「Meebook M7」まさかのボタン付き? 高性能E inkタブレットと徹底 比較!


Meebook M7」と 高性能E inkタブレットを徹底 比較!特徴や価格、機能・できること、デメリット、評価を紹介します。

※2024年5月、10型「Meebook M103」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「Meebook M7」の特徴

2023年7月、中国のBoyue (ボーユエ)テクノロジー(博阅科技)が開発した新製品「Meebook M7」(ミーブック エム7)が発売されました。

電子ペーパーディスプレイとAndroid 11を搭載した6.8インチのE-inkタブレットです。

Boyueからは2022年2月に「Meebook P78 PRO」が発売され、

7インチで手書きもできるE inkタブレットとして人気製品になりました。

新モデルは新たにページめくりボタンを搭載し、さらにコスパの高い製品になっているようです。

早速どんなE inkタブレットなのか、その特徴を確認してみましょう。

6.8インチのCartaスクリーン

Meebook M7」は6.8インチで解像度1648 x 1236 ドットのCarta 1200 E inkスクリーンを搭載。256階調のグレースケールに対応した300ppiの高精細な液晶で、電子書籍のテキストもよりクリアに表示できます。

一方、「BOOX Page」は7.0インチで解像度 1680 x 1264 ドットのHD E Ink Carta 1200 スクリーンを搭載しています。「Kindle Oasis(第10世代)」は 7インチで解像度300ppiのE Inkスクリーン(16階調グレースケール)を搭載しています。「Kobo Libra 2」は7.0インチで解像度1680 x 1264ドットのCarta flush E Ink HDスクリーンを搭載しています。

ページめくりボタン付き

また、本体に物理的なページめくりボタンを搭載。次のページへ進む操作や前のページに戻る操作をスムーズに行えます。

一方、「BOOX Page」は本体に物理的なページめくりボタンを搭載し、アプリのスクロール操作にも利用できます。「Kindle Oasis(第10世代)」と「Kobo Libra 2」は物理的なページめくりボタンを搭載しています。

2色フロントライト

24段階で調整できる2色のフロントライトを搭載しています。周囲の明るさに応じて色温度を調整できます。

一方、「BOOX Page」は暖色、寒色の2色フロントライトを搭載しています。「Kindle Oasis(第10世代)」は色調調整に対応したフロントライトを搭載しています。「Kobo Libra 2」はフロントライトのComfortLight PROを搭載しています。

クアッドコア 1.8GHzと3GBメモリ

Meebook M7」は1.8GHzで駆動するCortex A55 クアッドコアプロセッサを搭載。1.5GHzだった前世代のモデルよりも高速に動作します。また、3GBメモリ搭載でスムーズに動作します。

一方、「BOOX Page」は3GB LPDDR4Xメモリ搭載でスムーズに動作します。「Kindle Oasis(第10世代)」は4GBメモリ搭載でスムーズに動作します。「Kobo Libra 2」のメモリ容量は不明です。

32GBストレージでmicroSDカードに対応

ストレージは32GBで、電子書籍やサードパーティ製のアプリ、PDFファイルなども余裕で保存できます。

また、本体にmicroSDカードスロットを搭載し、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。

一方、「BOOX Page」は32GB eMMCストレージ搭載で別売のmicroSDカードでストレージ容量を増やすことができます。「Kindle Oasis(第10世代)」は 8GB / 32GBストレージを、「Kobo Libra 2」は32GBストレージを搭載していますが、microSDカードでストレージ容量を増やすことができません。

スピーカーで音楽再生

本体にスピーカーを内蔵し、オーディオブックや音楽を再生できます。

一方、「BOOX Page」はスピーカーとマイクを内蔵しています。「Kindle Oasis(第10世代)」と「Kobo Libra 2」はスピーカーとマイクを搭載していません。

Wi-Fi 5とBluetooth 5.0に対応

Wi-Fi 5のデュアルバンドに対応し、ネットで調べものをしたり、アプリをダウンロードしたりできます。

また、Bluetooth 5.0によるワイヤレス接続にも対応し、ワイヤレスのヘッドホン、イヤホン、キーボード、マウスと接続できます。

一方、「BOOX Page」はWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。「Kindle Oasis(第10世代)」はWi-Fi (2.4GHz)に対応しています。「Kobo Libra 2」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetoothに対応しています。

