2022年11月16日に発売される「BOOX Tab Ultra」と注目の大型E-inkタブレットを徹底 比較!価格や機能・できること・スペックの違い、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2023年12月、「BOOX Note Air3」(10.3のモノクロ版)が発売されました。
※2023年11月2日、「BOOX Tab Ultra C Pro」が発売されました。
※2023年10月17日、「BOOX Note Air3 C」が発売されました。
※2023年5月、カラー表示対応の「BOOX Tab Ultra C」(10.3インチ)が発売されました。
※2023年1月、「BOOX Tab X」(13.3インチ)が発売されました。
「BOOX Tab Ultra」の特徴
「BOOX Tab Ultra」の特徴をまとめてみました。
10.3型E-Ink Carta・6300mAhバッテリ・128GB UFS2.1
「BOOX Tab Ultra」は10.3インチで解像度1872×1404ドットのE-Ink Cartaスクリーンを搭載。フラットなガラススクリーンを採用し、BOOXスーパーリフレッシュによる高速表示や自動回転、フロントライト(寒色、暖色)も利用できます。また、6300mAhバッテリー搭載で数週間駆動することが可能。Type-Cを介した充電も利用できます。そのほか、高速なUFS2.1規格の128GBストレージを搭載。別売のmicroSDカードでストレージ容量を増やすこともできます。
BOOXペン&専用キーボード・4モード
「BOOX Tab Ultra」は専用スタイラスペンの「BOOX Pen2 Pro (消しゴム付き)」を同梱。筆圧4096段階でスムーズに手書き入力できます。また、専用の「キーボード付き2-in-1磁気ケース」を用意。マグネットで着脱可能で、ペンも収納できます。そのほか、4つのモードが利用可能。HDモード、バランスモード、高速モード、超高速モードを使い分けて使用できます。
16MPカメラでテキスト変換・デュアルスピーカー・指紋認証
「BOOX Tab Ultra」は背面に16MPカメラを搭載。書類などを高精細に撮影し、瞬時にテキストに変換することができます。また、本体に高音質なデュアルスピーカーを搭載。デュアルマイクも搭載しています。そのほか、電源ボタンに指紋センサーを搭載し、すばやく安全にログインすることが可能。NeoReaderによるアプリの追加(700万以上のAndroidアプリをダウンロード可能)やWi-Fi通信、Bluetooth 5.0も利用できます。
公式ページ: BOOX Tab Ultra | The Official BOOX Store
価格を比較
「BOOX Tab Ultra」と「Kindle Scribe」、「HUAWEI MatePad Paper」、「Kobo Elipsa」の価格を比較してみました。
「BOOX Tab Ultra」
「BOOX Tab Ultra」は、Amazonで99,800円 (税込)、楽天市場で99,800円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで99,800 円 (税込・送料無料)、SKTNETSHOPで¥99,800 (税込)、BOOX公式ストアで$599.99(※プレオーダー価格)、米国 Amazon.comで$599.99で販売されています。
「Kindle Scribe」
「Kindle Scribe」は、Amazonで59,980円(ペン&カバーセット品は66,960円)、楽天市場で52,511円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで44,980円(税込・送料無料・箱不良品)、米国 Amazon.comで$459.97で販売されています。
「HUAWEI MatePad Paper」
「HUAWEI MatePad Paper」は、Amazonで52,400円 (税込・19%OFF価格)、楽天市場で47,520円 (税込・送料無料)、ヤフーショッピングで54,230円 (税込・送料無料・開封のみ品)、AliExpressでUS $489.99で販売されています。
「Kobo Elipsa」
「Kobo Elipsa」は、楽天市場で43,606円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで46,990円(税込・送料無料)、米国Amazon.comで$399.99で販売されています。
