Ryzen 7 5700U搭載のミニPC「GMKtec NucBox M5」をレビュー!ベンチマークやゲーム性能、拡張性(増設)、通信性能、デザインにいたるまで総合的に評価してきます。
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「GMKtec NucBox M5」が発売開始!
2023年12月、中国のPCメーカー GMKtec(ジーエムケーテック)から新製品「NucBox M5」(ナックボックス エム5)が発売されました。
Ryzen 7 5700Uを搭載したWindows ミニPCです。
GMKtecからは2022年12月、Ryzen 7 5800U搭載の「NucBox 10」が発売され、
高性能でコスパの高いミニPCとして評判になりました。
新モデルはそれを上回る性能を持っていることで、早くも話題になっています。
もちろん、原神などのPCゲームもプレイできますよ。
それでは早速どんなミニPCなのか、詳しく見ていきましょう。
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公式ページ:AMD Ryzen 7 5825U ミニ PC – NucBox M5 Plus
Ryzen 7 5700U性能とベンチマーク
「GMKtec NucBox M5」は手のひらサイズのコンパクトなボディに、パワフルなAMD Ryzen 7 5825Uプロセッサを搭載したミニPCです。
Zen 3アーキテクチャを採用したこのCPUは、8コア16スレッドで動作し、最大ブーストクロックは4.5GHzに達します。
PassMarkのCPU Markスコアは約15000点以上をを記録し、Intel Core i7-1165G7を凌駕する処理能力を備えています。
<CPUのベンチマーク結果>
- PassmarkのCPUベンチマークスコア「15846」
- Geekbench 6のシングルコア「1368」、マルチコア「5062」
- Cinebench 2023 シングルコア「1274」、マルチコア「9555」
この驚異的なパフォーマンスにより、NucBox M5は、オフィスソフトの利用はもちろん、画像編集、動画編集、プログラミングなど、負荷の高い作業も快適にこなせます。複数のアプリケーションを同時に開いてもスムーズに動作し、マルチタスクが多い方でもストレスを感じることなく作業できます。
Ryzen 7 5700U性能を比較
性能的には、Core i3-1220P (CHUWI LarkBox S)と同等の性能を発揮します。
低価格なミニPCに多く搭載されているインテルN100の約3倍以上高いスコアになります。
<CPUランキング>
※PassmarkのCPUベンチマークで比較したものです。
- Core i9-11900H (Minisforum MS-01)・・・Passmark:20647
- Ryzen 5 6600H (Beelink EQ6/NucBox M6)・・・Passmark:18798
- Ryzen7 5825U (GMKtec NucBox M5 plus/BMAX B5 A Pro)・・・Passmark:18346
- Core i5 11400H (Blackview MP200)・・・Passmark:15904
- ★ Ryzen 7 5700U (GMKtec NucBox M5/Blackview MP100)・・・Passmark:15850
- Core i3-1220P (CHUWI LarkBox S)・・・Passmark:14524
- Intel Core i7-1255U (BMAX B8 Pro)・・・Passmark:13607
- Core i7-11390H (BMAX B7 Power)・・・Passmark:9943
- Intel N97 (GMKtec NucBox G5)・・・Passmark:5877
- Intel N100 (BMAX B4 Plus/CHUWI LarkBox X)・・・Passmark:5553
グラフィック性能
内蔵グラフィックスRadeon Graphicsは、軽めのゲームであればプレイ可能です。仕事の合間に息抜きとしてゲームを楽しむこともできます。
3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアは約3200以上を記録し、Time Spy グラフィックスコアでは1400以上を記録しています。
<GPUのベンチマーク結果・グラフィックスコア>
- Fire Strike グラフィックスコアで「3251」(DirectX 11)
- Time Spy グラフィックスコアで「1416」(DirectX 12)
- 3DMark Night Raidで「12159」
- 3DMark Wild Life「6709」
ゲーム性能
「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」ベンチマークでは、
FHD解像度で標準品質(デスクトップPC)設定で「4796」(普通)を記録しています。
