Retroid Pocket 6 徹底レビュー!PS3まで動く驚異のゲーム性能

2026年1月、ついに「Retroid Pocket 6」の出荷が開始されました。ハイエンドな「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2」プロセッサを搭載しつつ、同時に5万円以下の高いコストパフォーマンスを実現した注目のAndroid 携帯ゲーム機です。

2024年9月に発売された前モデル「Retroid Pocket 5」も非常に人気がありましたが、新モデルがどれだけ進化したのかも気になるところです。

そこで今回のレビューでは、新型 Retroid Pocket 6が実際にどれほどのゲーム性能を発揮するのか、前モデル「Retroid Pocket 5」と比較しつつ、その実力と使い勝手を徹底的に検証しました。

Retroid Pocket 6 実機でNintendo Swichのゲームをプレイ

先に結論からお伝えしましょう

Retroid Pocket 6 の長所(Pros):

  • Snapdragon 8 Gen 2による圧倒的な処理性能(PS2やSwitchも快適動作)
  • 120Hz リフレッシュレート対応の有機ELディスプレイによる滑らかな映像
  • 高精度ホールスティックなど優れた操作性と、購入時に選べる物理レイアウトの選択
  • Wi-Fi 7対応による高速通信と安定したストリーミング
  • 6000mAhの大容量バッテリーとバイパス充電機能
  • 最大4K 60Hzの映像出力に対応

Retroid Pocket 6 の短所(Cons):

  • 背面のグリップ加工がなくなり滑りやすい
  • 画面に指紋が付きやすく目立つ
  • USBポートの位置が中心からずれている
  • 画面サイズ(5.5インチ)が最近の大型機に比べると小さく感じることも

総合評価:

Retroid Pocket 6は、Snapdragon 8 Gen 2 プロセッサを搭載したハイスペックな性能を持ちながら、同時に高いコストパフォーマンスを実現したAndroid携帯ゲーム機です。リフレッシュレート120Hzに進化した有機ELディスプレイ、6000mAhへと増量されたバッテリー、そして、ユーザー好みに寄り添った優れた操作性など、その魅力は語りつくせないほど多くあります。

背面がつるつるとしたマット仕上げでやや滑りやすい点や前面ガラスに指紋が付きやすい点、5.5インチの画面がやや小さく感じられる点などデメリットもありますが、それでも現行のAndroid携帯ゲーム機の中で最もコストパフォーマンスに優れた一台であるといえます。PS3やPS2など重量級タイトルでも快適に動作する「Retroid Pocket 6」は今最も自信をもっておすすめできる一台です。

この記事で分かること

  1. デザイン: サイズ、重量、カラーバリエーション、グリップ感、背面素材、イヤホンジャック、USBポート位置、質感、付属品
  2. ディスプレイ: 5.5インチ、有機EL (AMOLED)、120Hz、解像度、タッチ感度、指紋、輝度、視認性
  3. 操作性: ホールスティック、ボタン配置(Xbox/PS配列)、RGBライト、静音ボタン、ホールトリガー、背面ボタン、カスタマイズ
  4. ベンチマーク: Antutuスコア、Snapdragon 8 Gen 2、CPU性能比較(ランキング)、GPU性能
  5. メモリとストレージ: LPDDR5x、8GB / 12GB、microSD (TF) カードスロット、128/256GB、UFS 3.1、マルチタスク、ゲームの追加
  6. 冷却性能: アクティブ冷却、ファン、発熱、静音モード、ダストフィルター、サーマルスロットリング
  7. ゲーム性能: Android、PS3、PS2、PSP、Wii U、GC、DC、3DS、実測のフレームレート (FPS)
  8. バッテリー: 6000mAh、バッテリー持ち、駆動時間、27W急速充電、バイパス充電、充電制限
  9. オーディオ: ステレオスピーカー、音質、3.5mmイヤホンジャック、Bluetooth遅延
  10. 通信性能: Wi-Fi 7、ストリーミング (Steam Link, Moonlight)、クラウドゲーム (Xbox Cloud Gaming)、Bluetooth 5.3
  11. ソフトウェアと設定: Android 13、ランチャー(Retroid Launcher)、エミュレーター導入、ES-DE、Turnipドライバー、OTAアップデート、ドッキングステーション
  12. 比較Retroid Pocket 5
  13. スペック:仕様詳細
  14. 評価:5段階評価、総評、最適なユーザー、メリット・デメリット
  15. 価格:購入先、Retroid Pocket公式、Amazon、AliExpress、セール、中古

この記事を最後まで読むことで、「Retroid Pocket 6」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:Retroid Pocket 6 Handheld (Second Batch Pre-order)

このページ内の目次

デザイン:Retroid Pocket 6の洗練されたフォルムと実用性

Retroid Pocket 6 実機 シルバー 前面の外観

Retroid Pocket 6を手に取った瞬間、その存在感と進化したデザインに目が奪われます。ここでは、前モデルからの変更点を中心に、実際に使用して感じた筐体の質感や携帯性、そして拡張性について詳しく見ていきます。

手に馴染むエルゴノミクスと気になる質感

箱から取り出してまず感じたのは、グリップ部分の形状変化によるホールド感の向上です。背面には人間工学に基づいた膨らみが設けられており、これが手にしっかりとフィットします。長時間のアクションゲームプレイでも手が疲れにくく、しっかりと握り込める形状は「ゲーム機」としての完成度を高めています。

しかし、前モデルであるRetroid Pocket 5と比較して気になった点もあります。それは背面の質感です。Retroid Pocket 5には滑り止めのテクスチャ加工が施されており、手汗をかいても安定したグリップ感がありましたが、今回のRetroid Pocket 6は背面がツルツルとした滑らかな仕上げになっています。見た目は90年代後半のガジェットを彷彿とさせる光沢感がありクールなのですが、個人的には少し滑りやすく感じました。また、前面のガラスパネルも指紋が付きやすく、プレイ中に画面の汚れが気になることがありました。

サイズと重量:Retroid Pocket 5との比較

本体サイズはRetroid Pocket 5と比べて一回り大きくなっています。実際に並べてみると、横幅と厚みが増していることが分かります。ポケットに入れるには少し大きく、「超ポータブル」というよりは、バッグに入れて持ち運ぶのに適したサイズ感だと言えるでしょう。

Retroid Pocket 6とRetroid Pocket 5の比較

Retroid Pocket 6の上部

Retroid Pocket 6

  • サイズ:205.5 × 80.5 × 17.2 mm
  • 重量:約305g
  • カラー:ブラック、シルバー、16Bit、オレンジ、ライトパープル

Retroid Pocket 5

  • サイズ:199.2 × 78.5 × 15.6 mm
  • 重量:約280g
  • カラー:ブラック、ホワイト、GC、16Bit

重量も約25g増加していますが、実際に持ってみるとバランスが良いためか、数字ほどの重さは感じません。カラーバリエーションに鮮やかなオレンジやライトパープルが追加されたのは、ポップなデザインが好きな私にとって嬉しいポイントでした。

実用性を重視した接続ポート配置

Retroid Pocket 6 実機の接続ポート、インターフェース。

インターフェース類は本体下部に集中しており、非常に整理された印象を受けます。中央付近にはUSB Type-Cポート、その右隣に3.5mmイヤホンジャック、そして左側にmicroSDカードスロットが配置されています。

実際に使ってみて「おっ」と思ったのは、やはり3.5mmイヤホンジャックの存在です。最近のハイエンド機では省略されがちですが、遅延が許されない音ゲーや、お気に入りの有線イヤホンで高音質のBGMを楽しみたい私にとって、変換アダプタなしで直挿しできるのは大きなメリットです。microSDカードスロットにはカバーが付いており、誤ってカードが飛び出す事故を防いでくれる安心感があります。

一点注意が必要なのは、USB Type-Cポートの位置です。完全な中央ではなく、内部設計(おそらくバッテリー配置)の都合でわずかに中心からずれています。付属のケーブルで充電する分には全く問題ありませんが、汎用のスタンドやドックを使用する際は、この微妙なズレを意識する必要があるかもしれません。それでも、最大27Wの急速充電に対応している点は頼もしく、バッテリー切れの不安を軽減してくれます。

拡張性を高めるモニター出力と専用オプション

Retroid Pocket 6 実機で映像出力。「Retroid Dual Screen Add-on」装着。

Retroid Pocket 6USB Type-CポートDisplayPort Alternate Modeに対応しており、ケーブル一本で外部モニターに映像を出力できます。4K 60Hzでの出力が可能なので、リビングの大画面テレビに繋いで、Bluetoothコントローラーを接続すれば、据え置き機のようなスタイルで遊ぶこともできました。

さらに面白いのが、別売りのアクセサリー「Retroid Dual Screen Add-on」です。これをUSB-Cポートに接続することで、なんと2画面のゲーム機に変身させることができます。実際に装着してみると、3DSやDSのエミュレーターを遊ぶ際に、実機に近い感覚でプレイできるのが感動的でした。前述の通りUSBポートが中心からずれているため、装着時に少し位置調整が必要でしたが、設定で補正すれば問題なく動作しました。このギミックは、他のAndroidゲーム機にはないユニークな魅力です。

必要最低限の付属品

パッケージ内容は非常にシンプルです。箱を開けると、本体、充電用のUSB Type-A to Type-Cケーブル、そして簡単なマニュアルが入っているのみです。

画面保護フィルムや電源アダプタ、専用ケースは同梱されていないため、購入後すぐに安心して持ち運びたい場合は、別途用意する必要があります。特に今回は前面ガラスの指紋が気になりやすいため、保護フィルムは必須アイテムだと感じました。また、付属のケーブルはRetroid製品でおなじみのものですが、品質に問題はなく、データ転送や充電にしっかり使えます。

まとめ:デザイン

  • グリップ感:背面のエルゴノミックな膨らみにより、ホールド感が向上し疲れにくい
  • 質感の変化:Retroid Pocket 5のテクスチャ加工がなくなり、光沢のある滑りやすい素材に変更された
  • サイズ感:前モデルより一回り大きく重くなったが、携帯性は維持されておりバランスが良い
  • ポート配置:USB-Cポートが中心からわずかにずれているが、イヤホンジャック搭載は高評価
  • 拡張性:4K映像出力に加え、Dual Screen Add-onによる2画面化という独自の楽しみ方がある
  • 付属品:ケーブルとマニュアルのみのシンプルな構成で、フィルムやケースは別途購入が必要

