「GEEKOM A7」と話題のハイエンド小型PCを徹底 比較!特徴(メリット)やベンチマーク、原神、ゲーム、スペック、口コミ情報、評価、詳細な価格情報を紹介します。
※2024年6月、「GEEKOM A8」(Ryzen 9 8845HS)が発売されました。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「GEEKOM A7」が発売開始!
2024年1月27日、台湾のPCメーカーGEEKOM(ギコム)から「GEEKOM A7」が発売されました。
Ryzen 9 7940HS プロセッサを搭載した超ハイエンドなWindows ミニPCです。
GEEKOMからはすでに第13世代のインテル Core i9-13900Hを搭載した「Mini IT13」、第12世代のCore i7-12650H搭載の「Mini IT12」が発売され、コスパに優れる超高性能なミニPCとして評判になっています。
新モデルはその性能を超えるミニPCとして早くも話題になっています。
早速どんなミニPCなのか、詳しく見ていきましょう。
公式ページ: GEEKOM A7 Mini PC Ryzen™ 7000 7840HS/ 7940HS
メリット1:Ryzen 9 7940HS プロセッサで超高速に動作
新モデル「GEEKOM A7」はAMD Ryzen 9 7940HS プロセッサを搭載しています。
このプロセッサは4nmプロセスで製造された8コア、16スレッド、最大5.2GHz駆動のCPUを搭載し、AIに最適化されています。
具体的にはAMD Ryzen AI エンジンを搭載し、NPUのパフォーマンスで最大 10 TOPS を実現。画像認識や音声処理などのAIタスクを高速かつ省電力にこなせます。
内蔵のGPUは AMD Radeon 780M グラフィックス 12コア 2800 MHzで、ゲーム、編集、ストリーミングで高いグラフィック性能を発揮します。
また、HDMI 2.1、DisplayPort 2.1、DirectX 12、AMD FreeSync、Miracastもサポートしています。
ベンチマーク
AMD Ryzen 9 7940HS プロセッサをベンチマークで測定してみました。
PassmarkのCPUベンチマークで「30511」
Geekbench 6のシングルコア「2474」、マルチコア「9742」
Cinebench R23 シングルコア「1801」、マルチコア「17007」
PCMark 10 スコア「10,297」
<グラフィック>
Fire Strike グラフィックスコアで「7079」
Time Spy グラフィックスコアで「2556」
3DMark Wild Life「15680」
<ゲーム>
ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシーのベンチマーク
FHD解像度で高品質(デスクトップPC)設定で「5244」
他のCPUと比較
他のCPUを搭載するミニPC 13機種と比較すると、AMD Ryzen 9 7940HS プロセッサは1番目に高いスコアを記録していました。
1.★ Ryzen 9 7940HS (GEEKOM A7 / MINISFORUM UM790 Pro)・・・Passmark:30504
2.Ryzen 9 8845HS (GEEKOM A8)・・・Passmark:29381
3.AMD Ryzen 9 8945HS (MINISFORUM UM890 Pro)・・・Passmark:29246
4.Ryzen 7 7840HS (Beelink SER7/MINISFORUM UM780 XTX)・・・Passmark:29937
5.Core i9-13900H (Minisforum MS-01)・・・Passmark:29694
6.Ryzen 7 8845HS (GEEKOM A8/Beelink SER8/GMKtec NucBox K8)・・・Passmark:28708
7.Core Ultra 9 185H (Minisforum AtomMan X7 Ti)・・・Pssmark:28465
8.Core i9-12900H (GEEKOM XT12 Pro)・・・Passmark:28206
9.Ryzen 7 7735HS (GMKtec NucBox K5)・・・Passmark:24225
10.Core Ultra 5 125H (GMKtec NucBox K9)・・・Pssmark:22418
11.Ryzen 7 5800H (Beelink SER5 MAX)・・・Passmark:21080
12.Core i9-11900H (GMKtec M4)・・・Passmark:20647
13.Core Ultra 7 155U (GMKtec NucBox K9)・・・Pssmark:16069
グラフィック性能を比較
