防水防塵なのに光るスマホ「DOOGEE Blade GT」。「薄型軽量でデザインもいい!」と評判です。
しかし、その一方で「光るだけなら他のスマホでもいいのでは?」という口コミもあり、購入を迷っている人も多くいるようです。
そこで今回はその性能をよく知ってもらうために、次の7点を重点的に解説します。
- 外観・デザイン(サイズ・重量)
- ライト機能(RGBライト)
- ディスプレイ・リフレッシュレート
- プロセッサ性能(ベンチマーク、ゲーム性能)
- メモリ・ストレージ
- カメラ性能
- バッテリー・充電
また、前モデル「DOOGEE S200」との違いも紹介!ライト機能やAntutuベンチマーク、ゲーム性能、カメラ性能やバッテリー性能にいたるまで総合的に評価していきます。
また、購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「DOOGEE Blade GT」が発売!元日からセール開始!
2024年12月、「DOOGEE Blade GT」が発売されました。タフネス仕様で光るギミックがある珍しいスマホです。2025年1月1日から7日までセール販売されます。
「DOOGEE Blade GT」とは?
「ドゥージー ブレード ジーティー 」は中国 DOOGEEから発売された6.72インチのタフネス スマートフォンです。
DOOGEEのスマートフォンには個性的でデザイン性に優れたモデルも複数ありますが、今回はなんとRGBで光る機能付きです。
まるでNothing Phone (2) のGlyphインターフェース のように、着信や通知などを、様々な光のパターンで知らせてくれます。
また、タフネススマホにありがちな「ゴツイ、厚い」というイメージとはかけ離れた、薄型のスタイリッシュなデザインも採用されています。
厚さはわずか10.5mmで、一般的なスマホと大きく変わらない薄さです。重さも260gまでに抑えており、言われなければタフネススマホであることも気づかないほどです。
デザインだけじゃない・高速で6.72インチの大画面付き
プロセッサはMediaTek Dimensity 7050でメモリは12GBです。同じプロセッサは日本で発売された「OPPO Reno11 A」にも搭載されており、
高性能でサクサクと動作すると評判です。
また、ディスプレイは6.72インチの高精細な大画面で、リフレッシュレート 120Hzにも対応。
これだけ画面が大きければ、屋外で動画を視聴するときもかなり快適そうです。120Hz駆動なのでゲームにも最適ですね。
もちろん、タフネススマホとしての性能もしっかりと備えていて、IP68/69K防水防塵やMIL-STD-810Hに対応しています。
そのうえ、屋外でも光る演出が楽しめるので、キャンプなどでも大いに役立ちそうです。
それでは早速どんなスマートフォンなのか、もっと掘り下げて価格や特徴(メリット)を見ていきましょう。
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公式ページ:DOOGEE Blade GT 10.5mm Ultra-thin Dimensity 7050 Android 14 Rugged Pho – doogee.com
価格をチェック!他メーカーのスマホよりも安いのか?
新モデル「DOOGEE Blade GT」はAliExpressで54,543円で販売されています。価格ははっきり分かっていませんが、1/1~1/7の機関でセールが開始され、通常よりも安くなる予定です。
今回は防水防塵のタフネス仕様で、光るギミック効果も取り入れており、しかもスペックもそれなりに高いので、約4万円前後になるのではないかと思います。
ちなみに、同じく光るスマホ「Nothing Phone (2) 」はAmazonで82,500円(税込)で販売されていました。廉価版「Nothing Phone (2a)」でも49,446円なので、
「DOOGEE Blade GT」はそれなりにコスパが高いスマホであるといえそうです。
「DOOGEE S200」
DOOGEEからは近未来的なデザインを採用した「DOOGEE S200」も販売中です(※AliExpressで33,277円)。こちらはBlade GTと同じMediaTek Dimensity 7050と12GB DDR5 メモリを搭載した高性能なタフネス スマートフォンです。
Blade GTと大きく違うのはバッテリーで、10100mAhの超大容量バッテリーを搭載しています。また、カメラ性能も高く、背面に108MPのメインカメラ、20MPのナイトビジョンカメラ、2MPのマクロカメラを搭載し、さまざまなシーンで快適に使えるようになっています。
さらに背面に1.32インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、通知の確認や音楽再生の操作などができます。Blade GTのように光るギミックはありませんが、デザインも良く、高性能なスマホです。
他メーカーのスマホは今いくらなのか?
