2023年5月に発売された「Powkiddy X55」と最新の携帯ゲーム機を徹底 比較!価格や対応エミュレーター、収録ゲーム数、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2023年9月、「RGB10MAX3 Pro」(Linux)が発売されました。
※2023年8月、「Powkiddy RGB30」(Linux)が発売されました。
※2023年5月から「Powkiddy X28」(Android)も発売中です。
「Powkiddy X55」の特徴
「Powkiddy X55」の特徴をまとめてみました。
5.5のHD液晶・ジョイスティック・4000mAhバッテリ
「Powkiddy X55」は5.5インチで解像度720 x 1280 pxのIPS スクリーンを搭載。「Powkiddy RK2023」よりも2インチ大きな画面で、高精細でクリアな映像を映し出せます。また、本体に2つのジョイスティックレバーを搭載。本体上部に2つのトリガーボタンも搭載し、快適に操作できるようになっています。そのほか、4000 mAhバッテリーを搭載し、約4時間の駆動が可能。Type-C ポートを介した充電も利用できます。
30種エミュ・RK3566・2GBメモリ・2つのTFカードスロット
「Powkiddy X55」はOSにOpen source linuxを採用し、PSPやニンテンドー64、ゲームボーイ、ネオジオなど30種類以上のエミュレーターに対応。自分で吸い出したゲームのROMを追加することもできます。また、Rockchip RK3566 クアッドコアプロセッサを搭載。メモリは2GB LPDDR4Xで、「Powkiddy RK2023」の2倍の容量になっています。そのほか、2つのTFカードスロットを搭載。システム用(16GB)とゲームROM用(32GB/64GB/128GB)を分けて使用できます。
HDMI映像出力・Bluetooth・ブルーカラー
「Powkiddy X55」は本体にminiHDMI端子を搭載。大画面のテレビやモニターに接続してゲームをプレイできます。また、Bluetooth通信に対応。最大4つのワイヤレスコントローラーと接続できます。そのほか、厚さ1.9cmで重さ293gの薄型軽量デザインを採用。カラーはブルーを用意しています。
公式ページ :POWKIDDY X55 – Powkiddy official store
価格を比較
「Powkiddy X55」と「ANBERNIC RG353PS」、「Retroid Pocket 3+」、「ANBERNIC RG405M」の価格を比較してみました。
「Powkiddy X55」
「Powkiddy X55」は、Amazonで16,999円 (税込※売り切れでも再入荷します)、ヤフーショッピングで16,999円 (税込・送料無料)、AliExpressでUS $85.99 (日本円で約11,900円)、Powkiddy公式ストアで$89.99 USD(ゲームなし・16GB+32GBモデルは$94.99 USD、16GB+64GBモデルは$99.99 USD、16GB+128GBモデルは$109.99 USD)で販売されています。
「ANBERNIC RG353PS」
「ANBERNIC RG353PS」は、Amazonで15,999円 (税込)、ヤフーショッピングで14,999円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $106.99、ANBERNIC公式ストアで$86.99 (日本円で約11,700円)、米国 Amazon.comで$128.99で販売されています。
「Retroid Pocket 3+」
「Retroid Pocket 3+」は、AliExpressでUS $189.17、Retroid Pocket公式サイトで$149.00、米国 Amazon.comで$179.99で販売されています。
「ANBERNIC RG405M」
「ANBERNIC RG405M」は、Amazonで26,999円 (税込・ANBERNIC公式)、ヤフーショッピングで27,999円(税込・送料無料)、ANBERNIC公式サイトで23,299円、AliExpressでUS $182.74、米国 Amazon.comで$199.99で販売されています。
対応エミュレーター、収録ゲーム数を比較
「Powkiddy X55」と「ANBERNIC RG353PS」、「Retroid Pocket 3+」、「ANBERNIC RG405M」の対応エミュレーター、収録ゲーム数を比較してみました。
「Powkiddy X55」
対応エミュレーター
CPS,FBA,FC,GB,GBA,GBC,NEOGEO,SFC,MD,PS,N64,PSPなど30種類以上のエミュレーターに対応
収録ゲーム数
数千以上
<補足>
収録ゲームはmicroSDカードに保存されています(ダウンロードは不要)。本体にはmicroSDカードスロットが2つあるので、システム用とゲーム用を分けて使うことができます。システムのOSをアップグレードしてもゲームのROMに影響がありません。なお、OTG対応のType-Cポート搭載で、自分で吸い出したゲームのROMを追加することが可能です。
「ANBERNIC RG353PS」
対応エミュレーター
