GMKtec NucBox K7レビュー!Core i5-13500H搭載でゲームも快適?


GMKtec NucBox K7を徹底レビュー!Core i5-13500Hのベンチマーク、ゲーム性能(FPS)、メモリやストレージの拡張性、冷却システム、デザイン、接続ポートにいたるまで徹底解説します。

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GMKtec NucBox K7が発売開始!驚異の処理能力と拡張性を備えたミニPC

2024年1月、中国のPCメーカーGMKtec社から、パワフルなミニPC「NucBox K7」が発売されました。 第13世代のインテル Core i5-13500H プロセッサを搭載し、Passmarkベンチマークスコアで約2万3千を記録する驚異的な処理能力を誇ります。 インテル Iris Xe GPUグラフィックス内蔵により、SteamなどのPCゲームもプレイ可能で、エンターテイメントからビジネスまで幅広く活躍します。

超高速SSDと驚異の拡張性

GMKtec NucBox K7」は、PCIe 3.0接続のM.2 SSD ストレージを512GB/1TB搭載しており、PCIe 2.0規格と比較して約2倍高速な転送速度を実現しています。 また、SSDは交換可能で、M.2ストレージで最大4TBまで拡張できるため、容量不足の心配なく、大容量のデータやファイルを扱うことができます。

充実のインターフェース

フル機能のUSB 4.0 Type-Cポートを搭載し、40Gbpsの高速データ転送、PD充電、DP1.4の映像出力に対応しています。 さらに、4K出力に対応したディスプレイポート 1.4とHDMI 2.0ポートも搭載しており、USB 4.0 Type-Cポートと組み合わせることで4K 3画面出力も可能です。

高度な冷却システム

インテリジェントファンと全立体囲い込み式吸気口を採用した冷却システムを搭載し、本体の高熱化を防ぎ、安定した動作を維持します。

その他の特長

そのほか、高速なWi-Fi 6通信に対応し、2つのギガビット有線LANポートを搭載するなど、ネットワーク環境も充実!

もちろん、高品質なため、バックドアなどの心配は不要です。天板を取り外して簡単に分解できるほか、PCの起動時にF7キーを押し続けてBIOSにも簡単にアクセスできますよ。

それでは早速どんなミニPCなのか、その特徴(メリット)をくわしく見ていきましょう。

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公式ページ:Intel 13th Core i5 13500H Mini PC–NucBox K7

コンパクトで使いやすいデザインのGMKtec NucBox K7

GMKtec NucBox K7は、コンパクトで使いやすいデザインを採用し、どんな場所に置いても調和します。リビングや寝室はもちろん、オフィスやカフェなど、様々な場所に違和感なく設置することができます。

小型・軽量で設置場所を選ばない

サイズはわずか12.7 x 12.9 x 4.8 cm、重量は約517gと非常にコンパクトで軽量です。一般的なスマートフォンよりも小さく、500mlペットボトルよりも軽いので、設置場所に困りません。狭いデスクの上でも場所を取らず、 限られたスペースを有効活用できます。 また、軽量なので、カバンに入れて手軽に持ち運ぶことも可能です。例えば、自宅と職場間で持ち運んだり、出張先に持参したりする際に便利です。

洗練された筐体で高級感を演出

筐体にはメタル(金属)素材を使用し、CNC加工により精密に仕上げられています。CNC加工は、コンピュータ制御で金属を削り出す加工方法で、高い精度と美しい仕上がりを実現します。スペースブルーとスティールブルーの2色展開で、高級感と洗練された印象を与えます。リビングやオフィスなど、どんなインテリアにも馴染みやすく、所有する喜びを感じさせてくれます。

VESAマウント対応でデスクスペースを有効活用

VESAマウントに対応しており、モニターの裏側に取り付けることができます。VESAマウントは、モニターの背面にネジ穴を使って機器を取り付けるための規格です。対応するモニターアームや壁掛け金具を使用することで、GMKtec NucBox K7をモニターの裏側にすっきりと設置することができます。デスクスペースを有効活用し、より快適な作業環境を実現できます。

