2024年4月1日に発売された「Blackview Tab 16 Pro」の特徴や価格、Antutuベンチマーク、カメラ、スペックの違い、評価を紹介します。類似モデルとの比較・違いも合わせて掲載しています。
※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。
「Blackview Tab 16 Pro」の特徴
中国のShenzhen DOKE Electronic Co. Ltdが所有する「Blackview」ブランド から発売されたAndroid 14 ベースのタブレット「Blackview Tab 16 Pro」の特徴をまとめてみました。価格は約3万円です。
11.0のフルHD+液晶・タッチペン・7700 mAh
「Blackview Tab 16 Pro」は 11インチで解像度 1920 x 1200 ドットの IPS ディスプレイを搭載。画面比率 83%、6mm ベゼル採用のワイドで高精細な フルHD+ 液晶で、
Netflixなどの動画配信サービスで 1080P の高画質な映像を視聴できる「Widevine L1」、複数のアプリを同時に使える 画面分割、ワイヤレスでタブレットの画面をTVやモニターに映し出す 無線投影、目の負担を軽減するTUV認証の ブルーライト軽減 も利用できます(※リフレッシュレートは 60Hzです)。
また、付属の タッチペン で手書き入力が可能。本体を 保護 するケース も付属します。そのほか、7700 mAh バッテリーを搭載し、ビデオ再生で5時間、音楽再生で30時間の駆動が可能。Type-C ポート を介して、18W急速充電 も利用できます。
Unisoc T616・最大16GB+256GB・Android 14
「Blackview Tab 16 Pro」は Unisoc T616 プロセッサを搭載。12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0GHzのCPUで、Antutu V10 ベンチマーク総合で約「313,860」を記録しています。
また、8GB LPDDR4X メモリを搭載。+8GBのメモリ拡張機能で、最大16GB まで拡張できます。そのほか、高速転送できるUFS 2.2規格のストレージを 256GB 搭載。別売の microSDカード で最大1TBまで拡張できます。
そのほか、OSに Android 14 ベースのDoke OS_P4.0を採用。カスタム分割ウインドウ(分割画面の設定をホームに追加)やComputingフォーカス2.0(CPUの要求に応じて処理能力を変更)、PC モード 2.0、新しい画面分割機能、リアルタイム字幕、パフォーマンスモード、バッテリーセーバーモード、プライバシーコントロール、ゲームモード、ダークモードなどの機能が使えるようになっています。
背面13MPカメラ・前面8MPカメラ・顔認証
「Blackview Tab 16 Pro」は背面に 13MP カメラを搭載。1300万画素の高精細な写真撮影やドキュメントのスキャン、撮影画像から検索や翻訳ができる Googleレンズ などを利用できます。
また、前面に 8MP のフロントカメラを搭載し、顔認識 機能やポートレート撮影が利用可能。ビデオ通話やオンライン会議、授業、チャットなどにも活用できます。そのほか、顔認証に対応。前面カメラに顔をかざすだけで安全かつスピーディにログインできます。
クアッドスピーカ・PCモード 2.0・4G通信
「Blackview Tab 16 Pro」は本体に クアッドスピーカー を搭載。デジタルアンプチップ内蔵で高音質な ステレオサウンド を再生できます(※イヤホンジャックは なし)。また、PCモード 2.0 に対応し、複数のアプリのウインドウを開いて作業することが可能。別売のワイヤレス Bluetooth キーボードを利用して、ノートPCスタイルで作業することもできます。
そのほか、本体のスロットに SIMカード を入れることで、SIMフリーの 4G LET 通信(Volte 通話に対応)が利用可能。4衛星測位に対応した GPS ナビゲーションや、高速で途切れにくい Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.0によるワイヤレス接続も利用できます。
公式ページ:Blackview | Rugged Phones & Tablets & Outdoor Smartphone
Antutuベンチマークを比較
「Blackview Tab 16 Pro」は12nmプロセスで製造された8コア、最大2.0GHzの Unisoc T616 オクタコア プロセッサを搭載し、Antutuベンチマーク総合で約「313,860」を記録しています。
他のMediaTek Helio G99 プロセッサ搭載のタブレットと比べると、Antutuベンチマークスコアが約10万ほど低くなることが分ります。