CPU内蔵のGPUはRadeon 780M グラフィックスで3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアで約「8000」前後を記録しています。
AMDのRadeon GPUの中では最も高いスコアでグラフィックスコアが高く、NVIDAのグラフィックボード「GTX 1650」に近い性能です。
インテルのCore Ultra 9 185Hが内蔵するインテル Arc グラフィックスも同じくらいのスコアになっています。
1.Radeon 780M・・・3DMark Fire Strike:8000 前後
2.Radeon 760M・・・3DMark Fire Strike:7800 前後
3.Radeon 680M・・・3DMark Fire Strike:6000 前後
原神のFPS
人気ゲームの「原神」は画質「中」設定で 50-60 FPSで動作します。
戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは30 FPSまで下がることがあります。
また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。
プレイできるゲーム
AMD Ryzen 9 7940HS プロセッサはAIによってゲームにも最適化されているため、多くのPCゲームをプレイできるようになっています。
LOLでFPS 160-180、
DOTA2でFPS 95-120、
CrossFireでFPS 240-280、
CSGOでFPS 138-150
2GTAでFPS 80-100、
VGenshinでFPS 75-85、
ImpactPUBGでFPS 70-85、
MinecraftでFPS 65-80
で動作することが確認されています。
また、他の公式サイトでは、
Forza Horizon 5で平均FPS「86」(1080p/高)、
Fortniteで平均FPS「78」(1080p/中)、
Call of Duty Modern Warfare 2 で平均FPS「106」(1080p/中+FSR Performance0)、
Cyberpunk 2077 で平均FPS「70」(1080p/中)、
で動作することが報告されています。
対応ソフト・アプリ
新モデル「GEEKOM A7」はAdobeのフォトショップ(Photoshop)での画像編集、イラストレーター(Illustrator)によるグラフィック制作、ライトルーム(Lightroom)の写真編集、プレミア ラッシュ(Premiere Rush)による映像制作に対応しています。
また、動画制作では豪Blackmagic Designが開発した高機能な動画編集ソフト「DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)」サイバーリンクが開発した動画編集ソフト「PowerDirector」を利用できます。
そのほか、3Dのグラフィック制作として
ルクシオンが開発する3Dレンダリング・アニメーションソフトウエア「Keyshot 11」、グラフィック ソフトウェア会社 OTOY Inc. によって開発されたレンダリングソフト「Octane Render」、ドイツのMAXON Computer社によるアニメーション、シミュレーションソフト「Cinema 4D」、オープンソースの統合型3DCGソフト「Blender」が使えるようになっています。
生成AIサービス
生成AIサービスは有料のものを含めて、ChatGPT、Stable Diffusion(ステーブル ディフュージョン)、Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)、Google Gemini(ジェミニ)、Microsoft Copilot(コパイロット)、Meta Llama (ラマ)3など主要なサービスを利用できます。
メリット2:航空グレードのアルミニウム合金の小型軽量ボディ
新モデル「GEEKOM A7」は軽くて頑丈な航空グレードのアルミニウム合金を採用しています。
CNC加工、金属砂吹き、陽極酸化などの複数の生産工程を経て製造され、シルバーカラーの美しい外観になっています。
サイズは12.4 x 112.4 x 37 mm、重さは470 gです。
複数の耐久テスト(振動、高温、低温、落下、高度、温度・湿度)もクリアした頑丈な作りで、
長期間の使用に耐えられます。
また、VESA マウントにも対応し、モニターの背面に設置できます。
「GEEKOM A7」のデザインは下の動画でチェックできます。
⇒ Youtubeショート動画でデザインをチェックする
⇒ Instagramでデザインをチェックする
メリット3:USB 4ポート搭載で4K 4画面出力に対応
新モデル「GEEKOM A7」は1つのUSB 4 Gen3 Type-Cポートを搭載。40Gbpsのデータ転送や8K映像出力、PD充電に対応しています。
