7:5の高精細な画面をもつタブレット「OPPO Pad Neo」。早くも「わずか6.9mmの薄さで持ち歩きも便利そう」と評判です。
しかし、その一方で「もっと安いタブレットで十分なのでは?」という口コミがあり、購入を迷っている人も多くいるようです。
そこで今回はその性能がよく分かるように、次の7点を重点的に解説
- デザイン(接続ポート・サイズ・重量・カラー)
- ディスプレイ・リフレッシュレート
- プロセッサ(Helio G99、Antutu、ゲーム性能)
- メモリ・ストレージ
- バッテリー・充電
- カメラ性能
- OSと機能(ColorOS 13、ジェスチャー、タスクバー)
また、前モデル「OPPO Pad 2」や「OPPO Pad Air」との違いも分かるように紹介!7:5の画面の見え方、Antutuベンチマーク、ゲーム性能、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「OPPO Pad Neo」日本で発売へ・7:5の異色の画面比率で充電スピードが高速
OPPOから新しいタブレット「OPPO Pad Neo」が発表されました。日本向けタブレットは2023年10月20日に発売された「OPPO Pad 2」以来で、かなり久しぶりですね。
新モデルはAndroid 13ベースのColorOS 13搭載で、発売日は2024年12月12日です。現在、Amazon、楽天市場などのECサイトで予約受付が始まっています。
「OPPO Pad Neo」とは?
「OPPO Pad Neo」(オッポ パッド ネオ)は中国 OPPOから発売された11.4インチのAndroid タブレットです。
2.4Kの圧倒的に高解像度の美しい映像を再生できるほか、なんと7:5という珍しい画面比率を採用しています。
また、大迫力サウンドを再生できるクアッドスピーカー搭載でDolby Atmosサウンドにも対応。
大容量8000 mAhバッテリーで長時間の動画視聴もできるほか、OPPO独自の33W SUPERVOOC 急速充電で短時間で充電を完了できます。
筐体はアルミ合金製で、厚さはわずか6.9mm。スペースグレーのスタイリッシュなデザインで持ち運びも便利です。
もちろん、MediaTek Helio G99 プロセッサ搭載で、原神、鳴潮(めいちょう)などのゲームもプレイできますよ。
それでは早速どんなタブレットなのか、その価格や特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。
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公式ページ:OPPO Pad Neo | オッポ
価格をチェック・ライバル機よりもお買い得か?
新モデル「OPPO Pad Neo」は現在、Amazonで40,727円(税込・単品)で販売されています。
ケースセットは43,207円ですが、2480円 OFFの割引クーポン付いているため、40,727円となり、
実質ケースが無料で付属することになっています。
一方、2023年10月20日に発売された、11.6インチの前モデル「OPPO Pad 2」(Android 13ベース)は楽天市場で89,800円(送料無料)で発売されていました。
こちらはDimensity 9000搭載で超高速に動作するほか、最大144Hzの超高精細なディスプレイ(解像度2800×2000ピクセル)を搭載するなど、
ハイエンドな仕様で人気がありました。
また、2022年9月30日に発売された「OPPO Pad Air」はAmazonで26,038円(税込・セール価格)で発売中です。
こちらも薄さ6.9mm、重量440gの薄型軽量ボディで、Snapdragon 680プロセッサと高精細な2Kディスプレイ搭載で人気がありました。
シャオミタブレットの価格は?
他メーカーでは2024年6月中旬に発売された12.1インチの「POCO Pad」がAmazonで39,980円(セール価格)で発売中です。
こちらは Snapdragon 7s Gen 2プロセッサと、2.5KのLCD液晶搭載で、充電スピード(33W急速充電)も速く、新モデルと共通している点が多いです。
また、POCO Padとほぼスペックが同じのシャオミ「Redmi Pad Pro」は楽天市場で41,800円で発売中です。
Helio G99タブレットの価格は?