また、「モンスターハンターライズ」のベンチマークでは、
- 解像度 2560 x 1600ドット グラフィック設定「高」
- 平均フレームレート・・・約25 FPS
- 解像度 1920 x 1080(フルHD)設定、グラフィック設定「高」
- 平均フレームレート・・・約35.4 FPS
を記録しています。
負荷の高いPCゲームには不向きですが、画質を下げることに多くのPCゲームが動作します。
具体的なゲームタイトルのFPSは以下の通りです。
<各ゲームタイトルのFPS>
- フォートナイト: 世界中で大人気のバトルロイヤルTPSゲーム。建築要素を駆使した戦略的なバトルが特徴です。低設定では、70~90 FPSで動作します。
- エーペックスレジェンズ: 個性豊かなレジェンドと呼ばれるキャラクターが登場する、基本プレイ無料のバトルロイヤルFPSゲーム。スピーディーな戦闘とチームプレイが魅力です。低設定では、50~70 FPSで動作します。
- Valorant: 5対5のタクティカルシューター。正確な射撃とアビリティの使い方が勝利のカギを握ります。低設定では、100~150 FPSで動作します。
- League of Legends: 世界中でプレイされているMOBAの金字塔。5人対5人のチームで敵陣地の破壊を目指します。中設定では、150~200 FPSで動作します。
- 原神: 広大なオープンワールドを冒険する、アニメ調のRPG。元素を駆使した戦闘や、魅力的なキャラクターたちが人気です。低設定では、40~60 FPSで動作します。
- サイバーパンク2077: 近未来都市ナイトシティを舞台にしたオープンワールドRPG。重厚なストーリーと自由度の高いゲームシステムが特徴です。低設定では、20~30 FPSで動作します。
- グランド・セフト・オートV: 広大なオープンワールドで、犯罪に手を染めながら自由に生きるアクションゲーム。リアルなグラフィックと多彩なミッションが楽しめます。中設定では、60~80 FPSで動作します。
- フォールガイズ: 最大60人で競い合う、オンライン対戦型アクションゲーム。コミカルなキャラクターと、バラエティ豊かなミニゲームが魅力です。高設定では、60~70 FPSで動作します。
- マインクラフト: ブロックを積み上げて、自由に世界を創造できるサンドボックスゲーム。サバイバル生活を楽しんだり、建築に没頭したり、遊び方は無限大です。高設定では、100~150 FPSで動作します。
- ロケットリーグ: 車でサッカーをする、ユニークなスポーツゲーム。シンプルながらも奥深いゲーム性で、世界中に多くのファンがいます。高設定では、150~200 FPSで動作します。
発熱量は?冷却性能は高い?
高負荷時でもCPU温度は70~90℃程度に収まっています。消費電力を15Wに制限した場合は、CPU温度は最大でも70℃、平均で61.8℃とかなり低く抑えられています。
消費電力を35Wに設定すると、平均クロックが上昇し、ベンチマークテストのスコアも向上しますが、発熱は15W時よりも高くなり、平均で85.7℃、最大で90.1℃に達します。
冷却システムは2つのヒートシンクと40mmのケースファンで冷却する構造になっています。
ファンのノイズは比較的静かです。
ただし、小型PCのため、長時間の高負荷状態が続くと、内部に熱がこもりやすくなる可能性があります。ケースの排気口付近は、ある程度熱を持ちます。
総合的な性能
性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業でも快適に動作します。
具体的には、
Adobeのフォトショップ(Photoshop)での画像編集、
イラストレーター(Illustrator)によるグラフィック制作、
ライトルーム(Lightroom)の写真編集、
プレミア ラッシュ(Premiere Rush)による映像制作
を利用できます。
また、
動画制作では
豪Blackmagic Designが開発した高機能な動画編集ソフト「DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)」、
サイバーリンクが開発した動画編集ソフト「PowerDirector」
を利用できます。
3D制作では、
ルクシオンが開発する3Dレンダリング・アニメーションソフトウエア「Keyshot 11」、
グラフィック ソフトウェア会社 OTOY Inc. によって開発されたレンダリングソフト「Octane Render」、
ドイツのMAXON Computer社によるアニメーション、シミュレーションソフト「Cinema 4D」、
オープンソースの統合型3DCGソフト「Blender」
などを利用できます。
もちろん、生成AIサービスの
ChatGPT、Stable Diffusion(ステーブル ディフュージョン)、Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)、Google Gemini(ジェミニ)Microsoft Copilot(コパイロット)、Meta Llama (ラマ)3なども利用できます。
メモリを確認・拡張はできるか?
