6万円台で超高性能!MINISFORUM BD795i SEで最強PCを自作する方法

MINISFORUM BD795i SE top
AMD Ryzen 9 7945HX搭載で圧倒的なパフォーマンスを発揮するマザーボード「MINISFORUM BD795i SE」。早くも「超高性能なのに意外と安く組める」と評判です。

しかし、その一方で「PC自作をしたことがなくて自分で組み立てられるか不安」と感じている人も多いようです。

そこで、今回はPC自作の初心者でもスムーズに組み立てられるように以下の内容を紹介します。

組み立てに必要なもの

  • ケース
  • 電源ユニット
  • メモリ
  • ストレージ
  • OS
  • グラフィックボード、など

組み立ての手順

  • 電源ユニット取り付け
  • メモリ・ストレージ取り付け
  • 各種のコネクタを接続
  • CPUファン取り付け、など

また、おすすめのPCパーツベンチマークゲーム性能(FPS)も紹介!組み立て時の注意点やつまずきやすいところ、組み立てにかかるパーツや本体の詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

このページ内の目次

年始年末大感謝セール開始!Ryzen 9 7945HXマザーボードが6万円台に!

MINISFORUM BD795i SE 手に持つ

MINISFORUMで年始年末大感謝セールが開催され、マザーボード「MINISFORUM BD795i SE」が6万円台で販売されています。スペックが似た「MINISFORUM BD795M」も同じく6万円で販売中です。

「MINISFORUM BD795i SE」とは?

「ミニスフォーラム ビーディー795アイ エスイー」はMINISFORUMから発売されたMini-ITX規格のマザーボードです。

CPUにAMD Ryzen 9 7945HX が最初から搭載されており、高性能なゲーミングPCとして利用できます。

前モデルはRyzen 9 7940HXを搭載した「MINISFORUM BD790i SE」で、「信じられないほどコスパが高い」と評判で、人気が高かった製品です。

人気の秘密はなんといっても「圧倒的パフォーマンスの高さ」と「驚きの価格」(6万円台)です。

Ryzen 9 7940HXはPassmarkのCPUベンチマークで約5万4千を超えており、超高性能なミニPC(Passmarkで3万ほど)よりも性能が高くなります。

しかも、十万円以上する超高性能なミニPCの約半分以下の価格で購入できました。

新モデル「MINISFORUM BD795i SE」は前モデルよりもさらに高性能なRyzen 9 7945HXプロセッサを搭載しており、しかも前モデルと同様に6万円台で購入できます。

セールで一時的に安くなっているだけかもしれませんが、圧倒的に高性能なマザーボードを格安で購入できる絶好のチャンスです。

もちろん、「Apex Legends」や「Cyberpunk 2077」、「アーマードコア VI」、「パルワード」などの負荷の高いPCゲームも超サクサクでプレイできますよ。

それでは早速、どんなマザーボードなのか、もっとくわしくその価格や性能、組み立て方を見ていきましょう。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ: Minisforum BD790i/BD795i SEマザーボード

MINISFORUM BD795i SEのスペック

  • 規格 Mini-ITX (170x170x1.6 mm)
  • CPU AMD Ryzen 9 7945HX, 16Cores/32 Threads (64M Cache, up to 5.4 GHz)
  • GPU AMD Radeon 610M
  • メモリ DDR5 Dual channel (SODIMM Slotsx2, up to 5200 MT/s, 最大 64GBまで)
  • ストレージ 2xM.2 2280 PCIe4.0 SSD Slots
  • SSDヒートシンク&ファンヘッダー/外部アンテナ なし
  • ストレージ拡張 PCIe 5.0 X16 connector x1(金属固定具があり)
  • ワイヤレス接続 M.2 2230 Key E Slot
  • オーディオ出力 HDMI2.0 x1;DisplayPort1.4 x1;USB-C x1;Line Out x1
  • ビデオ出力 HDMI2.0 x1;DisplayPort1.4 x1;USB-C x1
  • イーサネット RJ45 2.5G Ethernet Portx1
  • USB 接続ポート USB3.2 Gen2 Type-C Port x1(Alt DP)、USB3.2 Gen1 Type-A Port x2、USB2.0 Type-A Port x2
  • I/O 4-pin CPUファンヘッダー x1、4-pin システムファンヘッダー x2、USB 3.2 Gen 1 ヘッダー x1、フロントパネルオーディオヘッダー x1、システムパネルヘッダー x1

価格をチェック!他メーカーのマザーボード、ベアボーンPCよりも安いのか?

MINISFORUM BD795i SE 真上

MINISFORUM BD795i SEはMINISFORUM 公式オンラインストアで67,990円(セール価格・通常価格は84,990円)で販売されています。

Amazonでは16336円 OFFクーポンを適用することで、69,644円で購入できます。

また、スペックが似たM-ATX規格のマザーボード「MINISFORUM BD795M」は63,980円で発売中です。こちらはM-ATX規格(244mm x 244mm)なので、Mini-ITX(170mm x 170mm)よりも大きくなり、拡張性にも優れています。

また、ストレージがM.2 2280 PCIe4.0 SSDx2​の他に「SATA3.0x2​」にも対応しているという違いもあります。その他にも、PCIex16スロットの規格がPCIe5.0ではなく「PCIe4.0」を採用している点、IPEX U.FL MHF4 同軸ピグテールケーブルが付属する点も違っています。