他のミニPCと比較

  • 一方、Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8はサイズ 約 195 x 191 x 39mm、重さ約 1.8kgで、クラウドグレー カラーを用意しています。
  • BMAX B8 Proはサイズ 125 x 112 x 44mm、重さ370 gの省スペース設計で、ブラック/グレーを用意しています。
  • CHUWI CoreBox 5thはサイズ 173 x 158 x 73(H) mm、重さ約 930gの省スペース設計を採用し、ブラック+スペースグレイカラーを用意しています。

豊富な接続ポートで幅広く活用できるGMKtec NucBox K7

GMKtec NucBox K7」は、まるで万能ツールボックスのように、多彩な接続ポートを備え、あらゆるニーズに対応します。周辺機器との接続もスムーズに行え、快適な作業環境を実現できます。

高速データ転送と映像出力で、作業効率アップ!

Thunderbolt 4互換のUSB 4 Type-Cポートを搭載し、最大40Gbpsの高速データ転送、PD充電DP1.4の映像出力が可能です。例えば、外付けSSDに保存された大容量の動画ファイルを、わずか数秒で転送できます。Blackmagic DesignのPocket Cinema Cameraで撮影した高画質映像の編集も、スムーズに行えます。

4K 3画面出力でマルチタスクを極める

4K@60Hz出力に対応したDisplayPort 1.4とHDMI 2.0ポートも備えています。USB 4 Type-Cポートと組み合わせることで、4K 3画面出力が可能となり、マルチタスクやクリエイティブな作業に最適です。例えば、1つの画面でWordで資料作成、もう1つの画面でZoomでWeb会議、そして残りの画面でChromeで情報収集といった使い方ができます。

充実の周辺機器接続で、さらに便利に!

USB3.2 Gen2 (10Gbps) ポートを4つ搭載し、高速なデータ転送が可能な外部ストレージや周辺機器を接続できます。例えば、Samsung T7 Shieldのような高速な外付けSSDでデータのバックアップを取ったり、Logicool G PRO X SUPERLIGHTのような最新のゲーミングマウスを接続して快適にゲームを楽しんだりできます。

安定したネットワーク接続

2つの2.5G有線LANポートを搭載し、高速で安定したネットワーク接続を提供します。「フォートナイト」や「Apex Legends」のようなオンラインゲームをプレイする際も、ラグや遅延を最小限に抑えられます。

高音質オーディオ

ヘッドホンジャックも備え、高音質のオーディオを楽しむことができます。Amazon Music HDで配信されているハイレゾ音源を聴いたり、Netflixで配信されている映画をDolby Atmosで楽しんだり、より臨場感あふれるサウンドで体験できます。

セキュリティ対策も万全!

ケンジントンロックに対応し、盗難防止対策も万全です。カフェやコワーキングスペースなど、外出先で使用する際も安心です。

他のミニPCと比較

  • 一方、Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8はUSB3.2 Gen2 Type-C x1、USB3.2 Gen2 x3、USB2.0 x1、Thunderbolt 4 (DisplayPort 出力機能付き) x1を搭載しています。
  • BMAX B8 Proは1つのUSB 3.1 Type-Cpo-ポート、2つのUSB 3.0ポート、2つのUSB 2.0ポートを搭載しています。
  • CHUWI CoreBox 5thは1つのType-Cポート(データのみ)に加えて前面に2つのUSB 3.0 Type-A ポートを、背面に4つのUSB 3.0 Type-A ポートを搭載しています。

Intel Core i5-13500Hの性能:GMKtec NucBox K7

GMKtec NucBox K7」には、第13世代のインテル Core i5-13500H プロセッサが搭載されています。10nmプロセスで製造され、12コア16スレッドという強力な構成を誇り、最大4.70 GHzという高クロック動作を実現。Passmarkベンチマークスコアで約2万2千という驚異的なスコアを記録しており、従来のミニPCの常識を覆す、圧倒的な処理能力を意味します。

例えば、リビングのテレビに「GMKtec NucBox K7」を接続すれば、高画質動画のストリーミング再生も、家族みんなで楽しめるゲームも、サクサク快適に動作します。4K解像度の動画も滑らかに再生できるので、NetflixやAmazonプライムビデオで映画鑑賞も楽しめます。さらに、大画面で「フォートナイト」や「Apex Legends」といった人気のゲームをプレイすることも可能です。