「GMKtec NucBox M5」は処理性能だけでなく、メモリ性能にもこだわっています。
DDR4-3200MHzの高速メモリを16GB搭載しており、いずれも高速なデータ転送速度を誇ります。
また、2つのSO-DIMMスロットを搭載し、最大64GBまで増設できます。
さらに、2つのSO-DIMMスロットを搭載し、デュアルチャネルに対応することで、シングルチャネルと比べてより高速な処理能力を実現しています。
この高速メモリとデュアルチャネル対応により、アプリケーションの起動やファイルの読み込みが高速になります。待ち時間のストレスがなくなります。
16GB/32GBの大容量メモリは、複数のアプリケーションを同時に開いたり、大規模なデータセットを扱う作業にも余裕で対応できます。動画編集や画像編集など、メモリを多く消費する作業もスムーズに行えます。
他のミニPCと比較
- 一方、「MINISFORUM UM480XT」は16GB/32GB DDR4メモリ搭載で、最大64GBまで拡張できます。
- 「Beelink SER5 MAX」は16GB/32GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。
- 「TRIGKEY S5 Pro」は16GB/32GB DDR4 メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。
ストレージを確認・何GBまで拡張できるか?
「GMKtec NucBox M5」は高速なNVMe SSDを搭載し、快適な作業環境を提供します。
容量は512GBで写真、動画、音楽など、大量のデータを保存できます。容量不足の心配をすることなく、安心してデータ保存できます。動画編集やゲームなど、大容量データの読み書きが多い作業もスムーズに行えます。
また、PCIe 3.0 x4接続に対応し、シーケンシャルリード速度は最大3,500MB/s、シーケンシャルライト速度は最大3,000MB/sに達します。PCIe 2.0規格と比較して約2倍 高速な転送が可能です。
これにより、OSやアプリケーションの起動、ファイルの読み込みが高速になります。待ち時間のストレスを軽減し、快適な作業環境を提供します。
増設は?
さらに、NucBox M5はPCIe 3.0接続のM.2 SSD 拡張スロットを搭載し、最大2TBまで容量を増やせます。将来、ストレージ容量が不足した場合でも、柔軟に対応できる点は大きなメリットです。
他のミニPCと比較
- 一方、「MINISFORUM UM480XT」はM.2 512GB PCIe SSDストレージを搭載し、2.5インチHDD/SSDで拡張できます。
- 「Beelink SER5 MAX」はPCIe 3.0接続のM.2 SSDを512GB/1TB搭載し、2.5インチのHDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。
- 「TRIGKEY S5 Pro」は500GB/1TB M.2 2280 NVMe SSD ストレージを搭載し、2.5インチのHDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。
接続ポートを確認
「GMKtec NucBox M5」は豊富な接続ポートを備え、様々な周辺機器を接続して使用することができます。
前面にUSB 3.2 Gen2ポートを、背面にUSB 3.0ポートをそれぞれ2つずつ搭載し、高速なデータ転送が可能です。外付けSSDやUSBメモリなどの周辺機器を接続して、快適に使用できます。
<前面インターフェース>
- USB 3.2 Gen2 Type-A x2・・・高速データ転送に対応したUSBポート
- 3.5mmオーディオジャック・・・ヘッドホンやマイクを接続
- 電源ボタン
背面にあるフル機能のUSB-C ポートは高速データ転送、PD給電、DP 1.4の映像出力を利用できます。
<背面インターフェース>
- USB 3.0 Type-A x2・・・周辺機器接続用のUSBポート
- HDMI 2.0ポート x1・・・4K 60Hz出力に対応したHDMIポート
- DisplayPort 1.4 x1・・・高解像度ディスプレイ出力用のDisplayPort
- USB Type-C x1・・・DisplayPort Alt Modeに対応したUSB Type-Cポート(映像出力とデータ転送が可能)
- 2.5ギガビットLANポート x2・・・高速な有線ネットワーク接続
- DC電源入力
映像出力
映像出力は、HDMI 2.0ポート、DisplayPort 1.4ポート、USB Type-Cポート(DisplayPort Alt Mode対応)を備えています。これにより、最大3画面の同時出力が可能で、マルチタスクを効率的に行えます。複数のウィンドウを同時に表示することで、作業効率を大幅に向上できます。
ネットワーク接続は、2.5 Gigabit Ethernetポートを2つ搭載し、高速なネットワーク接続を実現しています。大容量ファイルの転送やオンラインゲームも快適に楽しめます。また、最新のWi-Fi 6に対応し、高速かつ安定したワイヤレス接続を提供します。動画ストリーミングやオンライン会議もスムーズに行えます。
他のミニPCと映像出力を比較
- 一方、「MINISFORUM UM480XT」は2つのHDMIポートと1つのUSB 3.2 Gen2 Type-Cポートを組み合わせて、4K 3画面出力が利用できます。
