「MINISFORUM HN2673」プロ驚愕の性能? 第12世代ミニPCと徹底 比較!


2023年7月8日に発売された「MINISFORUM HN2673」と第12世代のインテルCore i搭載のミニPCと徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年8月15日、「MINISFORUM UN1265」(Core i7-12650H)が発売されました。

※2023年4月から「MINISFORUM NAB6」( Core i7-12650H)も発売中です。

「MINISFORUM HN2673」の特徴

MINISFORUM HN2673」の特徴をまとめてみました。

第12世代 Core i7-12650H・Arc A730M・DDR4メモリ

MINISFORUM HN2673」は12世代のintel Core i7-12650H プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された10コア16スレッド、最大4.70GHz 駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで約2万4千を記録しています。

また、GPUにインテル Arc A730M グラフィックスを採用。3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアで約1万9千を記録し、NVIDIA GeForce RTX2080に迫る高いグラフィック性能を発揮します。そのほか、16GB/32GB/64GB DDR4メモリを搭載。2つのSODIMMスロットを搭載し、最大64GBまで拡張できます。

512GB/1TB M.2 SSD・2つの拡張スロット・USB-C 3.2

MINISFORUM HN2673」はPCIe4.0 接続の512GB/1TB M.2 SSDストレージを搭載。PCIe3.0(8Gbps)接続の2倍の速度(16Gbps)で高速転送できるようになっています。また、2.5インチの拡張スロットを2つ搭載。SATA HDD/SSDでストレージ容量を制限なく増やせます。そのほか、2つのUSB-C 3.2 Gan2 ポートを搭載し、4K出力に対応。2つのUSB-A 3.2ポート(Gan2/Gan1)と2つのUSB-A 2.0ポートも搭載し、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

4K 4画面出力・冷却システム・Wi-Fi 6e

MINISFORUM HN2673」は4K出力に対応した2つのHDMI 2.0 ポートを搭載。2つのUSB-C 3.2 ポートと組み合わせて4K 4画面出力も利用できます。また、4つの下向き型ヒートシンクと全面空洞化設計を採用した冷却システムを搭載。メモリ、ハードディスク、プロセッサーを効率的に冷却しつつ、静音で動作します。

そのほか、Wi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6e」に対応。Bluetooth 5.3や2.5Gのギガビット有線LAN 通信も利用できます。

公式ページ: Minisforum HN2673 – Minisforum JP

価格を比較

MINISFORUM HN2673」と「GMKtec NucBox K3」、「Beelink SEi 12 pro」、「CHUWI CoreBox 4th」の価格を比較してみました。

「MINISFORUM HN2673」

MINISFORUM HN2673」は、Amazonで110,380円(税込・特選タイムセール価格・32GB+1TB)、MINISFORUM公式サイトで101,580円(16GB+512GBモデル・32GB+1TBモデルは110,380円、64GB+1TBモデルは125,580円)で販売中です。

「GMKtec NucBox K3」

GMKtec NucBox K3」は、Amazonで87,600円(税込・20050円OFFクーポン付き)、楽天市場で109,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで98,128円、AliExpressでUS $519.99 (GMKtec公式ストア・16GB+1TB)、米国 Amazon.comで$579.99 (16GB+1TB)、GMKtec公式サイトで$499.00 (16GB+1TBモデル・ベアボーンモデルは$429.00・32GB+1TBモデルは$559.00)で販売されています。

「Beelink SEi 12 pro」

Beelink SEi 12 pro」は、Amazonで100,300円(税込・8500円 OFFクーポン付き・特選タイムセール価格)、楽天市場で109,000円(税込・送料無料・SEi 12モデルは79,400円)、ヤフーショッピングで93,980円(税込・SEi 12モデルは67,984円)、AliExpressでUS $365.00、米国 Amazon.comで$569.00 (Core i5-1240P)、で販売されています。

「CHUWI CoreBox 4th」

CHUWI CoreBox 4th」は、Amazonで48,365円(税込・特選タイムセール価格・Core i3-1215U)、楽天市場で60,722円(送料無料・Core i3-1215U)、ヤフーショッピングで53,501円(Core i3-1215U)、CHUWI公式ストアで51,205円 (Core i3-1215U)、米国 Amazon.comで$399.00 (Core i3-1215U)で販売されています。

スペックを比較

MINISFORUM HN2673」と「GMKtec NucBox K3」、「Beelink SEi 12 pro」、「CHUWI CoreBox 4th」のスペックを比較してみました。