また、2つのHDMI 2.0ポートを搭載。USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 4 Gen3 Type-Cポートと組み合わせて4K 4画面出力も利用できます。
そのほか、3つのUSB 3.2 Gen 2 Type-Aポートと1つのUSB 2.0 Type-Aポートを搭載。合計4つのUSBポートで外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。
メリット4:PCIe 4.0のM.2 SSDとDDR5-5600メモリを採用
新モデル「GEEKOM A7」はストレージにM.2 2280 PCIe Gen 4×4 SSDを搭載し、最大2TBまで搭載できます。
また、M.2 2242 SATAIII SSDの拡張スロットを搭載し、最大1TBまで搭載可能です。
M.2 2280と組みあわせると、合計3TBのストレージを搭載できます。
そのほか、DDR5-5600MT/s規格のメモリを32GB搭載しています。
DDR5規格の転送速度は最大6.4Gbpsで、DDR4規格(最大3.2Gbps)よりも2倍 高速です。
2つのスロットを搭載し、合計で最大64GBまで拡張できます。
メリット5:GEEKCOOL4.0採用の冷却システムを採用
新モデル「GEEKOM A7」はGEEKCOOL4.0 テクノロジー採用の冷却システムを搭載しています。
この冷却システムは銅パイプと大型の静音ファンで本体の高熱化を防ぎ、安定して動作します。
また、静音で動作するため、音に邪魔されずに作業に集中できます。
メリット6:Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.3・2.5G 有線LANに対応
新モデル「GEEKOM A7」は2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できるWi-Fi 6Eに対応し、
遅延のないオンライン ゲーム、8K ビデオ ストリーミング、リアルタイム VRを快適に楽しめます。
また、Bluetooth 5.3をサポートし、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。
そのほか、2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応し、有線接続でより安定した通信が利用できます。
他メーカーのミニPCと比較
新モデル「GEEKOM A7」と他メーカーのミニPCを比較してみました。
メモリ・ストレージを比較
「GEEKOM A7」はDDR5-5600MT/s規格のメモリを32GB搭載し、最大64GBまで拡張できます。また、2TB M.2 2280 PCIe Gen 4×4 SSD(最大2TB)を搭載し、M.2 2242 SATAIII SSDの拡張スロット(最大1TB)を活用して、合計で3TBまで拡張できます。
一方、「MINISFORUM UM790 Pro」は16GB/32GB/64GB DDR5‐5600MHzメモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。また、512GB/1TB M.2 2280 PCIe4.0 SSD ストレージ搭載で拡張もできます。
「Beelink SER7」は32GB DDR5 5600MHz メモリを搭載しています。また、1TB M.2 SSD ×2 NVMe PCIe 4.0 2280ストレージ搭載で、M.2 SSD PCIe 4.0で拡張もできます。
「GMKtec NucBox K6」は32GB DDR5-5600メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。また、512GB/1TB M.2 PCIe 4.0 x4 2280 ストレージ搭載で、最大2TB (PCIe 4.0 をサポート)まで拡張できます。
インターフェースを比較
「GEEKOM A7」はUSB 4 Gen3 Type-C (40Gbps/PD/DP) ×1、USB 3.2 Gen 2 Type-C ×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A x3、USB 2.0 Type-A ×1、HDMI 2.0 ×2などを搭載しています。
一方、「MINISFORUM UM790 Pro」はSB 4.0 Type-C (Alt PD/40G/DP出力) ×2、USB3.2 Type-A (Gen2) ×4、HDMI 2.1 ×2などを搭載しています。
「Beelink SER7」はUSB4 (40Gbps/PD3.0/DP1.4) ×2、Type-C ×1、USB 3.2 ×1、USB 2.0 ×2、DP 1.4 ×1、HDMI 2.1 ×1などを搭載しています。
