Apple AI対応「Mac mini M4」とM2、M1モデルを比較

Mac mini M4 2024 top
AI機能に対応したミニPC「Mac mini M4」。早くも「より小さくなって性能も向上した」と評判です。しかし、その一方で「前モデルのM2で十分だから待つべきだ」といった意見もあり、購入を迷っている人も多くいるようです。

そこで、今回は前モデル「Mac mini M2」や「Mac mini M1」との違いを明らかにするために、次の5点を重点的に解説します。

  1. デザイン(サイズ・重量)
  2. 電源ボタンの位置(電源内蔵)
  3. 接続ポート
  4. 映像出力
  5. M4チップの性能

また、上位版 M4 Proモデルとの違いも紹介!ベンチマークやゲーム性能、スペック、

購入する前に知っておきたいデメリットや評価、おすすめの類似製品もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「Mac mini M4」が日本で発売!

2024年11月8日、米国 Appleの新製品「Mac mini M4」が発売されます。

Apple M4 チップを搭載したMac OSのミニPCです。

アップルからは2023年2月3日に「Mac mini M2」が発売されています。

このミニPCは「M2チップでサクサク動く」、「ファンレス設計で静かに動作するのがいい」と評判でした。

新モデルはより小型になったボディにパワフルなM4チップを搭載し、

AI機能のApple Intelligenceが使えることで話題になっています。

もちろん、ファイナルファンタージ 14 黄金のレガシーなどのPCゲームもプレイできますよ。

それでは早速どんなミニPCなのか、その特徴をくわしく見ていきますよ。

この製品の購入はこちら→ Amazon リンク

公式ページ:Mac mini – Apple(日本)

価格は94,800円から・約10万円の Windows ミニPCよりもお買い得か?

Mac mini M4 2024 価格

新モデル「Mac mini M4」のくわしい特徴(メリット)を見ていく前に、関連した製品の価格を全体的に抑えておきましょう。

まず、「Mac mini M4」はAppleオンラインストアやAmazon.co.jpで94,800円(税込)~で発売されています。

一方、前モデル「Mac mini M2」はAmazonで81,374円(税込)で販売中。

2020年11月17日に発売された「Mac mini M1」は楽天市場で中古品が51,500円(送料無料)で販売されていました。

他メーカーではインテル Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載したベアボーンPC ASUSNUC 14 Pro+」が103,846円(Amazon)、

同じくインテル Core Ultra 5 125H プロセッサ搭載のミニPC「MINISFORUM UH125 Pro」がクーポン適用で97,294円で販売中。

Ryzen 9 8845HS 搭載の「GEEKOM A8」は105,000円、Ryzen 7 8845HS 搭載の「Beelink SER8」がクーポン適用で98,800円で販売中です。

AIに対応した高性能なミニPCはいずれも10万円ほどになっていることが多く、ほとんどが値下げされていません。

そのため、最低でも予算10万円ほどが必要です。

場合によっては「Mac mini M4」の方が安くなる可能性があります。

果たして新モデル「Mac mini M4」はこれらのWindows ミニPCよりもお買い得なのでしょうか?

くわしい特徴(メリット)を見ていきましょう。

違い1:12.7センチ四方の小型デザイン・重さ670gの軽量なアルミボディ

新モデル「Mac mini M4」は従来モデルから大きくデザインが刷新され、よりコンパクトでスタイリッシュになっています。

縦幅と横幅はともに12.7cmになり、前モデル「Mac mini M2」よりも7mm小さくなっています。

ただし、厚さは5.0 cmで、前モデルよりも約1.4cm厚くなっています。

筐体は光沢のあるシルバーカラーの再生アルミニウム素材を採用し、Appleらしい洗練された外観です。

重さは0.67kgで前モデルよりも510gも軽くなっています。

サイズ・重量を比較

  • 1.「Mac mini M4」(2024)・・・12.7 x 12.7 x 5.0 cm / 0.67kg
  • 2.「Mac mini M2」(2023)・・・19.7 x 19.7 x 3.58 cm / 1.18kg
  • 3.「Mac mini M1」(2020)・・・19.7 x 19.7 x 3.6 cm / 1.2kg