グラフィックス性能も大幅に向上

Intel Iris Xe Graphics eligible (最大 1.45GHz) を内蔵しており、グラフィックス処理能力も大幅に向上しています。4K解像度の動画再生はもちろん、SteamなどのPCゲームも楽しむことができます。

例えば、「GMKtec NucBox K7」をリビングのテレビに接続すれば、高画質のPCゲームを大画面で楽しむことができます。「原神」、「タワーオブファンタシー」のようなグラフィック性豊かなゲームでも、設定を調整することで快適にプレイできます。

高性能と省エネを両立

TDPは45Wで、高性能と省エネのバランスを両立しています。省電力性能に優れているため、電気代を節約できるだけでなく、環境にも優しいPCです。

ベンチマーク

Core i5-13500HのCPUの性能はどのくらいなのでしょうか?CPUの性能をベンチマークで測定してみました。

CPUのベンチマーク結果・Core i5-13500H

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「22380」
  • Geekbench 6のシングルコア「2387」、マルチコア「12271」
  • Cinebench 2023 シングルコア「1739」、マルチコア「15116」
  • Cinebench 2024 シングルコア「103」、マルチコア「818」

ベンチマーク結果から分かること

Passmarkのスコアは、CPUの総合的な性能を測る指標で、22380というスコアは上位に位置します。これは、前世代のCore i7-12700Hよりも高く、デスクトップ向けCPUのCore i5-12400と同等レベルです。つまり、最新のゲームやクリエイティブな作業にも十分に対応できる性能を持っていると言えます。

Geekbench 6は、CPUのシングルコア性能とマルチコア性能を測定するベンチマークです。シングルコアのスコア2387は、ウェブブラウジングやオフィスソフトの利用など、日常的なタスクを快適にこなせる性能を示しています。マルチコアのスコア12271は、動画編集や3Dレンダリングなど、複数の処理を同時に行う作業に強いことを示しています。

Cinebenchは、CPUのレンダリング性能を測定するベンチマークです。Cinebench 2023と2024のスコアを見ると、シングルコア性能もマルチコア性能も高いことが分かります。特に、マルチコア性能は高く、多くのコアを効率的に活用できることを示しています。これは、動画編集や3Dレンダリングなどの負荷の高い作業を高速に処理できることを意味します。

これらのベンチマークスコアから、Core i5-13500Hは、高性能なモバイルCPUであり、日常的なタスクから負荷の高い作業まで幅広く対応できることが分かります。

グラフィック性能

Core i5-13500Hに内蔵されている第13世代Iris Xe Graphicsのグラフィック性能はどのくらいなのでしょうか?ベンチマークで測定してみました。

GPUのベンチマーク結果・第13世代Iris Xe Graphics グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「4400」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「2050」
  • Time Spy グラフィックスコアで「1600」(DirectX 12)

ベンチマーク結果から分かること

Fire StrikeFire Strike Extreme は、3DMarkのDirectX 11ベースのベンチマークテストです。Fire Strike グラフィックスコア 4400 は、エントリークラスのディスクリートGPU(外付けグラフィックスカード)に近い性能を示しています。

例えば、NVIDIA GeForce MX350 と同等レベルの性能です。Fire Strike Extreme グラフィックスコア 2050 は、Fire Strikeよりも負荷の高いテストですが、こちらもまずまずのスコアです。

Time Spy は、3DMarkのDirectX 12ベースのベンチマークテストです。Time Spy グラフィックスコア 1600 は、DirectX 12のゲームにおいても、ある程度の性能を発揮できることを示しています。

これらの結果から、第13世代 Iris Xe Graphicsは、以下のような用途に適していると言えます。

  • 軽いPCゲーム: 比較的軽い3Dゲームであれば、設定を調整することで快適にプレイできる可能性があります。
  • 動画再生: 高画質動画の再生もスムーズに行えます。
  • 画像編集、動画編集: 簡単な画像編集や動画編集であれば、問題なくこなせるでしょう。
  • マルチディスプレイ: 複数のディスプレイを接続して、作業効率を向上させることができます。