新モデル「DOOGEE Blade GT」のように防水防塵のタフネススマホは今いくらになっているのでしょうか?性能が似ているものの価格を調べてみました。
「Blackview BV8100」
Blackviewから発売された6.5インチの4G スマートフォン「Blackview BV8100」はAmazonで54,900円で販売中です(AliExpressで29,740円)。
こちらは5G通信には対応していませんが、MediaTek Helio G99と8GB LPDDR4Xで、Blade GTに近い性能を発揮できます。
また、デュアルLEDライト付きで暗闇を明るく照らすこともできます。点滅させてSOSを知らせることもできるので登山やキャンプなどで役立ちそうです。
そのほか、8800 mAhバッテリー搭載で45W急速充電に対応。冷却システムやゲームモードなど機能面も充実しています。
「OUKITEL WP35」
OUKITELから発売された6.6インチの5Gスマートフォン「OUKITEL WP35」はAmazonクーポン適用で29,900円で販売中です。こちらはダイヤモンドカットパターンを採用したデザイン性に優れるタフネススマートフォンです。また、スリムなボディに11000 mAhバッテリーを搭載しており、長時間の使用が可能です。そのほかにも、背面に 64MP + 8MP +2MPの3眼カメラ、前面に32MPのフロントカメラを搭載するなど、カメラ性能も充実しています。
「FOSSiBOT F109」
FOSSiBOTから発売された6.7インチの5Gスマートフォン「FOSSiBOT F109」はAmazonクーポン適用で37,900円で販売中です。こちらは背面に1.32インチのサブ液晶を搭載したモデルです。
MediaTek Dimensity 6300プロセッサと8GB LPDDR4Xメモリで軽快に動作し、物理的なカスタマイズキーも利用できます。また、10600 mAhバッテリー搭載で長時間使用できるほか、背面50MPのメインカメラ、前面16MP + 5MPの2眼カメラを搭載するなど、カメラ性能も充実しています。
外観・デザインを確認・内部まで頑丈か?厚さや重さは?
新モデル「DOOGEE Blade GT」は、タフネススマホながらもスタイリッシュなデザインが魅力の個性的なスマートフォンです。
無駄を削ぎ落としたシャープなフォルムで、洗練されたカラーリングが目を引きます。
シルバー(Flowing Light Silver)は、光沢感のある美しい仕上がりで、高級感もあります。
ブラック(Moon Shadow Black)は、マットな質感で落ち着いた印象を与え、ビジネスシーンにも馴染みそうです。
実は内部まで超頑丈に出来ている?
タフネススマホは基本的に落としても壊れないほどの高い耐久性を持っていますが、「DOOGEE Blade GT」はそのさらに上をいく高い堅牢性を兼ね備えています。
素材には航空機グレードの合金素材やチタン合金など、高強度な素材を惜しみなく使用。側面は合金素材で保護され、剛性を高めることで曲げに対する耐性を向上させています。
さらに、TPU保護により耐摩耗性と耐落下損傷性を向上。背面には複合シートを採用し、圧力耐性を向上させています。
加えて、高強度カバーも採用し、落下に対するあらゆる衝撃から保護できるようにもなっています。
タフネススマホではよく外部にゴムラバーなどを採用して衝撃に強くしていますが、Blade GTの場合は内部も超頑丈に出来ている点がすごいですね。これなら登山やキャンプなど屋外での使用も安心です。
タフネスなのに薄く軽い?
新モデル「DOOGEE Blade GT」のデザインで驚くべきことはまだあります。それは本体の厚さと重さです。
なんと厚さ10.5 mmで、重さは260gで非常に軽いんです。
一般的なタフネススマホはかなり軽い方でも15mm程度あり、重さは300g以上になります。
このBlade GTの薄さと軽さは驚異的ですね。しかも大型ディスプレイを搭載しながらも、片手で握りやすいサイズなので使いやすそうです。
前モデルと比較
前モデル「DOOGEE S200」は非常に優れたデザインですが、厚さ16.0 mm、重さ365gです。新モデル「DOOGEE Blade GT」と比べると、約5.5mmも厚く、105gも厚く重くなってしまいます。
より薄く軽いスマホを求めるなら、新モデル「DOOGEE Blade GT」の方がおすすめです。
<サイズ・重量を比較>
- 新モデル「DOOGEE Blade GT」・・・178.5 x 83.5 x 10.5 mm / 260g
- 前モデル「DOOGEE S200」・・・179.5 x 82.5 x 16.0 mm / 365g
ライト機能を確認・発光パターンをカスタマイズできるか?
