「ThinkCentre M75q-1 Tiny」スペック、特徴、ドスパラと比較


レノボ小型PC「ThinkCentre M75q-1 Tiny」のスペック、ベンチマーク、特徴、価格を紹介! ドスパラ「raytrek NUC BC3」との違いやお得なセール&キャンペーン情報も合わせて掲載しています。

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「ThinkCentre M75q-1 Tiny」の概要

ThinkCentre M75q-1 Tiny」はWindows10を搭載した小型PC。約 1.32kgのボディにAMD Ryzen Athlon/3/5 PRO プロセッサと4/8GBメモリを搭載。500GBストレージ、USB Type-Cポート、DisplayPort、HDMIポートを備えるほか、有線LAN通信、AMD GuardMIテクノロジー(セキュリティ機能)、MILスペックの堅牢設計にも対応している。

公式ページ「ThinkCentre M75q-1 Tiny」
https://www.lenovo.com/jp/ja/desktops/thinkcentre/m-series-tiny/ThinkCentre-M75q-1/p/11TC1MTM73Q

公式レビュー動画 ボディの質感・デザイン・特徴・機能が分かる

「ThinkCentre M75q-1 Tiny」 スペック 一覧

  • モデル 直販カスタマイズモデル
  • プロセッサ AMD Ryzen™ Athlon/3/5 PRO  ※カスタマイズによる選択可能
    エントリー:AMD Athlon 300GE Pro (3.4GHz, 4MB)
    スタンダード:AMD Ryzen 3 Pro 3200GE (3.30GHz, 2MB)
    パフォーマンス:AMD Ryzen 5 Pro 3400GE (3.30GHz, 2MB)
  • GPU
    エントリー:Radeon™ Vega 3 Graphics
    スタンダード:Radeon™ Vega 8 Graphics
    パフォーマンス:Radeon™ Vega 11 Graphics
  • RAM(メモリ) 最大32GB (PC4-21300 DDR4 SDRAM SODIMM)
    エントリー:4GB PC4-21300 SODIMM
    スタンダード:4GB PC4-21300 SODIMM
    パフォーマンス:8GB PC4-21300 SODIMM (4GBx2)
  • 最大搭載メモリー数(スロット数) 最大 2
  • ストレージ HDD(SATA) / SSD(SATA または M.2 PCIe NVMe)
    エントリー:500GB ハードディスクドライブ, 7200rpm 2.5インチ 7mm
    スタンダード:なし
    パフォーマンス:なし
  • 最大搭載HDD数 2.5型 x 1
  • オプション用スロット(空スロット) M.2 2230 1(空1)  M.2 2280 1(空1)
  • オプティカルドライブ  非搭載 ※オプション製品にて対応
  • 最大搭載オプティカルドライブ数 最大 x 1
  • イーサネット(有線LAN通信) 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T (Wake on LAN対応) オンボード
  • ワイヤレス通信 ※カスタマイズで追加可能
  • インターフェース(USB)
    前面USB3.1 Gen1 x 1 (Powered USB対応)、USB3.1 Type-C x 1(USB3.1データ転送/外部へ最大4.5W給電機能) (標準搭載)
    背面USB3.1 Gen1 x 1 (標準搭載)
    背面USB2.0 x 3 (標準搭載)
  • その他のインターフェース DisplayPort x 1、HDMI x 1、イーサネット: RJ-45 x 1、セキュリティスロット x 1、マイク入力 x 1、マイク入力/ヘッドフォン出力コンボ ジャック x 1(前面)
  • 追加可能なインターフェース シリアルポート、DisplayPort、HDMIポート、VGAポートから1つ選択可能
  • 出力解像度/最大発色数 最大解像度 アナログ:1920×1200 (1,677万色) / デジタル:4096×2160 (1,677万色)
  • スピーカー モノラル スピーカー内蔵
  • オーディオ機能  Realtek HD Audio (オンボード)
  • OS Windows 10 Home 64bit  ※Windows 10 Proも選択可能
  • リモート管理機能 DASH
  • セキュリティー チップ (TPM) あり(TCG V2.0準拠)
  • その他のセキュリティー機能 パワーオン パスワード、ハードディスク パスワード、セキュリティー キーホール、アドミニストレーター パスワード
  • サイズ 約 34.5x182x179mm
  • 重量 約 1.32kg (最大構成時)
  • カラー ブラック