いくつかの PC移植ゲーム, PSP、DC、SS、PS1、NDS、N64、CPS1、CPS2、FBA、NEOGEO、GBA、GBC、GB、SFC、FC、MD、SMS、GG、MSX、PCE、WSC、WIN、NGG など20種類以上のゲームフォーマットに対応
収録ゲーム数
16GB+128GBモデルで「4519」、16GB+256GBモデルで「4318」 ※販売先によって異なる
「Retroid Pocket 3+」
対応エミュレーター
CPS1/CPS2/CPS3,PSP,PS2,PS1,GENESIS,Dreamcast,Mame,GBA/GBC/GB、Wii、N64、NDS,3DS,FC,FBA,SFC,NES,GC、NEOGEO,NEOGEO Poket,NEOGEO Poket Color,PCE,SMS、MSX,SegaCD,Sega Saturn,Saga Genesis,SMS,SGG,Sega 32x,Sega SG-1000,WS,WSC,Atari Lynx,Atari 7800,Atari 2600,VirtuaBoy,3DOなど41種類以上
収録ゲーム数
数千以上 ※ダウンロード必須
「ANBERNIC RG405M」
対応エミュレーター
PS2,Wii,NGC,3DS,PSP,DC,PS1,NDS,N64,GBA,GBC,GB,SFC,FC,SMSなど20種類以上
収録ゲーム数
128GBで3172ゲーム、256GBで4267ゲーム
スペックを比較
「Powkiddy X55」と「ANBERNIC RG353PS」、「Retroid Pocket 3+」、「ANBERNIC RG405M」のスペックを比較してみました。
「Powkiddy X55」のスペック
- ディスプレイ 5.5インチ、解像度720 x 1280 pxのIPS スクリーン
- プロセッサ Rockchip RK3566
※ARM/4コア/1.8GHz/Cortex-A55 - GPU ARM Mali-G52
- RAM(メモリ) 2GB LPDDR4X
- ストレージ 16GB(システム用)、32GB/64GB/128GB(ゲームEROM用) ※TFカードを使用
- 拡張ストレージ microSDカードで最大256GBまで
- バッテリー 4000 mAh
- 駆動時間 2時間の充電で約4時間
- 充電 Type-C (5V/1.5A)
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Bluetooth (最大4台のコントローラーと接続可能)
- インターフェース Type-C (OTG) x1、Type-C(充電用) x1、miniHDMI x1、TFカードスロット x2、ヘッドホンジャック x1、リセットキー x1、電源キー x1
- スピーカー 内臓
- 映像出力 HDMI
- システム言語 日本語、中国語、韓国語、スペイン語、英語
- 筐体の素材 ABS樹脂
- OS Open source linux
- サイズ 21.25 x 9.45 x 1.9cm
- 重量 293g
- カラー ブルー
関連記事: Powkiddyの中華ゲーム機が意外といい?! 全機種 まとめ
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「ANBERNIC RG353PS」のスペック
- ディスプレイ 3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
※4:3/フル視野角/ゼロ ディスタンス/OCAフルフィット - プロセッサ Rockchip RK3566 クアッドコア
※22nm/64bit/4コア/Cortex-A55/最大1.8GHz - GPU Mali-G52-2EE
- RAM (メモリ) 1GB LPDDR4
- ストレージ Linux 16GB TF (システム用・microSDカード・内蔵ストレージは非搭載)
- 外部ストレージ 16GB (ゲームなし) 、16GB+128GB (4519ゲーム)、16GB+256GB(4318ゲーム)、microSDカードで最大512GBまで拡張可能
- バッテリー 3500 mAh
- 駆動時間 6時間 ※省エネ設定、画面の明るさ調整が利用可
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
※ネット対戦に対応 - インターフェース Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック
- 映像出力 miniHDMI
- スピーカー 高音質ダブルホーンステレオスピーカー
- 振動モーター サポート
- 操作 アナログジョイステック x2、ショルダーボタン R1/R2/L1/L2、A/B/X/Yボタン
- ソフトウェア Bluetooth ゲームパッドとマルチメディア ネットワーク再生をサポート
- システム言語 日本語を含むマルチ言語に対応
- OS Linux
- サイズ 17.4 x 8.1 x 2.0 cm
- 重量 209 g
- カラー グレー、トランスペアレント ホワイト、トランスペアレント パープル
関連記事: 「ANBERNIC RG353PS」Linuxでお得になった? 低価格な携帯ゲーム機と徹底 比較!
