2018年12月に発売された「Unihertz Atom」のスペック、ベンチマーク、特徴、価格、対応バンドを紹介! 便利な活用法や魅力や「Jelly Pro」との違いも合わせて掲載しています。
※2021年5月、「Unihertz Jelly 2」が発売されました。
※2020年9月から「Unihertz Atom L」も発売中です。
※2020年7月から「Unihertz Titan」も発売されています。
2.45インチの極小タフネススマホ「Unihertz Atom」
「Unihertz Atom」はAndroid 8.1を搭載した2.45型のスマートフォン。IP68の防水ボディにオクタコアCPUと4GB RAMを搭載。ゴリラガラスを仕様した頑強な液晶や64GBストレージ、ジャイロセンサーを備えるほか、
指紋認証、4G+4GのDSDV、NFC、OTG、GPS(GLONASS)にも対応している。また、別売の専用オプションとして「Unihertz Atom アームバンド」と「Unihertz Atom バイクマウント」を用意。腕や自転車に取り付けて使用できるようになっている。
公式ページ「Unihertz Atom」
https://www.unihertz.com/ja_JP/shop/product/atom-2
「Unihertz Atom」のスペック 一覧
- ディスプレイ 2.45インチ、解像度240 x 432ピクセルの液晶
- プロセッサ MediaTek Helio P23 MT6763 Octa Core(4x2GHz+4×1.5GHz)
- GPU Mali-G71 MP2
- RAM(メモリ)4GB
- ストレージ容量 64GB
- 外部ストレージ micro SDカードで最大128GBまで増設可能
- バッテリー容量 2000 mAh
- 駆動時間 約8時間
- 充電 付属の充電器は5V1.5Aで、日本のコンセントに直接挿して使用可能
- 背面カメラ 1600万画素
- 前面カメラ 800万画素
- ワイヤレス通信 WIFI: 802.11 a/b/g/n 2.4GHz/5GHz、Bluetooth 4.2、NFC
- デザリング 対応
- VoLTE 対応 ※VoLTE対応SIMのみ利用可能
- おサイフケータイ 非対応 ※モバイルSuica非対応
- インターフェース USB Type C、3.5mmジャック
- センサー 指紋(フロントマウント)、Gセンサー、コンパス、ジャイロスコープ、近接、周囲光センサー、コンパス
- 耐久性 IP68の防水防塵、耐衝撃、ラバーゴムで保護
- セキュリティ 指紋認証
- OS Android 8.1
- アップデート Android 9.0にアップデート可能
- サイズ 96 x 45 x 18mm
- 重量 108g
- カラー スペースブラック
- SIMカード Nano SIM(デュアルSIM)
- 対応バンド
- 4G LTE: FDD Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B TDD Band 34/38/39/40/41、
- 3G WCDMA: Band 1/2/4/5/8TDSCDMA: B34/39、
- 2G GSM: 850(Band5)/900(Band8)/1800(Band3)/1900(Band2) MHz
- ※4G+4GのDSDVに対応
「Unihertz Atom」のベンチマーク
「Unihertz Atom」のAntutuベンチマークスコアが判明。総合で8万4千点を超えていました。プロセッサはMediaTek Helio P23 MT6763 Octa Coreです。 pic.twitter.com/2lOxPuaef0
— BURARI (@akiba_burari) January 7, 2020
「Unihertz Atom」のAnTuTuアプリによるベンチマーク スコアは総合で「84237」。CPUで35926 、GPUで 17113 、UXスコアで 23615。
※Antutuスコアとは3D性能、UX速度、CPU性能、RAM性能を総合した評価点のこと。
「Unihertz Atom」でゲームは快適か?
「Unihertz Atom」はゲームを快適にプレイできる程度のベンチマークスコアはクリアしている。3Dゲームを含めてほとんどのゲームはスムーズに動作する。詳しいゲームプレイの様子は以下の動画レビューから分かるようになっている。
「Unihertz Atom」 の特徴
「Unihertz Atom」の特徴をまとめてみました。
発色に優れる液晶ディスプレイ・ゴリラガラスで頑丈
「Unihertz Atom」は2.45インチ、解像度240 x 432ピクセルの液晶を搭載。小型ながらも発色に優れる液晶で、美しい映像を再現します。また、液晶表面は堅牢な強化ガラス「 Gorilla Glass」を採用。傷や破損を防げるようになっています。
Helio P23&4GBメモリで快適動作!
「Unihertz Atom」は MediaTek Helio P23 MT6763 オクタコアプロセッサを搭載。16 nmプロセスで製造された64ビット対応の8コアCPUで、Antutu ベンチマーク スコアは総合で約8万4千点を記録し、高速に動作します。また、大容量4GBメモリ を搭載し、複数のアプリを同時に起動させてもスムーズに動作。グラフィック(GPU)には、Mali-G71 MP2を採用し、動画やゲームの映像も遅延することなく滑らかに再生します。
1600万画素カメラでスナップ撮影が快適!