レノボから発売された11.5型のタブレット「Lenovo Tab Plus」がAmazonで39,770円(税込・セール価格)で発売中です。
こちらは8つのJBLスピーカーを搭載するなど音楽に特化した仕様になっています。
また、11型タブレット「UMIDIGI G7 Tab Pro」がAmazonで25,520円(税込)で発売中です。
Helio G99タブレット搭載のタブレットはこの他に、11インチで「Ulefone Tab A11 Pro」、「Acer E10 ETPad」、
12インチで「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」、「DOOGEE T40 Pro」などが発売され、
いずれもAmazonでセール販売中です。
Snapdragon 685もねらい目
Helio G99の性能に近い性能をもつSnapdragon 685搭載のNEC「LAVIE Tab T11(T1175/JAS)」も楽天市場で65,780円(税込)で発売中です。
こちらはアクションキー、NFC決済、PCのセカンドモニターになるつながる!LAVIE for Androidなど機能が豊富です。
また、12インチで2Kディスプレイを搭載した「N-one Npad Ultra」はAmazonで24,639円で発売中です。
デザインをチェック!厚さや重さ、接続ポート、カバーも確認
新モデル「OPPO Pad Neo」はシンプルながらも洗練されたデザインが魅力です。
11.4インチながらも、厚さ6.9 mmと非常に薄く、携帯性に優れているため、
オフィスなどのビジネスシーンでの使用にも最適です。
また、アルミ合金製のエレガントでスタイリッシュなスペースグレーのカラーは、
ビジネスパーソンにふさわしい落ち着きと高級感を醸し出しています。
背面はどうなってる?
背面の端、中央にはカメラのレンズが配置されています。通常のタブレットよりも大きく目立ちますが、あまり出っ張ってはいません。
背面の中央にはロゴがあり、グレーのツートーンカラーで、さりげなくオシャレさも演出しています。
接続ポートは何がある?イヤホンジャックは?
接続ポートはUSB Type-Cポート(OTG対応)のみのシンプルな構成です。このポートは充電だけでなく、PCへのデータ転送やキーボードやマウス、USBメモリなどの周辺機器の接続に利用できます。
ただし、Type-CからHDMI映像出力はできないので注意してください。
また、3.5mm イヤホンジャックは搭載されていません。有線イヤホンを使用する場合は、USB Type-Cポートに接続するタイプのイヤホンまたは変換アダプターが必要となります。
<サイズ・重量を比較>
- 1.「OPPO Pad Neo」・・・約255 x 188 x 6.9 mm / 538 g
- 2.「OPPO Pad 2」・・・258 x 189.4 x 6.5 mm / 552 g
- 3.「OPPO Pad Air」・・・252.2 x 163.8 x 6.99 mm / 440g
- 4.「OPPO Pad」・・・252.2 x 163.8 x 7.1 mm / 507 g
純正カバーはあるか?
純正カバーとしてOPPO Pad Neo専用スマートカバー が用意されています。このカバーは本体の薄さを損なわない軽量でスリムなデザインを採用しています。
また、カバーを折りたたむことで自立できるスタンド機能や、カバーを開閉することで、タブレットの画面を自動的にオン/オフするオートスリープ機能も備えています。
素材は耐久性があり、手触りの良いTPUレザー素材で、カラーはグレーを用意しています。
純正キーボードはあるか?
残念ながら純正キーボードは用意されていません。OPPO Pad Neoでキーボードを使用したい場合は、Bluetooth接続の外部キーボードを利用する必要があります。
ECサイトには様々なBluetoothキーボードが販売されているので、好みのものを選択できます。
ディスプレイ性能を確認・7:5はどのように見えるのかもチェック
新モデル「OPPO Pad Neo」は11.4インチの大画面と7:5のアスペクト比で、
ビジネス文書やWebページを見やすく閲覧できるというメリットがあります。
解像度は2408 x 1720 ドットで、2.4Kの圧倒的な高精細な映像を実現。
色域 96% NTSC、色彩深度 10億色の息をのむほどの鮮やかな色彩表現で、
プレゼンテーション資料を美しく表示するのにも最適です。
そのほか、TUV認証のブルーライト軽減機能を搭載。
暖色から寒色までを自動調整する色域温度調整 機能も採用し、目の疲れを最大限 軽減してくれます。
アスペクト比7:5はどのように見えるか?