その他のスペックはBD795i SEと同じです。全体的にスペックが非常に似ており、BD795i SEとほぼ同性能のマザーボードです。

MINISFORUM 129i7

MINISFORUMから発売されたMini-ITX規格のベアボーンPC「MINISFORUM 129i7」はAmazonで57,980円で販売中です。

こちらはMini-ITX規格のベアボーンPCで、マザーボードと違い、ケースにCPUや電源が最初から搭載されています。具体的にはマザーボード AR1290、第12世代のインテル Core i9-12900HK プロセッサ、400W TFX電源(内蔵)が搭載され、3画面出力や冷却システムに対応しています。

Minisforum MS-A1

Minisforumから発売されたCPU交換式のベアボーンPC「Minisforum MS-A1」はAmazonクーポン適用で42,486円で販売中です。こちらはCPUにAMD Ryzen 7 8700Gを搭載したモデルで、Socket AM5に対応した他のCPUに変更することができます。

また、最大4つのM.2 SSDを搭載可能で、RAID 0/1にも対応しています。 OCuLinkコネクタを介して、外付けGPUボックス「MINISFORUM DEG1」に接続することで、ディスクリートGPUを搭載することも可能です。

他メーカーはいくらになったか?

他メーカーから発売されているCPU付きのマザーボードはいくらになっているのでしょうか? ベアボーンモデルも含めて価格を調べてみました。

ASUS「PRIME N100I-D D4」

ASUSから発売されたIntel N100を搭載したMini-ITX規格のマザーボード「PRIME N100I-D D4」は23,452円で販売中です。

こちらは省電力性に優れたIntel N100プロセッサを搭載し、ファンレス設計を採用したモデルです。TDP 6Wの低消費電力CPUとファンレス設計により、静かで省エネなPCを構築できます。また、ASUS Control Center ExpressによるIT管理機能、COMポートなど、ビジネス用途に役立つ機能も利用できます。

ASRock「DESKMEET X600」

ASRockから発売されたベアボーンPC「DESKMEET X600」はAmazonで31,300円、楽天市場で29,870円(送料無料)で販売されていました。

こちらはAMD AM4/AM5 ソケット対応で、AMD Ryzen 8000/7000シリーズデスクトッププロセッサ (最大TDP 65W)を搭載できるモデルです(※CPUは搭載されていません)。

8リットルというコンパクトな筐体ながら、最新のRyzenプロセッサとハイエンドグラフィックボードを搭載できるのが魅力です。

他に4つのメモリスロット、2つのM.2スロット、2つのSATAポートを備え、ストレージやメモリを柔軟に増設可能です。大型のCPUクーラー (最大高さ54mm) とグラフィックボードに対応し、安定した動作も可能です。

AMD Ryzen 9 7945HXの性能

MINISFORUM BD795i SE サイバーパンク

MINISFORUM BD795i SEに搭載されたAMD Ryzen 9 7945HXは、ノートPC向けCPUの常識を覆す、デスクトップ級のパフォーマンスを秘めたモンスタープロセッサです。

Zen 4アーキテクチャと5nmの最先端プロセスで製造された16コア32スレッドCPUは、ベースクロック2.5GHz、最大ブーストクロック5.4GHzという驚異的な処理能力を実現。

動画編集、3Dレンダリング、ゲームなど、あらゆるヘビーなタスクを軽々とこなします。

具体的には、Adobe Premiere Proで4K動画を編集する場合でも、Ryzen 9 7945HXは複数トラックの動画を同時に編集・プレビューしても、全くストレスを感じさせません。エフェクトやトランジションの追加もスムーズに行え、レンダリング時間も大幅に短縮できます。

また、Cyberpunk 2077のような最新ゲームを、高解像度・高フレームレートでプレイしたいゲーマーにも最適です。Ryzen 9 7945HXとRadeon 610Mグラフィックスの組み合わせは、驚くほど滑らかで美しいゲーム体験を提供します。

そのほか、Blenderなどの3Dグラフィックソフトを使ったレンダリング作業も、Ryzen 9 7945HXなら高速に処理できます。複雑なモデルやシーンでも、待ち時間を最小限に抑え、制作効率を大幅に向上させることができます。

CPUのベンチマークは?

AMD Ryzen 9 7945HXの性能はどのくらいなのでしょうか?ベンチマークで測定してみました。

CPUのベンチマーク結果・AMD Ryzen 9 7945HX

  • PassmarkのCPUベンチマークスコア「54828」
  • Geekbench 6のシングルコア「2746」、マルチコア「15941」
  • Cinebench 2023 シングルコア「1881」、マルチコア「32992」
  • Cinebench 2024 シングルコア「114」、マルチコア「1669」

ベンチマーク結果から分かること

AMD Ryzen 9 7945HXのベンチマークスコアから、非常に高い性能を持つモバイル向けCPUであることが分かります。

マルチコア性能

PassmarkのCPUベンチマークスコア「54828」は、デスクトップ向けCPUにも匹敵する極めて高いスコアであり、マルチスレッド処理において卓越した性能を発揮することが示されています。Geekbench 6のマルチコアスコア「15941」、Cinebench 2023のマルチコアスコア「32992」、Cinebench 2024のマルチコアスコア「1669」も同様に非常に高く、マルチコア性能が重視されるクリエイティブワーク、ゲーム、科学技術計算など、幅広い用途で優れたパフォーマンスを発揮することが期待できます。

