コスパ炸裂「Acer E10 ETPad」タブレットのメリット・デメリット

Acer E10 ETPad top
CHUWIと共同で開発したタブレット「Acer E10 ETPad」。早くも「スナドラ 685でサクサク動きそう」と評判です。しかし、その一方で、「どのくらいの性能なのかよく分からない」という人も多くいるようです。

そこで今回はその性能をよく知ってもらうために、次の8点を重点的に解説します。

  1. プロセッサ(CPU)
  2. ディスプレイ
  3. メモリストレージ
  4. バッテリー充電
  5. スピーカーオーディオ
  6. 通信
  7. カメラ
  8. デザインサイズ重量

また、「CHUWI HiPad 11」など他の11インチ タブレットとの違いも紹介!Antutuベンチマーク、原神のFPS、ゲーム性能、メリット、スペック、

購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

「Acer E10 ETPad」が発売開始!

2024年8月、台湾のIT企業 Acer Gadget(エイサー ガジェット)の新製品「E10 ETPad」(イー10 イーティパッド)が発売されました(Amazonで発売中)。

Qualcomm Snapdragon 685とAndroid 14を搭載した11インチのタブレットです。

AcerはしばらくAndroidタブレットの新製品を発売してきませんでした。

ラインアップはWindowsのノートPCやデスクトップPC、Chrome OSを搭載したノートPCが大半を占めています。

しかし、今回はなんと中国のハイテク企業 CHUWI(ツーウェイ)と共同開発し、全く新しいタブレットの販売に踏み切りました。

その背景にはAcerのサブブランド「E10」(イー10)が深く関係しています。

E10」では、タブレットの他に、同じくCHUWIと共同開発したラップトップ「ETBook」(イーティブック)を用意するなど、

革新的な試みを続けています。

今回発売する「E10 ETPad」はその先駆けとなるAcer Gadgetの第一段の製品として初めて世に出る製品です。

AcerとCHUWIとの夢のコラボ製品がどれだけシュアを獲得できるのか、世界中が注目しています。

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公式ページ:ETPad

Antutuベンチマーク

Acer E10 ETPad 画面

新モデル「Acer E10 ETPad」が搭載するQualcomm Snapdragon 685 プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 35万 前後を記録しています。

同じプロセッサは「N-one Npad Ultra」にも搭載されています。

例:Antutu V10 総合で「346691」、CPUで「117343」、GPUで「42979」、MEMで「113571」、UXで「72798」

一方、「CHUWI HiPad 11」はUnisoc T616 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 30万 前後を記録していました。

新モデルは「CHUWI HiPad 11」よりも約5万スコアが向上しています。

他のCPUと比較

他のCPUを搭載するタブレット 15機種とAntutu ベンチマーク総合で比較すると、

Qualcomm Snapdragon 685 プロセッサは6番目に高いスコアを記録していました。

Teclast T50 Plus」が搭載するUnisoc T620よりも約 5万 スコアが高くなります。

また、MediaTek Helio G99と比べると、約5万スコアが低くなりますが、パワフルに動作する点は同じです。

1.Snapdragon 870 (Xiaomi Pad 6)・・・Antutu:約 80万

2.Snapdragon 888 (nubia Pad 3D)・・・Antutu:約 70万

3.Snapdragon 7s Gen 2 (Redmi Pad Pro/POCO Pad)・・・Antutu:約 62万

4.MediaTek Dimensity 7050 (Lenovo Tab P12)・・・Antutu:約 52万

5.MediaTek Helio G99 (BMAX I11 Power/N-one Npad X1/Headwolf HPad5)・・・Antutu:約 40万

6.★ Snapdragon 685 (Acer E10 ETPad/N-one Npad Ultra)・・・Antutu:約 35万

7.Mediatek MT8188J (Fire Max 11)・・・Antutu:30万 前後

8.Unisoc T620 (Teclast T50 Plus)・・・Antutu:30万 前後

9.Snapdragon 680 (Redmi Pad SE)・・・Antutu:約 27万

10.UNISOC T606 (Teclast T50HD/HEADWOLF Wpad 5/Alldocube iPlay 60)・・・Antutu:約 25万

11.MediaTek MT8788 (aiwa tab AS10 6)・・・Antutu:約 20万 前後

12.MediaTek MT8183 (Fire HD 10 2022 11 Gen)・・・Antutu:20万 前後

13.Allwinner A523 (TECLAST P30T)・・・Antutu:16万 以上

14.Rockchip RK3562 (UMIDIGI G1 Tab)・・・Antutu:15万 前後

15.MediaTek MT8766 (Teclast P26T)・・・Antutu:10万 前後

メリット1:Snapdragon 685搭載でサクサクと動作できる

新モデル「Acer E10 ETPad」はQualcomm Snapdragon 685 プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは6nmプロセスで製造された8コア、最大2.8 GHz駆動のCPUで、AIに最適化されています。