機能・できること
「BOOX Tab Ultra」と「Kindle Scribe」、「HUAWEI MatePad Paper」、「Kobo Elipsa」の機能・できることを比較してみました。
「BOOX Tab Ultra」
4モード(HDモード、バランスモード、高速モード、超高速モード)、ストレージ拡張(microSDカード)、「BOOX Pen2 Pro」で手書き入力、「キーボード付き2-in-1磁気ケース」(ノートPCスタイル)、指紋認証(電源ボタン)、ハイパーリンク(ノートをすばやく参照)、記録マーク(録音データ中にマークしてジャンプできる)、クラウド同期(メモ、本の注釈)、ウィジェット、自動回転、BOOXスーパーリフレッシュ、物理ボタンでページめくり、ジェスチャー操作、NeoReader(Androidアプリの追加)
「BOOX Drop」(PC間で高速データ転送)、5GBの無料クラウドストレージ、シングルスピーカーによる音楽再生、デジタルノート機能、自動回転(重力センサー)、2色フロントライト(寒色及び暖色)、Android 11、BOOXストア、OTG(Type-CでUSB機器と接続)、ブラウジング、Wi-Fiデュアルバンド、PDF翻訳機能、読書設定(目次、ブックマーク、用語検索、書き込み位置、音声読み上げ、スライドショー、一覧表示)フォーマット変更(ページ付け、拡大、トリミング、余白カット)コントラスト設定(文字強調表示、画像シャープ化、すかしのホワイト化、暗色強調)ナビゲーション(コミック、文章、リフロー)、スクリーン分割)
「Kindle Scribe」
手書き機能(ノート、メモ帳、日記、罫線付き、白紙、ToDoリストなどのテンプレートを用意/フォルダ管理)、、専用スタイラスペン(スタンダード/プレミアム・充電&ペアリング不要)、自動回転、Type-C高速充電、16/32/64GBストレージ保存、最大12週間の駆動、フロントライト(色調調節/明るさ自動調節/LED35個 )、300ppi表示、ファブリク/レザー/プレミアムレザーカバー(別売)、ダークモード、
Whispersync機能(異なる端末でも続きをすぐ読める)、クラウドストレージ(Amazon のコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能)、フォント最適化、文字サイズ変更、ウィキペディア検索、辞書検索、Wi-Fi(2.4GHz)ハイライト機能、Kindleストア、「Kindle Unlimited」(有料読み放題サービス)、Prime Reading(プライム会員)
「HUAWEI MatePad Paper」
筆圧4096段階の手書き入力(HUAWEI M-Pencil 第2世代)、メモの作成(音声録音、画面分割も可)、PDFへの書き込み、手書き文字のテキスト変換、画面分割、ワイヤレス充電、アプリの追加(「HUAWEI AppGallery」)、電子書籍ストア「HUAWEI Books」、
電子書籍の閲覧、オーディオブックの視聴、急速充電(22.5W充電器が付属)、32段階のバックライト調整、リフレッシュレート調整、指紋認証、Wi-Fi 6通信、Bluetooth 5.2
「Kobo Elipsa」
スタイラスペンで手書き入力、電子書籍にメモ書き込み、ノート機能、ComfortLight(フロントライト)、見開き表示、高速ページめくり機能、楽天Kobo電子書籍ストア(端末から電子書籍を購入)、楽天ポイントで電子書籍を購入、Type-C、PD充電、スリープカバー(自立可能・マグネットで着脱)
スペックを比較
「BOOX Tab Ultra」と「Kindle Scribe」、「HUAWEI MatePad Paper」、「Kobo Elipsa」のスペックを比較してみました。
「BOOX Tab Ultra」のスペック
- ディスプレイ 10.3インチ、解像度1872×1404ドットのE-Ink Carta
※227dpi/HDガラススクリーン/フラット/カバーレンズ付き/タッチ対応/ペン入力/静電容量式/全面ラミネート加工 - フロントライト 寒色、暖色
- プロセッサ Qualcomm オクタコア
- GPU 独自の高速リフレッシュGPU
- RAM(メモリ) 4GB LPDDR4X
- ストレージ 128GB UFS2.1
- 拡張ストレージ microSDカードで拡張可
- バッテリー 6300mAh
- 駆動時間 数週間
- 充電 Type-C