シングルコア性能

Geekbench 6のシングルコアスコア「2746」、Cinebench 2023のシングルコアスコア「1881」、Cinebench 2024のシングルコアスコア「114」も非常に高い数値を記録しています。このことから、シングルスレッド性能も非常に優れており、OSやアプリケーションの起動、ウェブブラウジング、オフィス作業など、日常的なタスクにおいても、高い応答性と快適な操作性を実現できると推測できます。

総合評価

総じて、AMD Ryzen 9 7945HXは、モバイル向けCPUでありながら、デスクトップ向けCPUに匹敵するほどの圧倒的なマルチコア性能と、非常に高いシングルコア性能を兼ね備えています。このため、負荷の高いゲームやコンテンツ制作、高度な計算処理など、幅広い用途において、最高レベルのパフォーマンスを発揮できるCPUであると言えるでしょう。

グラフィック性能は高いか?

MINISFORUM BD795i SE レーシングゲーム

Ryzen 9 7945HXに内蔵されているRadeon 610M (2200MHz) のグラフィック性能はどのくらいなのでしょうか?ベンチマークで測定してみました。

GPUのベンチマーク結果・Ryzen 9 7945HX/Radeon 610M (2200MHz) グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「2368」(DirectX 11)
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「1100」
  • Time Spy グラフィックスコアで「691」(DirectX 12)
  • 3DMark Night Raidで「9784」
  • 3DMark Wild Life「4000」

GPUのベンチマーク結果から分かること

DirectX 11およびDirectX 12における性能

Fire Strike グラフィックスコア「2368」、Fire Strike Extreme グラフィックスコア「1100」、Time Spy グラフィックスコア「691」という結果は、内蔵グラフィックスとしては一定の性能を持っているものの、DirectX 11およびDirectX 12を利用する最新の3Dゲームを高画質・高解像度で快適にプレイするには力不足であることを示しています。これらのスコアは、エントリーレベルのディスクリートGPU(単体GPU)にも及ばないため、ゲーミング用途としては限定的な性能にとどまると言えます。

比較的軽量なゲームにおける性能

一方、3DMark Night Raidのスコア「9784」は、比較的高い数値を示しています。Night Raidは、内蔵グラフィックスやエントリーレベルのディスクリートGPUをターゲットとした、比較的軽量なベンチマークテストです。このことから、Ryzen 9 7945HXの内蔵グラフィックスは、負荷の軽いゲームや、画質設定を調整した一部のゲームであれば、プレイ可能なレベルの性能を持っていると推測できます。

その他の用途

3DMark Wild Lifeのスコア「4000」も、内蔵グラフィックスとしては健闘していると言えます。Wild Lifeは、クロスプラットフォームのベンチマークであり、モバイルデバイスの性能も測定対象としています。このスコアから、Ryzen 9 7945HXの内蔵グラフィックスは、動画再生支援や、一般的なビジネスアプリケーション、軽めのクリエイティブワークなど、ゲーミング以外の用途においては、十分な性能を発揮できると判断できます。

総合評価

総合的に見ると、AMD Ryzen 9 7945HXの内蔵グラフィックスは、ゲーミング性能については限定的であるものの、比較的軽量なゲームや、一般的な用途においては、十分実用的な性能を備えていると言えます。高度な3Dゲームを快適にプレイしたい場合は、ディスクリートGPUを搭載したモデルを選択することが推奨されますが、そうでない場合は、内蔵グラフィックスでも多くの用途に対応できるでしょう。

ゲーム性能:Ryzen 9 7945HX+Radeon 610Mの実力を検証

MINISFORUM BD795i SE パルワールド

AMD Ryzen 9 7945HX と Radeon 610M の組み合わせにおけるゲーム性能を、具体的なゲームタイトルとフレームレート(FPS)を交えて評価します。ベンチマーク結果に基づいた数値です。

人気ゲームタイトルのFPS

  • 原神: 美しいオープンワールドを冒険するアクションRPG。低画質設定、720pの解像度であれば、平均30FPS前後で動作する可能性があります。場所や戦闘状況によっては、フレームレートが低下することがあります。
  • 崩壊:スターレイル: 銀河を舞台にしたターン制RPG。低画質設定、720pで平均30FPS前後が期待できますが、戦闘エフェクトが多い場面では、処理落ちが発生する可能性があります。
  • タワーオブファンタジー: SFオープンワールドRPG。低画質、720pで20~30FPS程度。
  • 鳴潮 (Wuthering Waves): 高自由度のアクションRPG。最低画質設定、720pで20FPS前後。戦闘時はさらにフレームレートが低下し、快適なプレイは難しいでしょう。
  • モンスターハンターワイルズ: 広大なフィールドで巨大なモンスターを狩るアクションゲーム。最低画質設定、720pでも20FPS以下となり、プレイは厳しいです。
  • パルワールド: モンスター収集とクラフト要素のあるオープンワールドサバイバルゲーム。最低画質設定、720pで平均20FPS前後。

