「Teclast M50 Pro」大容量でも安い? 話題の高性能タブレットと徹底 比較!


2023年8月に発売された「Teclast M50 Pro」と話題の高性能タブレットを徹底 比較!価格やAntutuベンチマーク、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年10月、10.5型「TECLAST T45HD」(Unisoc T606)が発売されました。

※2023年8月から「Teclast T40 Air」(Unisoc T616)も発売中です。

「Teclast M50 Pro」の特徴

Teclast M50 Pro」の特徴をまとめてみました。

フルHD液晶・6000mAhバッテリ・重さ435g

Teclast M50 Pro」は10.1インチで解像度1920 x 1200 ドットのIPSディスプレイを搭載。輝度350nit、画面比率83%の明るくワイドなフルHD液晶で、より鮮やかでリアルな色表示が可能な「T-Colour 2.0」やより高速なタッチ入力が可能なタッチサンプリングレート120Hzにも対応しています。

また、6000 mAhバッテリーを搭載し、長時間の駆動が可能。Type-Cを介した充電も利用できます。そのほか、厚さ7.8mm、重さ435 gの薄型軽量デザインを採用。筐体はメタル(金属)で、スタイリッシュなアクア カラーを用意しています。

Unisoc T616・最大16GB+256GB・Android 13

Teclast M50 Pro」はUnisoc T616 オクタコア プロセッサを搭載。12nmプロセスで製造された8コア2.0GHz 駆動のCPUで、Antutuベンチマーク総合で約26万を記録しています。また、8GB LPDDR4Xメモリを搭載し、最大16GBまで拡張することが可能。ストレージは256GBで、別売のmicroSDカード最大1TBまで拡張できます。

そのほか、OSにAndroid 13を搭載。テーマ別の新しいアイコンデザイン、不要なアプリもすぐに停止できる新しいクイック設定、音楽でデザインが変化する新しいメディアコントロール機能、アプリごとの言語設定などの新機能が利用できるようになっています。

13MP/5MPカメラ・クアッドスピーカー・4G通信

Teclast M50 Pro」は背面にAIアルゴリズム対応の13MPのメインカメラを搭載し、オートフォーカスやフラッシュが利用可能。前面には5MPのフロントカメラを搭載し、ビデオ通話やオンライン会議、授業、チャット、顔認証などに活用できます。また、スマートKアンプフィルター内蔵のクアッド ステレオスピーカーを搭載。Momentum Ⅲ オーディオシステムに対応した高音質なサウンドを再生できます。

そのほか、SIMフリーの4G LET通信に対応。高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンドやBluetooth 5.0によるワイヤレス接続、5つの衛星測位に対応したGPSナビゲーションも利用できます。

公式ページ : Teclast M50 Pro

価格を比較

Teclast M50 Pro」と「TCL TAB 11」、「Fire Max 11」、「BMAX I11 PLUS」の価格を比較してみました。

「Teclast M50 Pro」

Teclast M50 Pro」は、Amazonで29,900円(税込・9000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で24,760円(送料無料)、ヤフーショッピングで36,580円、AliExpressでUS $134.74 (日本円で約20,126円)で販売されています。

「TCL TAB 11」

TCL TAB 11」は、Amazonで28,745円(税込・10%OFF)、楽天市場で33,800円(税込・送料無料)、ヤフーショッピングで33,800円、SoftBank SELECTION で29,980円で販売されています。

「Fire Max 11」

Fire Max 11」は、Amazonで34,980円 (税込・64GBモデル・128GBモデルは39,980円)、楽天市場で26,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで26,200円(税込・訳あり品-外装箱傷あり)、米国 Amazon.comで$224.98 (日本円で約33,221円)で販売されています。

「BMAX I11 PLUS」

BMAX I11 PLUS」は、Amazonで28,990円 税込(税込・9000円 OFFクーポン付き・最大16GBメモリ・21MP/8MPカメラ・Android 12)、楽天市場で26,500円 (税込・送料無料・2,400ポイント付き・Android 12)、ヤフーショッピングで24,272円(税込・Android 12)、AliExpressでUS $197.94 (日本円で約28,951円/Android 12)、Geekbuyingで22153円(Android 12)で販売されています。