「GMKtec NucBox K6」はUSB 4.0 Type-C (40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、USB3.2 (Gen2/10Gbps) x2、USB 3.2 x1、USB 2.0 x1、Displayport x1、HDMI 2.0(4K@60Hz) x1などを搭載しています。
通信 性能を比較
「GEEKOM A7」はWi-Fi 6EとBluetooth 5.3、2.5Gのギガビット有線LAN通信を利用できます。
一方、「MINISFORUM UM790 Pro」はWi-Fi 6EとBlueTooth 5.2、2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応しています。
「Beelink SER7」はWi-Fi 6とBlueTooth 5.2、2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応しています。
「GMKtec NucBox K6」はWi-Fi 6とBlueTooth 5.2、2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応しています。
サイズ・重さ・カラーを比較
「GEEKOM A7」はサイズ 112.4 x 112.4 x 37 mm、重さ470 gで、シルバーカラーを用意しています。
一方、「MINISFORUM UM790 Pro」はサイズ 127×128×47mm、重さ約666gで、ダークグレーカラーを用意しています。
「Beelink SER7」はサイズ 126 x 113 x 49mm、重さ649gで、オレンジ、スペースグレー、オブシディアン ブラック、グリーンの5色カラーを用意しています。
「GMKtec NucBox K6」はサイズ12.88 x 12.7 x 4.78 cm(重さは不明)でスティールブルー、スペースブルーの2色カラーを用意しています。
「GEEKOM A7」のスペック
- プロセッサ AMD Ryzen R9-7940HS (4nm/64bit/8コア/16スレッド/最大5.2GHz)
※AMD Ryzen R7-7840HS (8コア/16スレッド/最大5.1GHz)モデルもあり - GPU AMD Radeon 780M グラフィックス
- RAM(メモリ) 32GB DDR5-5600MHz Dual channel
- 拡張メモリ 最大64GBまで (DDR5 262PIN 5600MHz SODIMM)
- ストレージ 2TB M.2 2280 SSD (PCIe 4.0 x4/NVMe) ※最大2TBまで
- 拡張ストレージ M.2 2242 SATA 3.0 (スロットあり)で最大1TBまで
- 電源 19V 電源アダプター (120W)、地域固有の AC コード (IEC C5) 付き
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3
- 有線LAN インテル 10/100/1000/2500 Mbps RJ45 RTL8125BG-CG
- インターフェース USB 4 Gen3 Type-C (40Gbps/PD/DP) ×1、USB 3.2 Gen 2 Type-C ×1、USB 3.2 Gen 2 Type-A x3、USB 2.0 Type-A ×1、SDカードリーダー ×1、3.5mmフロントステレオヘッドセットジャック ×1、RJ45 ×1、HDMI 2.0 ×2、DC入力 ×1、電源ボタン ×1 、ケンジントンロック ×1
- 映像出力 8K(単一)、4K 4画面
- 冷却システム GEEKCOOL4.0 テクノロジー(銅パイプと大型の静音ファン)、静音(≤45Db)
- 筐体 航空グレードのアルミニウム合金、CNC加工、金属サンドブラスト、陽極酸化
- OS Windows 11 Pro
- サイズ 112.4 x 112.4 x 37 mm
- 重量 470 g
- カラー シルバー
- 付属品 1×電源アダプター 1×HDMIケーブル 1×ユーザーガイド 1×ありがとうカード
GEEKOMの口コミ情報・評判
GEEKOM(ギーコム)は2020年8月に中国で設立されたPC製造・販売を手掛けるPCメーカーです。
厳しい耐久テストを課しているため、高品質で、バックドアなどの心配は不要です。
Amazon.co.jpではGEEKOMの公式ストアがあり、万が一の初期不良などのトラブルでも交換や返品に応じてくれるので安心です。
ネット上にある口コミ情報では、
・期待以上に快適に動作する
・仕事用のPCとして十分に使える
・コンパクトで静か
・パワフルだがあまり発熱しない
など高評価のコメントが多数掲載されています。
なお、インターネット上には、「〇〇〇はどこの国?安全?」や「〇〇〇はやめとけ? どこの会社?」などのタイトルで検索上位を狙い、中国系メーカーの批判をしたり、間違った情報を流したりするサイトが大量に作られています。危険なので鵜呑みにしないようにしましょう。
GEEKOM ミニPCは安全に使えるか?