ディスプレイ:Retroid Pocket 6 120Hz有機ELがもたらす圧倒的な没入感

Retroid Pocket 6のディスプレイ。黒の表現と発色。

Retroid Pocket 6の電源を入れた瞬間、目に飛び込んでくる映像の美しさには息をのみました。ここでは、このデバイスの最大の魅力の一つであるディスプレイについて、前モデルからの進化点や実際の視認性、タッチ操作の感触について詳しくレビューしていきます。

有機ELならではの「真の黒」と鮮烈な発色

最初に画面を見たときのインパクトは強烈でした。5.5インチのAMOLED(有機EL)パネルは、黒色が白っぽく浮くことなく完全に沈み込む「真の黒」を表現してくれます。これによりコントラストが際立ち、レトロゲームのドット絵から最新の3Dゲームのグラフィックまでが、非常に鮮やかに映し出されます。解像度は1920×1080(1080p)で、この画面サイズに対して画素密度が非常に高く、文字の輪郭もくっきりとしていて読みやすいです。ベゼルを感じさせない全面ガラスのデザインも相まって、映像が宙に浮いているような没入感を味わえました。

Retroid Pocket 5とのスペック比較:決定的な違いは「滑らかさ」

Retroid Pocket 6とPocket 5が置かれている。

基本的なスペックを前モデルであるRetroid Pocket 5と比較してみると、サイズや解像度は据え置きですが、リフレッシュレートに大きな進化が見られます。

Retroid Pocket 6

  • 画面サイズ:5.5インチ AMOLED
  • 解像度:1920 × 1080
  • リフレッシュレート:120Hz
  • 輝度:550 nits

Retroid Pocket 5

  • 画面サイズ:5.5インチ AMOLED
  • 解像度:1920 × 1080
  • リフレッシュレート:60Hz
  • 輝度:500 nits

Retroid Pocket 5も同じ有機ELを採用しており十分に美しい画面でしたが、Retroid Pocket 6ではリフレッシュレートが倍の120Hzになりました。これがもたらす恩恵は想像以上です。

120Hzの恩恵と屋外での視認性

Retroid Pocket 6のディスプレイ。滑らかに流れる映像。

実際に操作してみると、120Hz駆動による画面の滑らかさは感動的です。ゲームのプレイ中はもちろんのこと、ホーム画面でのスクロールやメニュー操作一つとっても、指に吸い付くような追従性を感じます。特にGameHubなどを使ってPCゲームをストリーミングプレイした際や、高フレームレートに対応したAndroidゲームを遊んだ時に、その真価を発揮しました。残像感が減り、動きの激しいアクションゲームでも視認性が格段に向上しています。

輝度についても、Retroid Pocket 5の500ニトから550ニトへとわずかながら向上しています。晴れた屋外のベンチで使用してみましたが、画面が暗くて見えにくいということもなく、十分な視認性が確保されていました。視野角も広く、少し斜めから覗き込んでも色の変化はほとんど感じられません。

軽快なタッチ操作と気になった指紋汚れ

Retroid Pocket 6 実機のゲーム選択画面

タッチパネルの感度は良好で、スマホゲームをプレイしても遅延や反応の鈍さを感じることはありませんでした。マルチタッチも正確に反応し、ストレスフリーです。ただし、実際に使っていて一つだけ気になった点があります。それは、Retroid Pocket 5や他の機種に比べて、画面表面のガラスに指紋が付きやすく、また拭き取りにくいと感じたことです。

表面のコーティングの質感が異なるのか、少し触っただけで指紋が目立ち、クロスで拭いても油分が伸びてしまうような感覚がありました。美しい画面を維持するためには、指紋防止タイプの保護フィルムを貼るのが必須かもしれません。この点に関しては、前モデルの方が扱いやすかった印象です。

まとめ:ディスプレイ

  • パネル品質:有機ELによる発色の良さとコントラストの高さは健在で、映像美はトップクラス
  • リフレッシュレート:120Hzへの進化により、UI操作や対応ゲームでの滑らかさが劇的に向上した
  • 比較:RP5と同じサイズ・解像度だが、動きの滑らかさでRP6が圧倒的に勝る
  • 視認性:最大輝度550ニトで屋外でも見やすく、視野角も広い
  • タッチ感度:反応は良好だが、前面ガラスが指紋汚れに弱く、手入れに手間がかかる点が惜しい

操作性:Retroid Pocket 6 カスタマイズ性と静音性がもたらす快適なプレイ体験

Retroid Pocket 6 実機でCPⅢ版 ストリートファイターⅢをプレイ。

Retroid Pocket 6を操作してみて最初に感じたのは、ユーザーの好みに徹底的に寄り添おうとする姿勢と、細部の操作感に対するこだわりです。ここでは、前モデルRetroid Pocket 5から大きく進化した操作性について、実際のゲームプレイを通じて感じたメリットや変化を詳しくレビューします。

自分好みに選べるボタン配置

Retroid Pocket 6の操作性において、最も革新的で注目すべき点は「物理レイアウトの選択(デュアルオプション)」が可能になったことです。

前モデルのRetroid Pocket 5では、左側のアナログスティックが下、十字キーが上という配置に固定されていました。しかし、Retroid Pocket 6では購入時に「十字キーが上(レトロゲーム向き)」か「スティックが上(モダンゲーム向き)」かを選択できるようになっています。私は今回、PlayStation 2や最新のアクションゲームを快適に遊びたかったため、スティックが上にあるモデルを選びました。自分のプレイスタイルに合わせてハードウェアレベルで最適解を選べるのは、非常に大きなメリットだと感じます。もちろん、ソフトウェア側でABXYボタンの配列を任天堂配列やXbox配列に切り替えることも可能です。

没入感を高める高精度スティックとRGBライティング

Retroid Pocket 6の「3Dホールスティック」設定画面

アナログスティックには、耐久性と精度に定評のある「3Dホールスティック」が採用されています。磁気ホールセンサーを使用しているため、物理的な摩耗によるドリフト現象(勝手に動いてしまう不具合)が起きにくく、デッドゾーンも感じられません。実際に3Dアクションゲームでキャラクターを走らせてみましたが、可動域が広く動きが非常にスムーズで、指に吸い付くような操作感でした。

また、左右のスティック基部にはRGBリングが搭載されています。設定メニューから発光パターンや色を左右個別にカスタマイズできるため、ゲーミングデバイスらしい演出を楽しむことができます。夜間のプレイでは、このほのかな光が没入感を高めてくれました。

Retroid Pocket 6のRGBリング 設定画面

繊細な操作を可能にするホールセンサー式トリガー

L2/R2トリガーには、アナログ入力を正確に検知するホールセンサー方式が採用されています。

レースゲームでアクセルを徐々に踏み込むような操作や、FPSでの微妙なトリガー操作において、指先の動きをリニアに反映してくれます。Retroid Pocket 5と比較すると、トリガー自体のサイズが少し大きくなっており、指のかかりが良くなりました。L1/R1ボタンはマイクロスイッチ式で、クリック感のある明確なフィードバックがあり、押し間違いを防いでくれます。

Retroid Pocket 6 実機のトリガーボタンを押している。

格闘ゲームも快適な十字キーと静音化されたボタン

十字キー(D-Pad)とメインボタン(ABXY)の進化も素晴らしいです。十字キーはドームスイッチを採用したピボット式で、カチッとしたタクタイル感(クリック感)があります。実際に格闘ゲームで必殺技コマンドを入力してみましたが、斜め入力が正確に認識され、誤入力が起きることはほとんどありませんでした。

特に注目したいのはABXYボタンの静音性です。Retroid Pocket 5ではボタンのカチカチという音が大きく気になるという声がありましたが、Retroid Pocket 6ではラバーメンブレン接続を維持しつつ改良され、実質的に無音に近いレベルまで静音化されました。深夜に家族が寝静まった後でも、音を気にせずプレイできるのは個人的に非常に嬉しい改善点です。ボタン自体は3色成形のクリスタル素材のような質感で、見た目の高級感も向上しています。

Retroid Pocket 6 実機の十字キーとスティック

背面マクロボタンの追加とホールド感の変化

操作面でのもう一つの大きな違いは、背面に2つのマクロボタンが追加されたことです。ここには特定の操作を割り当てることができ、複雑な操作が求められるゲームで重宝します。

一方で、ホールド感については好みが分かれるかもしれません。Retroid Pocket 6は背面に人間工学に基づいたグリップの膨らみがあり、握りやすさは向上しています。しかし、Retroid Pocket 5の背面に施されていた滑り止めのテクスチャ加工がなくなり、ツルツルとしたマット仕上げに変更されました。見た目はクールなのですが、手汗をかくと少し滑りやすく感じることがありました。グリップ力重視の方は、別途テープを貼るなどの工夫が必要かもしれません。

Retroid Pocket 6 実機の背面 2つのマクロボタン

まとめ:操作性

  • カスタマイズ性:購入時に十字キーとスティックの配置(上下)を選択可能になり、プレイスタイルに合わせられる
  • スティック:ドリフトしにくい3Dホールスティックを採用し、操作がスムーズ
  • 静音化:ABXYボタンの打鍵音がRP5比で大幅に静かになり、周囲を気にせず遊べる
  • 十字キー:タクタイル感のあるドームスイッチで、格闘ゲームのコマンドも正確に入力可能
  • トリガー:L2/R2はホールセンサー式で、RP5よりサイズが大型化し操作しやすい
  • 背面ボタン:便利な背面マクロボタンが追加された
  • ホールド感:グリップ形状は良いが、RP5にあった滑り止め加工がなくなり少し滑りやすい

パフォーマンス

ここではRetroid Pocket 6のパフォーマンスについて、Antutuベンチマーク、冷却性能、アプリの動作感の3つに分けて詳細に紹介します。

Antutuベンチマーク

Retroid Pocket 6は、TSMC 4nmプロセスで製造されたフラッグシップSoC「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2」を搭載しています。 CPU構成は、最大3.2GHzで駆動するプライムコア(Cortex-X3)を筆頭に、パフォーマンスコア4つ、高効率コア3つを組み合わせたオクタコア仕様です。GPUには「Adreno 740」を採用し、レイトレーシングにも対応する高度なグラフィック処理能力と、優れた電力効率を兼ね備えています。

