「RG280V」と人気の携帯ゲーム機を徹底比較！

2020年11月に発売された「RG280V」と人気の携帯ゲーム機を徹底比較して紹介！価格や収納ゲーム数、対応エミュレーター、スペックなどの違いに加えて、メリット・デメリットも紹介します。

※2023年11月、「ANBERNIC RG35XX Plus」が発売されました。

※2022年9月下旬、「ANBERNIC RG353V/VS」が発売されました。

※2021年4月、「RGB10 MAX」が発売されました。

※2021年3月、「RG351V」が発売されました。

※2020年11月から「PowKiddy RGB20」も発売中です。

「RG280V」の特徴

「RG280V」の特徴をまとめてみました。

ゲームボーイより小さい超小型ボディ・重さ120g

「RG280V」は手のひらにすっぽりと収まるサイズ。、重さも120gと非常に軽いため、ポケットに入れて気軽に携帯できます。また、ゲームボーイと同じく、十字キーと四つのボタンを搭載。左右の上部にはL1 / L2、R1 / R2ボタンも搭載し、懐かしのファミコンゲームやアーケードゲームなども快適に操作できます。

2.8インチのIPS液晶・PS1・GBCゲームも軽快に動作

「RG280V」は2.8インチ、解像度320 x 480 pxのIPS液晶を搭載。視野角が広いため、ゲームプレイ中に本体を傾けても見やすく表示できます。また、JZ4770 デュアルコアプロセッサを搭載。ネオジオ、プレイステーション1、ゲームボーイ、ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン、メガドライブ、カプコンアーケードゲームなどもスムーズに動作します。

デュアルSDカードスロット搭載・ゲームの追加にも対応

「RG280V」は2つのmicroSDカードスロットを搭載。一つはOS用でもう一方はゲーム用になっています。対応するエミュレーターはPS1, FBA, NEOGEO, GB, SFC, FC, MD, SMS, MSX, PCEなど20種類以上。自分でゲームを追加することも可能です。そのほか、専用ドライバーをインストールことでパソコンと接続ｓるうことが可能。「RG280V」内部のファイルをパソコン上から確認することもできます。

Anbernic RG280V – LDKGame　製品紹介ページ
Anbernic RG280V

価格を比較

「RG280V」と、「RK2020」、「RG280M」、「RGB10」の価格を比較してみました。

「RG280V」

「RG280V」は、Amazonで10,980円、楽天市場で14,097円 (税込)、ヤフーショッピングで11,233円、AliExpressでUS $79.99 – 88.98、Banggoodで8,301円（16GBモデル）、米国Amazon.comで$89.99 （日本発送は+$9.74）で販売されています。

「RK2020」

「RK2020」は、楽天市場で14,990円 (税込)、ヤフーショッピングで9,967円、Banggoodで8,580円、AliExpressでUS $79.19 – 84.79 、Gearbestで8093 円で販売されています。

「RG280M」

「RG280M」は、楽天市場で16,990円 (税込)、ヤフーショッピングで24,800円（税込）、Banggoodで8,918円、AliExpressでUS $83.93 – 92.99 、Gearbestで15043 円　で販売されています。

「RGB10」

「RGB10」は、楽天市場で13,199円 (税込)、ヤフーショッピングで17,455円（税込）、Banggoodで8,026円、AliExpressでUS $81.70 – 101.10 で販売されています。

収録ゲーム数・対応エミュレーターを比較

「RG280V」と、「RK2020」、「RG280M」、「RGB10」の収録ゲーム数・対応エミュレーターを比較してみました。

「RG280V」

収録ゲーム数　

販売先によって異なります。Banggoodでは15000種ゲーム、23000種ゲームが付属するモデルも販売されています。また、RG350用のゲームデータがそのまま使えるという情報もあります。なお、Amazonでゲームを収録したカードが販売されています。「Whatsko RG350 /RG350M/RG280M/RG350P/RG280V ポータブルゲーム機 64GB専用ゲームカード RG350カスタム保護パッケージ」

エミュレーター

PS1, CPS1, CPS2, CPS3, FBA, NEOGEO, NEOGEO POCKET, GBA, GBC, GB, SFC, FC, MD, SMS, GG, Handy, MSX, PCE, WSC, POKE MINI, transplant games など20種類以上のゲームフォーマットをサポート

「RK2020」

収納ゲーム数　2000+

エミュレーター　PSP、DC、NDS、PSX(PS1)、CPS(1,2,3)、N64、MAME、GBA、GBC、GB、MD、NES、SNES、PCE、ATARI 5200 、SFC、FC、MD、SMS、GG、HANDY、MSX、WSC、POKEMINI、NEOGEO、NEOGEO POCKET

