AI処理に特化したエンジンを搭載した「Minisforum AI370」。早くも「信じられないほどのパワーでAI処理にも強い」と評判です。しかし、その一方で「他のミニPCでも十分なのでは?」という意見もあり、購入を迷っている人も多くいるようです。
そこで、今回はその性能の違いをよく知ってもらうために、次の10点を重点的に解説します。
- プロセッサ(Ryzen AI 9 HX 370の性能)
- AIの性能
- グラフィック性能
- ゲーム性能
- デザイン(サイズ・重量)
- 接続ポート
- 映像出力
- メモリ
- ストレージ
- 冷却性能
また、前モデル「MINISFORUM UM890 Pro」、「MINISFORUM UH125 Pro」との違いも紹介!ベンチマークやスペック、
購入する前に知っておきたいデメリット、評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「Minisforum AI370」とは?
「Minisforum AI370」(ミニスフォーラム エー370)は2024年11月に中国 Minisforumから発売されたミニPCです(発表は10月)。
AMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサとWindows 11を搭載しています。
前モデルには2024年6月に発売されたRyzen 9 8945HS プロセッサ搭載の「MINISFORUM UM890 Pro」があります。
このミニPCは「人気のPCゲームもサクサク遊べる」、「USB4ポートやOCuLinkポートが使えるのが便利」と評判でした。
Minisforumからはこの他にもIntel Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載した「MINISFORUM UH125 Pro」も発売し、
好評を得ています。
新モデルはAMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサ搭載で、高いAI性能を発揮できることで話題になっています。
もちろん、AIアシスタントの「Microsoft Copilot」(マイクロソフト コパイロット)も快適に使えますよ。
それでは早速どんなミニPCなのか、その価格や特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
この製品の購入はこちら→ Amazon リンク
公式ページ:Minisforum EliteMini AI370ミニPC|AMD Ryzen™ AI 9 HX 370
価格は約16万円・10万円前後の高性能なミニPCよりもお買い得なのか?
新モデル「Minisforum AI370」のくわしい特徴(メリット)を見ていく前に、関連した製品の価格を全体的に抑えておきましょう。
Minisforum AI370
まず、新モデル「Minisforum AI370」はMINISFORUM公式サイトで179,980円で販売されています。公式サイトでは7,500円クーポンコード(AI370)があり、それを決済前に入力することで、割引されます。
また、10月29-11月19日の期間限定のプレゼントがあり、15000円ギフト カード+収納ポーチがもらえるようになっています。これらの割引を含めると、結局 157480円 で購入できるようです。
MINISFORUM UM890 Pro
一方、AMD Ryzen 9 8945HS搭載の前モデル「MINISFORUM UM890 Pro」はAmazonで127,963円(税込・セール価格)で販売中。
MINISFORUM UH125 Pro
Intel Core Ultra 5 125H搭載の「MINISFORUM UH125 Pro」はAmazon クーポン適用で108,374円(税込)で販売されていました。
Beelink SER9
他メーカーでは、新モデルと同じRyzen AI 9 HX 370搭載のミニPC「Beelink SER9」がAmazonで142,400円で発売中です。こちらはMac mini風のデザインで、スピーカーとマイクを内蔵しています。
GMKtec NucBox K8 Plus
また、Ryzen 7 8845HS搭載の「GMKtec NucBox K8 Plus」がAmazonクーポン適用で96000円で販売中。
Mac mini M4
M4チップを搭載したApple「Mac mini M4」は楽天市場で96,100円(税込)、
その他
Ryzen 9 8945HS搭載の「GEEKOM A8」は134,000円、
Ryzen 7 8845HS搭載の「Beelink SER8」はAmazonクーポン適用で98,800円(税込)で販売されていました。
AIに強いミニPCは12万前後になることが多く、安いものでも10万円前後になるようです。その場合、新モデルとの価格差は約 6万円になります。
果たして新モデル「Minisforum AI370」はこれらのミニPCよりもお買い得なのでしょうか?
