2022年9月下旬に発売に発売された「ANBERNIC RG353V/VS」は、発売から数年が経った今でも中古市場で根強い人気を誇る携帯レトロゲーム機です。
この記事では、「ANBERNIC RG353V/VS」を中古で購入して失敗しないために、Antutuベンチマークからゲーム性能、スペック、メリット・デメリットまで、徹底的に解説します。
【先に結論からお伝えしましょう】
ANBERNIC RG353V/VSの長所(Pros):
- ゲームボーイを彷彿とさせる秀逸なデザインと高い携帯性
- レトロゲームに最適な4:3比率の高品質IPS液晶
- PS1やN64、DSまで快適に遊べる十分な処理性能
- 予算に応じて選べる2モデルと優れたコストパフォーマンス
- 安っぽさを感じさせない高いビルドクオリティ
ANBERNIC RG353V/VSの短所(Cons):
- 多くのユーザーが指摘する背面L2/R2ボタンの押しにくさ
- 『原神』など重量級3Dゲームのプレイは困難な性能の限界
- Google Playストア非搭載など、制限のあるAndroid OSの使い勝手
- 無線機能使用時の懸念となる技適未取得の問題
- ユーザーによる交換が難しい内蔵型バッテリー
総合評価:
ANBERNIC RG353V/VSは、ゲームボーイを彷彿とさせる秀逸な縦型デザインと携帯性が魅力のレトロゲーム機です。RK3566チップによりPS1やN64世代まで快適に動作し、特に安価なVSモデルは高いコストパフォーマンスを誇ります。背面のLRボタンの操作性など一部に欠点はありますが、デザインと性能のバランスが良く、手軽にレトロゲームを楽しみたい多くのユーザーにおすすめできる一台です。
<この記事で分かること>
- ANBERNIC RG353V/VSのAntutuベンチマークと実際のゲーム性能(原神、ウマ娘など)
- 詳細なスペック(仕様)一覧とVモデル・VSモデルの具体的な違い
- ユーザー視点でのリアルな評判に基づくメリット・デメリット(長所と短所)
- 最新のカスタムOS(ArkOS, JELOSなど)とファームウェアアップデート情報
- 専門家による5段階評価と詳細な総評
- 最新の価格と、お得な購入先
この記事を最後まで読むことで、「ANBERNIC RG353V/VS」を購入するべきかどうかがはっきりと分かるはず。購入に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
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公式ページ NEW ANBERNIC RG353VS/RG353V – anbernic
懐かしさと新しさが手のひらに。レトロゲームの理想郷、ANBERNIC RG353V/VS
ANBERNIC RG353V/VSは、古き良き時代の携帯ゲーム機への郷愁を誘うデザインと、現代の技術が融合した魅力的なレトロゲーム機です。ポケットに収まるコンパクトな筐体でありながら、その内部にはパワフルな性能を秘めており、いつでもどこでも懐かしのゲーム世界へと没入させてくれます。多くのユーザーから高い評価を受ける本製品は、単なるエミュレーター機に留まらない、所有する喜びをも満たしてくれる特別な一台と言えるでしょう。
洗練されたノスタルジック・デザイン
本製品の最大の魅力の一つは、その秀逸なデザインにあります。多くの人がかつてのゲームボーイカラーやゲームボーイポケットを彷彿とさせる縦型フォルムは、まさにノスタルジーの結晶です。特に人気の「透明な紫」をはじめとするクリアカラーのバリエーションは、内部の基板が透けて見えるメカニカルな美しさを演出し、所有欲を掻き立てます。
十字キーやボタン、アナログスティックが左右対称に美しく配置されたシンメトリーなデザインは、シンプルながらも完成度の高さを感じさせます。また、現代のデバイスらしくディスプレイのベゼルは狭く設計されており、画面への没入感を高めています。約180gという軽量設計も相まって、長時間のプレイでも疲れにくく、気軽に持ち運べる携帯性を実現しています。
レトロゲームに最適化されたパフォーマンス
プロセッサにはRockchip RK3566クアッドコアCPUを搭載し、スーパーファミコンなどの2Dゲームはもちろん、プレイステーションやニンテンドー64といった3Dグラフィックスを用いたゲームまで、スムーズな動作が期待できます。多くのレビューで、これらの世代のゲームが快適に動作したと報告されています。
3.5インチのIPS液晶ディスプレイは、解像度640×480ピクセルというレトロゲームに最適な仕様で、発色も良く鮮明な映像でゲームを楽しむことが可能です 。画面のアスペクト比は4:3であり、当時のゲームを不自然に引き伸ばすことなく、オリジナルの比率で表示できる点も、ファンにとっては嬉しいポイントです。