HEADWOLF Hpad 6・・・MediaTek Helio G99 (MT6789) プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約45万
UMIDIGI G3 Tab Ultra・・・MediaTek Helio G99 (MT6789) プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約40万
DOOGEE T30 Pro・・・MediaTek Helio G99」を搭載し、Antutu 10 ベンチマーク総合で約40万
例:Antutu V10 総合で「402643」、CPUで「124960」、GPUで「77201」、MEMで「99505」、UXで「100977」。
ゲーミング性能
「原神」は最低画質、60 FPS で快適にプレイできます。負荷のかかるシーンでは約 30 FPSで動作し、最も負荷の高くなる元素爆発シーンで 20 FPS で動作します。
また、そのほかのAndroid ゲーム、「PUBGモバイル」、「マインクラフト」、「ウマ娘」などのゲームも快適にプレイできます。
なお、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターも快適に動作します。
総合的な性能
性能的には動画視聴、ネットでの調べもの、音楽再生(ストリーミングを含む)、電子書籍、写真撮影、画像の編集、ビデオ通話、GPSナビゲーションなどで快適に動作します。
MediaTek Helio G99 プロセッサと比較してやや性能が劣りますが、動作自体は高速で、ほとんどストレスを感じることなく使用できます。
「Blackview Tab 16 Pro」のスペック
- ディスプレイ 11インチ、解像度 1920 x 1200 ドットのIPS
※FHD+/16:10/画面比率83%/6mmベゼル/In Cell/TUV認証ブルーライト低減/画面分割/無線投影 - リフレッシュレート 60Hz
- Widewine L1 対応
- プロセッサ Unisoc T616 オクタコア
※12nm/64bit/8コア/最大2.0GHz - GPU ARM Mali-G57
- RAM(メモリ) 8GB LPDDR4X
- 拡張メモリ +8GBで最大16GB
- ストレージ 256GB UFS 2.2
- 外部ストレージ microSDカードで最大1TBまで
- バッテリー 7700 mAh
- 駆動時間 ビデオ再生で5時間、音楽再生で30時間
- 充電 18W急速充電
- 背面カメラ 13MP ※Google レンズ 対応
- 前面カメラ 8MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11 ac/a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0
- 衛星測位 GPS/Glonass/Galileo/Beidou
- インターフェース USB Type-C (OTG)、microSDカードスロット
※3.5mmイヤホンジャックはなし。Type-C変換を利用します。 - スピーカー クアッドスピーカー/スマートK
- オーディオ ステレオサウンド、デジタルアンプチップ
- マイク 内蔵
- スタイラスペン 対応(タッチペン 付属)
- キーボード Blackview ワイヤレス Bluetooth キーボード(※別売)
- 保護ケース 付属
- PCモード対応・マウス使用可
- 筐体 アルミ合金
- 生体認証 顔認証
- OS Android 14ベースのDoke OS_P4.0 ※Google Playストア 対応
- サイズ 256.75 x 167 x 7.45 mm
- 重量 503 g
- カラー グレー
- 付属品 保護カバー、スタイラスペン、ACアダプター、USBケーブル、ユーザーマニュアル(説明書あり)、SIMカードピン
- 4G通信 対応・Volte対応
- SIMカード NanoSIM (デュアルSIM +TFカード)
- 対応バンド
4G Bands: FDD: B1/B3/B7/B8/B20/B19/B40/B41
3G Bands: B1/B8
2G Bands: B2/B3/B5/B8
ディスプレイを比較
「Blackview Tab 16 Pro」は11インチで解像度 1920 x 1200 ドットのIPSディスプレイを搭載し、「Widevine L1」(Netflixを含む)、画面分割、無線投影、TUV認証のブルーライト低減に対応しています。
一方、「HEADWOLF Hpad 6」は12インチで解像度 2000 x 1200 ドットのIPS ディスプレイを搭載し、「Widevine L1」やTUV認証ブルーライト軽減、画面分割に対応しています。
「UMIDIGI G3 Tab Ultra」は10.1インチで解像度1280 x 800 ドットのHD ディスプレイを搭載し、目の負担を軽減するアイケアモードや2つのアプリを同時に使える画面分割に対応しています。