Antutuベンチマークのスコアは以下のようになっています。

Retroid Pocket 6のAntutu ベンチマーク。グラフ。

[Antutu バージョン 11]

例: Antutu V11.0.8 総合で「1685147」、CPUで「595897」、GPUで「403318」、MEMで「251287」、UXで「434645」

総合スコアは約168万点、CPU性能は59万点、GPU性能は約40万点になります。

なお、Antutu V10 ベンチマークに換算すると、総合スコアは約158万点になります。

CPU性能を比較

Retroid Pocket 6が搭載するQualcomm Snapdragon 8 Gen 2 プロセッサと、他のCPUの性能を比較してみました。

Retroid Pocket 6のグラフ。Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2の性能を比較。

CPU ランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Qualcomm Snapdragon G3x Gen3(AYANEO Poket FIT)・・・Antutu:200万
  2. Snapdragon G3x Gen 2 (AYANEO Pocket ACE)・・・Antutu:166万
  3. Snapdragon 8 Gen 2 (Retroid Pocket 6)・・・Antutu:158万
  4. MediaTek Dimensity 8300(ANBERNIC RG557 / RG406H)・・・Antutu:125万
  5. Snapdragon 865 (Retroid Pocket 5 / Retroid Pocket Flip 2)・・・Antutu:84万
  6. Dimensity D1100 (Retroid Pocket 4 Pro)・・・Antutu:70万
  7. Unisoc T820 (ANBERNIC RG 476H)・・・Antutu:53万
  8. MediaTek Helio G99・・・(AYANEO Pocket MICRO Classic)・・・Antutu:40万
  9. MediaTek Helio G90T(AYANEO Pocket AIR Mini)・・・Antutu:36万
  10. Unisoc USMS 9230S (KINHANK K56)・・・Antutu:32万

Retroid Pocket 5との比較でわかること

Retroid Pocket 5(Snapdragon 865)のスコアは約84万点でしたが、Retroid Pocket 6ではV10換算で約158万点(V11では約168万点)に達しており、数値上で約1.9倍〜2倍近い性能向上を果たしています。特にGPUスコアやCPUの処理能力において圧倒的な差がついており、前世代機とは処理性能の次元が異なることがベンチマーク結果からはっきりと読み取れます。単なる順当な進化ではなく、パフォーマンスにおいては完全に別クラスの製品へと飛躍しています。

他のCPUとの比較でわかること

ランキングを見ると、Retroid Pocket 6はSnapdragon G3xシリーズといったゲーミング特化型の最上位チップに次ぐ、極めて高いポジションに位置しています。人気のあるMediaTek Dimensity 8300(約125万点)や、かつての名機Retroid Pocket 4 Proに搭載されたDimensity 1100(約70万点)と比較しても、その差は歴然です。現行のAndroid携帯ゲーム機市場において、トップティアの性能を持っていることが数値から証明されています。

メモリとストレージ:Retroid Pocket 6 高速化されたLPDDR5xメモリと選べる大容量ストレージ

Retroid Pocket 6のエミュレーター選択画面

Retroid Pocket 6は、システムの快適さに直結する足回りも大きく強化されました。ここでは、前モデルRetroid Pocket 5から規格・容量ともに進化したメモリとストレージの実力を、実際の使用感と共にレビューします。

進化したLPDDR5xメモリと拡張された選択肢

Retroid Pocket 6では、メモリ(RAM)に最新規格のLPDDR5xを採用しています。前モデルのRetroid Pocket 5が搭載していたLPDDR4xと比較して転送速度が向上しており、アプリの起動やデータの読み込みが一層スムーズになったと感じます。

また、Retroid Pocket 5は8GBモデルのみの展開でしたが、Retroid Pocket 6では8GBに加え、より大容量な12GBモデルを選択できるようになりました。私は今回、将来的な余裕を見込んで12GBモデルを使用していますが、その恩恵は特に負荷の高いNintendo Switchのエミュレーションを行った際に顕著です。高解像度テクスチャパックを適用したり、シェーダーキャッシュが溜まってきたりしてもメモリ不足による強制終了(クラッシュ)に遭遇することがなく、非常に安定しています。

余裕のマルチタスクと滑らかな動画再生

この大容量メモリとSnapdragon 8 Gen 2のパワーが組み合わさることで、マルチタスク性能も飛躍的に向上しています。例えば、重たいゲームをバックグラウンドで起動したまま、フローティングウィンドウでブラウザを開き攻略情報を確認したり、画面録画ツールを常駐させたりしても、動作がカクつくことはありませんでした。メモリ管理能力が高く、アプリが勝手にキルされる(終了させられる)ストレスから解放されたのは大きなメリットです。

また、1080p 120HzのAMOLEDディスプレイでの動画再生も極めて快適です。YouTubeで高フレームレートの動画を視聴してみましたが、残像感のないヌルヌルとした映像が楽しめます。さらに、USB-CポートからのDisplayPort出力機能を使って4K 60Hzでテレビに出力し、メディアセンターとして映画を鑑賞してみましたが、高ビットレートの動画ファイルも遅延なくスムーズに再生され、据え置き機顔負けのパフォーマンスを見せてくれました。

PCゲームにも対応できるUFS 3.1ストレージ

Retroid Pocket 6 実機でPS2版 ドラゴンボールZをプレイ

内蔵ストレージには高速なUFS 3.1規格が採用されており、容量は128GB256GBから選択可能です。Retroid Pocket 5は128GBモデルのみだったため、より多くのデータを本体に保存したいユーザーにとって256GBという選択肢が増えたことは歓迎すべき点です。

実際に使ってみて痛感したのは、Windows用ゲームを動かすためのアプリ(GameHubなど)を利用する場合、内蔵ストレージの容量が非常に重要になるということです。これらのアプリは仮想Cドライブを内蔵ストレージ内に作成するため、ゲームデータも必然的にそこへ保存されます。128GBでは数本の大型タイトルで一杯になってしまいますが、256GBあれば余裕を持って運用できました。

もちろん、microSDカードスロットも搭載しており、最大2TBまで対応しています。私はレトロゲームのROMデータやISOファイルはすべてmicroSDカードに逃がし、高速な読み書きが必要なAndroidアプリやPCゲームは内蔵ストレージに入れるという使い分けをしています。大量のファイルを読み込ませた際のフロントエンドでのスキャン速度も速く、待たされる感覚はありませんでした。

自由度の高いゲーム追加とファイル管理

ゲームの追加方法はAndroidデバイスそのもので、非常に自由度が高いです。PCとUSBケーブルで接続して直接ファイルを転送しても良いですし、microSDカードをPCで編集してから差し込むのも簡単です。

Retroid公式のランチャーや「ES-DE(EmulationStation Desktop Edition)」などのフロントエンドアプリを使えば、追加したゲームのパス(保存場所)を指定するだけで、自動的にジャケット画像や情報を取得して並べてくれます。内蔵ストレージと外部microSDカードのどちらにあるファイルも問題なく一括管理できるため、ライブラリが分散して使いにくくなることもありませんでした。BIOSファイルなどのシステムに必要なデータも、指定のフォルダに置くだけでスムーズに認識され、導入の敷居は低いと感じました。

まとめ:メモリとストレージ

  • メモリ規格:RP5のLPDDR4xからLPDDR5xへ進化し、データ転送速度が向上した
  • メモリ容量:RP5にはなかった12GBモデルが追加され、高負荷なSwitchエミュレーションも安定する
  • マルチタスク:大容量メモリのおかげで、ゲームと攻略サイトの同時表示や録画などが快適に行える
  • 動画再生:120Hz画面での視聴に加え、4K 60Hzの外部出力でも遅延のないスムーズな再生が可能
  • ストレージ容量:最大256GBを選択可能になり、PCゲームなど内蔵容量を必要とする用途に対応しやすくなった
  • 拡張性:最大2TBのmicroSDカードに対応し、大量のレトロゲームライブラリを持ち運べる

冷却性能:Retroid Pocket 6 安定した排熱が生む圧倒的なパフォーマンス

Retroid Pocket 6 実機の背面。排気孔が見える。

高性能なチップセットを搭載する携帯ゲーム機において、冷却性能は快適さを左右する最も重要な要素の一つです。ここでは、Retroid Pocket 6がどのようにしてSnapdragon 8 Gen 2の熱をコントロールし、安定したパフォーマンスと静音性を両立しているのかをレビューします。

効率的なアクティブ冷却システムと内部構造

Retroid Pocket 6の冷却システムは、銅製ヒートスプレッダーと大型の遠心ファンを組み合わせたアクティブ冷却方式を採用しており、非常に効率的です。背面を見ると大きな吸気口があり、内部にはダストフィルターが新たに装備されています。実は前モデルのRetroid Pocket 5までは排気口にしかフィルターがなかったため、吸気口にも対策が施されたことは、長期的なメンテナンス性を考えると地味ながら大きな改善点だと感じました。

この冷却機構のおかげで、TSMC 4nmプロセスで製造されたSnapdragon 8 Gen 2の性能をフルに引き出しつつ、長時間のプレイでもサーマルスロットリング(熱暴走による性能低下)を効果的に防いでいます。実際に高負荷なベンチマークテストを連続で回してみてもスコアの低下が最小限に抑えられており、熱管理能力の高さに驚かされました。

賢いファンモード制御と驚きの静音性

Retroid Pocket 6の設定画面

システム設定には「スマート」「スポーツ(ハイパフォーマンス)」「静音」といったファンモードが用意されており、状況に応じて切り替えが可能です。私が普段愛用しているのは「スマートモード」です。このモードの制御は非常に優秀で、負荷の低いレトロゲームを遊んでいる時はファンが回っていることに気づかないほど静かです。

負荷が高まると回転数が上がりますが、耳障りな高周波ノイズ(キーンという音)は抑えられており、「サー」という風切り音が聞こえる程度です。ホワイトノイズは約35dB程度というデータもあり、図書館のような静かな場所でなければ、周囲を気にせず使えるレベルだと感じました。Retroid Pocket 5と比較しても、冷却ファンの制御がより洗練され、不快な騒音が減った印象を受けます。

