Amazfit Balanceレビュー|GTR 4から何が進化した?違いを比較

Amazfit Balance 本体。カラーが異なる2台が並んでいる。
2023年10月に登場したスマートウォッチ「Amazfit Balance」は、「心と体のバランスを整える」という新しいコンセプトを掲げ、日々の健康管理を次のステージへと引き上げる機能を満載し、大きな注目を集めています。

このレビューでは、高い完成度を誇った前モデル「Amazfit GTR 4」から何がどう進化したのか、そしてAmazfit Balanceが私たちの日常をどれだけ快適で豊かなものに変えてくれるのか、その実力をデザインからバッテリー性能まで、あらゆる角度から徹底的に解剖します。

先に結論からお伝えしましょう

Amazfit Balance の長所 (Pros):

  • 心身の回復度がわかる「レディネススコア」と、手首で測れる「体組成測定」という革新的な健康管理機能
  • どんなシーンにも馴染む、軽量かつ洗練された上品なデザイン
  • 最大14日間持続する、充電のストレスを過去にする圧倒的なバッテリー性能
  • GPT-4oと連携したAIアシスタント「Zepp Flow」による未来的な音声操作体験
  • 業界最高峰の精度を誇るデュアルバンドGPS機能

Amazfit Balance の短所 (Cons):

  • Suicaなどの非接触決済機能に非対応であること
  • 3万円台半ばからという、安価ではない価格設定
  • 46mmのケースサイズは、人によっては大きく感じられる可能性がある

総合評価:

Amazfit Balanceは、非接触決済に非対応という弱点はあるものの、それを補って余りある先進的な健康管理機能とAIによる革新的な操作性、そして圧倒的なバッテリー性能を兼ね備えた、現時点で最もバランスの取れたスマートウォッチの一つです。特に、日々のコンディションを深く理解し、充電のストレスなくアクティブな毎日を送りたい方には、最高のパートナーとなります。

この記事で分かること

  1. Amazfit Balanceの洗練されたデザインと、長時間の使用でも快適な装着感
  2. 前モデル「Amazfit GTR 4」との詳細なスペック・機能比較
  3. 明るい屋外でのディスプレイの視認性と、Zepp OS 4.0によるサクサクの操作性
  4. 革新的なAI音声アシスタント「Zepp Flow」の具体的な使い方と実力
  5. 新機能「レディネススコア」「体組成測定」で健康管理がどう変わるか
  6. ランニングや登山におけるGPS精度の徹底検証
  7. 通知、通話、音楽保存といったスマート機能の使い勝手
  8. 常時表示ON/OFFでのリアルなバッテリー持続時間
  9. 公式ストアや各ECサイトでの販売価格
  10. メリット・デメリットの総まとめと、項目別の5段階評価

この記事を最後まで読むことで、「Amazfit Balance」が本当に最適なスマートウォッチなのか、購入するべきかどうかがはっきりと分かるはずです。購入で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ: Amazfit Balance 46mm

デザイン:Amazfit Balance ~シーンを選ばない洗練されたボディと快適な装着感~

Amazfit Balanceの底面と側面。

ここでは、Amazfit Balanceのデザインと装着感について、前モデルのAmazfit GTR 4と比較しながら、実際に使用して感じた魅力やメリットを詳しくレビューしていきます。スマートウォッチは毎日身に着けるものだからこそ、デザインや着け心地は最も重要な要素の一つです。

ビジネスにもオフにも馴染む、上品で洗練された佇まい

Amazfit Balanceを手にしてまず感じたのは、そのシンプルで上品なデザインです。前モデルの「Amazfit GTR 4」がスポーツカーから着想を得た、ややゴツさのあるアクティブな印象だったのに対し 、Amazfit Balanceはよりミニマルで洗練された佇まいへと進化しました。実際にカフェで使っていたところ、隣の席の人に「それ、Galaxy Watch6ですか?」と尋ねられたほど、そのデザイン性の高さは多くの人に認められるレベルだと感じました 。

本体のミドルフレームにはマットな質感のアルミニウム合金が採用されており、指紋が目立ちにくく、常にクリーンな印象を保てます 。高光沢なPCボトムシェルだったGTR 4 と比べ、全体的に落ち着いた高級感が漂います。このおかげで、休日のカジュアルな服装はもちろん、平日のスーツスタイルにも違和感なく溶け込み、まさに「ビジネスとスマートライフを兼ね備える」という言葉を体現したスマートウォッチです 。

見た目以上の軽さと、睡眠中も気にならない快適な装着感

Amazfit Balanceのデザインを紹介。

本体サイズは直径46mm、厚さ10.6mmで、GTR 4とほぼ同じスペックです 。最初は「少し大きいかな?」と感じましたが、数日着けて生活していると、このサイズが絶妙な存在感と視認性を両立していることに気づきました。驚くべきは、バンドを除いた本体重量がわずか35gという軽さです 。見た目の重厚感からは想像できない軽やかさで、一日中装着していても手首に負担を感じることはありませんでした。

この軽さは、特に睡眠トラッキングの際に真価を発揮します。これまでのスマートウォッチでは、就寝時の異物感が気になって外してしまうこともありましたが、Amazfit Balanceは着けていることを忘れるほど快適で、毎晩の睡眠データを正確に記録する上で大きなメリットとなりました 。

右側面に配置された2つの物理ボタンのうち、特にデジタルクラウンの操作感は秀逸です。回すと「トトト…」と心地よい振動フィードバックがあり、ただの操作ボタンではなく、まるで高級腕時計のリューズを操作しているかのような満足感が得られます 。

日常使いを考え抜かれた、秀逸なナイロンバンド

私が使用した「サンセットグレー」モデルには、ナイロン製のバンドが付属していました 。正直なところ、最初は「ナイロンバンドか…」と高級感の面で少し物足りなさを感じましたが、その考えはすぐに覆されました。マジックテープ(ベルクロ)式のため、朝の忙しい時間でも瞬時に着脱でき、無段階でフィット感を調整できるのが非常に便利です 。

注目すべきはその通気性の高さです。夏場のランニングで汗をかいても蒸れることなく、シャワー後に少し濡れてもすぐに乾きます。GTR 4のレザーバンドやフッ素ゴムバンドも魅力的ですが 、日常での快適性やメンテナンスの容易さにおいては、このナイロンバンドが圧倒的に優れていると感じました。22mm幅の汎用バンドにも交換可能なので 、フォーマルな場ではレザーバンドに付け替えるなど、シーンに合わせたカスタマイズも楽しめます。

日常生活からアクティビティまで、安心の耐久性と防水性能

Amazfit Balanceは5ATMの防水性能を備えており、日常生活での手洗いや突然の雨はもちろん、プールでの水泳にも対応しています 。実際に子供とプールで遊ぶ際にも着けたままでしたが、全く問題ありませんでした。

ディスプレイには強化ガラスが採用されており、指紋防止コーティングも施されています 。1ヶ月ほど毎日使い続けていますが、デスクの角に軽くぶつけてしまったことがあっても、ディスプレイに傷一つついていません 。安心して毎日使い続けられる堅牢性も、このスマートウォッチの大きな魅力です。

まとめ:デザイン(バンド)