実機を見ると、スマートフォンやPCモニターで採用されている一般的な16:9よりも縦長で、正方形に近い形をしていました。
縦に少し長いので、Webページやドキュメントなど、縦に長いコンテンツを表示するのに適しています。
キーボードを使って、Officeアプリで文書作成をするのにも最適ですね。
また、正方形に近いので、写真やイラストなどもバランスよく表示できます。
インスタグラムの1:1の正方形の比率を扱う写真とは、相性が非常に良いと感じました。
<ディスプレイを比較>
- 1.「OPPO Pad Neo」・・・11.4インチ、解像度 2408 x 1720 ドットのLCD (LTPS)
- 2.「OPPO Pad 2」・・・11.61インチ、解像度2000 x 2800 pxのLTPS(7:5)
- 3.「OPPO Pad Air」・・・ 10.36インチ、解像度2000×1200 ドットのLCD(15:9)
- 4.「OPPO Pad」・・・11インチ、解像度1600 x 2560 pxのLCD(16:10)
リフレッシュレートは?
新モデル「OPPO Pad Neo」はリフレッシュレート 最大90Hzに対応し、1秒間に画面が90回書き換わる滑らかで、残像間の少ない映像を再生できます。
そのため、WebページやSNSのタイムラインをスクロールする際、より滑らかで自然な動きになります。
もちろん、動きの速い動画やゲームでも、残像感が少なくなり、よりクリアな映像を楽しめます。
なお、新モデル「OPPO Pad Neo」はタッチサンプリングレート 最大180Hzにも対応し、
高速なタッチ入力も可能になっています。
<リフレッシュレートとタッチサンプリングレートを比較>
- 1.「OPPO Pad Neo」・・・90Hz / 最大180Hz
- 2.「OPPO Pad 2」・・・144Hz / 最大144Hz
- 3.「OPPO Pad Air」・・・60Hz / 最大120Hz
- 4.「OPPO Pad」・・・120Hz / 120Hz
Widevine L1に対応しているか?
新モデル「OPPO Pad Neo」はDRM(デジタル著作権管理)技術「Widevine L1」に対応しています。
そのため、NETFLIX、Hulu、Prime Vedeo、Disney+などの対応する動画配信サービスで、1080Pの高画質な映像を視聴できます。
プロセッサ性能を確認・日常使いで快適か?ゲーム性能は?
新モデル「OPPO Pad Neo」はMediaTek Helio G99プロセッサを搭載し、日常的な用途に十分な処理能力を備えています。
Webでの調べものや動画視聴、音楽再生、電子書籍はもちろん、軽い3Dゲームも快適にプレイできます。電力効率にも優れているため、バッテリーの持ちも良好です。
具体的には12nmプロセスで製造された8コア、最大2.2GHz駆動のCPUを搭載し、省電力でパワフルに動作するという特徴があります。
内蔵のGPUはARM Mali-G57 MC2で、2K画質の動画再生をスムーズにこなし、グラフィック性豊かなゲームでもスムーズに再生できます。
Antutuベンチマーク
Antutuベンチマーク総合は約 40万 前後を記録しています。
同じプロセッサは「Alldocube iPlay 60 Pad Pro」、「DOOGEE T40 Pro」、「Lenovo Tab Plus」、「UMIDIGI G7 Tab Pro」などにも搭載されています。
例: Antutu V10 総合で「408340」、CPUで「123883」、GPUで「64784」、MEMで「104175」、UXで「115498」
このスコアは「OPPO Pad Air」よりも10万ほど高いスコアです。
「OPPO Pad 2」よりも約60万ほど低いスコアですが、十分に高速で、ストレスなく使用できる性能です。
<プロセッサとAntutuスコアを比較>
- 1.「OPPO Pad Neo」・・・Helio G99(Antutu総合:40万)
- 2.「OPPO Pad 2」・・・Mediatek Dimensity 9000 (Antutu総合:100万)
- 3.「OPPO Pad Air」・・・ Snapdragon 680(Antutu総合:30万前後)
- 4.「OPPO Pad」・・・Snapdragon 870 5G(Antutu総合:80万前後)
シャオミのタブレットよりも性能が高いか?