ただし、最新のAAAタイトルのゲームや、高度な3Dグラフィックスを必要とする作業には、力不足です。

そのような用途には、ディスクリートGPUを搭載したPCの方が適しています。

ゲーム性能

Core i5-13500HとIris Xe Graphicsの組み合わせで、 popularなゲームタイトルがどの程度のフレームレートで動作するか、ベンチマーク結果を参考にしながら、可能な限り多くのタイトルを挙げてみました。

動作が比較的軽いゲームタイトルのFPS

  • 原神 (Genshin Impact): 中設定で60FPS程度。ただし、人が多い場所やエフェクトが多い場面ではフレームレートが低下する可能性があります。
  • タワーオブファンタジー (Tower of Fantasy): 低設定で60FPS程度。高画質設定ではフレームレートが低下する可能性があります。
  • 鳴潮 (Wuthering Waves): 低設定で30-40FPS程度。
  • 崩壊:スターレイル (Honkai: Star Rail): 中設定で60FPS程度。
  • 荒野行動 (Knives Out): 低設定で60FPS程度。
  • パルワールド (Palworld): 低設定で30-40FPS程度。

動作が重いゲームタイトルのFPS

  • サイバーパンク2077 (Cyberpunk 2077): 最低設定で30FPS程度。サイバーパンク2077は、非常に高いグラフィック性能を要求するゲームです。Iris Xe Graphicsでは、最低設定にしても、解像度を1920×1080に設定した場合、30FPS程度で動作するのが限界と考えられます。特に、ナイトシティのような、光源やオブジェクトが多い場所では、フレームレートが大きく低下する可能性があります。より快適にプレイするには、解像度を下げるか、外部GPUを搭載したPCを使用する必要があります。
  • エルデンリング (ELDEN RING): 最低設定で30FPSを下回る可能性があります。エルデンリングも、美しいグラフィックで知られる、比較的重いゲームです。Iris Xe Graphicsでは、最低設定にしても、30FPSを下回る可能性があります。特に、広大なオープンワールドを探索する際には、フレームレートの低下が目立つ可能性があります。安定したフレームレートでプレイするには、外部GPUを搭載したPCが必須となります。
  • アーマード・コアVI (ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON): 最低設定でも動作が厳しい可能性があります。アーマード・コアVIは、高速なアクションと美麗なグラフィックが特徴のメカアクションゲームです。Iris Xe Graphicsでは、最低設定でも、快適にプレイするのは難しい可能性があります。特に、激しい戦闘シーンでは、フレームレートが大きく低下し、操作に影響が出る可能性があります。外部GPUを搭載したPCを使用することを強くお勧めします。

その他の人気ゲームタイトルのFPS

  • League of Legends (LoL): 高設定で60FPS以上。LoLは、比較的軽いゲームなので、Iris Xe Graphicsでも高設定で60FPS以上を出せる可能性があります。チーム戦など、多くのプレイヤーが集まる場面では、フレームレートが低下する可能性があるので、注意が必要です。
  • VALORANT: 高設定で100FPS以上。VALORANTも、比較的軽いゲームなので、Iris Xe Graphicsでも高設定で100FPS以上を出せる可能性があります。競技性の高いゲームなので、安定した高フレームレートでプレイできるのは大きなメリットです。
  • Apex Legends: 低設定で60FPS程度。Apex Legendsは、中程度の重さを持つゲームです。Iris Xe Graphicsでは、低設定で60FPS程度が期待できます。激しい戦闘シーンでは、フレームレートが低下する可能性があります。
  • Fortnite: 低設定で60FPS程度。Fortniteも、中程度の重さを持つゲームです。Iris Xe Graphicsでは、低設定で60FPS程度が期待できます。建築要素など、負荷の高い処理がある場面では、フレームレートが低下する可能性があります。
  • Minecraft: 高設定で60FPS以上。Minecraftは、比較的軽いゲームなので、Iris Xe Graphicsでも高設定で60FPS以上を出せるでしょう。MODを導入したり、大規模なワールドをプレイする場合には、フレームレートが低下する可能性があります。

