「手書きに強いタブレットを使ってみたい」。そう考えている人におすすめなのがサムスン「Galaxy Tab S6 Lite 2024」です。Sペン付属ですぐにイラスト制作が行えて、お絵かき用のアプリも用意されています。
今回の記事では2023年に発売された前モデルとの違い力が十分に分かるように、5つの観点で解説しています。
- One UI 6.1
- カメラ
- プロセッサ(CPU)
- バッテリー
- 連携・共有機能(スマホ、PC)
また、前モデルから引き継いだメリットも紹介!購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「Galaxy Tab S6 Lite 2024」が発売!
2024年7月31日、韓国 サムスン電子の新製品「Galaxy Tab S6 Lite 2024」(ギャラクシー タブ エス6 ライト 2024)が発売されます。
Android 14とOne UI 6.1を搭載した10.4インチのお絵描き用タブレットです。
サムスンからは2023年6月にSnapdragon 720G 搭載の「Galaxy Tab S6 Lite 2023」が発売されています。
このモデルは「Sペン付きでコスパがいい」、「iPad Proより使いやすい」と評判でした。
新モデルは新たにExynos 1280 プロセッサを搭載し、性能が大幅に向上しているようです。
もちろん、原神などの人気ゲームもプレイできますよ。
それでは早速どんなタブレットなの、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
公式ページ:Galaxy Tab S6 Lite 2024 (Wi-Fi) (ギャラクシータブS6ライト2024ワイファイ)| Samsung Japan 公式
違い1:One UI 6.1を採用・AI機能が使えるように改善
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」はユーザーインターフェースが OneUI 5.1からOne UI 6.1に変更されました。
One UI 6.1では、AIを活用した機能が数多く追加されています。
例えば、手書き用アプリ Samsung Note で、自動フォーマット、要約、スペル訂正、通訳してくれる機能が追加されています。
また、Sペン対応機種のみ、手書きメモの文字起こしができるようになり、要約して表紙を生成できるようになっています。
そのほか、録音した音声をテキストに変換・要約する機能「レコーディングアシスト」(ボイスレコーダー)、
気分に合わせて自分好みの壁紙をAIが生成してくれる機能、
写真や動画の一部を囲んで検索する機能、自動で翻訳して相手とコミュニケーションできる機能などが追加されています。
違い2:背面8MPカメラと前面5MPカメラ・AI機能に対応
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」は前モデルと同様に背面に8MPのメインカメラ(広角)を、
前面に5MPのフロントカメラ(広角)を搭載しています。
背面カメラはオートフォーカスやHDR、パノラマ撮影などの機能が利用できます。
また、新たにOne UI 6.1を採用したことでAI機能も利用できるようになっています。
具体的には、
1.不足した背景をAIが生成する機能、
2.保存した動画を長押ししてスローモーション再生できる機能、
3.AIが画像を分析し、最適な編集を提案する機能
の3つの機能が追加されています。
今後アップデートなどで新たにAI機能が追加されていく可能性も十分にあります。
なお、ビデオ撮影はフルHD (1920 x 1080) 30fpsに対応しています。
一方、「Galaxy Tab S9 FE」は背面に8MPのメインカメラ (広角)を、
前面に12MPのフロントカメラ (超広角)を搭載していました。
違い3:Exynos 1280 プロセッサに変更
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」は新たにサムスン Exynos 1280 プロセッサを搭載しています。
このプロセッサは5nmプロセスで製造された8コア、最大2.4GHz駆動のCPUを搭載し、5G通信に最適化されています。
また、マルチタスクを快適に処理できるパワフルな性能を発揮。アプリからアプリへとシームレスに切り替えられます。
そのほか、ニューラルプロセッシングユニット(NPU)を搭載し、Smarter AIに対応。言語認識機能や画像認識などのAI処理もスムーズにこなせます。
内蔵のGPUはArm Mali-G68で、グラフィックAPIのValhallをサポート。
モバイルゲームで最高のグラフィック性能を発揮できるように設計されています。
一方、前モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2023」はQualcomm Snapdragon 720Gプロセッサを搭載していました。
「Galaxy Tab S9 FE」はサムスン Exynos 1380 プロセッサを搭載しています。
Antutuベンチマーク
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」が搭載するExynos 1280 プロセッサは、
Antutu V10 ベンチマーク総合で約 43万 前後を記録しています。
Antutu V9では約 36-38万前後を記録することが多いようです。
