「Teclast T50HD」大画面で大容量? コスパの高いタブレットと徹底 比較!


2024年3月に発売された「Teclast T50HD」とコスパの高いタブレットを徹底 比較!特徴や価格、Antutuベンチマーク、スペックの違い、評価を紹介します。

※2024年4月、13型「Teclast T65 Max」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「Teclast T50HD」の特徴

中国の タブレット製造メーカーTECLAST(テクラスト)から発売された11型タブレット「Teclast T50HD」の特徴をまとめてみました。価格は約2万円で12ヶ月の長い保証サービスが付いています。Teclast のタブレットは落下テストや圧力テストなどの厳しい耐久性を課しているため、すぐに壊れることはありません。デザイン性にも優れ、比較的 頑丈であるため、「使いやすい」と評判です。なお、情報漏洩などのリスクが報告されたことはないので、安心して使用できます。

11インチのフルHD液晶・Widevine L1・8000mAhバッテリ

Teclast T50HD」は 10.95インチ で解像度 1920 x 1200 ドットの IPS ディスプレイを搭載。アスペクト比 16:10、輝度 300 nit のワイドで明るい フルHD 液晶で、より鮮やかでリアルな色表示が可能な「T-Colour 3.0」やTUV認証 ブルーライト軽減、画面分割、リーディングモードなどに対応しています。

また、DRM(デジタル著作権管理)技術「Widevine L1」に対応。Netflix、Hulu、Prime Vedeo、Disney+などの対応する動画配信サービスで、1080Pの高画質な映像を視聴できます。そのほか、8000 mAh バッテリーを搭載し、オンライン動画で 9.5時間、Webで 7.5時間、音楽で 15時間 の駆動が可能。Type-C ポートを介した充電も利用できます。

UNISOC T606・最大14GB+256GB UFS・Android 14

Teclast T50HD」は Unisoc T606 プロセッサを搭載。12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0GHz駆動のCPUで、Antutu V10 ベンチマーク総合で 約 25万 を記録しています。また、6GB LPDDR4 メモリ を搭載し、+8GBの仮想メモリ機能で 最大14GB まで拡張することが可能。ストレージは高速な UFS 規格の 256GBで、別売の microSDカード で、最大 1TB  まで拡張できます。

そのほか、OSに Android 14 を搭載。ロック画面のカスタマイズ(カスタマイズピッカー)、ピンチ操作でのズームインやズームアウト、クイック設定パネルからのフォントサイズ変更、ライト点滅で通知を知らせる「フラッシュ通知」などの新機能も使えるようになっています。

13MPのAIデュアルカメラ・前面8MPカメラ・顔認証

Teclast T50HD」は 背面に 13MP + 補助 の AI デュアルカメラ を搭載。オートフォーカスLEDフラッシュ背景ぼかし などを利用できます。また、前面に 8MP のフロントカメラを搭載。クリアな画質でビデオ通話やオンライン会議、授業、チャットなどに活用できます。そのほか、顔認証 に対応。前面カメラに顔をかざすだけで安全かつスピーディにログインできます。

デュアル スピーカー・4衛星測位・4G通信

Teclast T50HD」は本体に Smart K アンプフィルターチップを内蔵したデュアルスピーカーを搭載。Sweet 4 サウンドシステム に対応し、高音質なサウンドを再生できます。また、4 衛星測位に対応した GPS ナビゲーションを利用可能。高速で途切れづらいWi-Fi 5 のデュアルバンド や Bluetooth 5.0 によるワイヤレス接続も利用できます。

そのほか、SIMフリー4G LET通信に対応し、単体で通信・通話(Volte 通話に対応)することが可能。本体は 7.9 mm、重さ 500  g の薄型軽量デザインで、スペースグレー カラーを用意しています。

公式ページ: T50HD タブレット

Antutuベンチマークを比較

Teclast T50HD」と「HEADWOLF Wpad 5」、「Alldocube iPlay 60」、「Redmi Pad SE」のAntutuベンチマーク スコアを比較してみました。

「Teclast T50HD」

Teclast T50HD」は12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0GHz駆動の Unisoc T606 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 25万 を記録しています。

「HEADWOLF Wpad 5」

HEADWOLF Wpad 5」は12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0GHz駆動の Unisoc T606 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で 約 25万 前後を記録しています。

「Alldocube iPlay 60」

Alldocube iPlay 60」は12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0GHz駆動プロセッサ「Unisoc T606」を搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 25万を記録しています。