くわしい特徴(メリット)を見てみましょう。
違い1:Ryzen AI 9 HX 370の性能とベンチマーク
「Minisforum AI370」はAMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサを搭載しています。
このプロセッサはAMDが2024年に発表した、Zen 5 アーキテクチャ採用のモバイル向けのプロセッサで、
高性能と省電力を両立させつつ、AI処理ユニット「XDNA 2」を搭載しています。
具体的には、4nmプロセスで製造された12コア、24スレッド、最大5.1GHzのCPUを搭載し、TDP28Wで動作。
画像認識、自然言語処理、音声認識など、様々なAI処理も高速に実行できます。
CPUのベンチマーク
PassmarkのCPUベンチマークは約 3万5千を記録しています。
インテルのCore i7-13700H(Passmark:27156)よりも約8千高いスコアで、
Ryzen 7 8700G(Passmark:31723)やRyzen 9 8945HS(Passmark:29246)よりも性能が高くなります。
性能的には現時点で最高のパフォーマンスを発揮できるプロセッサであるといえます。
<CPUのベンチマーク結果 一覧>
- PassmarkのCPUベンチマークで「35427」
- Geekbench 6のシングルコア「2973」、マルチコア「12758」
- Cinebench R23 シングルコア「1623」、マルチコア「23780」
- Cinebench 2024 シングルコア「110」、マルチコア「940」
<ベンチマークの結果から分かること>
PassmarkのCPUベンチマークスコアが35427であることから、Ryzen AI 9 HX 370は非常に高いマルチスレッド性能を持つことがわかります。これは、多数のコアとスレッドを効率的に活用できる処理において、優れたパフォーマンスを発揮することを意味します。
シングルコアとマルチコアの性能
Geekbench 6のスコアを見ると、シングルコアが2973、マルチコアが12758となっています。シングルコア性能も非常に高いレベルにありますが、マルチコア性能はそれをさらに上回るスコアを示しています。
このことから、Ryzen AI 9 HX 370は、シングルスレッド処理だけでなく、マルチスレッド処理においても高い性能を発揮できることがわかります。特に、マルチコア性能の高さは、動画編集、3Dレンダリング、科学技術計算など、複数のコアを同時に使用するタスクにおいて有利に働きます。
Cinebenchでの性能
Cinebench R23およびCinebench 2024のスコアも、Ryzen AI 9 HX 370の高性能さを示しています。Cinebench R23では、シングルコアが1623、マルチコアが23780というスコアを記録しており、特にマルチコア性能が際立っています。
Cinebench 2024では、シングルコアが110、マルチコアが940となっており、新しいバージョンのベンチマークにおいても高い性能を維持していることが確認できます。これらの結果から、Ryzen AI 9 HX 370は、CPUに高い負荷がかかるレンダリング処理においても優れたパフォーマンスを発揮することが期待できます。
まとめ
総合的に見ると、Ryzen AI 9 HX 370は、シングルコア性能、マルチコア性能ともに非常に高いレベルにあり、幅広い用途で高いパフォーマンスを発揮できるプロセッサであると言えます。特に、マルチスレッド処理に最適化されており、クリエイティブな作業や科学技術計算など、高い処理能力を必要とするタスクにおいて、その真価を発揮するでしょう。
Ryzen AI 9 HX 370性能を比較
Passmarkベンチマークのデータから、Ryzen AI 9 HX 370は比較対象とした他のCPUと比べて、非常に高い性能を持っていることがわかります。
<CPUランキング>
※PassmarkのCPUベンチマーク(マルチ)のスコアで比較したものです。
- 1.★ Ryzen AI 9 HX 370 (Minisforum AI370)・・・Passmark:35427
- 2.AMD Ryzen 7 8700G (Minisforum MS-A1)・・・Passmark:31723
- 3.Ryzen 9 7940HS (GEEKOM A7 / MINISFORUM UM790 Pro)・・・Passmark:30504
- 4.AMD Ryzen 9 8845HS (GEEKOM A8)・・・Passmark:29381
- 5.AMD Ryzen 9 8945HS (MINISFORUM UM890 Pro)・・・Passmark:29246
- 6.Ryzen 7 7840HS (Beelink SER7/MINISFORUM UM780 XTX)・・・Passmark:29937
- 7.Core i9-13900H (Minisforum MS-01)・・・Passmark:29694
- 8.Ryzen 7 8845HS (Retro Mini PC AM02 / GEEKOM A8/Beelink SER8/GMKtec NucBox K8)・・・Passmark:28708
- 9.Core Ultra 9 185H (Minisforum AtomMan X7 Ti)・・・Pssmark:28465
- 10.Core i9-12900H (GEEKOM XT12 Pro)・・・Passmark:28206
<比較から分かること>
まず、Ryzen AI 9 HX 370は、Passmarkスコアで「35427」を記録しており、これは2位のRyzen 7 8700G (31723) を大きく上回っています。このことから、Ryzen AI 9 HX 370は、Zen 4アーキテクチャの採用や、最大5.0GHzの高い動作周波数などにより、従来のRyzenシリーズよりも高い処理能力を実現していると考えられます。
