/コントラスト比:1500:1/色域 70 % NTSC/色深度 8 ビット/1670 万色/TÜV Rheinland 低ブルーライト認証/TÜV Rheinland フリッカーフリー認証
- リフレッシュレート 最大90Hz
- タッチサンプリングレート 最大 180 Hz
- プロセッサ Qualcomm Snapdragon 680
※6nm/64bit/8コア/最大2.4GHz - CPU 4 × Cortex-A73 2.4 GHz + 4 × Cortex-A53 1.9 GHz
- GPU Adreno 610
- RAM(メモリ) 4GB/6GB/8GB LPDDR4X
- 拡張メモリ +3GBで最大7GB/9GBまで拡張可
- ストレージ 128GB/256GB eMMC 5.1
- 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
- バッテリー 8000 mAh
- 駆動時間 スタンバイで43日間、音楽で219時間、動画再生で14時間
- 充電 10W急速充電、USB Type-C
- 背面カメラ 8MP ※f/2.0、1.12 μm ピクセルサイズ
- 前面カメラ 5MP ※f/2.2、1.12 μm ピクセルサイズ
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (デュアルバンド・2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0 (AAC / LDAC / LHDC)
- インターフェース USB-C (OTG)
- センサー バーチャル環境光センサー、加速度計、ホールセンサー
- スピーカー クアッドスピーカー
- オーディオ Dolby Atmos対応、ハイレゾオーディオ、3.5 mm ヘッドホンジャック
- 生体認証 AI 顔認証 ロック解除
- 筐体 アルミニウム合金ユニボディデザイン
- OS Android 13 ベースの MIUI Pad 14 ※Google Playストア対応
- サイズ 255.53 x 167.08 x 7.36 mm
- 重量 445g
- カラー ミントグリーン、グラファイトグレー、ラベンダーパープル
- 付属品 AC アダプタ(試供品)、USB Type-C ケーブル(試供品)、クイックスタートガイド、保証に関するお知らせ、SD 取り出しツール(試供品)
デメリット
「Redmi Pad SE」のデメリットを紹介します。
専用のスタイラスペンを用意していない
「Redmi Pad SE」は専用スタイラスペンを用意していません。市販のものは利用できます。
一方、「Fire HD 10 (2023)」はUSI2.0対応のスタイラスペン「Made for Amazon認定スタイラスペン」を用意。筆圧4096段階でスムーズに手書き入力できます。「Lenovo Tab B10 3rd Gen」と「Teclast M50 Pro」は専用の筆圧スタイラスペンを用意していません。
4G LET通信に対応していない
「Redmi Pad SE」は単体で通信できる4G LET通信に対応していません。
一方、「Teclast M50 Pro」はSIMフリーの4G LET通信に対応し、単体で通信できます。「Fire HD 10 (2023)」と「Lenovo Tab B10 3rd Gen」は4G LET通信に対応していません。
評価
「Redmi Pad SE」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★
機能:★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
2022年10月に発売された「Redmi Pad」の廉価版モデルです。低価格なモデルながらも十分なスペックを持ち、初心者でも使いやすいタブレットになっています。
プロセッサはQualcomm Snapdragon 680で、Antutuベンチマーク総合で約27万ほど。ちょうどUnisoc T616搭載の「Teclast M50 Pro」と同じくらいのスコアで、ゲームや動画視聴などでも快適に動作します。
また、4GB/6GB LPDDR4Xメモリと128GB eMMC 5.1ストレージを搭載。「Fire HD 10 (2023)」(3GB+32/64GB)や「Lenovo Tab B10 3rd Gen」(3GB+32GB)よりも多いメモリ容量とストレージ容量を搭載しています。
そのほか、8MP/5MPカメラやDolby Atmos対応のクアッドスピーカーを搭載。AI 顔認証やリフレッシュレート90Hz、タッチサンプリングレート最大180 Hzに対応するなどコスパが非常に高い仕様になっています。
ただし、「Teclast M50 Pro」のようにメモリ拡張に対応していません。Widevine L1にも対応していないので若干 注意が必要です。
「Redmi Pad SE」の発売時の価格は21,800円。
「Fire HD 10 (2023)」よりも少し高いですが、十分なスペック、機能で使い勝手は非常にいいでしょう。Snapdragon 680を搭載したコスパの高いAndroid 13タブレットを探している人におすすめです。
販売・購入先
「Redmi Pad SE」は、
Amazonで21,800円(税込・4GB+128GBモデル/6GB+128GBモデルは32,800円/8GB+256GBモデルは31,840円)、
楽天市場で21,800円(送料無料)、
ヤフーショッピングで21,780円(送料無料)、
Xiaomi公式ストアで21,800円(税込)、
AliExpressでUS $197.50 (日本円で約29924円)、
米国 Amazon.comで$172.00 (日本円で約26060円)、
で販売されています。
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