長時間プレイでも熱くない快適なグリップ

実際に高負荷なゲームを長時間プレイして、筐体の温度変化を検証してみました。PlayStation 2の『グランツーリスモ4』を解像度3倍設定で、さらにPCゲームエミュレータ(Winlator)を使って『Fallout 3』をそれぞれ30分以上遊んでみましたが、結果は極めて快適でした。

内部温度が上昇しても、その熱が指の触れるグリップ部分やボタン周辺に伝わってこないのです。サーモグラフィーでの計測データによると、排気口付近は30度程度まで上がりますが、グリップ部分は室温と変わらない温度を保っています。Retroid Pocket 5も発熱はマイルドでしたが、Retroid Pocket 6はより発熱量の多いチップを搭載しているにもかかわらず、熱源と持ち手を分離する設計が徹底されており、手汗をかくような不快感がありませんでした。画面(AMOLED)自体も熱を持たず、タッチ操作への影響も皆無です。

高負荷エミュレーションでも維持される安定性

冷却性能の高さは、そのままゲームの安定性に直結しています。例えば、Nintendo Switchのエミュレーションで重たい3Dアクションゲームを動かした際、冷却が不十分な端末では数分後にフレームレートがガクッと落ちることがありますが、Retroid Pocket 6ではそのような現象が見られません。

あるテストでは、MinecraftでTNT爆弾を2万個爆発させるという負荷実験を行っていましたが、フレームレートは低下したもののアプリがクラッシュすることなく完走していました。これは冷却システムが限界状況でもSoCを守り抜いている証拠です。Retroid Pocket 5(Snapdragon 865)と比較しても、絶対的なパワーだけでなく、「そのパワーを持続させる力」においてRetroid Pocket 6は圧倒的に進化しています。

まとめ:冷却性能

  • 冷却システム:銅製ヒートスプレッダーと遠心ファンによる強力なアクティブ冷却を採用
  • ダストフィルター:RP5にはなかった吸気口側のフィルターが追加され、防塵性が向上した
  • ファン制御:「スマートモード」の制御が優秀で、通常使用時はほぼ無音に近い静音性を実現
  • 表面温度:排気口付近は熱を持つが、グリップや操作部には熱が伝わらず、長時間プレイも快適
  • 安定性:高負荷なPCゲームやSwitchエミュでもサーマルスロットリングが起きにくく、フレームレートが安定する

ゲーム性能:Retroid Pocket 6 (Snapdragon 8 Gen 2) 実機プレイ徹底検証

Retroid Pocket 6 実機でフォートナイトをプレイ

Retroid Pocket 6のプロセッサー「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2」の実力は本物なのか? 今回は、Androidネイティブゲームから、PS2、PS3といった高負荷なエミュレーションまで、実際にプレイしてフレームレート(FPS)を計測しました。その驚異的なパフォーマンスを、具体的な挙動とともにレポートします。

Android

フォートナイト

まずは重量級のバトルロイヤル「フォートナイト」で小手調べです。グラフィック設定を最高画質の「エピック」にし、さらに負荷のかかる「高解像度テクスチャ」を適用しても、なんと安定して60FPSを維持しました。さらにリフレッシュレート優先の設定に切り替えると、90FPSでの張り付きが可能に!建築が乱立する終盤の激しい攻防や、エフェクトが飛び交う至近距離でのショットガン対決でもカクつきは一切ナシ。指に吸い付くようなヌルヌルの操作感で、エイムの精度が一段階上がったかのような錯覚さえ覚えます。

Retroid Pocket 6 実機でマインクラフトをプレイ

マインクラフト

描画距離(レンダリング距離)を最大の20〜32チャンクまで広げ、リッチな高解像度テクスチャパックを導入するという「PC並み」の負荷をかけてみました。それでもフレームレートは60FPSから120FPSの間で非常に安定して推移します。大規模な村の生成や、レッドストーン回路が複雑に稼働している重いエリアに入っても処理落ちは皆無。広大な世界が遠くまでくっきりと描画され、スムーズに移動しながら快適なクラフト作業に没頭できました。

PS3

Retroid Pocket 6 実機でデビル メイ クライ 4をプレイ

デビル メイ クライ 4

いよいよPS3エミュレーションへの挑戦です。Android上での動作は厳しいと思われましたが、解像度720p設定において、戦闘シーンを含め概ね60FPSで駆動することに驚かされました。画面を埋め尽くすほどの大量の敵が出現するシーンや、派手なエフェクトが炸裂する「デビルトリガー」発動時でも、操作を妨げるような目立った遅延は感じられません。ネロやダンテのスタイリッシュなコンボアクションを、実機さながらのスピード感で楽しむことができます。

PS2

Retroid Pocket 6 実機でPS2版 ドラゴンクエスト Ⅷをプレイ

ドラゴンクエスト Ⅷ

国民的RPGも、このマシンにかかればリマスター版以上のクオリティに化けます。内部解像度を実機の3倍(1080p相当)に引き上げ、さらにジャギーを消すアンチエイリアスを適用。この高画質設定でも、フレームレート解除パッチ適用時で常時60FPSをキープしました。フィールド移動から戦闘画面へのトランジションも一瞬で、キャラクターの表情や装備の細部、背景の木漏れ日までが鮮明に描写されます。当時の実機を遥かに凌駕する映像美で冒険できました。

ゴッド・オブ・ウォー

PS2屈指の重さを誇るバイオレンスアクションですが、ここでは強気に解像度を4倍に設定。それでも、画面内を敵が埋め尽くす大規模な乱戦シーンにおいて60FPSを下回ることはありませんでした。 CSアタック(QTE)のシネマティックな演出からシームレスに繋がるアクションも極めて滑らか。入力遅延のない応答性のおかげで、クレイトスの豪快な技の数々をよりダイナミックに、ストレスフリーで叩き込めます。

PSP

Retroid Pocket 6 実機でPSP版 ゴッド・オブ・ウォーをプレイ

ゴッド・オブ・ウォー

落日の悲愴曲 PSPの限界に挑んだグラフィックで知られる本作。エミュレータ側で解像度を5倍(1080p以上)の超高精細に設定し、異方性フィルタリングを最大にしても、完全に60FPSに固定されたまま動き続けました。負荷の高い巨大ボスとの戦闘シーンでもコマ落ちは一切発生しません。ジャギーの一切ない究極に滑らかな映像は、携帯機向けタイトルであることを忘れさせるほどの美しさです。

ドラゴンボールZ インフィニットワールド

超高速バトルが売りの本作において、解像度を最大レベルまで引き上げても常に60FPSを維持し続けました。キャラクターが画面内を高速で飛び回り、かめはめ波などの派手な必殺技エフェクトが重なる瞬間でも描画は安定。格闘ゲームの命である入力遅延も極限まで抑えられており、シビアなタイミングが要求されるコンボ入力も面白いように決まります。

Wii U

Retroid Pocket 6 実機でWii U版 マリオテニス ウルトラスマッシュをプレイ

マリオテニス ウルトラスマッシュ

Wii Uタイトルのエミュレーションも実用レベルです。解像度を等倍から1.5倍程度に設定してプレイしたところ、多くの場面で60FPSをキープしました。「メガシンカ」でキャラクターが巨大化する演出の際に一瞬の負荷を感じることはありましたが、プレイに支障はありません。試合中のボールの高速なラリーやキャラクターのモーションは途切れることなく、快適に試合進行が可能でした。

GC(ゲームキューブ)

マリオゴルフ ファミリーツアー 広大なコース描写が必要なゴルフゲームですが、解像度を3倍以上に設定しても常に60FPSで動作します。ゴルフゲームで最も重要な「ショットのタイミング合わせ」も、フレームの乱れがないため非常に正確に行えました。コースの奥の奥までクッキリと鮮明に描画され、美しい景色を眺めながらのラウンドはストレスフリーそのものです。

DC(ドリームキャスト)

ソニックアドベンチャー2 「音速」のアクションも完璧に制御します。内部解像度を4K相当まで引き上げた超高画質設定でも、60FPSで完璧に動作しました。ソニックならではの目にも留まらぬスピード感や、情報の多い複雑なステージ構成にも処理能力が負けることはありません。極めて高い応答性で、ハイスピードなステージを駆け抜ける爽快感は格別です。

3DS

マリオカート7 2画面処理が必要な3DSタイトルですが、解像度を4倍に設定した高精細な画面構成であっても、60FPSを完全に維持します。アイテム使用時の爆発エフェクトや、8台のカートがひしめき合う混戦状態になっても、Snapdragon 8 Gen 2のパワーにはまだまだ余裕がある印象。実機の小さな画面では気づかなかったディテールまで見えるクリアな映像で、レースへの没入感は抜群でした。

まとめ:ゲーム性能

総評として、Snapdragon 8 Gen 2を搭載したRetroid Pocket 6のゲーム性能は、現行のAndroid携帯ゲーム機において最高峰と言って間違いありません。フォートナイトのようなAndroidネイティブの重量級タイトルを最高画質で滑らかに動かせるのはもちろん、真価を発揮するのはエミュレーションです。

ゴッド・オブ・ウォーやドラゴンクエスト ⅧといったPS2の重いタイトルを数倍の解像度で60FPS維持できるパワーに加え、マリオカート7のような3DSタイトル、さらにはPS3のデビル メイ クライ 4までもが実用的な速度で動作する点には感動すら覚えました。また、これだけの処理を行いながらも消費電力効率が優れており、長時間のプレイでも発熱による性能低下が起きにくいのも大きな魅力です。あらゆる世代の名作を、現代の最高水準の環境で堪能できる、まさに「夢のマシン」と言えるでしょう。

バッテリー持ちと充電:Retroid Pocket 6 大容量化と賢い機能で一日中遊べるタフネス仕様

Retroid Pocket 6 実機でゲームキューブ版 マリオゴルフ ファミリーツアーをプレイ

Retroid Pocket 6はパフォーマンスだけでなく、バッテリー周りも大きく進化しています。ここでは、前モデルから増量されたバッテリー容量による実駆動時間の変化や、急速充電、そしてゲーマーにとって非常に重要なバッテリー保護機能について、実際の使用感を交えてレビューしていきます。