「MINISFORUM HN2673」のスペック

  • プロセッサ intel Core i7-12650H
    ※10nm/10コア/16スレッド/最大4.70 GHz
  • GPU Intel Arc A730M Graphics (GDDR6 6GB)
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB/64GB DDR4
  • 拡張メモリ 最大64GBまで (DDR4 Dual channel SODIMM Slots×2)
  • ストレージ 512GB/1TB M.2 2280 NVMe PCIe4.0 SSD (最大2TBまで)
  • 拡張ストレージ 2.5インチ SATA HDD Slot ×2 (SATA 3.0 6.0Gb/s)、上限なし、7mm以内対応
  • 電源 DC 19V(電源アダプター含み)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.3 (M.2 2230 WIFI サポート)
  • 有線LAN 2.5Gギガビット有線LAN (25000Mbps LAN)
  • インターフェース USB-C 3.2(Gan2、Alt DP and Data) ×1、USB-C 3.2 (Gen2、DP Only) ×1、USB-A 3.2(Gan2、前側) ×1、USB-A 3.2(Gan1、後側) ×2、USB-A 2.0 ×2、HDMI 2.0 ×2、RJ45 1000M イーサネットポート ×1、ヘットフォンジャック ×2、MIC(音声入力) ×1、Clear CMOS ×1
  • 映像出力 4K 4画面出力に対応・HDMI 2.0 (4K@60Hz) ×2、USB-C (4K@60Hz)×2)
  • オーディオ出力 HDMI ×2/ 3.5mmコンボジャック ×1
  • 冷却システム 4つの下向き型ヒートシンク、全面空洞化設計、高効率な放熱システム、静音
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 180 × 208 × 67mm
  • 重量 不明
  • カラー ブラック
  • 付属品 電源アダプター ×1、HDMI ケーブル ×1、取り付けブラケット ×1、取り付けネジ ×4、取扱説明書(日本語対応) ×1

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「GMKtec NucBox K3」のスペック

  • プロセッサ 第12世代(Alder Lake)インテル Core i7-1260P
    ※10nm/12コア/16スレッド/最大4.7GHz
  • GPU インテル Iris Xe Graphics (96EU)
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR4 3200
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 1TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大2TBまで (PCIe 4.0 をサポート)
  • 電源 ACアダプター(19V/3.42A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5Gギガビット有線LAN
  • インターフェース USB 4.0 Type-C (Thunderbolt 4互換/最大40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、USB3.2 (Gen2) x4、HDMI 2.0 (4K@60Hz) x2、2.5G 有線LAN(RJ45) x1、ヘッドホンジャック x1、電源ボタン、DCポート、安全ロック
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4096×2160@60Hz)、Type-C (DP1.4)
  • 冷却システム インテリジェントファン、超電導銅ダブルターボ冷却設計、全立体囲い込み式吸気口、静音
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
  • サイズ 12.3 x 11.2 x 4.3 cm
  • 重量 約422g
  • カラー ブラック

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「Beelink SEi 12 pro」のスペック

  • プロセッサ 第12世代インテルCore i5-1240p
    ※10nm/64bit/12コア/16スレッド/最大4.4GHz
  • GPU intel Iris Xe Graphics eligible
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR5 (スロット x2)
  • 拡張メモリ 最大64GBまで
  • ストレージ SSD 500GB NVMe PCle 4.0
  • 拡張ストレージ SATA HDD (2.5インチ/7mm)、M.2 2280 NVMe SSDで最大2TBまで
  • 電源 ACアダプター 入力100-240V AC、出力:19V-6.32A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5Gbps
  • インターフェース Type-C (Thunderbolt 4互換)、USB 3.0 x4、HDMI(4K 60Hz HD) x2、有線LAN(2.5G)、DCポート、イヤホンジャック
  • 3台同時出力 対応(トリプル4Kディスプレイをサポート)
  • 冷却システム デュアルファン(システムファン&CPUファン)
  • 壁掛けブランケット 付属
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 126 x 113 x 42 mm
  • 重量 不明
  • カラー ダークブルー