具体的にはQualcomm AI エンジンを搭載し、低照度でも明るく撮影できる撮影機能、音声アシスタントの操作、ノイズキャンセリングをスムーズにに処理できます。

内蔵のGPUはQualcomm Adreno 610で、ゲームやストリーミングで優れたグラフィック性能を発揮。デバイスとゲーム内のフレーム レートを一致させるQ-Sync テクノロジーもサポートしています。

一方、「CHUWI HiPad 11」はUnisoc T616 プロセッサを搭載していました。

このプロセッサは12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0GHz 駆動のCPUで、AI処理や画像処理に長けているという特徴があります。

原神のFPS

人気ゲームの「原神」はグラフィック設定「」、30 FPS 前後で快適にプレイできます。

グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは20 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

ゲーム性能

Acer E10 ETPad ゲーム

Qualcomm Snapdragon 685 プロセッサはゲームに最適化されているため、多くのゲームをプレイできます。

各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。

原神 Genshin Impact・・・27 FPS

PUBG Mobile・・・32 FPS

Call of Duty: Mobile・・・35 FPS

フォートナイト Fortnite・・・26 FPS

Shadowgun Legends・・・60 FPS

World of Tanks Blitz・・・60 FPS

Mobile Legends: Bang Bang・・・32 FPS

そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。

メリット2:11インチのフルHDディスプレイ・明るく高精細に表示できる

Acer E10 ETPad ディスプレイ

新モデル「Acer E10 ETPad」は10.95インチ(解像度1980 x 1200 ドット)のIPS ディスプレイを搭載しています。

アスペクト比は16:10で、4:3よりもワイドに表示できます。

輝度は350nitsで屋外でも明るく表示できます。

同じ11インチの「CHUWI HiPad 11」とはほぼ全く同じ仕様で大きく変更されていません。

リフレッシュレート 60HzWidevine L1 対応である点も同じです。

11インチのタブレットは「Teclast T50 Plus」や「BMAX I11 Power」などが販売されていますが、

大きさ、解像度もほぼ同じで大きな違いは見当たりません。

ただし、「N-one Npad Ultra」は12インチで、新モデルよりも1インチ大きくなります。

輝度も450ppiと非常に明るく、ブルーライト軽減に対応するなど、ワンランク上の仕様です。

ディスプレイの仕様を比較

1.「CHUWI HiPad 11」・・・10.95インチ、解像度1980 x 1200 ドットのIPS

2.「Teclast T50 Plus」・・・11インチ、解像度 1920 x 1200 ドットのIPS

3.「BMAX I11 Power」・・・11インチ、解像度2000 x 1200 ドットのIPS LCD

4.「N-one Npad Ultra」・・・12インチ、解像度 2000 x 1200ドットのIPS

Widevine L1 対応

DRM(デジタル著作権管理)技術「Widevine L1」に対応しています。

そのため、NETFLIX(ネットフリックス)、Hulu、Prime Vedeo、Disney+などの対応する動画配信サービスで、1080Pの高画質なフルHD 映像を視聴できます。

メリット3:8GB LPDDR4 メモリと128GB UFS2.2ストレージで快適に利用できる

新モデル「Acer E10 ETPad」は8GB LPDDR4 メモリを搭載しています。

仮想メモリ機能には対応していません。

ストレージは高速なUFS 2.2規格で、容量は128GB です。別売のmicroSDカードで最大512GBまで拡張・増設できます。

11インチの「CHUWI HiPad 11」はメモリが6GB LPDDR4で、新モデルの方が2GB多くなっています。

ストレージ容量は128GBで同じです。

他の11インチタブレット「Teclast T50 Plus」や「BMAX I11 Power」はメモリを最大20GBまで拡張・増設できるようになっています。

8GBメモリでもかなりスムーズに動作できますが、

新モデルは最大20GBまで拡張・増設できないのがやや不便です。

また、他の11インチタブレットは256GBストレージを搭載しています。

新モデルはストレージ容量がその半分になり、しかも最大で拡張・増設できる容量が最大512GBとやや少ないです。

メモリ・ストレージの仕様を比較

1.「CHUWI HiPad 11」・・・6GB LPDDR4 + 128GB (最大512GB)