- 「Beelink SER5 MAX」は4K映像出力に対応したDisplayportとHDMIポート、Type-Cポートを組み合わせて、4K 3画面出力を利用できます。
- 「TRIGKEY S5 Pro」は4K映像出力に対応した2つのHDMI 2.0ポートとType-Cポートを組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。
通信性能を確認
「GMKtec NucBox M5」は高速な有線LANと最新の無線LAN規格に対応し、安定したネットワーク接続が可能です。
2.5ギガビットイーサネット (2.5GbE) を2ポート搭載し、NASへのアクセスや大容量データの転送もスムーズに行えます。
また、Wi-Fi 6Eにも対応しており、従来のWi-Fi規格よりも高速で安定した通信が可能です。オンラインゲームや動画ストリーミングも快適に楽しめます。
有線LANと無線LANの両方に対応しているので、使用環境に合わせて柔軟にネットワーク接続を選択できます。自宅ではWi-Fiで接続し、オフィスでは有線LANで接続するといった使い分けが可能です。
さらに、Bluetooth 5.2にも対応しています。ワイヤレスマウス、キーボード、ヘッドセットなど、様々なBluetoothデバイスを接続できます。ケーブルの煩わしさから解放され、快適な作業環境を実現できます。
デザインを確認
「GMKtec NucBox M5」はコンパクトでスタイリッシュなデザインが魅力です。12.8cm x 12.7cm x 4.7cmという手のひらサイズのコンパクトさで、重さはわずか528g。デスクの上に置いても邪魔になりません。
また、筐体の色は落ち着いたネイビー、グレーの2色カラーで、どんなインテリアにも馴染みやすいでしょう。角は丸みを帯びており、優しい印象を与えます。耐久性のあるプラスチック素材で作られており、マットな質感で高級感を感じさせます。
そのほか、モニターの背面にVESAマウントで取り付けることもできます。VESAマウントを使えば、デスクスペースを有効活用でき、よりスッキリとした作業環境を実現できます。
「GMKtec NucBox M5」のデザインは下の動画でチェックできます。
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他のミニPCと比較
- 一方、「MINISFORUM UM480XT」は127 × 128 × 47mmの省スペース設計で、 ダークグレーカラーを用意しています。
- 「Beelink SER5 MAX」はサイズ 12.6 x 11.3 x 4.2 cm、重さ510gの小型デザインで、ブラックとミレニアル グレーの2色カラーを用意しています。
- 「TRIGKEY S5 Pro」ははサイズ 126 x 113 x 42 mmの小型デザインで、ブルーカラーを用意しています。
「GMKtec NucBox M5」のデメリット
「GMKtec NucBox M5」のデメリットを紹介します。
安価な2.5インチHDD/SSDで拡張できない
「GMKtec NucBox M5」は安価な2.5インチHDD/SSDでストレージ容量を増やすことができません。
一方、「MINISFORUM UM480XT」と「Beelink SER5 MAX」、「TRIGKEY S5 Pro」は2.5インチHDD/SSDで拡張できます。
USB 4.0ポートを搭載していない
「GMKtec NucBox M5」はUSB 4.0ポートを搭載していないため、8K/60Hz映像出力やケーブル一本でモニターに電源供給できる5V/3A電源出力が利用できません。
一方、「MINISFORUM UM480XT」と「Beelink SER5 MAX」、「TRIGKEY S5 Pro」もUSB 4.0ポートを搭載していません。
ファンのノイズ音が気になる
高負荷になった際にファンの音が大きくなります。静音で作業したい場合に邪魔になります。
「GMKtec NucBox M5」のスペック
- プロセッサ AMD Ryzen 7 5700U
※7nm/8コア/16スレッド/最大4.3GHz - GPU AND Radeon Graphics 8コア 1900 MHz
- RAM(メモリ) 16GB DDR4 3200MT/s
- 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
- ストレージ 512GB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)
- 拡張ストレージ 最大2TBまで (PCIe 3.0 M.2 2280スロット)
- 電源 ACアダプター(19V/3.42A)
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2
- 有線LAN 2.5G ギガビット有線LANに対応
- インターフェース USB-C (DP/PD/DATA) x1、USB3.2 Gen1 x2、USB 2.0 x1、HDMI 2.0 x1、Displayport 1.4 x1、2.5G 有線LAN(RJ45) x2、ヘッドホンジャック x1、電源ボタン、DCポート、ケンジントンロック
- 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4096×2160@60Hz)、USB-C (DP1.4)、Displayport 1.4
