AI対応の折りたたみスマホ「motorola razr 50」。早くも「大きくなったアウトディスプレイが便利そう」と評判です。しかし、その一方で「過去に発売されたモデルとの違いが分からない」という人も多くいるようです。
そこで今回は「razr 40」、「Razr 40 Ultra」との違いを明らかにするために、次の8点を重点的に解説します。
- プロセッサ・Antutuベンチマーク
- ディスプレイ
- アウトディスプレイ
- メモリ・ストレージ
- バッテリー・充電
- カメラ性能
- 通信性能
- デザイン(サイズ・重量)
また、ソフトバンク版「motorola razr 50s」との違いも紹介!Antutuベンチマークやゲーム性能、原神のFPS、スペック、
購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
「motorola razr 50」が日本で発売!
2024年9月27日、日本でモトローラ(中国Lenovo傘下)の新製品「razr 50」(レーザー 50)が発売されます。
MediaTek Dimensity 7300XとAndroid 14を搭載したフォルダブル(折りたたみ)5G スマートフォンです。
モトローラからは2023年11月にSnapdragon 7 Gen 1 搭載の「razr 40」(Android 13)が発売されています。
この折りたたみスマートフォンは「2つの画面が使えて便利」、「サクサク動いてカメラ性能も高い」と評判でした。
新モデルはその性能を強化しつつ、閉じたままPayPayやLINEが使えることで話題になっています。
もちろん、壊れにくい高い耐久性とIPX8の防水 対応で、おサイフケータイも使えますよ。
それでは早速、どんなスマートフォンなのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
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公式ページ:新型の大画面折りたたみスマホ | motorola razr 50 | motorola JP
違い1:MediaTek Dimensity 7300Xの性能とAntutuベンチマーク
「motorola razr 50」はMediaTek Dimensity 7300X プロセッサを搭載しています。
ソフトバンク版「motorola razr 50s」も同じプロセッサを搭載しています。
このプロセッサはMediaTekが開発したスマートフォン向けのSoC(System on a Chip)で、
特に折りたたみ式のスマートフォンに焦点を当てて設計されています。
具体的には折りたたみ式のスマートフォンの特徴であるデュアルディスプレイを効率的に駆動するため、電力効率を向上させ、より省電力に長く駆動できるようになっています。
また、高性能な画像処理エンジンを搭載しており、美しい写真や動画を撮影することができます。
そのほか、4nmプロセスで製造された8コア、最大2.5GHz駆動のCPUを搭載し、MediaTek HyperEngine(ハイパーエンジン)を搭載。
内蔵のGPUはARM Mali-G615 MC2で、ゲームでも高いパフォーマンスを発揮します。
Antutu V10 ベンチマーク総合は、約 70万 (679810) 前後を記録しています。
一方、前モデル「motorola razr 40」はQualcomm Snapdragon 7 Gen 1 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約65万 前後を記録していました。
例:Antutu V10 総合で「670680」、CPUで「229809」、GPUで「168215」、MEMで「132703」、UXで「139953」
新モデルは前モデルよりも性能が上がり、Antutuベンチマークも高くなっていますが、
その差はあまり大きいとはいえません。
MediaTek Dimensity 7300Xの性能を比較
他のCPUが搭載するスマートフォン 13機種とAntutu ベンチマーク総合で比較すると、
MediaTek Dimensity 7300X プロセッサは5番目に高いスコアでした。
1.Tensor G3 (Google Pixel 8a)・・・Antutu:約 107万 前後
2.Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万 前後
3.Dimensity 8020 (motorola edge 40)・・・Antutu 約 74万
4.Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:約72万
5.MediaTek Dimensity 7300X (motorola razr 50)・・・Antutu:約70万 前後
6.Snapdragon 7 Gen 1 (motorola razr 40)・・・Antutu:約 65万 前後
7.MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:約56万
