GPS搭載のランニングウォッチ ガーミン「ForeAthlete 245」の特徴、計測できること、機能、スペック、魅力、価格を紹介します。
※2023年3月2日、「Garmin Forerunner 265」が発売されました。
※2022年6月、「Garmin Forerunner 255」が発売されました。
※2019年 8月から「ForeAthlete 45」も発売中です。
ガーミン「ForeAthlete 245」の特徴 まとめ
ガーミン「ForeAthlete 245」はGPS搭載のランニングウォッチです。5気圧防水ボディに半透過メモリインピクセル(MIP)液晶や心拍計、22時間駆動するバッテリーを搭載し、各種の活動量や心拍数、VO2 max値、睡眠の質などを計測できます。また、「Body Battery」機能、「ランニングダイナミクス」機能、Bluetooth、ANT+、スマートフォンとの連携機能にも対応しています。
「ForeAthlete 245」は高性能なスマートウォッチだった?!
ガーミン「ForeAthlete 245」はGPS搭載のランニングウォッチで、ランナー向けの機能も充実している。その実力は最強レベルに達しているといえるだろう。しかし、その機能をよく調べてみると、GPS搭載のスマートウォッチ「Garmin vivoactive 3」に近い機能を数多く搭載していることが分かる。
半透過メモリインピクセルのカラー液晶や心拍計、GPS機能を搭載し、各種の活動量や心拍数、VO2 max値、睡眠の質なども計測できる。また、スマートフォンとも連携し各種の通知も受け取れるほか、「Garmin Connect」アプリや「Connect IQストア」も利用できる。
液晶ディスプレイがタッチ操作に対応していない点やGarmin Payが利用できないといった違いはあるが、その実力は極めて高い。
一応、ランニング用のGPSウォッチとして販売されているが、その中身はWear OSを搭載していない「高性能なスマートウォッチ」として見ていいだろう。
「ForeAthlete 245」の公式製品紹介ページはこちら
「ForeAthlete 245 Music」の公式製品紹介ページはこちら
ガーミン「ForeAthlete 245」で計測できること
ガーミン「ForeAthlete 245」は、心拍計を搭載し、心拍数、VO2 max値、有酸素および無酸素トレーニングの効果、またトレーニングのパフォーマンス状況を分析して、トレーニング不足や過度のトレーニングも表示することができます。また、睡眠の質、消費カロリー(心拍ベース)、ステップ数、移動距離、週間運動量、ストレスレベル、フィットネス年齢も計測できます。
<計測できること 一覧>
心拍数、VO2 max値、有酸素および無酸素トレーニングの効果、睡眠の質、消費カロリー(心拍ベース)、ステップ数、移動距離、週間運動量、ストレスレベル、フィットネス年齢など
ガーミン「ForeAthlete 245」の機能
ガーミン「ForeAthlete 245」は、「Body Battery」機能を搭載し、自分が休息すべきタイミングを示すことが可能です。別売の「ランニングダイナミクスポッド」とのペアリングで、ランニングフォームの分析に対応。ウォッチのスクリーン上でも分析を確認できます。
また、ランニング機能、アウトドアレクリエーション機能、サイクリング機能などを搭載。時計機能として時間/日付・GPS時間同期・自動サマータイム設定・アラーム・タイマー・ストップウォッチ・日の出/日没時刻が用意されています。
そのほか、内蔵された事故検知機能などのセーフティ機能で、自分の現在地を簡単に共有する事が可能。「Connect IQ」上にあるストアで無料ウォッチフェイスやアプリをダウンロードすることもできます。
ランニング機能について
「ランニングダイナミクス」機能でランニング中の上下動や上下動比、地面に接地した時間やバランス、ストライドなどのフォーム解析を行う事ができます(※別売の「ランニングダイナミクスポッド」が必要)。また、パフォーマンスコンディション(6~20分のラン後、リアルタイムのコンディションと平均フィットネスレベルを比較)やランワークアウト、レース予想タイムなどの機能も利用できます。
スマホ連携機能
通信は Bluetooth、ANT+に対応。iPhone、Androidのスマートフォンとも連携し、通知の確認やテキスト応答/テキストによる電話拒否、スマートフォンの音楽再生操作、 スマートフォンの探索などの機能が利用できます。
また、Garmin ConnectやGarmin Connectアプリを利用して、最適なトレーニングプランを取得することが可能。Garmin Connectオンラインフィットネスコミュニティで、自分専用のカスタムワークアウトを作ることもできます。