バトルロイヤルゲームタイトルのFPS

  • Apex Legends: チームベースのバトルロイヤルFPS。最低画質設定、720pで平均25-30FPS程度。戦闘中はさらにフレームレートが低下する可能性があります。
  • フォートナイト: 建築要素が特徴的なバトルロイヤルゲーム。パフォーマンスモード、低画質設定、720pであれば、平均40FPS前後で動作する可能性があります。
  • PUBG: BATTLEGROUNDS: リアルなグラフィックが特徴のバトルロイヤルゲーム。最低画質設定、720pでも平均20-25FPS程度となり、快適なプレイは難しいでしょう。
  • Call of Duty: Warzone: 基本プレイ無料のバトルロイヤルFPS。最低画質設定、720pで平均20FPS前後となり、交戦時はさらにフレームレートが低下し、不利になる可能性があります。
  • 荒野行動: 多数のプレイヤーが生き残りをかけて戦うバトルロイヤルゲーム。最低画質設定、720pで平均30FPS程度は維持できる可能性がありますが、多数のプレイヤーが集まる場面や、エフェクトが多発する状況では、フレームレートが低下し、操作に影響が出る可能性があります。

その他のゲームタイトルのFPS

  • サイバーパンク2077: 未来都市を舞台にしたオープンワールドRPG。非常に高いグラフィック負荷のため、最低画質設定、720pでも15FPS以下となり、プレイは困難です。
  • エルデンリング: 高難易度アクションRPG。最低画質設定、720pでも20FPS前後となり、快適なプレイは難しいでしょう。
  • アーマード・コアVI: メカをカスタマイズして戦うアクションゲーム。最低画質設定、720pで20FPS前後となり、激しい戦闘シーンでは処理落ちが発生し、操作に影響が出る可能性があります。
  • Forza Horizon 5: 美麗なグラフィックのオープンワールドレースゲーム。最低画質設定、720pでも20FPSを下回り、快適なプレイは難しいでしょう。
  • ダート5:オフロードレースゲーム。最低画質、720pで20FPS前後。
  • ストリートファイター6: 人気の対戦型格闘ゲーム。最低画質、720pで30FPS前後。
  • ドータ2: 世界的に人気のマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)ゲーム。低画質設定、720pであれば、平均40FPS以上で動作する可能性があります。集団戦など、エフェクトが多発する状況では、フレームレートが若干低下することがありますが、プレイに支障が出るほどではないでしょう。

まとめ

AMD Ryzen 9 7945HXは、CPU性能としては非常に高い能力を持っていますが、内蔵GPUのRadeon 610Mは、ゲーミング性能においては限定的です。

多くの人気ゲームタイトルでは、最低画質設定、720pの解像度でも、30FPSを下回る場合が多く、快適なプレイは難しいと言わざるを得ません。特に、負荷の高い最新の3Dゲームや、グラフィックが美麗なオープンワールドゲームでは、その傾向が顕著です。

一方、比較的軽量なゲーム、例えば『ドータ2』のようなMOBAゲームや、『フォートナイト』のようなパフォーマンスモードが用意されているゲーム、そして画質設定を大幅に下げることで負荷を軽減できる一部のゲームであれば、プレイ可能なレベルのフレームレートを維持できる可能性があります。

したがって、AMD Ryzen 9 7945HXRadeon 610Mの組み合わせは、本格的なゲーミング用途には不向きですが、CPU性能を活かしたクリエイティブワークや、軽めのゲーム、動画視聴、ビジネスアプリケーションなどの用途には適していると言えるでしょう。

もし、高いフレームレートで最新のゲームを楽しみたい場合は、別途グラフィックボードを追加することを強く推奨します。

MINISFORUM BD795i SEの組み立てに必要なもの

MINISFORUM BD795i SE 必要なもの

プロセッサ性能を確認したところで、早速「組み立てに必要なもの」を確認していきましょう。

PCを組み上げるために必ず必要になるものは以下の通りです。

必ず必要なもの

  1. ケース(Mini-ITX対応)
  2. 電源ユニット(SFX電源またはSFX-L電源)
  3. メモリ
  4. ストレージ
  5. OS(Windows 11など)

グラフィックボード(PCIe 5.0 x16対応)は必ずしも必要ではありませんが、できれば用意した方がいいでしょう。理由はグラフィック性能がそれほど高くないからです。AMD Ryzen 9 7945HXの性能をフルに引き出すにはある程度高い性能をもつグラフィックボードが必要です。

Wi-Fi/Bluetoothモジュール(Intel AX210)は付属するので、購入しなくて大丈夫です。BD795i SEのマザーボードには、M.2 2230スロットにIntel AX210が搭載されていますので、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.2を利用することができます。

CPUクーラーはAMD Ryzen 9 7945HXに付属するものがそのまま使えるので、無理に購入する必要はありません。ケースファンもすぐに必要なものではないので、とりあえずスルーして大丈夫です。

それでは次に、必ず必要になるものをくわしく見ていきましょう。

ケース(Mini-ITX対応)を用意する

MINISFORUM BD795i SE ケース

MINISFORUM BD795i SEは、Mini-ITXマザーボードを採用した小型PCですが、ケースを選ぶ際にはいくつか注意すべき点があります。

1. CPUクーラーの互換性

BD795i SEはCPUクーラーの高さが制限されているため、対応するクーラーの高さ(最大77mm)を確認しましょうMINISFORUM公式で推奨されているCooler Master i71CやNoctua NH-L9a-AM5などのロープロファイルクーラーを選ぶのがおすすめです。