6000mAhへの増量と驚異のスタミナ

まず注目したいのがバッテリー容量です。前モデルであるRetroid Pocket 5が5000mAhだったのに対し、Retroid Pocket 6では6000mAhへと、実に1000mAh(20%)もの増量が図られました。高性能なSnapdragon 8 Gen 2プロセッサは消費電力が高い傾向にありますが、この容量アップのおかげで、パワフルな処理能力と長時間の駆動を見事に両立させています。

実際に様々なゲームをプレイして駆動時間を計測してみました。まず、負荷の低いレトロゲームとしてゲームボーイアドバンス(GBA)のタイトルを遊んでみたところ、なんと約12時間半もの連続プレイが可能でした。これなら長距離の移動中や、充電できない環境でもバッテリー切れを心配する必要は全くありません。スリープ時の消費電力も優秀で、一晩放置してもわずか2%程度しか減っておらず、遊びたい時にすぐ再開できる安心感があります。

高負荷タイトルでも余裕の持続力

さらに負荷の高いゲームでも検証を行いました。PlayStation 2の『ゴッド・オブ・ウォー II』を高解像度設定でプレイした場合でも、約5時間半の駆動時間を記録しました。これだけ重い処理をさせながら5時間以上持つというのは驚異的です。

さらに、Nintendo Switchのエミュレーションで『メトロイドプライム リマスター』を動かしても4時間強、PCゲームの『Fallout 3』をプレイしても3時間45分程度は持ちこたえました。GPUをフル稼働させるような最も過酷なベンチマークテストを回し続けても3時間以上動作したため、どんなにヘビーなゲームでも3〜4時間は確実に遊べると考えて良さそうです。Retroid Pocket 5と比較しても、より高性能なチップを動かしているにもかかわらず、同等以上のプレイ時間を確保できている点に進化を感じます。

素早い復帰を可能にする27W急速充電

Retroid Pocket 6の充電 設定画面

バッテリーが切れた後の復帰もスムーズです。Retroid Pocket 6は最大27Wの急速充電に対応しており、空の状態からでも短時間でプレイ可能なレベルまで回復します。大容量バッテリーは充電に時間がかかりがちですが、USB PD対応の充電器を使えばストレスなくチャージ可能です。

バッテリーを守る「バイパス充電」と「充電制限」

個人的に最もメリットを感じたのが、充実したバッテリー保護機能です。システム設定から「バイパス充電(充電分離)」を有効にすることができます。これは、USBケーブルからの電力をバッテリーを介さずにシステムへ直接供給する機能です。

例えば、別売りのドックを使ってテレビに出力しながら長時間遊ぶ際、通常なら充電しながらの使用でバッテリーが発熱し劣化が進んでしまいます。しかし、この機能を使えばバッテリーへの給電をカットできるため、発熱を劇的に抑えることができ、バッテリー寿命を温存できます。また、過充電を防ぐために充電上限を80%などに設定できる機能も搭載されており、長く愛用したいユーザーへの配慮が行き届いていると感じました。

まとめ:バッテリー持ちと充電

  • 容量アップ:RP5の5000mAhから6000mAhへ増量され、よりタフになった
  • 長時間駆動:低負荷なレトロゲームなら最大12時間半以上の連続プレイが可能
  • 高負荷時の粘り:PS2やSwitchエミュレーションなどの重い処理でも4〜5時間は安定して遊べる
  • 急速充電:最大27Wの急速充電に対応し、大容量でも充電待ちのストレスが少ない
  • バイパス充電:給電のみを行いバッテリー充電を止める機能があり、据え置きプレイ時の発熱と劣化を防げる
  • 寿命管理:充電上限を制限する機能があり、バッテリーの健康状態を長く維持できる

オーディオ性能:Retroid Pocket 6 フロントスピーカーの恩恵とワイヤレス接続の進化

Retroid Pocket 6 実機でDC版 ソニックアドベンチャー2をプレイ

Retroid Pocket 6は、ゲーム体験を左右する「音」に関しても堅実な設計がなされています。ここでは、前モデルRetroid Pocket 5から継承されたスピーカー配置のメリットや実際の音質、そしてイヤホン接続時のノイズ耐性について、実際にゲームをプレイして感じた印象をレビューします。

操作を邪魔しないフロントデュアルスピーカー

まず、ハードウェアの構成として最も評価したい点は、スピーカーの配置です。Retroid Pocket 6は、Retroid Pocket 5と同様に画面の左右下部にスピーカーを配置する「フロントデュアルスピーカー」を採用しています。

多くの携帯ゲーム機が底面にスピーカーを配置しがちな中、この前面配置は大きなメリットがあります。本体のグリップをしっかりと握り込んでも、手のひらでスピーカー穴を塞いでしまうことがありません。実際にアクションゲームで激しい操作をしていても、音が遮られてこもることなく、ダイレクトに耳に届くステレオ感は非常に快適です。左右の分離感も適切で、FPSゲームなどで敵の足音がどちらから聞こえるかといった定位感もしっかりと感じ取ることができました。

音質の傾向:中音域はクリアだが高音に課題も

Retroid Pocket 6 実機で3DS版 マリオカート7をプレイ

肝心の音質についてですが、全体的な印象としては「標準的で聞きやすい」レベルにまとまっています。『ペルソナ3 リロード』のようなRPGをプレイした際、キャラクターのボイスやBGMのメインとなる中音域は非常に明瞭で、セリフが聞き取りにくいということはありませんでした。ボーカル曲もクリアに再生され、携帯機としては十分な迫力があります。

一方で、Retroid Pocket 5と比較しても劇的な音質向上があるかと言われると、そこは意見が分かれるかもしれません。高音域の伸びに関しては、少し「こもった」ような印象を受ける場面がありました。シンバルのような鋭い金属音や、突き抜けるような高音のエフェクトは、やや角が取れて丸くなっているように感じます。低音については、このサイズの筐体としては健闘しており、爆発音などで音が割れるような歪み(ディストーション)は最大音量近くまで上げない限り気になりませんでした。

ノイズレスなイヤホンジャックと安定したBluetooth 5.3

Retroid Pocket 6には、底面に3.5mmイヤホンジャックが搭載されています。最近のハイエンドスマートフォンでは廃止されがちですが、遅延が命取りとなる音ゲーマーにとっては必須の装備です。 実際に有線イヤホンを接続して無音時のホワイトノイズを確認してみましたが、「サー」という不快な背景ノイズはほとんど確認できず、S/N比(信号対雑音比)は良好だと感じました。インピーダンスの低いイヤホンでもクリアなサウンドを楽しめます。

また、ワイヤレス接続に関してはBluetooth 5.3に対応しており、前モデルのBluetooth 5.1から規格が進化しています。ワイヤレスイヤホンとのペアリングは一瞬で完了し、接続の安定性も向上しています。動画視聴やRPG程度であれば遅延(レイテンシ)は気になりませんが、シビアな判定が求められるリズムゲームをプレイする際は、やはり有線接続の方が安心感がありました。

まとめ:オーディオ性能

  • スピーカー配置:RP5同様にフロント配置を採用しており、グリップした手で音が遮られないのが最大の強み。
  • 音質特性:中音域やボーカルはクリアで明瞭だが、高音域はややこもったように感じる場合がある。
  • イヤホン出力:3.5mmジャックを搭載しており、ホワイトノイズも気にならず安定した出力が得られる。
  • ワイヤレス接続:Bluetooth 5.3へ進化し、接続安定性が向上している。
  • 比較:RP5から劇的な音質向上はないものの、フロントスピーカーという優れたレイアウトは維持されている。

通信性能:Retroid Pocket 6 最新Wi-Fi 7と低遅延ストリーミングがもたらす快適環境

Retroid Pocket 6 実機でPCゲームのDOOM:THE DARK AGESをプレイ

Retroid Pocket 6は、通信規格においても現行の携帯ゲーム機として最高水準のスペックを備えています。前モデルであるRetroid Pocket 5が「Wi-Fi 6」と「Bluetooth 5.1」までの対応だったのに対し、本機では最新の「Wi-Fi 7」および「Bluetooth 5.3」へと進化しました。ここでは、これらの進化が実際のゲームプレイ、特にストリーミングやダウンロードにおいてどのような恩恵をもたらすのかをレビューします。

次世代規格 Wi-Fi 7による高速ダウンロードと安定性

まず驚かされたのは、Wi-Fi 7対応による通信速度と安定性の向上です。ゲームのファイルサイズは年々巨大化しており、数十GBのデータをダウンロードする時間も馬鹿になりませんが、Wi-Fi 7環境下でのダウンロードは非常に高速でした。例えば、エミュレーター用の大容量ROMファイルや、追加のアセットデータをダウンロードする際も、待ち時間が大幅に短縮され、すぐにプレイを開始できるのは大きなストレス軽減になります。

また、家族が動画視聴などでネットワーク帯域を使用しているような混雑した状況でも、通信が不安定になることなく、安定した接続を維持できていた点が印象的でした。Retroid Pocket 5のWi-Fi 6も十分高速でしたが、より混信に強く、低遅延なWi-Fi 7への対応は、将来を見据えた大きなアドバンテージだと言えます。

120Hzと爆速デコードが変えるローカルストリーミング体験

Retroid Pocket 6 実機でPCゲームのオクトパストラベラーⅡをプレイ

個人的に最も感動し、Retroid Pocket 6を購入して良かったと感じたのが「ローカルストリーミング」の品質です。自宅のゲーミングPCと接続して「Steam Link」や「Moonlight」を使用して遊んでみましたが、その体験はRetroid Pocket 5とは別次元でした。

Snapdragon 8 Gen 2の高い処理能力により、映像のデコード(復号)処理が極めて高速に行われます。実際にテストしたところ、デコードにかかる遅延時間は平均でわずか2.5ミリ秒程度でした。これだけ遅延が少ないと、手元の操作と画面の動きのズレをほとんど感じません。