2.「Teclast T50 Plus」・・・8GB LPDDR4X(最大20GB)+ 256GB UFS 2.2(最大1TB)

3.「BMAX I11 Power」・・・8GB LPDDR4x(最大20GB)+ 256GB UFS 2.2(最大1TB)

4.「N-one Npad Ultra」・・・8GB LPDDR4(最大20GB)+ 128GB UFS(最大2TB)

メリット4:7000 mAhバッテリーで長時間 利用できる・PD充電にも対応

Acer E10 ETPad バッテリー

新モデル「Acer E10 ETPad」は容量 7000 mAh のバッテリーを搭載しています。

ストリーミング音楽や動画配信サービスを利用しても、余裕でもつ容量です。

充電はType-Cで18W PD急速充電9V/2A)を利用できます。

11インチの「CHUWI HiPad 11」とはほぼ同じ仕様ですが、新モデルの方が充電が高速です。

他の11インチのタブレット「Teclast T50 Plus」、「BMAX I11 Power」は8000 mAhバッテリー搭載で、

新モデルよりも容量が1000mAh多くなっています。

バッテリー・充電の仕様を比較

1.「CHUWI HiPad 11」・・・7000mAh / Type-C充電

2.「Teclast T50 Plus」・・・8000 mAh / 18W急速充電

3.「BMAX I11 Power」・・・8000 mAh / 18W急速充電

4.「N-one Npad Ultra」・・・9200mAh / 18W PD急速充電

メリット5:クアッド ステレオスピーカーで迫力あるサウンドを再生できる

新モデル「Acer E10 ETPad」は本体に4つのスピーカー(クアッドスピーカー)を搭載しています。

このスピーカーは一般的な2つのスピーカーを搭載するスピーカーよりも音量が大きく、迫力あるサウンドを再生できます。

立体音響技術「ドルビーアトモス」(Dolby Atmos)には対応していません。

11インチの「CHUWI HiPad 11」はデュアル ステレオスピーカー搭載で、新モデルの方がスピーカーが2つ多いです。

ただし、ステレオスピーカーなので、新モデルよりも音がいいかもしれません。

他の11インチタブレット「Teclast T50 Plus」は新モデルと同じくクアッドスピーカー搭載です。

こちらはスマートK デジタルアンプフィルター内蔵で音がいいと評判です。

12インチの「N-one Npad Ultra」はクアッドスピーカー搭載で、ステレオサウンドにも対応しています。

スピーカー・オーディオの仕様を比較

1.「CHUWI HiPad 11」・・・デュアル ステレオスピーカー

2.「Teclast T50 Plus」・・・クアッドスピーカー、Sweet 4

3.「BMAX I11 Power」・・・デュアル ステレオスピーカー

4.「N-one Npad Ultra」・・・クアッドスピーカー、ステレオサウンド

メリット6:Wi-Fi 5とBluetooth 5.0対応で快適に通信できる

新モデル「Acer E10 ETPad」はWi-Fi 5のデュアルバンドとBluetooth 5.0をサポートしています。

Wi-Fi 5では下り433Mbpsの高速通信を利用できます。

Bluetooth 5.0はワイヤレスのキーボード、マウス、ヘッドホン、イヤホン、ゲームパッドの接続をサポートします。

Wi-Fi 6、4G LET通信、GPSナビゲーションには対応していません。

11インチの「CHUWI HiPad 11」は4G LET通信とGPSナビゲーションが利用できるようになっています。

また、12インチの「N-one Npad Ultra」はWi-Fi 6に対応し、Wi-Fi 5と比べて最大通信速度が約1.4倍に向上した高速通信を利用できます。

通信の仕様を比較

1.「CHUWI HiPad 11」・・・4G LET通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPS

2.「Teclast T50 Plus」・・・4G LET通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0、GPS

3.「BMAX I11 Power」・・・4G LET通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPS

4.「N-one Npad Ultra」・・・4G LET通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、GPS