8.Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:約54万
9.Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:約 52万
10.MediaTek Dimensity 7025 (moto g64 5G)・・・Antutu:50万
11.MediaTek Helio G99 (Blackview SHARK 8)・・・Antutu:41万
12.Snapdragon 695 5G (Xperia 10 V / OPPO Reno9 A / BASIO active2)・・・Antutu:約40万 前後
13.Dimensity 700 5G (nubia Ivy/Libero 5G IV/AQUOS wish3)・・・Antutu:約35万 前後
ゲーム性能
MediaTek Dimensity 7300X プロセッサはパワフルでゲームに最適化されているため、多くのゲームが動作します。
「原神」はグラフィック設定「中」、49-60 FPS で快適にプレイできます。
戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは24 FPSまで下がることがあります。
また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。
各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。
- 原神 Genshin Impact・・・60 FPS
- PUBG Mobile・・・60 FPS
- Call of Duty: Mobile・・・61 FPS
- フォートナイト Fortnite・・・30 FPS
- World of Tanks Blitz・・・60 FPS
- Mobile Legends: Bang Bang・・・59 FPS
ジャイロセンサー搭載のため、位置ゲーム「ポケモンGO」、「信長の野望 出陣」、「ドラゴンクエストウォーク」、「Pikmin Bloom」、「駅メモ!ステーションメモリーズ!」、「妖怪ウォッチ ワールド」がプレイできます。
そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。
違い2:6.9インチのフルHD+液晶・ワイドで明るく高精細に表示できる
新モデル「motorola razr 50」はメインディスプレイに約6.9インチ(解像度 2640 x 1080 ドット)のpOLEDディスプレイを搭載しています。
このディスプレイはアスペクト比22:9、ピーク輝度 2000nit、画面比率 85.33%のワイドで明るく高精細なフルHD+液晶です。
また、リフレッシュレート 最大144Hzとタッチレート 220Hz/300Hz (ゲームモードのみ)に対応。
目の負担を軽減するSGS認定のブルーライトカットモードにも対応しています。
ソフトバンク版「motorola razr 50s」や前モデル「motorola razr 40」も同じメインディスプレイを搭載しています。
「motorola Razr 40 Ultra」も同じメインディスプレイを搭載していますが、リフレッシュレートは最大165Hzで、新モデルよりも高くなります。
<ディスプレイの仕様を比較>
1.「motorola razr 50」・・・約6.9インチ、解像度 2640 x 1080 ドットのpOLED/最大144Hz
2.「motorola razr 50s」・・・約6.9インチ、解像度 2640 x 1080 ドットのpOLED/最大144Hz
3.「motorola razr 40」・・・約6.9インチ、解像度 2640 x 1080 ドットのpOLED/最大144Hz
4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・約6.9インチ、解像度 2640 x 1080 ドットのpOLED/最大165Hz
違い3:3.6インチのアウトディスプレイ・高精細でより滑らかな映像を再生できる
新モデル「motorola razr 50」はアウトディスプレイとして約3.6インチ(解像度1056 x 1066 pxのOLED)のFoldable AMOLEDを搭載しています。
このディスプレイはピクセル密度413ppi、最大輝度 1700nitの明るい有機EL液晶で、
高コントラストで見やすいHDR10、10-bitの色深度、色域 120% DCI-P3に対応した色鮮やかな映像を再生できます。
また、リフレッシュレート 最大 90Hz と タッチレート 120Hz にも対応しています。
ソフトバンク版「motorola razr 50s」も同じアウトディスプレイを搭載しています。
前モデル「motorola razr 40」と比べると、ディスプレイのサイズが約 1.6インチ大きくなり、
解像度も大幅に向上しています。
また、リフレッシュレートは60Hzから90Hzに向上し、より滑らかな映像再生が可能になっています。
<アウトディスプレイの仕様を比較>