新モデル「DOOGEE Blade GT」の最大の魅力は個性的なRGBライトが使えることです。このライトは、単なる装飾だけでなく、様々な機能も利用できるようになっており、カスタマイズも可能です。
例えば、プリインストールされたアプリを使えば、RGBライトの発光色やパターンを自由自在にカスタマイズできます。
1600万色以上のカラーバリエーションから好みの色を選択できるだけでなく、点滅速度や明るさも調整可能。まるで光の絵筆でキャンバスに描くように、自分だけのオリジナルライティングを作り出すことができます。
クールな青色で統一感を出すのもよし、カラフルなレインボーカラーで個性を爆発させるのもよし。RGBライトをカスタマイズして使いこなすことでより個性的に使えるようになります。
RGBライトの機能は?
Blade GTのRGBライトは、見た目だけでなく機能性も抜群です。着信や通知があった際に、RGBライトが点滅してお知らせしてくれる「ED通知機能」は、非常に便利です。会議中や電車内など、スマホの画面を確認しにくい状況でも、ライトの点滅ですぐに通知に気づくことができます。これでうっかり重要な連絡を見逃す心配はもうありませんね。
さらに、音楽を再生すると、RGBライトがリズムに合わせてダイナミックに変化します(ミュージックモード)。重低音やドラムのビートに合わせて光が激しく点滅するなど、まるでクラブにいるかのような臨場感です。この機能があるおかげで、音楽視聴がさらに快適になりそうです。ライト機能の凄さが実感できる大きな特徴です。
<RGBライトの機能>
- カスタマイズ可能な発光パターン: プリセットされたパターンだけでなく、自分好みの色やパターンを設定することができます。
- ミュージックモード:音楽同期: 音楽のリズムに合わせてライトが変化する、ビジュアライザーのような演出も可能です。
- 着信通知: 電話やメッセージの着信時に、設定したパターンでライトが点滅してお知らせします。
- 充電インジケーター: 充電中はライトが点灯し、充電が完了すると消灯します。
前モデルと比較
前モデル「DOOGEE S200」はRGBライトで光るギミックはありませんが、その代わりに1.32インチのAMOLEDサブ ディスプレイが搭載されています。このディスプレイを利用して、時計やコンパス、音楽の再生/停止、バッテリ残量の確認などを表示できます。もちろん、カスタマイズも可能ですよ。
<特別な機能を比較>
- 新モデル「DOOGEE Blade GT」・・・RGBライト機能
- 前モデル「DOOGEE S200」・・・1.32インチのAMOLEDサブ ディスプレイ
プロセッサ性能を確認・Antutuベンチマークは?ゲーム性能は?
新モデル「DOOGEE Blade GT」はMediaTek Dimensity 7050プロセッサが搭載されています。6nmプロセスで製造されたこの高性能チップは、8つのコアが最大2.6GHzで動作し、驚くほど高速に動作します。
日常的なタスクはもちろん、負荷の高いゲームや動画編集なども高速に処理。アプリの起動や切り替え、ゲームプレイなど、あらゆる動作がスムーズに行え、ストレスを感じません。
グラフィック処理には、Mali-G68 MC4 GPUを採用し、高画質なゲームもスムーズにプレイできます。3Dゲームや動画編集など、グラフィック処理能力が求められる作業も快適です。
Antutuベンチマークは?
