衝撃コスパ「GMKtec NucBox M5」とRyzenミニPCを比較

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GMKtec NucBox M5」(Ryzen 7 5700U)とお買い得なRyzenミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2024年5月21日、「GMKtec NucBox M6」(Ryzen 5 6600H)が発売されました。

※2023年12月、「GMKtec NucBox K6」(Ryzen 7 7840HS)が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「GMKtec NucBox M5」の特徴

GMKtec NucBox M5 main

2023年12月、中国のPCメーカー GMKtec(ジーエムケーテック)から新製品「NucBox M5」(ナックボックス エム5)が発売されました。

Ryzen 7 5700Uを搭載したWindows ミニPCです。

GMKtecからは2022年12月、Ryzen 7 5800U搭載の「NucBox 10」が発売され、

高性能でコスパの高いミニPCとして評判になりました。

新モデルはそれを上回る性能を持っていることで、早くも話題になっています。

早速どんなミニPCなのか、詳しく見ていきましょう。

Ryzen 7 5700U・Radeon グラフィックス・16GBメモリ

GMKtec NucBox M5」はAMD Ryzen 7 5700U プロセッサを搭載。7nmプロセスで製造された8コア16スレッド最大4.3GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで約1万5千を記録しています。

また、GPUに 8コア、周波数1900 MHzのRadeon グラフィックスを採用。第12世代のインテル Core i7-1260Pに近いグラフィック性能を発揮し、SteamなどのPCゲームや、Adobeのフォトショップ(Photoshop)、イラストレーター(Illustrator)、Premiere Proなども快適に動作します。

そのほか、16GB DDR4 メモリを搭載。2つのSO-DIMMスロットを搭載し、最大64GBまで拡張できます。

M.2 SSD 512GB・最大2TBの拡張・USB-Cポート

GMKtec NucBox M5」はPCIe 3.0 接続の512GB M.2 SSDストレージを搭載。PCIe 2.0規格と比較して約2倍 高速な転送が可能になっています。また、PCIe 3.0接続のM.2 SSD 拡張スロットを搭載。最大2TBまで容量を増やすことができます。

そのほか、フル機能のUSB-C ポートを搭載し、高速データ転送、PD給電、DP 1.4の映像出力が利用可能。2つのUSB3.2 Gen1 ポートと1つのUSB 2.0 ポートも搭載し、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

4K 3画面出力・Wi-Fi 6E・冷却システム

GMKtec NucBox M5」は4K映像出力に対応したHDMI 2.0ポートとディスプレイポート 1.4を搭載。USB-C ポートと組み合わせて、3画面出力も利用できます。また、Wi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6E」に対応。Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続や2.5Gbpsギガビット有線LAN 通信も利用できます。

そのほか、ツイン ターボファンやヒートパイプを採用した冷却システムを搭載。本体はサイズ 12.8 x 12.7 x 4.7 cmの省スペース設計で、モニターの背面に設置できるVESAマウントも利用できます。

公式ページ: GMKtec

価格を比較

GMKtec NucBox M5」と「MINISFORUM UM480XT」、「Beelink SER5 MAX」、「TRIGKEY S5 Pro」の価格を比較してみました。

「GMKtec NucBox M5」

GMKtec NucBox M5」は、Amazonで63,680円(税込・16GB+512GBモデル/32GB+1TBモデルは70,680円)、楽天市場で65,980円(送料無料)、AliExpressでUS $309.99 (日本円で約46266円)、米国 Amazon.comで$396.69 で販売されています。

「MINISFORUM UM480XT」

MINISFORUM UM480XT」は、楽天市場で40,980円(送料無料・32-512)、ヤフーショッピングで56,400円(送料無料)、米国 Amazon.comで$289.90 (32G + 512GB・日本円で約42532円)で販売されています。

「Beelink SER5 MAX」

Beelink SER5 MAX」は、Amazonで69,800円 (税込・32GB+500GBモデル・5000円OFFクーポン付き)、楽天市場で70,000円(送料無料・16GB+500GBモデル)、ヤフーショッピングで80,795円(16GB+500GB)、