メリット7:背面13MPカメラと前面5MPカメラで快適に撮影できる

Acer E10 ETPad カメラ

新モデル「Acer E10 ETPad」は背面に13MPのメインカメラを、前面に5MPのフロントカメラを搭載しています。

背面の13MPカメラはオートフォーカス対応で、すばやくピントを合わせることができます。

前面の5MPカメラはポートレート撮影のほか、HD動画撮影、ビデオ通話に活用できます。

11インチの「CHUWI HiPad 11」とは全く同じカメラを搭載しています。

同じ11インチの「BMAX I11 Power」は背面16MP、前面8MPで、

新モデルよりも画素数が高くなっています。

Teclast T50 Plus」のカメラはAI対応で背面にAIサブカメラを備えています。

カメラの仕様を比較

1.「CHUWI HiPad 11」・・・背面13MP、前面5MP

2.「Teclast T50 Plus」・・・背面13MP(AIサブカメラ付き)、前面8MP

3.「BMAX I11 Power」・・・背面16MP、前面8MP

4.「N-one Npad Ultra」・・・背面13MP、前面5MP

メリット8:厚さ8mmのアルミ合金ボディ・重さ493gで高級感のあるデザイン

Acer E10 ETPad デザイン

新モデル「Acer E10 ETPad」はアルミ合金製のスタイリッシュな外観です。

継ぎ目が見えないユニボディ設計も採用し、高級感のあるデザインです。

厚さは 8.0 mm(サイズは257.3 x 168.9 x 8.0 mm)と薄く、

重量 493gと比較的軽いボディになっています。

カラーはグレーのみ用意しています。

11インチの「CHUWI HiPad 11」とは全く同じサイズ、重量になります。

デザインもほぼ同じで、大きな違いがないようです。

他の11インチタブレット「BMAX I11 Power」は新モデルよりも薄く、軽くなっています。

Teclast T50 Plus」は厚さ7.8mmと薄いですが、新モデルよりも27gも重いです。

サイズ・重量を比較

1.「CHUWI HiPad 11」・・・サイズ 257.3 x 168.9 x 8.0 mm、重量 493g

2.「Teclast T50 Plus」・・・サイズ 257.1 x 169.2 x 7.8 mm、重量 520 g

3.「BMAX I11 Power」・・・サイズ 257.4 x 162.0 x 7.6 mm、重量 460 g

4.「N-one Npad Ultra」・・・サイズ 279.4 x 174.9 x 7.5 mm、重量 580 g

「Acer E10 ETPad」のデメリット

Acer E10 ETPad スロット

Acer E10 ETPad」のデメリットを紹介します。

デメリット1:4G LET通信に対応していない

Acer E10 ETPad」はWi-Fiモデルのみで、4G LET通信に対応したモデルを用意していません。

一方、「CHUWI HiPad 11」は4G LET通信に対応しています。

デメリット2:メモリを拡張・増設できない

Acer E10 ETPad」は仮想メモリ機能でメモリ容量を増やすことができません。

8GB LPDDR4メモリのまま使用することになります。

一方、「Teclast T50 Plus」、「BMAX I11 Power」、「N-one Npad Ultra」は最大20GBまでメモリを拡張・増設できます。

デメリット3:「ドルビーアトモス」(Dolby Atmos)に対応していない

Acer E10 ETPad」は立体音響技術「ドルビーアトモス」(Dolby Atmos)に対応していません。

一方、「Fire Max 11」はDolby Atmosに対応し、映画館のような立体的なサウンドを再生できます。

「Acer E10 ETPad」のスペック

  • ディスプレイ 10.95インチ、解像度1980 x 1200 ドットのIPS
    ※FHD+/16:10/輝度 350nits
  • リフレッシュレート 60Hz
  • Widevine L1 対応 (Youtube、Disney+、Amazon Prime Videoを1080pで再生)
  • プロセッサ Qualcomm Snapdragon 685
    ※6nm/64bit/8コア/最大2.8 GHz
  • GPU Qualcomm Adreno 610
  • RAM (メモリ) 8GB LPDDR4
  • ストレージ 128GB UFS 2.2
  • 外部ストレージ microSDカードで最大512GBまで
  • バッテリー 7000 mAh /3.8V、26.6 Wh
  • 充電 18W PD急速充電 (9V/2A)
  • 背面カメラ 13MP ※AF対応
  • 前面カメラ 5MP ※HDビデオ
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
    ※技適認証済み
  • インターフェース USB 2.0 Type-C (OTG)、TFカードスロット、3.5mmイヤホンジャック
  • センサー Gセンサー、GPSセンサー
  • スピーカー クアッド ステレオスピーカー
  • マイク デュアルマイク
  • 筐体 アルミ合金、ユニボディ
  • OS Android 14
  • サイズ 257.3 x 168.9 x 8.0 mm
  • 重量 493g
  • カラー グレー
  • 付属品 充電器、Type-Cケーブル、ユーザーマニュアル、保証カード