また、Ryzen AI 9 HX 370は、IntelのハイエンドCPUであるCore i9-13900H (29694) やCore Ultra 9 185H (28465) と比べても、高いスコアを記録しています。モバイル向けCPUでありながら、デスクトップ向けCPUに匹敵する、あるいは凌駕する性能を持っていると言えるでしょう。
さらに、同じモバイル向けのRyzen 9 7940HS (30504) やRyzen 9 8945HS (29246) と比較しても、Ryzen AI 9 HX 370は高い性能を示しています。これは、Ryzen AI 9 HX 370が、より高いTDP設定で動作することで、性能を引き出しているためと考えられます。
これらの結果から、Ryzen AI 9 HX 370は、モバイル向けCPUとして非常に高い性能を持つことがわかります。最新のゲームやクリエイティブな作業など、高い処理能力が求められる用途にも十分に対応できるでしょう。また、内蔵GPUのRadeon 890Mも高性能であるため、外部GPUを搭載しない薄型軽量ノートPCでも、ある程度のゲーミング性能を期待できます。
違い2:XDNA 2 AIエンジンで1秒間に50兆回のAI演算を実行できる
「Minisforum AI370」はAMD Ryzen AI 9 HX 370プロセッサのXDNA 2 AIエンジンにより、高いAI性能を発揮できます。
具体的には、50 AI TOPS の処理能力を備え、1秒間に50兆回のAI演算を実行できます。
この処理能力を利用することで、画像認識、自然言語処理、音声認識などを高速に処理し、
AIを活用した処理も高速に行えるようになっています。
例えば、
- 画像の自動編集
- 動画の自動生成
- 音楽の自動作曲
などのクリエイティブな作業や、
- 顧客対応の自動化
- データ分析
- 不正検知
などビジネス分野での効率化にも役立てることができます。
なお、Ryzen AI 9 HX 370プロセッサはAI処理を低消費電力で行えるようになっています。
そのため、本体を高熱化させることなく、AI処理をさまざまなアプリやサービスで利用できます。
<AI性能を比較比較>
- 1.「Minisforum AI370」・・・50 AI TOPS
- 2.「MINISFORUM UM890 Pro」・・・16 AI TOPS
- 3.「Mac mini M4」・・・11TOPS
違い3:グラフィック性能
AMD Ryzen AI 9 HX 370プロセッサに内蔵されているGPUはRadeon 890M グラフィックスで、
ゲームや写真編集、動画編集、音楽制作などのクリエイティブな作業で快適に動作します。
GPUのベンチマーク
3DMarkのFire Strikeによるグラフィックスコアは「7700」を記録し、約 8千前後のスコアになります。
ちょうどグラフィックボードのNVIDIA GTX 1050 と同じくらいの性能で、
比較的軽めのPCゲームや高画質なファイルを扱う動画編集、4Kなど重い画像ファイルを扱う写真編集などでも快適に動作します。
<GPUのベンチマーク結果・グラフィックスコア>
- Fire Strike グラフィックスコアで「7700」(DirectX 11)
- Time Spy グラフィックスコアで「4084」(DirectX 12)
- 3DMark Wild Life「20,500」
- 3DMark Wild Life Extreme 「6400」
<グラフィック性能を比較>
※3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで比較したものです。
- 1.GTX 1650 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:9000
- 2.Radeon 890M・・・3DMark Fire Strike:8000 前後
- 3.Radeon 780M・・・3DMark Fire Strike:8000 前後
- 4.Radeon 760M・・・3DMark Fire Strike:7800 前後
- 5.GTX 1050 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:7300
- 6.Radeon 680M・・・3DMark Fire Strike:6000 前後
- 7.GTX 950 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:6000
違い4:ゲーム性能
AMD Ryzen AI 9 HX 370プロセッサはAMD RDNA3.5アーキテクチャを採用したグラフィックスで、
様々なAAAゲームが60FPS以上で快適にプレイできます。
また、従来のグラフィックスと比較して、パフォーマンスが30%以上向上し、より快適にゲームをプレイできるようになっています。
公式サイトでは、人気ゲームの
- Baldur’s GatがFPS: 87
- SHADOW OF THE TOMB RAIDERがFPS: 77
- FARCRYがFPS: 63
- F1 22がFPS: 113
で動作することが報告されています。
ゲームのベンチマーク
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーのベンチマークでは、
- FHD解像度で最高品質(デスクトップPC)設定で「4400」(普通)
- FHD解像度で標準品質(デスクトップPC)設定で「7000」(やや快適)
を記録しています。
このスコアはやはり、負荷の高いPCゲームでは良いパフォーマンスを発揮できず、
比較的軽いゲームで快適に動作できることを示しています。
負荷の高い代表的なPCゲームは「エルデンリング」です。
AMD Ryzen AI 9 HX 370プロセッサでは画質を低に設定しても約 40 fpsしかでません(※プレイは可能です)。