Beelink公式サイトで$439.00 (16GB+500GBモデル)、AliExpressでUS $331.87 (日本円で約48690円)、米国 Amazon.comで $439.00 (日本円で約64407円・16GB)で販売されています。

「TRIGKEY S5 Pro」

TRIGKEY S5 Pro」は、Amazonで55,800円(Ryzen 7 5700U・16+500・5000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で69,378円円(送料無料・Ryzen 7 5800U・16GB+500GB)、ヤフーショッピングで61,938円円(送料無料・Ryzen 7 5800H・16GB+500GB)、

AliExpressでUS $269.80 (日本円で約39583円)、TRIGKEY公式サイトで$327.99 (日本円で約48120円)、米国 Amazon.comで$469.00 ($60 OFFクーポン付き)で販売されています。

ベンチマークを比較

「GMKtec NucBox M5」は7nmプロセスで製造された8コア、16スレッドのAMD Ryzen 7 5700Uプロセッサ搭載で、PassmarkのCPUベンチマークスコアで「15864」を記録しています。

同じプロセッサはノートPCの「IdeaPad Flex 570(14型 AMD)」にも搭載されています。

<CPU> AMD Ryzen 7 5700U

Passmarkによるベンチマークスコアは「15846」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1368」、マルチコアで「5062」。

<GPU> Radeon Graphics 8コア 1900 MHz

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「3651」。

他のCPUと比較

Ryzen 7 4800U搭載の「MINISFORUM UM480XT」と比較すると、Passmarkスコアが約1000低くなります(ほぼ同じくらいの性能になります)。

AMD Ryzen 7 4800U・・・Passmarkによるベンチマークスコアは「16871」(CPU)。Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1386」、マルチコアで「5576」。

Ryzen 7 5800H搭載の「Beelink SER5 MAX」、「TRIGKEY S5 Pro」と比較すると、スコアが約6000低くなります。

AMD Ryzen 7 5800H・・・Passmarkによるベンチマークスコアは「21299」(CPU)。Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「1736」、マルチコアで「7076」。

グラフィック性能

3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで「3651」を記録しています。

このスコアはAMD Ryzen 5 5625Uとほぼ同じで、第12世代のインテル Core i7-1260Pが内蔵するインテル Iris Xe Graphics (3959)に近いスコアになります。

他のGPUと比較

「MINISFORUM UM480XT」Radeon Vega 7・・・3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「2000」。

「Beelink SER5 MAX」AMD Radeon Graphics・・・3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。

「TRIGKEY S5 Pro」AMD Radeon Graphics・・・3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「2465」。Passmark Average G3D Markで「2802」

ゲーミング性能

PCゲームは負荷の高くないものだけプレイできます。画質を下げると、30 FPSで動作し、ある程度快適にプレイできます。

また、SteamなどのPCゲームもプレイ可能です。ただし、グラフィックカードを必要とする高負荷の3Dゲームは遊べないので注意が必要です。

PS2を含め、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク

解像度 1920 x 1080(フルHD)設定、画質「最高品質」

平均フレームレート・・・約22.6 FPS

画質「標準品質(ノートPC)」の場合

平均フレームレート・・・約37.4 FPS

モンスターハンターライズ

解像度 2560 x 1600ドット グラフィック設定「高」

平均フレームレート・・・約25 FPS

解像度 1920 x 1080(フルHD)設定、グラフィック設定「高」

平均フレームレート・・・約35.4 FPS

総合的な性能

性能的には動画編集、画像編集、写真の現像、動画のエンコードなどグラフィック性能を必要とする作業でも快適に動作します。

具体的には、

Adobeのフォトショップ(Photoshop)での画像編集、

イラストレーター(Illustrator)によるグラフィック制作、

ライトルーム(Lightroom)の写真編集、

プレミア ラッシュ(Premiere Rush)による映像制作

を利用できます。

また、

動画制作では

豪Blackmagic Designが開発した高機能な動画編集ソフト「DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)」、