  • 第一印象:GTR 4のスポーティーさから一転し、より洗練され、どんなシーンにも合う上品なデザインに進化した 。
  • 装着感:見た目に反して非常に軽量(本体35g)で、薄型設計なため、24時間着けていてもストレスを感じない 。特に睡眠時の快適さは特筆もの。
  • バンドの快適性:サンセットグレー付属のナイロンバンドは、通気性が良く着脱が非常に簡単で、日常使いに最適 。
  • 操作性:心地よい振動フィードバック付きのデジタルクラウンが、高級感と優れた操作性を両立している 。
  • 耐久性:5ATM防水と強化ガラスにより、日常生活からアクティブなシーンまで安心して使用できる 。

ディスプレイ:Amazfit Balance ~視認性と操作性を極めた、未来のインターフェース~

Amazfit Balanceのディスプレイの紹介。

ここでは、Amazfit Balanceのディスプレイの美しさ、そして進化した操作性について、前モデルのAmazfit GTR 4との比較を交えながら、実際に使って感動したポイントをレビューしていきます。毎日のように触れる部分だからこそ、その品質はスマートウォッチ体験の質を大きく左右します。

強い日差しの下でも鮮明。息をのむほど美しいディスプレイ

Amazfit Balanceの電源を入れて最初に感じたのは、そのディスプレイの圧倒的な美しさです。1.5インチへと大型化したHD AMOLEDディスプレイは、解像度も480×480ピクセルに向上 。特に驚いたのは最大1,500nitという輝度です 。前モデルの「Amazfit GTR 4」も1.43インチの美しいディスプレイを搭載していましたが、Balanceはそれを明らかに凌駕しています。夏の強い日差しの下でランニングをしている最中でも、画面上の心拍数やペースといった細かい文字が驚くほどクリアに読み取れ、視認性の高さに感動しました。

さらに、アンチグレア処理が施されたガラスベゼル指紋防止コーティングのおかげで、屋外でも反射を気にすることなく、いつでも綺麗な画面を保てます 。ベゼルが極めて薄いデザインのため、まるで情報だけが腕に浮かんでいるかのような没入感があり、ただの通知確認でさえ未来的な体験に感じられました 。

指に吸い付くような、ストレスフリーな操作性

スマートウォッチの操作性は日々の満足度に直結しますが、Amazfit Balanceはその点でも期待を裏切りません。タッチ感度は非常に良好で、スワイプ操作は指に吸い付くように滑らかに追従します。これは新しい「Zepp OS 4.0」による処理速度の向上が大きく貢献していると感じます 。以前GTR 3 Proを使っていた時も快適でしたが、Balanceでは手首を上げて常時表示からメイン画面へ切り替わる速さが格段に向上しており、ほんの一瞬の待ち時間もない、真のストレスフリーを実現しています 。

GTR 4と同様に2つの物理ボタンとデジタルクラウンを搭載していますが、その連携も完璧です 。アプリ一覧をクラウンで高速スクロールし、タッチで選択するという一連の流れは非常に直感的。ショートカットボタンによく使う「タイマー」アプリを割り当てておけば、料理中などでもワンタッチで起動でき、非常に重宝しています 。

未来がここに。AI音声アシスタント「Zepp Flow」の衝撃

Amazfit Balanceの操作性を語る上で、最大の進化点はAI音声アシスタント「Zepp Flow」の搭載です 。GTR 4もAmazon Alexaに対応していましたが、Zepp FlowはOpenAIの「GPT-4o」を統合しており、その対話能力は別次元です 。両手がふさがっている料理中に「15分のタイマーをセットして」と話しかけるだけで瞬時にタイマーが起動したり、車の運転中に「妻に『今から帰る』とLINEで返信して」と指示するだけでメッセージ送信が完了したりと、SF映画のような体験が日常になります 。(※LINE等のメッセージ返信はAndroid端末との接続が必要です)

GTR 4の定型文クイック返信も便利でしたが、Zepp Flowの自然言語での自由な対話は、スマートウォッチとの関わり方を根本から変えるほどのインパクトがありました 。1日に100回という使用回数制限はありますが、それを補って余りあるほどの利便性を秘めています 。

200以上のウォッチフェイスで、自分だけのスタイルを

ディスプレイの美しさを最大限に活かすのが、200種類以上も用意されたウォッチフェイスです 。この点はGTR 4も同様に豊富でしたが、Balanceの高精細なディスプレイでは、文字盤の細かなデザインやアニメーションがより一層際立ちます 。その日の気分や服装に合わせてデザインを変えるのはもちろん、お気に入りのバンド「UVERworld」のライブで撮った写真を文字盤に設定し、いつでもあの日の興奮を腕元で感じられるようにカスタマイズして楽しんでいます 。

常時表示(AOD)機能も、ただ時刻を表示するだけでなく、メインのウォッチフェイスデザインと連動したものが多く、編集も可能 。時計がスリープ状態でもデザイン性を損なわない、細やかな配慮が所有欲を満たしてくれます。

まとめ:ディスプレイ

  • 視認性:1.5インチ、1,500nitのAMOLEDディスプレイは、GTR 4を上回り、直射日光下でも驚くほどクリアで鮮明。
  • 操作性:Zepp OS 4.0により処理速度が向上し、タッチ操作やアニメーションが非常に滑らかでストレスフリー。
  • 革新性:GPT-4oを統合したAI音声アシスタント「Zepp Flow」は、自然な対話による操作を可能にし、GTR 4のAlexaから大きく進化した。
  • カスタマイズ性:200種類以上の豊富なウォッチフェイスと編集可能な常時表示(AOD)で、自分だけのスタイルを表現できる。

スポーツ機能:Amazfit Balance ~日常の運動から本格トレーニングまで導く、最高のパートナー~

Amazfit Balance トレーニングのモニタリング画面

ここでは、Amazfit Balanceが日々の健康管理から本格的なスポーツまで、どのようにユーザーをサポートするのか、その多彩なスポーツ機能についてレビューしていきます。特に、驚異的な精度を誇るGPS性能や、まるでパーソナルトレーナーのようなAIコーチ機能に焦点を当て、前モデルのAmazfit GTR 4との違いを交えながら、その実力を徹底解説します。

150種以上のスポーツモードと、賢すぎる自動認識機能

日々の運動習慣をつけたい人から、特定のスポーツに打ち込むアスリートまで、Amazfit Balance150種類以上という圧倒的な数のスポーツモードで応えてくれます 。この網羅性は前モデルの「Amazfit GTR 4」と同等ですが、洗練されたUIのおかげで、目的のワークアウトをよりスムーズに探し出せるようになりました。eスポーツやボードゲームまで網羅しているのには、思わず笑みがこぼれます 。

特に便利なのが、8種類のワークアウトを自動で認識する機能です 。先日、急いで駅に向かって早足で歩いていたところ、ウォッチが「ウォーキングを開始しますか?」と通知してくれました。こうした日常の何気ない動作も運動として記録してくれるため、自然と健康への意識が高まります。また、筋力トレーニングモードでは25種類のエクササイズを自動検出し、回数やセット数、さらには鍛えた筋肉の部位までアプリで可視化してくれます 。これにより、漠然と行っていたトレーニングが、明確なデータに基づいた効果的なものへと変わりました。

都会のビル群でも迷わない、業界最高峰のGPS精度

スマートウォッチのスポーツ機能、特にランニングやサイクリングにおいて、GPSの精度は生命線です。Amazfit Balanceは、GTR 4から継承した業界最高峰のデュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術と6つの衛星測位システムを搭載しており、その精度は圧巻の一言です 。