ユーザーの選択肢を広げる2つのモデルと拡張性
ANBERNIC RG353V/VSは、ユーザーのニーズに合わせて選べる2つのモデルが用意されています。Linux OSに加えてAndroid 11も搭載したデュアルブートモデルの「RG353V」と、Linux OSに特化し、よりリーズナブルな価格を実現した「RG353VS」です。Androidは不要で、純粋にレトロゲームを楽しみたいユーザーにとってはRG353VSがコストパフォーマンスの高い選択肢となりますが、Androidアプリの活用も視野に入れるならRG353Vが適しています。
どちらのモデルもWi-Fi(2.4/5G)とBluetooth 4.2を搭載しており、ネットワーク機能も充実しています。さらに、miniHDMIポートからの外部ディスプレイ出力にも対応しているため、リビングのテレビに繋いで大画面で楽しむといった遊び方も可能です。
ANBERNIC RG353MのAntutuベンチマーク
「ANBERNIC RG353V/VS」が搭載するRockchip RK3566 プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで約13万点を記録しています。
同じプロセッサは、タブレットの「UMIDIGI G1 Tab Mini」にも搭載されており、測定結果は以下のようになっています。
例: Antutu V10.2.1 総合で「137885」、CPUで「31016」、GPUで「18324」、MEMで「60310」、UXで「28235」
ANBERNIC RG353V/VSのゲーム性能
「ANBERNIC RG353V/VS」が搭載するRockchip RK3566 プロセッサのゲーム性能について、具体的なゲームタイトルとフレームレート(FPS)を交えて説明します。
原神
広大なオープンワールド「テイワット」を舞台に、個性豊かなキャラクターたちと冒険を繰り広げるアクションRPGです。グラフィック設定を「最低」にしても、フレームレートは常に不安定です。街中やフィールドの移動時でさえ20 FPSを下回り、戦闘や派手なエフェクトが発生する場面では10 FPS前後まで落ち込みます。キャラクターの操作には常に入力遅延が感じられ、画面のカクつきが頻繁に発生するため、アクション要素の強いこのゲームを遊ぶのは困難です。
フォートナイト
最大100人のプレイヤーが島に降り立ち、最後の1人(または1チーム)になるまで戦い抜く、世界的に人気のバトルロイヤルゲームです。パフォーマンスモード(最低画質設定)においても、安定したフレームレートを維持することはできません。
ゲーム開始直後の降下時からカクつきがひどく、地上での探索中でも20 FPSを超えることは稀です。他のプレイヤーとの戦闘や建築が始まるとフレームレートは10 FPS未満にまで落ち込み、画面が断続的に停止するような状態になります。競技性の高いこのゲームにおいて、プレイは実質的に不可能です。
ウマ娘 プリティーダービー
プレイヤーがトレーナーとなり、「ウマ娘」たちを育成してレースでの勝利を目指す育成シミュレーションゲームです。3Dで描かれるレースやライブパフォーマンスが特徴です。
画質設定を「簡易」にすることで、育成パートやホーム画面は30 FPS近くで動作します。
しかし、ゲームの要であるレースシーンでは、複数のウマ娘が同時に走るため負荷が大きくなり、20~25 FPSまで低下します。ゴール前の競り合いなどでは、動きが少しぎこちなく見えることがあります。また、3Dモデルが豪華なライブシーンでは、カメラワークやエフェクトによってカクつきが目立つ場面もあります。
ロマンシング サガ リ・ユニバース (ロマサガRS)
ドット絵で描かれたキャラクターと、戦略性の高いコマンドバトルが特徴のRPGです。「サガ」シリーズの魅力である「閃き」や「陣形」といったシステムを楽しめます。
2Dグラフィックが主体のため、RK3566でも非常に快適に動作します。
バトル中のアニメーションや派手な必殺技の演出においても、フレームレートは安定して30 FPSを維持します。読み込み時間も短く、メニュー操作からバトルへの移行もスムーズです。ストレスを感じることなく、ゲームの世界に没頭できます。
どうぶつの森 ポケットキャンプ
プレイヤーがキャンプ場の管理人となり、どうぶつたちと交流しながら、家具を集めて自分だけのキャンプ場作りを楽しむコミュニケーションゲームです。
軽めの3Dグラフィックで構成されており、スムーズに動作します。
キャンプ場を歩き回ったり、どうぶつと会話したりする場面では、安定して30 FPSを保ちます。ただし、キャンプ場に非常に多くの家具を配置したり、イベントで多くのキャラクターが同時に表示されたりすると、一時的に25 FPS前後に落ち込むことがありますが、ゲームプレイに大きな支障はありません。
