2023年9月5日に発売された「ANBERNIC RG405V」と人気のAndroid 携帯ゲーム機を徹底 比較!価格や対応エミュレーター、収録ゲーム数、スペック、Antutuベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。
※2023年11月、タテ型「ANBERNIC RG35XX Plus」(H700)が発売されました。
※2023年11月、ヨコ型「ANBERNIC RG ARC」が発売されました。
※2023年3月からヨコ型「ANBERNIC RG405M」も発売中です。
「ANBERNIC RG405V」の特徴
「ANBERNIC RG405V」の特徴をまとめてみました。
4.0のタッチIPS液晶・ホールジョイスティック・5500mAh
「ANBERNIC RG405V」は4インチで解像度640 x 480 ドットのIPSスクリーンを搭載。視野角の広い高精細な画面で、タッチ操作にも対応しています。また、ホール効果を採用したジョイスティックレバーを搭載。デッドゾーンなしの高精度な操作で快適にゲームをプレイできます。そのほか、5500mAhバッテリーを搭載し、約9時間の動作が可能。Type-Cを介した充電も利用できます。
Unisoc T618・4GB+128GB・Android 12
「ANBERNIC RG405V」はUnisoc Tiger T618プロセッサを搭載。12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約25万を記録しています。また、4GB LPDDR4X デュアルチャンネルメモリを搭載し、スムーズに動作。ストレージは128GB eMMCで、microSDカードで最大2TBまで拡張できます。そのほか、OSにAndroid 12を搭載し、原神 (Genshin Impact)やHonor of Kingsなどの人気Androidゲームがプレイ可能。20種類以上のエミュレーターに対応し、PS2やWii、ゲームキューブ、ニンテンドー64、PCエンジン、ネオジオ、MSXなどのゲームもプレイできます。
ストリーミング・6軸ジャイロ・振動モーター
「ANBERNIC RG405V」はWi-Fi通信に対応し、ストリーミングプレイが利用可能。Moonlightアプリを利用してプレイステーションやXbox、PC(Steamなど)ゲームをストリーミングしてプレイできます。また、6軸ジャイロセンサーを搭載し、本体の傾きを検知することが可能。振動モーターによる臨場感のあるバイブレーション効果も利用できます。そのほか、30枚のファンブレードを採用した冷却ファンを搭載し、長時間でも安定した動作が可能。筐体は厚さ3.5cm、重さ282gの薄型軽量デザインで、ウッドカラー(木目調)、クリアパープル、グレーの3色カラーを用意しています。
公式ページ: ANBERNIC RG405V – anbernic
価格を比較
「ANBERNIC RG405V」と「Powkiddy X28」、「Retroid Pocket Flip」、「AYN Odin」の価格を比較してみました。
「ANBERNIC RG405V」
「ANBERNIC RG405V」は、Amazonで24,999円、ヤフーショッピングで24,999円(送料無料)、AliExpressでUS $129.99 (日本円で約19048円)、ANBERNIC公式サイトで18,999円(税込・1180円OFFクーポン付き)で販売されています。
「Powkiddy X28」
「Powkiddy X28」は、Amazonで24,999円(税込)、ヤフーショッピングで24,999円(送料無料)、AliExpressでUS $146.99 (日本円で約21,532円)、Powkiddy公式ストアで$149.99 USD (日本円で約21,971円)、米国 Amazon.comで$193.00 (日本円で約28,271円)で販売されています。
「Retroid Pocket Flip」
「Retroid Pocket Flip」は、Amazonで49,980円 (税込)、AliExpressでUS $176.71 (日本円で約25,885円)、米国 Amazon.comで$179.99 (日本円で約26,366円)、Retroid Pocket公式サイトで$164.00 (日本円で約24,023円)で販売されています。
「AYN Odin」
「AYN Odin」は、AliExpressでUS $330.46 (日本円で約48,408円・8GB/256GB/Win11/Android11)、米国 Amazon.comで$299.00 (日本円で約43,799円)、AYNの公式サイトで$239.00~(日本円で約35,010円・Odin Super Packは$297.00、Odin Liteは$199.90)で販売されています。
対応エミュレーター・収録ゲーム数を比較
「ANBERNIC RG405V」と「Powkiddy X28」、「Retroid Pocket Flip」、「AYN Odin」の対応エミュレーター・収録ゲーム数を比較してみました。
「ANBERNIC RG405V」
対応エミュレーター
PS2,Wii,NGC,3DS,PSP,DC,SS,PS1,NDSN64,FBA,NEOGEO,GBA,GBC,GB,SFC,FC,MD,SMS,GG,MSX,PCE,WSC,PCE,WSC,N-gage など20種類以上
収録ゲーム数
数千以上 ※販売先によって異なります。ダウンロード対応。
<補足>