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「Retroid Pocket 3+」のスペック
- ディスプレイ 4.7インチ、解像度750×1334 ドットのIPSタッチスクリーン
※16:9/60fps/バックライト/最大輝度450nits - プロセッサ Unisoc Tiger T618 オクタコア
※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz - CPU: 2×A75@2.0GHz + 6×A55@2.0GHz
- GPU Mali G52 MC2@850MHz
- RAM(メモリ) 4GB LPDDR4x@1866MHz(3733Mbps)
- ストレージ 128GB eMMC 5.1
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 4500mAh
- 充電 急速充電に対応・Type-C
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
- インターフェース USB Type-C (OTG)、microHDMI(720p)、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
- スピーカー デュアルスピーカー (1W×2)
- ボタン アナログジョイスティックR3/L3、D-Pad、A/B/X/Yボタン、R1/L1、R2/L2、スタートボタン、セレクトボタン
- 冷却 パッシブ
- 筐体の素材 メタルフレーム+アルミニウム ヒートシンク
- Google playストア 対応
- OS Android 11 ※OTAアップデート対応
- サイズ 184.65 × 81.38 × 24.23 mm(最薄部14.6mm)
- 重量 235g
- カラー クリアブルー、クリアパープル、ブラック、オレンジ、レトロ、16bit、16bit US、インディゴ
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「ANBERNIC RG405M」のスペック
- ディスプレイ 4インチ、解像度640×480ドットのIPSタッチスクリーン
- プロセッサ UNISOC T618 オクタコア
※12nm/64bit/8コア/2.0GHz - GPU Mali G52-3EE-2コア @850MHz
- RAM(メモリ) 4GB LPDDR4X @1866MHz
- ストレージ 128GB eMMC(システム)
- 外部ストレージ microSD 128GB/256GB (ゲーム用・最大2TBまで拡張可能)
- バッテリー 4500mAh
- 駆動時間 7時間
- 充電 2時間
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
※ストリーミングプレイ(Moonlight)対応 - インターフェース USB Type-C (OTG)、TFカードスロット x1、3.5mmイヤホンジャック
- センサー 6軸ジャイロセンサー
- スピーカー ステレオスピーカー
- 操作 ホールジョイスティック
- ゲームの追加 対応
- システム言語 日本語を含むマルチ言語に対応
- 筐体 アルミニウム合金、CNCプロセス
- OS Android 12
- サイズ 16.3 x 7.6 x 1.59 cm
- 重量 不明
- カラー ブラック、グレー
関連記事: 「ANBERNIC RG405M」PS2も動く? 最新Android携帯ゲーム機と徹底 比較!