シャオミの人気タブレットである「Redmi Pad Pro」、「POCO Pad」はSnapdragon 7s Gen 2搭載で、Antutuベンチマーク総合で約 62万 前後を記録しています。
新モデル「OPPO Pad Neo」と比べて約20万高いスコアで、ワンランク性能が高いことがわかります。
ただし、「OPPO Pad Neo」はSnapdragon 680搭載の「Redmi Pad SE」より13万高いスコアで、性能的には決して低くない性能であるといえます。
<シャオミのタブレットとAntutuで比較>
- 1.「Redmi Pad Pro」、「POCO Pad」・・・Snapdragon 7s Gen 2(Antutu総合:62万)
- 2.「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」・・・Snapdragon 8 Gen 2 (Antutu総合:148万)
- 3.「Xiaomi Pad 6」・・・Snapdragon 870(Antutu総合:80万)
- 4.「Redmi Pad SE」・・・Snapdragon 680(Antutu総合:27万)
ゲーム性能
新モデル「OPPO Pad Neo」に搭載されているMediaTek Helio G99は、普段使いには十分な処理能力を持つプロセッサですが、
ゲーム性能については「高性能」とまでは言えません。しかし、設定を調整することで、多くのゲームを快適にプレイすることが可能です。
Helio G99のゲーム性能を、具体的なゲームタイトルとFPSで示すと、以下のようになります。
<各ゲームタイトルのFPS>
- 原神・・・最低画質、30FPS設定で、平均25~30FPSで動作します。高画質設定ではフレームレートが低下し、カクつきが発生するときがあります。
- 鳴潮 (Wuthering Waves)・・・最低画質設定で30FPS程度で快適に動作します。中~高画質設定では、フレームレートが大きく低下し、快適なプレイは難しくなります。
- 崩壊:スターレイル・・・中程度のグラフィック設定で、30~40FPS程度で動作する可能性があります。ただし、戦闘シーンなどではフレームレートが低下する可能性があります。
- Apex Legends Mobile・・・低画質設定で、平均30FPS程度で動作します。快適なプレイのためには、画質設定を調整する必要があります。
- PUBG Mobile・・・HD画質、高フレームレート設定で、平均30FPS程度で動作します。激しい戦闘シーンではフレームレートが低下する可能性がありますが、プレイに支障が出るほどではありません。
- Call of Duty Mobile・・・中程度のグラフィック設定で、平均40~50FPSで動作します。スムーズなプレイが可能で、快適にゲームを楽しめます。
- マインクラフト(Minecraft)・・・標準設定で、平均60FPSで動作します。非常にスムーズなプレイが可能です。
- Among Us・・・問題なく動作し、快適にプレイできます。
- モンスターストライク・・・問題なく動作し、快適にプレイできます。
- クラッシュ・ロワイヤル・・・問題なく動作し、快適にプレイできます。
- ウマ娘 プリティーダービー・・・3Dグラフィックを多用するゲームですが、Helio G99でも比較的快適にプレイできます。低~中画質設定であれば、レースシーンでも30FPS程度を維持できるでしょう。ただし、ライブシーンや多くのウマ娘が同時に表示される場面では、フレームレートが低下する可能性があります。
メモリとストレージの容量は十分か?SDカードスロットも確認
新モデル「OPPO Pad Neo」は6GB LPDDR4Xメモリを搭載し、
ブラウザや音楽アプリ、動画アプリなど複数のアプリを同時に開いてもスムーズに動作します。
仮想メモリ機能には公開されていませんが、ColorOS 13の機能で最大5GBまでプラスでき、合計で最大11GBまで拡張が可能です。
拡張すれば、ゲームなどの動作もスムーズになるので便利です。
また、ストレージはUFS2.2規格で、128GBを搭載し、写真、動画、音楽、アプリなどをたっぷり保存できます。
UFS2.2規格なので、OSやアプリの起動、ゲームのロードなども高速で、ストレスを感じることもありません。
microSDカードはあるか?