「Redmi Pad SE」

Redmi Pad SE」は6nmプロセスで製造された8コア、最大2.4GHz駆動のプロセッサ「Qualcomm Snapdragon 680」を搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 27万 前後を記録しています。

「Teclast T50HD」のスペック

  • ディスプレイ 10.95インチ、解像度 1920 x 1200 ドットのIPS
    ※16:10/輝度300nit/T-Color 3.0/TUV認証ブルーライト軽減/TDDIテクノロジー/Incell/画面分割
  • 液晶の機能 アイプロテクション(目の保護)、リーディングモード、ダークモード、ディムモード
  • Widevine L1 対応(NETFLIXを含む)
  • プロセッサ UNISOC T606
    ※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz
  • CPU 2x ARM Cortex-A75 1.6GHz + 6x ARM Cortex-A55 1.6GHz
  • GPU ARM Mali-G57 1コア@ 650MHz
  • RAM(メモリ)6GB LPDDR4
  • 拡張メモリ +8GBで最大14GBまで
  • ストレージ 256GB UFS
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで拡張可
  • バッテリー 8000 mAh
  • 駆動時間 通話で12時間、オンライン動画で9.5時間、ゲームで9時間、Webサーフィンで7.5時間、音楽で15時間、電子書籍で14時間
  • 充電 Type-C
  • 背面カメラ 13MP + 補助 ※オートフォーカス、AIサブカメラ、LEDフラッシュ
  • 前面カメラ 8MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • 衛星測位 A-GPS/BDS/GALILEO/GLONASS
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカード、3.5mm ヘッドホンジャック
  • センサー GPS、重力センサー、光センサー、ホールセンサー
  • スピーカー デュアル スピーカー(Sweet 4 サウンドシステム、Smart K アンプフィルターチップ)
  • マイク 内蔵
  • 生体認証 顔認証
  • 筐体 CNCアルミニウム、ユニボディ、サンドブラスト仕上げ
  • OS Android 14 ※GMS認証
  • サイズ 257.1 x 169.2 x 7.9 mm
  • 重量 500 g
  • カラー スペースグレー
  • 4G通信 対応・Volte 対応
  • SIMカード NanoSIM

ディスプレイを比較

Teclast T50HD」は10.95インチで解像度 1920 x 1200 ドットの IPS ディスプレイを搭載し、「T-Colour 3.0」やTUV認証ブルーライト軽減、画面分割、アイプロテクション(目の保護)、リーディングモード、ダークモード、ディムモードに対応しています。

一方、「HEADWOLF Wpad 5」は10.1インチで解像度 1980 x 1200ドットのIPS ディスプレイを搭載し、Widevine L1、画面分割、ダークモード、ワイヤレス投影に対応しています。

Alldocube iPlay 60」は10.95インチで解像度2000 x 1200ドットのフルビューIPS ディスプレイを搭載し、「Widevine L1」や10点マルチタッチ操作、画面分割に対応しています。

Redmi Pad SE」は11インチで解像度1920 x 1200 ドットのディスプレイを搭載し、リフレッシュレート90Hz、タッチサンプリングレート最大180 Hz、1670万色の色表示、TÜV Rheinland 認証の低ブルーライト認証、TUV Rheinland フリッカーフリー認証に対応しています。

メモリ・ストレージを比較

Teclast T50HD」は6GB LPDDR4 メモリ を搭載し、+8GBの仮想メモリ機能で最大14GBまで拡張できます。また、256GBGB UFS ストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで、最大 1TB まで拡張できます。

一方、「HEADWOLF Wpad 5」は4GB LPDDR4Xメモリを搭載し、+4GBの仮想メモリ機能で最大8GBまで拡張できます。また、128GB ストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。

Alldocube iPlay 60」は4GB メモリを搭載し、最大12GBまで拡張できます。また、128GB ストレージ搭載で、microSDカードで最大1TBまで拡張できます。

Redmi Pad SE」は4GB/6GB/8GB LPDDR4X メモリ搭載で、+3GBの仮想メモリ機能で最大7GB/9GBまで拡張できます。128GB eMMC 5.1 ストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。

バッテリー・充電を比較

Teclast T50HD」は8000mAh バッテリーを搭載し、オンライン動画で9.5時間、Webで7.5時間、音楽で15時間の駆動が可能です。また、Type-C ポートを介した充電も利用できます。