違い2:電源ボタンは底面へ移動・電源内蔵でケーブル一本で使用できる

Mac mini M4 2024 電源ボタン

新モデル「Mac mini M4」は電源ボタンを底面の端に設置しています。

前モデル「Mac mini M2」などの従来モデルではすべて側面に設置されていました。

新モデルは本体を横置きにする場合、押しにくくなる可能性があります。

また、VESAマウントでモニターの背後に設置する場合は確実に押しにくくなります。

しかし、その一方で「指で本体を挟む形で電源ボタンを押せば良い」という肯定的な意見もあり、

今のところ賛否両論あります。

縦置きにするか、横置きにするかでボタンの押しやすさが変わってくるので、

設置する向きについてはあらかじめ決めておいた方が良さそうです。

電源ボタンの位置を比較

  • 1.「Mac mini M4」(2024)・・・底面
  • 2.「Mac mini M2」(2023)・・・側面
  • 3.「Mac mini M1」(2020)・・・側面

電源は内蔵・ケーブルのみで使用できる

Mac mini M4 2024 電源内蔵

新モデル「Mac mini M4」は前モデル「Mac mini M2」と同じく電源を内蔵しています。

そのため、外部の電源アダプターを使用することなく、本体に給電することができます。

電源アダプターを必要としないため、持ち運びの際に荷物が少なくなり、便利です。

一方、「Mac mini M1」は電源を内蔵していませんでした。

そのため、外出先に持ち出す際に必ず電源アダプターを持ち歩かなければなりませんでした。

電源内蔵の対応を比較

  • 1.「Mac mini M4」(2024)・・・電源を内蔵する
  • 2.「Mac mini M2」(2023)・・・電源を内蔵する
  • 3.「Mac mini M1」(2020)・・・電源を内蔵しない(電源アダプターが必要)

違い3:3つのThunderbolt 4 ポートを搭載・2つのUSB-Cポートも利用できる

新モデル「Mac mini M4」はコンパクトなボディながらも豊富な接続ポートも充実しています。

Mac mini M4 2024 前面ポート

前面には、USB 3に対応する2つのUSB-Cポートと3.5mmヘッドフォンジャックを搭載しています。

USB-Cは最大10Gb/sの転送が可能です。

Mac mini M4 2024 背面ポート

背面には3つのThunderbolt 4 (USB-C)と、映像出力量のHDMIポート、通信用のギガビットEthernetポート(10Gb Ethernetに変更可能)、DCポートが搭載されています。

Thunderbolt 4 (USB-C)は最大40Gb/sの高速転送、DisplayPort映像出力、最大100WのPD給電に対応しています。

一方、前モデル「Mac mini M2」は接続ポートを背面のみに搭載していました。

また、Thunderbolt 4 (USB-C)は2つ搭載で、2つのUSB 3.1 Gen2 ポートも搭載していました。

新モデルは前モデルよりもThunderbolt 4 ポートの数が1つ増え、

Type-AポートからType-Cポートに変更したことで、より便利に使えるようになっています。

USBポートを比較

  • 1.「Mac mini M4」(2024)・・・USB-C(USB3) x2、Thunderbolt 4 (USB 4) x3
  • 2.「Mac mini M2」(2023)・・・USB 3.1 Gen2 x2、Thunderbolt 4/USB 4 x2
  • 3.「Mac mini M1」(2020)・・・USB 3.0 x2、Thunderbolt 3/USB 4 x2

違い4:3台同時出力に対応・2台の6Kと最大1台の5Kディスプレイに出力できる

Mac mini M4 2024 3台出力

新モデル「Mac mini M4」はコンパクトなボディながらも、強力な映像出力機能を利用できるようになっています。

具体的には3つThunderbolt 4 (USB4)ポートとHDMIポートを搭載し、

最大2台6Kディスプレイと最大1台5Kディスプレイに同時出力できます。

同時に映像出力できるモニターの数は3台までです。

Thunderbolt 4 (USB4)ポートはUSB-C経由でDisplayPort 1.4出力に標準対応しています。

一方、前モデル「Mac mini M2」は最大2台の同時出力に対応し、

最大1台の6Kディスプレイと最大1台の5Kディスプレイに同時出力できました。

新モデルは同時に映像出力できるモニターが1つ増えたことで、

より快適に作業できるように改善されています。

映像出力を比較

  • 1.「Mac mini M4」(2024)・・・最大3台(最大2台の6Kディスプレイと最大1台の5Kディスプレイ)
  • 2.「Mac mini M2」(2023)・・・最大2台(最大1台の6Kディスプレイと最大1台の5Kディスプレイ)
  • 3.「Mac mini M1」(2020)・・・最大2台(最大1台の6Kディスプレイと最大1台の4Kディスプレイ)