ただし、負荷の高いゲームでも画質を下げることに快適に動作するものもあります。
その代表的な例は「Apex Legends」や「オーバーウォッチ2」、「フォートナイト」などです。
これらのゲームは画質を低に設定することで、90 fps以上で動作します。
やや粗めの画質になりますが、問題なくプレイできるので、やはりゲーム用のPCとしても十分に利用できるといえます。
<各ゲームタイトルのフレームレート(FPS) 一覧>
1. エルデンリング
- FHD解像度(1920×1080)での動作状況です。
- 低設定 (40.1fps): 最も低いグラフィック設定であれば、平均40.1fpsで動作します。これは、ある程度プレイアブルな状態ですが、滑らかさに欠ける場面も出てくる可能性があります。激しい戦闘シーンなどでは、カクつきを感じることがあるかもしれません。
- 中設定 (35.7fps): グラフィック設定を「中」に上げると、平均フレームレートは35.7fpsに低下します。このレベルになると、プレイ中にカクつきが目立ち始め、操作に影響が出る可能性があります。
- 高設定 (32.3fps): グラフィック設定を「高」にすると、平均32.3fpsとなり、プレイは厳しい状態になります。滑らかさを重視するプレイヤーには、おすすめできない設定です。
- 最高設定 (28.9fps): 最も高いグラフィック設定では、平均28.9fpsとなり、快適なプレイは難しいでしょう。映像は美しいですが、カクつきが頻繁に発生し、ゲームプレイに支障をきたす可能性があります。
エルデンリングをRyzen AI 9 HX 370でプレイする場合、FHD解像度であれば、グラフィック設定を「低」にすることで、ある程度プレイ可能な状態を維持できます。しかし、より滑らかな映像で楽しみたい場合は、解像度を下げるか、他のゲーミングPCを検討する必要があるでしょう。
2. Apex Legends
- FHD解像度、低画質設定(デスクトップPC向け)で平均120fpsという結果です。
- これは非常に高いフレームレートであり、非常に滑らかで応答性の高いゲームプレイが可能です。Apex Legendsのような高速な動きが求められるFPSゲームでは、高いフレームレートは非常に重要であり、Ryzen AI 9 HX 370は、このゲームを快適にプレイするための十分な性能を持っていると言えます。
3. オーバーウォッチ2
- FHD解像度、低画質設定(デスクトップPC向け)で平均95fpsという結果です。
- Apex Legends同様、非常に高いフレームレートであり、滑らかで快適なゲームプレイが可能です。95fpsであれば、激しい戦闘シーンでもカクつきを感じることはほとんどなく、正確なエイムやキャラクターコントロールが可能です。
4. モンスターハンターライズ:サンブレイク
- FHD解像度での動作状況です。
- 低設定 (197.6fps): 非常に高いフレームレートであり、極めて滑らかな映像でゲームを楽しむことができます。動きの速いモンスターの攻撃も見切りやすく、快適な狩猟体験が可能です。
- 中設定 (114.8fps): こちらも非常に高いフレームレートで、滑らかなゲームプレイが可能です。グラフィックも向上し、より美しい映像で狩りを楽しめます。
- 高設定 (45.6fps): フレームレートは低下しますが、まだプレイ可能な範囲です。しかし、より滑らかな映像を求める場合は、設定を下げることを検討した方が良いでしょう。
Ryzen AI 9 HX 370は、モンスターハンターライズ:サンブレイクをFHD解像度で非常に快適にプレイできる性能を持っています。特に「低」設定や「中」設定では、非常に高いフレームレートを維持できるため、滑らかな映像で狩りを楽しみたいプレイヤーにおすすめです。
5. フォートナイト
- FHD解像度での動作状況です。
- 低設定 (97.8fps): 非常に高いフレームレートで、滑らかで快適なゲームプレイが可能です。建築や編集などの操作もスムーズに行えます。
- 中設定 (74.7fps): フレームレートは低下しますが、それでも十分に高いレベルを維持しており、快適にプレイできます。
- 高設定 (49.1fps): フレームレートはさらに低下しますが、まだプレイ可能な範囲です。しかし、より滑らかな映像を求める場合は、設定を下げることを検討した方が良いでしょう。
- 最高設定 (33.6fps): フレームレートが大幅に低下し、プレイに支障が出る可能性があります。滑らかさを重視する場合は、設定を下げる必要があります。
- Ryzen AI 9 HX 370は、フォートナイトをFHD解像度でプレイするのに十分な性能を持っていますが、最高のグラフィック設定で快適にプレイするには、性能が不足する可能性があります。
6. STREET FIGHTER 6 ベンチマークツール
- FHD解像度での動作状況です。
- LOWEST (59.90fps): ほぼ60fpsで安定して動作します。これは、格闘ゲームにおいて非常に重要なフレームレートであり、Ryzen AI 9 HX 370は、このゲームを最低画質設定で快適にプレイできることを示しています。
- LOW (59.95fps): こちらもほぼ60fpsで安定して動作します。LOWEST設定とほとんど変わらないパフォーマンスです。
- NORMAL (51.49fps): フレームレートは低下しますが、まだプレイ可能な範囲です。しかし、60fpsを維持したい場合は、設定を下げる必要があります。
Ryzen AI 9 HX 370は、STREET FIGHTER 6をFHD解像度でプレイするのに十分な性能を持っていますが、常に60fpsを維持したい場合は、「LOWEST」または「LOW」設定でプレイすることが推奨されます。
違い5:5インチ四方のコンパクトでスタイリッシュなデザイン
新モデル「Minisforum AI370」は5インチ四方のコンパクトで、スタイリッシュな外観になっています。