ゲームのダウンロードに対応します。原神 (Genshin Impact)、Honor of Kings、CODM、Racing MasterなどAndroidゲームがプレイできます。また、Wiiの「Ridge Racer」、「Tatusnoko vs Capcom Ultimate All Stars」、PS2の「God of War Ⅱ」、「Resident Evil 4」(バイオハザード4)、「Dragon Ball Z:Sparking! Meteor」、3DSの「Rune Factory 4」、NGCの「The Legend Zelda:The Wind Waker」などがプレイできます。詳しくはANBERNIC公式のYouTube動画をご覧ください。
「Powkiddy X28」
対応エミュレーター
GAMECUBE、PS、DC、MAME、SFC、GBA、PCE、MD、PSP、WSC、N64、GBCなど数十種類以上 ※ダウンロード対応、Androidアプリ
収録ゲーム数
数千以上 ※ダウンロード必須
「Retroid Pocket Flip」
対応エミュレーター
CPS1/CPS2/CPS3,PSP,PS2,PS1,GENESIS,Dreamcast,Mame,GBA/GBC/GB、Wii、N64、NDS,3DS,FC,FBA,SFC,NES,GC、NEOGEO,NEOGEO Poket,NEOGEO Poket Color,PCE,SMS、MSX,SegaCD,Sega Saturn,Saga Genesis,SMS,SGG,Sega 32x,Sega SG-1000,WS,WSC,Atari Lynx,Atari 7800,Atari 2600,VirtuaBoy,3DOなど41種類以上
※基本的にAndroidのエミュレーターアプリで動作します。Google Playストアにも対応します。
収録ゲーム数
収録ゲーム数 数千以上 ※ダウンロード必須でAndroidエミュレーターアプリを使用します。Google Playストアのゲームもダウンロードできます。
「AYN Odin」
対応エミュレーター
Androidのエミュレーターアプリ
収録ゲーム数
なし (製品にゲームのROMは含まれていません)
スペックを比較
「ANBERNIC RG405V」と「Powkiddy X28」、「Retroid Pocket Flip」、「AYN Odin」のスペックを比較してみました。
「ANBERNIC RG405V」のスペック
- ディスプレイ 4インチ、解像度640 x 480 ドットのIPSタッチスクリーン
※明るさ調整/ミラーリング対応 - プロセッサ Unisoc Tiger T618
※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz - CPU オクタコア 2x A75@2.0GHz + 6xA55@2.0GHz
- GPU Mali G52@850Mhz
- RAM(メモリ) 4GB LPDDR4X@1866Mhz
- ストレージ 128GB eMMC
- 外部ストレージ TFカードで最大2TBまで
- バッテリー 5500mAh
- 駆動時間 9時間 ※省エネ設定に対応
- 充電 時間:3時間
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac ,2.4GHz/5GHz) 、Bluetooth 5.0
- ストリーミング 対応(MoonLightアプリ、ミラーリング対応)
- オンライン対戦 対応
- インターフェース USB Type-C (OTG)、3.5mmイヤホンジャック
- センサー 6軸ジャイロセンサー
- スピーカー デュアルHi-Fiスピーカー
- 操作 ホールジョイスティック(デッドゾーンなし)、トリガーボタン(R1,R2,L1,L2)、十字キー、4ボタン(X,Y,B,A)
- 冷却ファン 30枚のファンブレード、9000RPM、縦方向に風を放出
- 振動モーター 対応
- システム言語 日本語を含むマルチ言語に対応
- 筐体 人間工学
- OS Android 12 ※OTAアップデート対応
- サイズ 14.5 x 10.5 x 3.5cm
- 重量 282g
- カラー ウッドカラー/クリアパープル/グレー
- 付属品 USB充電ケーブル、ボックス、説明書、スクリーン プロテクター
関連記事: ANBERNICの携帯ゲーム機が超絶進化で大人気!2023 最新機種 まとめ
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「Powkiddy X28」のスペック
- ディスプレイ 5.5インチ、解像度 720 x 1280 pxのIPS タッチスクリーン
※指紋防止/防塵 - プロセッサ UNISOC T618 オクタコア
※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz - GPU ARM Mali G52
- RAM(メモリ)4GB LPDDR4X
- ストレージ 64GB eMMC
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 5000 mAh
- 駆動時間 5時間
- 充電 Type-C、5V/2A
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
- ストリーミング Moolightアプリ対応
- インターフェース Type-C (OTG) x1、Type-C (充電用) x1、TFカードスロット x1、mini HDMI x1、3.5mmヘッドホンジャック x1、音量ボタン