- 背面カメラ 16MP ※テキスト変換可
- ワイヤレス通信 Wi-Fi (2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0
- インターフェース USB-Cポート(OTGサポート/オーディオジャックとして使用)、microSDカードスロット
- センサー 自動回転用Gセンサー、指紋センサー
- スタイラスペンBOOX Pen2 Pro (ブラック)、筆圧4096段階の圧力感度、消しゴム付き
- キーボード 「キーボード付き2-in-1磁気ケース」※マグネット着脱
- スピーカー デュアルスピーカー
- マイク デュアルマイク
- 操作 ボタン、タッチ、ジェスチャー
- モード HDモード、バランスモード、高速モード、超高速モード
- 機能 ハイパーリンク(ノートをすばやく参照)、記録マーク(録音データ中にマークしてジャンプできる)、クラウド同期(メモ、本の注釈)、ウィジェット、自動回転、BOOXスーパーリフレッシュ
- アプリ NeoReader(700万以上のAndroidアプリをダウンロード可能)
- 生体認証 指紋認証(電源ボタン)
- 筐体の素材 メタル(金属) ※背面:指紋防止コーティング
- OS Android 11
- サイズ 225 x 184.5 x 6.7 mm
- 重量 480g
- カラー ブラック
- 付属品 BOOX Pen2 Pro (ブラック)×1、USB-Cケーブル×1、カードトレイ取り出しツール×1、クイックスタートガイド×1 保証書×1
- ドキュメント形式: PDF、DJVU、CBR、CBZ、EPUB、AZW3、MOBI、TXT、DOC、DOCX、FB2、CHM、RTF、HTML、ZIP、PRC、PPT、PPTX
- 画像フォーマット: PNG、JPG、BMP、TIFF
- オーディオ形式: WAV、MP3 サードパーティのアプリをサポート
関連記事:BOOXのE-inkタブレットで読書が超快適に! カラー&超大型など最新機種 まとめ
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「Kindle Scribe」のスペック
- ディスプレイ 10.2インチ、解像度300ppiのE-inkスクリーン
※画面の自動回転に対応/反射抑制スクリーン/フォント最適化技術/16階調グレースケール - フロントライト 搭載(色調調節、明るさ自動調節、LED 35個)
- プロセッサ 不明
- RAM(メモリ) 不明
- ストレージ 16GB / 32GB /64GB
※Amazonのコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能 - バッテリー駆動時間 読書:1回の充電で最大12週間利用可能、手書き機能:1回の充電で最大3週間利用可能
- 充電 USB-C充電、PCからUSB経由での充電で約7時間。USB-C充電アダプター (9W) 経由での充電で約2.5時間
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 b/g/n(2.4GHz)
- インターフェース Type-C (OTG)
- ページ送りボタン なし・利用できません
- スタイラスペン(付属) スタンダードペン(ペアリング・充電不要・マグネット装着)、プレミアムペン(カスタマイズ可能なショートカットボタン、消しゴムやマーカー、付箋追加など)
- カバー ファブリク/レザー/プレミアムレザーカバー(別売)、スリープモード対応、ブックカバー表示機能(利用可)
- 防水 非対応・利用できません
- 筐体の素材 再生利用プラスチック48%使用 (本体)、再生利用アルミニウム100%使用 (本体)
- 手書き機能 ノート、メモ帳、日記、罫線付き、白紙、ToDoリストなどのテンプレートを用意、フォルダ管理
- 手書き可能なファイル形式 対応するKindle本、またはSend-to-Kindle Eメールに送信してインポートしたPDF、DOC、DOCX、TXT、RTF、HTM、HTML、PNG、GIF、JPG、JPEG、BMP、EPUB形式
- OS 独自OS ※新品として販売された最後の日から少なくとも4年後まで、ソフトウェアのセキュリティアップデートを保証
- サイズ 196x230x5.8mm
- 重量 433g
- カラー タングステン
関連記事:「Kindle Scribe」待望の超大型モデルと10型E inkタブレットを徹底 比較!