一方、「HEADWOLF Wpad 5」は5500mAh バッテリーを搭載し、約2日間の駆動が可能です。また、Type-C ポートを介して、18W急速充電を利用できます。

Alldocube iPlay 60」は7680mAh バッテリー搭載で、約8時間の駆動が可能です。また、Type-Cポートを介した18W急速充電も利用できます。

Redmi Pad SE」は8000 mAh バッテリー搭載で、スタンバイで43日間、音楽で219時間、動画再生で14時間 駆動できます。また、 Type-C ポートを介した充電も利用できます。

カメラを比較

Teclast T50HD」は背面に13MP + 補助のAIデュアルカメラを搭載し、オートフォーカスやLEDフラッシュ、背景ぼかしなどを利用できます。また、前面に8MPのフロントカメラを搭載しています。

一方、「HEADWOLF Wpad 5」は背面に8MPカメラを搭載し、クリアな画質と自然な色合いで撮影できます。また、前面に5MPカメラを搭載し、ビデオ通話、オンライン会議・授業、チャットなどに活用できます。

Alldocube iPlay 60」は背面に16MP+2MPの2眼カメラを搭載し、オートフォーカスやマクロ 撮影などを利用できます。また、前面に5MPカメラを搭載しています。

Redmi Pad SE」は背面に8MPのメインカメラを搭載し、1080Pの動画撮影を利用できます。また、前面に5MPのフロントカメラを搭載しています。

サイズ・重さ・カラーを比較

Teclast T50HD」はサイズ 257.1 x 169.2 x 7.9 mm、重さ500 gで、スペースグレー カラーを用意しています。

一方、「HEADWOLF Wpad 5」はサイズ 246.1 x 162.8 x 10.2 mm、重さ500 gで、グレー カラーを用意しています。

Alldocube iPlay 60」はサイズ 259.1 x 163.7 x 7.95 mm、重さ520gで、グレー カラーを用意しています。

Redmi Pad SE」はサイズ 255.53 x 167.08 x 7.36 mm、重さ445gで、ミントグリーン、グラファイトグレー、ラベンダーパープル の3色 カラーを用意しています。

「Teclast T50HD」の評価

中国のタブレット メーカーTeclastから発売された「T」シリーズの最新モデルになります。「T」シリーズは比較的スペックの高いモデルが多いですが、T50HDはエントリー向けで、スペックと価格を抑えたコストパフォーマンスに高いモデルになっています。

まず第一の特徴として、11インチの高精細なフ ルHD ディスプレイを搭載していることが挙げられます。この液晶は「T-Colour 3.0」と呼ばれるTeclast独自の映像技術で、より色鮮やかに映し出せるというメリットがあります。そのため、同じフルHD画質の「HEADWOLF Wpad 5」や「Redmi Pad SE」よりもキレイな映像を映し出せるかもしれません。

次に 第二の特徴として、256GB の大容量ストレージを搭載していることが挙げられます。「HEADWOLF Wpad 5」、「Alldocube iPlay 60」よりも 2倍 多い 容量で、大量のファイルや写真を保存するのに役立ちます。また、このストレージは UFS 規格で、一般的なeMMC規格のストレージよりも転送速度が高速になっています。

第三の特徴としては背面に AIデュアルカメラ を搭載していることが挙げられます。画素数は 13MP であまり高くはありませんが、深度用の補助カメラが搭載されているため、背景をぼかした写真を撮るのに役立ちます。また、カメラは オードフォーカス 対応でピント合わせも簡単です。

そのほかにも、Sweet 4 サウンドシステム に対応した高音質なデュアル スピーカーを搭載していること、Widevine L1 対応で動画配信を高画質で視聴できること、4衛星測位 に対応したGPSナビゲーションやSIMフリーの4G LET 通信に対応していることなどのメリットがあります。

なお、プロセッサは Unisoc T606 で、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 25万 前後を記録しています。ゲーム用としてはややパワー不足な点は否めませんが、「原神」(画質は「最低」を選択)、「マインクラフト」、「PUBG」(画質はHD)、「ウマ娘」などのゲームもプレイできます。

全体的なスペックはあまり高くはないものの、11インチの大画面で快適に動画視聴や調べもの、ビデオ通話などを利用できる性能を持っています。Webでの調べものや軽めのAndroid ゲーム、電子書籍の閲覧などの用途では快適に使用できるでしょう。