サイズは127 x 130 x 46.9 mmで、CDケースより少し大きく、一般的な文庫本より小さくなります。
素材には高品質で耐久性のあるプラスチック素材を採用し、
カラーはフロストシルバーのみを用意しています。
金属製ではありませんが、頑丈で軽く、耐久性にも優れているので安心です。
前モデル「MINISFORUM UM890 Pro」と比べると、ほぼ同じ大きさですが、
厚さは新モデル「Minisforum AI370」の方が約2cmほど薄くなります。
また、「MINISFORUM UH125 Pro」と比較すると、新モデルの方が一回りサイズが小さくなり、
重さも 333gほど軽くなっています。
<サイズ・重量を比較>
- 1.「Minisforum AI370」・・・ 127 x 130 x 46.9 mm / 470g
- 2.「MINISFORUM UM890 Pro」・・・127 x 130 x 66.6 mm / 約695.5g
- 3.「MINISFORUM UH125 Pro」・・・145 x 145 x 54 mm / 803g
違い6:USB4ポートを搭載・合計で5つのUSBポートを利用できる
新モデル「Minisforum AI370」は小型ながらも様々なインターフェースを搭載し、様々な周辺機器と接続できるようになっています。
前面インターフェース
本体の前面にUSB4ポートと2つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポート、3.5 mmコンボジャックを搭載しています。
USB4ポートは最大40Gbps(ギガビット毎秒)のデータ転送速度、最大100Wの電力を供給できる USB Power Delivery(USB-PD)規格、
DisplayPort 2.0の映像出力(8K)に対応しています。
また、USB3.2 Gen2 Type-A ポートは最大10Gbpsの転送が可能です。
背面インターフェース
背面には2つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポート、HDMI 2.1ポート、DP2.0 ポート(ディスプレイポート) x1、2つの有線LAN端子(RJ45 2.5G イーサネットポート)を搭載しています。
HDMI 2.1ポートは最大8K@60Hzおよび4K@120Hzの解像度とリフレッシュレートをサポートします。
DP2.0 ポートは最大80Gbpsのデータ転送速度をサポートし、最大16K@60Hz、8K@120Hz、4K@240Hzで映像出力できます。
USB端子の数
USB端子は前面にあるUSB4ポートと2つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポート、背面にある2つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポートを合わせて、
合計で5つのUSBポートを利用できるようになっています。
USBポートの数が多いため、別途USBハブなどを用意する必要はありません。
<USBポートを比較>
- 1.「Minisforum AI370」・・・USB4と4つのUSB3.2 Gen2 Type-A (合計5つ)
- 2.「MINISFORUM UM890 Pro」・・・2つのUSB 4.0、4つのUSB3.2 Gen2(合計6つ)
- 3.「MINISFORUM UH125 Pro」・・・2つのUSB4、2つのUSB3.2 Gen2、USB3.2 Gen1、USB2.0(合計6つ)
違い7:3画面出力に対応・DP2.0ポート搭載で最大16Kの映像出力も利用できる
新モデル「Minisforum AI370」はUSB4ポート、HDMI2.1、DP2.0を利用し、3つのモニターに同時に映像出力できるようになっています。
- USB4ポート・・・DisplayPort 2.0の映像出力(8K)に対応
- HDMI2.1・・・最大8K@60Hzおよび4K@120Hzの解像度とリフレッシュレートをサポート
- DP2.0・・・最大80Gbpsのデータ転送速度をサポートし、最大16K@60Hz、8K@120Hz、4K@240Hzをサポート
前モデル「MINISFORUM UM890 Pro」は2つのUSB4、HDMI 2.1、DP1.4ポートを利用して4画面 出力が可能でした。
「MINISFORUM UH125 Pro」も4画面出力(USB4 x2、HDMI 2.0、DP1.4)に対応しています。
新モデルは出力できるモニターの数が1つ少ないですが、
DP2.0に対応し、最大16K@60Hzや8K@120Hzの映像出力も利用できるようになっています。
<映像出力を比較>
- 1.「Minisforum AI370」・・・3画面出力(USB4、HDMI2.1、DP2.0)
- 2.「MINISFORUM UM890 Pro」・・・4画面 出力(USB4 x2、HDMI 2.1、DP1.4)
- 3.「MINISFORUM UH125 Pro」・・・4画面出力(USB4 x2、HDMI 2.0、DP1.4)
違い8:32GB LPDDR5X メモリで高速に転送できる
新モデル「Minisforum AI370」は32GB LPDDR5X-7500MHz メモリを搭載しています。
このメモリは7500 MT/sの高速転送に対応しています。
そのため、複数のアプリケーションを同時に起動したり、重い処理を行う場合でも、快適に動作します。
なお、オンボード仕様のため、メモリを増設することはできません。
前モデル「MINISFORUM UM890 Pro」は32GB / 64GB DDR5-5600MHz メモリを搭載し、最大64GBまで増設できました。
「MINISFORUM UH125 Pro」は32GB DDR5-5600MHz メモリを搭載し、最大96GBまで増設できるようになっています。
<メモリ仕様を比較>