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「HUAWEI MatePad Paper」のスペック
- ディスプレイ 10.3インチ、解像度1404×1872ドットのE Inkスクリーン
※227 PPI/画面占有率86.3%/32段階の明るさ調整/リフレッシュレート調整 - フロントライト 寒色のみ
- プロセッサ Kirin 820E ヘキサコア
※7nm/6コア - GPU Mali-G57 MP6
- RAM(メモリ) 4GB
- ストレージ 64GB
- バッテリー 約3625mAh
- 駆動時間 スタンバイで約4週間(28日間)
- 充電 22.5W急速充電 (1.5時間の充電で6日間駆動)
※タブレットは10V / 2.25Aの急速充電をサポート、標準充電器は10V /2.25AMAXをサポート - カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2 BLE、2 x 2 MIMO
- インターフェース USB 2.0 Type-C (OTG)
- センサー 重力センサー、ホールセンサ、指紋センサー
- スピーカー デュアルスピーカー
- マイク クアッドマイク
- オーディオ HUAWEI Histen7
- スタイラスペン 第2世代 M-Pencil、筆圧4096段階、26msの低遅延、付属
- ストア HUAWEI Books(10万冊)
- 生体認証 指紋認証センサー
- カバー 専用カバー 付属
- アプリ HUAWEI AppGallery、メモリアプリ(手書きをテキスト変換、画面分割、音声録音、PDF署名、テンプレート)
- OS HarmonyOS 2
- サイズ 約182.7×225.2×6.65mm
- 重量 約360g
- カラー ブラック
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「Kobo Elipsa」のスペック
- ディスプレイ 10.3インチ、解像度1404×1872ドットのE Ink Carta 1200 タッチスクリーン液晶
- ライト ComfortLight(フロントライト)
- プロセッサ 不明
- RAM(メモリ) 不明
- ストレージ 約32GB (テキストベースの本:約 28,000 点分 /コミック:約 700 点分)
- バッテリー駆動時間 数週間
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)
- インターフェース USB Type-C
- スタイラスペン Koboスタイラス(ノート機能で本に直接メモ・消しゴムボタンとカスタマイズ可能な機能ボタンあり)・単6形乾電池・付属
- 防水 非対応
- 機能 ノート機能(自由にメモやノートを取れる)
- 対応ファイルフォーマット EPUB / EPUB3 / PDF / JPEG / GIF / PNG / BMP / TIFF / TXT / HTML / RTF / CBZ / CBR / MOBI
- OS 独自OS
- 対応PC Windows 7 もしくはそれ以上Mac OS X 10.9 もしくはそれ以上
- サイズ 227.5 x 193.0 x 7.6 mm
- 重量 383 g
- カラー ミッドナイトブルー
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「BOOX Tab Ultra」のメリット・デメリット
「BOOX Tab Ultra」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・10.3インチのE-Ink Cartaスクリーン・自動回転&高速表示に対応
「BOOX Tab Ultra」は10.3インチで解像度1872×1404ドットのE-Ink Cartaスクリーンを搭載しています。また、フラットなガラススクリーンを採用し、BOOXスーパーリフレッシュによる高速表示や自動回転も利用できます。
一方、「Kindle Scribe」は10.2インチで解像度300ppiのE-inkスクリーンを搭載しています。「HUAWEI MatePad Paper」は10.3インチで解像度1404×1872ドットのE inkスクリーンを搭載しています。「Kobo Elipsa」は10.3インチで解像度1404×1872ドットのE Ink Carta 1200 タッチスクリーンを搭載しています。
・2色のフロントライトが使える
「BOOX Tab Ultra」はフロントライト(寒色、暖色)が使えるようになっています。
一方、「Kindle Scribe」は35個のLEDを備えたフロントライトを搭載しています。「HUAWEI MatePad Paper」は32段階でバックライトの明るさを調整できます。「Kobo Elipsa」はComfortLight(フロントライト)を搭載しています。
・128GB UFS2.1ストレージ搭載で拡張もできる
「BOOX Tab Ultra」は高速なUFS2.1規格の128GBストレージを搭載。別売のmicroSDカードでストレージ容量を増やすこともできます。