- スピーカー 内蔵
- マイク 内蔵
- 映像出力 mini HDMI
- ボタン ジョイスティック(R3/L3) x2、ショルダーボタン(R2/L2)、A/B/X/Y、MAP、Menu、Return、Home、Start、Select
- ゲームの追加 対応・ダウンロード可
- 言語 日本語を含むマルチ言語に対応
- OS Android 11
- サイズ 207.6 x 80.7 x 26.9 mm
- 重量 不明
- カラー ブラック
関連記事: 「Powkiddy X28」超便利ボタン付き? Android携帯ゲーム機と徹底 比較!
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「Retroid Pocket Flip」のスペック
- ディスプレイ 4.7 インチ、解像度 750 x 1334 pxのタッチスクリーン
※最大輝度450nits - プロセッサ Unisoc Tiger T618
※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz - CPU 2*A75@2.0GHz + 6*A55@2.0GHz
- GPU Mali G52 MC2@850MHz
- RAM(メモリ) 4GB LPDDR4x @1866MHz(3733Mbps)
- ストレージ 128GB eMMC 5.1
- 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 5000mAh
- 充電 急速充電
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
- ストリーミング Moonlightアプリ対応
- インターフェース USB Type-C、microHDMI、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
- 映像出力 HDMI 720P
- スピーカー デュアルスピーカー (1W x2)
- 操作 クリック可能な L3/R3 を備えたホール効果スライダー、アナログトリガー、プログラム可能な M1/M2 ボタン、二重射出成形の ABXY ボタン
- 冷却 アクティブ冷却
- 筐体 プラスチック、折り畳み式
- Google Playストア 対応
- OS Android 11 ※OTAアップデート サポート
- サイズ 139 x 82 x 25.4mm
- 重量 270g
- カラー スポートレッド、ウォーターメロン、ブラック、インディゴ、16bit US
関連記事: 「Retroid Pocket Flip」操作性バツグンか? Android 携帯ゲーム機と徹底 比較!
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「AYN Odin」のスペック
- ディスプレイ 5.98インチ、解像度1080 x 1920 pxのIPS LCD
※16:9/FHD 1080P/369ppi/最大輝度750nit/Dragontrail glass/タッチ対応 - プロセッサ Qualcomm Snapdragon SD845
※10nm/64bit/8コア/最大2.8GHz
※Lite版はMediatek Dimensity D900 - GPU Adreno 630@787 MHz
※Lite版はMali-G68 MC4 - RAM (メモリ) 4GB LPDDR4x
※Pro版は8GB LPDDR4x
※Lite版は4GB LPDDR4x - ストレージ 64GB/128GB/256GB UFS2.1
※Lite版は64GB UFS 2.1
※Pro版は256GB UFS2.1で Windows 11 がプリインストール - 外部ストレージ microSDカードで拡張可能
- バッテリー 6600 mAh
- 駆動時間 約10時間
- 充電 Quick Charge 3.0/4.0/4.0+
※Lite版は急速充電に対応 - カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz+5GHz)、Bluetooth 5.0
※Lite版はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応 - インターフェース USB 3.1 Type-C、Mini HDMI、TFカードスロット、3.5mmオーディオジャック
- 映像出力 HDMI + DisplayPort
※Lite版はHDMI出力のみ - オーディオ Qualcomm Aqstic Audio Code & Speraker Amplifier(2x1w)
※Lite版はAudio Codec & Speaker Amplifier(2x1w) - 冷却 パッシブ冷却ファン、アクティブ冷却ファン、大面積のナノコーティング冷却アルミニウムプレート
- オプション スーパードック(Type-C、USB3.0 x5、HDMI、有線LAN、64/Cubeコントローラー)
- OS Android 11 / Android 10
※Lite版はAndroid 11のみ
※Pro版は256GB UFS2.1で Windows 11 がプリインストール - サイズ 224 x 96 x 15 mm
※※Lite版は224 x 95 x 15 mm - 重量 不明
- カラー ブラック、クリアブラック、クリアパープル、グレー、ホワイト
関連記事: 「AYN Odin」(Pro/Lite)と最新Android携帯ゲーム機を徹底 比較!