- 1.「Minisforum AI370」・・・32GB LPDDR5X-7500MHz(増設不可)
- 2.「MINISFORUM UM890 Pro」・・・32GB / 64GB DDR5-5600MHz(最大64GBまで)
- 3.「MINISFORUM UH125 Pro」・・・32GB DDR5-5600MHz(最大96GBまで)
違い9:1TBのM.2 SSD ストレージを搭載・2スロット搭載で、最大4TBまで増設できる
新モデル「Minisforum AI370」は1TBのM.2 M.2 2280 PCIe4.0 SSD ストレージを搭載しています。
このストレージはNVMe規格で、従来のSATA SSDよりも高速なデータアクセス速度を実現し、OSやアプリケーションの起動、ファイルの読み書きなどを高速化します。
また、2つのM.2 2280 PCIe4.0 SSD スロットを搭載し、合計で最大4TBまで増設できます。
<ストレージを比較>
- 1.「Minisforum AI370」・・・1TB M.2 2280 PCIe4.0 SSD(合計で4TB)
- 2.「MINISFORUM UM890 Pro」・・・ 512GB/1TB M.2 2280 PCIe4.0 SSD x2(合計で4TB)
- 3.「MINISFORUM UH125 Pro」・・・1TB M.2 2280 PCIe 4.0 SSD(最大4TB)
違い10:3本の銅製ヒートパイプ、ヒートシンク、大型ファンで熱を効率よく排出できる
新モデル「Minisforum AI370」は AMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサを安定して動作させるため、強力な冷却システムを搭載しています。
具体的には、CPUの熱を効率的にヒートシンクに伝える、3本の銅製ヒートパイプを搭載。
表面積の広いヒートシンクで本体内の熱を循環させ、大型の静音ファンで熱を外部に排出します。
前モデル「MINISFORUM UM890 Pro」はCold Wave 2.2と呼ばれる強力な冷却システムを搭載し、
液体金属グリス、8mm径ヒートパイプ、高密度ブレードファンで効率的に熱を排出していました。
「MINISFORUM UH125 Pro」も冷却システムを搭載し、銅製ヒートパイプ、最適化されたエアフロー、大型冷却ファンで熱を排出します。
<冷却システムを比較>
- 1.「Minisforum AI370」・・・3本の銅製ヒートパイプ、広い面積のヒートシンク、大型の静音ファン
- 2.「MINISFORUM UM890 Pro」・・・Cold Wave 2.2、液体金属グリス、8mm径ヒートパイプ、高密度ブレードファン
- 3.「MINISFORUM UH125 Pro」・・・銅製ヒートパイプ、最適化されたエアフロー、大型冷却ファン
「Minisforum AI370」のデメリット
「Minisforum AI370」のデメリットを紹介します。
デメリット1:Oculinkポートがない
「Minisforum AI370」はOculinkポートを搭載していません。
そのため、最大63Gbpsの高速転送で、外付けのGPUボックス「GPD G1」と接続し、グラフィック性能を大幅に上げることができません。
一方、前モデル「MINISFORUM UM890 Pro」と「MINISFORUM UH125 Pro」はOculinkポートを搭載しています。
デメリット2:4画面出力に対応していない
「Minisforum AI370」は4つのモニターに同時に映像出力することができません。
一方、前モデル「MINISFORUM UM890 Pro」は4画面出力に対応しています。
デメリット3:メモリを増設できない
「Minisforum AI370」はオンボード仕様のため、メモリの容量を増設できません。
一方、前モデル「MINISFORUM UM890 Pro」は最大64GBまで、
「MINISFORUM UH125 Pro」は最大96GBまでメモリを増設できます。
Minisforum AI370のスペック
- プロセッサ AMD Ryzen AI 9 HX 370
※Zen 5(4nm)/12コア/24スレッド/最大5.1GHz/TDP28W - NPU XDNA 2 (NPU Performance:50TOPS、Total Processor Performance:最大 80 TOPS)
- GPU Radeon 890M(16CU)
- RAM(メモリ)32GB LPDDR5X-7500MHz ※オンボード
- ストレージ 1TB M.2 2280 PCIe4.0 SSD スロット x2
- 外部ストレージ 合計で最大4TBまで増設が可能
- 電源 DC 19V(電源アダプター含み)
- ワイヤレス通信 Wi-Fi6E、Bluetooth 5.3 (M.2 2230 WIFI サポート)
- 有線LAN 2500Mbps LAN x2
- 前面インターフェース USB4ポート x1、USB3.2 Gen2 Type-A ポート x2、3.5 mmコンボジャック x1
- 背面インターフェース USB3.2 Gen2 Type-A ポート x2、HDMI 2.1 x1、DP2.0 x1、RJ45 2.5G イーサネットポート x2
- 映像出力 8K・3画面出力(USB4ポート、HDMI2.1、DP2.0)
- 冷却システム 大型ファン(CPU静音ファン、SSDスマートファン)、3つの銅製ヒートパイプ、効率的な放熱性能、静音
- OS Windows 11(※Copilot インストール済み)
- サイズ 127 x 130 x 46.9 mm
- 重量 470g
- カラー フロストシルバー
- 付属品 電源アダプター x1、電源ケーブル x1、HDMI ケーブル x1、取扱説明書(日本語対応) x1
Minisforum AI370の評価
7つの基準で「Minisforum AI370」を5段階で評価してみました。