2. ケースのサイズとエアフロー

ケースによっては内部のスペースが狭く、エアフローが阻害される場合があります。CPUやグラフィックスカードの冷却を効率的に行うためには、十分なエアフローを確保できるケースを選ぶことが重要です。ケースファンを増設できるスペースがあるかどうかも確認しておきましょう。

3. 電源ユニットの容量

電源ユニットのサイズも重要です。SFXやSFX-Lなどの小型電源に対応したケースを選びましょう。

4. グラフィックスカードのサイズ

BD795i SEはPCIe 5.0 x16スロットを搭載しているので、ハイエンドなグラフィックスカードを搭載することも可能です。しかし、ケースによってはグラフィックスカードの長さに制限がある場合があります。搭載したいグラフィックスカードのサイズとケースの対応サイズをよく確認しましょう(※グラフィックカードを搭載しなくても使用できます)。

そのほか、USB Type-Cポートがあるか、増設可能なストレージのスペースがあるか、ケースの材質などもチェックしておくといいでしょう。

おすすめのMini-ITXケース

おすすめは「Cooler Master NR200PV2-KCNN-PSE CS8987」です。コンパクトでマザーボードもしっかり入る大きさで、SFX-L電源にも対応しています。価格は1万7千円ほどですが、耐久性も高そうです。

また、NR200PV2-KCNN-PSE CS8987 は最大67mmのCPUクーラーに対応しており、MINISFORUM公式で推奨されているNoctua NH-L9a-AM5などのロープロファイルクーラーも問題なく取り付けられます。

十分なエアフローを確保できるため、Ryzen 9 7945HXの発熱を効率的に冷却できるのも魅力です。最大334mmのグラフィックスカードに対応しており、ハイエンドなグラフィックスカードも搭載可能です。

<「Cooler Master NR200PV2-KCNN-PSE CS8987」の特徴

  • 冷却性能: 最大7つのファンと280mmラジエーターで強力な冷却を実現。
  • 拡張性: 大型グラフィックスカードや複数ストレージに対応、SFX-L電源搭載可能。
  • デザイン: シンプルでスタイリッシュ、強化ガラスとスチールパネルの2種類付属。
  • 使いやすさ: ツールフリー設計で簡単組み立て、メンテナンスも容易、USB 3.2 Gen 2×2 Type-Cポート搭載。

電源ユニットを用意する

MINISFORUM BD795i SE 電源ユニット

MINISFORUM BD795i SEに対応する電源はSFX電源またはSFX-L電源です。

MINISFORUMの公式ページで推奨されている電源は、FSPのSFX電源「FSP650-57AG-J」と「FSP750-57AG-J」です。

しかし、Amazonや楽天市場には販売されていませんでした。

仕方ないので、他のSFX電源(650Wもしくは750W)購入するしかなさそうです。

おすすめは「玄人志向 80Plus Gold 600W SFX電源ユニット フルプラグイン KRPW-SXP600W/90+」です。電源容量が600Wになりますが、価格が1万3千円ほどで他よりも安く、電源ユニットで定評がある玄人志向ブランドで安心です。スペックを見る限り、性能も静音性も問題なさそうです。

玄人志向 KRPW-SXP600W/90+の特徴

  • 高効率: 80PLUS GOLD認証を取得しており、高い電源変換効率を実現しています。これにより、発熱を抑え、静音性と省エネ性を高めています。
  • SFXフォームファクタ: 小型PCケースに最適なSFXフォームファクタを採用しています。
  • フルプラグイン: 必要なケーブルだけを接続できるフルプラグイン方式を採用しています。ケーブルの取り回しがしやすく、PCケース内をスッキリと整理できます。
  • 600W出力: 最大600Wの出力を備えており、ハイエンドグラフィックスカードを搭載したゲーミングPCにも対応できます。
  • +12Vシングルレーン出力: +12Vは合計50Aの大容量を実現しています。

メモリを用意する

MINISFORUM BD795i SE メモリ

BD795i SEDDR5メモリに対応しています。DDR4メモリは使用できませんので注意してください。

規格はノートPC用のSODIMMです。デスクトップPC用のDIMMとは互換性がありません。

最大容量は64GBです。32GBのメモリを2枚装着することで、デュアルチャネルで動作させることができます。

転送速度は5200MT/sまでです。他に4800MT/sを装着可能です。

Amazonで価格を調べると、16GBで8,699円(税込)でした。

Amazon.co.jp: crucial 16GB DDR5-5600 SODIMM CL46(16Gbit) CT16G56C46S5 : パソコン・周辺機器 

32GBになると、13,880円、64GBで28,000円です。とりあえず、16GBで十分でしょう。足りなければ後で付け足しましょう。

ストレージを用意する

MINISFORUM BD795i SE ストレージ

BD795i SEは、2つのM.2 2280 PCIe 4.0スロットを搭載しています。PCIe 4.0は、PCIe 3.0の2倍の帯域幅を持つ高速なインターフェースです。PCIe 4.0対応のSSDを選ぶことで、高速なデータ転送速度を実現できます。