2900 mAhバッテリでType-C充電

2900mAhの大容量バッテリーを搭載し、一度の充電で約5週間 駆動することが可能です。また、Type-Cポートを介した充電も利用できます。

一方、「BOOX Page」は2300mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Kindle Oasis(第10世代)」は最大6週間駆動できるバッテリー搭載で、microUSB充電に対応しています。「Kobo Libra 2」は数週間駆動するバッテリー搭載で、Type-c充電に対応しています。

厚さ7.4mm、重さ235gの薄型軽量デザイン

Meebook M7」は厚さ7.4mmで重さ235gの薄型軽量デザインで、ブラック/グレー カラーを用意しています。

一方、「BOOX Page」は厚さ6.0mmで重さ195gの薄型軽量デザインで、ブラックカラーを用意しています。「Kindle Oasis(第10世代)」は厚さ8.4mm、重さ188gで、ブラックカラーを用意しています。「Kobo Libra 2」は厚さ9.0mm、重さ215 gで、ホワイト、ブラックの2色カラーを用意しています。

Android 11でアプリを追加できる

そのほか、OSにAndroid 11を採用。Google Playストア対応でKindleやKobo、Kinoppy、hontoなどの電子書籍アプリやサードパーティ製アプリも利用できます。

一方、「BOOX Page」はAndroid 11搭載でサードパーティ製のアプリも追加できます。「Kindle Oasis(第10世代)」は独自OSを搭載し、Kindleストアから電子書籍をダウンロードできます。「Kobo Libra 2」は独自OSを搭載し、楽天Koboストアから電子書籍をダウンロードできます。

価格を比較

Meebook M7」と「BOOX Page」、「Kindle Oasis(第10世代)」、「Kobo Libra 2」の価格を比較してみました。

「Meebook M7」

Meebook M7」は、Amazonで29,899円 (税込・5% OFFクーポン付き)、楽天市場で37,211円(送料無料)、ヤフーショッピングで35,697円、AliExpressでUS $179.10 (日本円で約27431円)、米国 Amazon.comで$199.00 (日本円で約30478円)で販売されています。

「BOOX Page」

BOOX Page」は、Amazonで39,800円(税込)、楽天市場で39,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで39,800円(送料無料)、SKT公式ショップで39,800円、BOOX公式ストアで$249.99 (日本円で約36,000円)で販売されています。

「Kindle Oasis(第10世代)」

Kindle Oasis(第10世代)」は、Amazonで31,980円~、楽天市場で23,800円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで23,221 円(税込・送料無料)、米国 Amazon.comで $125.56 (日本円で約17,771円)で販売されています。

「Kobo Libra 2」

Kobo Libra 2」は、楽天市場で23,980円 (税込)、ヤフーショッピングで23,980円、米国Amazon.comで$ $189.99 (日本円で約26,891円)で販売されています。

機能・できることを比較

Meebook M7」と「BOOX Page」、「Kindle Oasis(第10世代)」、「Kobo Libra 2」の機能・できることを比較してみました。

「Meebook M7」

ページめくりボタン、オーディオブック・音楽の再生(スピーカー内蔵)、ストレージ拡張(最大1TBまで)、2色フロントライト(24段階・暖色と寒色)、アプリで動画・音楽再生(スピーカーなし)、OTG(有線イヤホンの接続に対応)、Type-C充電、Wi-Fiデュアルバンド(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0 (ワイヤレスイヤホンの接続に対応)、新しいUI、日本語表示、ZReaderアプリ(テキスト調整)、辞書(翻訳)、読書モード(ダーク色)、オリジナルレザーケース(付属)、Android 11、Google Playストア(電子書籍アプリおよびサードパーティ製アプリの追加)

「BOOX Page」

ページめくりボタン、ストレージ拡張(microSDカード)、クラウドストレージ保存、300ppiの高精細なモノクロ表示、自動回転(Gセンサー搭載)マグネットカバー(別売・本体の保護)、音楽・オーディオブックの再生(スピーカー内蔵)、録音(マイク内臓)、send2booxファイル転送プラットフォーム(他デバイスから電子書籍を転送)、BooxDrop(BOOXとPCの間でファイルをすばやく転送)、

2色フロントライト(寒色と暖色・明るさ調整可能)、NeoReaderアプリ(PDFやEPUBなど20種類のフォーマットに対応)、USB Type-C(OTG)、Type-C充電、ハイライト、ブックマーク、ビューの分割、Wi-Fi (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、Android 11(OTAアップデート対応)、Google playストア(電子書籍アプリ、サードパーティ製アプリの追加)、BOOXストア