メモリもストレージも自由自在に拡張できる「GMKtec NucBox K7」

GMKtec NucBox K7」は、優れた拡張性を備え、将来のニーズの変化にも柔軟に対応できるミニPCです。まるで、未来を先取りできるような、頼もしい相棒となるでしょう。

メモリ

「GMKtec NucBox K7」は、16GB/32GBのDDR5-4800メモリを搭載し、スムーズな動作を実現しています。さらに、2つのSO-DIMMスロットを搭載しており、最大64GBまでメモリを拡張することができます。

メモリ増設で、さらに快適なクリエイティブ環境を

例えば、Adobe Premiere Proで動画編集を行う際、複数の高画質動画を同時に扱うと、メモリ不足で動作が重くなることがあります。しかし、「GMKtec NucBox K7」なら、メモリを増設することで、4K動画編集やAfter Effectsを使った複雑なエフェクト処理なども、サクサクと快適に行えます。

メモリ増設で、ゲームもさらにスムーズに

また、メモリ容量がゲームの快適さに大きく影響する「サイバーパンク2077」や「Microsoft Flight Simulator」のような最新ゲームも、メモリを増設することで、より高画質・高フレームレートで、ストレスフリーに楽しめます。

ストレージ

GMKtec NucBox K7」は、PCIe 3.0接続のM.2 SSDストレージを512GB/1TB搭載しています。PCIe 3.0は、PCIe 2.0と比較して約2倍の転送速度を実現しており、OSの起動やアプリケーションの読み込みを高速化します。また、PCIe 4.0接続のM.2ストレージで最大4TBまで拡張することができます。

大容量ストレージで、コンテンツを好きなだけ保存

高画質の写真や動画、大容量のゲームなどを大量に保存したい場合でも、ストレージを増設すれば、容量不足の心配から解放されます。例えば、「Steam」や「Epic Games Store」で配信されているゲームを多数インストールしたり、「Netflix」や「Amazonプライムビデオ」の動画をオフラインで保存したりできます。

他のミニPCと比較

  • 一方、Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8は8GB / 16GB DDR4-3200メモリを搭載し、最大32GBまで拡張できます。また、NVMe規格のM.2ストレージを256GB / 512GB搭載し、M.2 2280/2242で拡張もできます。
  • BMAX B8 Proは24GB DDR5-5200メモリを搭載しています。また、1TB NVMe M.2 SSD ストレージを搭載し、2.5インチ SATA HDD/SSDで拡張できます。
  • CHUWI CoreBox 5thは16GB DDR5を搭載し、スムーズに動作します。また、PCIe接続の512G SSDストレージを搭載し、M.2 2280 SSDで最大1TBまで拡張できます。

高速通信で快適なネットが使えるGMKtec NucBox K7

GMKtec NucBox K7は、最新の通信技術に対応し、高速で安定したネットワーク接続を提供することで、オンラインゲーム、動画ストリーミング、ビデオ会議など、あらゆるオンラインアクティビティを快適に楽しむことができます。

Wi-Fi 6で超高速ワイヤレス通信

GMKtec NucBox K7は、次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。Wi-Fi 6は、従来のWi-Fi規格と比較して、より高速なデータ転送速度、より低いレイテンシ、より安定した接続を提供します。これにより、例えば「フォートナイト」や「Apex Legends」のようなオンラインゲームでも、ラグや遅延を最小限に抑え、スムーズなゲームプレイを楽しむことができます。また、4K/8K動画のストリーミングも快適に視聴できます。

デュアルギガビット有線LANで安定した接続

2つの2.5Gギガビット有線LANポートを搭載しており、高速で安定した有線ネットワーク接続も可能です。複数のネットワークに接続したり、ネットワークの冗長化を図ったりすることができます。例えば、NAS(ネットワークHDD)に高速でアクセスしたり、VPN接続を利用したりする場合に便利です。