さらに、Retroid Pocket 5の画面が60Hzだったのに対し、Retroid Pocket 6は120Hzに対応しています。これにより、PC側から120fpsの映像をストリーミングし、それをそのままヌルヌルの滑らかさで表示することが可能になりました。PCゲームの『Hollow Knight』のようなアクションゲームをリモートプレイした際、60Hzでは感じられなかった吸い付くようなレスポンスと流れるような映像美を体験でき、まさに「携帯できるハイエンドPC」を使っているような感覚に陥りました。

どこでも遊べるクラウドゲームの快適さ

Xbox Cloud Gaming」を利用したクラウドゲーム体験も非常に快適です。ここでもWi-Fi 7の安定性が活きており、プレイ中にブロックノイズが発生したり、接続が途切れたりすることはほとんどありませんでした。

5.5インチのAMOLEDディスプレイは1080pの高解像度で、クラウド経由で送られてくる映像の細部までを鮮明に再現してくれます。入力ラグも最小限に抑えられており、RPGやアドベンチャーゲームであれば、クラウドであることを忘れてしまうほど自然にプレイできます。寝室のベッドに寝転がりながら、据え置き機の重厚なゲームタイトルを気軽に遊べるのは、このデバイスの最高の使い道の一つだと感じました。

Bluetooth 5.3による安定したワイヤレス接続

Bluetooth機能もバージョン5.3へとアップデートされ、接続性が向上しています。テレビに画面を出力して「据え置きモード」で遊ぶ際、ワイヤレスコントローラーを接続して使用しましたが、ペアリングはスムーズで、プレイ中の入力遅延や接続切れも発生しませんでした。複数のBluetooth機器が飛び交う環境でも干渉することなく、安定して操作入力を受け付けてくれるため、外部コントローラーを使ったプレイも実用的です。

まとめ:通信性能

  • Wi-Fi規格:RP5のWi-Fi 6からWi-Fi 7へ進化し、ダウンロード速度と接続安定性が向上した。
  • ストリーミング画質:120Hzディスプレイにより、RP5では不可能だった120fpsの滑らかなリモートプレイが可能。
  • デコード遅延:Snapdragon 8 Gen 2のパワーでデコード遅延は平均2.5msと極めて低く、操作ラグを感じさせない。
  • クラウドゲーム:Wi-Fi 7の恩恵で通信が安定しており、Xbox Cloud Gamingなども快適に動作する。
  • Bluetooth接続:Bluetooth 5.3に対応し、外部コントローラー接続時の安定性が高い。

ソフトウェアと設定:Retroid Pocket 6 Android 13の自由度と進化した拡張性

Retroid Pocket 6 実機の独自ランチャー画面

Retroid Pocket 6は、システムソフトウェアにおいてもハードウェアの進化に追随する形で洗練されています。ここでは、OSの使い勝手から、エミュレーター環境の構築、そしてユニークなオプション製品による拡張性まで、実際に設定を行いながら感じた魅力を深掘りしていきます。

OSと独自ランチャーの使い勝手

基本OSには「Android 13」が搭載されており、起動直後からスマートフォンと同様の感覚で操作できます。初期設定の段階で「Google Playストア」のインストールを選択できるため、アカウントにログインするだけで、『原神』や『ゼンレスゾーンゼロ』といった最新のAndroidゲームアプリをすぐにダウンロードして遊ぶことができました。GMS(Google Mobile Services)への対応も完璧で、アプリの互換性に関するトラブルは皆無です。

Retroid Pocket 6 実機のGoogle Playストア

注目したいのは、120Hzディスプレイと高性能SoCの恩恵によるUIの滑らかさです。前モデルであるRetroid Pocket 5も同じAndroid 13を搭載していましたが、リフレッシュレートが60Hzだったため、スクロールの吸い付き具合やアニメーションの滑らかさが段違いです。Retroid公式のランチャー「Retroid Launcher」もプリインストールされており、エミュレーターやゲームの管理をシンプルに行いたいユーザーにとっては親切な設計になっています。スライド式でゲーム機を選択し、カバーアートがずらりと並ぶ様は壮観で、設定も直感的でした。

ゲームの遊び方:ES-DEと各エミュレーターの導入

Retroid Pocket 6 実機で「ES-DE(EmulationStation Desktop Edition)」を導入

よりリッチなゲーム体験を求めて、人気のフロントエンド「ES-DE(EmulationStation Desktop Edition)」を導入してみました。これらのアプリを使うと、Androidの画面を意識することなく、まるで専用ゲーム機のようなインターフェースでライブラリを管理できます。カバーアートやゲーム情報の自動取得も高速で、数千タイトルのROMデータがあってもサクサクと動作するのは、Snapdragon 8 Gen 2のパワーと高速なメモリのおかげでしょう。

エミュレーターの設定においては、このチップセットの強みが最大限に発揮されます。特にNintendo SwitchやPCゲームのエミュレーションでは、「Turnipドライバー」の導入が鍵となります。Retroid Pocket 5のSnapdragon 865と比較して、8 Gen 2向けのTurnipドライバーは開発が非常に活発で、描画の不具合修正やパフォーマンス向上が頻繁に行われています。

実際にSwitchエミュレーターでカスタムドライバーを適用したところ、描画崩れが劇的に改善され、安定したフレームレートでプレイできました。コントローラーのマッピングも、Xbox配列や任天堂配列をシステム側で切り替えられるため、エミュレーターごとの設定に悩まされることも少なくなりました。

アップデートとカスタムファームウェア(CFW)

Retroid Pocket 6 実機の設定画面

システムアップデートOTA(無線)で配信され、通知をタップするだけで簡単に適用できます。発売後のサポートも手厚く、バグ修正や機能改善が定期的に行われている安心感があります。

カスタムファームウェア(CFW)については、Androidベースであるため基本的には純正OSでの運用がメインとなりますが、LinuxベースのOSをmicroSDカードから起動させるデュアルブート環境などのコミュニティ開発も期待されます。Retroid Pocket 5では一部でLinuxの導入が可能でしたが、Retroid Pocket 6でも同様の展開が待たれます。現状でもAndroid側の完成度が高いため不満はありませんが、選択肢が増えることはギークなユーザーにとって楽しみな要素です。

ドッキングステーション:据え置き機へと変貌させる拡張性

Retroid Pocket 6 実機にドッキングステーションを装着している

Retroid Pocket 6のポテンシャルを最大限に引き出すのが、ドッキングステーションの活用です。

公式ドックはHDMI出力ポートに加え、ギガビット対応の有線LANポート、4つのUSBポート(USB 3.0×2、USB 2.0×2)、PD充電ポートを備えています。有線LANポートのおかげで、クラウドゲーム時の通信安定性がさらに向上しました。また、USBポートに複数のコントローラーを接続すれば、マルチプレイ環境も容易に構築できます。

一つだけ注意が必要なのが、本体底面にあるUSB Type-Cポートの位置です。内部設計の都合上、筐体の完全な中心ではなく少し横にずれた位置に配置されています。そのため、ドックにセットする際、本体が中心から少しオフセットされた(ずれた)状態で固定されることになります。機能的には問題ありませんが、見た目のバランスが少し気になるかもしれません。

まとめ:ソフトウェアと設定

  • OSの完成度:Android 13とGMS対応により、Playストアのアプリやゲームが問題なく動作する
  • UIの滑らかさ:RP5と同じOSだが、120Hz駆動によりシステム操作やランチャーの挙動が圧倒的にスムーズ
  • エミュレーター設定:Snapdragon 8 Gen 2向けのTurnipドライバーが利用可能で、SwitchやPCエミュの最適化が進んでいる
  • フロントエンド:ES-DEの動作が軽快で、大量のゲームライブラリもストレスなく管理できる
  • 公式ドック:HDMI、有線LAN、USBポートを備え、据え置き機として機能するが、接続時に本体位置が少しずれる点に注意。

検証してわかったRetroid Pocket 6のメリット・デメリット

Retroid Pocket 6 実機 前面の外観

Retroid Pocket 6を実際に使用して検証した結果、前モデルであるRetroid Pocket 5から劇的に進化したポイントと、逆に少し気になった点が浮き彫りになりました。ここでは、スペック表だけでは見えてこない、実用面でのメリットとデメリットを詳しく解説します。

メリット(長所、利点)

メリット1:Snapdragon 8 Gen 2による圧倒的な処理性能(Retroid Pocket 5はSnapdragon 865)

最大のメリットは、何と言っても処理能力の飛躍的な向上です。Retroid Pocket 5に搭載されていたSnapdragon 865も優秀でしたが、Retroid Pocket 6のSnapdragon 8 Gen 2は次元が違います。Antutuベンチマークスコアは約2倍の数値を叩き出し、PS2やゲームキューブのエミュレーションを高解像度設定で安定して動作させることができます。

さらに、Retroid Pocket 5では動作が厳しかった一部のNintendo Switchタイトルや、高負荷なAndroidゲームも快適にプレイ可能です。この圧倒的なパワーは、ゲームプレイの選択肢を大きく広げてくれます。

メリット2:120Hz リフレッシュレート対応の有機ELディスプレイ(Retroid Pocket 5は60Hz)

ディスプレイはRetroid Pocket 5と同じ5.5インチのAMOLED(有機EL)ですが、リフレッシュレートが60Hzから120Hzへと倍増しました。これにより、ホーム画面のスクロールやメニュー操作が驚くほど滑らかになり、指に吸い付くような操作感を実現しています。

特にPCゲームをストリーミングプレイ(Moonlight等)する際や、120fpsに対応したAndroidゲームを遊ぶ際にその真価を発揮します。残像感が減り、動きの激しいアクションゲームでも視認性が格段に向上している点は、ゲーマーにとって大きな恩恵です。

メリット3:物理ボタンレイアウトの選択が可能(Retroid Pocket 5は固定)

Retroid Pocket 6では、購入時に「スティックが上(Xboxスタイル)」か「十字キーが上(PSスタイル)」かを選択できるようになりました。Retroid Pocket 5ではレイアウトが固定されていたため、ユーザーの好みに合わせてハードウェアレベルで選択できるのは画期的な改善点です。

3Dアクションやシューティングゲームを主に遊ぶならスティック上配置、レトロゲームや格闘ゲーム中心なら十字キー上配置といった具合に、自分のプレイスタイルに最適な環境を手に入れることができます。