一方、前モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2023」はQualcomm Snapdragon 720Gプロセッサを搭載し、
Antutu V10 ベンチマーク総合で約 37万 前後(376,100)を記録していました。
例:Antutu V10 総合で「376100」、CPUで「140163」、GPUで「73184」、MEMで「69119」、UXで「93634」。
「Galaxy Tab S9 FE」はExynos 1380 プロセッサ搭載で、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 51万 前後(515244)を記録していました。
例:Antutu V10 総合で「515244」、CPUで「176050」、GPUで「98947」、MEMで「101658」、UXで「138589」。
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」は前モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2023」よりもAntutu総合スコアが約6万高くなり、
性能が向上したといえます。
ただし、「Galaxy Tab S9 FE」よりはAntutuスコアが約8万低く、性能が劣っているといえます。
他のCPUと比較
他のCPUを搭載するタブレット 15機種と比較すると、Exynos 1280 プロセッサは6番目に高いスコアを記録していました。
4-5万円前後のタブレットの中では比較的 性能が高いといえます。
Snapdragon 870 (Xiaomi Pad 6)・・・約 80万
Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・約 62万
MediaTek Kompanio 1300T (Lenovo Tab P11 Pro 2nd Gen)・・・約 60万
MediaTek Dimensity 7050 (Lenovo Tab P12)・・・約 52万
Exynos 1380 (Galaxy Tab S9 FE)・・・約 51万
★ Exynos 1280 (Galaxy Tab S6 Lite 2024)・・・約 43万
MediaTek Helio G99 (Headwolf HPad5)・・・約 40万
Qualcomm Snapdragon 720G (Galaxy Tab S6 Lite 2023)・・・約 37万
Snapdragon 680 (Redmi Pad SE)・・・約 27万
MediaTek Helio G88 (Lenovo Tab B11/Lenovo Tab M11)・・・約 26万
UNISOC T606 (UNISOC T606)・・・約 25万
MediaTek MT8788 (aiwa tab AS10 6)・・・Antutu総合で約 20万 前後
MediaTek MT8183 (Fire HD 10 2022 11 Gen)・・・Antutu総合で約 20万 前後
Allwinner A523 (TECLAST P30T)・・・Antutu 総合で16万 以上
MediaTek MT8766 (Teclast P26T)・・・Antutu 総合で10万 前後
原神のFPS
人気ゲームの「原神」はグラフィック設定「低」、50-60 FPS で快適にプレイできます。
グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。
戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは24 FPSまで下がることがあります。
また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。
プレイできるゲーム
Exynos 1280 プロセッサはパワフルでゲームに最適化されているため、多くのゲームが動作します。
各ゲーム タイトルのフレームレートは以下の通りです。
原神 Genshin Impact・・・54 FPS
PUBG Mobile・・・66 FPS
Call of Duty: Mobile・・・60 FPS
フォートナイト Fortnite・・・24 FPS
Shadowgun Legends・・・67 FPS
World of Tanks Blitz・・・57 FPS
Mobile Legends: Bang Bang・・・42 FPS
ジャイロセンサー搭載のため、位置ゲーム「ポケモンGO」、「信長の野望 出陣」、「ドラゴンクエストウォーク」、「Pikmin Bloom」、「駅メモ!ステーションメモリーズ!」、「妖怪ウォッチ ワールド」がプレイできます。
そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。
違い4:長持ち7040 mAhバッテリーで15W急速充電に対応
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」は前モデルと同じく7040 mAhバッテリーを搭載しています。
駆動時間はインターネット(Wi-Fi)で最大13時間、ビデオ再生で最大14時間です。
一方、前モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2023」の駆動時間は、
インターネット(Wi-Fi)で最大14時間、ビデオ再生で最大15時間 でした。