また、NVMe SSDは、SATA SSDよりも高速なデータ転送速度を実現できるため、NVMe SSDを選ぶことが推奨されます。

以上をふまえて、Amazonなどで「M.2 2280 PCIe 4.0 NVMe SSD」というキーワードで検索してみましょう。

容量1TBだと9,980円(税込)で販売されています。2TBだと17,480円(税込)です。とりあえず、最低1TBあると困ることはないでしょう。

キオクシア KIOXIA 内蔵 SSD 1TB NVMe M.2 Type 2280 PCIe Gen 4.0×4 (最大読込: 5,000MB/s) 

なお、BD795i SEにはSSDヒートシンクは付属していません。SSDの発熱が気になる場合は、別途SSDヒートシンクを購入して取り付けることを検討しましょう。

OS(Windows 11など)を用意する

基本的にWindows 11 OSを使用することが多いと思うので、DSP版を購入しましょう。

Amazonなどで「Windows 11 OS DSP版」と検索すると、ヒットするはずです。

価格はHOMEE, インストーラーUSB付きで8,980円です。

Windows 11 DSP版 日本語 (HOME, インストーラーUSB付) : PCソフト

プロダクトキーのみがついた製品もありますが、これは他のOSがすでにインストールされている場合におすすめです。USBなどのインストール用のメディアを使用せずに、Windows 11 インストールアシスタントの手順に従うだけで簡単にOSをインストールできます。

他のOSがインストールされていないBIOSだけの状態ならば、インストーラーUSB付きの製品がおすすめです。PC本体にUSBメモリを取りつけて電源ONにするだけでインストール画面が表示されます。

以上、「MINISFORUM BD795i SE」の組み立てに必要なものを解説しました。新規で新しいパーツをすべて購入すると、かなりのコストがかかりますが、すでに持っているパーツを活かすと安く済みます。

これからPC自作を始める人はいい機会なのでいろいろとパーツをそろえましょう。次に新しいPCを購入する際にそれらのパーツを再活用することができます。

MINISFORUM BD795i SEを組み立ての手順

MINISFORUM BD795i SE 組み立て

必要なものを備えたら次は組み立てです。正しい順序で行えばスムーズに組み立てられるので、順番通りに行いましょう。なお、ネジをはずすことがあるのでドライバーは必須です。事前に用意しておきましょう。

1. 電源ユニットをケースに取り付ける

使用するPCケースに対応した電源ユニット (SFXまたはSFX-L) を用意します。ケースの仕様書に従って、電源ユニットをケースに固定します。電源ユニットのケーブルをケースの背面から外部に出しておきます。

とくに難しい作業ではありません。ここは初心者でも簡単にできる部分です。

2. マザーボードにメモリ・ストレージを取り付ける

マザーボードのメモリ スロットに、DDR5 SODIMM メモリを2枚装着します。メモリは、同じ容量、同じ速度のものを選び、デュアルチャネルで動作するようにしましょう。

マザーボードのM.2スロットに、NVMe SSDを装着します。SSDは、PCIe 4.0に対応した高速なものを選ぶことが推奨されます。

必要に応じて、Wi-FiモジュールをM.2 2230 Key Eスロットに装着します(※すでに装着済みなのでこの手順は不要です)。

この作業も取り立てて難しくはありません。必要なのは「取りつける場所」を間違わないことぐらいです。メモリもストレージも似たような形状なので、初心者は特に気をつけてください。

なお、メモリ、ストレージを取りつける際は、クーラーなど邪魔になるものをネジではずしておく必要があります。ドライバーを用意しておきましょう。

3. ケースにマザーボードを取り付ける

MINISFORUM BD795i SE IOパネル

  1. ケースの I/O パネルを背面に取り付けます。
  2. マザーボードをケースに設置し、付属のネジで固定します。
  3. マザーボードのスタンドオフが正しく取り付けられていることを確認してください。

ケースにマザーボードを取り付ける際に、最初に行うのがI/O パネルの取り付けです。特に説明書などには記載がなく、初心者には意外と難しいです。

本来は「アンテナの固定金具を外して、I/O パネルをアンテナ端子をI/O パネルに通してから金具で固定してUSBのねじを固定します。」という説明があってもいいはずなのですが・・・。
意外と手間取って時間がかかるので、ハマったら一度休憩しましょう。

4. 各コネクタを接続・ネジでマザーボードに固定

MINISFORUM BD795i SE 配線

  1. ケースのフロントパネルから出ているUSB 3.2ヘッダ、ジャンパー、HDオーディオコネクタをマザーボードに接続します。
  2. 電源ユニットから出ている24ピンパワーコネクタと8ピンパワーコネクタをマザーボードに接続します。
  3. 各コネクタが正しく接続されていることを確認し、マザーボードをケースにネジで固定します。

この作業がPCの自作で最も難しい部分です。初心者には何をやっているのかすら分からない部分ですが、要するに、ケース側とマザーボードを配線でつなぎ合わせているんです。これを行うことで、ボタンを押しただけで電源がONになったり、USBメモリを挿しこんだときにPC側でUSBを認識できるようになります。

なお、PCを組み上げたのに、電源がONにならなかったり、USBを認識しなかったりするときには、この部分の作業で何かしらのミスをしている可能性が大きいです。説明書にくわしいやり方が書かれてあるので、慎重に作業しましょう。PC自作の最大の難所です。