メリット4:最大4K 60Hzの映像出力に対応(Retroid Pocket 5は1080p)

外部ディスプレイへの出力機能も強化されました。USB Type-Cポート経由でのDisplayPort出力が、Retroid Pocket 5の1080pから、最大4K 60Hzへとスペックアップしています。リビングの大画面テレビに接続しても、高精細で滑らかな映像を楽しむことができ、据え置き機としての実用性が大幅に高まりました。

メリット5:静音化されたボタンとアナログトリガーの操作性(Retroid Pocket 5はクリック音が大きい)

操作ボタンの静音化も地味ながら嬉しいポイントです。Retroid Pocket 5ではボタンのカチカチ音が大きく気になるという意見がありましたが、Retroid Pocket 6ではラバーメンブレンの感触を残しつつ、実質的に無音に近いレベルまで静かになりました。

また、L2/R2トリガーにはホールセンサー方式が採用されており、サイズもRetroid Pocket 5より大型化されています。これにより、レースゲームのアクセル操作などでより繊細なコントロールが可能になっています。

メリット6:内蔵ストレージ最大256GB+microSDカード最大2TB対応(Retroid Pocket 5は128GBのみ)

ストレージの選択肢が増えたこともメリットです。Retroid Pocket 5は128GBモデルのみでしたが、Retroid Pocket 6では256GBモデルを選択できます。最近のAndroidゲームやPCエミュレーター用のデータは大容量化しているため、内蔵ストレージに余裕があるのは助かります。もちろん、Retroid Pocket 5同様にmicroSDカードスロット(TFカードスロット)も搭載しており、最大2TBまでの拡張が可能です。

メリット7:優れた冷却性能と安定性(Retroid Pocket 5よりダストフィルター等が強化)

冷却システムには、銅製ヒートスプレッダーと遠心ファンを組み合わせたアクティブ冷却が採用されています。注目すべきは、高負荷なSnapdragon 8 Gen 2を搭載していながら、長時間プレイしてもグリップ部分や操作ボタンに熱が伝わらない設計になっている点です。排気口周辺は温かくなりますが、手が触れる部分は快適なまま維持されます。

また、Retroid Pocket 5では排気口のみだったダストフィルターが、Retroid Pocket 6では吸気口にも追加されました。これにより内部へのホコリの侵入が防がれ、長期的なメンテナンス性が向上しています。ファンの音も「スマートモード」では非常に静かで、ゲームへの没入感を削ぐことはありません。

メリット8:バッテリーと充電機能の利便性(Retroid Pocket 5は5000mAh)

バッテリー容量は6000mAhへと増量され、Retroid Pocket 5の5000mAhと比較して20%アップしています。これにより、低負荷なレトロゲームなら最大12時間以上、高負荷なPS2などのゲームでも4〜5時間の連続プレイが可能という驚異的なスタミナを実現しました。

さらに、最大27Wの急速充電に対応しているため、大容量でも充電待ちの時間は短く済みます。また、「バイパス充電(充電分離)」機能を使えば、バッテリーを介さずシステムに直接給電できるため、据え置きプレイ時の発熱とバッテリー劣化を防ぐことが可能です。

メリット9:高速な通信性能(Wi-Fi 7およびBluetooth 5.3)(Retroid Pocket 5はWi-Fi 6)

通信規格も最新のものにアップデートされました。Wi-Fi 7への対応により、大容量ゲームのダウンロード速度が向上し、クラウドゲームやストリーミングプレイ時の接続安定性が増しています。混雑したネットワーク環境でも遅延を感じにくく快適です。

また、Bluetoothはバージョン5.3に対応しました。ワイヤレスイヤホンや外部コントローラーの接続がよりスムーズになり、遅延も軽減されています。Retroid Pocket 5のWi-Fi 6/Bluetooth 5.1環境と比較しても、将来を見据えた確実なスペックアップと言えます。

デメリット(短所、欠点)

デメリット1:背面の滑り止め加工なし(Retroid Pocket 5はテクスチャ加工あり)

筐体のデザイン変更により、背面の質感がツルツルとしたマット仕上げになりました。Retroid Pocket 5には背面に滑り止めのテクスチャ加工が施されており、グリップ感が良かったのですが、Retroid Pocket 6ではそれが省略されています。見た目はクールですが、手汗をかくと少し滑りやすく、ホールド感という点では前モデルに軍配が上がります。

デメリット2:画面への指紋の付きやすさ(Retroid Pocket 5と比較して顕著)

前面のガラスパネルについて、指紋が付きやすく拭き取りにくいという点が気になりました。Retroid Pocket 5と比較しても汚れが目立ちやすい印象です。タッチ操作を多用するAndroid機としては少しストレスを感じる部分であり、指紋防止タイプの保護フィルムの貼り付けがほぼ必須と言えるでしょう。

デメリット3:USBポートが中心からずれている(Retroid Pocket 5も同様の配置傾向)

本体底面のUSB Type-Cポートが、筐体の完全な中心ではなく、少し横にずれた位置に配置されています。付属のケーブルで充電する分には問題ありませんが、ドッキングステーションやスタンドに設置した際、本体が中心からオフセットされた(ずれた)状態になるため、見た目のバランスが悪く感じることがあります。

デメリット4:ワイヤレス充電は非対応(Retroid Pocket 5も非対応)

スマートフォンでは一般的になりつつあるワイヤレス充電(Qi)には対応していません。冷却ファンの搭載やコスト面を考慮すれば仕方がない部分ですが、置くだけで充電できる手軽さに慣れているユーザーにとっては、毎回ケーブルを接続する必要がある点はデメリットに感じるかもしれません。なお、Retroid Pocket 5も同様に非対応です。

デメリット5:画面サイズとアスペクト比(Retroid Pocket 5と同じ5.5インチ 16:9)

画面は5.5インチと携帯ゲーム機としては標準的なサイズですが、最近の6インチを超える大型デバイスと比較すると、没入感や迫力で一歩譲ります。また、アスペクト比が16:9であるため、PS2以前のレトロゲーム(4:3)を表示した際、左右に黒帯(ピラーボックス)が表示されます。これにより実質的な表示エリアが4.5インチ程度になってしまい、レトロゲームメインで遊ぶ場合には画面が少し小さく感じられるかもしれません。

デメリット6:ディスプレイの調光方式(Retroid Pocket 5と同じPWM調光)

鮮やかな発色が魅力のAMOLEDパネルですが、輝度調整にPWM(パルス幅変調)方式を使用している点には注意が必要です。画面の明るさを下げた際、肉眼では感知できない高速な点滅で輝度を制御しているため、フリッカー(ちらつき)に敏感なユーザーは長時間プレイすると目の疲れを感じる可能性があります。

デメリット7:2画面アクセサリ(RDS)の適合性(Retroid Pocket 6は装着時にズレる)

別売りの「Retroid Dual Screen Add-on(RDS)」を装着することで2画面化が可能ですが、デメリット3で述べた通り本体のUSBポート位置が中心からずれているため、RDSを装着すると物理的に左右非対称(オフセットされた状態)になってしまいます。機能的には問題ありませんが、重心バランスや見た目の美しさにおいて、専用設計の2画面機のような一体感には欠けます。また、使用のたびに設定で外部出力を切り替える手間も発生します。

まとめ:Retroid Pocket 6のメリット・デメリット

Retroid Pocket 6は、Snapdragon 8 Gen 2の搭載と120Hzディスプレイの採用により、性能面でRetroid Pocket 5を完全に置き去りにするほどの進化を遂げています。特に「重いゲームが動く」「画面がヌルヌル動く」という根本的な体験の質が向上している点は最大のメリットです。加えて、Wi-Fi 7対応やバッテリー容量の増加など、足回りの強化も見逃せません。

一方で、背面の滑りやすさや画面の指紋汚れ、USBポートの位置ズレといった、筐体の物理的な仕上がりに関しては一部気をつかう部分もあります。しかし、それらのデメリットを補って余りあるパフォーマンスと拡張性を持っており、現時点でのAndroid携帯ゲーム機として極めて完成度の高い一台であることは間違いありません。

Retroid Pocket 6のスペック(仕様)

  • ディスプレイ: 5.5インチ AMOLED (有機EL)、解像度 1920×1080、リフレッシュレート 120Hz、輝度 550nits
  • CPU: Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 (1×3.2GHz, 4×2.8GHz, 3×2.0GHz)
  • GPU: Adreno 740 @680MHz
  • RAM: 8GB または 12GB LPDDR5x
  • ROM: 128GB または 256GB UFS 3.1
  • 外部ストレージ: microSD (TF) カードスロット搭載
  • バッテリー: 6000mAh
  • 充電: 27W 急速充電対応
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3
  • ストリーミング: Steam Link、Moonlight、Xbox Cloud Gaming、GeForce NOWなど対応
  • インターフェース: USB Type-C (DisplayPort Alternate Mode対応)、3.5mmイヤホンジャック
  • センサー: 情報なし(ファイル内に詳細な記載なし)
  • 映像出力: 最大 4K 60Hz (USB Type-C経由 DisplayPort出力)
  • スピーカー: フロントデュアルスピーカー (ステレオ)
  • 操作: 3Dホールスティック、ホールセンサー式アナログL2/R2トリガー、ボタン配置選択可
  • 振動効果: 情報なし(ファイル内に詳細な記載なし)
  • 機能: アクティブ冷却ファン搭載、別売Dual Screen Add-on対応
  • エミュレーター(シュミレーター): PS2, GameCube, Wii, 3DS, Switch, PSP, PS1, Androidゲームなど
  • 冷却: アクティブクーリングシステム(ファン+銅製ヒートシンク)
  • 筐体: 人間工学に基づいたグリップ形状、背面マット仕上げ
  • OS: Android 13 (OTAアップデート対応)
  • サイズ: 205.5 × 80.5 × 17.2 mm
  • 重量: 約305g
  • カラー: ブラック、シルバー、16Bit、オレンジ、ライトパープル
  • 付属品: USB Type-A to Type-Cケーブル、マニュアル

Retroid Pocket 6の評価

Retroid Pocket 6 実機の前面 外観

7つの評価基準で「Retroid Pocket 6」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★ 120Hzに進化したAMOLEDディスプレイは発色が鮮やかで、動きの激しいゲームでも残像感がなく非常に滑らかです。