Bluetooth 5.2で多様なデバイスと接続

Bluetooth 5.2にも対応しており、ワイヤレスマウス、キーボード、ヘッドフォンなどの周辺機器をワイヤレスで接続できます。Bluetooth 5.2は、従来のBluetooth規格と比較して、より高速なデータ転送速度、より広い通信範囲、より低い消費電力を実現しています。例えば、「Logicool MX Master 3S」のような高性能マウスや、「Bose QuietComfort 45」のようなノイズキャンセリングヘッドホンを接続して、快適な作業環境を構築することができます。

他のミニPCと比較

  • 一方、Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8はWi-Fi 6とBluetooth 5.2、2.5Gのギガビット有線LANに対応しています。
  • BMAX B8 ProはWi-Fi 6とBluetooth 5.2、1Gbpsのギガビット有線LANに対応しています。
  • CHUWI CoreBox 5thはWi-Fi 6、Bluetooth、2.5Gギガビット有線LANに対応しています。

静音で冷却システムの性能も高いGMKtec NucBox K7

GMKtec NucBox K7は、高度な冷却システムを搭載することで、高負荷な作業中でも安定した動作を維持します。静音性にも優れており、快適な作業環境を提供します。

インテリジェントファンで最適な冷却を実現

GMKtec NucBox K7は、インテリジェントファンを搭載しています。インテリジェントファンは、CPUの温度に応じて回転数を自動的に調整します。高負荷な作業時にはファンを高速回転させて冷却性能を高め、低負荷時にはファンを低速回転させて静音性を高めます。

例えば、「Adobe Premiere Pro」で動画編集を行う際など、CPUに負荷がかかる作業でも、インテリジェントファンが効果的に冷却し、安定した動作を維持します。

超電導銅ダブルターボ冷却設計で効率的な放熱

超電導銅ダブルターボ冷却設計を採用し、CPUから発生する熱を効率的に放熱します。超電導銅は、通常の銅よりも熱伝導率が高く、CPUの熱を素早くヒートシンクに伝えます。ダブルターボファンは、2つのファンで強力なエアフローを生み出し、ヒートシンクから効率的に熱を放出します。

これにより、CPUの温度上昇を抑え、安定した動作を維持します。例えば、「Cyberpunk 2077」のような高負荷なゲームをプレイする場合でも、この冷却システムが効果的に動作し、フレームレートの低下やカクつきを抑え、スムーズなゲームプレイを可能にします。

全立体囲い込み式吸気口でエアフローを最適化

全立体囲い込み式吸気口を採用し、本体内部に効率的に空気を取り込みます。筐体の側面、背面、底面など、あらゆる方向から空気を取り込むことで、冷却に必要なエアフローを最大限に確保します。

これにより、冷却性能を高め、安定した動作を維持します。筐体の設計にも工夫を凝らし、エアフローを最適化することで、効率的な冷却を実現しています。例えば、吸気口の位置や形状を最適化することで、空気抵抗を減らし、より多くの空気をスムーズに取り込むことができます。

静音性にも配慮した設計

静音性にも優れており、高負荷な作業中でも静かな動作音を実現しています。図書館やカフェなどの静かな場所でも、周囲を気にせず作業に集中することができます。

静音性は、集中力を維持し、快適な作業環境を実現するために重要な要素です。例えば、深夜に作業する場合でも、静音性が高いGMKtec NucBox K7であれば、家族や近隣住民に迷惑をかける心配がありません。

他のミニPCと比較

  • 一方、Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8は冷却システムを搭載していません。
  • BMAX B8 Proは冷却システムを搭載し、スマートファンと2つの銅製ヒートパイプで強力に冷却し、本体の高熱化を防ぐことができます。
  • CHUWI CoreBox 5thは4本の純銅製ニッケルメッキ・ヒートパイプを備えた冷却システムを搭載しています。

「GMKtec NucBox K7」のデメリット

確かに、GMKtec NucBox K7は魅力的なミニPCですが、いくつかのデメリットも存在します。購入する前に必ず確認しておきましょう。

1.Oculinkポートがない

Oculinkポートは、高速な外部GPUを接続するためのインターフェースです。GMKtec NucBox K7にはOculinkポートがないため、外部GPUを利用してグラフィックス性能を向上させることはできません。