GEEKOM ミニPCは厳しい品質テスト耐久テストを課しているため、長期間 安全に使用できます。
公式ショップでは3年間の保証が付き、万が一トラブルが発生しても修理や新品の交換に応じてくれます。
また、オンラインカスタマーサービス、電話サポート、メールにも対応しています。
30日以内に製品が人為的でない故障を起こした場合は返品、交換にも応じてくれるので安心です。
なお、バックドアなどが報告されたことはありません。
Windows 11 OSもボリュームライセンスではなく、正規のOEM版です。
「GEEKOM A7」のデザインについて
小型軽量のスタイリッシュなデザインです。
サイズはタテ112.4 x ヨコ112.4 mmで、厚さはわずか37 mmと、非常に薄型です。
重さは470 gと非常に軽く、他の小型PC(約650g前後)と比べて、180gほど軽くなっています。
筐体はアルミ合金製で、カラーは光沢のあるシルバーを採用。ボディの四隅は丸みがある形状で、側面には豊富なポート類がずらりと並んでいます。
全体的にフレッシュで、スタイリッシュな印象です。一般的なミニPCにはない気品のあるデザインで、セレブな高級感が漂っています。
「GEEKOM A7」の評価
6つの基準で「GEEKOM A7」を5段階で評価すると以下のようになります。
スペック:★★★★★
デザイン:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★
<総合評価>
GEEKOMから発売されたハイエンドなミニPCです。パワフルなAMD Ryzenプロセッサと豊富なインターフェースを備え、4K 4画面出力やWi-Fi 6E、強力な冷却システムにも対応しています。
プロセッサは「MINISFORUM UM790 Pro」と同じRyzen 9 7940HSで、PassmarkのCPUベンチマークで約3万ほど。Ryzen 7 7840HS搭載モデル(「Beelink SER7」、「GMKtec NucBox K6」と同じ)も用意されていますが、PassmarkのCPUベンチマークは同じく3万ほどであまり大きな差はありません。
CPU内蔵のGPUも同じRadeon 780Mで、3DMark Fire Strike によるグラフィックスコアも同じく8千前後になります。ゲーミング性能は、LOLでFPS 160-180、DOTA2でFPS 95-120など高フレームレートを連発しており、SteamのPCゲームはほぼすべて動作する性能を持っています。NVIDIA GeForce GTX1650Ti とほぼ同じくらいのグラフィック性能なので、ゲームに関しては十分な性能だといえます。
また、インターフェースにはUSB 4 Gen3 Type-C ポートを搭載し、40Gbpsの高速転送や8K映像出力が利用できます。このほかにType-C(USB 3.2 Gen 2 Type-C ×1)を一つ、USB-Aポートを4つ(USB 3.2 Gen 2 Type-A x3、USB 2.0 Type-A ×1)搭載しており、インターフェースに関しては「MINISFORUM UM790 Pro」とほぼ同じ性能を備えているといえます。
そのほか、2つのHDMIポートと2つのType-Cポートを組み合わせて4K 4画面出力が利用可能。Wi-Fi 6Eの超高速通信が利用できるほか、GEEKCOOL4.0 テクノロジー採用の強力な冷却システムも利用できます。
全体的なスペックは非常に高く、特にプロセッサ性能、グラフィック性能が高いため、ゲーミングPCとして活用できるというメリットがあります。インターフェースや通信性能も高いため、仕事用のPCとしても十分に使えるでしょう。
ただし、ベアボーンモデルを用意していないというデメリットがあります。ベアボーンモデルで十分な人は「MINISFORUM UM790 Pro」や「GMKtec NucBox K6」などを選んだ方がいいかもしれません。
「GEEKOM A7」の発売時の価格は、$849.00 (日本円で約125,743円)。
Ryzen 9 7940HSプロセッサを搭載したハイエンドなミニPCを探している人におすすめです。
「GEEKOM A7」の価格・販売先
GEEKOM公式サイト
118,000円(32GB+2TBモデル・3000円OFFの割引コード:midori3000)で販売されています。
※支払い方法はクレジットカード、デビットカード、American Express、Apple Payです。
GEEKOM公式サイトで「GEEKOM A7」をチェックする