パフォーマンス:★★★★★ Snapdragon 8 Gen 2を搭載し、PS2やSwitch、PCゲームのエミュレーションまで快適に動作する圧倒的な処理能力を持っています。

操作性: ★★★★★ 高精度なホールスティックと静音化されたボタンに加え、購入時にボタン配置(Xbox/PS配列)を選べる点が画期的です。

機能性・システム:★★★★★ Wi-Fi 7やBluetooth 5.3などの最新通信規格に対応し、4K 60Hzの映像出力やバイパス充電など機能面も充実しています。

デザインと携帯性:★★★★☆ ビルドクオリティは高いですが、背面が滑りやすく指紋が目立ちやすい点や、USBポート位置のズレが少し気になります。

バッテリーと充電:★★★★★ 6000mAhの大容量バッテリーにより、高負荷なゲームでも4〜5時間遊べるスタミナがあり、急速充電も快適です。

コストパフォーマンス:★★★★★ ハイエンドスマホ並みの性能を持ちながら200ドル台前半という価格設定は、現行機の中で群を抜いて優秀です。

総評:★★★★★

Android携帯ゲーム機の新たな到達点

圧倒的な基本性能と視覚体験

Retroid Pocket 6の最大の魅力は、なんといってもその処理性能とディスプレイの美しさです。Snapdragon 8 Gen 2プロセッサは、前モデルRetroid Pocket 5と比較して約2倍のベンチマークスコアを叩き出し、これまで動作が不安定だった重量級のゲームタイトルを「遊べる」レベルから「快適に楽しめる」レベルへと引き上げました。

それに加えて、リフレッシュレートが120Hzに進化した有機ELディスプレイが、ヌルヌルとした滑らかな映像体験を提供してくれます。バッテリー容量も6000mAhへと増量されており、ハイパワーな処理を行いながらも長時間プレイ可能なスタミナを実現している点は、携帯ゲーム機として理想的な進化と言えるでしょう。

ユーザー好みに寄り添う操作性

操作性に関しても妥協がありません。耐久性に優れたホールセンサー式のスティックとトリガーを採用し、長期間の使用でもドリフト(誤入力)の心配が少ないのは大きな安心材料です。さらに、カチカチという操作音が気にならない静音ボタンの採用や、購入時に十字キーとスティックの配置を選択できる「デュアルオプション」は、ゲーマーのこだわりを深く理解した仕様だと感じました。

購入前に知っておくべき注意点

一方で、購入前に留意すべき点もいくつかあります。まず、筐体の背面がつるつるとしたマット仕上げに変更されたため、グリップ加工があった前モデルに比べて滑りやすく、ホールド感に少し不安が残ります。前面ガラスも含めて指紋が付きやすいため、気になる方は保護フィルムやケース、グリップテープなどの対策が必要になるでしょう。

また、5.5インチという画面サイズは携帯性に優れる反面、最近の大型化するデバイスと比較すると、没入感や迫力において少し物足りなさを感じる場面があるかもしれません。特に4:3のレトロゲームを表示した際は実質的な表示領域がさらに小さくなるため、大画面重視の方は注意が必要です。

結論:今、最もおすすめできる一台

いくつかの物理的なデメリットはありますが、それらを補って余りあるほどの圧倒的なパフォーマンスと、将来を見据えた最新機能(Wi-Fi 7など)が詰め込まれています。「高画質で重いゲームをどこでも遊びたい」という願いを、非常に高いコストパフォーマンスで叶えてくれるデバイスです。Retroid Pocket 5からの買い替えはもちろん、初めて高性能な中華ゲーム機を手にする方にとっても、Retroid Pocket 6は間違いなく「買い」の選択肢であり、強くおすすめできる一台です。

Retroid Pocket 6の価格・購入先

Retroid Pocket 6のブラックとイエロー

※価格は2026/02/03に調査したものです。価格は変動します。

Retroid Pocke公式サイト

※1ドル=約156円の場合の価格です。別途、日本への送料(通常2,000円〜3,000円程度)が加算されます。

  • 8GB+128GBモデルで$229.00(約35,700円)、
  • 12GB+256GBモデルで$279.00(約43,500円)、

で販売されています。

Retroid Pocke公式サイトで「Retroid Pocket 6」をチェックする

AliExpress

  • 8GB+128GBで51,145円、
  • 12GB+256GBで65,405円、

で販売されています。

AliExpressで「Retroid Pocket 6」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

その他のECサイト(Amazon)

※まだ販売されていません。これから入荷するかもしれません。

Amazonで「Retroid Pocket 6」をチェックする

おすすめのライバル機種と価格を比較

Retroid Pocket 6」に似た性能をもつ携帯ゲーム機も販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Retroid Pocket 5

Retroid Pocketから発売された5.5インチの携帯ゲーム機です(2024年9月10日 発売)。

Android 13、Qualcomm Snapdragon 865、8GB LPDDR4x メモリ、フルHDのOLED(有機EL)液晶、128GB UFS 3.1ストレージ、5000 mAhバッテリー、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャックを搭載しています。

また、27W急速充電、DP映像出力、3Dホールスティック、アナログジョイスティックR2/L2、ストレージの拡張、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1に対応しています。

✅価格は、Amazonで59,800円(税込)、AliExpressで38,984円、米国 Amazon.comで$249.00、です。

👉関連記事:「Retroid Pocket 5」とPocket 4 /4Proの違いを解説

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ANBERNIC RG557

ANBERNICから発売された5.48インチのAndroid携帯ゲーム機です(2025年4月26日 発売)。

Android 14、MediaTek Dimensity 8300プロセッサー、12GB LPDDR5X RAM、解像度1920*1080のAMOLED液晶、5500mAhバッテリー、TFカードスロット(最大2TB)を搭載しています。

また、DisplayPort映像出力、高解像度静電容量式ジョイスティック(RGBライティング付)、27W急速充電、アクティブ冷却(高速ファン+ヒートパイプ採用)、ホールトリガー、6軸ジャイロ、振動モーター、

ストリーミング(Moonlightなど)、ワイヤレス画面投影、デュアルスピーカー、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

✅価格は、Amazonで44,999円、AliExpressで39,554円、米国 Amazon.comで$289.99、です。

👉関連記事:ANBERNIC RG557徹底レビュー!PS2/GCエミュ性能とRG556比較

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AYANEO Pocket ACE

AYANEOから発売される4.5インチのポータブルゲーミングPCです(2025年6月下旬に発売)。

Android 13 OS、Qualcomm Snapdragon G3x Gen 2 Gaming Platform、LPDDR5X 8533Mbpsメモリ(8GB/12GB/16GB)、4.5インチIPSディスプレイ(解像度1620×1080・3:2)、UFS 4.0ストレージ(128GB版のみUFS 3.1、128GB/256GB/512GB/1TB)、6000mAhバッテリー、microSDカードスロット(最大100MB/s)、スピーカー(本体下部からダイレクトに出力)、Surge Linear Motor(CSA 0916B)振動モーター、6軸ジャイロスコープ、ホームボタン(エミュレータショートカット機能、Xboxストリーミングメニュー呼び出し)、を搭載しています。

また、デバイス偽装機能、冷却システム、、キーマッピング機能、カスタムパフォーマンスモード、、中型ホールセンサージョイスティック(ドリフトなし、デッドゾーンなし)、リニアホールトリガー、SoundTAPMagicサウンドバイブレーション機能、ストリーミングモード(低遅延化・Xboxストリーミング時のメニュー呼び出しボタン搭載)、DP 1.4映像出力(Type-Cポート経由)、40W PD急速充電に対応。

マスターコントローラー、Turboキー(パフォーマンスモード切替)、カスタマイズ可能なボタン(SE/ST、Home/Turbo、LC/RCキー)、AYASpaceシステム、AYAHomeランチャー、フル機能 USB 3.2 Gen 2 Type-C (10Gbps) x1、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3にも対応しています。

✅価格は、Amazonで84,800円、楽天市場で77,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで77,980円、AliExpressで69,355円、です。

👉関連記事:AYANEO Pocket ACE徹底レビュー!機能・評価・PocketS比較

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AYANEO Pocket Air Mini

AYANEOから発売された4.2インチのAndroid携帯ゲーム機です(2026年1月 発売)。

Android 11 (AYAHome搭載)、MediaTek Helio G90T、3GB LPDDR4X、解像度1280 x 960 pxのLCD液晶(4:3)、4500 mAhバッテリーを搭載しています。

また、独自UI「AYAHome」、管理ソフト「AYASpace」、CRTフィルター、ホールセンサースティック、ホールトリガー、AYANEOボタン、仮想メモリ機能(合計9GBまで)、専用アプリ「AYASetting」、PD 18W急速充電に対応。

デュアルステレオスピーカー、アクティブ冷却ファン、各種エミュレーター、ゲームの追加、ストリーミングプレイ、microSDカードスロット(最大1TB)、Type-Cポート、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0にも対応しています。

✅価格は、Amazonで22,800円、AliExpressで18,850円、です。

👉関連記事:AYANEO Pocket Air Miniレビュー!2万円台PS2動作の衝撃

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その他のおすすめゲーム製品を紹介

その他のおすすめゲーム製品は以下のページにまとめてあります。ぜひ比較してみてください。

海外のレアすぎる携帯ゲーム機 ラインナップ 機種 一覧 まとめて比較

海外製のレアな携帯ゲーム機をまとめて紹介しています。

Androidゲーム機 おすすめはコレだ!最新コントローラ一体型の選び方

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この記事を書いた人:秋葉原ぶらり

ガジェットブロガー / 動画クリエイター。2014年からブログを開始。以来、Android端末やWindowsデバイス、ゲーム製品、Apple製品、PC周辺機器などのレビューを発信し続けている。目標は東京「秋葉原」をぶらぶらと探索する楽しさを、そのままネット上で体験できるようにすること。趣味は、写真、プログラミング、読書、小説やエッセイの文筆、デザイン制作など多岐にわたる。最新の更新情報はX:旧Twitter(URL:https://x.com/akiba_burari)やThread(URL:https://www.threads.com/@akibaburari)、でも発信中。
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