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「Powkiddy X55」のメリット・デメリット
「Powkiddy X55」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・5.5インチのHD IPS液晶・広視野角で明るく見やすい
「Powkiddy X55」は5.5インチで解像度720 x 1280 pxのIPS スクリーンを搭載しています。IPSパネル採用の広視野角で明るく見やすい画面で、ゲームを快適にプレイできます。
一方、「ANBERNIC RG353PS」は3.5インチで解像度640x480pxのIPSディスプレイを搭載しています。「Retroid Pocket 3+」は4.7インチで解像度750×1334ドットのIPSディスプレイを搭載しています。「ANBERNIC RG405M」は4インチで解像度640×480ドットのHD IPSディスプレイを搭載しています。
・2つのジョイスティック、2つのトリガーボタン搭載で快適に操作できる
「Powkiddy X55」は本体に2つのジョイスティックレバーを搭載しています。また、本体上部に2つのトリガーボタンも搭載し、快適に操作できるようになっています。
一方、「ANBERNIC RG353PS」は2つのアナログジョイスティックとショルダーボタン R1/R2/L1/L2、A/B/X/Yボタンで快適に操作できます。「Retroid Pocket 3+」は2つのジョイスティックとトリガーボタン搭載で快適に操作できます。「ANBERNIC RG405M」は高精度なホールジョイスティックとショルダーボタンで快適に操作できます。
・30種類以上のエミュレーターに対応
「Powkiddy X55」はPSPやニンテンドー64、ゲームボーイ、ネオジオなど30種類以上のエミュレーターに対応しています。
一方、「ANBERNIC RG353PS」はPSPやニンテンドー64、ドリームキャストなど20種類以上のエミュレーターに対応しています。「Retroid Pocket 3+」はPSPやN64、DCなどを含む41種類以上のエミュレーターに対応しています。「ANBERNIC RG405M」はWii、ゲームキューブ、N64、ドリームキャストなど20種類以上のエミュレーターに対応しています。
・Rockchip RK3566搭載で軽快に動作する
「Powkiddy X55」はRockchip RK3566 クアッドコアプロセッサを搭載し、軽快に動作します。
一方、「ANBERNIC RG353PS」はRockchip RK3566 クアッドコアプロセッサ搭載で、レトロゲームも軽快に動作します。「Retroid Pocket 3+」と「ANBERNIC RG405M」はUNISOC T618 オクタコアプロセッサを搭載で軽快に動作します。
・2GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作する
「Powkiddy X55」は2GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作します。
一方、「ANBERNIC RG353PS」は1GB LPDDR4メモリを搭載し、レトロゲームもスムーズに動作します。「Retroid Pocket 3+」は4GB LPDDR4メモリを搭載し、スムーズに動作します。「ANBERNIC RG405M」は4GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作します。
・2つのTFカードスロットを搭載
「Powkiddy X55」は2つのTFカードスロットを搭載し、システム用(16GB)とゲームROM用(32GB/64GB/128GB)を分けて使用できます。また、別売のmicroSDカードで最大256Gbまで拡張できます。
一方、「ANBERNIC RG353PS」と「ANBERNIC RG405M」は2つのTFカードスロットを搭載しています。「Retroid Pocket 3+」は1つのTFカードスロットを搭載しています。
・4000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応
「Powkiddy X55」は4000mAhバッテリーを搭載し、約4時間の駆動が可能。Type-Cポートを介した充電も利用できます。
一方、「ANBERNIC RG353PS」は6時間動作できる3500mAhバッテリー搭載で、Type-C充電に対応しています。「Retroid Pocket 3+」は4500mAhバッテリー搭載で急速充電に対応しています。「ANBERNIC RG405M」は7時間駆動する4500mAhバッテリー搭載で、Type-C充電に対応しています。
・Bluetooth通信に対応し、最大4台のコントローラーと接続できる
「Powkiddy X55」はBluetooth通信に対応。最大4つのワイヤレスコントローラーと接続できます。
一方、「ANBERNIC RG353PS」はBluetooth 4.2対応で、ワイヤレスゲームパッドも利用できます。「Retroid Pocket 3+」と「ANBERNIC RG405M」はBluetooth 5.0に対応し、ワイヤレスゲームパッドやイヤホン、スピーカーなどともスムーズに接続できます。
・HDMI映像出力に対応
「Powkiddy X55」は本体にminiHDMI端子を搭載。大画面のテレビやモニターに接続してゲームをプレイできます。
一方、「ANBERNIC RG353PS」はminiHDMIポートを搭載。有線で接続することで大画面のテレビや液晶モニーターでゲームを楽しめます。「Retroid Pocket 3+」はmicroHDMIポート搭載で、テレビや外部モニターに映像出力できます。「ANBERNIC RG405M」は映像出力に対応していません。