Antutuベンチマークを比較

Teclast M50 Pro」と「TCL TAB 11」、「Fire Max 11」、「BMAX I11 PLUS」のAntutuベンチマーク スコアを比較してみました。

※Antutuスコアとは3D性能、UX速度、CPU性能、RAM性能を総合した評価点のこと。

「Teclast M50 Pro」

Antutu総合で約260,000

<CPU>Unisoc T616

<プロセッサ性能を解説>

12nmプロセスで製造されたUnisoc T616 オクタコアプロセッサを搭載し、Antutuベンチマーク総合で約26万を記録しています。

同じプロセッサは「BMAX I11 PLUS」、「DOOGEE T20S」、「HEADWOLF Hpad2 Pro」、「UMIDIGI A13 Tab」、「CHUWI HiPad XPro」、「HeadWolf Wpad 2」、「Blackview Tab 16」、「DOOGEE T20」、「Teclast T50 2023」、「realme Pad Mini」などにも搭載されています。

Helio P60T搭載の「TCL TAB 11」と比較すると、スコアが約11万高くなります。

8コア 2.2GHz搭載の「Fire Max 11」と比較すると、スコアが約4万低くなります。

MediaTek Helio G99プロセッサと比較すると、スコアが約9万低くなります。

Unisoc T606プロセッサと比較すると、スコアが約4万高くなります。

Unisoc T610プロセッサと比較すると、スコアが約7万高くなります。

MediaTek MT8183プロセッサと比較すると、スコアが約8万高くなります。

性能的には動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、写真撮影などで快適に動作します。

Androidの3Dゲームは一部の負荷の高いアプリを除いて、遅延なく快適に動作します。

PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。

「TCL TAB 11」

Antutu総合で約150,000 前後

例:総合で「156853」、CPUで「47584」、GPUで「52061」、MEMで「28936」、UXで「25366」。

<CPU> MediaTek Helio P60T

「Fire Max 11」

Antutu総合で約300,000

例:Antutu v9 総合で「319215」、CPUで「115725」、GPUで「58063」、MEMで「53811」、UXで「91616」。

<CPU> 8コア 2.2GHz

「BMAX I11 PLUS」

Antutu総合で「255,000」

例:総合で「244103」、CPUで「71632」、GPUで「38410」、MEMで「61008」、UXで「73060」。

<CPU>Unisoc T616

スペックを比較

Teclast M50 Pro」と「TCL TAB 11」、「Fire Max 11」、「BMAX I11 PLUS」のスペックを比較してみました。

「Teclast M50 Pro」のスペック

  • ディスプレイ 10.1インチ、解像度1920 x 1200 ドットのIPS
    ※FHD/輝度350nit/画面比率83%/TDDIフルラミネート/T-Colour 2.0
  • タッチサンプリングレート 120GHz
  • プロセッサ Unisoc T616 オクタコア
    ※12nm/64bit/8コア/2.0GHz
  • GPU ARM Mali-G57 750Mhz
  • RAM(メモリ)8GB LPDDR4X
  • 拡張メモリ +8GBで最大16GBまで
  • ストレージ 256GB
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー 6000 mAh
  • 充電 Type-C充電
  • 背面カメラ 13MP ※AF、フラッシュ、AIアルゴリズム 対応
  • 前面カメラ 5MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n ( 2.4GHz/5GHz )、Bluetooth 5.0、GPS (GPS/A-GPS/Beidou/GLONASS/GALILEO)、4G LET通信に対応
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカードスロット、SIMスロット、3.5mmイヤホンジャック
  • センサー Gセンサー
  • スピーカー クアッド ステレオスピーカー (スマートKアンプフィルター)
  • オーディオ Momentum Ⅲ オーディオシステム
  • キーボード TECLAST KS10 Bluetooth キーボード(別売)
  • カバー 専用の保護カバー(別売)
  • Widevine L1 対応
  • ワイヤレス投影 対応
  • 生体認証 顔認証
  • 筐体 メタル(金属)
  • OS Android 13 ※GSM認証、Google Playストア対応
  • サイズ 厚さ7.8mm
  • 重量 435 g
  • カラー アクア
  • 4G通信 対応(VoLTE 対応)
  • SIMカード nanoSIM(デュアルSIM)
  • 対応バンド
    4G:B1+B3+B5+B7+B8+B20/TD:B34+B38+B39+B40+B41
    3G:WCDMA B1+B2+B5+B8
    2G:B2/B3/B5/B8