「Kindle Oasis(第10世代)」

ページめくりボタン、フロントライトの色調調整、8GB/32GBストレージ保存、最大6週間の駆動、防水(IPX8等級)、Whispersync機能(異なる端末でも続きをすぐ読める)、クラウドストレージ(Amazon のコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能)、フォント最適化、文字サイズ変更(8種類)、ウィキペディア検索、辞書検索、Wi-Fi(2.4GHz)、Prime Reading(プライム会員は読み放題)、ハイライト機能、microUSB充電、Wi-Fi通信、Kindleストア、4G通信(※対応モデルのみ)

「Kobo Libra 2」

物理ボタンでページめくり、IPX8防水、ComfortLight(フロントライト・明るさ調整)、300ppiの高精細なモノクロ表示、、タップ&スワイプ操作、自動回転、Type-C充電、スリープカバー(自立可能・マグネットで着脱)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth、ソフトウェアアップデート、「スリープカバー」(自立可能・4色カラー)、「ベーシックスリープカバー」(オートスリープ機能付き・グレーカラー)、楽天Kobo電子書籍ストア(端末から電子書籍を購入)、楽天ポイントで電子書籍を購入

スペック

  • ディスプレイ 6.8インチ、解像度1648 x 1236 ドットCarta 1200 Einkスクリーン
    ※300ppi/タッチ対応/256階調のグレースケール
  • フロントライト 24段階で調整可・寒色・暖色の2色
  • プロセッサ Cortex A55 クアッドコア 1.8GHz
  • RAM(メモリ) 3GB
  • ストレージ 32GB
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで拡張可
  • バッテリー 2900 mAh
  • 駆動時間 約5週間
  • 充電 Type-C (5V/2A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、TFカードスロット、ページめくりボタン、電源ボタン
  • スピーカー 搭載・AIボイス リーディング
  • マイク なし
  • スタイラスペン 専用ペンなし・利用できません
  • アプリ ZReader
  • Google Playストア 対応・サードパーティ製アプリ利用可)
  • OS Android 11
  • サイズ 171 x 132.2 x 7.4 mm
  • 重量 235g
  • カラー ブラック/グレー
  • 付属品 USBケーブル、マニュアル、保護ケース

デメリット

Meebook M7」のデメリットを紹介します。

防水に対応していない

Meebook M7」は防水に対応していません。

一方、「Kindle Oasis(第10世代)」はIPX8等級の防水に対応し、最深2メートルの真水に最大60分間耐えられます。「Kobo Libra 2」は IPX8 防水に対応しています。「BOOX Page」は防水に対応していません。

マイクを搭載していない

Meebook M7」はマイクを搭載していません。

一方、「BOOX Page」はマイク搭載で録音も利用できます。「Kindle Oasis(第10世代)」と「Kobo Libra 2」はマイクを利用できません。

評価

Meebook M7」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

2023年4月に発売されたBoyue「Meebook M6」の後継モデルになります。新たにページめくりボタンスピーカーを搭載し、より使いやすいE inkタブレットになっています。

ディスプレイサイズは6.8インチと少し大きめで、Carta 1200対応のよりはっきりくっきりとしたテキスト表示が可能になっています。また、24段階で調整できる2色フロントライトも搭載し、夜でも快適に読書することが可能。ページめくりボタンが追加されたことで、「BOOX Page」にも負けないぐらい快適に操作できるようになっています。

そのほか、microSDカードスロット搭載で最大1TBまで拡張可能で、「Kindle Oasis(第10世代)」や「Kobo Libra 2」よりも圧倒的に多いストレージ容量で使用することが可能。スピーカー内蔵でオーディオブックや音楽再生にも対応しています。

全体的なスペックは少し高めですが、価格はそれほど高くありません。「BOOX Page」と比べると機能がやや劣るものの、それを補えるほどの高いコストパフォーマンスを実現しています。

Meebook M7」の発売時の価格はUS $179.99 (日本円で約25,476円)。

ページめくりボタンを搭載したコスパの高いE inkタブレットを探している人におすすめです。

販売・購入先

Meebook M7」は、

Amazonで29,899円 (税込・5% OFFクーポン付き)、

楽天市場で37,211円(送料無料)、

ヤフーショッピングで35,697円、

AliExpressでUS $179.10 (日本円で約27431円)、

米国 Amazon.comで$199.00 (日本円で約30478円)、

で販売されています。

Amazonで「Meebook M7」をチェックする

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