サイバーリンクが開発した動画編集ソフト「PowerDirector

を利用できます。

3D制作では、

ルクシオンが開発する3Dレンダリング・アニメーションソフトウエア「Keyshot 11」、

グラフィック ソフトウェア会社 OTOY Inc. によって開発されたレンダリングソフト「Octane Render」、

ドイツのMAXON Computer社によるアニメーション、シミュレーションソフト「Cinema 4D」、

オープンソースの統合型3DCGソフト「Blender

などを利用できます。

もちろん、生成AIサービス

ChatGPT、Stable Diffusion(ステーブル ディフュージョン)、Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)、Google Gemini(ジェミニ)Microsoft Copilot(コパイロット)、Meta Llama (ラマ)3なども利用できます。

メリット

GMKtec NucBox M5」のメリットを紹介します。

16GB DDR4メモリで最大64GBまで増設

GMKtec NucBox M5」は16GB DDR4 メモリを搭載しています。また、2つのSO-DIMMスロットを搭載し、最大64GBまで増設できます。

一方、「MINISFORUM UM480XT」は16GB/32GB DDR4メモリ搭載で、最大64GBまで拡張できます。「Beelink SER5 MAX」は16GB/32GB DDR4メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。「TRIGKEY S5 Pro」は16GB/32GB DDR4 メモリ搭載で最大64GBまで拡張できます。

512GB M.2 SSDストレージを搭載

GMKtec NucBox M5」はPCIe 3.0接続の512GB M.2 SSDストレージを搭載し、PCIe 2.0規格と比較して約2倍 高速な転送が可能になっています。

一方、「MINISFORUM UM480XT」はM.2 512GB PCIe SSDストレージを搭載しています。「Beelink SER5 MAX」はPCIe 3.0接続のM.2 SSDを512GB/1TB搭載しています。「TRIGKEY S5 Pro」は500GB/1TB M.2 2280 NVMe SSD ストレージを搭載しています。

M.2の拡張スロットで最大2TBまで増設

GMKtec NucBox M5」はPCIe 3.0接続のM.2 SSD 拡張スロットを搭載し、最大2TBまで容量を増やせます。

一方、「MINISFORUM UM480XT」は2.5インチHDD/SSDで拡張できます。「Beelink SER5 MAX」と「TRIGKEY S5 Pro」は2.5インチのHDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。

Wi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応

GMKtec NucBox M5」はWi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できる「Wi-Fi 6E」に対応しています。また、Bluetooth 5.2によるワイヤレス接続も利用できます。

一方、「MINISFORUM UM480XT」と「Beelink SER5 MAX」、「TRIGKEY S5 Pro」はWi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応しています。

2.5Gのギガビット有線LAN通信に対応

GMKtec NucBox M5」は2.5Gbpsのギガビット有線LAN通信を利用できます。

一方、「MINISFORUM UM480XT」は2.5Gbpsのギガビット有線LAN通信に対応しています。「Beelink SER5 MAX」はギガビット有線LANを利用できます。「TRIGKEY S5 Pro」は高速で安定した1000Mのギガビット有線LAN通信を利用できます。

フル機能のUSB-Cポートを搭載

GMKtec NucBox M5」はフル機能のUSB-C ポートを搭載し、高速データ転送、PD給電、DP 1.4の映像出力を利用できます。

一方、「MINISFORUM UM480XT」は1つのUSB 3.2 Gen2 Type-C (support DP1.4, 4K@60Hz)ポートを搭載しています。「Beelink SER5 MAX」はType-Cポート搭載で4K映像出力に対応しています。「TRIGKEY S5 Pro」はUSB Type-Cポートを搭載し、高速データ転送とDP映像出力を利用できます。

2つのUSB3.2 Gen1 ポートが使える

GMKtec NucBox M5」は2つのUSB3.2 Gen1 ポートと1つのUSB 2.0 ポートも搭載し、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

一方、「MINISFORUM UM480XT」は1つのUSB 3.2 Gen2 Type-C(Data Only)を搭載しています。「Beelink SER5 MAX」は3つのUSB3.2ポートとと1つのUSB 2.0ポートを搭載しています。「TRIGKEY S5 Pro」は3つのUSB 3.2 (10Gbps) ポートと1つのUSB 2.0ポートを搭載しています。

4K 3画面出力に対応

GMKtec NucBox M5」は4K映像出力に対応したHDMI 2.0ポートとディスプレイポート 1.4を搭載し、USB-C ポートと組み合わせて、3画面出力も利用できます。