一方、「Kindle Scribe」は16/32/64GBストレージを搭載しています。「HUAWEI MatePad Paper」は64GBストレージを搭載しています。「Kobo Elipsa」は32GBストレージを搭載しています。
・6300mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応
「BOOX Tab Ultra」は6300mAhバッテリー搭載で数週間駆動することができます。また、Type-Cを介した充電も利用できます。
一方、「Kindle Scribe」は最大12週間駆動できるバッテリーを搭載し、Type-C充電に対応しています。「HUAWEI MatePad Paper」は約4週間駆動できるバッテリー搭載で22.5W急速充電に対応しています。「Kobo Elipsa」は数週間駆動できるバッテリーを搭載しています。
・背面16MPカメラ搭載でテキスト変換に対応
「BOOX Tab Ultra」は背面に16MPカメラを搭載。書類などを高精細に撮影し、瞬時にテキストに変換することができます。
一方、「Kindle Scribe」、「HUAWEI MatePad Paper」、「Kobo Elipsa」はカメラを搭載していません。
・Wi-Fi 5のデュアルバンド&Bluetooth 5.0に対応
「BOOX Tab Ultra」は高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンド&Bluetooth 5.0に対応しています。
一方、「Kindle Scribe」はWi-Fi(2.4GHz)通信に対応しています。「HUAWEI MatePad Paper」はWi-Fi 6&Bluetooth 5.2に対応しています。「Kobo Elipsa」はWi-Fiデュアルバンドに対応しています。
・厚さ6.7mmで重さ480gの薄型軽量デザイン
「BOOX Tab Ultra」は厚さ6.7mmで重さ480gの薄型軽量デザインになっています。
一方、「Kindle Scribe」は厚さ5.8mmで重さ433gになっています。「HUAWEI MatePad Paper」は厚さ6.65mmで重さ約360gになっています。「Kobo Elipsa」は厚さ7.6 mmで重さ383gになっています。
・専用スタイラスペンを用意
「BOOX Tab Ultra」は専用スタイラスペンの「BOOX Pen2 Pro (ブラック)」を同梱。筆圧4096段階でスムーズに手書き入力でき、消しゴム機能も利用できます。
なお、保存したノートはクラウドで同期することができ、すばやくスマホやタブレットと共有することができます。また、ハイパーリンク機能で、Webサイトなどを閲覧中でも、作成したノートをすばやく参照することもできます。
一方、「Kindle Scribe」はスタンダードペンとプレミアムペンの2種類の専用スタイラスペンを用意しています。「HUAWEI MatePad Paper」は筆圧4096段階の第2世代 M-Pencilで手書き入力できます。「Kobo Elipsa」はKoboスタイラスペンで手書き入力できます。
・専用キーボードを用意・4モードで使える
「BOOX Tab Ultra」は専用の「キーボード付き2-in-1磁気ケース」を用意。マグネットで着脱可能で、ペンも収納できます。
また、4つのモードを搭載。読書に最適な「HDモード」、ノートPCスタイルで最適な「バランスモード」、Web閲覧に最適な「高速モード」、ノートアプリ使用時に最適な「超高速モード」が利用できます。
一方、「Kindle Scribe」、「HUAWEI MatePad Paper」、「Kobo Elipsa」は専用キーボードを用意していません。
・デュアルスピーカーとデュアルマイクを搭載
「BOOX Tab Ultra」は本体に高音質なデュアルスピーカーを搭載。デュアルマイクも搭載しています。
一方、「Kindle Scribe」と「Kobo Elipsa」はスピーカーを搭載していません。「HUAWEI MatePad Paper」はデュアルスピーカーとクアッドマイクを搭載しています。
・指紋認証が使える
「BOOX Tab Ultra」は電源ボタンに指紋センサーを搭載し、すばやく安全にログインすることができます。
一方、「Kindle Scribe」と「Kobo Elipsa」は指紋認証に対応していません。「HUAWEI MatePad Paper」は指紋認証に対応しています。
・Android 11の機能が使える
「BOOX Tab Ultra」はAndroid 11を搭載し、新機能も使えるようになっています。また、NeoReaderアプリでAndroidアプリを追加することもできます。
Android 11には、
「メディアコントロール」(アプリ起動なしで再生などの設定変更)、「バブル」(他のアプリにふきだしでメッセージを表示・返信)、「スクリーンレコード」(操作などを録画)、「デバイスコントロール」(スマート家電のコントロールメニュー)、「アプリ候補」(ホーム画面に頻度の高いアプリを表示)、「ワンタイムパーミッション」(アプリ使用中のみ位置情報などを許可)
などの機能が追加されています。