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Antutuベンチマークを比較
「ANBERNIC RG405V」と「Powkiddy X28」、「Retroid Pocket Flip」、「AYN Odin」のAntutuベンチマーク スコアを比較してみました。
※Antutuスコアとは3D性能、UX速度、CPU性能、RAM性能を総合した評価点のこと。
「ANBERNIC RG405V」
Antutuベンチマーク総合で約250,000
<CPU> UNISOC T618
<プロセッサ性能を解説>
Unisoc Tiger T618プロセッサを搭載。12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約25万を記録しています。PS2やWii、ゲームキューブなどの負荷が高めのゲームもプレイ可能です。
「Powkiddy X28」
Antutuベンチマーク総合で約250,000
<CPU> UNISOC T618
「Retroid Pocket Flip」
Antutuベンチマーク総合で約250,000
<CPU> UNISOC T618
「AYN Odin」
Antutu総合で約280,000
<CPU> Qualcomm Snapdragon SD845
「ANBERNIC RG405V」のメリット・デメリット
「ANBERNIC RG405V」のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
・ 4インチのIPSタッチスクリーン・広視野角でタッチ操作に対応
「ANBERNIC RG405V」は4インチで解像度640 x 480 ドットのIPSスクリーンを搭載。視野角の広い高精細な画面で、タッチ操作にも対応しています。
一方、「Powkiddy X28」は5.5インチで解像度720 x 1280 pxのIPSタッチスクリーンを搭載しています。「Retroid Pocket Flip」は4.7 インチで解像度750x1334pxのタッチスクリーンを搭載しています。「AYN Odin」は5.98インチで解像度1080 x 1920 pxのIPS LCDディスプレイを搭載しています。
・高精度なホールジョイスティックレバーで快適に操作できる
「ANBERNIC RG405V」はホール効果を採用したジョイスティックレバーを搭載し、デッドゾーンなしの高精度な操作で快適にゲームをプレイできます。
一方、「Powkiddy X28」は2つのジョイスティックとショルダーボタンで快適に操作できます。「Retroid Pocket Flip」は高精度なホールスライダーやアナログショルダーボタン、M1/M2 ボタン搭載で快適に操作できます。「AYN Odin」は2つのジョイスティックレバー、トリガーボタンで快適に操作できます。
・20種類以上のエミュレーターに対応
「ANBERNIC RG405V」は20種類以上のエミュレーターに対応し、PS2やWii、ゲームキューブ、ニンテンドー64、PCエンジン、ネオジオ、MSXなどのゲームもプレイできます。
一方、「Powkiddy X28」はPSPやN64、ドリームキャスト、MAMEなどのエミュレーターに対応し、Androidの豊富なエミュレーターを利用して多数のゲームをプレイできます。「Retroid Pocket Flip」は41種類以上のエミュレーターに対応しています。「AYN Odin」はAndroidのエミュレーターに対応しています。
・Unisoc Tiger T618プロセッサ搭載でPS2やWiiゲームも動作する
「ANBERNIC RG405V」はUnisoc Tiger T618プロセッサを搭載。12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0GHz駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約25万を記録しています。
一方、「Powkiddy X28」と「Retroid Pocket Flip」もUNISOC T618 オクタコアプロセッサを搭載しています。「AYN Odin」はQualcomm Snapdragon SD845 オクタコアプロセッサを搭載しています。
・4GB LPDDR4X デュアルチャンネルメモリ搭載でスムーズに動作する
「ANBERNIC RG405V」は4GB LPDDR4X デュアルチャンネルメモリを搭載し、スムーズに動作します。
一方、「Powkiddy X28」と「Retroid Pocket Flip」は4GB LPDDR4Xメモリ搭載で遅延なくスムーズに動作します。「AYN Odin」は4GB/8GBLPDDR4xメモリ搭載でスムーズに動作します。
・128GB eMMCストレージ搭載で最大2TBまで拡張できる
「ANBERNIC RG405V」は128GB eMMCストレージ搭載で、microSDカードで最大2TBまで拡張できます。