5. CPUファンを接続

CPUクーラーをCPUに取り付けます。CPUクーラーのファンコネクタをマザーボードのCPUファンヘッダに接続します。

マザーボードのCPUファンヘッダはCPUがあるところのすぐ近くにあります。それを知っていれば簡単です。

6. グラフィックボードを取り付ける

  • 1.グラフィックボードをPCIe 5.0 x16スロットに装着します。
  • 2.グラフィックボードをケースにネジで固定します。
  • 3.グラフィックボードの補助電源コネクタを電源ユニットに接続します。

ここもそれほど難しくありません。グラボ本体に電源コネクタに接続することさえできればOKです。簡単です。

7. 配線を確認する

すべてのケーブルが正しく接続されていることを確認します。

ケーブルがファンに干渉したり、エアフローを阻害したりしていないか確認します。

8. 電源を入れて動作を確認・BIOSを確認

  1. 電源ユニットのスイッチを入れ、PCの電源を入れます。
  2. BIOSが起動することを確認します。
  3. BIOSの設定で、メモリ速度や起動ドライブなどが正しく設定されていることを確認します。
  4. 必要に応じて、BIOSを最新バージョンにアップデートします。

※電源がつかず、BIOS画面が表示されない場合は、ほぼ確実に4のコネクタ接続が間違っています。もう一度説明書を見ながらやり直しましょう。

9. OSをインストールする

  1. Windows 11などのOSインストールメディアをPCに接続します。
  2. BIOSの起動ドライブの設定を変更し、OSインストールメディアから起動します。
  3. OSのインストール手順に従って、OSをインストールします。
  4. OSインストール後、MINISFORUMのウェブサイトから最新のドライバをダウンロードしてインストールします。

特に難しくはありませんが、「通信」は気をつけておいた方がいいです。Wi-Fiパスパワードなどを事前に用意しておくとスムーズにいくはずです。

Wi-Fiが万が一使えなかった場合に、有線LANも使えるようにしておくとスムーズです。

10. PCの電源を入れ、OSが正常に起動することを確認

PCの電源を入れ、OSが正常に起動することを確認します。

すべてのデバイスが正常に動作することを確認します。

まとめ

MINISFORUM BD795i SE 完成

以上で、組み立てが完了し、超パワフルなデスクトップPCが完成します。

どうだったでしょうか?最初は難しそうに見えても、手順通りの行えば意外とすんなりと組み上げることができますね。

今回、培った知識は次に新しいPCを作る際に役立ちます。

また、今回新たに購入したパーツも次の新しいPCに活用できます。

自作PCのいいところはこうやって作れば作るほど安上がりになるところですね。

新しいPCが完成したら、ぜひ動画編集やグラフィック作業、PCゲームなどを試してみてください。

これまで以上の高いパフォーマンスにきっと感動するはずです。

最後に組み立て時の注意点をもう一度確認しておきましょう。

組み立て時の注意点

  • 静電気防止対策をしましょう。
  • 作業前にマザーボードやCPUのピンを曲げないように注意しましょう。
  • 各パーツの取り付けは、無理な力を加えないようにしましょう。
  • 各ケーブルの接続は、向きや位置を間違えないように注意しましょう。
  • 組み立てが完了したら、BIOSの設定を確認しましょう。

MINISFORUM BD795i SEの価格・購入先

MINISFORUM BD795i SE 正面

MINISFORUM BD795i SE」はMINISFORUM 公式オンラインストアやAmazonなどのECサイトで購入できます。

MINISFORUM 公式オンラインストア

67,990円(セール価格・通常価格は84,990円)で販売されています。

MINISFORUM 公式オンラインストアで「MINISFORUM BD795i SE」をチェックする

※支払い方法はクレジットカード、PayPal、Apple Pay、American Express、銀行振込です。

ECサイト

Amazonで79,990円(11148円 OFFクーポン付きで実質68,842円)、

楽天市場で84,980円(送料無料)、

で販売されています。

Amazonで「MINISFORUM BD795i SE」をチェックする

楽天市場で「MINISFORUM BD795i SE」をチェックする

ヤフーショッピングで「MINISFORUM」をチェックする

AliExpressで「MINISFORUM」をチェックする

米国 Amazon.comで「MINISFORUM BD795i SE」をチェックする

 

おすすめの類似製品を紹介

MINISFORUM BD795i SE」に似た性能をもつマザーボード、ミニPC、ベアボーンPCも販売されています。

MINISFORUM BD790i X3D

MINISFORUMから発売されたAMD Ryzen 9 7945HX3D搭載のMini-ITX規格マザーボードです(2025年3月13日 発売予定)。

内蔵のGPUはAMD Radeon™ 610Mで、PCIe 5.0 X16 を利用してグラフィックボードを搭載することもできます。

デュアルDDR5 SODIMMスロットを搭載し、最大96GB、最大5200 MT/sのメモリに対応します。ストレージはM.2 2280 PCIe5.0 NVME SSDスロットを2基搭載し、それぞれ最大4TBまで対応します。

USB3.2 Gen2 Type-C Port x1(Alt DP)、USB3.2 Gen1 Type-A Port x2、USB2.0 Type-A Port x2に加え、HDMI2.0×1、DisplayPort1.4×1、USB-C×1、RJ45 2.5G Ethernet Port×1など豊富なポートを備えています。