- 冷却システム アクティブ放熱システム、ツイン ターボファン、ヒートパイプ、静音
- VESAマウント 対応
- 筐体 メタル(金属)、CNC加工
- OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
- サイズ 12.8 x 12.7 x 4.7 cm
- 重量 不明
- カラー ネイビー、グレー
- 付属品 HDMIケーブル x1、電源ケーブル x1、保証カード x1、電源アダプター x1、VESAスタンド x1、取り扱い説明書 x1、ネジセット x1
GMKtec NucBox M5は高品質で安全か?
GMKtekのミニPCは厳しい品質テストを課しているため、耐久性が高く頑丈でです。また、万が一のトラブルでも、1年間のメーカー保証で製品の交換にも応じてくれます。
もちろん、バックドアなどの心配は不要です。天板をツールレスで取り外して分解もでき、BIOSの設定もF7を押し続けるだけで簡単にできます。
「GMKtec NucBox M5」の評価
「GMKtec NucBox M5」の評価を紹介します。
- スペック:★★★★
- 通信:★★★★
- 機能:★★★
- デザイン:★★★
- 使いやすさ:★★★★
- 価格:★★★★
<総合評価>
GMKtec NucBox Mシリーズ初のRyzenプロセッサ搭載モデルです。パワフルなプロセッサや大容量ストレージを搭載しつつも、価格を5万円前後に抑えています。
プロセッサはRyzen 7 5700Uで、PassmarkのCPUベンチマークで約1万5千ほど。Ryzen 7 4800U搭載の「MINISFORUM UM480XT」と比較すると、ほぼ同じくらいの性能になり、Ryzen 7 5800H搭載の「Beelink SER5 MAX」、「TRIGKEY S5 Pro」と比較すると、スコアが約6000低くなります。
しかしながら、GPUの性能は3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約3600を記録しており、他のプロセッサよりもグラフィック性能が高くなります。PCゲーム用としては少し低いスコアですが、ストリートファイター6、KOFシリーズなどの最新 格闘ゲームや「ファイナルファンタジーXIV」、負荷の低めのPCゲームなら動作するレベルです。
また、Adobeのフォトショップ(Photoshop)、イラストレーター(Illustrator)をはじめとしたグラフィック系ソフトやPowerDirectorなどの動画編集ソフトも快適に動作します。
そのほか、M.2 SSD 512GBストレージ搭載で、M.2の拡張スロット利用で最大2TBまで拡張することが可能。冷却システム搭載で4K 3画面出力やWi-Fi 6Eに対応するなど、仕事用としても十分に使える性能を備えています。
「GMKtec NucBox M5」の発売時の価格は、56,880円(税込・12000円 OFFクーポン付き)。
実質44,880円で購入できることになり、衝撃的なコストパフォーマンスです。パワフルなRyzenプロセッサを搭載したコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。
「GMKtec NucBox M5」の価格・販売先
ECサイト
Amazonで55,873円(税込)、
楽天市場で68,980円(送料無料)、
AliExpressで63,227円、
米国 Amazon.comで$319.00、
で販売されています。
Amazonで「GMKtec NucBox M5」(Ryzen 7 5700U)をチェックする
楽天市場で「GMKtec NucBox M5」をチェックする
ヤフーショッピングで「GMKtec NucBox」をチェックする
AliExpressで「GMKtec NucBox M5」をチェックする
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おすすめの類似製品を紹介
「GMKtec NucBox M5」に似た性能をもつミニPCも販売されています。
「GMKtec NucBox M5 Plus」
GMKtecから発売されたAMD Ryzen7 5825U搭載のミニPCです。
16GB/32GB DDR4 3200メモリ、512GB / 1TB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)ストレージを搭載しています。
また、4K 3画面出力(USB-C、HDMI、DP)、最大最大64GBまでのメモリ拡張、最大4TBまでのストレージ拡張、VESAマウント、冷却システム、USB-C (DP/PD/DATA) x1、USB3.2 Gen1 x2、USB 2.0 x2、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、2.5Gのデュアル有線LAN通信に対応しています。
価格は、Amazonで38,995円(16GB+512GB)、楽天市場で56,860円(送料無料)、AliExpressで40,817円(ベアボーンモデル)、米国 Amazon.comで $319.96(32GB+1TBモデル)、です。
関連記事:Ryzen 7で3万円台!ミニPC「GMKtec NucBox M5 Plus」をレビュー!