違い5:M4チップの性能とベンチマーク

Mac mini M4 2024 CPU

新モデル「Mac mini M4」は新たにApple M4 チップを搭載しています。

M4 チップは3nmプロセスで製造されたARMアーキテクチャ採用のソケット(SoC)で、最大4つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載しています。

また、280億トランジスタを内包し、電力効率が従来モデルよりも向上したことで、M2チップの半分の電力で同じパフォーマンスを発揮できるようになっています。

同じチップは「iPad Pro M4」(2024)にも搭載されています。

PassmarkのCPUベンチマークは約 2万5千 前後になります。

Apple M2 チップ(Passmark:15538)とApple M1 チップ(Passmark:14155)と比べて約1万ほどスコアが高く、飛躍的に性能が向上しているといえます。

CPUのベンチマーク結果

  • PassmarkのCPUベンチマークで「25080」(※10コア・9コアは22259)
  • Geekbench 6のシングルコア「3663」、マルチコア「13378」

グラフィック性能

GPUは10コアGPU + 16コアNeural Engineで、プロレベルのレンダリング性能で最大4倍 高速になっています。

また、GPUには初めてハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングが採用され、

アプリやゲームで、光、影、反射がよりあざやかに、リアルに表示できるようになっています。

3D Mark Fire Strikeのグラフィックスコアは約「16000」(DirectX 11)で、

グラフィックカードの NVIDIA Geforce RTX2060 に近い性能を発揮します。

GPUのベンチマーク結果・グラフィックスコア

  • 1.Fire Strike グラフィックスコアで約「16000」(DirectX 11)
  • 2.Time Spy グラフィックスコアで約「7200」(DirectX 12)※WQHD解像度
  • 3.3DMark Street Test「8681」
  • 4.3DMark Wild Life Unlimited「32089」
  • 5.3DMark Solar Bay「14316」グラフィックステスト1 54 FPS
  • 6.3DMark Steel Nomad Light Unlimited「3337」25 FPS

ゲーム性能

PCゲームでも高いグラフィック性能を発揮し、

負荷の高いゲームをプレイすることが可能です。

ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーのベンチマークは、

FHD解像度で高品質(デスクトップPC)設定で「18915」を記録し、「非常に快適」と判定されています。

AIの性能

Mac mini M4 2024 AI機能

AI処理を行うNeural Engineは毎秒38兆回の演算が可能(38 TOPS)になり、これまでできなかったことが可能になっています。具体的には、

「4Kビデオに負荷の高いエフェクト効果を与える」

「Final Cut Pro上で4Kビデオの背景から被写体を抜き出す」

「StaffPadでは、ピアノを演奏しながらリアルタイムで楽譜を自動作成する」

といった作業もサクサクとこなせるようになっています。

また、ネット接続なしのオンデバイスでアップルのAI技術「Apple Intelligence」を利用できます。

Apple Intelligenceのできること 一覧

  1. テキストの生成・・・メール作成、メモ作成などを手伝ったり、クリエイティブな文章を作成したりすることができます。
  2. 画像の生成・・・言葉で説明した内容に基づいて、オリジナルの画像を生成することができます。
  3. 音声認識・・・より正確な音声認識を行い、Siriとの対話をより自然にすることができます。
  4. 翻訳・・・多言語間の翻訳をリアルタイムで行うことができます。パーソナライズされた提案: ユーザーの好みや習慣に基づいて、アプリの提案や音楽の推薦などを行うことができます。