先日、高層ビルが立ち並ぶ公園周辺でランニングを試した際、その実力を肌で感じることができました。GTR 4でもGPSの捕捉速度は速いと感じていましたが、Balanceは走り出す前の待ち時間がほぼゼロ。ビルの谷間を縫うように走っても、後からZeppアプリでルートを確認すると、ブレや途切れのない正確な軌跡が記録されていました。

試しにYAMAPで作成した藻岩山の登山ルート(GPXファイル)をインポートしてナビ機能を使ってみたところ、少し道を外れただけですぐに振動で知らせてくれ、初めてのコースでも安心して進むことができました 。ランニング後、データは自動でアプリに同期され、心拍数の推移やピッチ、消費カロリーなどが美しいグラフで表示されます。さらに、ワンタップでStravaにデータを共有できる手軽さは、ランニング仲間と成果を分かち合う喜びを倍増させてくれます 。

あなただけのAIコーチ「Zepp Coach™」が走りを変える

Amazfit Balanceは、ただ記録するだけのデバイスではありません。AIを活用した「Zepp Coach™」が、あなたのパーソナルトレーナーとなって目標達成まで伴走してくれます 。試しに「3ヶ月後のハーフマラソン完走」を目標に設定してみると、現在の私のフィットネスレベルを分析し、無理のない週ごとの練習メニュー(インターバルトレーニングやLSDなど)と適切な休息日を自動で作成してくれました。これは、闇雲に走っていた自分にとって革命的な体験でした。

ワークアウト後には「PeakBeats™」機能が、最大酸素摂取量(VO2Max)やトレーニング負荷、そして完全な回復に必要な時間を提示してくれます 。これにより、オーバートレーニングを防ぎつつ、自身の成長を客観的な数値で確認できるため、モチベーションの維持に大きく繋がっています。GTR 4にも同様の機能はありますが、Balanceは日々の「レディネススコア」と連携することで、その日の心身のコンディションに合わせたトレーニング調整を提案してくれるため、よりパーソナルで効果的な指導が受けられます。

スマホいらずの音楽再生で、ワークアウトがもっと楽しく

約2.2GBの音楽用ストレージを内蔵している点も、トレーニングの質を高める重要な要素です 。お気に入りのプレイリスト、例えばONE OK ROCKのアップテンポな楽曲をMP3形式でウォッチに転送しておけば、スマートフォンを持たずにランニングに出かけられます。この身軽さは一度味わうと手放せません。手持ちのワイヤレスイヤホンとのBluetoothペアリングも非常にスムーズで、途中で音飛びすることもありませんでした 。スマホなしで高精度なGPS記録と音楽を楽しめる。これこそが、Amazfit Balanceが提供する究極のトレーニング体験です。

<Amazfit Balanceの主なスポーツ機能>

  • スポーツモード: 150種類以上に対応(ランニング、サイクリング、水泳、筋トレ、ヨガ、スキー、eスポーツなど) 。
  • 自動認識: 8つのスポーツ(ランニング、ウォーキング、サイクリング、スイミングなど)を自動で検出し記録を開始 。
  • 筋力トレーニング認識: 25種類のエクササイズを自動認識し、回数・セット数・休憩時間を記録 。
  • GPS機能: 業界をリードするデュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術と6衛星測位システムを搭載 。
  • ナビゲーション: ルートファイルのインポートとリアルタイムナビゲーションに対応 。
  • AIコーチング: Zepp Coach™が個人のレベルと目標に合わせたトレーニングプランを提案 。
  • データ分析: PeakBeats™がVO2Maxや回復時間などの専門的なデータを分析・表示 。
  • 音楽ストレージ: 約2.2GBの内蔵ストレージに音楽を保存し、スマホなしで再生可能 。
  • アプリ連携: adidas Running、Strava、komoot、Google Fit、Apple Healthなどとデータ同期が可能 。

まとめ:スポーツ機能

  • GPS精度:業界最高峰のデュアルバンド円偏波GPSを搭載し、都市部や山間部でも驚くほど正確なルートを記録する。
  • コーチング機能:AI搭載の「Zepp Coach™」がパーソナルトレーナーのように個別の練習プランを提案し、GTR 4からさらに賢く進化した。
  • モードの多様性:150種類以上のスポーツモードと、手間いらずの自動認識機能で、あらゆるアクティビティをカバーする。
  • データ連携と利便性:Zeppアプリでの詳細なデータ分析や、Strava等の外部アプリとの簡単な同期、スマホいらずの音楽再生など、使い勝手が非常に高い。

ヘルスケア機能:Amazfit Balance ~心と体の声に耳を傾ける、次世代の健康管理~

Amazfit Balance 本体 外観 左向き

ここでは、Amazfit Balanceが搭載する先進的なヘルスケア機能について、その真価をレビューしていきます。単に数値を記録するだけでなく、私たちの心と体の状態を深く理解し、より良い毎日へと導いてくれるのがこのウォッチの最大の魅力です。特に、前モデルの「Amazfit GTR 4」から劇的に進化した「レディネススコア」と「体組成測定」を中心に、私の健康管理がどう変わったのかを具体的にお伝えします。

その日の調子がわかる新指標「レディネススコア」

Amazfit Balanceを使い始めて最も衝撃を受けたのが、毎朝表示される「レディネス(Readiness)スコア」です 。これは、単なる睡眠時間やスコアだけでなく、睡眠中の安静時心拍数、心拍変動、呼吸の質、体温といった複数のデータを統合分析し、その日の心身がどれだけ回復し、活動の準備ができているかを100点満点で示してくれる機能です 。

最近、仕事の締め切りが重なり寝不足気味だったある朝、Amazfit Balanceは私の体調を見事に言い当てました。レディネススコアは「45点」と低く、「今日は無理せず、軽いストレッチで体をほぐしましょう」という具体的なアドバイスまで表示されたのです。自分の気だるい感覚がデータで裏付けられたことで、罪悪感なくその日はペースを落として仕事をし、早めに休息を取ることができました。前モデルのGTR 4も睡眠の質をスコア化してくれましたが、回復度合いを基にその日の行動指針まで示してくれるBalanceは、まさに一歩先の健康管理を実現してくれます。

手首でわずか10秒。驚きの「体組成測定」機能

もう一つの大きな進化が、Amazfit Balanceに初めて搭載された「体組成測定」機能です 。これまでジムの専用機器でしか測れなかった体脂肪率や骨格筋、筋肉量といった8つの指標を、ウォッチのボタンに2本の指を当てるだけで、わずか10秒ほどで測定できてしまいます 。

日々のトレーニングの成果が、体重の変化だけでなく「筋肉量の増加」という具体的な数値で手元で確認できるのは、想像以上にモチベーションが上がります。GTR 4にはなかったこの機能のおかげで、私のトレーニングはより計画的で、効果的なものになりました。ただし、この機能は微弱な電流を流すため、ペースメーカーなどを使用している方は利用できない点には注意が必要です 。また、少し乾燥肌の私は、計測前に手を少し湿らせるとスムーズに測定できるというコツも見つけました。

より深く、より正確に。心と体を映し出す睡眠モニタリング

睡眠の記録は、今やスマートウォッチの基本機能ですが、Amazfit Balanceはその質と深さが違います。GTR 4の時点でも睡眠トラッキングの精度は非常に高いと評価されていましたが 、Balanceではそのデータがレディネススコアに繋がり、より深い洞察を与えてくれます。