2.電源ユニットを内蔵していない

GMKtec NucBox K7は、ACアダプターを使用して電源を供給します。そのため、電源ユニットを内蔵しているミニPCと比較して、設置スペースが大きくなってしまう可能性があります。

3.2.5インチHDD/SSDで拡張できない

GMKtec NucBox K7は、M.2 SSDのみでストレージを拡張できます。2.5インチHDD/SSDは搭載できないため、大容量のストレージを必要とする場合は、M.2 SSDの容量を増やす必要があります。

これらのデメリットは、一部のユーザーにとっては重要な要素となる可能性があります。ミニPCを選ぶ際には、これらのデメリットも考慮に入れて、自分のニーズに合った製品を選ぶようにしましょう。

「GMKtec NucBox K7」のスペック

  • プロセッサ Intel Core i5-13500H
    ※10nm/12コア/16スレッド/最大4.70 GHz/TDP 45W
  • GPU Intel Iris Xe Graphics eligible、最大 1.45GHz
  • RAM(メモリ) 16GB/32GB DDR5-4800
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 512GB/1TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 2280)
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大4TBまで (PCIe 4.0 をサポート)
  • 電源 ACアダプター(19V/6.32A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G デュアル ギガビット有線LAN
  • インターフェース USB 4 Type-C (Thunderbolt 4互換/最大40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、USB3.2 Gen2 (10bps) x4、Displayport 1.4 (4K@60Hz) x1、HDMI 2.0 (4K@60Hz) x2、2.5G 有線LAN(RJ45) x2、ヘッドホンジャック x1、電源ボタン、DCポート、ケンジントンロック
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4096×2160@60Hz)、Type-C (DP1.4)、DP 1.4 (4K@60Hz)
  • 冷却システム インテリジェントファン、超電導銅ダブルターボ冷却設計、全立体囲い込み式吸気口、静音
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
  • サイズ 12.7 x 12.9 x 4.8 cm
  • 重量 約 517 g
  • カラー スペースブルー、スティールブルー
  • 付属品 ユーザーマニュアル、ACアダプター&ケーブル、HDMIケーブル、VESAマウント&ねじ、保証書

「GMKtec NucBox K7」のグラフィック性能を上げる方法

GMKtec NucBox K7」にはUSB4ポートがあるため、外付けGPUボックスと接続して、グラフィック性能を大幅に引き上げることができます。

GMKtecからは2025年2月にAMD Ryzen RX7600M XT搭載の外付けGPUボックス「GMKtec AD-GP1」が発売され、

簡単にグラフィック性能を引き上げられるようになっています。

こちらの記事で詳細に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:GMKtec AD-GP1をレビュー!Radeon RX 7600M XTでゲーム体験が激変?

「GMKtec NucBox K7」の評価

7つの基準で「GMKtec NucBox K7」を5段階で評価してみました。

  • パフォーマンス:★★★★
  • 拡張性:★★★★
  • 映像出力:★★★★
  • デザイン:★★★★
  • 通信:★★★★
  • 使いやすさ:★★★★
  • 価格:★★★★

総合評価

GMKtecから発売された第13世代 インテル Core i5搭載のミニPCです。パワフルなプロセッサと豊富なインターフェースを備え、使いやすいミニPCになっています。

プロセッサはCore i5-13500Hで、PassmarkのCPUベンチマークスコアで約2万3千ほど。「CHUWI CoreBox 5th」、「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」と同じプロセッサで、SteamなどのPCゲームもプレイ可能です。

具体的には「CS · GO」(95-115 FPS)、「League of Legends」(145-160 FPS)、「DOTA2」(95-115 FPS)、「PUGB」(65-80 FPS)で動作するため、本格的なPCゲームもプレイできるほどパワフルに動作します。もちろん、負荷の高い動画編集ソフトやAdobeフォトショップイラストレーターなどのグラフィック系アプリでも快適に動作します。

また、PCIe 3.0接続のM.2 SSD ストレージを512GB/1TB搭載し、PCIe 4.0接続のM.2ストレージで最大4TBまで拡張できるというメリットがあります。この最大4TBまでの拡張は「CHUWI CoreBox 5th」(M.2 2280 SSDで最大1TBまでの拡張に対応)の4倍の容量になり、M.2で拡張できる容量としては非常に多い容量になります。