一方、「Powkiddy X28」は64GB eMMCストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで拡張できます。「Retroid Pocket Flip」は128GB eMMC 5.1ストレージ搭載で、microSDカードで拡張できます。「AYN Odin」は64GB/128GB/256GB UFS2.1ストレージ搭載で拡張もできます。
・約9時間駆動する5500mAhバッテリーを搭載・Type-C充電に対応
「ANBERNIC RG405V」は5500mAhバッテリーを搭載し、約9時間の動作が可能です。また、Type-Cを介した充電も利用できます。
一方、「Powkiddy X28」は5000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Retroid Pocket Flip」は5000mAhバッテリー搭載で急速充電も利用できます。「AYN Odin」は6600mAhバッテリー搭載でQuick Charge 4.0+の急速充電に対応しています。
・Wi-Fi通信対応でストリーミングプレイもできる・Bluetooth 5.0も利用できる
「ANBERNIC RG405V」はWi-Fi通信に対応し、Moonlightアプリを利用してプレイステーションやXbox、PC(Steamなど)ゲームをストリーミングしてプレイできます。また、Bluetooth 5.0によるワイヤレス接続も利用できます。
一方、「Powkiddy X28」と「Retroid Pocket Flip」はWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応し、ストリーミングプレイも可能です。「AYN Odin」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0対応でストリーミングプレイも可能です。
・6軸ジャイロセンサーを搭載
「ANBERNIC RG405V」は6軸ジャイロセンサーを搭載し、本体の傾きを検知できます。
一方、「Powkiddy X28」と「Retroid Pocket Flip」、「AYN Odin」はジャイロセンサーを搭載していません。
・振動モーターを搭載
「ANBERNIC RG405V」は振動モーターによる臨場感のあるバイブレーション効果も利用できます。
一方、「Powkiddy X28」と「Retroid Pocket Flip」、「AYN Odin」は振動モーターを搭載していません。
・冷却ファンを搭載
「ANBERNIC RG405V」は30枚のファンブレードを採用した冷却ファンを搭載し、長時間でも安定した動作が可能です。
一方、「Powkiddy X28」は冷却ファンを搭載していません。「Retroid Pocket Flip」はヒートシンクを利用したアクティブ冷却に対応し、効率よく熱を排出できます。「AYN Odin」はパッシブ冷却ファン、アクティブ冷却ファン、大面積のナノコーティング冷却アルミニウムプレートを使ったトリプル冷却システムを搭載しています。
・厚さ3.5cm、重さ282gの薄型軽量デザイン・3色カラーを用意
「ANBERNIC RG405V」はサイズ 14.5 x 10.5 x 3.5cm、重さ282gの薄型軽量デザインで、ウッドカラー(木目調)、クリアパープル、グレーの3色カラーを用意しています。
一方、「Powkiddy X28」はサイズ 207.6 x 80.7 x 26.9 mmでブラックを用意しています。「Retroid Pocket Flip」はサイズ 139 x 82 x 25.4mmで重さ270gの折り畳み式で、5色カラーを用意しています。「AYN Odin」は厚さ15mmの薄型デザインで5色カラーを用意しています。
・Android 12搭載で人気Androidゲームがプレイできる
「ANBERNIC RG405V」はOSにAndroid 12を搭載し、原神 (Genshin Impact)やHonor of Kings、CODM、Racing Masterなどの人気Androidゲームがプレイできます。
一方、「Powkiddy X28」はOSにAndroid 11を採用し、APKファイルをダウンロードしてAndroidのアプリやゲームを追加できます。「Retroid Pocket Flip」はAndroid 11搭載でGoogle playストアに対応しています。「AYN Odin」はAndroid 11を搭載し、Google Playストアから豊富なAndroidゲームやエミュレーターアプリをダウンロードしてプレイできます。
デメリット
・マッピングボタンがない
「ANBERNIC RG405V」はマッピングボタンが搭載されていません。