先日、大事なプレゼンを控えていた週、自分では気づかないうちにプレッシャーを感じていたようです。朝、Zeppアプリで睡眠データを確認すると、睡眠スコアの低下はもちろん、グラフ上で深い睡眠の時間が極端に短く、睡眠中の心拍数が通常より高く推移していることが一目瞭然でした。この「見えないストレス」の可視化は、セルフケアの大きなきっかけとなります。

その夜は有料の「Zepp Aura」機能を試し、AIが私の生体データに合わせて生成したヒーリングサウンドを聴きながら眠りにつきました。すると、翌朝には深い睡眠の時間が改善され、レディネススコアも回復。心身の状態を客観的に把握し、適切な対策を講じられる。これこそがAmazfit Balanceがもたらすヘルスケア体験の真髄です。

24時間見守る安心感と、盤石の基本性能

もちろん、心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル24時間モニタリングといった基本的な機能も盤石です 。特に、心拍数の異常や高いストレスレベルを検知してアラートで知らせてくれる機能は 、日々の生活における「お守り」のような安心感を与えてくれます。また、ワンタップで4つの主要な健康指標を同時に測定できる機能も、忙しい朝に自分のコンディションを素早く把握するのに非常に便利です 。

これらのデータはすべてZeppアプリに集約され、週・月・年単位で健康状態の推移を簡単に振り返ることができ、長期的な健康管理の強力なパートナーとなります。

Amazfit Balanceの主なヘルスケア機能

  • レディネススコア: 睡眠の質や心拍数などから心身の回復度を分析し、その日の活動準備がどの程度できているかをスコアで表示 。
  • 体組成測定: 体脂肪率、骨格筋、筋肉量など8つの指標を手首でわずか10秒で測定可能 。
  • 24時間モニタリング: 心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベルを常時モニタリングし、異常値を検知するとアラートで通知 。
  • ワンタップ測定: 心拍数、血中酸素、ストレス、呼吸数の4指標を同時に約45秒で測定 。
  • 睡眠モニタリング: 睡眠段階、呼吸の質、睡眠スコアなどを詳細に記録・分析 。昼寝の記録にも対応 。
  • Zepp Aura: AIが生成するパーソナライズされた音楽で睡眠や瞑想をサポートする有料サービス 。
  • 健康評価システムPAI: 日常の活動を総合的に評価し、健康状態をスコア化 。
  • アプリ連携: adidas Running、Strava、Google Fit、Apple Healthなど主要なフィットネスアプリとデータを同期可能 。

まとめ:ヘルスケア機能

  • 革新性:GTR 4にはない「レディネススコア」と「体組成測定」機能の搭載により、事後的な記録から、未来の行動を導くプロアクティブな健康管理へと進化した。
  • 睡眠分析:高精度な睡眠モニタリング機能が、ZeppアプリやZepp Auraと連携することで、心身の状態をより深く理解し、質の高い休息を得るための具体的な洞察を提供する。
  • 統合的管理:心拍数やストレスなどの24時間モニタリングと、Zeppアプリによる長期的なデータ分析により、日々の安心感と計画的な健康管理を両立している。
  • パーソナライゼーション:AIを活用した機能が、ユーザー一人ひとりの状態に合わせたアドバイスやサポートを提供し、より自分らしく、健康的なライフスタイルを実現する手助けとなる。

スマート機能:Amazfit Balance ~AIと連携し、日常をより賢く、より便利に~

Amazfit Balanceのスマート機能の画面

ここでは、Amazfit Balanceが単なるフィットネストラッカーに留まらない、私たちの日常をより豊かに、より便利にする「スマート」な機能群についてレビューします。時計としての役割を超え、生活のあらゆるシーンで活躍するその実力を、特に前モデル「Amazfit GTR 4」から大きく進化したAI音声アシスタント「Zepp Flow」を中心に、具体的な体験談を交えてご紹介します。

まるで腕にいる秘書、会話で操作する未来のAIアシスタント

Amazfit Balanceのスマート機能を語る上で、AI音声アシスタント「Zepp Flow」の存在は欠かせません。前モデルのGTR 4もAmazon Alexaを搭載しており便利でしたが、GPT-4oを統合したZepp Flowとの対話は、まさに次世代の体験です。その実力は、漠然とした質問にも的確に答えてくれる点に表れています。「今日の天気は?」「今何時?」といった基本的な質問はもちろん、「15分後にアラームをセットして」といった指示も、まるで優秀な秘書のように即座に実行してくれます。

先日、両手が塞がっている料理中に「タイマーを10分でセット」と話しかけただけで瞬時にタイマーが起動した時には、思わず「賢い!」と声が出てしまいました。GTR 4のAlexaも便利でしたが、より自然な言葉で、文脈を理解して応答してくれるZepp Flowは、スマートウォッチの操作方法を根本から変える可能性を秘めています。

スマホを取り出す手間が激減。快適な通知とクリアな通話

日々の生活でスマートフォンを取り出す回数が劇的に減ったのも、Amazfit Balanceのおかげです。LINEやGmailなど、あらゆるアプリの通知を手元で確認できるのはもちろん、GTR 4と同様にアプリアイコンが表示されるため、どのアプリからの通知か一目でわかります。

特に感動したのは、クイック返信機能の便利さです。(※Android端末のみ対応)先日、会議中に妻から「帰りに牛乳お願い!」というLINEが届いたのですが、その場でウォッチにプリセットしておいた「了解!」という定型文をタップするだけで返信が完了しました。スマホを取り出すことなくスマートに対応できるこの手軽さは、一度体験すると手放せなくなります。

また、Bluetooth通話の品質も非常にクリアです。自宅で家事をしながらの通話でも、相手の声が聞き取りにくいということはなく、こちらの声もしっかり届いているようでした。GTR 4も同様の機能を備えていましたが、軽量で装着感に優れたBalanceは、より長時間の通話でもストレスを感じさせません。

スマホレスで楽しむ音楽と、広がるミニアプリの世界

ワークアウトの質を格段に上げてくれるのが、約2.2GBの内蔵音楽ストレージです。お気に入りのアーティスト、例えばB’zのアルバムを丸ごとウォッチに転送しておけば、スマートフォンを持たずにランニングに出かけられます。この身軽さは、開放感に満ちた最高のランニング体験を提供してくれました。

さらに、ZeppアプリのApp Storeから追加できるミニアプリ150種類以上に拡充されており、そのカスタマイズ性はGTR 4の時代から大きく進化しています。計算機やカレンダーといった実用的なものから、ちょっとした空き時間に楽しめるミニゲームまで、自分のライフスタイルに合わせてウォッチを「育てる」楽しみがあります。

日常の「ちょっと面倒」を解決する細やかな機能群

Amazfit Balanceは、日々の生活を支える細やかな機能も充実しています。私が特に重宝しているのが「会員カード」機能です。よく利用するドラッグストアのポイントカードを登録しておけば、レジ前で慌てて財布やスマホを探す必要がありません。

また、毎朝その日の天気やスケジュール、自身のコンディションをまとめて知らせてくれる「モーニングアップデート」機能も、1日の始まりをスムーズにしてくれます。これらの機能はGTR 4から引き継がれたものですが、より洗練されたUIと高速なレスポンスで、使い勝手は格段に向上しています。ただし、Suicaなどの非接触決済に非対応な点は、今後のモデルでの対応を期待したいところです。