microSDカードスロットを搭載しているため、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。
拡張すると、写真、動画、音楽など、容量を気にせず保存できるので、便利です。
<メモリとストレージ比較>
- 1.「OPPO Pad Neo」・・・6GB LPDDR4X(最大20GB)/128GB UFS2.2
- 2.「OPPO Pad 2」・・・12GB LPDDR5x / 256GB/512GB UFS 3.1
- 3.「OPPO Pad Air」・・・4GB LPDDR4X / 64GB UFS2.1
- 4.「OPPO Pad」・・・6/8GB LPDDR4x / 128/256GB UFS 3.1
バッテリーはどのくらもつのか?充電スピードもチェック
新モデル「OPPO Pad Neo」は8,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
このバッテリーの駆動時間は動画再生で約14.5時間、音楽再生で約40時間と非常に長いので、
長時間の会議や出張でも安心して使用できます。
また、33W SUPERVOOC 急速充電に対応しているため、短時間で充電が完了します。
充電時間が短いため、急なスケジュール変更が生じても、余裕をもって対応できます。
リバースチャージに対応しているか?
残念ながら新モデル「OPPO Pad Neo」はリバースチャージに対応していません。
そのため、他のスマホやデジカメなどのUSB機器に給電できません。
<バッテリー・充電を比較>
- 1.「OPPO Pad Neo」・・・8000 mAh / 33W 急速充電
- 2.「OPPO Pad 2」・・・9510 mAh / 67W急速充電
- 3.「OPPO Pad Air」・・・7100mAh / 18W PD急速充電
- 4.「OPPO Pad」・・・8360 mAh / 33W急速充電
カメラ性能を確認・オートフォーカスや手ブレ補正は使えるか?
新モデル「OPPO Pad Neo」は前面・背面ともに800万画素のカメラを搭載しています。
<カメラの仕様>
- 背面の8MPカメラ・・・F値:2.0/画角78°
- 前面の8MPカメラ・・・F値:2.0/画角78.2°
背面カメラはパノラマ、タイムラプス、ステッカー、テキストスキャナーなどの機能を利用できます。
オートフォーカスは使えないようです。
画質はそれほど高くはありませんが、オンライン会議やビデオ通話でクリアな映像を映し出せます。
また、日常のちょっとした瞬間を記録するのに十分な画質の写真撮影も可能です。11.4インチの大画面で撮影した写真や動画を美しく確認できます。
前面カメラではポートレート、パノラマ、タイムラプスなどの機能を利用できます。
動画撮影は背面カメラが手ブレ補正対応で、1,080P/720P @30fpsの高画質な映像を撮影できます。
前面カメラでも1,080P/720P @30fpsの動画撮影が可能ですが、手ブレ補正やビデオズーム、スローモーションには対応していません。
<カメラの画素数を比較>
- 1.「OPPO Pad Neo」・・・背面8MP、前面8MP
- 2.「OPPO Pad 2」・・・背面13MP、前面8MP
- 3.「OPPO Pad Air」・・・背面8MP、前面5MP
- 4.「OPPO Pad」・・・背面13MP、前面8MP
OSと機能を確認・ジェスチャー操作とタスクバーで何ができるか?