1.「motorola razr 50」・・・約3.6インチ、解像度1056 x 1066 pxのOLED/最大90Hz
2.「motorola razr 50s」・・・約3.6インチ、解像度1056 x 1066 pxのOLED/最大90Hz
3.「motorola razr 40」・・・約1.5インチ、解像度194 x 368 pxのOLED/最大60Hz
4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・約3.6インチ、解像度 1066 x 1066 pxのOLED/最大144Hz
違い4:12GBメモリと512GB UFS 2.2ストレージで快適に使用できる
新モデル「motorola razr 50」は12GB LPDDR4X メモリを搭載しています。
LPDDR4X規格は最大4.266Gpsの転送速度で、LPDDR4規格(最大3.2Gbps)よりも高速に転送できます。
仮想メモリ機能は使えません。
また、ストレージは512GB UFS 2.2を搭載しています。
UFS2.2規格は最大1160MB/sの転送速度で、eMMC 5.1(400MB/秒)よりも高速に転送できます。
microSDカードでの拡張・増設には対応していません。
一方、ソフトバンク版「motorola razr 50s」は8GB LPDDR4X メモリと256GB UFS 2.2 ストレージを搭載しています。
メモリ、ストレージ容量が新モデルの半分になっています。
前モデル「motorola razr 40」も容量が新モデルの半分になっています。
<メモリ・ストレージの仕様を比較>
1.「motorola razr 50」・・・12GB LPDDR4X + 512GB UFS 2.2
2.「motorola razr 50s」・・・8GB LPDDR4X + 256GB UFS 2.2
3.「motorola razr 40」・・・8GB LPDDR4X + 256GB
4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・8GB LPDDR4X + 256GB
違い5:4200 mAh バッテリー搭載で30W TurboPower チャージに対応
新モデル「motorola razr 50」は容量 4200 mAhのバッテリーを搭載しています。
また、30W TurboPower チャージ (充電器は別売り)と15W ワイヤレス充電(Qi対応・充電器は別売り)も利用できます。
ソフトバンク版「motorola razr 50s」と前モデル「motorola razr 40」も同じバッテリーを搭載し、
30W TurboPower チャージとワイヤレス充電に対応しています。
「motorola Razr 40 Ultra」は3800 mAhバッテリーで、新モデルよりも400mAh容量が少ないです。
また、ワイヤレス充電が15Wではなく、5Wになっています。
<バッテリー・充電の仕様を比較>
1.「motorola razr 50」・・・4200 mAh / 30W TurboPower + 15W ワイヤレス充電
2.「motorola razr 50s」・・・4200 mAh / 30W TurboPower + 15W ワイヤレス充電
3.「motorola razr 40」・・・4200 mAh / 30W TurboPower + 15W ワイヤレス充電
4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・3800 mAh / 30W TurboPower + 5W ワイヤレス充電
違い6:背面50MP + 13MPの2眼カメラと前面32MPカメラで快適に撮影できる
新モデル「motorola razr 50」は背面に50MP + 13MPの2眼カメラを、前面に32MPのフロントカメラを搭載しています。
背面の50MPメインカメラは約5000万画素の超高解像度撮影を利用できます。
背面の13MPカメラは120°の超広角撮影とマクロ撮影を利用できるようになっています。
前面の32MPカメラは自撮り(ポートレート)撮影用で、フェイスビューティーや自動スマイルキャプチャなどの機能を利用できます。
動画撮影は4K UHD (30fps)とスローモーション撮影に対応し、ナイトビジョンや動画HDR、デュアル撮影、ビデオスナップショットなどを利用できます。
機能面では、適応型手ブレ補正機能に対応しています。
これはジャイロセンサーや加速度センサーから得られた情報をもとに、被写体や撮影者の動きをAIで予測し、被写体を常に中央に置きつつ、手ぶれ補正を加えてブレを軽減する機能です。
また、水平ロック機能を搭載し、ビデオ撮影時に被写体を常に水平になるようにクロップし、スマホ自体を回転させても被写体が水平に映るようにします。
そのほか、フリップを開いた状態でカメラを起動すると、アウトディスプレイにプレビューを表示させる「インスタントレビュー」モードや、
前面カメラ/背面カメラの両方で同時に動画を撮影する「デュアル撮影」機能も利用できます。
<カメラの仕様>