「BMAX B5 A Pro」
BMAXから発売されたミニPCです(2024年10月発売)。
AMD Ryzen7 5825U、16GB DDR4 メモリ、512GB M.2 NVMe SSDストレージ、拡張スロット(ストレージ用)、Displayport 1.4 x1、HDMI 2.1 x1、Windows 11を搭載しています。
また、4K 3画面出力、最大64GBまでのメモリ拡張、ストレージ拡張(M.2 NVMe、2.5inch HDD)、冷却システム、VESAマウント、Type-C (フル機能) x 1、USB 3.2 x2、USB 2.0 x2、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、ギガビット有線LANに対応しています。
価格は、Amazonで50,295円(税込・11000円 OFFクーポン)、ヤフーショッピングで78,868円、米国 Amazon.comで$499.99です。
関連記事:Ryzenで最安「BMAX B5 A Pro」の性能と評価を解説
「Beelink EQ6」
Beelinkから発売されたAMD Ryzen 5 6600H / Ryzen 7 7735HS / Ryzen 9 6900HXプロセッサ搭載のミニPCです。Windows 11 Pro、16GB/24GB DDR5 メモリを搭載。500GB/1TB M.2 2280 PCle4x4 ストレージ、ストレージ用の拡張スロット(最大4TB)、電源供給ユニット、HDMI 2.0 (最大4K) x2搭載で、
4K 3画面出力、冷却システム MSC2.0、ACケーブルからの電源供給、最大8TBまでのストレージ拡張、最大64GBまでのメモリ拡張、自動電源ON、USB-C (10Gbps) x1、USB3 (10Gbps) x3、USB2.0 (480Mbps) x1、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、デュアル ギガビット有線LANに対応しています。
価格は、Amazonで45,220円(税込・Ryzen 5 6600H)、米国 Amazon.comで$349.00、です。
関連記事:Ryzenで電源内蔵「Beelink EQ6」のメリット・デメリット
「Blackview MP100」
Blackviewから発売されたRyzen 7 5700U 搭載のミニPCです。32GB メモリ、1TB M.2 ストレージ搭載で、RGBライト、4K 3画面出力、冷却システム、VESAマウント、VESAマウントに対応しています。
価格は、AliExpressで50,036円(16GB+1TBモデル)です。
関連記事:「Blackview MP100」をゲーミングPCとして使えるかを検証してみた
「CHUWI LarkBox S」
CHUWIから発売された第12世代 Intel Core i3-1220P 搭載のミニPCです(2024年10月 発売)。
Windows 11 Home、16GB DDR4 3200MHzメモリ、512GB PCIe 3.0 SSD ストレージ、SO-DIMM スロットを搭載しています。
また、RGBライト、4K 3画面出力、最大64GBまでのメモリ拡張、冷却システム、最大 1TB までのストレージ拡張、VESAマウント、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、1Gbpsのギガビット有線LAN通信に対応しています。
価格は、ヤフーショッピングで45,900円、CHUWI JPストアで45,900円(税込)、AliExpressで46,705円 (16GB+512GB)です。
関連記事:CHUWI LarkBox S レビュー|Core i3-1220P搭載でゲームもできる?
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