Antutu V10 ベンチマーク総合スコアは約60万を記録しています。同じプロッサは「DOOGEE S200」や「Blackview BL8000」にも搭載されています。
例: Antutu V10 総合で「577577」、CPUで「177143」、GPUで「113381」、MEMで「151859」、UXで「135194」
MediaTek Dimensity 7050性能を比較
Dimensity 7050は、Helio G99やDimensity 6100+などのエントリークラスのSoCよりも高い性能を示しています。
Dimensity 8050やDimensity 8020などの上位SoCには及ばないものの、Snapdragon 7 Gen1に近い性能を持っていると言えます。
タフネススマホでよく採用されるUNISOC T606と比べると、Dimensity 7050は大幅に高い性能を誇ります。
<CPUランキング>
※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。
- MediaTek Dimensity 8050 (OUKITEL WP30 Pro)・・・Antutu:Antutu:80万
- MediaTek Dimensity 8020 (Blackview BL9000)・・・Antutu:Antutu:70万
- Qualcomm Snapdragon 7 Gen1 (TORQUE G06)・・・Antutu:67万 前後
- MediaTek Dimensity 7050 (DOOGEE Blade GT/DOOGEE S200/Blackview BL8000)・・・Antutu:60万
- MediaTek Helio G99 (DOOGEE S100/Unihertz TANK/Blackview N6000/OUKITEL WP27)・・・Antutu:40万 前後
- Dimensity 6100+ (OUKITEL WP35)・・・Antutu:38万 前後
- MediaTek Dimensity 700 (DuraForce EX)・・・Antutu:35万 前後
- UNISOC T606 (OUKITEL G1/OUKITEL WP32/UMIDIGI G5 Mecha)・・・Antutu:26万 前後
ゲーム性能
MediaTek Dimensity 7050は重い3Dゲームでは高画質設定でのプレイは難しい可能性がありますが、設定を調整することで比較的快適にプレイできることが予想されます。
具体的なゲームタイトルとFPSは以下の通りです。
<高負荷なゲームタイトルのFPS>
- 原神: 30-40FPS (低設定)オープンワールドRPG。広大なマップを探索し、元素を駆使した戦闘を楽しむ。非常に高いグラフィック性能が要求されるため、Dimensity 7050では低設定でのプレイが推奨される。
- タワーオブファンタジー: 40-50FPS (中設定)アニメ調のグラフィックが特徴的なオープンワールドRPG。原神ほどではないが、高画質でプレイするにはDimensity 7050では性能不足を感じることがある。
- 鳴潮 (Wuthering Waves): 30-40FPS (低設定)原神と同じく、高いグラフィック性能が要求されるオープンワールドRPG。Dimensity 7050では低設定でのプレイが限界となる可能性がある。
<中程度の負荷のゲームタイトルのFPS>
- Apex Legends Mobile: 50-60FPS (低設定)・・・バトルロイヤルシューティングゲーム。Dimensity 7050では、低設定であれば60FPSに近いフレームレートでプレイできる可能性がある。
- PUBG Mobile: 40-50FPS (中設定)・・・バトルロイヤルシューティングゲーム。Apex Legends Mobileよりも軽い処理で動作するため、中設定でも比較的快適にプレイできる。
- Call of Duty: Mobile: 50-60FPS (低設定)・・・FPSゲーム。Dimensity 7050では、低設定であれば60FPSに近いフレームレートでプレイできる可能性がある。
<軽いゲームタイトルのFPS>
- Minecraft: 60FPS (高設定)ブロックを積み重ねて自由に世界を創造するサンドボックスゲーム。Dimensity 7050であれば、高設定でも快適にプレイできる。
- Among Us: 60FPS宇宙船を舞台にした人狼系ゲーム。処理が軽いため、Dimensity 7050で問題なくプレイできる。
- ポケモンGO: 60FPS位置情報を利用したゲーム。処理が軽いため、Dimensity 7050で問題なくプレイできる。
ディスプレイを確認・大画面で高精細?リフレッシュレートは?
新モデル「DOOGEE Blade GT」の6.72インチの大画面は、まるで映画館のスクリーンを持ち歩いているかのような錯覚に陥るほど大きくインパクトがあります。
フルHD+(2400 x 1080 px)の高解像度で、映画もゲームも超高精細。1670万色表示の色彩豊かな映像と高いコントラスト比(1400:1)で、人物の肌や風景なども忠実に再現できます。
また、120Hzのリフレッシュレートに対応することで、驚くほど滑らかな映像再生が可能です。「Call of Duty: Mobile」や「マリオカート ツアー」などのシューティングゲームやレースゲームも、動きがよりスムーズに感じされ、操作性も良くなります。
そのほか、グローブモードに対応し、寒い冬でも、手袋を外すことなくスマホを操作できます。アウトドアやウィンタースポーツを楽しむ際にも手を冷たくすることなくスマホを操作できるのが魅力です。
前モデルと比較
前モデル「DOOGEE S200」とは同じ大きさ、解像度で、IPS液晶である点も同じです。リフレッシュレートも同じ120Hzです。ただし、「DOOGEE S200」は背面に1.32インチのAMOLED液晶を備えています。
Blade GTにはサブ液晶がありません。
<ディスプレイを比較>
- 新モデル「DOOGEE Blade GT」・・・ 6.72インチ、解像度2400 x 1080 pxのIPS
- 前モデル「DOOGEE S200」・・・ 6.72インチ、解像度2400 x 1080 pxのIPS + 1.32サブ液晶
メモリ・ストレージを確認・大容量か?増設は?