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「TCL TAB 11」のスペック

  • ディスプレイ 10.95インチ、解像度2,000×1,200 ドット
    ※2K/5:3/NXTVISION/アイケアモード/画面拡張/画面分割
  • プロセッサ MediaTek Helio P60T
    ※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz
  • GPU Arm Mali-G72 MP3
  • RAM(メモリ) 4GB
  • ストレージ 128GB
  • 拡張ストレージ microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー 8000 mAh
  • 充電 Type-C、リバースチャージ対応
  • 背面カメラ 8MP
  • 前面カメラ 8MP
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
  • インターフェース USB Type-C (OTG)
  • スピーカー クアッドスピーカー
  • マイク デュアルマイク
  • スタイラスペン 対応(海外で専用ペン販売)
  • PCモード 対応
  • OS Android 13 ※Google Playストアに対応
  • サイズ 259 x 163.6 x 6.9 mm
  • 重量 462g
  • カラー ダークグレー

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「Fire Max 11」のスペック

  • ディスプレイ 11インチ、解像度2000×1200 ドット
    ※2K/5:3/213ppi/TÜV Rheinland Eye Comfort認証
  • プロセッサ 8コア 2.2GHz ※Fire HD 10 Plusよりも約50%高速
  • CPU 2x Arm Cortex-A78 (最大2.2GHz)、6x Arm Cortex A55 (最大2GHz)
  • GPU 不明
  • RAM(メモリ)4GB
  • ストレージ 64/128GB (使用可能領域53.57GB/115GB)
  • 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
  • バッテリー 7500 mAh
  • 駆動時間 最大14時間
  • 充電 Type-C (同梱のUSB-C (2.0)ケーブルと9W充電アダプタで約4.2時間)
  • 背面カメラ 8MP
  • 前面カメラ 8MP
  • カメラの機能 1080pのHDビデオ録画、リアカメラオートフォーカス対応
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax/ 2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.3 (A2DP)
  • インターフェース USB Type-C (2.0)、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック、キーボードスロット、キーボード用ポゴピン
  • センサー アクセロメータ、環境光センサー、ホールセンサー、指紋センサー
  • スピーカー Dolby Atmos対応のデュアルステレオスピーカー
  • スタイラスペン USI 2.0 準拠 (スタイラスプロトコル)、ペアリング不要、側面にも取付可能、Made for Amazon認定取得のサードパーティー製
  • キーボード Fire Max 11 専用のキーボード付きカバー(日本語配列・マグネットで着脱)
  • カバー 「キーボード付きカバー」、「スリムカバー」(スタンドとして利用可能・3色)
  • 音声認識 Alexa
  • Showモード 対応(ホーム画面が全画面表示になり、日時や天気などの情報がスライド形式で表示)
  • Officeアプリ Microsoft 365 Personal 3か月無料体験つき (体験期間終了後は1,284円/月の有料期間に自動更新)
  • 筐体の素材 アルミニウム
  • 生体認証 指紋認証 (電源ボタンにセンサー)
  • OS Fire OS ※Google Play ストア 非対応 ※アプリはAmazon アプリストアなどからダウンロード可能
  • サイズ 259.1 x 163.7 x 7.5 mm
  • 重量 490g
  • カラー グレー