新モデル「OPPO Pad Neo」はAndroid 13ベースのColorOS 13を搭載しています。
このOSはAndroidをベースにOPPO独自のカスタマイズを加えたもので、優れたカスタマイズ性とパフォーマンスの向上、プライバシー保護機能を備えています。
ジェスチャー操作
中でも注目なのが、タッチ操作を使わずに直感的に操作できる「ジェスチャー操作」です。
画面をスワイプしたり、タップするだけで、様々な操作ができるほか、ジェスチャーの種類や感度も好み合わせてカスタマイズできます。
タスクパー
また、複数のアプリを素早く切り替えられる「タスクバー」も利用できます。
この機能を使えば、複数のアプリを素早く切り替えたり、画面分割で効率的に作業したりできます。
<ColorOS 13の特徴>
- アクアモーフィックデザイン・・・水をモチーフにしたデザインを採用し、より自然で心地よい視覚体験を提供します。
- カードスタイルのレイアウト・・・情報を整理しやすく、見やすいカードスタイルのレイアウトを採用しています。
- 最適化されたフォント・・・ラテン語、キリル文字、アラビア文字など、様々な言語で読みやすくなっています。
- スムーズで安定したシステム・・・システムの安定性を向上させ、よりスムーズな動作を実現しています。
- バッテリー寿命の向上・・・バッテリー消費を最適化し、より長時間の使用が可能になっています。
- バックグラウンドで開くことのできるアプリケーション数の増加・・・多くのアプリをバックグラウンドで開いたままでも、快適に動作します。
機能 - マルチスクリーンコネクト・・・スマートフォンとタブレット、スマートフォンとパソコン間でシームレスな接続をサポートします。
- 新しいウィジェット・・・ホーム画面上で時刻や天気情報などを確認できる新しいウィジェットが追加されています。
- 強化されたプライバシー機能・・・個人情報の保護を強化するための機能が追加されています。
「OPPO Pad Neo」のデメリット
「OPPO Pad Neo」はコスパに優れたタブレットですが、デメリットもあります。購入前に必ず確認しておきましょう。
デメリット1:防水に対応していない
新モデル「OPPO Pad Neo」は防水に対応していません。そのため、水回りでの使用や雨天時の持ち運びには注意が必要です。水濡れによる故障のリスクを考えると、浴室やキッチンなど水を使う場所での使用は避け、外出時は防水ケースなどを活用することをおすすめします。
デメリット2:日本版はSIMフリーの4G LET通信に対応していない・Wi-Fi 6も非対応
新モデル「OPPO Pad Neo」はWi-Fiモデルのみの販売で、SIMカードを挿入してモバイルデータ通信を利用することはできません。そのため、外出先でインターネットを利用するには、Wi-Fi環境に接続するか、スマートフォンのテザリング機能を利用する必要があります。
なお、海外で発売されているモデルはSIMフリーモデルが用意されています。
また、最新のWi-Fi規格であるWi-Fi 6に対応していません。Wi-Fi 5 (802.11ac) までの対応となります。Wi-Fi 6は、Wi-Fi 5と比べて通信速度が速く、安定性も向上しています。今後、Wi-Fi 6が主流になっていくことを考えると、対応していないのはデメリットと言えるでしょう。特に、高速なインターネット回線を契約している方や、オンラインゲームをプレイする方にとっては、Wi-Fi 6非対応は気になる点かもしれません。
デメリット3:純正のキーボードが用意されていない
新モデル「OPPO Pad Neo」はには、純正のキーボードが用意されていません。そのため、キーボードを使って文書作成や作業をしたい場合は、Bluetooth接続の外部キーボードを別途購入する必要があります。純正キーボードがないため、タブレットとキーボードの互換性や使い心地に不安を感じる方もいるかもしれません。
「OPPO Pad Neo」のスペック
- ディスプレイ 11.4インチ、解像度 2408 x 1720 ドットのLCD (LTPS)
※2.4K/7:5/260PPI/輝度400nit/色域 96% NTSC/色彩深度 10億色/TUV認証/色域温度調整 - リフレッシュレート 90Hz
- タッチサンプリングレート 最大180Hz
- Widevine L1 対応
- プロセッサ MediaTek Helio G99 (MT6789)
※6nm/64bit/8コア/最大2.2GHz - CPU 2x 2.2 GHz ARM Cortex-A76, 6x 2.0 GHZ ARM Cortex-A55