ECサイト
Amazonで110,000円、
楽天市場で95,800円(送料無料・中古Aランク品)、
米国 Amazon.comで$799.00 (日本円で約128141円)、
で販売されています。
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類似モデルの紹介
「GEEKOM A7」と似た性能を持つミニPCも販売されています。
「Minisforum AtomMan X7 Ti」
Minisforumから発売された4インチのタッチスクリーン付きのミニPCです。第14世代のIntel Core Ultra 9 185H搭載で、1080P HD カメラ、デュアルマイク、冷却システム、Wi-Fi 7に対応しています。
関連記事:モニター付き「Minisforum AtomMan X7 Ti」ミニPCの性能を解説
「MINISFORUM UM790 Pro」
MINISFORUMから発売されたRyzen 9 7940HS搭載のミニPCです。最大1TB M.2 SSD、USB 4.0搭載で、8K 4画面出力、Wi-Fi 6E、冷却システムに対応しています。
価格は、Amazonで125,980円 (税込・32GB+1TBモデル・18500円 OFFクーポン付き)、楽天市場で132,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで93,500円(送料無料・並行輸入品)、
AliExpressでUS $438.90 (16GB+500GBモデル・日本円で約65,004円)、MINISFORUM公式サイトで103,580円(32GB+1TBモデル・ベアボーンモデルは79,980円、64GB+1TBモデルは118,980円)です。
関連記事:「MINISFORUM UM790 Pro」超爆速で安い? RyzenミニPCと徹底 比較!
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「Beelink SER7」
Beelinkから発売されたRyzen 7 7840HS搭載のミニPCです。1TB M.2 SSD、拡張スロット、USB4搭載で、4K 4画面出力、Wi-Fi 6、VESAマウントに対応しています。
価格は、Amazonで96,800円 (税込・Ryzen7 7840HS・32GB+1TB)、楽天市場で110,918円(送料無料)、ヤフーショッピングで115,771円、
AliExpressでUS $629.62 (日本円で約93251円)、米国 Amazon.comで $599.20 (日本円で約88,746円)、Beelink公式サイトで$739.00です。
関連記事:「Beelink SER7」超高速でも安い? ハイスペックなRyzenミニPCと徹底 比較!
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「GMKtec NucBox K6」
GMKtecから発売されたRyzen 7 7840HS搭載のミニPCです。512GB/1TB M.2 SSD、USB 4.0ポートを備えるほか、4K 3画面出力、Wi-Fi 6、デュアル有線LANに対応しています。
価格は、Amazonで106,800円(18000 OFFクーポン付き)、楽天市場で126,295円(送料無料)、ヤフーショッピングで113,208円(送料無料)、
GMKtec公式サイトで$579.99 ($150 OFFクーポン適用で実質$429.99、日本円で約61,852円)、AliExpressでUS $439.99 (日本円で約65166円・ベアボーンモデル)、米国 Amazon.comで$749.99 ($150 OFFクーポン付き・32GB+1TBモデル・クーポン適用で日本円で約88863円)です。
関連記事:「GMKtec NucBox K6」で価格破壊か? 超人気ハイエンド小型PCと徹底 比較!
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※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説
![](https://ae01.alicdn.com/kf/S7c3bf68ac9b3413792f68c5e201b1bc5d.jpg)
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