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「BMAX I11 PLUS」のスペック

  • ディスプレイ 10.4インチ、解像度2000×1200ドットのIPS液晶
    ※2K/ナローベゼル/10点マルチタッチ/In-Cellフルラミネーション/ブルーライト低減/Miracast対応
  • プロセッサ Unisoc T616 オクタコア
    ※12nm/64bit/8コア
  • GPU ARM Mali-G57
  • RAM(メモリ)8GB LPDDR4x
  • 拡張メモリ +8GBで最大16GBまで  (※2023モデル)
  • ストレージ 128GB UFS 2.2
  • 外部ストレージ microSDカードで最大2TBまで
  • バッテリー 6600mAh
  • 駆動時間 動画再生で7時間
  • 充電 Type-C
  • 背面カメラ 13MP ※AF対応 (※2023モデル21MP)
  • 前面カメラ 5MP ※ (※2023モデル8MP)
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、BLuetooth 5.0、GPS (A-GPS/Beidou/Galileo/Glonass)
  • インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカードリーダー、3.5mmイヤホンジャック
  • センサー Gセンサー
  • スピーカー デュアルスピーカー ※3Dサラウンドサウンド対応
  • 振動モーター 搭載・利用できます
  • Widevine L1 対応 (※2023モデル)
  • 筐体の素材 アルミ合金
  • 生体認証 顔認証
  • OS Android 12
  • サイズ 247mm x 156mm x 7.7mm
  • 重量 466g
  • カラー シルバー
  • 4G通信 対応

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「Teclast M50 Pro」のメリット・デメリット

Teclast M50 Pro」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・10.1インチのフルHD IPS液晶・明るくワイドでT-Colour 2.0に対応

Teclast M50 Pro」は10.1インチで解像度1920 x 1200 ドットのIPSディスプレイを搭載。輝度350nit、画面比率83%の明るくワイドなフルHD液晶で、より鮮やかでリアルな色表示が可能な「T-Colour 2.0」に対応しています。

一方、「TCL TAB 11」は10.95インチで解像度2,000×1,200 ドットの2Kディスプレイを搭載しています。「Fire Max 11」は11インチで解像度2000×1200 ドットのディスプレイを搭載しています。「BMAX I11 PLUS」は10.4インチで解像度2000×1200ドットのIPS液晶を搭載しています。

・タッチサンプリングレート 120GHzに対応

Teclast M50 Pro」はより高速なタッチ入力が可能なタッチサンプリングレート120Hzに対応しています。

一方、「TCL TAB 11」と「Fire Max 11」、「BMAX I11 PLUS」はタッチサンプリングレート120Hzに対応していません。

・8GB LPDDR4Xメモリ搭載で最大16GBまで拡張できる

Teclast M50 Pro」は8GB LPDDR4Xメモリを搭載し、最大16GBまで拡張できます。

一方、「TCL TAB 11」は4GBメモリ搭載でスムーズに動作します。「Fire Max 11」はは4GBメモリ搭載でスムーズに動作します。「BMAX I11 PLUS」は8GB LPDDR4xメモリ搭載で最大16GBまで拡張できます。

・256GBストレージ搭載で最大1TBまで拡張できる

Teclast M50 Pro」は256GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。

一方、「TCL TAB 11」は128GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。「Fire Max 11」は64/128GBストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。「BMAX I11 PLUS」は128GB UFS 2.2ストレージ搭載で、最大2TBまで拡張できます。

・6000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応

Teclast M50 Pro」は6000 mAhバッテリーを搭載し、長時間の駆動が可能です。また、Type-Cを介した充電も利用できます。

一方、「TCL TAB 11」は8000mAhバッテリー搭載でType-C充電やリバースチャージ機能も利用できます。「Fire Max 11」は7500mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「BMAX I11 PLUS」は6600mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

・背面13MPカメラと前面5MPカメラが使える

Teclast M50 Pro」は背面にAIアルゴリズム対応の13MPのメインカメラを搭載し、オートフォーカスやフラッシュが利用できます。また、前面に5MPのフロントカメラを搭載し、ビデオ通話やオンライン会議、授業、チャットなどに活用できます。

一方、「TCL TAB 11」は背面8MPのメインカメラと前面8MPのフロントカメラを搭載しています。「Fire Max 11」は背面8MPカメラ(AF対応)と前面8MPカメラを搭載しています。「BMAX I11 PLUS」は背面21MPカメラと前面8MPカメラを搭載しています。

・Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、GPSに対応

Teclast M50 Pro」は高速で途切れにくいWi-Fi 5のデュアルバンドやBluetooth 5.0によるワイヤレス接続、5つの衛星測位に対応したGPSナビゲーションも利用できます。