- GPU Arm Mali-G57 MC2
- RAM(メモリ) 6GB LPDDR4X
- ストレージ 128GB UFS2.2
- 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで
- バッテリー 8000 mAh
- 駆動時間 動画再生で約14.5時間、音楽再生で約40時間
- 充電 33W 急速充電(SUPERVOOC フラッシュチャージ)
- 背面カメラ 8MP
- 前面カメラ 8MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2(SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC)
- 衛星測位 GPS/Glonass/Beidou/Galileo
- インターフェース USB Type-C (OTG) x 1、microSDカードスロット、3.5mmヘッドホンジャック
- センサー 重力センサー、ライトセンサー、距離センサー、ホールセンサー
- スピーカー クアッドスピーカー、Dolby Atmos
- オーディオ ステレオサウンド対応
- マイク デュアルマイク
- 機能 ジェスチャー操作、タスクバー
- カバー スマートカバー(別売)
- 生体認証 顔認証
- 筐体 CNC加工のアルミニウム合金(メタルボディ)
- OS ColorOS 13 (based on Android 13) ※Google Playストア対応
- サイズ 約255 x 188 x 6.9 mm
- 重量 538 g
- カラー スペースグレー
- 付属品 USB Type-C データケーブル、クイックガイド、安全ガイド(保証書付)
「OPPO Pad Neo」の評価
7つの基準で「OPPO Pad Neo」を5段階で評価してみました。
- 画面の見やすさ:★★★★
- デザイン:★★★★
- 耐久性:★★
- 通信:★★★
- 機能:★★★★
- 使いやすさ:★★★★
- 価格:★★★
<総合評価>
OPPOから発売された日本向けタブレットの第3弾になります。
前モデルの「OPPO Pad 2」のようなハイエンドモデルではなく、
「OPPO Pad Air」のようなミッドレンジモデルです。
ただし、「OPPO Pad 2」に迫るような高いディスプレイ性能(7:5で2.4K液晶)や優れたオーディオ性能(クアッドスピーカー搭載Dolby Atmos対応)を持ち合わせており、
趣味や仕事など日常生活のあらゆるシーンで十分に快適に使える性能を備えています。
「Lenovo Tab Plus」よりもいいのか?
Lenovo Tab Plusとは同じHelio G99プロセッサを搭載しているため、
それ以外の性能で良し悪しを判断する必要があります。
新モデル「OPPO Pad Neo」の方がLenovo Tab Plusよりも良い点はズバリ、厚さと重さです。
OPPO Pad Neoの方は厚さ6.9 mm、重量 538 gと11.4インチにしては薄く軽量です。
一方、Lenovo Tab Plusは厚さ7.8-13.6 mm、重さ約 650 gと厚く重いため、持ち運びにくいです。
携帯性においては圧倒的にOPPO Pad Neoの方が有利だといえるでしょう。
ただし、その他のメモリやストレージ、バッテリー、充電などのスペックはLenovo Tab Plusの方が高いです。
そしてなんといっても8つのJBLスピーカー搭載で音質が圧倒的に良い点もあります。
したがって、携帯性をとるなら「OPPO Pad Neo」を、自宅中心で使うのなら「Lenovo Tab Plus」を選んだ方がいいでしょう。
シャオミの「POCO Pad」、「Redmi Pad Pro」よりもいいのか?
シャオミの「POCO Pad」、「Redmi Pad Pro」はどちらも Snapdragon 7s Gen 2 プロセッサ搭載で、
Antutuベンチマーク総合で約62万ほどです。「OPPO Pad Neo」はHelio G99搭載でAntutu総合で約40万ほどのため、
約22万以上も高いことになります。したがって、プロセッサ性能を重視するなら、やはりシャオミの「POCO Pad」、「Redmi Pad Pro」を選ぶべきでしょう。
ただし、シャオミタブレットの方はどちらも12.1インチで「OPPO Pad Neo」よりも少し大きくなります。
また、重さ571 gと少し重くなってしまうのもネックです。
持ち運びやすさを優先するのならやはり「OPPO Pad Neo」の方がいいでしょう。
「OPPO Pad Neo」はどんな人に最適か?