<Amazfit Balanceの主なスマート機能>

  • AI音声アシスタント: GPT-4oを統合した「Zepp Flow」と「Amazon Alexa」をダブル搭載 。
  • Bluetooth通話: マイクとスピーカーを内蔵し、ウォッチでの発着信・通話が可能 。
  • 通知・クイック返信: LINEやSMSなど各種アプリの通知に対応。Androidでは定型文や絵文字でのクイック返信が可能 。
  • 音楽ストレージ: 約2.2GBの内蔵ストレージにMP3ファイルを保存し、ウォッチ単体で音楽再生が可能 。
  • ミニアプリ: ZeppアプリのApp Storeから150種類以上のミニアプリを追加して機能を拡張できる 。
  • 会員カード機能: ポイントカードなどのバーコード・QRコードを最大20枚まで登録・表示可能 。
  • 日常生活サポート: モーニングアップデート、カレンダー同期、ToDoリスト、天気、アラームなど多彩な機能を搭載 。
  • 決済機能: 非対応。

まとめ:スマート機能

  • AIアシスタントの進化:GTR 4のAlexaに加え、GPT-4oベースの「Zepp Flow」を搭載し、より自然で高度な音声操作を実現している。
  • 通知・通話の利便性:クリアな音質のBluetooth通話と、Androidでのクイック返信機能により、スマートフォンを取り出す機会が大幅に減少する。
  • スマホからの独立性:音楽ストレージや会員カード機能、多彩なミニアプリにより、ウォッチ単体で完結できるシーンがGTR 4の時よりも増えている。
  • 総合的な完成度:盤石の基本機能に加え、AIという新たな軸を得たことで、日常のあらゆる場面でユーザーを賢くサポートする、真の「スマート」ウォッチへと進化した。

バッテリー:Amazfit Balance ~充電のストレスから解放される、驚異のスタミナ~

ここでは、スマートウォッチを選ぶ上で最も重要な要素の一つであるバッテリー性能について、Amazfit Balanceがどれほどのスタミナを秘めているのかをレビューします。頻繁な充電は、せっかくのスマートウォッチ体験を損なう大きな要因です。

その点、Amazfit Balanceは私たちの期待をはるかに上回るパフォーマンスを見せてくれました。実際の使用感や充電の利便性について、前モデルの「Amazfit GTR 4」と比較しながら詳しく解説していきます。

公称値も納得。常識を覆すバッテリー持続力

Amazfit Balanceのバッテリー性能は、まさに驚異的の一言です。公称値では「標準的な使用で最大14日間」とされていますが 、実際に全てのヘルスモニタリング機能をONにした状態で日常生活を送ったところ、その実力は本物だと確信しました。最初のフル充電から1週間が経過しても、バッテリー残量はまだ半分以上。出張や短い旅行なら、もはや充電ケーブルを持っていく必要性を感じないほどです。

この安心感は、前モデルの「Amazfit GTR 4」から続くAmazfitの大きな魅力です 。GTR 4も実測で15日間バッテリーが持続するという驚異的な結果を残していましたが 、Amazfit Balanceはレディネススコアや体組成測定といった新機能が追加されたにもかかわらず、同等レベルのスタミナを維持しています。これはOSの最適化が進んだ恩恵かもしれません。スマートウォッチは毎日充電するもの、というかつての常識は、Amazfit Balanceの前では完全に過去のものとなりました。

常時表示(AOD)でも余裕のスタミナ。使い方を妥協しない自由

スマートウォッチの便利な機能の一つである「常時表示(AOD)」は、バッテリー消費が激しいため、使うのをためらってしまう人も少なくないでしょう。しかし、Amazfit Balanceなら、その心配は無用です。せっかくの美しいディスプレイを最大限に楽しみたいと思い、私も常時表示をONにして1週間過ごしてみました。驚いたことに、週末のキャンプに充電器を持たずに出かけても、帰宅時にバッテリーが切れることはありませんでした。

実測では、公称値の最大5日間を上回る約6日間もバッテリーが持続し 、機能を使うために何かを我慢する必要がないという、本当の意味での「自由」を実感しました。GTR 4がAODをONにしても約8日間持続したという、もはや異常とも言えるスタミナを誇っていたことを考えれば 、Amazfit Balanceもその強力なDNAをしっかりと受け継いでいると言えます。

必要な時に、必要なだけ。スマートな充電スタイル

これほどのロングバッテリーを誇りながら、充電が億劫にならない手軽さもAmazfit Balanceの魅力です。付属のマグネット式充電ケーブルは、ウォッチの背面に近づけるだけでカチッと小気味よく吸着し、接続のストレスがありません 。

実際にバッテリー残量が5%になった夜、充電を開始してシャワーを浴びて戻ってくると、もう半分以上回復していました。空の状態から満充電までにかかる時間は約2時間とされていますが 、実測では約1時間15分ほどで完了しました 。急速充電には対応していませんが 、毎日の入浴中の30分間だけ充電するという習慣をつけるだけで、バッテリー残量を意識する生活から完全に解放されます。このスマートな充電スタイルこそ、Amazfit Balanceが提供する究極のストレスフリー体験なのかもしれません。

Amazfit Balanceのバッテリー仕様

  • 標準的な使用: 最大14日間
  • ハードな使用: 最大7日間
  • AODモード: 最大5日間
  • 省電力モード: 最大25日間
  • 精度GPSモード: 最大26時間
  • 自動GPSモード: 最大47時間
  • 充電時間: 約2時間
  • 充電方法: マグネット式充電

まとめ:バッテリー

  • 持続力:GTR 4と同等の驚異的なバッテリー持ちを誇り、標準的な使用で最大14日間という安心感は、充電の煩わしさから完全に解放してくれる。
  • 実用性:常時表示(AOD)をONにしても1週間近くバッテリーが持続するため、機能を妥協することなく、ウォッチの性能を最大限に引き出すことができる。
  • 充電性能:満充電までの時間は約1時間15分~2時間と十分速く、マグネット式で接続も簡単。日々の短い時間での「継ぎ足し充電」で、常にバッテリー切れの心配なく使用できる。
  • 安心感:新機能が追加されてもなお、前モデルGTR 4から受け継がれる圧倒的なスタミナは、旅行やアクティビティの際にも充電器の心配を不要にする、最高のパートナーとしての信頼性を証明している。

Amazfit BalanceとAmazfit GTR 4のスペック比較:何がどう進化したのか?

Amazfit Balanceは、高い評価を得ていた前モデル「Amazfit GTR 4」の後継フラッグシップモデルとして登場しました。両モデルは、デザイン、ディスプレイ、そして特にヘルスケア機能とスマート機能において、多くの点で進化を遂げています。ここでは、両モデルのスペックを項目別に詳しく比較し、何がどう変わったのかを解説します。

デザインと物理的特徴

ディスプレイ

  • Amazfit Balance: 1.5インチ AMOLED、解像度480×480、最大輝度1,500nit、画面占有率73.4%。
  • Amazfit GTR 4: 1.43インチ AMOLED、解像度466×466、画面占有率68.1%。
  • 違い:Amazfit Balanceはディスプレイがより大きく、明るく、高解像度になりました。ベゼルが薄くなったことで、視覚的な没入感も向上しています。

サイズ・重量

  • Amazfit Balance: 本体46x46x10.6mm、重量約35g。
  • Amazfit GTR 4: 本体46x46x10.6mm、重量34g。
  • 違い:本体サイズは全く同じで、重量もほぼ同等です。しかし、付属バンドの種類によって装着時の総重量は異なり、BalanceのナイロンバンドモデルはGTR 4の標準モデルより軽量です。