背面の50MP・・・メイン、f/1.7、 0.8μm、OIS、Instant-all Pixel Focus
背面の13MP・・・超広角(120° FOV) + マクロ(オートフォーカス:2.5X~)、f/2.2、1.12μm <
前面の32MP・・・自撮り、 (f/2.4)、クアッドピクセル
動画撮影・・・背面:4K UHD (30fps)、FHD (60/30fps)、スローモーション FHD (120fps時) HD (240fps時)、前面:4K UHD (30fps) FHD (60/30fps)
ソフトバンク版「motorola razr 50s」も新モデルと同じカメラを搭載しています。
前モデル「motorola razr 40」は背面に64MP+13MP+ToFセンサーの3眼カメラを、前面に12MPのフロントカメラを搭載していました。
新モデルは前モデルよりもカメラの数が一つ少なくなり、メインカメラの画素数も下がっています。
ただし、前面カメラは12MPから32MPに向上し、より高精細なポートレート撮影ができるようになっています。
<カメラの画素数を比較>
1.「motorola razr 50」・・・背面50MP + 13MP / 前面32MP
2.「motorola razr 50s」・・・背面50MP + 13MP / 前面32MP
3.「motorola razr 40」・・・背面64MP+13MP+ToFセンサー / 前面12MP
4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・背面12MP + 13MP / 前面32MP
違い7:5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応
新モデル「motorola razr 50」は5G通信に対応し、4G LETよりも約10倍以上の速度で通信できます。
また、Wi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できるWi-Fi 6Eに対応しています。
そのほか、5つの衛星測位(GPS、A-GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS)に対応したGPSナビゲーションも利用できます。
なお、デザリングにも対応しています。
ソフトバンク版「motorola razr 50s」も同じ通信性能を備えています。
前モデル「motorola razr 40」もほぼ同じ通信性能ですが、
Bluetoothのバージョンが5.3で、新モデルも一世代 古くなっています。
<通信性能を比較>
1.「motorola razr 50」・・・5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPS
2.「motorola razr 50s」・・・5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPS
3.「motorola razr 40」・・・5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPS
4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPS
違い8:折りたたみ式のスタイリッシュなデザイン・ヴィーガンレザー仕上げで高級感あり
新モデル「motorola razr 50」は折りたたみ式のスタイリッシュなデザインを採用しています。
また、ヴィーガンレザー仕上げのソフトな手触りで、高級感のある外観になっています。
展開時のサイズは約171.30 x 73.99 x 7.25 mm(最薄部)で、
折りたたみ時はサイズ約88.08 x 73.99 x 15.85mmになります。
カラーはコアラグレー、ピーチサンド、スリップオレンジの3色を用意しています。
ソフトバンク版「motorola razr 50s」はピーチサンドの代わりにサンドクリームを用意しています。
その他のカラーは同じです。
重量は約 188 gです。
なお、ディスプレイを強化ガラスのCorning Gorilla Glass Victusで保護しています。
そのため、落下や擦り傷からディスプレイを保護できます。
前モデル「motorola razr 40」はサイズサイズ 約170.82mm x 73.95mm x 7.35mmで、重量 約188.6gでした。
新モデルとはわずかな差しかなく、ほほ同じくらいのサイズ、重量です。
※「motorola razr 50」のデザインはこちらのYoutube動画からでも確認できます。ぜひご覧ください。
<サイズと重量を比較>
1.「motorola razr 50」・・・約171.30 x 73.99 x 7.25 mm、約 188 g
2.「motorola razr 50s」・・・約171.30 x 73.99 x 7.25 mm、約 188 g
3.「motorola razr 40」・・・約170.82mm x 73.95mm x 7.35mm、約188.6g