新モデル「DOOGEE Blade GT」はパワフルなパフォーマンスを支えるために、12GBもの大容量メモリを搭載しています。これは、一般的なスマートフォンに搭載されるメモリ容量よりはるかに多く、驚異的です。
これだけのRAMがあれば、複数のアプリを同時に起動したり、重いゲームをプレイしたりしても、サクサク快適に動作します。Webブラウジング中にSNSをチェックしたり動画を見ながらメッセージを送ったりしても、メモリ容量不足で遅延が生じることがないので安心ですね。
※メモリの規格は分かりませんでした。おそらくLPDDR4Xだと思われます。一応MediaTek Dimensity 7050プロセッサはLPDDR4x (最大16GB), LPDDR5 (最大16GB)に対応しています。
ストレージは?
256GBのストレージ容量を搭載し、写真、動画、音楽、アプリなど、膨大な量のデータを保存できます。旅行やイベントなどで高画質の写真や動画を撮影しても、容量を気にせず保存できるので便利です。
さらにmicroSDカードを使えば、最大2TBまでストレージ容量を拡張・増設できます。将来、容量不足になっても、microSDカードで容量を拡張できるので安心です。
※ストレージの規格は分かりませんでした。おそらく、UFS規格に対応していると思われます。一応MediaTek Dimensity 7050はUFS 2.1, UFS 2.2に対応しています。
前モデルと比較
前モデル「DOOGEE S200」は12GB DDR5 6400メモリ(最大20GB)と256GBストレージ搭載でした。
新モデル「DOOGEE Blade GT」と同じ容量ですが、メモリ、ストレージの規格が不明なので詳細な違いはわかりません。過去のモデルを考慮すると、同じである可能性が大きいです。
なお、Blade GTの仮想メモリによる拡張もどのくらいできるかは現時点で不明です。S200と同じなら最大20GBまで増やせることになります。
<メモリ・ストレージを比較>
- 新モデル「DOOGEE Blade GT」・・・12GB / 256GB
- 前モデル「DOOGEE S200」・・・12GB DDR5 6400(最大20GB) / 256GB
カメラ性能を確認・AI機能が使える?4K動画撮影に対応か?
新モデル「DOOGEE Blade GT」はカメラ性能も非常に優れています。
背面は48MP + 5MPの2眼構成で、メインカメラでは4800万画素の超高解像度な撮影が可能です。サブの5MPカメラは超広角に対応し、風景や人物をワイドな画角で撮影できます。
前面は20MPで、2000万画素の高精細なポートレート撮影が可能です。
機能面では、超広角の他に、スーパーナイトモード、ポートレートモード、HDRモード、パノラマモード、AIシーン認識、ビューティーモード、Googleレンズなど従来モデルと同様の機能を利用できます。
さらに驚くべきことにAI機能も充実しています。
DOOGEE Blade GTのAIカメラ機能
- 消しゴム機能: 写真に写り込んだ不要なものをAIで認識して消去する機能です。電線や通行人など、背景をスッキリさせたい時に役立ちます。
- AI背景置換: 人物などの被写体をAIで切り抜き、背景を別の画像に置き換える機能です。旅行に行った気分になったり、面白い合成写真を作ったりできます。
- AIデジタルヒューマン: 写真をアップロードして、表現したいコピーを入力するだけで、指定した画像でスピーチ動画を生成できます。
- AIポートレート: ポートレートモードで撮影する際に、AIが人物の顔を認識し、美肌効果や背景ぼかしなどを自動で調整する機能です。より自然で美しいポートレート写真が撮影できます。
そのほかにも、広角撮影時の歪みを排除または軽減し、画像をよりリアルなものにする「広角歪み」補正機能 も利用可能です。
動画撮影は4K ウルトラHDビデオ録画に対応し、高画質な動画も撮影できます。なお、前面と背面どちらも適応型手ぶれ補正機能に対応しており、ElS+OlS の強力な手ぶれ補正機能により、ブレの少ない動画を撮影できるようになっています。
<カメラの仕様>
- 背面の48MP・・・メインカメラ
- 背面の5MP・・・超広角
- 前面の20MP・・・フロントカメラ
<カメラの機能>
消しゴム機能、Al背景置換、AIデジタルヒューマン、Al ポートレート、広角歪み(補正)
超広角、スーパーナイトモード、ポートレートモード、HDRモード、パノラマモード、AIシーン認識、ビューティーモード、Googleレンズ
<動画撮影>
4K ウルトラHDビデオ録画、タイムラプス、スローモーション、適応型手ぶれ補正機能(前面と背面の両方)
<カメラの画素数を比較>
- 新モデル「DOOGEE Blade GT」・・・背面:48MP + 5MP / 前面:20MP
- 前モデル「DOOGEE S200」・・・背面:100MP + 20MP + 2MP / 前面:20MP
バッテリー・充電性能を確認・何時間使える?節約モードはある?