一方、「Powkiddy X28」は左下にマッピングボタンを搭載し、L1/L2/L3/R1/R2/R3など任意のボタンに割り当ててゲームをプレイできます。「Retroid Pocket Flip」はマッピングボタンを搭載していません。「AYN Odin」は人気ゲームのマッピング構成を内蔵し、ゲームに適したボタン配置を選択してプレイすることもできます。
・HDMIポートで映像出力できない
「ANBERNIC RG405V」は有線のHDMIで映像出力できません。ミラーリング(無線投影)は利用できます。
一方、「Powkiddy X28」はminiHDMIポートを搭載。テレビやモニターの大画面でゲームをプレイできます。「Retroid Pocket Flip」はmicroHDMIを介した映像出力に対応し、テレビやモニターの大画面でプレイできます。「AYN Odin」は本体にMini HDMIポートを搭載するほか、Type-Cポートを介してDisplayPort映像出力も利用できます。
「ANBERNIC RG405V」の評価
「ANBERNIC RG405V」の評価を紹介します。
スペック:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
ANBERNICから発売されたAndroid 12搭載の携帯ゲーム機です。2022年9月に発売された「ANBERNIC RG353V/VS」と同じタテ型で、高精度なホールジョイスティックも搭載されています。
プロセッサはUnisoc Tiger T618で、Antutu総合で約25万ほど。20種類以上のエミュレーターに対応し、WiiやPS2、ゲームキューブのゲームもプレイ可能です。また、中華ゲーム機には珍しい高精度なホールジョイスティックを搭載。最新のポータブルゲーミングPCには搭載されていますが、中華ゲーム機では高精度な2つのホールエフェクトスライダーボタンを備えた「Retroid Pocket Flip」ぐらいしか搭載されているモデルがありません。
そのほか、6軸ジャイロセンサーや振動モーターを搭載。通信面ではWi-Fi、Bluetooth 5.0に対応し、ストリーミングプレイも利用できます。
全体的な性能は少し高めで、性能的に「Powkiddy X28」に似ています。WiiやPS2も動作するほどパワフルで、ホールジョイスティックで快適に動作するのが大きなメリット。6軸ジャイロセンサーや振動モーターといった細かい点もしっかりと搭載されており、快適にゲームをプレイできそうです。
ただし、HDMIポートはありません。有線で映像出力したいのなら、「Powkiddy X28」や「Retroid Pocket Flip」、「AYN Odin」の方がいいのかもしれません。
「ANBERNIC RG405V」の発売時の価格は18,999円(税込・1180円OFFクーポン付き)。
公式サイトで発売セールが開催され、割引クーポンがついているようです。もうすぐ日本のAmazonでも発売されるでしょう。Android 12を搭載したパワフルなタテ型携帯ゲーム機を探している人におすすめです。
「ANBERNIC RG405V」の販売・購入先
「ANBERNIC RG405V」は、
Amazonで24,999円、
ヤフーショッピングで24,999円(送料無料)、
AliExpressでUS $129.99 (日本円で約19048円)、
ANBERNIC公式サイトで18,999円(税込・1180円OFFクーポン付き)、
で販売されています。
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他の携帯ゲーム機と比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「ANBERNIC RG35XX Plus」(3.5型タテ・H700・30種エミュ)
★「ANBERNIC RG ARC」(4インチ・円形十字キー・6ボタン)
★「Pimax Portal」(5.46インチ・Androidベース・VR拡張)
★「Powkiddy RGB30」(4.0インチ・RK3566・Linux・ヨコ型)
「AYN Odin」
「ANBERNIC RG405M」(T618・20種エミュ・Android 12)
「PowKiddy RGB20S」(Linux・20種エミュ・RK3326)
「ANBERNIC RG505」(T618・20種エミュ・Android 12)
「Retroid Pocket 3+」(Unisoc T618・4.7型・Android 11)
「GPD XP Plus」(Dimensity 1200・Android 11)
「Logitech G CLOUD」(7型・Snapdragon 720G・Android 11)
「Razer Edge」(6.8型・Snapdragon G3x Gen ・Android)
他のANBERNIC 携帯ゲーム機と比較
他にもANBERNICの携帯ゲーム機が販売されています。ぜひ比較してみてください。
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