※このゲーム機に自分でゲームを追加するにはかなりのスキルが必要です。

「RG280M」

収録ゲーム数　14000

エミュレーター　PS1, CPS1, CPS2, CPS3,FBA, NEOGEO, NEOGEO POCKET, GBA, GBC, GB, SFC, FC, MD, SMS, GG, Handy, MSX, PCE, WSC, POKE MINI（約20種類）

※Amazonでゲームを収録したカードが販売されています。「Whatsko RG350 /RG350M/RG280M/RG350P/RG280V ポータブルゲーム機 64GB専用ゲームカード RG350カスタム保護パッケージ」

「RGB10」

収録ゲーム数　3000/5000+/10000+　※販売先・モデルによって異なっています。購入する前にゲームソフトが内蔵されているかチェックしてください。

エミュレーター　PSP, N64, DC, NDS,PS1, CPS1, CPS2, FBA, NEOGEO, NEOGEO POCKET, GBA, GBC, GB, SFC, FC, MD, SMS, GG, HANDY, MSX, ST, WSC, POKEMINI, transfer gamesなど20種類以上

※おそらくRG350のカードがそのまま使えると思います。Amazonで販売中です。「Whatsko RG350 /RG350M/RG280M/RG350P/RG280V ポータブルゲーム機 64GB専用ゲームカード RG350カスタム保護パッケージ」

スペックを比較

「RG280V」と、「RK2020」、「RG280M」、「RGB10」のスペックを比較してみました。

「RG280V」のスペック

ディスプレイ　2.8インチ、解像度320 x 480 pxのIPS液晶
※OCAフルラミネーション/2.5D
プロセッサ　JZ4770 デュアルコア 1.0 GHz
RAM（メモリ） 512MB DDR2
内蔵ストレージ なし ※microSDカードが付属・収録ゲーム数は販売先によって異なります。
外部ストレージ MicroSDカードで最大256GBまで
バッテリー　2100mAh
充電 PD充電に対応（Type-C）
駆動時間　7時間
カメラ　なし
ワイヤレス通信　なし
インターフェース　Type-C充電端子、microSDカードスロット x2、3.5mmイヤホンジャック
スピーカー　ステレオスピーカー
ボタン：A、B、X、Y、L1 / L2、R1 / R2、選択、開始、電源オン
バイブレーション（振動）　対応
OS　OpenDingux
サイズ　89mm x 78mm x 18mm
重量　約120g
カラー　ゴールド、シルバー
言語　英語、中国語

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「RK2020」のスペック

ディスプレイ　3.5インチ、解像度320×480 pxのIPS液晶
プロセッサ　RockChip RK3326 (Quad-Core ARM Cortex-A35 1.3GHz)
GPU　Mali-G31 Dvalin
RAM（メモリ） 32GB/64GB/128GB (DDR3L 786Mhz, 32 Bits bus width)
ストレージ　SPIフラッシュ（16Mバイトブート）
※ファームウェアがインストールされた外部マイクロSDカード
外部ストレージ　microSDカードで最大256GBまで
バッテリー　2600mAh
駆動時間　4〜6時間
カメラ　なし
ワイヤレス通信　別売のWi-Fiドングルを挿すことで可能
インターフェース　USB Type-C（充電用）、USB Type-A（WiFiドングル/外部コントローラー用）、microSDカードスロット
ボタン：高感度ボタン、Dパッド、A、B、X、Y、ショルダーボタン：L1 / L2、R1 / R2、アナログジョイスティック、選択、開始、電源オン
※コントローラマッピング設定はSettings → Controls → Control mapping。ニンテンドー64、PSP、ドリームキャストは設定が必要。
OS　Retro Arch (Open Source Linux)
サイズ 14.1 x 6.2 x 1.6cm
重量　147g
カラー　スケルトンブラック
付属品　マイクロSDカード32GB、マイクロSDカードリーダーx 1、充電ケーブル×1、ユーザーマニュルx 1

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「RG280M」のスペック

ディスプレイ 2.8インチ、解像度320 x 480のIPS液晶
※OCAフルラミネーション/
プロセッサ　JZ4770 デュアルコア 1.0 GHz
※Game speed: 1:1 60Hz
RAM（メモリ）　512M DDR2
ストレージ　16GB
外部ストレージ　microSDカードで最大256GBまで
バッテリー　2500 mAh
カメラ　非搭載
ワイヤレス通信　非対応
インターフェース　USB Type-C（充電用＆OTG） x 2、microSDカードスロット x 2、3.5mmイヤホンジャック
ボタン　360度ジョイスティックレバー x1、十字キー、4つのボタン（A,B,X,Y）、L1、L2、R1、R2
スピーカー　デュアルステレオスピーカー
材質　アルミ合金・CNC加工
OS　Linux OpenDingux
サイズ　61 × 136 ×18 mm
重量　205 g
カラー　グラデーション、ブラック、シルバーグレー