「Mac mini M4」のデメリット

Mac mini M4 2024 冷却

Mac mini M4」のデメリットを紹介します。

デメリット1:メモリとストレージを増設できない

Mac mini M4」は購入時のオプションでメモリの容量をカスタマイズできますが、

基本的に自分でメモリを増設することはできません。

また、ストレージに関しても購入時のオプションで変更できるのみで、

自分でストレージを増設し、容量を増やすことはできません。

デメリット2:SDカードスロットがない

Mac mini M4」はSDカードスロットが搭載されていません。

そのため、写真や動画を頻繁に扱う際にデータをスムーズにやり取りすることができません。

従来モデルの「Mac mini M2」(2023)や「Mac mini M1」(2020)にもSDカードスロットが搭載されていません。

デメリット3:負荷の高い作業で本体が高熱化するときがある

Mac mini M4」は高効率なファンと熱伝導率の高い素材を使った冷却システムを備えていますが、

4K動画の編集や3Dレンダリングなどの負荷の高い作業で高熱化する可能性があります。

その場合はファンの音も大きくなるため、作業に支障がでる可能性があります。

「Mac mini (2024)」のスペック

  • プロセッサ(チップ) Apple M4
  • GPU 10コアGPU
  • AIアシスタント Apple Intelligence
  • RAM(メモリ) 16GB / 24GB ユニファイドメモリ
  • ストレージ 256GB / 512GB
  • 電源 内蔵
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E(802.11ax)、Bluetooth 5.3
  • 有線LAN 10/100/1000BASE-TギガビットEthernet(RJ-45コネクタ)
  • 前面インターフェース USB 3に対応するUSB-Cポート(最大10Gb/s) x2、3.5mmヘッドフォンジャック
  • 背面インターフェース Thunderbolt 4 (USB-C・最大40Gb/s) x3、ギガビットEthernetポート(10Gb Ethernetに変更可能)、HDMIポート
  • 映像出力 3画面出力、Thunderbolt経由で最大6K解像度、Thunderbolt経由で最大5K解像度、HDMI経由で4K解像度
  • スピーカー 内蔵
  • オーディオ ハイインピーダンスヘッドフォンに高度に対応する3.5mmヘッドフォンジャック、マルチチャンネルオーディオ出力に対応するHDMIポート
  • 筐体 100%再生アルミニウム
  • OS macOS Sequoia
  • サイズ 12.7 x 12.7 x 5.0 cm
  • 重量 0.67kg
  • カラー シルバー
  • 付属品 電源コード(1.8m)

M4 Proモデルとの違い

新モデル「Mac mini M4」にはより高性能なM4 Proモデルが用意されています。

違いは、

  1. チップ(M4 Pro)
  2. メモリ
  3. ストレージ
  4. 映像出力(Thunderbolt)
  5. 価格

の5点です。

M4 Proチップは12コアのCPUと16コアのGPUを備えています。

そのため、10コア CPUと10コアGPUを備えた標準モデルよりもパワフルに動作し、

より高いグラフィック性能を発揮します。

また、購入時には最大64GBまでのメモリ、最大8TBまでのストレージを選択可能です。

標準モデルは最大32GBまでのメモリ、最大2TBまでのストレージしか選択できません。

そのほか、映像出力用のThunderbolt 5ポートを搭載。

標準モデルのThunderbolt 4ポートと違い、USB-C経由でDisplayPort 2.1出力に標準対応しています。

また、最大3台の6Kディスプレイ出力に対応。

最大2台の6Kディスプレイ + 1台の5Kディスプレイの標準モデルよりも高解像度で出力できるようになっています。

M4 Proモデル価格は218,800円(税込)です。

標準モデルの94,800円~154,800円(税込)に比べて高額になります。

「Mac mini M4」の評価

Mac mini M4 2024 真上から

7つの基準で「Mac mini M4」を5段階で評価してみました。

  • スペック:★★★★
  • デザイン:★★★★★
  • 通信:★★★★
  • 機能(拡張性):★★★
  • 冷却性能:★★★
  • 使いやすさ:★★★★★
  • 価格:★★★

総合評価

2023年2月に発売された「Mac mini M2」の後継モデルになります。

従来モデルからデザインを刷新してより小型になったほか、

AI対応のApple M4チップを搭載。

3つのThunderbolt 4ポートを搭載し、映像出力の性能も向上しています。

注目はやはりApple M4チップ搭載でApple Intelligenceが利用できる点です。

現時点では英語のみで利用できるようになっていますが、

近い将来、日本語にも対応させてくるでしょう。

このAI技術は他のオンラインで利用する形式のAIサービス(ChatGPT、Google Gemini)と違い、

ネット接続不要のオンデバイスで利用できるのが大きなメリットです。

文章の校正やアイディアの提案、プレゼン資料の提案など機能も豊富にあるので、

仕事でも非常に役立つはずです。

しかもすべて無料です。

Microsoft Copilot(コパイロット)もオンデバイスで利用できますが、

有料サービス「Microsoft 365 Copilot」の利用料金は、月額約30ドル(一人当たり)です。

年間では360ドル(日本円で約55230円)になり、ミニPCを一台購入できる金額になります。

新モデル「Mac mini M4」は無料でAI機能のすべてを利用できるため、コスパは非常に高いといえます。

(まとめ)