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「CHUWI CoreBox 4th」のスペック

  • プロセッサ Intel Core i3-1215U
    ※10nm/6コア/8スレッド/最大4.40 GHz
  • GPU Intel UHD Graphics、最大 1.1GHz
  • RAM(メモリ) 16GB LPDDR5
  • ストレージ 512GB M.2 SSD (PCIe)
  • 拡張ストレージ  M.2 2280 SSD 1TB
  • 電源 ACアダプター、19V/4.74A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax/2.4GHz+5GHz)、Bluetooth
    ※WiFi6 (AX200 Model)
  • 有線LAN 対応
  • インターフェース Thunderbolt 4×1、USB-A 3.0×4、HDMI 2.0×1、ディスプレイ ポート×1、ギガビットイーサネット×1、3.5mm マイクジャック×1、 3.5mm イヤホンジャック×1、DC ポート×1
  • 映像出力 4K@60Hz
  • VESAマウント  非対応
  • 冷却システム 換気性能を高めた大型ファン、伝熱性の高いアルミ製ヒートシンク
  • 筐体の素材 アルミニウム・マグネシウム合金 & ポリカーボネート
  • OS Windows 11
  • サイズ 173×158×73(H)mm
  • 重量 約 865g
  • カラー ブラック+スペースグレイ

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ベンチマークを比較

MINISFORUM HN2673」と「GMKtec NucBox K3」、「Beelink SEi 12 pro」、「CHUWI CoreBox 4th」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「MINISFORUM HN2673」

<CPU> intel Core i7-12650H

Passmarkによるベンチマークスコアは「24462」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1600」、マルチコアで約「10000」。

<GPU> 第12世代 Core UHD グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「19223」。

3DMark Time Spyで「8263」

<プロセッサ性能を解説>

10nmプロセスで製造された10コア、16スレッド、最大4.70 GHz駆動のプロセッサ「intel Core i7-12650H」を搭載しています。同じプロセッサは「MINISFORUM NAB6」にも搭載されています。

PassmarkのCPUベンチマークで約2万4千を記録しており、このスコアは、第12世代のCore i3-1215Uや第11世代のCore i5-1135G7と比較して約2倍以上高いスコアになります。

また、GPUにインテル Arc A730M グラフィックスを採用。3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアで約1万9千を記録しています。このスコアはNVIDIA GeForce RTX2080 (約2万)に近いスコアになり、ほぼ同等のグラフィック性能を発揮できます。なお、第12世代のIris Xe グラフィックスと比較すると、約5倍高いグラフィックスコアになります。

インテル Arc A730M グラフィックスには「Xeメディアエンジン」が搭載されており、AV1コンテンツの作成やライブ配信などに最適です。

そのほか、XMX AIハードウェアアクセラレーション技術にを採用し、出力解像度を上げながら、ゲームの映像を高画質で出力できるというメリットがあります。公式サイトによれば、「Hades」でFPS: 77、「XeSS Hades」でFPS: 112で動作することが報告されています。また、「DaVinci Resolve Studio」の書き出し時間はiGPU搭載のCore CPUと比較して約1.88倍 高速になります。

性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業で快適に動作します。

SteamなどのPCゲームも快適に遊べる性能を持っています。PS2やXBOXを含めて、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。

「GMKtec NucBox K3」

<CPU> Core i7-1260P

Passmarkによるベンチマークスコアは「17424」(CPU)。

Geekbench 5によるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1900」、マルチコアで約「9000」。

<GPU> インテル Iris Xe Graphics (96EU)

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「3959」。

「Beelink SEi 12 pro」

<CPU> Core i5-1240p

Passmarkによるベンチマークスコアは「17336」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1650」、マルチコアで約「8500」。

<GPU> intel Iris Xe Graphics eligible

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「4277」。

「CHUWI CoreBox 4th」

<CPU> Intel Core i3-1215U

Passmarkによるベンチマークスコアは「11374」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1669」、マルチコアで「5581」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2400」。

「MINISFORUM HN2673」のメリット・デメリット

MINISFORUM HN2673」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・16GB/32GB/64GB DDR4メモリ搭載・最大64GBまで拡張できる

MINISFORUM HN2673」は16GB/32GB/64GB DDR4メモリを搭載しています。また、2つのSODIMMスロットを搭載し、最大64GBまで拡張できます。

一方、「GMKtec NucBox K3」は16GB/32GB DDR4 3200メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「Beelink SEi 12 pro」は最も高速なDDR5規格のメモリを16GB/32GB搭載し、最大64GBまで拡張できます。「CHUWI CoreBox 4th」は最大速度4800MHzの16GB LPDDR5メモリを内蔵しています。