「DOOGEE T30 Pro」は11インチで解像度2560 x 1600 ドットのIPSディスプレイを搭載し、リフレッシュレート 90Hz、「Widevine L1」、TÜV認証ブルーライト低減に対応しています。
メモリ・ストレージを比較
「Blackview Tab 16 Pro」は8GB LPDDR4Xメモリを搭載し、最大16GBまで拡張できます。また、256GB UFS2.2 ストレージ 搭載で、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。
一方、「HEADWOLF Hpad 6」は8GB LPDDR4X メモリを搭載し、+12GBの仮想メモリ機能で最大20GBまで拡張できます。また、256GB UFS2.1 ストレージ搭載で、別売のmicroSDカードで最大2TBまで拡張できます。
「UMIDIGI G3 Tab Ultra」は8GB LPDDR4X メモリを搭載し、最大16GBまで拡張できます。また、128GBストレージで、別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張できます。
「DOOGEE T30 Pro」は8GB LPDDR4X デュアルチャンネルメモリを内蔵し、最大15GBまで拡張できます。また、256GB UFS2.2 ストレージ搭載で、最大2TBまで拡張できます。
バッテリー・充電を比較
「Blackview Tab 16 Pro」は7700 mAh バッテリーを搭載し、ビデオ再生で5時間、音楽再生で30時間の駆動が可能です。また、Type-Cを介して、18W急速充電も利用できます。
一方、「HEADWOLF Hpad 6」は8800mAhバッテリー搭載で長時間の駆動が可能です。また、Type-Cポートを介して、18W 急速充電も利用できます。
「UMIDIGI G3 Tab Ultra」は6000 mAhバッテリー搭載でスタンバイで510時間、ビデオ再生で13時間 駆動できます。また、Type-Cポートを介して18W急速充電も利用できます。
「DOOGEE T30 Pro」は8300mAhバッテリーを搭載し、Type-Cポートを介して、18W急速充電を利用できます。
カメラを比較
「Blackview Tab 16 Pro」は背面に13MPカメラを搭載し、1300万画素の高精細な写真撮影やドキュメントのスキャン、Googleレンズなどを利用できます。また、前面に8MPのフロントカメラを搭載し、顔認識 機能やポートレート撮影を利用できます。
一方、「HEADWOLF Hpad 6」は背面に16MPのメインカメラを搭載し、1600万画素の高精細な写真撮影やオートフォーカスを利用できます。また、前面に8MPのフロントカメラを搭載しています。
「UMIDIGI G3 Tab Ultra」は背面に8MPカメラを搭載し、f2.2の明るいレンズで720PのHD動画も撮影できます。また、前面に8MPカメラを搭載し、ビデオ通話やチャットなどに活用できます。
「DOOGEE T30 Pro」は背面に16MP+2MPの2眼カメラを搭載し、背景ぼかしやフラッシュ撮影、2K動画撮影を利用できます。また、前面に8MPのフロントカメラを搭載しています。
サイズ・重さ・カラーを比較
「Blackview Tab 16 Pro」はサイズ 256.75 x 167 x 7.45 mm、重さ 503 gで、グレー カラーを用意しています。
一方、「HEADWOLF Hpad 6」はサイズ 278.8 x 174.3 x 7.5 mm、重さ505 gで、グレー カラーを用意しています。
「UMIDIGI G3 Tab Ultra」はサイズ 244.8 x 162.2 x 9.25 mm、重さ482gで、スペース グレー カラーを用意しています。
「DOOGEE T30 Pro」はサイズ 257.0 x 168.7 x 7.6mm、重さ 543g で、スペースグレー、ミントグリーン、アイスブルー の3色 カラーを用意しています。
「Blackview Tab 16 Pro」の評価
2023年2月28日に発売された「Blackview Tab 16」の上位モデルになります。OSを Android 14 ベースに変更し、拡張メモリ、バッテリー容量を強化。本体を軽量化したほか、タッチペンや保護ケースも付属します。(※ディスプレイ解像度は 2000 × 1200ドットから1920 × 1200ドットに変更されています)。
第一の注目点は、11インチの大型ディスプレイを搭載していることです。フルHD 画質なので、動画もゲームも高精細で迫力ある映像で楽しめるというメリットがあります。
液晶の見やすさに関しては、10.1インチでHD画質の「UMIDIGI G3 Tab Ultra」よりも優れているといっていいでしょう。
第二の注目点は、仮想メモリ機能で、最大16GBまでメモリ容量を拡張できるようになったことです。