新モデル「DOOGEE Blade GT」は5500mAhの大容量バッテリーを搭載し、「タフネス」の名にふさわしい長時間の使用が可能です。
スタンバイ状態で最大530時間、音楽再生なら最大24時間、通話なら最大22時間、ウェブブラウジングなら最大9時間、ビデオ再生なら最大7.5時間もの長時間駆動を実現。長時間の外出や旅行でも、バッテリー切れの心配をすることなく、安心して使い続けられます。アウトドアやキャンプなど、電源確保が難しい環境でも、DOOGEE Blade GTなら安心です。
また、バッテリー残量が少なくなってきたら、バッテリー節約モードや省電力モードを活用しましょう。必要な機能だけを有効にすることで、消費電力を抑え、バッテリーを長持ちさせます。長時間のフライト中や、災害時など、充電ができない状況でも、省電力モードを活用することで、バッテリーを節約し、必要な時にスマホを使えるように備えられます。
さらに、DOOGEE Blade GTは18Wの急速充電に対応。忙しい朝でも、外出前に素早く充電できるので、時間を有効活用できます。バッテリー残量が少なくなっても、急速充電を使えば、短時間で充電できるので、すぐにスマホを使えるようになります。
<バッテリー・充電性能を比較>
- 新モデル「DOOGEE Blade GT」・・・5500 mAh / 18W急速充電
- 前モデル「DOOGEE S200」・・・10100 mAh / 33W急速充電
「DOOGEE Blade GT」のデメリット
「DOOGEE Blade GT」は高性能なタフネス スマートフォンですが、デメリットもあります。購入する前によく確認しておきましょう。
望遠レンズとマクロレンズがない
DOOGEE Blade GTは、標準レンズと広角レンズを搭載していますが、望遠レンズとマクロレンズは搭載していません。
望遠レンズがないため、遠くのものを大きく写すことはできません。また、マクロレンズがないため、花や昆虫などに近づいて大きく撮影することはできません。
RGBライトが発光するエリアが小さい・カスタマイズも限定的
DOOGEE Blade GTのRGBライトは、背面のDOOGEEロゴ周辺にのみ配置されており、発光エリアが狭いです。また、発光パターンもプリセットされているものに限定されます。
一方、Nothing Phone (2) のGlyphインターフェースは、各セグメントの発光パターンやタイミングを細かく設定できるなど、カスタマイズ性が高いです。Blade GTのLight Elfは、プリセットパターンとユーザー設定がありますが、カスタマイズの自由度は高くありません。
「DOOGEE Blade GT」のスペック
- ディスプレイ 6.72インチ、解像度2400 x 1080 pxのIPS
※FHD+/1670万色/画面比率86%/1400:1/グローブモード - リフレッシュレート 120Hz
- プロセッサ MediaTek Dimensity 7050
※6nm/64bit/8コア/最大2.6GHz - CPU: Octa-core (2×2.6 GHz Cortex-A78 & 6×2.0 GHz Cortex-A55)
- GPU Mali-G68 MC4
- RAM(メモリ) 12GB
- ストレージ 256GB
- 拡張ストレージ microSDカードで最大2TBまで拡張可能
- バッテリー 5500 mAh ※バッテリー節約モード、省電力モードあり
- 駆動時間 スタンバイで530時間、音楽で24時間、通話で22時間、ウェブブラウジングで9時間、ビデオ再生で7.5時間
- 充電 18W急速充電
- 背面カメラ 48MP + 5MP
- 前面カメラ 20MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi: 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz、5GHz)、Bluetooth 5.2
- インターフェース USB Type-C (OTG)
- スピーカー 1216 レベル リニア防水スピーカー スマート PA 付き
- 防水防塵 IP68/69K防水防塵
- 耐久性 MIL-STD-810H準拠
- 生体認証 顔認証、指紋認証
- OS Android 14
- サイズ 178.5 x 83.5 x 10.5 mm
- 重量 260g
- カラー シルバー(Flowing Light Silver)、ブラック(Moon Shadow Black)
- SIMカード Nano SIM(デュアルSIM)
対応バンド
「DOOGEE Blade GT」は5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
5G: n1/n3/n7/n8/n28/n38/n41/n77/n78/n79
4G: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B25/B26/B28AB/B34/B38/B39/B40/B41/B66
