2020年1月23日に発売された「Rakuten Mini」のスペック、Antutu、性能、価格、対応バンドを紹介! 他の小型スマホとの比較・違いも紹介します。
※2022年2月14日、「Rakuten Hand 5G」が発売されました。
※2021年5月中旬以降に「Rakuten BIG s」が発売されます。
※2020年12月12日、「Rakuten Hand」も発売されました。
「Rakuten Mini」
「Rakuten Mini」はAndroid 9.0を搭載した3.6型のスマートフォン。厚さ8.6mm、重さ約79gのボディに Qualcomm Snapdragon 439 オクタコア プロセッサと3GBメモリを搭載。HD画質のTFT液晶、32GBストレージ、1,250mAhバッテリー、背面 約1,600万画素のメインカメラ、前面 約500万画素のフロントカメラを備えるほか、
おサイフケータイ、NFC、顔認証、IPX2 / IP5Xの防水防塵、シンプルで使いやすいUI、USB Type-C、Bluetooth 5.0にも対応している。
公式ページ
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/rakuten-mini/
「Rakuten Mini」 スペック 一覧
- ディスプレイ 約3.6インチ、解像度1,280 × 720のTFT液晶
※HD - プロセッサ Qualcomm Snapdragon 439 オクタコア
※12 nm / 64bit / 8コア / 最大2.0GHz - GPU Adreno 505
- RAM(メモリ) 3GB
- ストレージ 32GB
- バッテリー 約1,250mAh
- 駆動時間 連続スタンバイ時間(LTE) 約160時間 / 連続通話(通信)時間(LTE) 約5.4時間
- 充電 USB経由で行う ※ワイヤレス充電には非対応
- 背面カメラ 約1,600万画素
- 前面カメラ 約500万画素
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0、GPS
- インターフェース USB 2.0 Type-C
- センサー 加速度計、近接、照度、GPS
- OS Android 9.0 Pie
- おサイフケータイ(FeliCa) / NFC 対応/対応
- 防滴 / 防塵 対応 (IPX2 / IP5X)
- 生体認証 顔認証 ※指紋認証には非対応
- VoLTE 非対応(Rakuten, docomo, au, SoftBank)
- テザリング(Wi-Fi) 対応 8台
- サイズ 約106.2 x 約53.4 x 約8.6 (mm)
- 重量 約79g
- カラー ナイトブラック / クールホワイト / クリムゾンレッド(4月以降発売予定)
- 付属品 ACアダプター / USB Type-Cケーブル / 3.5mmイヤホン変換アダプター / ユーザーガイド(保証書)
- SIMカード eSIM ※SIMスロットなし
- 対応バンド
4G LET Band 1 (2.1GHz) / Band 3 (1.8GHz) / Band 18 (800MHz) / Band 19 (800MHz) / Band 26 (800MHz) / Band 28 (700MHz APT) / TD-LTE Band 41 (2.5GHz) /
3G WCDMA Band I (2.1GHz) / Band VI (800MHz) / Band X IX (800MHz) /
2G GSM 非対応
「Rakuten Mini」のAnTuTuベンチマーク
「Rakuten Mini」のAnTuTuベンチマークスコアが判明。総合で8万8千点を超えていました。プロセッサはQualcomm Snapdragon 439 オクタコアです。 pic.twitter.com/G2VABaFPB1
— BURARI (@akiba_burari) March 24, 2020
「Rakuten Mini」のAnTuTuベンチマークスコアは、
総合で「88396」、CPUで「40260」、GPUで「9355」、MEMで「27680」、UXで「11101」。
※Antutuスコアとは3D性能、UX速度、CPU性能、RAM性能を総合した評価点のこと。
AnTuTuベンチマークを比較
「Rakuten Mini」のAnTuTuベンチマークスコアは、総合で「88396」でした。他のスマートフォンと比較すると、最も高いスコアであることが分かります。この計測で、動作は他のスマートフォンよりも高速であることも分かります。
「Palm Phone」・・・AnTuTu 総合で「59333」点
「K-touch i10」・・・Antutu総合で約4万3千点
「SOYES XS-L」・・・Antutu総合で約4万3千点
「SOYES S10」・・・Antutu総合で約3万5千点
カメラ性能を比較
「Rakuten Mini」 の背面カメラは約1,600万画素で、水平画角は約68°、垂直画角は約54°になります。また、前面カメラは約500万画素で、画角は約70°になります。
「Palm Phone」・・・背面1200万画素 、前面800万画素
「K-touch i10」・・・背面 800万画素、前面 500万画素
「SOYES XS-L」・・・背面 1300万画素、前面 800万画素
「SOYES S10」・・・背面 500万画素、前面 500万画素
他のスマートフォンと比較すると、背面カメラの画素数が最も高いことが分かります。前面カメラは「Palm Phone」、「SOYES XS-L」よりも300万画素 分低くなります。
「Rakuten Mini」のカメラ性能 まとめ
背面カメラ 16MP
前面カメラ 5MP
超広角 非対応
望遠 非対応・ズームはあり
マクロ撮影 非対応
機能 フィルター機能(西部、パルマ、メトロ、エッフェル、暖色、モデナ、フィルム、VOGUE、オーリーの9種類)、ビューティモード(美顔補正・肌の調整)、タイマー、スマイルショット、ちらつき防止、動画撮影
カメラのレビュー
「Rakuten Mini」 のレビュー記事から、カメラ性能について書かれていることをまとめると以下のようになります。