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「RGB10」のスペック

ディスプレイ　3.5インチ、解像度480×320 pxのIPS液晶
プロセッサ　RockChip RK3326 クアッドコア
CPU ARM Cortex-A35 Quad Core 1.5Ghz
GPU　Mali-G31 Dvalin
RAM（メモリ） 1GB DDR3
内蔵ストレージ　なし・搭載していません
外部ストレージ　microSDカード　32GB / 64GB / 128GB　※いずれかが付属します
バッテリー　2800 mAh
充電　5V/2A
駆動時間　8時間
充電時間　2.5時間
カメラ　なし
インターフェース　USB Type-C (OTG対応) 、USB（充電）、3.5mmイヤホンジャック
スピーカー　1W
ボタン　ボタン：A、B、X、Y、L1 / L2、R1 / R2、アナログジョイスティック、選択、開始、電源オン
消費電力　2W
ゲームの追加　可能
OS　 Open Source Linux
サイズ 14.4 x 6.3 x 1.6 cm
重量　340 g
カラー　イエロー

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「RG280V」のメリット・デメリット

「RG280V」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・2.8インチのIPS液晶が色鮮やかで見やすい

「RG280V」は2.8インチ、解像度320 x 480 pxのIPS液晶を搭載しています。非常に色鮮やかでレトロなゲームも快適に楽しめます。

一方、「RK2020」は3.5インチ、解像度320×480 pxのIPS液晶を搭載、「RG280M」は2.8インチ、解像度320 x 480のIPS液晶を搭載、「RGB10」は3.5インチ、解像度480×320 pxのIPS液晶を搭載しています。

・JZ4770 デュアルコアプロセッサで軽快に動作する

「RG280V」はJZ4770 デュアルコアプロセッサ搭載でPS1、ゲームボーイ、スーパーファミコン、ネオジオ、セガ、メガドライブなどのゲームも快適に動作します。

一方、「RK2020」はRockChip RK3326 クアッドコアプロセッサを搭載、「RG280M」はJZ4770 デュアルコアプロセッサを搭載、「RGB10」はRockChip RK3326 クアッドコアプロセッサを搭載しています。

・2100mAhバッテリーで7時間駆動・PD充電に対応

「RG280V」は2100mAhバッテリーで7時間駆動できます。また、Type-C端子搭載でD充電に対応。短時間で充電を完了できます。

一方、「RK2020」は2600mAhバッテリー（4〜6時間）搭載でPD充電に対応、「RG280M」は2500 mAhバッテリー搭載でPD充電に対応、「RGB10」は2800 mAhバッテリー（8時間）搭載でPD充電に対応しています。

・ステレオスピーカーで音がいい・バイブレーション（振動）にも対応

「RG280V」は本体にステレオスピーカーを搭載し、迫力あるサウンドでゲームが楽しめます。また、バイブレーション（振動）にも対応し、臨場感あるゲームプレイが可能です。

一方、「RK2020」はステレオスピーカー、「RG280M」はデュアルステレオスピーカー、「RGB10」は1Wスピーカー搭載になっています。

・重さ120gの超小型デザインで携帯しやすい

「RG280V」はサイズ89mm x 78mm x 18mm、重さ120gの超小型デザインで、携帯性にも優れています。

一方、「RK2020」はサイズ14.1 x 6.2 x 1.6cmで重さ147g、「RG280M」はサイズ61 × 136 ×18 mmで重さ205 g、「RGB10」はサイズ14.4 x 6.3 x 1.6 cmで重さ340 gになっています。

・2つのmicroSDカードスロットを搭載

「RG280V」は2つのmicroSDカードスロットを搭載し、OS用とゲーム用のデータを別々に管理することができます。

一方、「RK2020」と「RGB10」はmicroSDカードスロットを1つ搭載しています。「RG280M」はmicroSDカードスロットを2つ搭載しています。

デメリット

・ジョイスティックレバーで操作できない

「RG280V」はジョイスティックレバーで操作することができません。十字キーと4つのボタン、L1 / L2、R1 / R2ボタンで操作するようになっています。

一方、「RK2020」、「RG280M」、「RGB10」はジョイスティックレバーが1つ搭載されています。

・基本的にPSP、DC、NDS、N64ゲームはプレイできない

「RG280V」は初期状態ではPSP、DC、NDS、N64のエミュレーターに対応していません。自分で追加することも可能なようですが、かなりのスキルと手間・コストがかかるため、基本的にプレイできないと思った方がいいでしょう。（※海外の人がYoutubeでN64マリオをプレイしている動画をみかけました。）

一方、「RK2020」と「RGB10」はPSP、DC、NDS、N64ゲームも遊べるようになっています。「RG280M」はPSP、DC、NDS、N64のエミュレーターに対応していません。