新モデルは前モデルよりも駆動時間が1時間 短くなっています。
これは、よりパワフルなExynos 1280 プロセッサを搭載し、消費電力が上がったためだと考えられます。
なお、充電はType-C経由で行い、15W急速充電に対応しています。
前モデルは18W急速充電 (9V/2A)に対応していました。
新モデルは充電の速度が前モデルよりも少し遅くなっています。
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」は新たにQuick Share 機能に対応しています。
この機能はわずか数回のタップで、写真や動画、ドキュメントなどを送信し、共有できる機能です。
利用できる端末はGalaxyスマートフォンで、
QRコードを利用することでAndroid スマホ・タブレット、iOSを搭載したiPhone、iPadなどでも利用できるようになります。
また、Galaxyデバイス同士をつなぐ独自のネットワークシステム「SmartThings」に対応し、
スマホ・タブレット間でデータを簡単に共有できます。
具体的には、スマートフォンでコピーしたテキストや画像をタブレットに貼り付けたり、その逆も可能です。
また、タブレットでSamsung Notesに書き込んだメモや、ブラウザで見ていたWebサイトを、スマホに引き継いで続きを閲覧できます。
そのほか、前モデルと同様にDeXモードに対応しています。
専用のボタンを押し、この機能を利用することで、
複数のウィンドウの仕様やドラッグ&ドロップの操作、右クリックの操作が利用できるようになります。
「Galaxy Tab S6 Lite 2023」から引き継いだメリット
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」が前モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2023」から引き継いだメリットは、全部で5点あります。
以下、その項目に沿って解説していきます。
- ディスプレイ
- Sペン
- スピーカー
- 通信
- デザイン(サイズ・重量)
メリット1:10.4インチのTFTディスプレイ・5:3で縦向きでも横向きでも使いやすい
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」は前モデルと同じく10.4インチで解像度2000 x 1200 ドットのTFTディスプレイを搭載しています。
このディスプレイはアスペクト比5:3で、1600万色の発色数に対応した色鮮やかな映像を映し出せます。
また、上下左右 均等なベゼル幅採用し、縦向きでも横向きでも快適に使用できます。
ベゼルは細いですが、イラストを描くときでも持ちやすい幅を確保しています。
一方、前モデル「Galaxy Tab S9 FE」は10.9インチで解像度 2304 x 1440 pxのTFTディスプレイを搭載していました。
このディスプレイは約1,600万色の発色数に加えて、豊かな色再現が可能なDCI-P3の色域、
目の負担を軽減するブルーライト低減、アイケア認証、屋外の太陽光の下でも見やすいビジョンブースターに対応しています。
メリット2:筆圧対応のSペンで紙のように描ける・手書き用PENUPアプリでさらに便利に
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」は前モデルと同じくSペンが付属し、快適に手書き入力できるようになっています。
Sペンは筆圧検知4096段階に対応し、傾き検知やパームリジェクション機能に対応しています。
また、充電不要で使用できるほか、マグネットホルダー機能で本体に取り付けることもできます。
そのほか、PDFファイルに直接手書き文字を書き込むことが可能。
書き込んだ後、強調したい部分の色を変えたり、検索可能なタグを付けて保存したりすることもできます。
一方、「Galaxy Tab S9 FE」もSペンが付属していまいた。
Sペンにはオプションで、上位モデルの「S Pen Creator Edition」(別売)も用意されています。
PENUPアプリ
Sペンで使えるお絵描き用のアプリとして「PENUP」を用意しています。
このアプリは自分で撮影した写真や保存した画像を背景にして、その上から線で描ける機能が搭載されています。
また、さまざまな種類のブラシを用意。
ライブスケッチで絵の描き方を学んだり、他のユーザーと作品を共有したりすることもできます。
メリット3:AKGのデュアルスピーカー・ドルビーアトモス対応で最高のサウンドを再生
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」は前モデルと同じく本体に2つのスピーカーを搭載しています。
このスピーカーはAKGによるチューニングが施されており、高音質なサウンドを再生できます。
また、ドルビーアトモスにも対応し、映画館のような立体的なサウンドも再生できます。
一方、「Galaxy Tab S9 FE」はAKG監修のステレオスピーカーを搭載し、高音質なサウンドを再生できました。
メリット4:Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPSに対応
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」は前モデルと同じくWi-Fi 5のac デュアルバンドに対応しています。
また、Bluetoothのバージョンは5.0から5.3に変更されました。