一方、「MINISFORUM UM480XT」は2つのHDMIポートと1つのUSB 3.2 Gen2 Type-Cポートを組み合わせて、4K 3画面出力が利用できます。「Beelink SER5 MAX」は4K映像出力に対応したDisplayportとHDMIポート、Type-Cポートを組み合わせて、4K 3画面出力を利用できます。「TRIGKEY S5 Pro」は4K映像出力に対応した2つのHDMI 2.0ポートとType-Cポートを組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。

冷却システムで安定して動作する

GMKtec NucBox M5」はツイン ターボファンやヒートパイプを採用した冷却システムを搭載しています。

一方、「MINISFORUM UM480XT」はスマートファンとデュアルヒートシンクを採用した冷却システムを搭載しています。「Beelink SER5 MAX」はファン ブラケット、システム ファン、SSD クーラーを備えた新しい冷却システムを搭載しています。「TRIGKEY S5 Pro」はデュアルファン搭載で熱を効率的に排出し、長時間でも安定して動作します。

VESAマウントに対応

GMKtec NucBox M5」はモニターの背面に設置できるVESAマウントを利用できます。

一方、「MINISFORUM UM480XT」と「Beelink SER5 MAX」、「TRIGKEY S5 Pro」もVESAマウントに対応しています。

省スペース設計で2色カラーを用意

GMKtec NucBox M5」はサイズ 12.8 x 12.7 x 4.7 cmの省スペース設計で、ネイビー、グレーの2色カラーを用意しています。

一方、「MINISFORUM UM480XT」は127 × 128 × 47mmの省スペース設計で、 ダークグレーカラーを用意しています。「Beelink SER5 MAX」はサイズ 12.6 x 11.3 x 4.2 cm、重さ510gの小型デザインで、ブラックとミレニアル グレーの2色カラーを用意しています。「TRIGKEY S5 Pro」ははサイズ 126 x 113 x 42 mmの小型デザインで、ブルーカラーを用意しています。

Window 11 Pro 搭載で新機能も使える

GMKtec NucBox M5」はWindow 11 Pro 搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、

「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加

などの機能が追加されています。

一方、「MINISFORUM UM480XT」はWindows 11 Pro 64bit搭載で新機能も利用できます。「Beelink SER5 MAX」と「TRIGKEY S5 Pro」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

高品質で安全

GMKtekのミニPCは厳しい品質テストを課しているため、耐久性が高く頑丈でです。また、万が一のトラブルでも、1年間のメーカー保証で製品の交換にも応じてくれます。

もちろん、バックドアなどの心配は不要です。天板をツールレスで取り外して分解もでき、BIOSの設定もF7を押し続けるだけで簡単にできます。

デメリット

「GMKtec NucBox M5」のデメリットを紹介します。

安価な2.5インチHDD/SSDで拡張できない

GMKtec NucBox M5」は安価な2.5インチHDD/SSDでストレージ容量を増やすことができません。

一方、「MINISFORUM UM480XT」と「Beelink SER5 MAX」、「TRIGKEY S5 Pro」は2.5インチHDD/SSDで拡張できます。

USB 4.0ポートを搭載していない

GMKtec NucBox M5」はUSB 4.0ポートを搭載していないため、8K/60Hz映像出力やケーブル一本でモニターに電源供給できる5V/3A電源出力が利用できません。