「Unihertz Atom」は背面に1600万画素カメラを搭載。通常のスマートフォンと同じようにオートフォーカス、フラッシュ、タッチフォーカス、HDR、パノラマ、ジオタグなどの機能が利用でき、動画撮影も利用できるようになっています。
また、前面に800万画素カメラを搭載し、きれいなポートレート写真も撮影できます。
なお、シャッター音は通常のAndroidスマホと同じくらい大きな音ですが、スナップ撮影の際に無音カメラアプリを利用することで、音を立てずに撮影することができます。
高音質通話 VoLTE に対応・豊富な対応バンドでLINEアプリも快適!
「Unihertz Atom」はドコモ、ソフトバンク、au、Y!mobilenなど、ほとんどの通信網に対応し、格安SIMも利用可能。楽天モバイル、LINEモバイル、BIGLOBE、DMMモバイル、OCNモバイル、IIJmio、イオンモバイルなどの格安SIMも利用できます。
また、高音質通話 VoLTE に対応(※VoLTE 対応SIMのみ)。LINE、Chromeブラウザ、EverNote、DropBoxなどのアプリも通常のスマートフォンと同じように快適に使用できます。
USB Type Cを採用・プッシュトークボタンでトランシーバー機能も
「Unihertz Atom」はインターフェースにUSB Type Cを採用。PD充電器と組み合わせることで高速な充電が利用できるようになっています。また、本体にプッシュトークボタンを搭載し、トランシーバーのように使用することが可能。2つの音量ボタンも搭載されているため、音楽再生時に音量のアップ・ダウンも簡単に行なえます。
IP68の防水防塵、耐衝撃に対応・ラバーゴムで保護
「Unihertz Atom」はIP68の防水防塵、耐衝撃に対応(※水、埃、衝撃、振動、および極端な温度でもかなりの割合で対処できるレベル)。シャーシ全体に衝撃に強いゴムを採用。背面はラバー素材になっており、手にもスムーズにフィットする。また、本体デザインのアクセントカラーとして赤を採用。ホームボタンには指紋センサーを搭載し、すばやくロック解除できるようになっている。
Android 9.0にアップデート・Google Playストアも使える
「Unihertz Atom」はもともとAndroid 8.1(Oreo)を搭載していましたが、2019年8月以降からAndroid 9.0にアップデートできるようになりました。また、従来通りGoogle Playストアも利用可能。独自のツールボックス(サウンドメーター、コンパス、バブルライン、写真吊り下げ式アプリ、心拍数測定アプリ、鉛直ボブ、分度器など)も利用できます。
「Unihertz Atom」の活用法と魅力
「Unihertz Atom」の活用方法とその魅力を説明していきます。
専用マウントで自転車ナビとして使える
「Unihertz Atom」には専用の自転車マウントが用意されており、装着することですぐに自転車ナビ(ルート検索)に利用できます。通常のスマホの場合、スマートフォン用のホルダーを装着することになりますが、万が一にはずれて落下した場合はすぐに故障してスマホが使えなくなるというリスクがあります。
しかし、「Unihertz Atom」は強固なゴリラガラスに加えて耐衝撃性も備えており、落下してもそれほど大きな損害を受けることがありません。そのため、安心して自転車ナビ(ルート検索)として利用できるようになっています。
専用アームバンドでランニング中でも使える
「Unihertz Atom」には専用のアームバンドが用意されており、ランニング中でも装着して使用できます。通常のスマホでもスマートフォン用のアームバンドを装着することができますが、腕にとりつけると非常に目立ってしまい、不格好になります。
しかし、「Unihertz Atom」は2.45インチという極小サイズのために腕にとりつけてもあまり目立ちません。専用アームバンド自体も小型なため目立ちにくく、スマートに見えるのが特徴的です。また、「心拍数測定アプリ」も予めインストールされており、スポーツ中でも活用しやすくなっています。
極小サイズで気づかれずにスナップ撮影しやすい
「Unihertz Atom」は2.45インチながらも背面1600万画素、前面800万画素カメラを搭載し、高精細な写真が撮影できます。通常のスマホはデュアルカメラ搭載で背景ぼかしなどが利用できるメリットがありますが、スナップ時には目立ってしまうというデメリットもあります。
「Unihertz Atom」は2.45インチと非常に小型なため、とっさに取り出してスナップ撮影しても気づかれにくいのが特徴的です。これは動画撮影でも同じで、人が多い場所でも人に気づかれずに撮影できるというメリットがあります。
デザリングも超快適に使える!