まとめ:ゲーム性能
Rockchip RK3566は、「ロマサガRS」のような2D主体のゲームや、「どうぶつの森 ポケットキャンプ」のような比較的軽量な3Dゲームであれば、快適にプレイすることが可能です。一方で、「原神」や「フォートナイト」といった高い3Dグラフィック性能を要求する重量級のゲームは、動作が非常に重く、プレイするのは難しいです。
ANBERNIC RG353V/VSのメリット・デメリット
「ANBERNIC RG353V/VS」は、ゲームボーイを彷彿とさせる縦型デザインで人気の携帯レトロゲーム機です。パワフルなRK3566チップを搭載し、多くのレトロゲームを快適に楽しむことができます。購入を検討する上で知っておきたい、本製品のメリットとデメリットを詳しく解説します。
【メリット】
メリット1:優れたデザインと携帯性
最大のメリットは、多くのユーザーから高く評価されているデザインです。ゲームボーイを彷彿とさせる懐かしい縦型フォルムに、左右対称の洗練されたボタン配置が特徴です。特にクリアカラーモデルはデザイン性が高く、所有欲を満たしてくれます。本体重量は約180gと非常に軽量かつコンパクトで、スーツのポケットにも収まるほどの携帯性を誇ります。
メリット2:レトロゲームに最適な高品質ディスプレイ
3.5インチのIPS液晶は解像度640×480、アスペクト比4:3となっており、レトロゲームをオリジナルの比率で美しく表示するのに最適です。ディスプレイとガラスの隙間がないフルラミネーション加工が施されているため、光の反射が少なく、クリアで発色の良い映像を楽しめます。この高品質な画面は、ゲームへの没入感を高める大きな要因となっています。
メリット3:幅広いゲームが楽しめる処理性能
CPUにRockchip RK3566を搭載しており、スーパーファミコンやプレイステーションはもちろん、ニンテンドー64やニンテンドーDSまでのタイトルが快適に動作します。さらに、PSPやドリームキャストといった、より高いスペックを要求するゲームも「そこそこ動作する」レベルに達しており、遊べるゲームの幅が広いのが魅力です。カスタムファームウェアを導入することで、さらにパフォーマンスが向上する可能性も秘めています。
メリット4:選べる2モデルとリーズナブルな価格
ユーザーの用途や予算に応じて2つのモデルから選べる点もメリットです。Android OSも搭載したデュアルブートの上位版「RG353V」と、Linux OSに特化して価格を抑えた廉価版「RG353VS」がラインナップされています。特にVSモデルは、エミュレーター性能に大きな差がないにもかかわらず、より手頃な価格設定となっており、コストパフォーマンスを重視するユーザーにおすすめです。
メリット5:良好な基本操作性とビルドクオリティ
十字キーやABXYボタンは、しっかりとした押し心地で反応も良いと評価されています。アナログスティックも操作しやすく、全体的なビルドクオリティは「高い」と評されており、安っぽさを感じさせません。しっかりとした造りは、長期間にわたって安心して使用できるという満足感に繋がります。
【デメリット】
デメリット1:背面L2/R2ボタンの操作性
多くのレビューで共通して指摘されている最大のデメリットが、背面にあるL2/R2ボタンの操作性です。これらのボタンはL1/R1ボタンと段差なく横並びに配置されているため、非常に押しにくいと感じるユーザーが多くいます 。特にLボタンやRボタンを多用するアクションゲームなどでは、操作が窮屈になり、快適なプレイが難しい場合があります。
デメリット2:性能の限界と一部エミュレーターの動作
幅広いゲームが動作する一方で、性能の限界も存在します。特にPSPの一部の重いタイトルは、フレームスキップなどの設定を調整しないと快適な動作は難しいです。また、セガサターンは標準のOSでは正常に終了できない不具合が報告されています。PS2に関しては、起動はするものの、処理が重すぎて実用的に遊ぶことは不可能なレベルです。
デメリット3:Android OSの使い勝手と制限
上位モデルのRG353Vに搭載されているAndroid OSには、Google Playストアが標準でインストールされていません。そのため、アプリを導入するには自身でAPKファイルを探してインストールする必要があり、初心者にはハードルが高いです。また、Androidのアップデートに失敗するという報告や、一部のエミュレーターではLinux側よりも動作が重くなるケースもあり、Androidモードの魅力が限定的になっています。
デメリット4:細かな品質の問題と個体差