ボディ素材

  • Amazfit Balance: アルミニウム合金フレームと「繊維強化ポリマー製」のマットな質感のボトムシェル。
  • Amazfit GTR 4: アルミニウム合金フレームと「高光沢塗装PC製」のボトムシェル。
  • 違い:背面の素材と質感が異なり、Amazfit Balanceはより落ち着いたマットな仕上がりになっています。

ヘルス機能

レディネススコア

  • Amazfit Balance: 搭載。心身の回復度を毎朝スコアで通知します。
  • Amazfit GTR 4: 非搭載。
  • 違い:レディネススコアはAmazfit Balanceの最大の特長の一つで、日々のコンディション管理を新たなレベルに引き上げます。

体組成測定

  • Amazfit Balance: 搭載。体脂肪率や筋肉量など8項目を約10秒で測定可能です。
  • Amazfit GTR 4: 非搭載。
  • 違い:手首で体組成を測れる機能はAmazfit Balance独自の大きなアドバンテージです。

バイオセンサー

  • Amazfit Balance: BioTracker™ 5.0 PPGセンサーとBIA(生体電気インピーダンス分析)センサーを搭載。
  • Amazfit GTR 4: BioTracker™ 4.0 PPGセンサーを搭載。
  • 違い:Amazfit Balanceはより新しい世代のセンサーを搭載しており、測定精度の向上が期待できます。

温度センサー

  • Amazfit Balance: 搭載。表面温度の測定が可能です。
  • Amazfit GTR 4: 非搭載。
  • 違い:温度センサーの有無は、より詳細な健康状態のトラッキングにおいて差となります。

スマート機能

OSバージョン

  • Amazfit Balance: Zepp OS 4.0。
  • Amazfit GTR 4: Zepp OS 2.0。
  • 違い:Amazfit Balanceはより新しいOSを搭載しており、動作の快適性や電力効率が向上しています。

AI音声アシスタント

  • Amazfit Balance: Amazon Alexaに加え、GPT-4oを統合した「Zepp Flow™」を搭載。
  • Amazfit GTR 4: Amazon Alexaのみ搭載。
  • 違い:革新的なAIアシスタント「Zepp Flow」の有無が、両者のスマート機能における最も大きな違いです。自然な会話による操作はAmazfit Balanceでしか体験できません。

決済機能

  • Amazfit Balance: 非対応。
  • Amazfit GTR 4: 非対応。
  • 違い:なし。非接触決済に非対応なのは両モデル共通の弱点です。

バッテリー持続時間

  • 標準的な使用
  • Amazfit Balance: 最大14日間。
  • Amazfit GTR 4: 最大14日間。
  • 違い:なし。両モデルとも業界トップクラスのバッテリー性能を誇ります。

GPSモード

  • Amazfit Balance: 精度GPSモードで最大26時間。
  • Amazfit GTR 4: 精度GPSモードで最大25時間。
  • 違い:Amazfit Balanceの方が、各GPSモードでわずかに長く持続する傾向があります。

発売日と価格

  • Amazfit Balance: 2023年10月24日発売。価格は34,900円から。
  • Amazfit GTR 4: 2022年10月13日発売。価格は31,900円から。
  • 違い:Amazfit Balanceの方が約1年新しく、その分価格も若干高く設定されています。

まとめ:Amazfit BalanceとAmazfit GTR 4の違い

Amazfit Balanceは、GTR 4が確立した高い基本性能(業界最高峰のGPS精度、驚異的なバッテリー寿命、多彩なスポーツモード)をしっかりと受け継ぎながら、ヘルスケアとスマート機能の二つの軸で大きな進化を遂げた正統後継モデルです。

最大の進化点は、日々のコンディションを深く理解するための「レディネススコア」と「体組成測定」、そしてスマートウォッチとの関わり方を変える革新的なAI音声アシスタント「Zepp Flow™」の搭載です。ディスプレイもより大きく明るくなり、視認性が向上しています。

一方で、GTR 4も依然として非常に高性能なスマートウォッチであり、基本的な運動記録や健康管理、通知機能においてはAmazfit Balanceと遜色ありません。最新の健康分析機能やAI音声操作に魅力を感じるならAmazfit Balance、コストパフォーマンスを重視しつつ高い基本性能を求めるならGTR 4が、それぞれ適した選択となるでしょう。

Amazfit Balanceのメリット・デメリット(Amazfit GTR 4との比較)

Amazfit Balanceは、心と体のバランスを整えることをコンセプトに、デザイン、ヘルスケア、スポーツ、スマート機能、バッテリー性能といった、スマートウォッチに求められるあらゆる要素を高次元で実現したモデルです。その一方で、前モデルである「Amazfit GTR 4」も非常に完成度の高いスマートウォッチとして評価されていました。購入を検討する上で、両モデルの長所と短所、そして進化した点を客観的に整理し、詳しく解説していきます。

【メリット】

メリット1:心と体を深く理解する、次世代のヘルスケア機能

Amazfit Balanceは、GTR 4が持つ高精度な健康モニタリング機能(心拍数、血中酸素、睡眠など)を継承しつつ、それをさらに一歩進めています 。最大の進化点は、心身の回復度をスコア化する新機能「レディネススコア」と、手首で主要8項目を測定できる「体組成測定」機能の搭載です 。これらはGTR 4にはなかった機能であり、日々のコンディションを客観的に把握し、より計画的な健康管理を行うことを可能にします 。

メリット2:より洗練され、シーンを選ばない上品なデザイン

前モデルのGTR 4がスポーツカーを彷彿とさせるアクティブなデザインだったのに対し、Amazfit Balanceはよりミニマルで上品なデザインへと進化しました 。アルミニウム合金のマットなフレームは高級感があり、ビジネスシーンからプライベートまで、どんな服装にも自然に溶け込みます 。GTR 4も質感が良いと評価されていましたが、より汎用性の高いデザインを求めるならAmazfit Balanceが優位と言えるでしょう 。

メリット3:新機能を搭載しつつ維持された、圧倒的なバッテリー性能

標準的な使用で最大14日間という驚異的なバッテリー持続時間は、GTR 4から受け継がれた大きな強みです 。GTR 4も実測で15日間持続したという報告があるほど高性能でしたが、Amazfit Balanceはレディネススコアや体組成測定といった新機能を追加しながらも、同等レベルのスタミナを維持しています 。両モデルとも、スマートウォッチを毎日充電するという煩わしさからユーザーを解放してくれます。

メリット4:信頼のGPS精度と、よりパーソナルに進化したAIコーチ

業界最高峰と評されたGTR 4のデュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術は、Amazfit Balanceにもしっかりと継承されており、都市部や山間部でも非常に正確な位置情報を記録します 。AIがトレーニングプランを提案する「Zepp Coach™」も両モデルに搭載されていますが、Amazfit Balanceでは「レディネススコア」と連携することで、その日の体調に合わせた、よりパーソナルで効果的な指導を受けられる点が大きな進化です 。

メリット5:会話で操作する革新的なAIアシスタント「Zepp Flow」

Amazfit Balanceのスマート機能における最大の進化は、AI音声アシスタント「Zepp Flow」の搭載です 。GTR 4もAmazon Alexaに対応していましたが、GPT-4oを統合したZepp Flowは、より自然な会話でウォッチの複雑な操作を可能にします 。これはGTR 4にはない機能であり、未来的な操作体験を提供します 。