プロファイルは、A2DP、AVRCP、DI、HID、HOGP、OPP、PANに対応しています。
そのほか、日本のみちびきを含む5つの衛星測位(GPS、Glonass、Beidou、Galileo、QZSS)に対応。
より正確な位置情報を取得できるようになっています。
メリット5:厚さ7mm、重さ465 gの薄型軽量デザイン
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」は厚さ7 mm、重量 465 gの薄型軽量デザインになっています。
カラーはオックスフォードグレーを用意しています。
※上のYouTube動画で「Galaxy Tab S6 Lite 2024」の外観・デザインをチェックできるようになっています。ぜひご覧ください。
一方、前モデル「Galaxy Tab S9 FE」は厚さ6.5mm、重さ523gの薄型軽量デザインで、グレー、ミント、ラベンダーの3色カラーを用意しています。
「Galaxy Tab S6 Lite 2024」のデメリット
「Galaxy Tab S6 Lite 2024」のデメリットを3つ紹介します。
デメリット1:NFCに対応していない
「Galaxy Tab S6 Lite 2024」はNFCに対応していません。そのため、NFC対応の機器と簡単に接続したり、Felicaの電子マネー決済を利用したりすることができません。
デメリット2:ラジオが使えない
「Galaxy Tab S6 Lite 2024」はラジオに対応していません。そのため、ヘッドホンを利用してFMラジオを聴くことができません。
デメリット3:Wi-Fi 6に対応していない
「Galaxy Tab S6 Lite 2024」はWi-Fi 5には対応していますが、より高速なWi-Fi 6には対応していません。
Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した超高速なワイヤレス通信が利用できないので不便です。
「Galaxy Tab S6 Lite 2024」(Wi-Fi)のスペック
- ディスプレイ 10.4インチ、解像度2000 x 1200 ドットのTFT
※5:3/WUXGA+/224 ppi/1600万色/ - プロセッサ Exynos 1280
※5nm/8コア/最大2.4GHz - CPU 2×2.4 GHz Cortex-A78 & 6×2.0 GHz Cortex-A55
- GPU Mali-G68
- RAM(メモリ)4GB
- ストレージ 64GB
- 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
- バッテリー 7040 mAh
- 駆動時間 インターネット(Wi-Fi)で最大13時間、ビデオ再生で最大14時間
- 充電 15W急速充電
- 背面カメラ 8MP ※AF対応
- 前面カメラ 5MP
- ビデオ撮影 FHD (1920 x 1080)@30fps
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.3 (A2DP, AVRCP, DI, HID, HOGP, OPP, PAN)
- 衛星測位 GPS, Glonass, Beidou, Galileo, QZSS
- インターフェース USB 2.0 Type-C、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
- センサー 加速度センサー、ジャイロセンサー、ホールセンサー、RGB照度センサー
- スピーカー デュアルスピーカー
- オーディオ AKG チューニング、ドルビーアトモス
- スタイラスペン Sペン・付属・筆圧検知4096段階・マグネットホルダー機能で本体に取り付け可能・充電不要
- カバーケース 「Galaxy Tab S6 Lite Book Cover」(別売・2段階の角度調整・グレー、ブルー、ピンク・折りたたみ式・マグネット)
- DeXモード 対応(DeXボタンを押すことでPCのように使用・複数のウィンドウ・ドラッグ&ドロップ・右クリック)
- SmartThings 対応 (Galaxyデバイス同士をつなぐ独自のネットワークシステム)
- Quick Share 対応(Galaxyスマートフォンのデータをタブレットと共有)
- Galaxy Care 対応(故障や盗難時に無料または負担金で端末の修理/交換が可能な2年間の保証サービス)
- デザリング 自動テザリング機能
- アプリ PENUP(手書きアプリ・色塗り、絵の共有)
- セキュリティ Samsung Knox (高度なセキュリティ機能・マルウェアや悪意ある攻撃から保護)
- 生体認証 顔認証
- OS Android 14 + One UI 6.1
- サイズ 244.5 x 154.3 x 7 mm
- 重量 465 g
- カラー オックスフォードグレー
- 付属品 Sペン(Bluetooth LE非対応)、USBケーブル(CtoC)、イジェクターピン、クイックスタートガイド
「Galaxy Tab S6 Lite 2024」の評価
6つの基準で「Galaxy Tab S6 Lite 2024」を5段階で評価すると以下のようになります。
スペック:★★★★
デザイン:★★★★
通信:★★★★
機能:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
2023年6月に発売された「Galaxy Tab S6 Lite 2023」の後継モデルになります。