前モデルの「Blackview Tab 16」は最大14GBだったので、約2GB分増えたことになります。これにより、転送速度が上がり、前モデル以上にスムーズに動作できるようになりました。ブラウザでもカクつきがほとんどなくサクサクとページめくりが可能で、複数のアプリを同時に使っても 動作が もたつく こともありません。なお、「DOOGEE T30 Pro」は最大15GBまでのメモリ拡張に対応しているため、「Blackview Tab 16 Pro」より1GB分少なくなります。
第三の注目点は、Unisoc T616 プロセッサを搭載し、快適に動作する点です。
人気のAndroidゲーム「原神」は負荷が高いことで有名ですが、一応、Tab 16 Proでも、最低画質にすれば、60 FPS で快適にプレイできます。負荷のかかるシーンでは約 30 FPSで動作し、最も負荷の高くなる元素爆発シーンで 20 FPS で動作するので、最低限は楽しめる性能であるといえます。なお、最低画質であっても、それほど粗い画質ではありません。個人的には全く気にならないレベルで問題なくプレイできそうでした。
ゲームに関しては原人以外にも「PUBGモバイル」、「マインクラフト」、「ウマ娘」などのゲームがプレイできます。動画視聴やWebでの調べものもサクサクとこなせるので、よほど重いゲームをしようとしなければ満足できる動作スピードであるといえます。
(まとめ)
前モデルから劇的に変化したわけではありませんが、やはりAndroid 14 OSと拡張メモリを強化したことで、動作がより快適になったことが大きいように思います。また、7700 mAh バッテリや 256GB UFS2.2 ストレージ、高音質な クアッドスピーカー を搭載しており、ハイスペックなモデルとも引けを取らない性能を持っています。SIMフリーの 4G LET 通信、複数ウインドウを重ねて使える PCモード 2.0、18W急速充電、「Widevine L1」(Netflixを含む)に対応している点も非常に便利です。
ただし、リフレッシュレート 90Hzには対応していないというデメリットがあります(「DOOGEE T30 Pro」は対応)。タッチペンは付属しますが、筆圧感知に対応していないので、少々 注意が必要です。
「Blackview Tab 16 Pro」の発売時の価格は、39,900円(税込・10000 OFF クーポン付き)。
クーポン適用で実質、29,900円で購入できます。タッチペンや保護ケースも付属するので、非常にお買い得です(※キーボードは別売)。高性能でコスパが高い Android 14 タブレットを探している人におすすめです。
「Blackview Tab 16 Pro」の価格・販売先
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類似モデルの紹介
「Blackview Tab 16 Pro」に似た性能を持つタブレットも販売されています。
「AGM PAD P2」
AGMから発売された11型のAndroid 14タブレットです。MediaTek Helio G99 (MT8781) プロセッサ搭載で、20W急速充電、リフレッシュレート 90Hz、Widevine L1、クアッド BOXステレオスピーカー、4G LET通信に対応しています。
関連記事:11型「AGM PAD P2」タブレットは高評価か? 性能を比較して検証する
「HEADWOLF Hpad 6」
HEADWOLFから発売されたAndroid 14搭載の12型タブレットです。12インチの高精細な大型液晶とパワフルなHelio G99 プロセッサを搭載し、高音質な音楽再生や4G LET通信、Widevine L1に対応しています。
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関連記事:「HEADWOLF Hpad 6」はビックの決定版か? 12型タブレットと徹底 比較!
「UMIDIGI G3 Tab Ultra」
UMIDIGIから発売されたAndroid 13搭載の10.1型 SIMフリー タブレットです。パワフルなMediaTek Helio G99搭載で、128GBストレージやステレオスピーカーにも対応しています。
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関連記事:「UMIDIGI G3 Tab Ultra」はHelio G99で格安?超人気タブレットと徹底 比較!
「DOOGEE T30 Pro」
DOOGEEから発売されたAndroid 13搭載の11型タブレットです。MediaTek Helio G99プロセッサ搭載で、2眼カメラ、ハイレゾ対応のクアッドスピーカー、専用キーボードに対応しています。
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