<機能一覧>
「Body Battery」機能、ランニングフォームの分析(※別売ランニングダイナミクスポッドが必要)、ランニング機能、アウトドアレクリエーション機能、サイクリング機能、スイム機能、時計機能事故検知機能、Connect IQ、スマホ連携機能
ガーミン「ForeAthlete 245」のスペック
- ディスプレイ 直径1.2インチ(30.4 mm)、解像度240 x 240 ピクセルの半透過メモリインピクセル(MIP)液晶(カラー表示)Corning Gorilla ガラス 3
- 内蔵メモリ/履歴は 200時間のアクティビティ追跡データ
- バッテリー駆動時間 スマートウォッチモード:最大7日間 GPSモード:最大22時間
- ワイヤレス通信 Bluetooth、ANT+
- インターフェース 充電端子
- センサー GPS、GLONASS、みちびき(補完信号)、Galileo、Garmin Elevateリスト型心拍計、加速度計
- 防水 5 ATM(5気圧防水)に対応
- 対応スマートフォン iPhone、Android
- OS 独自OS
- サイズ 42.3 x 42.3 x 12.2 (mm) 外周:127-204mm
- 重量 38.5 g
- バンド クイックリリース(20mm、業界規格)で、ストラップ素材はシリコン
「ForeAthlete 235J」と比較
ガーミン「ForeAthlete 245」は前モデルの「ForeAthlete 235J」と比較してどのような違いがあるのだろうか? スペックや機能を参考にしながら、その違いを明らかにしてみよう。
休息すべきタイミングがわかる
ガーミン「ForeAthlete 245」には前モデルの「ForeAthlete 235J」にはなかった新たな機能「Body Battery」(ボディ バッテリー)が搭載されている。これは心拍変動、ストレス、アクティビティなどのデータを使用して予備エネルギー量を測定できる機能で、1から100の数字でユーザーのエネルギーレベルを表示してくれる。これがあるおかげで、エネルギー量が多ければ運動し、逆にエネルギー量が少なければ休憩するといったメリハリのあるトレーニングができるようになる。
ランニングフォームの分析ができる
ガーミン「ForeAthlete 245」はピッチ、ストライド幅、接地時間およびバランス、上下運動および垂直比率などの重要なランニング指標を測定することで、ランニングフォームを向上させることができる。もちろん、「ForeAthlete 245」の液晶画面上で測定したデータを確認することもできる。
ただし、別売の「ランニングダイナミクスポッド」(Running Dynamics Pod)が必要。この機器はランニングパンツのウエスト部に取り付ける小型のデバイスで、価格は定価で8,400 円(税别)。「ForeAthlete 245」とはBluetoothでペアリングして使用する。コストはかかるが、これがあるのとないのとでは大違い。本格的なランナーを目指すなら、ぜひとも手に入れておきたい。
バッテリー駆動時間が2倍に
前モデルの「ForeAthlete 235J」はトレーニングモード(GPS)で連続 約11時間 の駆動が可能だったが、ガーミン「ForeAthlete 245」はGPSモード&光学心拍計利用時で最大22時間とバッテリー駆動時間が2倍に延びている。
トレーニング終了時に充電すればあまり差はないが、うっかり充電し忘れて翌日のトレーニングにバッテリー切れを起こすことも。「ForeAthlete 245」はスマートウォッチモードでも最大7日間 駆動するので、バッテリー切れを心配する必要がない。
ディスプレイが日光下でも見やすくなった
前モデルの「ForeAthlete 235J」は 1.23インチ(31.1mm)、解像度215 x 180 ピクセルのカラー液晶を搭載していたが、ガーミン「ForeAthlete 245」からは半透過メモリインピクセルのカラー液晶に変更された。
これに日光下でもテキスト文字がくっきりはっきり表示されるようになり、トレーニング中でも表示内容を確認しやすくなっている。前モデルの「ForeAthlete 235J」はランニング中などに直射日光が当たった場合にやや見づらいというデメリットがあった。
音楽機能搭載モデルが追加
前モデルの「ForeAthlete 235J」には音楽機能を備えたモデルがなかったが、ガーミン「ForeAthlete 245」からは新たに音楽を機能を備えた「ForeAthlete 245 Music」が追加された。
このモデルではLINE MUSIC、Spotify、AWAなどの音楽アプリが利用でき、PCなどから最大500曲をダウンロードして本体に保存できる。Bluetooth対応のイヤフォンを使えば、スマートフォンなしでも音楽を楽しめるので非常に便利だ。