一方、「MINISFORUM UM480XT」と「Beelink SER5 MAX」、「TRIGKEY S5 Pro」もUSB 4.0ポートを搭載していません。

スペック

  • プロセッサ AMD Ryzen 7 5700U
    ※7nm/8コア/16スレッド/最大4.3GHz
  • GPU AND Radeon Graphics 8コア 1900 MHz
  • RAM(メモリ) 16GB DDR4 3200MT/s
  • 拡張メモリ 最大64GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 512GB M.2 NVMe (PCIe 3.0 M.2 2280)
  • 拡張ストレージ 最大2TBまで (PCIe 3.0 M.2 2280スロット)
  • 電源 ACアダプター(19V/3.42A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G ギガビット有線LANに対応
  • インターフェース USB-C (DP/PD/DATA) x1、USB3.2 Gen1 x2、USB 2.0 x1、HDMI 2.0 x1、Displayport 1.4 x1、2.5G 有線LAN(RJ45) x2、ヘッドホンジャック x1、電源ボタン、DCポート、ケンジントンロック
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4096×2160@60Hz)、USB-C (DP1.4)、Displayport 1.4
  • 冷却システム アクティブ放熱システム、ツイン ターボファン、ヒートパイプ、静音
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
  • サイズ 12.8 x 12.7 x 4.7 cm
  • 重量 不明
  • カラー ネイビー、グレー
  • 付属品 HDMIケーブル x1、電源ケーブル x1、保証カード x1、電源アダプター x1、VESAスタンド x1、取り扱い説明書 x1、ネジセット x1

評価

GMKtec NucBox M5」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★

デザイン:★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

GMKtec NucBox Mシリーズ初のRyzenプロセッサ搭載モデルです。パワフルなプロセッサや大容量ストレージを搭載しつつも、価格を5万円前後に抑えています。

プロセッサはRyzen 7 5700Uで、PassmarkのCPUベンチマークで約1万5千ほど。Ryzen 7 4800U搭載の「MINISFORUM UM480XT」と比較すると、ほぼ同じくらいの性能になり、Ryzen 7 5800H搭載の「Beelink SER5 MAX」、「TRIGKEY S5 Pro」と比較すると、スコアが約6000低くなります。

しかしながら、GPUの性能は3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで約3600を記録しており、他のプロセッサよりもグラフィック性能が高くなります。PCゲーム用としては少し低いスコアですが、ストリートファイター6、KOFシリーズなどの最新 格闘ゲームや「ファイナルファンタジーXIV」、負荷の低めのPCゲームなら動作するレベルです。

また、Adobeのフォトショップ(Photoshop)、イラストレーター(Illustrator)をはじめとしたグラフィック系ソフトやPowerDirectorなどの動画編集ソフトも快適に動作します。

そのほか、M.2 SSD 512GBストレージ搭載で、M.2の拡張スロット利用で最大2TBまで拡張することが可能。冷却システム搭載で4K 3画面出力Wi-Fi 6Eに対応するなど、仕事用としても十分に使える性能を備えています。

GMKtec NucBox M5」の発売時の価格は、56,880円(税込・12000円 OFFクーポン付き)。

実質44,880円で購入できることになり、衝撃的なコストパフォーマンスです。パワフルなRyzenプロセッサを搭載したコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

デザイン

今回発売されたM5モデルは特別な形状をしているわけではなく、GMKtecのNucBoxシリーズによくある形状を踏襲しています。

具体的にはGMKtec NucBox K2やGMKtec NucBox K3 Proの形状に似ています。

ただし、ボディの天板と側面のカラーは同一色を用いており、伝統的な黒/グレーの配色は使っていません。

また、側面の排気口が細かい網状になっており、従来の細長い形状が並んだ排気口とは異なっています。

サイズは12.8 x 12.7 x 4.7 cmで、コンパクトな省スペース設計であることは従来モデルと同じです。

現在確認できるカラーはネイビーとグレーの2色。どちらも落ち着いた色合いで、オフィスでも違和感なく使えそうです。

※上の文面はThreadsからの引用です。

「GMKtec NucBox M5」のデザインは下の動画でチェックできます。

Youtubeショート動画でデザインをチェックする

Instagramでデザインをチェックする

販売・購入先

GMKtec NucBox M5」は、

Amazonで63,680円(税込・16GB+512GBモデル/32GB+1TBモデルは70,680円)、

楽天市場で65,980円(送料無料)、

AliExpressでUS $309.99 (日本円で約46266円)、

米国 Amazon.comで$396.69 、

で販売されています。

Amazonで「GMKtec NucBox M5」(Ryzen 7 5700U)をチェックする

楽天市場で「GMKtec NucBox M5」をチェックする

ヤフーショッピングで「GMKtec NucBox」をチェックする

AliExpressで「GMKtec NucBox M5」をチェックする

米国 Amazon.comで「GMKtec NucBox M5」をチェックする

 

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