一方、「Kindle Scribe」はAmazonの独自OSを搭載し、Kindleストアに対応しています。「HUAWEI MatePad Paper」はHarmonyOS 2搭載でHUAWEI AppGalleryからアプリを追加でき、HUAWEI Booksから電子書籍を購入できます。「Kobo Elipsa」はkoboの独自OSを搭載し、楽天Kobo電子書籍ストアに対応しています。
デメリット
・急速充電に対応していない
「BOOX Tab Ultra」は急速充電に対応していません。
一方、「HUAWEI MatePad Paper」は22.5W急速充電に対応しています。「Kindle Scribe」と「Kobo Elipsa」は急速充電に対応していません。
・Wi-Fi 6通信に対応していない
「BOOX Tab Ultra」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応していません。
一方、「HUAWEI MatePad Paper」はWi-Fi 6通信に対応しています。「Kindle Scribe」と「Kobo Elipsa」はWi-Fi 6通信に対応していません。
「BOOX Tab Ultra」の評価
「BOOX Tab Ultra」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
ONYX BOOXから発売されたAndroid 11搭載の10.1型タブレットです。一見したところ電子書籍リーダーにAndroid OSを搭載した従来モデルと同じように見えますが、実はこの製品はAndroidタブレットにE-inkスクリーン(電子ペーパーディスプレイ)を搭載したモデルです。
簡単に言うと、ベースになっているのが「電子書籍リーダー」ではなく、「Androidタブレット」になっています。もちろん、E-inkスクリーンを搭載しているため、ONYX BOOXによる独自のカスタマイズが施されており、高速なページめくりを可能にする「BOOXスーパーリフレッシュ」や自動回転機能なども利用できます。
また、付属の専用スタイラスペンの「BOOX Pen2 Pro (ブラック)」による強力な手書き機能も健在で、従来モデル同様にノート機能も充実しています。
さらに「BOOX Tab Ultra」には従来モデルにはなかった4つのモード(HDモード、バランスモード、高速モード、超高速モード)が利用可能で、専用の「キーボード付き2-in-1磁気ケース」と組み合わせることで、さらに便利に使えるようになっています。
まるとめると、ベースがAndroidタブレットになったことで、「できること」の幅が広がり、より便利に使えるE-inkタブレットになっています(※ストレージの拡張にも対応)。読書だけでなく、手書きによるノート機能をよく使う人にとってはかなり便利な製品であるといえます。
「BOOX Tab Ultra」の発売時の価格は$599.99(※プレオーダー価格)。手書き機能が使える高性能なE-inkタブレットを探している人におすすめです。
※YouTube動画でも紹介しています。「BOOX Tab Ultra」上質で心地よい極上のE-inkタブレットが登場! 性能をざっくり解説
「BOOX Tab Ultra」の販売・購入先
「BOOX Tab Ultra」は、
Amazonで99,800円 (税込)、楽天市場で99,800円 (税込・送料無料)、
ヤフーショッピングで99,800 円 (税込・送料無料)、SKTNETSHOPで¥99,800 (税込)、
BOOX公式ストアで$599.99(※プレオーダー価格)、
米国 Amazon.comで$599.99、
で販売されています。
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他のE inkタブレットと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「BOOX Note Air3」(10.3インチ・モノクロ表示・Android 12)
★「BOOX Tab Ultra C Pro」(10.3カラー・ボタン・キーボード)
★「BOOX Note Air3 C」(10.3インチ・Android 12・フルカラー)
★「BOOX Tab Ultra C」(10.3型・Android 11・フルカラー表示)
★「Kobo Elipsa 2E」(10.3インチ・Koboスタイラス2)
★「Bigme inkNoteS」(10.3インチ・Android 11)
★「BOOX Tab X」(13.3インチ・Android 11)
★「Lenovo YOGA Paper」(Android 12)
★「BOOX Leaf2」(7インチ・Android 11)
★「BOOX Nova Air2」(7.8インチ・Android 11)
「Meebook P10 PRO」(10インチ)
「Supernote A5 X」(10.3インチ)
「BOOX Note2」(10.3インチ)
「BOOX Max3」(13インチ)
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