そのほか、フル機能のUSB 4 Type-Cポートとディスプレイポート 1.4HDMI 2.0ポートを搭載し、4K 3画面 出力を利用可能。4つのUSB3.2 Gen2ポートや冷却システムを搭載するほか、Wi-Fi 6や2.5Gのデュアル ギガビット有線LANにも対応しています。

ただし、2.5インチHDD/SSDでのストレージ拡張には対応していないというデメリットがあります。この点は2.5インチ拡張に対応している「BMAX B8 Pro」の拡張性に劣っています。また、大型デスクトップPCと違い、グラフィックボードを追加できないというデメリットもあるので、少々 注意が必要です。

GMKtec NucBox K7」の発売時の価格は、75,402円(16GB+1TBモデル・8,700円 OFFクーポン付き)。

クーポンを適用すると、実質66,702円で購入できます。また、GMKtec公式サイトではベアボーンモデルが60,901円(11,600円 OFFクーポン付き)で発売されており、約5万円で購入できます。13世代のCore i5搭載で5~6万というのはかなり安いですね。日本で発売されるときも同じくらいの価格になるのでしょうか?

インテルの第13世代のCore i5プロセッサ搭載のコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

「GMKtec NucBox K7」の価格・購入先

GMKtec公式サイト

71,154円で販売されています。

GMKtec公式サイトで「GMKtec NucBox K7」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで70,942円、
  • 楽天市場で103,186円(送料無料)、
  • AliExpressで60,206円(Plus版、ベアボーン)、
  • 米国 Amazon.comで$629.98(Plus版)、

で販売されています。

※GMKtec公式サイトではベアボーンモデルが60,901円(11,600円 OFFクーポン付き)で発売中です。

Amazonで「GMKtec NucBox K7」(Core i5 13500H)をチェックする

楽天市場で「GMKtec NucBox」をチェックする

ヤフーショッピングで「GMKtec NucBox K7」をチェックする

AliExpressで「GMKtec NucBox K7」をチェックする

米国 Amazon.comで「GMKtec NucBox K7」をチェックする

※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

 

 

おすすめの類似モデルの紹介

GMKtec NucBox K7」に似た性能を持つミニPCも販売されています。

「Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8」

Lenovo IdeaCentreシリーズ初のミニPCで、パワフルな第13世代Core i5/i7プロセッサを搭載。Thunderbolt 4ポートも搭載し、4K 3画面出力やWi-Fi 6に対応しています。

価格は、Amazonで73,350円(Core i5-13500H・8GB+256GB)、楽天市場で73,350円(送料無料・8GB+256GB)、ヤフーショッピングで73,350円(送料無料・8GB+256GB)、レノボ公式サイトで69,850円(税込・送料無料・Core™ i5-13500H・8GB+256GB)です。

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「BMAX B8 Pro」

BMAXから発売されたインテル Core i7-1255U プロセッサ搭載のミニPCです。24GB DDR5メモリ、 1TB NVMe M.2 SSDストレージを搭載し、冷却システムや4K 3画面出力、Wi-Fi 6 などにも対応しています。

価格は、Amazonで75,999円(税込・16000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で89,011円、ヤフーショッピングで79,798円、Geekbuyingで64300円、米国 Amazon.comで$375.99 (日本円で約54766円)です。

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「CHUWI CoreBox 5th」

CHUWIから発売された第13世代のインテル Core i5-13500H プロセッサ搭載のミニPCです。インターフェースに6つのUSB 3.0 Type-Aポートと Type-C ポート(データのみ)を搭載し、4K 4画面出力にも対応しています。

価格は、楽天市場で69,300円、ヤフーショッピングで73,900円、AliExpressでUS $445.00 (日本円で約64818円)、CHUWI公式ストアで73,900円 (税込・9000円OFF クーポン付き・コード:CBX5THCG90)です。

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他のGMKtec ミニPCと比較

他にもGMKtecのミニPCが販売されています。2025、2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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