ただし、リフレッシュレート90Hzには対応していないというデメリットがあります(「Redmi Pad SE」は対応)。急速充電にも対応していないので、少々 注意が必要です(「HEADWOLF Wpad 5」と「Alldocube iPlay 60」は急速充電に対応)。

Teclast T50HD」の発売時の価格は19,900円(※期間限定の価格)。

通常価格(2万8900円)よりも約9千円ほど安くなり、非常にお買い得です。11インチでコスパに優れる Android 14 タブレットを探している人におすすめです。

「Teclast T50HD」の販売・購入先

Teclast T50HD」は、Amazonで26,900円(税込・7000円OFFクーポン付き)、楽天市場で22,800円(送料無料)、AliExpressで$113.94 (日本円で約17637円)で販売されています。

Amazonで「Teclast T50HD」をチェックする

楽天市場で「Teclast T50HD」をチェックする

ヤフーショッピングで「Teclast T50」をチェックする

AliExpressで「Teclast T50HD」をチェックする

米国 Amazon.comで「Teclast T50HD」をチェックする

 

類似モデルの紹介

「Teclast T50HD」に似た性能を持つタブレットも販売されています。

「AGM PAD P2」

AGMから発売された11型のAndroid 14タブレットです。MediaTek Helio G99 (MT8781) プロセッサ搭載で、20W急速充電、リフレッシュレート 90Hz、Widevine L1、クアッド BOXステレオスピーカー、4G LET通信に対応しています。

関連記事:11型「AGM PAD P2」タブレットは高評価か? 性能を比較して検証する

「HEADWOLF Wpad 5」

HEADWOLFから発売されたAndroid 14 搭載の10.1型タブレットです。低価格ながらも快適に動作し、高音質なステレオ サウンド再生や Widevine L1 に対応しています。

価格は、Amazonで13,999円(税込)、楽天市場で14,999円(送料無料・1000円 OFF クーポン付き)、AliExpressでUS $89.99 ($10 OFFクーポン付き)です。

関連記事:「HEADWOLF Wpad 5」格安でも高画質? 低価格タブレットと徹底 比較!

「Alldocube iPlay 60」

Alldocubeから発売されたAndroid 13搭載の11型タブレットです。UNISOC T606 プロセッサを搭載し、フルHD IPSディスプレイやクアッドBOXスピーカー、筆圧ペン入力に対応しています。

価格は、Amazonで19,989円(2089円OFFクーポン付き)、AliExpressでUS $153.49 (日本円で約23256円) です。

関連記事:「Alldocube iPlay 60」新定番になる? 高コスパで人気のタブレットと徹底 比較!

「Redmi Pad SE」

シャオミから発売されたAndroid 13 ベースの MIUI Pad 14を搭載した11型のタブレットです。Snapdragon 680 プロセッサや8MP/5MPカメラ、Dolby Atmos対応のクアッドスピーカー搭載で、AI 顔認証やリフレッシュレート90Hz、タッチサンプリングレート最大180 Hzに対応しています。

価格は、Amazonで21,800円(税込・4GB+128GBモデル/6GB+128GBモデルは32,800円/8GB+256GBモデルは31,840円)、楽天市場で21,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで21,780円(送料無料)、Xiaomi公式ストアで21,800円(税込)、AliExpressでUS $197.50 (日本円で約29924円)、米国 Amazon.comで$172.00 (日本円で約26060円)です。

関連記事:「Redmi Pad SE」安くて高性能? コスパがいいタブレットと徹底 比較!

他のTECLAST タブレットと比較

他にもTECLASTのタブレットが販売されています。ぜひ比較してみてください。

Teclast タブレット 全機種を比較! ハイスペック モデルもあり

その他のおすすめAndroidタブレットは?

その他のおすすめAndroidタブレットは以下のページにまとめてあります。

Android 14で使えるタブレット 2024 最新 機種 まとめ

最新のAndroid 14 タブレットをまとめて紹介しています。

Android 13で使えるタブレット 2023 最新 機種 まとめ

Android 13 OSのタブレットをまとめて紹介しています。

HDMI出力できるAndroidタブレット まとめ

microHDMI端子を搭載したAndroidタブレットをまとめて紹介しています。

一度は手に入れてみたい超ハイスペックなAndroidタブレット まとめ

超ハイスペックなタブレットをまとめて紹介しています。