新モデル「Mac mini M4」はApple M4チップが搭載されたため、

Apple IntelligenceなどのAI機能が快適に使えるようになっています(※現在は英語のみ)。

また、3つのThunderbolt 4ポートを搭載し、最大3台までのモニターに同時出力できるようになり、

複数のアプリを使った作業もより快適にできるようになっています。

そのほかにも、ボディがより小型で軽量になり、電源アダプター不要で使えるというメリットもあり、

外出先での使用も快適です。

AI機能や強力な映像出力機能を備えた高性能なミニPCを探している人におすすめします。

「Mac mini M4」の価格・販売先

Mac mini M4 2024 正面

アップルオンラインストア

M4/16GB/256GBモデルで94,800円、

M4/16GB/512GBモデルで、124,800円、

M4/24GB/512GBモデルで154,800円、

M4 Pro/24GB/512GBモデルで218,800円、

で販売されています。

アップルオンラインストアで「Mac mini M4」をチェックする

ECサイト

Amazonで90,970円(税込)、

楽天市場で95,020円(送料無料)、

ヤフーショッピングで94,280円、

で販売されています。

Amazonで「Mac mini M4」をチェックする

楽天市場で「Mac mini」をチェックする

ヤフーショッピングで「Mac mini」をチェックする

米国 Amazon.comで「Mac mini M4」をチェックする

 

おすすめの類似製品を紹介

Mac mini M4」に似た性能をもつミニPCも販売されています。

「Beelink SER9」

Beelinkから発売されたAMD Ryzen AI 9 HX 370搭載のミニPCです(2024年10月 発売)。

32GB DDR5 7500 MHzメモリ、1TB M.2 2280 PCle4.0 x4 ストレージ、デュアルスピーカー、マイクを搭載しています。

また、50TOPSのAI処理能力、4K 3画面出力 (USB4、Displayport 1.4、HDMI 2.0)、冷却システム、最大64GBまでのメモリ拡張、 最大8TB (M.2 2280 PCle4.0 x4)のストレージ拡張、

USB4 (40Gbps/PD3.0/DP1.4) x1、Type-C (10Gbps/Data) x1、USB 3.2 (10Gbps) x2、USB 2.0 (480Mbps) x2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5Gギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで142,400円(税込)、楽天市場で167,546円(送料無料)、ヤフーショッピングで301,780円、AliExpressで155,275円、米国 Amazon.comで$1,249.00、です。

関連記事:AIで爆速! Beelink SER9をレビュー!Mac miniより魅力的?

「Minisforum AI370」

Minisforumから発売されたAMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサ搭載のミニPCです(2024年11月 発売)。

XDNA 2 AIエンジン、Radeon 890M、32GB LPDDR5X-7500MHz メモリ、1TB M.2 2280 PCIe4.0 SSD ストレージ、Windows 11を搭載しています。

また、最大50TOPS(1秒間に50兆回のAI演算)、3画面出力、8K映像出力、冷却システム、最大4TBまでのストレージ拡張、USB4ポート、4つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポート、Wi-Fi6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、MINISFORUM公式サイトで179,980円 です。

関連記事:驚異のAI性能!Minisforum AI370の実力を徹底レビュー

「GEEKOM GT1 Mega」

GEEKOMから発売されたIntel Core Ultra 9 185H / Core Ultra 7 155H / Core Ultra 5 125H 搭載のミニPCです(2024年10月発売)。

32GB DDR5 5600MHz メモリ、1TB M.2 2280 PCIE Gen4x 4 SSD、Windows 11 Proを搭載しています。

また、高度なAI処理、4画面出力、2つのUSB 4.0ポート、VESAマウント、 ケンジントンロック、冷却システム、USB3.2 Gen2 Type-A x5、USB 2.0 Type-A x1、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、デュアル 2.5G ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで109,900円(Core U7-155Hモデル・Core U9-185Hモデルは139,900円)、楽天市場で138,625円(送料無料・Core U7-155H)、米国 Amazon.comで$989.00 (ore Ultra U9-185H)、です。

関連記事:GEEKOM GT1 Megaレビュー!AI性能もゲームも本当にOK?