また、Wi-Fi 6E および Bluetooth 5.3 を内蔵。冷却システム、ゲーム体験を革新すAMD 3D V-Cache テクノロジー、PCIe 5.0 X16コネクター、トリプルディスプレイ出力(HDMI 2.1 FRL、DisplayPort 1.4、USB-C)、安定した電源供給: ATX パワー(>200W)にも対応しています。

価格は、Amazonで124,980円(税込・24800円 OFFクーポン付きで実質 100,180円)、楽天市場で124,990円(送料無料)、Minisforum公式オンラインストアで99,980円(セール価格)、です。

関連記事:MINISFORUM BD790i X3Dで最強ゲーミングPCを自作する方法

ASUS PRIME H810M-A-CSM

ASUSから発売されたCore Ultra 200シリーズ対応のマザーボードです(2025年1月 発売)。

チップセットH810、ソケット LGA1851 、MicroATX規格に対応しています。

また、PCIe 4.0のM.2 SSDストレージ、DDR5 6400 メモリ(最大128GB)、M.2 Wi-Fi モジュール(Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3)を搭載することが可能。

拡張スロット(PCIe 4.0 x16スロット x1、PCIe 4.0 x1スロット x1)、イーサネット Intel 1Gb Ethernetポート、

USB 10Gbpsポート x2、USB 2.0ポート x4、USB 5Gbpsコネクタx1、USB 5Gbpsヘッダー x1、USB 2.0ヘッダー x1にも対応しています。

価格は、Amazonで21,000円(税込)、楽天市場で21,987円(送料無料)、ヤフーショッピングで21,009円、米国 Amazon.comで$129.99、です。

関連記事:ASUS「PRIME H810M-A-CSM」でCore Ultra PCを自作する方法

MINISFORUM 129i7

MINISFORUMから発売されたMini-ITX規格のベアボーンPC(デスクトップPC)です(2024年10月16日 発売)。

マザーボード AR1290、第12世代のインテル Core i9-12900HK プロセッサ、400W TFX電源(内蔵)を搭載しています。

また、DDR4-3200MHz(最大64GB)、M.2 SSD(NVMe/SATA対応)、2.5インチの拡張スロット(HDD/SSD)、3画面出力(HDMI 1.4 x1、DisplayPort 1.4 x1、VGA x1)、

冷却システム、USB 3.2 Gen2 Type-A x2、USB 3.2 Gen1 Type-C x1、USB 3.2 Gen2 Type-A x2、USB 2.0 x6、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、MINISFORUM公式サイトで59,980円、です。

関連記事:5万円台の高性能ベアボーンPC「MINISFORUM 129i7」をレビュー

Minisforum MS-A1

「Minisforum」から発売されたCPU交換式のミニPC(ベアボーンPC)です。AMD Ryzen 7 8700G、最大96GBまでのDDR5-5200MHzメモリ、4つのM.2 2280 SSD ストレージを搭載可能で、4K 3画面出力(USB4、HDMI 2.1、Displayport 2.0)、8K映像出力、USB4 ポート、OCuLinkポート、Wi-Fi 6E 、Bluetooth 5.2、2.5G デュアル有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで49,980円(7,497円OFFクーポン付き・ベアボーンキット)、楽天市場で59,717円(送料無料・ベアボーンキット)、ヤフーショッピングで122,435円(Ryzen 5 8500Gモデル)、AliExpressで52,132円(ベアボーンキット)、米国 Amazon.comで$255.99(ベアボーンキット)、です。

関連記事:CPU交換式「Minisforum MS-A1」のメリット・デメリット

ASUS PRIME N100I-D D4

ASUSから発売されたIntel N100を搭載したMini-ITX規格のマザーボードです。DDR4 メモリスロット、ストレージ用のM.2 スロット、SATA 6Gb/s ポート、PCIe 3.0の拡張スロット、通信用のM.2 スロット搭載で、

ASUS Control Center Express、CPUヒートシンク、4ピンPWM/DCファン、オーディオシールド、プレミアムオーディオコンデンサ、ステンレススチール製バックI/O、映像出力(DisplayPort x1、VGA port x1、HDMI x1)、1Gbpsの有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで23,452円、楽天市場で24,480円(送料無料)、ヤフーショッピングで24,989円、です。

関連記事:ASUS「PRIME N100I-D D4」でコスパの高いPCを自作する方法

ASRock DESKMEET X600

ASRockから発売されたベアボーンPCです。AMD AM4/AM5 ソケットと500W 電源、Wi-Fiモジュール用のM.2スロット搭載で、AMD Ryzen 8000 / 7000 シリーズのプロセッサ、DDR5 メモリ (最大 256GB)、SSD SATA3 6.0Gb/s もしくはM.2 2280 Gen5x4 / Gen4x4 ストレージを搭載できます。また、最大20cmのグラフィックボードの追加、2.5Gbpsのギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで34,780円、楽天市場で59,444円(送料無料)、ヤフーショッピングで36,090円、です。

関連記事:ベアボーン「DESKMEET X600」でAIに強いPCを自作する方法を解説

他のMINISFORUM ミニPCと比較

他にもMINISFORUMのミニPCが販売されています。2025、2024モデルもあるのでぜひ比較してみてください。

MINISFORUMのハイスペックな小型PC ラインナップ まとめ

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Core Ultra デスクトップPC【2025最新】おすすめ9選|AI性能で差をつける!

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