一方、「TCL TAB 11」と「BMAX I11 PLUS」はWi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0に対応しています。「Fire Max 11」はWi-Fi 6とBluetooth 5.3に対応しています。

・SIMフリーの4G LET通信に対応

Teclast M50 Pro」はSIMフリーの4G LET通信に対応し、単体で通信できます。

一方、「TCL TAB 11」と「Fire Max 11」は4G LET通信に対応していません。「BMAX I11 PLUS」はSIMフリーの4G LET通信に対応しています。

・クアッド ステレオスピーカー搭載でMomentum Ⅲ オーディオシステムに対応

Teclast M50 Pro」はスマートKアンプフィルター内蔵のクアッド ステレオスピーカーを搭載しています。また、Momentum Ⅲ オーディオシステムに対応した高音質なサウンドを再生できます。

一方、「TCL TAB 11」は本体にクアッドスピーカーを搭載し、迫力あるサウンドを再生できます。「Fire Max 11」はDolby Atmos対応のデュアルステレオスピーカー搭載で、臨場感のあるサラウンドサウンドを再生できます。「BMAX I11 PLUS」はデュアルスピーカー搭載で3Dサラウンドサウンドに対応しています。

・純正のキーボードと専用の保護カバーを用意

Teclast M50 Pro」は純正のキーボード「TECLAST KS10 Bluetooth キーボード」(別売)と専用の保護カバー(別売)を用意しています。

一方、「TCL TAB 11」は専用のフリップケースを用意し、ケースを装着したままでも充電できるようになっています。「Fire Max 11」は専用のキーボード付きカバーと「スリムカバー」を用意しています。「BMAX I11 PLUS」は専用キーボードを用意していません。

・Widevine L1に対応

Teclast M50 Pro」はDRM(デジタル著作権管理)技術「Widevine L1」に対応。Hulu、Prime Vedeo、Disney+などの対応する動画配信サービスで、1080Pの高画質な映像を視聴できます。

一方、「TCL TAB 11」はWidevine L1に対応していません。「Fire Max 11」と「BMAX I11 PLUS」はWidevine L1に対応しています。

・顔認証に対応

Teclast M50 Pro」は顔認証に対応し、安全かつスピーディにログインできます。

一方、「TCL TAB 11」は顔認証に対応しています。「Fire Max 11」は指紋認証に対応しています。「BMAX I11 PLUS」は顔認証に対応しています。

・厚さ7.8mmで重さ435gの薄型軽量デザイン・アクア カラーを用意

Teclast M50 Pro」は厚さ7.8mm、重さ435 gの薄型軽量デザインを採用しています。筐体はメタル(金属)で、スタイリッシュなアクア カラーを用意しています。

一方、「TCL TAB 11」は厚さ6.9mmで重さ462gの薄型軽量デザインで、ダークグレーカラーを用意しています。「Fire Max 11」は厚さ7.5mmで重さ490gの薄型軽量デザインで、グレーカラーを用意しています。「BMAX I11 PLUS」は厚さ7.7mmで重さ466gの薄型軽量デザインで、シルバーカラーを用意しています。

・Android 13搭載で新機能も使える

Teclast M50 Pro」はAndroid 13を搭載し、新機能も使えるようになっています。

Android 13には、

テーマ別アイコンデザイン(サードパーティ製アプリを含む)、クイック設定の変更(ボタンの位置変更・タイル数の増加・不要な実行中アプリを停止)、ホーム画面のカスタマイズ、メディアコントロール(音楽でデザインが変化)、テキストのコピーツール、アプリごとの言語設定、おやすみ時間モードのカスタマイズ(設定項目が増加)、「バイブレーションとハプティクス」(通話のバイブレーションなどの設定項目が追加)、

通知の制御(ユーザーに許可を求める)、クリップボード履歴の自動消去、特定の写真や動画のみにアクセスを許可、空間オーディオ、Bluetooth LE Audio(音楽を他のユーザーと共有)、Chromebookとの連携、端末間でコピー&ペースト、タブレットのマルチタスク、手のひらとスタイラスペンの別タッチ登録