- スペック:★★★★★
- デザイン:★★★★
- 通信:★★★★
- 機能(拡張性):★★★
- 冷却性能:★★★★
- 使いやすさ:★★★★★
- 価格:★★★
<総合評価>
Minisforumから発売されたAMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサを搭載したミニPCです。
パワフルな性能を発揮しつつ、AI処理に優れたXDNA 2 AIエンジンを備え、高いAI処理能力も備えています。
まず、いろいろと調べてみた結果気づいたのは、非常にCPUの性能が高く、かつAIの性能も高いということです。
従来のAMD Ryzen 9 8945HS プロセッサも非常に高いCPU性能を備えていましたが、
AIの処理能力は16 AI TOPS で、それほど高くはありませんでした。
一方、Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサはAI処理能力にも優れ、50 AI TOPSを実現しています。
つまり、Ryzen 9 8945HSよりも3倍以上高いAI処理能力を持っており、
非常に負荷のかかるAI処理でもスムーズに行えるという特徴があります。
具体的に想定される作業としては、高画質な動画の生成です。
画像を生成するくらいなら、それほど高い性能は不要ですが、
高画質な動画をAIで生成するとなると、かなりの負荷がかかり、
やや古めの中古パソコンごときでは全く使い物になりません。
しかし、「Minisforum AI370」ではそのような作業でも、CPUの超パワフルな性能と組み合わせて、
サクサク行えるのです。
さらにAIで動画を自動生成できるようになると、「テキストを書く」→「それに合わせた動画をAIで自動生成する」、
という流れで、YouTubeなどに投稿する動画を大量に作成することが可能になります。
もちろん、面白い動画コンテンツを作れば、それに見合った報酬を得ることも可能です。
これがいわゆるAI革命の一例です。
利用する人は利益が増え、利用しない人はどんどん利益が少なくなっていくという仕組みです。
何に利用するかは人によって違うと思いますが、
AIの性能が高いPCを使ってコンテンツを作成出来る方が優位であることは明らかです。
(まとめ)
新モデル「Minisforum AI370」は非常にパワフルなCPU性能と優れたAI処理能力を搭載し、
従来では難しかった負荷のかかる処理もスムーズに行えるようになっています。
うまく利用すれば、多くのコンテンツを作成し、それに見合った利益が得られるのが魅力です。
これからAIを使ってどんどんコンテンツを作っていきたいと考えている人におすすめです。
Minisforum AI370の価格・購入先
MINISFORUM公式サイト
179,980円、で販売されています。
※7,500円クーポンコード(AI370)をコピーしてチェックアウト時にご利用できます。※チェックアウトする前に製品をカートに追加してください。ギフトは自動的にカートに追加されます。
※プレゼントあり(10月29-11月19日の期間限定):15000円ギフト カード+収納ポーチ(灰色 / 280*210*90mm)
MINISFORUM公式サイトで「Minisforum AI370」をチェックする
※支払い方法はApple Pay、クレジットカード、PayPalです。
ECサイト
楽天市場で186,990円(送料無料)、
AliExpressで176,209円、
です。
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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
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おすすめの類似製品を紹介
「Minisforum AI370」に似た性能をもつミニPCも販売されています。
MINISFORUM AI X1 Pro
MINISFORUMから発売されたAMD Ryzen AI 9 HX 370 搭載のミニPCです(2025年4月 発売)。
DDR5 5600MHzメモリ(最大96GB)、M.2 2280 PCIe4.0 NVME SSD (最大12TB、最大読み書き速度7000MB/s)、Copilotボタン、スピーカー、デュアルマイクアレイ、指紋認証ボタン (Windows Hello対応)、Windows 11 Proを搭載しています。
また、OCuLink (PCIe 4.0×4)による外部GPU接続、最大96GBまでのメモリ拡張、合計で最大12TBまでのストレージ拡張、最大4画面同時出力、冷却システム、VESAマウント、SDカードスロット、
USB4ポート (Alt PD in 100W & PD out 15W)、HDMI 2.1 FRL (4K@120Hz | 8K@60Hz)、DP 2.0 (4K@1260Hz | 8K@60Hz)、USB 3.2 Gen2 Type-Aポート (10Gbps) x2、USB2.0 Type-A ポート x1、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、2.5G デュアル有線LAN、に対応しています。
価格は、Amazonで186,980円(税込・35526円 OFFクーポン付きで実質151,454円)、楽天市場で150,962円+送料、ヤフーショッピングで150,962円、です。
関連記事:MINISFORUM AI X1 Proレビュー!AI性能と拡張性で進化したミニPC
GMKtec EVO-X1
GMKtecから発売されたAMD Ryzen AI 9 HX 370 搭載のミニPCです(2024年12月20日 発売)。
32GB or 64GB LPDDR5X 7500MHzメモリ、1TB or 2TB PCIe 4.0 M.2 2280 SSD NVMeストレージ、Windows 11 Proを搭載しています。