メリット6:より洗練された操作性とスマホからの独立性

約2.2GBの音楽ストレージやBluetooth通話、通知機能といった便利なスマート機能は、GTR 4の時点で既に高いレベルで完成されていました 。Amazfit Balanceはこれらの機能を継承しつつ、新しい「Zepp OS 4.0」によって、より滑らかで高速な操作性を実現しています 。AIアシスタントの進化と相まって、スマートフォンを取り出す機会をさらに減らしてくれるでしょう。

【デメリット】

デメリット1:非接触決済(Suicaなど)には引き続き非対応

Amazfit Balanceの最大の弱点であり、これは前モデルのGTR 4から改善されていない点です。どちらのモデルもSuicaやクレジットカードのタッチ決済といった非接触決済機能には対応していません 。キャッシュレス決済をスマートウォッチで完結させたいユーザーにとっては、大きなマイナスポイントとなります。

デメリット2:人を選ぶサイズ感

ディスプレイサイズが46mmという点は、GTR 4と共通です 。視認性が高いというメリットがある一方で、手首が細い方や女性にとっては、GTR 4と同様に「大きすぎる」と感じられる可能性があります 。購入前には、実際に試着してみることをお勧めします。

デメリット3:一部の機能制限もGTR 4から継続

運動中の音声ガイダンスが日本語に非対応である点や、音楽ストレージがMP3ファイルにしか対応していない点は、GTR 4から引き継がれた課題です 。革新的な機能が増えた一方で、こうした細かな点の改善は今後のモデルに期待したいところです。

デメリット4:進化した機能に見合った価格設定

Amazfit Balanceの公式ストアでの販売価格は、GTR 4よりも高価に設定されています 。レディネススコアや体組成測定、Zepp Flowといった新機能に価格分の価値を見出せるかが、選択のポイントになります。多機能性を求めず、基本的な性能で満足できるのであれば、価格がこなれてきたGTR 4も依然として魅力的な選択肢です。

Amazfit Balanceのスペック(仕様)一覧

  • ディスプレイ 1.5インチ、解像度480 × 480 pxのAMOLED
    ※323ppi/画面比率73.4%/最大輝度1500nit/常時表示モード/写真アップロード
  • タッチスクリーン 強化ガラス+アンチグレアガラスベゼル+指紋防止コーティング
  • クラウン あり
  • プロセッサ 不明
  • RAM(メモリ) 不明
  • ストレージ 不明
  • バッテリー 475 mAh(標準値)
  • 駆動時間 通常使用で14日間、節約モードで約20日間、時計モードで約30日間、頻繁な使用で7時間、継続的なGPS使用で最大25時間
  • 充電 マグネット式充電、約2時間でフルチャージ
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 無線LAN 2.4GHz、Bluetooth 5.0
  • GPS デュアルバンド&6衛星測位(GPS、GLONASS、GALILEO、BDS、QZSS、NavIC)、円偏波GPSアンテナ搭載
  • インターフェース ボタン(クラウン含む)、充電端子
  • センサー バイオトラッカー™5.0 PPG(血中酸素、8PD+2LED)、生体電気インピーダンスセンサー(BIA)、加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、気圧センサー、環境光センサー、温度センサー
  • 防水 5 ATM (5気圧防水)
  • モーター リニアモーター
  • スピーカー/マイク 内蔵
  • ストラップ シリコン、クイックリリース、幅20mm、手首サイズ150-200mm
  • 筐体 アルミニウム合金製ミドルフレーム、繊維強化ポリマー製ボトムシェル
  • アプリ ZeppApp 2.0
  • 対応OS Android 7.0 以上、iOS 14.0 以上
  • OS Zepp OS 3.0 ※ミニアプリの追加に対応
  • サイズ 46 x 46 x 10.6 mm(心拍ベース除く)
  • 重量 ナイロン:約45g、リキッドシリコン:約52g、(バンドの重さを含む)/約35g(バンド除く)
  • カラー サンセットグレー、ミッドナイト
  • 付属品 純正バンド、専用充電器、取扱説明書
  • バンド 幅:22mm、素材:リキッドシリコン/ナイロン、長さ:リキッドシリコン:140mm-215mm、ナイロン:150mm-210mm、仕様:リキッドシリコン:クラシックピンバックル/ナイロン:ベルクロ

Amazfit Balanceの評価

8つの評価基準で「Amazfit Balance」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★★
1.5インチの大型AMOLEDは最大1500nitと非常に明るく、真昼の屋外でも驚くほどクリアです。高解像度で文字やグラフの視認性も抜群です。

健康管理・スポーツ:★★★★★
心身の回復度を示す「レディネススコア」や「体組成測定」といった革新的な機能が追加されました。業界最高峰のGPS精度やAIコーチも搭載し、健康・運動管理のレベルを一段階引き上げています。

機能性:★★★★☆
AIアシスタント「Zepp Flow」による音声操作は未来的で非常に便利です。しかし、Suicaなどの非接触決済に非対応という点が、唯一にして最大の弱点となっています。

バッテリーの持ち:★★★★★
標準使用で最大14日間という、スマートウォッチの常識を覆す圧倒的なスタミナを誇ります。常時表示ONでも1週間近く持ち、充電のストレスから完全に解放されます。

耐久性:★★★★☆
5ATM防水性能と強化ガラス、アルミニウム合金フレームにより、日常生活から水泳などのアクティビティまで安心して使用できる十分な堅牢性を備えています。

ファッション性:★★★★★
どんなシーンにも溶け込む、洗練された上品なデザインが高く評価されています。200種類以上のウォッチフェイスとバンド交換により、カスタマイズ性も非常に高いです。

価格:★★★★☆
搭載されている最先端の機能を考慮すれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。ただし、絶対的な価格は安価ではないため、誰にでも気軽に勧められるわけではありません。

使いやすさ:★★★★★
Zepp OS 4.0によるサクサクとした快適な操作感はストレスがありません。直感的なタッチ操作に加え、革新的なAI音声操作「Zepp Flow」が利便性をさらに高めています。

総評:★★★★★

GTR 4からの正統進化と、新たな価値の創造

Amazfit Balanceは、前モデル「Amazfit GTR 4」が築き上げた高いレベル(高精度GPS、驚異的なバッテリー、盤石な基本機能)を完璧に継承しています。その上で、単なる後継機に留まらない、明確な進化を遂げました。特に「レディネススコア」と「体組成測定」機能の追加は、これまでの健康管理を「記録する」段階から、心身の状態を深く「理解し、改善する」という新たな次元へと引き上げています。日々のコンディションに合わせて活動の指針を得られる体験は、一度味わうと元には戻れないほどの価値があります。

AIとの連携がもたらす、未来のスマートウォッチ体験

もう一つの大きな進化が、AIアシスタント「Zepp Flow」の搭載です。これは単なる機能追加ではなく、スマートウォッチとの関わり方そのものを変える可能性を秘めています。自然な会話でタイマーをセットしたり、メッセージを返信したりできる体験は、まさに未来のインターフェースです。GTR 4の時点でも便利だったスマート機能が、AIとの連携によって、よりシームレスで直感的なものへと昇華されています。

唯一の、しかし大きな弱点

これほどまでに完成度の高いAmazfit Balanceですが、弱点が無いわけではありません。Suicaなどの非接触決済機能に非対応である点は、日本の多くのユーザーにとって購入をためらう大きな理由になるでしょう。日々の支払いをウォッチで完結させたいと考えている場合、この点は慎重に検討する必要があります。