「Unihertz Atom」には小型サイズながらも2000 mAhバッテリーを搭載し長時間動作できるため、デザリングにも快適に利用できます。カフェなどでノートパソコンを使う際には、モバイルルーターを使う必要がありますが、「Unihertz Atom」があればモバイルルーターは一切不要。2.45インチと非常に小型なために荷物にならず、胸ポケットなどに入れながら気軽に使えるというメリットがあります。
携帯用の音楽プレイヤーとしてSpotifyも使える
「Unihertz Atom」は2.45インチと非常に小型で、重さも108gと非常に軽い。そのため、胸ポケットに入れて音楽プレイヤーとしても非常に使いやすくなっています。Androidの豊富な音楽アプリが使えるうえ、Bluetoothイヤホンやヘッドホンともスムーズに接続できます。Spotify、Apple Music、AWAアプリなどを使えば、ランニング中や自転車での走行中でも快適にストリーミング音楽を視聴できます。
革命的な使い方ができる「Unihertz Atom」の魅力
「Unihertz Atom」はAndroid7.0を搭載した2.45型スマホ「Jelly Pro」の後継となるモデルだ。オクタコアCPU搭載で前モデルよりも動作スピードが向上し、2000 mAhバッテリー搭載で駆動時間も長い。
また、背面1600万画素、前面800万画素カメラを搭載し、カメラ性能も飛躍的にアップ。防水防塵・耐衝撃性のあるボディにAndroid8.1 OSや指紋認証機能、4G+4GのDSDV、NFCにも対応している。前モデルの「Jelly Pro」よりも使い勝手は大幅に向上したことは間違いない。
しかし、この2.45インチの極小タフネススマホ「Unihertz Atom」は、そのようなことはさして重要ではない。なぜなら、2.45インチの極小サイズと防水防塵・耐衝撃性があるタフネス仕様により、通常のスマホにはない使い方が可能になるからだ。
もちろん、「画面が小さくてキーボードが打ちづらい」とか「通信の設定が面倒」といったレビューもさして重要ではない。これらのデメリットは、「Unihertz Atom」の活用の仕方や魅力を知ることで、もはや「どうでもいいこと」のように思えてくるからだ。極小サイズでタフネス仕様であることは、通常のスマホにはない大きなメリットと魅力を秘めている。
「Unihertz Atom」の対応バンドを詳細にチェック!
[twitter]
「Unihertz Atom」の対応バンドは以下の通りです。
4G LTE: FDD Band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A/28B TDD Band 34/38/39/40/41、
3G WCDMA: Band 1/2/4/5/8TDSCDMA: B34/39、
2G GSM: 850(Band5)/900(Band8)/1800(Band3)/1900(Band2) MHz
SIMカードはNano SIM(デュアルSIM)を採用しています。
以下、「Unihertz Atom」の対応バンドを詳細に紹介していきます。
「Unihertz Atom」のドコモ回線対応状況
「Unihertz Atom」の4G LTE通信は日本全国で利用できるバンド1、 東京・名古屋・大阪の高速通信バンド3、地下や郊外でも繋がりやすいプラチナバンドの19に対応。3G通信は日本全国で使えるバンド1に対応していますが、極一部の山岳地帯や農村地区をサポートするFOMAプラスエリア(バンド6の800MHz帯と、バンド19の800MHz帯)には非対応なので該当地域へ行くときは注意が必要です。
「Unihertz Atom」はドコモLTE通信のバンドにほぼすべて対応し、3Gも主なバンドに対応しているので大部分のエリアで快適な通信が可能です。
主なドコモ回線SIM:楽天モバイル、LINEモバイル、BIGLOBE、DMMモバイル、OCNモバイル、IIJmio、イオンモバイルなど
「Unihertz Atom」のソフトバンク回線、ワイモバイル回線の対応状況
※ソフトバンクとワイモバイルは同じ回線を利用しています。
「Unihertz Atom」の4G LTEは、メインとなる バンド1、エリアが広い元Emobile回線のバンドの3、通信エリアを広くカバーするプラチナバンドの8に対応。また、モバイルWiFiやSoftbank Airなどに使われる、通信方式の異なるTDD-LTEのバンド41にも対応。3Gも通信に必要なバンド1および8に対応しています。
「Unihertz Atom」はソフトバンクやワイモバイルのスマホと同じように通信できる対応バンドを持っています。
「Unihertz Atom」のau回線対応状況
「Unihertz Atom」はau VoLTE SIMのバンドに対応し、通話もデータ通信も行えることになっています。しかし、au回線は対応バンドが合致していても、うまく通信できない場合があります。実機レビューなどでau VoLTE SIMが利用できるのを確かめた上で、購入した方がいいでしょう。
「Unihertz Atom」の価格は?
「Unihertz Atom」は、
Amazonで20,000円(中古)、
楽天市場で 25,800円 (税込)、
ヤフーショッピングで25,800円 (税込)、
AliExpressでUS $234.99、
で販売されています。
Amazonで「Unihertz Atom」をチェックする
楽天市場で「Unihertz Atom」をチェックする
ヤフーショッピングで「Unihertz Atom」をチェックする
AliExpressで「Unihertz Atom」をチェックする
米国Amazon.comで「Unihertz Atom」をチェックする
他のスマートフォンと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「Unihertz Jelly 2」(3インチ)
★「Unihertz Atom L」(4.0インチ・タフネス)
★「Unihertz Titan」(4.6インチ・タフネス)
「SOYES S10」(タフネス)
「CUBOT Kingkong Mini」(タフネス)
「Soyes 7S」
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