ASUS「NUC 14 Pro+」

ASUSから発売されたNUC規格のミニPC(ベアボーンPC)です。

Intel Core Ultra 9 185H / Core Ultra 7 165H / Core Ultra 7 155H / Core Ultra 5 135H / Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載した5種類のモデルを用意しています。

また、最大96GBまで搭載できるDDR5-5600メモリスロット、M.2 2280 PCIe Gen4x4 NVMe SSD スロット x1、M.2 2242 PCIe x4 NVMe SSD スロット x1 搭載で、

Thunderbolt 4(40Gbps、DP映像出力、PD給電)、HDMI映像出力(2つのHDMI 2.1ポート)、USB 3.2 Gen 2 Type-A x1、USB 2.0 Type-A x1、Wi-Fi 6E (Intel AX211)、2×2、Bluetooth 5.3、2.5G ギガビット有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで103,846円(税込)、楽天市場で99,746円(送料無料)、ヤフーショッピングで99,606円(送料無料)、AliExpressで99,085円、米国 Amazon.comで$1,027.99です。

関連記事:CPUを選べるASUS「NUC 14 Pro+」のメリット・デメリット

「MINISFORUM UH125 Pro」

MINISFORUMから発売されたIntel Core Ultra 5 125H プロセッサ 搭載のミニPCです。32GB DDR5 メモリ、1TB M.2 2280 PCIe 4.0 SSD ストレージ搭載で、

Copilot ボタン、OCulink ポート、4K 4画面出力(DP 2.0、HDMI2.1、USB4)、最大96GBまでのメモリ拡張、最大6TBまでのM.2 ストレージ拡張、2.5G デュアルギガビット有線LAN、Wi-Fi6E、BlueTooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで119,980(22606円 OFFクーポンクーポン付き・税込・32GB+1TB)、楽天市場で117,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで122,544円(送料無料)、AliExpressで104,054円(ベアボーン)、米国 Amazon.comで$543.99です。

関連記事:「MINISFORUM UH125 Pro」がRyzenよりお得な理由を解説 

「GEEKOM A8」

GEEKOMから発売されたAMD Ryzen 9 8845HS プロセッサ 搭載のミニPCです。

AMD Radeon 780M グラフィックス、32GB DDR5-5600MHz メモリ、1TB/2TB SSD NVMe x4 Gen 4 ストレージを搭載しています。

また、4K 4画面 出力、冷却システム「IceBlast 1.5」、最大2TBまでのストレージ拡張、最大64GBまでのメモリ拡張、USB 4 Gen3 Type-C (40Gbps/PD/DP) ×1、USB 3.2 Gen 2 Type-C ×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A x3、USB 2.0 Type-A ×1、Wi-Fi 6E、BlueTooth 5.2、2.5G ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで105,000円(Ryzen 7 8845HS)、楽天市場で112,430円、米国 Amazon.comで$699.00(Ryzen 7 8845HS)です。

関連記事:AIで最強「GEEKOM A8」ミニPCのメリット・デメリットを解説

「Beelink SER8」

Beelinkから発売されたAMD Ryzen 7 8845HS 搭載のミニPCです。

32GB DDR5-5600 メモリを搭載。1TB M.2 2280 PCle4.0 x4 ストレージを搭載しています。

また、4K 3画面出力(USB4、DP、HDMI)、最大4TBまでのストレージ拡張、冷却システム「MSC 2.0」、静音ファン、自動電源ON、USB4 (40Gbps/PD3.0/DP1.4) x1、Type-C (10Gbps/Data) x1、USB 3.2 (10Gbps) x1、USB 2.0 (480Mbps) x2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、2.5G ギガビット 有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで123,800円 (税込・25000円OFFクーポン付き)、楽天市場で156,000円、ヤフーショッピングで178,400円、AliExpressで93,648円、米国 Amazon.comで$749.00 です。

関連記事:AIに強い「Beelink SER8」ミニPCとSER7との違いを解説

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