「ThinkCentre M75q-1 Tiny」のベンチマーク

ThinkCentre M75q-1 Tiny」のベンチマークスコアをCPU、GPUに分けて調べてみました。モデルによって変わりますが、全体的に性能は高めで、文書作成やWeb閲覧、動画試聴はもちろん、動画編集もこなせるスペックになっています。

<CPU> エントリー:AMD Athlon 300GE Pro (3.4GHz, 4MB)

Passmarkによるベンチマークスコアは「5554」(CPU)。

<CPU> スタンダード:AMD Ryzen 3 Pro 3200GE (3.30GHz, 2MB)

Passmarkによるベンチマークスコアは「8298」(CPU)。

<CPU> パフォーマンス:AMD Ryzen 5 Pro 3400GE (3.30GHz, 2MB)

Passmarkによるベンチマークスコアは「10524」(CPU)。

<GPU> エントリー:Radeon™ Vega 3 Graphics

Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「1260」。

<GPU> スタンダード:Radeon™ Vega 8 Graphics

Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「2094」。

<GPU> パフォーマンス:Radeon™ Vega 11 Graphics

Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「3136」。

「ThinkCentre M75q-1 Tiny」の特徴

ThinkCentre M75q-1 Tiny」の特徴を、ドスパラ「raytrek NUC BC3」との違いをふまえてまとめてみました。

AMD Ryzen Proプロセッサを搭載・エントリーモデルでも十分な動作スピード

ThinkCentre M75q-1 Tiny」はAMD Ryzen Proプロセッサを搭載。エントリーモデルではAMD Athlon 300GE Pro プロセッサを採用し、Passmarkのベンチマークスコアは「5554」点を記録しています。一方、インテル Core i3-8109U プロセッサを搭載したドスパラ「raytrek NUC BC3」のPassmark ベンチマークスコアは「6084」点。約500点ほど差がありますが、ほぼ同じ処理能力で同スピードで動作することが分かります。

USB Type-CやDisplayPortなど多彩なインターフェースを搭載

ThinkCentre M75q-1 Tiny」は、ドスパラ「raytrek NUC BC3」以上に豊富なインターフェースを搭載しています。具体的にはドスパラ「raytrek NUC BC3」にはないDisplayPortが搭載されており、HDMIを使わずに接続することが可能です。また、USB Type-CUSB3.1 ( x 2)ポートを搭載。USB2.0 ポートは 3つ搭載されており、ドスパラ「raytrek NUC BC3」よりも1つ分多くなっています。

省スペースで使える小型ボディ・MILスペック基準で頑丈

ThinkCentre M75q-1 Tiny」は、ゴルフボール4つ分になる小型サイズのボディを採用。高さは約 34.5mmで、ドスパラ「raytrek NUC BC3」(51mm)よりも16.5mm薄くなっています。また、アメリカ軍用の規格「MILスペック」基準をクリアする堅牢な設計を採用。重さ約 1.32kg (最大構成時)で持ち運びも簡単です。

AMD GuardMIテクノロジーでセキュリティも強力

ThinkCentre M75q-1 Tiny」は、ドスパラ「raytrek NUC BC3」と違い、強力なセキュリティシステムAMD GuardMIテクノロジー」を採用。メモリーをリアルタイムで暗号化する「AMDメモリー・ガード」やセキュア・ブート・プロセスを有効にすることでPCを保護できる「AMD Secure Boot」、Device Guard、Credential Guard、TPM 2.0、VBSなども採用し、安全に使用できるようになっています。

高速なM.2 SSDストレージを追加できる

ThinkCentre M75q-1 Tiny」はエントリーモデルの場合、500GB HDDストレージのみを搭載していますが、オプションで高速なM.2 SSDストレージを追加することも可能です。M.2 SSDストレージはHDDと比べて転送速度が早く、OSやアプリの起動も高速になります。また、M.2規格のストレージはメモリのような形状で交換も簡単です。