・512GB/1TB M.2 SSD搭載

MINISFORUM HN2673」はPCIe4.0接続の512GB/1TB M.2 SSDストレージを搭載しています。PCIe3.0(8Gbps)接続の2倍の速度(16Gbps)で高速転送できるようになっています。

一方、「GMKtec NucBox K3」はPCIe 3.0接続の1TB M.2ストレージを搭載しています。「Beelink SEi 12 pro」はPCle 4.0規格のSSDを500GB搭載しています。「CHUWI CoreBox 4th」は最も高速なPCIe規格の512GB M.2 SSDストレージを搭載しています。

・2.5インチの拡張スロット・容量を無制限に増やせる

MINISFORUM HN2673」は2.5インチの拡張スロットを2つ搭載。SATA HDD/SSDでストレージ容量を制限なく増やせます。

一方、「GMKtec NucBox K3」はPCIe 4.0接続のM.2ストレージで最大2TBまで拡張できます。「Beelink SEi 12 pro」と「CHUWI CoreBox 4th」は2.5インチのSATA HDD/SSDで拡張できます。

・Wi-Fi 6e、Bluetooth 5.3、2.5Gギガビット有線LAN通信に対応

MINISFORUM HN2673」はWi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6e」に対応。Bluetooth 5.3や2.5Gのギガビット有線LAN通信も利用できます。

一方、「GMKtec NucBox K3」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。「Beelink SEi 12 pro」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2、ギガビット有線LAN通信に対応しています。「CHUWI CoreBox 4th」はWi-Fi 6、Bluetooth、有線LAN通信に対応しています。

・2つのUSB-C 3.2 Gan2ポートを搭載・4K出力に対応

MINISFORUM HN2673」は2つのUSB-C 3.2 Gan2 ポートを搭載し、4K出力も利用できます。

一方、「GMKtec NucBox K3」は4つのUSB3.2 (Gen2)ポートを搭載。20Gbpsの高速転送が利用できます。「Beelink SEi 12 pro」と「CHUWI CoreBox 4th」は4つのUSB 3.0ポートを搭載しています。

・2つのUSB-A 3.2ポートと2つのUSB-A 2.0ポートを搭載

MINISFORUM HN2673」は2つのUSB-A 3.2ポート(Gan2/Gan1)と2つのUSB-A 2.0ポートも搭載し、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

一方、「GMKtec NucBox K3」はThunderbolt 4互換のUSB 4.0 Type-Cポートを搭載し、40Gbpsの高速データ転送やPD充電、DP1.4の映像出力が利用できます。「Beelink SEi 12 pro」はThunderbolt 4互換のType-Cポートを搭載しています。「CHUWI CoreBox 4th」は最大8Kの映像出力、40Gbps/sの高速データ転送に対応したThunderbolt 4ポートを搭載しています。

・4K 4画面出力に対応

MINISFORUM HN2673」は4K出力に対応した2つのHDMI 2.0 ポートと2つのUSB-C 3.2 ポートと組み合わせて4K 4画面出力も利用できます。

一方、「GMKtec NucBox K3」は4K出力に対応した2つのHDMI 2.0ポートとUSB 4.0 Type-Cポートを組み合わせて、4K 3画面出力が利用できます。「Beelink SEi 12 pro」はThunderbolt 4ポートと4K映像出力に対応した2つのHDMIポートで4K 3画面出力が利用できます。「CHUWI CoreBox 4th」はThunderbolt 4ポートとディスプレイポート、HDMIポートで4K 3画面出力が利用できます。

・冷却システムを搭載

MINISFORUM HN2673」は4つの下向き型ヒートシンクと全面空洞化設計を採用した冷却システムを搭載し、メモリ、ハードディスク、プロセッサーを効率的に冷却します。

一方、「GMKtec NucBox K3」はスマートファンや全立体囲い込み式吸気口を備えた超電導銅ダブルターボ冷却システムを搭載し、本体を強力に冷却できます。「Beelink SEi 12 pro」はデュアルファン搭載の冷却システムが使えるようになっています。「CHUWI CoreBox 4th」は

・サイズ 180 × 208 × 67mmの小型デザイン・ブラックカラーを用意

MINISFORUM HN2673」はサイズ 180 × 208 × 67mmの小型デザインで、ブラックカラーを用意しています。

一方、「GMKtec NucBox K3」はサイズ 12.3 x 11.2 x 4.3 cmで重さ約422gの小型メタルボディで、ブラックカラーを用意しています。「Beelink SEi 12 pro」はサイズ 126 x 113 x 42 mmの小型軽量デザインで、ダークブルーカラーを用意しています。「CHUWI CoreBox 4th」はサイズ 173×158×73(H)mmの小型ボディで、重さが約865gになっています。