などの機能が追加されています。

一方、「TCL TAB 11」はAndroid 13を搭載し、新機能も使えるようになっています。「Fire Max 11」は最新のFire OS搭載でAmazonアプリストアからアプリをダウンロードできます。「BMAX I11 PLUS」はAndroid 12を搭載しています。

デメリット

・筆圧スタイラスペンを用意していない

Teclast M50 Pro」は専用の筆圧スタイラスペンを用意していません。

一方、「TCL TAB 11」と「Fire Max 11」はUSI 2.0準拠のスタイラスペン(筆圧対応)で手書き入力が可能です。「BMAX I11 PLUS」は専用の筆圧スタイラスペンを用意していません。

・Wi-Fi 6に対応していない

Teclast M50 Pro」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応していません。

一方、「Fire Max 11」はWi-Fi 6に対応しています。「TCL TAB 11」と「BMAX I11 PLUS」はWi-Fi 6に対応していません。

「Teclast M50 Pro」の評価

Teclast M50 Pro」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

2021年7月に発売された「Teclast M40 Pro」の後継モデルになります。OSをAndroid 13に刷新し、全体的なスペックも強化しつつも薄型軽量のボディになっています。

プロセッサはUnisoc T616Antutu総合で約26万ほど。UNISOC T618を搭載していた前モデルよりも約6万スコアが上がっています。このスコアはAntutu30万ほどの「Fire Max 11」に近く、動作スピードもほぼ同じくらいになっていると思われます。

また、メモリ8GB搭載で最大16GBまで拡張が可能。「TCL TAB 11」と「Fire Max 11」の約4倍のメモリ容量にすることができます。

そのほか、AIに対応した背面13MPのメインカメラと前面5MPカメラを搭載。256GBストレージ、6000 mAhバッテリー、クアッド ステレオスピーカー搭載で、タッチサンプリングレート 120GHzやWidevine L1、4G LET通信、ワイヤレス投影、顔認証にも対応しています。

突出した機能はありませんが、パワフルなプロセッサと大容量メモリ、ストレージを搭載し、使いやすい機能も豊富に搭載されており、コスパは高い方です。OSがAndroid 13のため、一万円台でスペックも高い「BMAX I11 PLUS」(Android 12)より使いやすいかもしれません。

Teclast M50 Pro」の発売時の価格は、22,015円(税込・1101円 OFFクーポン付き・タイムセール価格)。Android 13を搭載した高性能でコスパの高いタブレットを探している人におすすめです。

「Teclast M50 Pro」の販売・購入先

Teclast M50 Pro」は、

Amazonで29,900円(税込・9000円 OFFクーポン付き)、

楽天市場で24,760円(送料無料)、

ヤフーショッピングで36,580円、

AliExpressでUS $134.74 (日本円で約20,126円)、

で販売されています。

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他のタブレットと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「HEADWOLF HPad 5」(10.51インチ・Helio G99・4G通信)

★「TECLAST T45HD」(10.5インチ・T606・Android 13)

★「OUKITEL OKT3」(10.51インチ・T616・Android 13)

★「DOOGEE T10E」(T606・最大9GBメモリ・Android 13)

★「Redmi Pad SE」(11インチ・Snapdragon 680)

★「Fire HD 10 (2023)」(10.1型・8コア 2.05GHz・USIペン)

★「aiwa tab AS10 (6)」(10.1インチ・Mediatek MT8788)

★「CHUWI Hi10 X Pro」(10.1インチ・T606・Android 13)

TCL TAB 11

Fire Max 11

BMAX I11 PLUS

Blackview Tab 16」(Unisoc T616・最大14GBメモリ)

DOOGEE T30 Pro」(Helio G99・最大15GBメモリ)

HEADWOLF HPad3 Ultra」(Helio G99・最大24GBメモリ)

Lenovo Tab P11 (2nd gen)」(Helio G99・Android 12L)

Teclast T50 Pro」(Helio G99・最大16GBメモリ)

日本版「Galaxy Tab S6 Lite」(2023・Sペン付属・Android 13)

Xiaomi Pad 6」(Snapdragon 8+ Gen 1・Android 13)

他のTeclastタブレットと比較

他にもTeclastのタブレットが販売されています。ぜひ比較してみてください。

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