3G: B1/B2/B4/B5/B8
5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、その両方に対応しています。
4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
対応バンドの詳細
ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線、楽天モバイル回線のバンドにどのくらい対応しているのか、調べてみました。
- ドコモ・・・4G: B1, B3, B19, B21, B28, B42、5G: n77, n78, n79 に対応
- au・・・4G: B1, B18, B26, B41、5G: n77, n78 に対応
- ソフトバンク・・・4G: B1, B3, B8, B41、5G: n77 に対応
- 楽天モバイル・・・4G: B3, B18, B26、5G: n77 に対応
ただし、以下の点にご注意ください。
au回線のプラチナバンド(B18, B26)に対応していますが、ソフトバンク回線のプラチナバンド(B8)のみに対応しています。そのため、ソフトバンク回線では郊外や山間部など電波状況が良くない場所での利用は難しい可能性があります。
また、5G はまだエリアが限られています。5G を利用するには、対応エリア内である必要があります。
SIMカードの種類や契約内容によっては、利用できない場合があります。事前に各キャリアにご確認ください。
結論として、DOOGEE Blade GT は主要4キャリアのバンドに対応しており、幅広いエリアで利用可能です。 特にドコモ回線、au回線、楽天モバイル回線では、主要バンドにしっかり対応しているため、快適に利用できるでしょう。
ソフトバンク回線に関しては、プラチナバンドの一部に対応していないため、エリアによっては電波状況にご注意ください。
「DOOGEE Blade GT」の評価
7つの基準で「DOOGEE Blade GT」を5段階で評価してみました。
- 画面の見やすさ:★★★★
- スペック:★★★★
- 耐久性:★★★★★
- 通信:★★★★★
- 機能:★★★★★
- デザイン:★★★★★
- 使いやすさ:★★★★★
- 価格:★★★
<総合評価>
DOOGEEから発売された防水防塵対応の5Gスマートフォンです。
Nothing Phone (2) のGlyphインターフェースのような光る演出で通知などを知らせる機能を備えています。
DOOGEE S200よりもいいのか?
DOOGEE S200とは同じプロセッサとメモリを搭載しているため、どちらを購入するべきか迷ってしまいがちです。
どちらにするべきかはもちろん、RGBライトをとるか、サブ液晶をとるかで変わってきますが、
それ以外にボディの厚さや重さも大きく影響します。
DOOGEE S200の場合は厚さ16.0 mm、重さ365gで、持ち歩きにはあまり適していません。
それに対し、「DOOGEE Blade GT」は厚さ10.5 mm、重さ260gと非常に軽く携帯性に優れています。
ただし、DOOGEE S200の場合は10100 mAhバッテリー搭載で、100MPの3眼カメラを搭載するなど、Blade GTにはないメリットがあります。
薄型軽量ボディをとるか、それとも大容量バッテリーをとるかをじっくりと考えて、どちらかを選択しましょう。
「DOOGEE Blade GT」に最適な人は?
ズバリ、デザイン性と機能性を重視する人に最適です。
一般的なスマホにはない光るギミック効果は個性的なスマホを求める人に最適です。
また、光による通知機能が音楽との連動機能、カメラのAI機能など、
多彩な機能を求める人にもぴったりです。
もちろん、防水防塵、MIL規格に加えて、内部設計まで頑丈なので、Nothing Phoneの耐久性に不安を感じる人にもおすすめです。
デザイン性にも優れているので、スマートフォンを通話するだけでなく、ファッションアイテムとして使いたい人にもおすすめします。
「DOOGEE Blade GT」の価格・購入先
「DOOGEE Blade GT」はDOOGEE公式サイトや、AliExpressなどのECサイトで購入できます。
DOOGEE公式サイト
$459.99 USD で販売されています。
DOOGEE公式サイトで「DOOGEE Blade GT」をチェックする
ECサイト
AliExpressで54,543円、
で販売されています。
Amazonで「DOOGEE Blade GT」をチェックする
楽天市場で「DOOGEE」をチェックする
ヤフーショッピングで「DOOGEE」をチェックする
AliExpressで「DOOGEE Blade GT」をチェックする
米国 Amazon.comで「DOOGEE Blade GT」をチェックする
※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説
おすすめの類似製品を紹介!