ガーミン「ForeAthlete 245」の魅力
ガーミン「ForeAthlete 245」にはどのような魅力があるのだろうか? スペックや機能、前モデルの「ForeAthlete 235J」などと比較しながら、その実力と魅力を明らかにしてみよう。
質の高いトレーニングができる
ガーミン「ForeAthlete 245」には前モデルの「ForeAthlete 235J」と同様に高精度な光学式心拍計を搭載し、VO2Max(最大酸素摂取量)が計測できる。自分の身体が取り込める最大の酸素量をはっきりと見えるデータにすることで、効率的にトレーニングできているかをすぐに確認。有酸素および無酸素トレーニングの効果に関するフィードバックから、持久力やスピードがついているかもすぐに分かるようになっている。
メリハリのあるトレーニングができる
ガーミン「ForeAthlete 245」には新たに「Body Battery」(ボディ バッテリー)が搭載され、自分のエネルギー量がひと目で分かるようになっている。エネルギー量が1から100の数字で表示されるため、まだトレーニングを続けられるか、休憩すべきかが一目瞭然。過度なトレーニングによって体を痛めてしまうこともあるが、ガーミン「ForeAthlete 245」があればそのようなリスクを避けてメリハリのあるトレーニングをすることができる。
最適なトレーニングメニューが分かる
ガーミン「ForeAthlete 245」は、VO2 Maxの数値を解析してアプリでトレーニングメニュー作成やコーチングをしてくれる「Garmin Coach」機能が利用できる。やり方は簡単で、アクティビティを計測してGarmin Connectアプリでデータをアップロード。後は「Garmin Coach」機能で次の目標となるトレーニングメニューを確認するだけでいい。
この機能がすばらしいのは、自分一人だけでも専門家のアドバイスが受けられる点だ。一人だけでトレーニングしていると、次にどうすれば迷ってしまうときがあるが、この「Garmin Coach」機能があれば次の目標に向かってスムーズにトレーニングできる。
ランニングフォームを改善できる
ガーミン「ForeAthlete 245」は別売の「ランニングダイナミクスポッド」(Running Dynamics Pod)といっしょに使うことで、ランニングフォームを確認し、改善することができる。
具体的にはピッチ、ストライド幅、接地時間およびバランス、上下運動および垂直比率などの数値でデータを視覚化し、自分のフォームの現状をひと目で把握。どの部分をどのように改善するべきかもすぐに分かるので、次のトレーニングにも活かしやすい。フォームが悪いせいで、トレーニングの成果が出せないこともよくある。ガーミン「ForeAthlete 245」を使って正しいフォームかどうかを日頃からチェックしておきたい。
音楽を聴きながら運動できる
音楽を機能を備えた「ForeAthlete 245 Music」を選択すれば、音楽を聴きながら運動できるようになる。お気に入りの楽曲を聴きば、気分よくトレーニングに励めるようになることは間違いなし。トレーニング終了後もBluetooth対応のワイヤレスヘッドホンを使って、スマートフォンなしで音楽を楽しめる。本体には最大500曲も保存可能。LINE MUSIC、Spotify、AWAなどの音楽アプリも利用できる。
音楽機能を追加した ガーミン「ForeAthlete 245 Music」
ガーミン「ForeAthlete 245 Music」も発売中だ。基本的なスペックはガーミン「ForeAthlete 245」と共通で、新たに音楽機能が追加されている。LINE MUSIC、Spotify、AWAなどの音楽アプリを利用可能で、PCなどから最大500曲をダウンロードでき保存できる。Bluetoothでワイヤレスイヤホンとペアリングすれば、スマホなしで音楽を楽しめる。
ガーミン「ForeAthlete 245」の価格は?
ガーミン「ForeAthlete 245」は、
Amazonで33,109円、
楽天市場で34,800円 (税込)、
ヤフーショッピングで34,800円 (税込)、
米国 Amazon.comで$199.99 + $11.43 shipping、
で販売されています。
Amazonで「ForeAthlete 245」をチェックする
楽天市場で「ForeAthlete 245」をチェックする
ヤフーショッピングで「ForeAthlete 245」をチェックする
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他のスマートウォッチと比較する
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