全体的なビルドクオリティは高いものの、細かな点で品質に関する指摘も見られます。例えば、本体を振ると背面のLRボタンがカチャカチャと音を立てて安っぽく感じるという意見があります。また、一部のユーザーからは、十字キーの反応が過敏で誤入力が発生する、SDカードスロットが扱いにくいといった報告もあり、個体差が存在する可能性があります。
デメリット5:技適未取得とバッテリーに関する注意点
本製品は日本の技術基準適合証明(技適)を取得していない無線機器です。そのため、Wi-FiやBluetooth機能の国内での使用は電波法に抵触する可能性があります。また、バッテリーは本体内蔵型で、ユーザーが簡単に交換できる着脱式ではないため、バッテリーが劣化した際の交換が難しいという点を留意しておく必要があります。
ANBERNIC RG353V/VSのスペック(仕様)一覧
- モデル:RG353V / RG353VS
- ディスプレイ:3.5インチ、解像度640 x 480 pxのIPS
※4:3/マルチタッチ対応/OCA 全密着
※RG353VSはタッチ操作に非対応 - プロセッサ:Rockchip RK3566 Quad-Core
- 64 bit Cortex-A55
- GPU:Mali-G52 MP2
- RAM(メモリ):2GB LPDDR4
- RG353VSは1GB LPDDR4
- ストレージ:Android:32GB 高速 eMMC 5.1、Linux: 16GB TF
- RG353VSは16GB TFのみ
- 外部ストレージ:microSDカードで最大512GBまで拡張可能
- 2つのTFカードスロットを搭載
- バッテリー:3200 mAh
- 駆動時間:6時間
- 充電:Type-C
- ワイヤレス通信:Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.2
- インターフェース:Type-C x2 (OTG/電源用)、microSDカードスロット x2、miniHDMI、3.5mmイヤホンジャック
- スピーカー:シングル ホーン スピーカー(モノラル)
- システム言語:日本語を含むマルチ言語に対応
- OS:Android 11 + LINUX (64 bit システムは 32-bit アプリケーションと互換性があります)
- RG353VSはLINUX (64 bit システムは 32-bit アプリケーションと互換性があります)
- サイズ:12.6×8.3×2.1cm
- 重量:180 g
- カラー:透明な黒、グレー、ホワイト、透明な紫
- RG353VSは透明な黒、グレー
- 付属品:USB充電ケーブル、ボックス、説明書、スクリーン プロテクター
- 対応エミュレーター: PSP,DC,SS,PS1,NDS,N64,CPS1,CPS2,CPS3,FBA,NEOGEO,GBA,GBC,GB,SFC,、FC,MD,SMS,GG,MSX,PCE,WSC,N-Gage, Indie games など20種類以上
最新のカスタムOS、ファームウェア情報
ここではANBERNIC RG353V/VSのカスタムOS、ファームウェア情報について紹介します。
カスタムOS
ANBERNIC RG353V/VSは、ユーザーコミュニティによって開発されたいくつかのカスタムOSが利用可能です。これらは、公式ファームウェアよりも機能が豊富で、エミュレーションのパフォーマンスが向上することがあります。
ANBERNIC RG353Vで一般的に利用されるカスタムOSの例:
- ArkOS: 多くのANBERNICデバイスで広く使われている、安定性の高いカスタムOSです。Linuxベースで、多くのエミュレータに対応しています。
- JELOS: 最新のエミュレータコアや機能を取り入れていることで知られています。
- Retro Arena (AmberELEC): これも人気のカスタムOSで、ANBERNICデバイス向けに最適化されています。
ファームウェア情報
ANBERNIC RG353V/VSのファームウェア情報は、公式サイトまたは公式フォーラム、コミュニティで確認できます。ファームウェアは、Anbernicの公式ウェブサイト(特に製品ページやサポートセクション)からダウンロード可能で、最新のバグ修正や機能改善が含まれています。また、本体の「設定」メニューからファームウェアアップデートの有無を確認し、直接更新する機能も備わっている場合があります。
【ファームウェア情報の確認方法】
1. Anbernic公式サイトを確認する
- Anbernic公式サイトにアクセスし、RG353V/VSの製品ページやサポートセクションを探します。
- 最新のファームウェアバージョン、リリースノート、ダウンロードリンクが掲載されています。
2. 本体のオンラインアップデート機能を利用する