・夜間で高感度撮影をすると、ややディテールがぼんやりするが、意外なほどノイズは少なく、ざらっとした印象は受けない
・高感度撮影では全般にフォーカスが甘くなる傾向がある
・夜間での撮影は意外なほど手ブレは少ない
・HDR機能がないため、白トビが生じることがある
・室内での料理写真は、自然な色味で実際に見た印象に近くなる
・セルフィー用のビューティモードが利用できる
ディスプレイ性能を比較
「Rakuten Mini」 のディスプレイは約3.6インチで、解像度は1,280 × 720 ピクセルでした。パネルはTFTで、画質はHDになります。他のスマートフォンと比べてみると、液晶サイズが最も大きく、解像度も高い方であることが分かります。
「Palm Phone」・・・3.3インチ、解像度1280×720のIPS液晶
「K-touch i10」・・・3.45インチ、解像度800 x 340 ピクセルのIPS液晶
「SOYES XS-L」・・・3.5インチ、解像度340×800 ピクセルの液晶
「SOYES S10」・・・3.0インチ、解像度480×854 pxの液晶
液晶解像度は「Palm Phone」と同じになりますが、IPSパネルを採用していないため、視野角の広さは「Palm Phone」に劣ることになります。
プロセッサ・メモリ性能を比較
「Rakuten Mini」はQualcomm Snapdragon 439 オクタコア プロセッサと3GBメモリを搭載しています。プロセッサについては他のスマートフォンよりも性能も高いことが判明しています。メモリは他のスマートフォンと同じでした。
「Palm Phone」・・・Qualcomm Snapdragon 435(MSM8940) オクタコア / 3GB メモリ
「K-touch i10」・・・MediaTek MT6739V/CWA クアッドコア / 3GB or 2GB メモリ
「SOYES XS-L」・・・MediaTek MT6739CW クアッドコア / 3 GB メモリ
「SOYES S10」・・・MediaTek MTK6737M クアッドコア / 3GB メモリ
バッテリー性能を比較
「Rakuten Mini」は約1,250mAhバッテリーを搭載し、連続スタンバイで約160時間(6.6日間)、連続通話で約5.4時間 駆動することができます。他のスマートフォンと比べてみると、バッテリー容量は「K-touch i10」、「SOYES XS-L」と同レベルであることが分かります。
「Palm Phone」・・・800mAh / 連続スタンバイで72時間以上、連続通話で3時間20分
「K-touch i10」・・・1260mAh / 通常使用時で8時間ほど
「SOYES XS-L」・・・1350 mAh / 通常使用時で8〜10時間ほど
「SOYES S10」・・・1900mAh / 不明
タフネススマートフォンである「SOYES S10」は最も多い1900mAhバッテリーを搭載しているため、最も長く駆動できると思われます。
電池持ちのレビュー
「Rakuten Mini」 のレビュー記事から、バッテリーの電池持ちについて書かれていることをまとめると以下のようになります。
・テザリング使用時はバッテリーがどんどん消耗していく
・スタンバイ状態でメールを受信している程度なら、バッテリーが一日もつ
・1日に1時間ほどデザリングを使う場合、24時間で2回程度の充電が必要になる
サイズ・重さ・カラーを比較
「Rakuten Mini」のサイズは約106.2 x 約53.4 x 約8.6 (mm)で、重量は約79gです。カラーはナイトブラック、クールホワイト、クリムゾンレッド(4月以降発売予定)を用意しています。他のスマートフォンと比べてみると、「Palm Phone」の次に本体が薄いことが分かります。重さも「Palm Phone」の次に軽くなり、全体で2位になっています。
「Palm Phone」・・・約 56.0(W)×96.6(D)×7.4(H)mm / 62.5g / ブラック
「K-touch i10」・・・101.8×44.9×9.5mm / 87g / ブラック、ブルー、グリーン、ゴールド
「SOYES XS-L」・・・102mm × 45mm × 10mm / 100 g / ブラック、ゴールド、マジョーラ
「SOYES S10」・・・97.8×51.4×15.5mm / 不明 / ブラックグレイ、ブラックレッド、ブラックイエロー
「Rakuten Mini」のメリット・デメリット
「Rakuten Mini」のメリット・デメリットを、他の3インチ台の小型スマートフォンとの違いをふまえてまとめてみました。
<メリット>
小型サイズでもプロセッサの性能が高い
Qualcomm Snapdragon 439 オクタコア プロセッサを搭載し、AnTuTuベンチマークスコアは、総合で「88396」点を記録。他の3インチ台の小型スマートフォンと比べて圧倒的に高いスコアでした。
背面カメラの性能が高い
背面カメラは約1,600万画素で、他の3インチ台の小型スマートフォンの中で最も画素数が高かったです。ただし、前面カメラは約500万画素で「Palm Phone」、「SOYES XS-L」よりも300万画素 分低くなります。
液晶ディスプレイが大きめで見やすい
ディスプレイは約3.6インチで、他の3インチ台の小型スマートフォンの中で最も大きいサイズでした。また、解像度は1,280 × 720 ピクセルで、価格が2万円以上高い「Palm Phone」と同じ解像度でした。
ただし、一般的なスマートフォンと比べると画面が小さいので、Webサイトの文字は見づらい傾向があります。
<デメリット>
IPS液晶でない
Palm Phoneと違い、視野角の広いIPS液晶ではありません。斜めの角度からの見やすさに関してはPalm Phoneの方が上です。
ソフトバンクのプラチナバンドに対応していない
ドコモのプラチナバンド「19」には対応していますが、ソフトバンクのプラチナバンド「8」には対応していません。ソフトバンク回線を使った通信サービスを利用する場合は注意が必要です。
文字が打ちづらい
これは他の3インチ台のスマホと共通するデメリットですが、通常のスマートフォンと比べてテキスト文字の入力がしづらくなります。
「Rakuten Mini」の対応バンドを詳細にチェック!