・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える

MINISFORUM HN2673」はWindows 11 Pro 搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの機能が追加されています。

一方、「GMKtec NucBox K3」、「Beelink SEi 12 pro」はWindows 11 Pro 搭載で新機能も使えるようになっています。「CHUWI CoreBox 4th」はWindows 11 OSを搭載し、新機能も使えるようになっています。

デメリット

・VESAマウントに対応していない

MINISFORUM HN2673」はモニターの背面に設置できるVESAマウントに対応していません。

一方、「GMKtec NucBox K3」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。「Beelink SEi 12 pro」は壁掛けブランケット(付属)に対応しています。「CHUWI CoreBox 4th」はVESAマウントに対応していません。

・USB 4.0ポートがない

MINISFORUM HN2673」は40Gbps転送、PD充電、DP1.4映像出力に対応したUSB 4.0ポートを搭載していません。

一方、「GMKtec NucBox K3」はUSB 4.0ポートを搭載しています。「Beelink SEi 12 pro」と「CHUWI CoreBox 4th」はUSB 4.0ポートを搭載していません。

「MINISFORUM HN2673」の評価

MINISFORUM HN2673」の評価を紹介します。

スペック:★★★★★

通信:★★★★★

機能:★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

MINISFORUMから発売されたインテル Arc A730M グラフィックス 搭載のミニPCです。2023年1月に発売された「Minisforum NAD9」をベースにグラフィック性能を大幅に強化し、プロ向けのビデオ編集やライブ配信、PCゲーム用にも使えるようになっています。

インテル Arc A730M グラフィックスはIntel Xe HPGマイクロアーキテクチャを採用したGPUで、3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアで約1万9千を記録。NVIDIA GeForce RTX2080 (約2万)に近いスコアのため、高いグラフィック性能を必要とする動画編集などの作業でも快適に動作します。

一方、第12世代のインテル Core i7-1260P搭載の「GMKtec NucBox K3」、Core i5-1240p搭載の「Beelink SEi 12 pro」は、第12世代のIris Xe グラフィックスを採用しており、3DMark Fire Strikeによるグラフィックスコアは約4千ほど。インテル Arc A730M グラフィックスと比較すると、グラフィック性能は約5分の1になり、本格的な動画編集やライブ配信用に用いるのはやや性能不足の感があります。

ちなみに、NVIDIA GeForce RTX2080の価格は中古でも約2~3万円、新品だと4~5万円ほど。ワンランク上のグラフィックボード「NVIDIA GeForce RTX3060」は約4万5千ほどで、単体で購入する場合はけっこうなコストがかかることが分かります。

プロ向けの動画編集やライブ配信の機材はどれも高額ですが、「MINISFORUM HN2673」のようなインテル Arc A730M グラフィックス搭載のミニPCがあれば、別途グラフィックボードを購入せずに済むので非常にコスパが高いといえます。

MINISFORUM HN2673」の発売時の価格は101,580円(16GB+512GBモデル)。プロ向けの動画編集やライブ配信などで使える高いグラフィック性能を持つミニPCを探している人におすすめです。

「MINISFORUM HN2673」の販売・購入先

MINISFORUM HN2673」は、

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MINISFORUM公式サイトで101,580円(16GB+512GBモデル・32GB+1TBモデルは110,380円、64GB+1TBモデルは125,580円)、

で販売中です。

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「MINISORUM UN1265」(Core i7-12650H・DP・4K 3画面)

★「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」(Core i5-13500H・4K 3画面)

GMKtec NucBox K3」(Core i7-1260P・4K 3画面出力)

Beelink SEi 12 pro

CHUWI CoreBox 4th

LarkBox X 2023」(Intel N100・4K 3画面出力)

MINISFORUM NAB6

GMKtec NucBox M2」(Core i7-11390H・4K 3画面出力)

リンクス「LZ16J」(Core i5-1030NG7)

Minisforum NUCG5」(第12世代Core i5-1240p)

Beelink GTR7 /Pro」(Ryzen 7 7840HS/Ryzen 9 7940HS)

Mac mini M2」(Apple M2チップ)

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