「Acer E10 ETPad」の評価

Acer E10 ETPad 背面

6つの基準で「Acer E10 ETPad」を5段階で評価してみました。

スペック:★★★★

デザイン:★★★★

通信:★★★

機能:★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

総合評価

Acer GadgetとCHUWIが共同開発した11インチのAndroid 14タブレットになります。

CHUWI HiPad 11」をベースに、プロセッサやメモリ、充電性能、スピーカーなどを強化しています。

プロセッサはUnisoc T616からQualcomm Snapdragon 685 に変更され、

より高速に動作するようになっています。

また、メモリは6GB LPDDR4から8GB LPDDR4 メモリに増強され、

遅延なくスムーズに動作するように改善されています。

充電は一般的な5V/2AのType-C充電から9V/2A18W PD急速充電に変更され、

より高速に充電を完了できるようになっています。

スピーカーはデュアル ステレオスピーカーからクアッドスピーカーに変更し、

前モデル以上に大音量の迫力あるサウンドを再生できるようになっています。

そのほか、11インチの高精細なフルHDディスプレイや長時間使用できる7000mAh バッテリーを搭載。

背面13MPカメラと前面5MPカメラも利用できるようになっています。

ただし、「CHUWI HiPad 11」とは大きく異なり、

SIMフリーの4G LET通信は利用できなくなっています。

仮想メモリ機能や顔認証も使えないので、少々注意が必要です。

Acer E10 ETPad」の発売時の価格は、24,900円(送料無料)です。

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Snapdragon 685を搭載したコスパの高い11インチタブレットを探している人におすすめです。

「Acer E10 ETPad」の価格・販売先

Acer E10 ETPad 正面

ECサイト

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おすすめの類似製品を紹介

Acer E10 ETPad」に似た製品も販売されています。

「CHUWI HiPad 11」

CHUWIから発売された11インチのAndroid 14 タブレットです。Unisoc T616、6GB LPDDR4 メモリ、フルHD IPS液晶、128GB ストレージ、7000mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラ搭載で、

4G LET通信、VoLTE通話、デュアル スピーカー、デュアルマイク、最大512GBまでのストレージ拡張、リフレッシュレート 60Hz、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0、4衛星測位のGPSナビゲーションに対応しています。

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関連記事:新OS「CHUWI HiPad 11」タブレットの変更点と評価を解説

「Teclast T50 Plus」

Teclastから発売された11インチのAndroid 14 タブレットです。Unisoc T620、フルHDのIPS液晶、256GB UFSストレージ、8000 mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、最大16GBまでのメモリ拡張、18W PD急速充電、クアッドスピーカー、SIMフリーの4G LET通信、ジャイロセンサー、顔認証、デュアルマイク、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

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関連記事:「Teclast T50 Plus」T620と歴代のT50シリーズを比較

「BMAX I11 Power」

BMAXから発売された11インチのAndroid 14(発売時はAndroid 13)タブレットです。MediaTek Helio G99、8GB LPDDR4xメモリ、2K液晶、256GB UFS 2.2ストレージ、8000 mAhバッテリ、背面16MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、

最大20GB(発売時は16GB)までのメモリ拡張、4G LET通信、18W急速充電、デュアル ステレオスピーカー、3Dサラウンドサウンド、5衛星測位のGPSナビゲーション、最大1TBまでのストレージ拡張、10点マルチタッチ、目の保護モード、USB 2.0 Type-C (OTG)、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで23,999円(税込)、楽天市場で25,182円(送料無料)、ヤフーショッピングで31,018円、です。

関連記事:「BMAX I11 Power」はHelio G99で最安か? 人気の11型タブレットと徹底 比較!

「N-one Npad Ultra」

N-oneから発売された12インチのAndroid 14 タブレットです。Snapdragon 685、2K液晶、128GB UFSストレージ、9200mAhバッテリー、背面13MPのメインカメラ、前面5MPのフロントカメラ搭載で、最大20GBまでのメモリ拡張、18W PD急速充電、Widevine L1、クアッドスピーカー、ステレオサウンド、ペアレンタルコントロール、Googleキッズスペース、顔認証、USB Type-C (OTG)、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。

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関連記事:12型で最安「N-one Npad Ultra」のメリット・デメリット

CHUWIタブレットと比較する

最新のCHUWIタブレットも販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。

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