また、8K 3画面出力(USB4,DP2.1,HDMI 2.1)、Oculinkポート、冷却システム、最大8TBまでのストレージ拡張(M.2 2280 PCIe 4.0)、
縦置きスタンド、USB 4.0 (PD/DP/DATA) x1、USB 3.2 Gen2 (10Gbps) x4、USB 2.0 x2、WiFi 6 (2.4GHz/5.0GHz)、 Bluetooth 5.2、2.5Gデュアル 有線LANに対応しています。
価格は、Amazonで135,200円(税込・32GB+1TBモデル)、楽天市場で159,347円(送料無料)、米国 Amazon.comで$1,159.99(32GB+1TBモデル)、です。
関連記事:GMKtec EVO-X1レビュー!8K対応Oculink付きAIミニPCの実力
Beelink SER9
Beelinkから発売されたAMD Ryzen AI 9 HX 370搭載のミニPCです(2024年10月 発売)。
32GB DDR5 7500 MHzメモリ、1TB M.2 2280 PCle4.0 x4 ストレージ、デュアルスピーカー、マイクを搭載しています。
また、50TOPSのAI処理能力、4K 3画面出力 (USB4、Displayport 1.4、HDMI 2.0)、冷却システム、最大64GBまでのメモリ拡張、 最大8TB (M.2 2280 PCle4.0 x4)のストレージ拡張、
USB4 (40Gbps/PD3.0/DP1.4) x1、Type-C (10Gbps/Data) x1、USB 3.2 (10Gbps) x2、USB 2.0 (480Mbps) x2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5Gギガビット有線LANに対応しています。
価格は、Amazonで142,400円(税込)、楽天市場で160,635円(送料無料)、AliExpressで155,890円、米国 Amazon.comで$999.00、です。
関連記事:AIで爆速! Beelink SER9をレビュー!Mac miniより魅力的?
GEEKOM GT1 Mega
GEEKOMから発売されたIntel Core Ultra 9 185H / Core Ultra 7 155H / Core Ultra 5 125H 搭載のミニPCです(2024年10月発売)。
32GB DDR5 5600MHz メモリ、1TB M.2 2280 PCIE Gen4x 4 SSD、Windows 11 Proを搭載しています。
また、高度なAI処理、4画面出力、2つのUSB 4.0ポート、VESAマウント、 ケンジントンロック、冷却システム、USB3.2 Gen2 Type-A x5、USB 2.0 Type-A x1、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、デュアル 2.5G ギガビット有線LANに対応しています。
価格は、楽天市場で179,900円(送料無料・Core U7-155H)、米国 Amazon.comで$989.00 (ore Ultra U9-185H)、です。
関連記事:GEEKOM GT1 Megaレビュー!AI性能もゲームも本当にOK?
GMKtec NucBox K8 Plus
GMKtec から発売されたAMD Ryzen 7 8845HS プロセッサ搭載のミニPCです(2024年10月に発売)。
Windows 11 Pro、32GB DDR5-5600メモリ、1TB/2TB SSD M.2 (2280 PCle Gen 4.0) ストレージ、Oculink ポート、2つのLANポートを搭載しています。
また、3画面出力(USB4、HDMI 2.1、DP2.1)、最大8TBまでのストレージ拡張(M.2 2280)、最大96GBまでのメモリ拡張、冷却システム、VESAマウント、USB 4.0 Type-C (40Gbps/PD充電/DP1.4) x2、USB3.2 (Gen2/10Gbps) x2、USB 2.0 x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5Gbpsのデュアル ギガビット有線LANに対応しています。
価格は、Amazonで128,000円(税込・32000円OFFクーポン付き)、楽天市場で99,999円(送料無料)、AliExpressで56,927円(※ベアボーンモデル)、米国 Amazon.comで$749.99 ($200 OFFクーポン付き)、です。
関連記事:最速で最強「GMKtec NucBox K8」とハイエンド小型PCを比較
Mac mini M4
Appleから発売されたmacOS Sequoia 搭載のミニPCです(2024年11月8日 発売)。
Apple M4チップ、16GB / 24GB ユニファイドメモリ、256GB / 512GBストレージ、スピーカー、3.5mmヘッドフォンジャックを搭載しています。
また、Apple Intelligence、3つのThunderbolt 4ポート(DP映像出力、最大100WのPD給電)、3画面出力、HDMI映像出力、USB-Cポート(最大10Gb/s) x2、有線LAN、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。
価格は、Amazonで90,970円(税込)、楽天市場で104,905円(送料無料)、ヤフーショッピングで124,800円、です。
関連記事:Apple AI対応「Mac mini M4」とM2、M1モデルを比較
他のMINISFORUM ミニPCと比較
他にもMINISFORUMのミニPCが販売されています。2025、2024モデルもあるのでぜひ比較してみてください。
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