縦に少し長い7:5で11.4インチの画面を搭載しているので、
画面が見やすさを重視する人や、タブレットとキーボードで文書作成する人に最適です。
また、薄型軽量で、デザインも落ち着いているので、オフィスなどのビジネスシーンにも相性がバツグンにいいです。
クアッドスピーカー搭載でDolby Atmosサウンドにも対応しているので、
音楽再生や動画視聴用のタブレットを探している人にも最適です。
価格は少し高めですが、軽量で持ち運びやすく、7:5の見やすいディスプレイで、
バツグンに使いやすいタブレットであるように思います。
「OPPO Pad Neo」の価格・購入先
「OPPO Pad Neo」はAmazon、楽天市場、ヤフーショッピングなどのECサイトで購入できます。
ECサイト
Amazonで40,727円(税込・単品・ケースセットは43,207円で2480円 OFFクーポン付き)、
楽天市場で44,800円(送料無料)、
ヤフーショッピングで44,800円、
で販売されています。
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ヤフーショッピングで「OPPO Pad Neo」をチェックする
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米国 Amazon.comで「OPPO Pad Neo」をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
「OPPO Pad Neo」に似た性能をもつタブレットも販売されています。
「Lenovo Tab Plus」
レノボから発売された11.5型のタブレットです。MediaTek Helio G99、2K液晶、256GBストレージ、8600 mAhバッテリー、背面8MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、8つのJBLスピーカー、キックスタンド、45W急速充電、リフレッシュレート 90Hz、IP52防水防塵、Wi-Fi 5に対応しています。
価格は、Amazonで39,770円(税込・セール価格)、楽天市場で44,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで44,800円、レノボ オンラインストアで42,680円(税込・送料無料)、米国 Amazon.comで$249.99、です。
関連記事:音楽に強い「Lenovo Tab Plus」タブレットのメリット・デメリット
「POCO Pad」
シャオミから発売された12.1インチのタブレットです。
Xiaomi HyperOS (Android 14ベース)、Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2、8GB LPDDR4X、2.5KのLCD液晶、256GB/512GB UFS 2.2、10000mAhバッテリー、背面8MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、33W急速充電、クアッド スピーカー、Dolby Atmosリフレッシュレート 最大120Hz、タッチサンプリングレート 240Hz、USB Type-C (USB 2.0/OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。
価格は、Amazonで39,980円(セール価格)、楽天市場で44,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで39,980円(中古)、AliExpressで36,406円、米国 Amazon.comで$285.72です。
関連記事:12.1型「POCO Pad」と他の最新 シャオミ タブレットを比較
「LAVIE Tab T11(T1175/JAS)」
NEC PCから発売された11.45インチタブレットです(2024年11月15日に発売開始・出荷は12月12日以降)。
Qualcomm Snapdragon 685、8GB LPDDR4X、256GB ストレージ、8600 mAhバッテリー、背面13MPカメラ、前面8MPカメラを搭載しています。
また、アクションキー、NFC決済、個人認証情報の読み取り機能、リフレッシュレート 90Hz、つながる!LAVIE for Android(PCのセカンドモニター)、クアッド ステレオスピーカー、Dolby Atmos、ステレオマイク、IP52防水防塵、
デジタルペン3(PC-AC-AD042C)、Bluetoothキーボード(PC-AC-AD049C)、タブレットカバー(PC-AC-AD050C)、ガラス保護フィルム(PC-AC-AD051C)、Googleキッズスペース、ペアレンタルコントロール、顔認証、NFC(Type-A/B)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、楽天市場で65,780円(税込)、ヤフーショッピングで65,780円(送料無料)、NECダイレクトで58,080円(税込)~です。
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「UMIDIGI G7 Tab Pro」
UMIDIGIから発売された11インチのAndroid 13 (Android 14)タブレットです(2024年9月以降に発売)。MediaTek Helio G99、8GB LPDDR4X メモリ、フルHD液晶、256GBストレージ、8000 mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、ステレオ クアッドスピーカーによる高音質なサウンド再生、最大16GBまでのメモリ拡張、18W急速充電、最大1TBまでのストレージ拡張、FMラジオ、AI顔認証、USB Type-C (OTG)、4G LET通信、Wi-Fiデュアルバンド、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで25,520円(税込)、楽天市場で30,900円(送料無料)、AliExpressで26,003円、米国 Amazon.comで$175.99、です。
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