「DOOGEE Blade GT」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。
「Blackview BV8100」
Blackviewから発売された6.5インチの4G スマートフォンです。
Android 14 ベースのDoke-OS 4.0、MediaTek Helio G99、8GB LPDDR4X メモリ、2.4K液晶、256GB UFS 2.1ストレージ、8800 mAhバッテリー、背面50MP + 13MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラ、ジャイロスコープを搭載しています。
また、デュアルLEDライト(照明モード、SOSモード)、45W急速充電、リバースチャージ(5W逆充電)、カスタマイズキー、グローブモード、IP68/69K防水防塵、MIL-STD-810H、アウトドアツール、最大16GBまでのメモリ拡張、最大1TBまでのストレージ拡張、リフレッシュレート 120Hz、タッチサンプリングレート 240Hz、冷却システム、ゲームモード、NFC/Google Pay、USB Type-C (OTG)、4G LET通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで54,900円(税込)、楽天市場で62,403円(送料無料)、AliExpressで29,740円、です。
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「DOOGEE S200」
DOOGEEから発売された6.8インチの防水対応 5Gスマートフォンです。
Android 14、MediaTek Dimensity 7050、12GB DDR5 メモリ、6.78型の2.4K液晶、1.32インチのAMOLED サブ液晶、256GBストレージ、10100 mAhバッテリー、背面100MP + 20MP + 2MPの3眼カメラ、前面20MPのフロントカメラを搭載しています。
また、リフレッシュレート 120Hz、33W急速充電、OTG逆充電(リバースチャージ)、IP68/69K防水防塵、MIL-STD-810H、アウトドアツール 高音質 スピーカー、サイド指紋認証、Google Pay、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetoothに対応しています。
価格は、楽天市場で45,900円、ヤフーショッピングで44,800円、AliExpressで33,277円、です。
関連記事:防水で近未来的「DOOGEE S200」のメリット・デメリットを解説
「OUKITEL WP35」
OUKITELから発売された6.6インチの5Gスマートフォンです。
Android 14、MediaTek Dimensity 6100+、8GB LPDDR4X メモリ、2.4Kの液晶、256GB UFS2.2ストレージ、11000 mAhバッテリー、背面 64MP + 8MP +2MPの3眼カメラ、前面32MPのフロントカメラ搭載で、
最大24GBまでのメモリ拡張、ダイヤモンドパターンのデザイン、18W 急速充電、IP68/IP69K 防水防塵、MIL-STD-810H、最大2TBまでのストレージ拡張、FMラジオ、指紋認証、顔認証、USB Type-C 2.0 (OTG) 、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2、4衛星測位のGPSに対応しています。
価格は、Amazonで39,900円(税込・10,000円OFF)、楽天市場で47,125円(送料無料)、AliExpressで22,666円、米国 Amazon.comで$269.99、です。
関連記事:防水でオシャレ「OUKITEL WP35」のメリット・デメリットを解説
「FOSSiBOT F109」
FOSSiBOTから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです。
Android 14、MediaTek Dimensity 6300、8GB LPDDR4X、HD+液晶、1.32インチのサブ液晶、256GB UFS ストレージ、10600 mAhバッテリー、背面50MPのメインカメラ、前面16MP + 5MPの2眼カメラ、ジャイロスコープ、コンパスを搭載しています。
また、最大16GBまでのメモリ拡張、カスタマイズキー、18W急速充電、IP68/69K防水防塵、MIL-STD-810H、アウトドアツール、強化ガラス「ドラゴントレイル」、FMラジオ、指紋認証、顔認証、最大2TBまでのストレージ拡張、USB 2.0 Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで44,900円(7000円OFFクーポン付き)、楽天市場で37,890円(送料無料)、AliExpressで28,799円、米国 Amazon.comで$279.99、です。
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他のDOOGEEスマホと比較
他にもDOOGEEのスマートフォンが販売されています。2024年モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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