「ThinkCentre M75q-1 Tiny」とドスパラ「raytrek NUC BC3」のスペック を比較

ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリーモデル)とドスパラ「raytrek NUC BC3」のスペック を比較してまとめてみました。

プロセッサの違い

ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) AMD Athlon 300GE Pro (3.4GHz, 4MB)

ドスパラ「raytrek NUC BC3」  インテル Core i3-8109U (3.00GHz~3.60GHz/2コア/4スレッド)

GPUの違い

ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) Radeon™ Vega 3 Graphics

ドスパラ「raytrek NUC BC3」  インテル Iris Plus グラフィックス655 (CPU内蔵)

ベンチマーク(Passmark)の違い

ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) Passmarkによるベンチマークスコアは「5554」(CPU)。

ドスパラ「raytrek NUC BC3」 Passmarkによるベンチマークスコアは「6084」(CPU)。

グラフィック性能の違い

ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「1260」。

ドスパラ「raytrek NUC BC3」 Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィック性能は「1885」。

RAM(メモリ)の違い

ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) 4GB PC4-21300 SODIMM ※増設可能

ドスパラ「raytrek NUC BC3」  8GB DDR4 SO-DIMM
※ PC4-19200/4GBx2/2チャネル
※メモリスロット x2(最大 32GB)

ストレージの違い

ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) 500GB HDD(SATA) / SSD(SATA または M.2 PCIe NVMe)

ドスパラ「raytrek NUC BC3」  250GB SSD (M.2スロット / AHCI接続) + ハードディスク/SSD 1TB HDD(5400rpm)

インターフェースの違い

ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) USB3.1 Gen1 x 2、 USB Type-C x 1、USB2.0 x 3、DisplayPort x 1、HDMI x 1、イーサネット(ギガビット有線LAN)、音声出力

ドスパラ「raytrek NUC BC3」  USB3.0 x2(前面)、 USB3.0 x2(背面)、Thunderbolt3(USB-C)x1、ギガビットLANポート x1、HDMI、音声入出力など

通信の違い

ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) Wi-Fi&Bluetoothなし ※オプションで追加可能、ギガビット有線LAN

ドスパラ「raytrek NUC BC3」  Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (Intel Wireless-AC 9560)、Bluetooth 5.0、ギガビット有線LAN

サイズ・重量の違い

ThinkCentre M75q-1 Tiny」(エントリー) サイズ 約 34.5x182x179mm、 約 1.32kg (最大構成時)

ドスパラ「raytrek NUC BC3」 サイズ 117.0(幅)×112.0(奥行き)×51(高さ)mm、 重量 非公開

「ThinkCentre M75q-1 Tiny」のメリット・デメリット

ThinkCentre M75q-1 Tiny」のメリットデメリットを、ドスパラ「raytrek NUC BC3」との違いをふまえてまとめてみました。

メリット

エントリーモデルでもドスパラ「raytrek NUC BC3」と同等のスピードで動作する

エントリーモデルでもドスパラ「raytrek NUC BC3」に近いグラフィック性能を発揮する

ドスパラ「raytrek NUC BC3」よりもストレージ容量が256GB分多い

ドスパラ「raytrek NUC BC3」よりも本体が16.5mm薄い

ドスパラ「raytrek NUC BC3」よりもUSB2.0ポートが1つ多く搭載されている

ドスパラ「raytrek NUC BC3」と違い、DisplayPortも搭載されている

エントリーモデルの場合はドスパラ「raytrek NUC BC3」よりも価格がかなり安くなる

デメリット

ドスパラ「raytrek NUC BC3」よりもわずかにプロセッサ(※エントリーモデル)の性能が劣る

ドスパラ「raytrek NUC BC3」よりもわずかにグラフィック(※エントリーモデル)の性能が劣る

ドスパラ「raytrek NUC BC3」よりもメモリ容量が4GB分少ない(※エントリーモデル)

ドスパラ「raytrek NUC BC3」と違い、ワイヤレス通信に対応していない
※Wi-Fi アダプターは1000円程度で販売されている

「ThinkCentre M75q-1 Tiny」の価格は?

ThinkCentre M75q-1 Tiny」は、

レノボ公式サイトで39,292円〜

楽天市場で108,283円〜 (税込)、

ヤフーショッピングで107,283円〜(税込)、

で販売されています。

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