Android 14とOne UI 6.1に一新したことで、AI機能が使えるように改善。
従来モデルと同様にSペンによる手書き入力が可能なほか、
プロセッサやスマホとの連携機能も強化されています。
注目すべき変更点は2つです。
一つはAI機能で、とりわけ手書きメモの文字起こしができるようになっている点です。
この機能が使えるようになったことで、Sペンですばやくメモしたものを
すぐに「テキストに変換して保存」できるようになりました。
また、録音した音声をテキストに変換することも可能になり、
タブレット上ですばやく編集できるようにもなっています。
こうしたAI機能はSペンの手書き機能と組み合わせることで、
タブレットをより「創造的」に使えるようにしてしているといえます。
もう一つはExynos 1280 プロセッサに変更された点です。
性能的には「Galaxy Tab S9 FE」が搭載するExynos 1380より低くなりますが、
AI処理に適しているというメリットがあります。
このプロセッサのおかげで新たに搭載されたAI機能が
より快適に使えるようになっています。
(まとめ)
新モデル「Galaxy Tab S6 Lite 2024」は豊富なAI機能の追加で、大きく変化しています。
新プロセッサはそのAI機能が快適に使えるようにしており、タブレットでより創造的な活動ができるようになっています。
これからイラスト制作や写真編集、資料作りなど、
タブレットでクリエイティブな活動をしていきたいと考えている人におすすめです。
「Galaxy Tab S6 Lite 2024」の価格・販売先
サムスン公式ショップ
53,570円で販売されています。
サムスン公式ショップで「Galaxy Tab S6 Lite 2024」をチェックする
※支払い方法はクレジット/デビットカード、代金引換、あと払い(ペイディ)一括・分割、Pay Payです。
ECサイト
Amazonで48,977円(税込・P620)、
米国 Amazon.comで$199.99 (日本円で約31290円)、
で販売されています。
Amazonで「Galaxy Tab S6 Lite 2024」をチェックする
楽天市場で「Galaxy Tab S6 Lite 2024」をチェックする
ヤフーショッピングで「Galaxy Tab S6 Lite 2024」をチェックする
米国 Amazon.comで「Galaxy Tab S6 Lite 2024」をチェックする
類似製品の紹介
「Galaxy Tab S6 Lite 2024」に似た性能を持つタブレットも販売されています。
「Magic Drawing Pad」
XPPenから発売されたAndroid 12搭載のイラスト制作用のタブレットです。
Mediatek MT8771、12.2インチのIPS液晶、256GB UFS 2.2、8000mAhバッテリー、背面13MPカメラ、前面8MPカメラ搭載で、筆圧16,384段階の「X3 Pro Pencil」、AGエッチング技術、クアッドスピーカー、Wi-Fi 5に対応しています。
価格は、Amazonで71,000円(税込・セール価格)、楽天市場で78,990円(送料無料・ポイント2倍)、ヤフーショッピングで75,515円、XPPen公式サイトで78,990 (税込)、AliExpressで70,149円、米国 Amazon.comで$499.00 です。
関連記事:「Magic Drawing Pad」はGalaxy以上か? 人気の手書き タブレットと徹底 比較!
「Galaxy Tab S9 FE」
サムスンから発売されたAndroid 13 + One UI 5.1搭載の10.9型タブレットです。Exynos 1380、WUXGA+液晶、128GB UFS、8000mAhバッテリー、背面8MPカメラ、前面12MP カメラ搭載で、Sペン(付属)、S Pen Creator Edition(別売)、「Book Cover Keyboard」(別売)、DeXモード、IP68防水防塵、AKG監修 ステレオスピーカー、45W 急速充電 (QC 2.0)、Wi-Fi 6に対応しています。
価格は、Amazonで55,555円(税込・Wi-Fi版・Sペン付き)、楽天市場で61,110円(税込・ポイント10倍あり)、ヤフーショッピングで61,110円、米国 Amazon.comで$313.49 です。
関連記事:「Galaxy Tab S9 FE」でもハイエンド? 話題の高性能タブレットと徹底 比較!
「Lenovo Tab M11」
レノボから発売されたAndroid 13搭載の10.95型タブレットです。MediaTek Helio G88、フルHDのワイド液晶、64GBストレージ、7040mAhバッテリ、背面8MPカメラ、前面8MPカメラ搭載で、Lenovo Tab Pen (筆圧4096・付属)、IP52防水防塵、クアッドスピーカー、ドルビーアトモス、リフレッシュレート 90Hz、Miracast、Wi-Fi 5にも対応しています。
価格は、Amazonで26,400円(※Tab B11のWi-Fiモデル)、楽天市場で33,110円(税込・送料無料・ペン付属)、ヤフーショッピングで33,110円、レノボ公式サイトで29,810円(※B11のWi-Fiモデル)です。
関連記事:「Lenovo Tab M11」ペン付きで安い? 最新の高性能タブレットと徹底 比較!
他のサムスン タブレットと比較
他にもサムスンのタブレットが販売されています。ぜひ比較してみてください。
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