- Anbernic製品には、RetroArchなどのシステムに内蔵されたオンラインアップデート機能がある場合があります。
- 「設定」メニューから「ファームウェアアップデート」や「オンラインアップデート」などの項目を探し、最新のファームウェアを直接ダウンロードして適用できます。
3. コミュニティやフォーラムをチェックする
Anbernicに関するフォーラムやSNS、関連コミュニティで、ファームウェアの更新情報やバグに関する情報交換が行われています。
注意点
- ファームウェアを更新する際は、事前に重要なデータをバックアップすることをおすすめします。
- 公式サイトからダウンロードしたファームウェアを使用する場合は、指示に従って正しくフラッシュしてください。
ANBERNIC RG353V/VSの評価
「ANBERNIC RG353V/VS」について、各項目を評価しコメントをまとめました。
スペック:★★★★☆
コメント:CPUにRockchip RK3566を搭載しており、プレイステーションやニンテンドーDSまでのゲームが快適に動作します。NINTENDO64、PSP、ドリームキャストもそこそこ動作する性能を持っています。ただし、PS2などのより高いスペックを要求されるゲームのプレイは困難であるため、星4つの評価としました。
通信・機能:★★★★☆
コメント:2.4/5GのWi-FiとBluetooth 4.2に対応しており、ワイヤレス通信機能が充実しています 。miniHDMIポートからの外部出力や、有線コントローラーとしての使用も可能など、多彩な機能を備えています。一方で、技適未取得の機器である点や、AndroidモデルがGoogle Playストアに非対応である点を考慮し、星4つとしました。
デザイン:★★★★★
コメント:ゲームボーイを彷彿とさせる縦型デザインが多くのユーザーから絶賛されています。約180gと軽量コンパクトで携帯性に優れ、狭ベゼルで現代的な印象も与えます。デザイン面では完成度が非常に高く、満点の評価です。
使いやすさ:★★★☆☆
コメント:十字キーやABXYボタンの操作性は良好と評価されていますが、多くのレビューで背面のL2/R2ボタンが押しにくいという点がデメリットとして挙げられています。コンパクトさゆえに、LRボタンを多用するゲームでは操作に慣れが必要なため、星3つとしました。
価格:★★★★☆
コメント:公式サイトでの価格はRG353VSが10,079円、RG353Vが12,628円です 。この性能と高いビルドクオリティを考慮すると、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。ユーザーのニーズに合わせて安価なVSモデルを選べる点も評価できます。
<総合評価>
RG353V/VSは、すでに販売されている横型モデル「ANBERNIC RG353P」の縦型バージョンという位置づけの製品です。上位モデルのRG353VはAndroid 11とLinuxのデュアルOSを搭載し、Androidゲームもプレイ可能です。一方、廉価モデルのRG353VSはLinux OSのみを搭載しています。
Androidゲームをプレイしたいなどの明確な目的がなければ、エミュレーターの性能に体感的な差はほとんどなく、価格がリーズナブルなVSモデルを推奨する意見が多く見られます。バッテリーは着脱式ではないため、その点は留意が必要です。全体として、デザイン性と携帯性に優れた、コストパフォーマンスの高い縦型のレトロ携帯ゲーム機を探している人におすすめできる一台です。
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ANBERNIC RG353V/VSの価格・購入先
ANBERNIC日本公式サイト
- RG353VSで10,079円、
- RG353Vで12,628円、
で販売されています。
ANBERNIC公式サイトで「ANBERNIC RG353V/VS」をチェックする
ECサイト
- Amazonで8,999円(RG353V)、
- AliExpressで8,430円(RG353V)、
- 米国 Amazon.comで$109.99(RG353V)、
で販売されています。
Amazonで「RG353V」をチェックする
楽天市場で「ANBERNIC」をチェックする
ヤフーショッピングで「RG353V」をチェックする
AliExpressで「ANBERNIC RG353V」をチェックする
米国 Amazon.comで「RG353V」をチェックする
※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
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