どんな人に最適か

では、このスマートウォッチはどんな人に最適なのでしょうか。まず、自身の健康状態を深く理解し、プロアクティブに改善していきたいと考えている方に最適です 。レディネススコアや体組成測定機能は、日々のコンディションを数値で可視化し、より質の高い生活を送るための強力な羅針盤となります 。

次に、スマートウォッチの充電を煩わしく感じている方にも強くお勧めします 。最大14日間という驚異的なバッテリー寿命は、充電のことを気にせずに日々の活動に集中させてくれます 。さらに、ランニングや登山などのパフォーマンス向上を目指すアクティブなユーザーや、Zepp Flowのような最新AI技術に触れたいガジェット好きの方々にも、Amazfit Balanceは最高のパートナーとなるでしょう 。

まとめ

弱点を理解した上で、それを上回る圧倒的なメリットを享受したいユーザーにとって、Amazfit Balanceは現在考えられる中で最もバランスの取れた、最高の選択肢の一つであると断言します。決済機能の非搭載を許容できるのであれば、先進的な健康管理、未来的な操作性、圧倒的なバッテリー性能、そして洗練されたデザインのすべてを手に入れることができるでしょう。この機会にぜひ購入を検討してみてください。

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Amazfit Balanceの価格・購入先

Amazfit日本公式オンラインストア

34,900円で販売されています。

Amazfit日本公式オンラインストアで「Amazfit Balance」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで31,759円(税込)、
  • 楽天市場で34,900円(送料無料)、
  • ヤフーショッピングで34,900円、
  • AliExpressで29,253円、
  • 米国 Amazon.comで$149.99、

で販売されています。

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楽天市場で「Amazfit Balance」をチェックする

ヤフーショッピングで「Amazfit Balance」をチェックする

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おすすめのライバル機種と価格を比較

Amazfit Balanceに似た性能をもつスマートウォッチも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。※価格は2025/7/3調査のものです。

Amazfit Balance 2

Amazfitから発売されたZepp OS 5搭載のスマートウォッチです(2025年6月24日に発売)。

1.5インチのHD AMOLED タッチスクリーン、標準使用で最大21日間駆動できるバッテリー、32GBストレージ、デュアルスピーカー、高性能マイク、BioTracker™ PPGセンサーを搭載しています。

また、ゴルフ機能、ダイビング機能、、10気圧防水、MIL規格準拠(6項目)、170種類以上のスポーツモード、AI機能(Zepp Flow™、Zepp Coach™)、BioChargeスコア(エネルギー残量)、レディネススコア(回復度)、表面温度測定、心拍変動 (HRV) 測定、ワンタップ測定に対応。

音声メモ録音 & AI議事録、音楽再生(単体・ストレージ)、Bluetooth通話、デュアルバンド6衛星測位(GPS)、オフラインの等高線マップナビゲーション機能、ミニアプリの追加、にも対応しています。

価格は、Amazonで43,890円(税込)、楽天市場で43,890円(送料無料)、ヤフーショッピングで43,890円、米国 Amazon.comで$299.99、です。

関連記事:Amazfit Balance 2徹底レビュー!初代モデルとの違いを比較・評価

HUAWEI WATCH GT 5 Pro

ファーウェイから発売されたAndroid 8.0以降、iOS 13.0以降に対応したスマートウォッチです(2024年10月9日発売) 。

42mmモデルは1.32インチ 、46mmモデルは1.43インチのAMOLEDディスプレイを搭載しています 。バッテリーは46mmモデルが通常使用で約14日間 、42mmモデルが通常使用で約7日間駆動します 。スピーカーとマイクも搭載しています。

また、HUAWEI TruSense™システム 、100種類以上のワークアウトモード 、フルカラーマップ表示 、ランニングフォーム分析 、情緒の測定機能 、キーボード入力機能 、スクリーンショット機能 、ワイヤレス充電 、5気圧防水 + IP69K防水防塵 、「ヒマワリ型アンテナ」システムによるGPS精度の向上 、Bluetooth通話 、音楽保存再生 、通知の受信 、スマートフォン探索 、5種の衛星システム対応のGNSS 、Bluetooth 5.2(BR,BLE)に対応しています。

価格は、Amazonで43,800円、楽天市場で43,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで43,800円、AliExpressで34,063円、米国 Amazon.comで$354.51、です。

関連記事:「HUAWEI WATCH GT 5」(Pro)とGT4、GT3を比較

Galaxy Watch7

サムスンから発売されたWear OS 5 + One UI 6を搭載したスマートウォッチです(2024年7月31日 発売)。

1.31/1.47インチSuper AMOLED スクリーン、Exynos W1000、2GBメモリ、32GBストレージ、最大40時間 駆動する300 mAh / 425 mAhバッテリー搭載で、AI機能、Felica(電子マネー決済)、バイオアクティブセンサーによる高精度な測定、IP68防水防塵、5気圧防水、MIL-STD-810H、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.3、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで49,800円(SM-L310NZSJXJP)、楽天市場で46,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで44,980円(送料無料)、AliExpressで21,878円、米国 Amazon.comで$199.39、です。

関連記事:AI対応「Galaxy Watch7」と前モデル Watch6の違いを解説

Apple Watch Series 10

Appleから発売されたwatchOS 11搭載のスマートウォッチです(2024年9月20日 発売)。

厚さ9.7 mmのアルミニウム / チタニウムケース、42mm / 46mmの Retina(広角OLED)ディスプレイ、Apple S10 Sip デュアルコア プロセッサ、1GBメモリ、64GB ストレージ、通常使用時で最大18時間 駆動できるバッテリー、水深計、水温センサーを搭載しています。

また、オーディオ再生(音楽再生)、「潮位アプリ」、ダブルタップのジェスチャーの操作、睡眠時無呼吸症の検知、水中アクティビティの詳細な測定、Siri音声操作、Apple Pay、Suica決済、心電図の測定、高速充電(約30分で80%まで回復)、ワイヤレス充電(※充電器は別売)、50m防水、IP6X等級の防塵、緊急SOS、、衝突事故検出、転倒検出、Wi-Fi 4( 802.11n)、Bluetooth 5.3、GPS、4G通信(※セルラーモデルのみ)に対応しています。

価格は、Amazonで58,592円(税込)、楽天市場で80,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで57,960円、です。

関連記事:Apple Watch Series 10徹底レビュー!Series 9と比較

Xiaomi Watch S4

Xiaomiから発売されたHyperOS搭載のスマートウォッチです(2025年3月13日に発売)。

1.43インチのAMOLED タッチスクリーン、約15日間駆動できるバッテリー、Xiaomi HyperOS 2を搭載しています。

また、回転式クラウン、ベゼルの交換、進化したヘルスモニタリング機能(心拍数・血中酸素・睡眠モニタリング)、「健康診断」機能、150種類以上のスポーツモード、スキーモード(転倒検知機能を含む)、ランニングフォームの分析機能、200種類以上のウォッチフェイス、ベゼルの緩み検知機能、

ストラップの交換(レザー、シリコン、メタルなど)、水滴誤操作防止機能、Xiaomi Smart Hubとの連携機能、Bluetooth通話(2マイク)、クイックジェスチャーコントロール(カスタマイズ可能)、マルチGNSS(5つの衛星測位システム)、急速充電、、懐中電灯(記述なし)、天気予報(記述なし)、1500nitsの高輝度モード、5気圧防水、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで19,980円(税込)、楽天市場で19,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで19,980円、AliExpressで17,707円、です。

関連記事:Xiaomi Watch S4レビュー!S3との違い、デザイン、価格、評価

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