・厚さ1.9cmで重さ293gの薄型軽量デザイン・ブルーカラーを用意
「Powkiddy X55」は厚さ1.9cmで重さ293gの薄型軽量デザインで、ブルーカラーを用意しています。
一方、「ANBERNIC RG353PS」は厚さ2.0cmで重さ209gの薄型軽量デザインで、グレー、トランスペアレント ホワイト、トランスペアレント パープルの3色を用意しています。「Retroid Pocket 3+」は厚さ24.23mm(最薄部14.6mm)で重さ235gの薄型軽量ボディで、クリアブルー、クリアパープル、16bitなどの8色カラーを用意しています。「ANBERNIC RG405M」は厚さ1.59cmのアルミ合金製で、ブラック、グレーの2色カラーを用意しています。
・Open source linux搭載でゲームの追加もできる
「Powkiddy X55」はOSにOpen source linuxを採用し、自分で吸い出したゲームのROMも追加できます。
一方、「ANBERNIC RG353PS」はLinux OS搭載で、自分で吸い出したゲームのROMを追加できます。「Retroid Pocket 3+」はAndroid 11搭載でゲームの追加も可能です。「ANBERNIC RG405M」はAndroid 12を搭載し、Androidの人気ゲームもプレイできます。
デメリット
・Wi-Fi通信に対応していない
「Powkiddy X55」はWi-Fi通信に対応していません。
一方、「ANBERNIC RG353PS」と「Retroid Pocket 3+」は高速で途切れづらいWi-Fi 5のデュアルバンドに対応し、ネット対戦プレイも利用できます。「ANBERNIC RG405M」はWi-Fi通信に対応し、ストリーミングプレイが利用できます。
・Androidのゲームをプレイできない
「Powkiddy X55」はAndroidのゲームをプレイすることができません。
一方、「ANBERNIC RG353PS」はAndroidのゲームをプレイできません。「Retroid Pocket 3+」はAndroid 11搭載でGoogle Playストアも利用でき、「原人」や「Honor Of Kings」などの人気オンラインゲームも快適にプレイできます。「ANBERNIC RG405M」はAndroid 12搭載でAndroidのゲームをプレイできます。
「Powkiddy X55」の評価
「Powkiddy X55」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★
機能:★★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
Powkiddyから発売されたLinux搭載の携帯ゲーム機です。「Powkiddy RK2023」よりも2インチ大きい5.5インチの大きめのディスプレイを搭載し、使いやすい機能もしっかりと備えています。
プロセッサはRockchip RK3566で、「ANBERNIC RG353PS」と同じです。メモリは2GB LPDDR4Xで、「ANBERNIC RG353PS」の2倍多い容量です。また、バッテリー容量は4000mAhで、「ANBERNIC RG353PS」よりも500mAh分多くなっています。
ただし、Wi-Fi通信には対応しておらず、この点がAndroid搭載の「Retroid Pocket 3+」や「ANBERNIC RG405M」との大きな違いになっています。
そのほか、HDMI映像出力に対応。Bluetoothで4台のコントローラーと接続できるユニークな機能も備えています。
全体的なスペックはそれほど高くはありませんが、Linux搭載の携帯ゲーム機にしては性能がやや高めです。「ANBERNIC RG353PS」よりも性能が高いので、価格次第ではかなりコスパの高いお買い得なゲームであるといえます。
「Powkiddy X55」の発売時の価格はUS $85.99 (日本円で約11,900円)。Linux搭載のコスパの高い携帯ゲーム機を探している人におすすめです。
「Powkiddy X55」の販売・購入先
「Powkiddy X55」は、
Amazonで16,999円 (税込※売り切れでも再入荷します)、
ヤフーショッピングで16,999円 (税込・送料無料)、
AliExpressでUS $85.99 (日本円で約11,900円)、
Powkiddy公式ストアで$89.99 USD(ゲームなし・16GB+32GBモデルは$94.99 USD、16GB+64GBモデルは$99.99 USD、16GB+128GBモデルは$109.99 USD)、
で販売されています。
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ヤフーショッピングで「Powkiddy X55」をチェックする
AliExpressで「Powkiddy X55」をチェックする
米国 Amazon.comで「Powkiddy X55」をチェックする

他のゲーム機と比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報、性能、価格などが分かるようになっています。
★「RGB10MAX3 Pro」(5.0インチ・Linux・Amlogic A311D)
★「Powkiddy RGB30」(4.0インチ・Linux・RK3566)
★「Powkiddy X28」(5.5型・Android 11・マッピング)
「TRIMUI SMART」(2.4インチ)
「ANBERNIC RG353V/VS」(タテ型・Android 11)
「Retroid Pocket Flip」(4.7型・折り畳み式・Android 11)
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