[twitter]
「Rakuten Mini」の対応バンドは以下のようになっています。
4G LET Band 1 (2.1GHz) / Band 3 (1.8GHz) / Band 18 (800MHz) / Band 19 (800MHz) / Band 26 (800MHz) / Band 28 (700MHz APT) / TD-LTE Band 41 (2.5GHz) /
3G WCDMA Band I (2.1GHz) / Band VI (800MHz) / Band X IX (800MHz) /
2G GSM 非対応
SIMカードはeSIMを採用しています。
eSIMで利用できるサービス
なお、「Rakuten Mini」にはSIMスロットが搭載されていませんが、eSIMサービスを提供する別の事業者を追加登録することは可能になっています。
日本国内のeSIMサービスには「IIJmio」「GigSky」「Ubigi」などがあります。いずれも、利用できるサービスはデータ通信のみです。日本では音声通話やSMSも使えるサービスはまだ提供されていません。
以下、「Rakuten Mini」の対応バンドを詳細に紹介していきます。
「Rakuten Mini」のドコモ回線対応状況
「Rakuten Mini」の4G LTE通信は日本全国で利用できるバンド1、 東京・名古屋・大阪の高速通信バンド3、地下や郊外でも繋がりやすいプラチナバンドの19に対応。3G通信は日本全国で使えるバンド1に対応していますが、極一部の山岳地帯や農村地区をサポートするFOMAプラスエリア(バンド6の800MHz帯と、バンド19の800MHz帯)には非対応なので該当地域へ行くときは注意が必要です。
「Rakuten Mini」はドコモLTE通信のバンドにほぼすべて対応し、3Gも主なバンドに対応しているので大部分のエリアで快適な通信が可能です。
主なドコモ回線SIM:楽天モバイル、LINEモバイル、BIGLOBE、DMMモバイル、OCNモバイル、IIJmio、イオンモバイルなど
「Rakuten Mini」のソフトバンク回線、ワイモバイル回線の対応状況
※ソフトバンクとワイモバイルは同じ回線を利用しています。
「Rakuten Mini」の4G LTEは、メインとなる バンド1、エリアが広い元Emobile回線のバンドの3に対応。通信エリアを広くカバーするプラチナバンドの8には対応していません。また、モバイルWiFiやSoftbank Airなどに使われる、通信方式の異なるTDD-LTEのバンド41にも対応。3Gも通信に必要なバンド1および8に対応しています。
「Rakuten Mini」はソフトバンクやワイモバイルのスマホとほぼ同じように通信できる対応バンドを持っています。
「Rakuten Mini」のau回線対応状況
「Rakuten Mini」はau VoLTE SIMのバンドに対応し、通話もデータ通信も行えることになっています。しかし、au回線は対応バンドが合致していても、うまく通信できない場合があります。実機レビューなどでau VoLTE SIMが利用できるのを確かめた上で、購入した方がいいでしょう。
「Rakuten Mini」の価格は?
「Rakuten Mini」は、
楽天市場で10,300円 (税込・中古Aランク品)、
ヤフーショッピングで11,200 円(中古・未使用に近い)、
で販売されています。
楽天市場で「Rakuten Mini」をチェックする
ヤフーショッピングで「Rakuten Mini」をチェックする
Amazonで「SOYES XS11」をチェックする
Banggoodで「SOYES XS11」をチェックする
AliExpressで「SOYES XS11」をチェックする
他のスマートフォンと比較する
リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。
★「Rakuten Hand 5G」(5.1インチ)
★「Unihertz Jelly 2」(3.0インチ)
★「Rakuten BIG s」(6.4インチ)
★「Rakuten Hand」(5.1インチ)
「SOYES S10-H」(3.46インチ)
「Soyes 7S」
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