4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・約170.83mm x 73.95mm x 6.99mm、約188g
「motorola razr 50」のデメリット
「motorola razr 50」のデメリットを紹介します。
デメリット1:microSDカードでストレージ容量を増やせない
新モデル「motorola razr 50」はmicroSDカードに対応していないため、ストレージ容量を増やすことができません。
そのため、購入時のストレージ 512GB(※ソフトバンク版「motorola razr 50s」は256GB)のまま使い続けることになります。
デメリット2:3.5mmイヤホンジャックがない
新モデル「motorola razr 50」は3.5mmイヤホンジャックがありません。
そのため、利用する際に別途Type-C変換アダプターが必要になります。
「motorola razr 50」のスペック
- メインディスプレイ 約6.9インチ、解像度 2640 x 1080 ドットのpOLED
※22:9/FHD+/HDR10+/10-bit/120% DCI-P3色域/ピーク輝度 2000nit/Active Area-Body 85.33%/SGS認定のブルーライトカットモード - リフレッシュレート メイン:最大144Hz、アウト:最大90Hz
- タッチレート メイン:220Hz/300Hz (ゲームモードのみ)、アウト:120Hz
- アウトディスプレイ 約3.6インチ、解像度1056 x 1066のOLED
※2:1/HDR10/10-bit/色域 120% DCI-P3/ピーク輝度 1700nit - プロセッサ MediaTek Dimensity 7300X
※4nm/8コア/最大2.5GHz - GPU ARM Mali-G615 MC2
- RAM(メモリ) 12GB LPDDR4X
- ストレージ 512GB UFS 2.2
- バッテリー 4200 mAh
- 充電 30W TurboPower™ チャージ対応 (充電器は別売り)、15W ワイヤレス充電(Qi対応)(充電器は別売り)
- 背面カメラ 50MP + 13MP
- 前面カメラ 32MP
- 動画撮影 4K UHD (30fps)
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4
- 衛星測位 GPS、A-GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS
- NFC/おサイフケータイ 対応
- デザリング 対応
- インターフェース USB Type-C (USB 2.0)
※3.5mmイヤホンジャックはなし - センサー 加速度計、近接センサー、環境照度センサー、ジャイロセンサー、eコンパス、ホールセンサー
- スピーカー デュアルステレオスピーカー、Spatial Sound 対応、Dolby Atmos
- マイク 3個
- ジェスチャー(Motoアクション)クイック起動、サイドバー、クイック撮影、簡易ライト、3本指でのスクリーンショット、持ち上げてロック解除、下向きでマナーモード、持ち上げて消音、スワイプで分割
- 防水 IPX8
- FMラジオ なし
- 生体認証 指紋認証、顔認証
- OS Android 14
- サイズ 約171.30 x 73.99 x 7.25 mm(最薄部) (折りたたみ時 : 約88.08 x 73.99 x 15.85mm)
- 重量 約 188 g
- カラー コアラグレー、ピーチサンド、スリップオレンジ
- 付属品 カバー、SIM取り出しピン、ガイド類、LG(法令/安全/規制)
- 5G通信 対応
- SIMカード nanoSIM or eSIM ※DSDV対応
対応バンド
「motorola razr 50」は5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
5G:n1/n3/n5/n28/n41/n66/n77/n78
4G:LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B39/B40/B41/B42/B66
3G:W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8
2G: GSM850/900/1800/1900
5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、n78のみに対応しています。
4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
ソフトバンク版「motorola razr 50s」との違い・価格
新モデル「motorola razr 50」とソフトバンク版「motorola razr 50s」の大きな違いは、メモリとストレージ容量、カラーです。
新モデル「motorola razr 50」は12GB LPDDR4Xメモリと512GB UFS 2.2ストレージを搭載しています。
一方、ソフトバンク版「motorola razr 50s」は8GB LPDDR4Xメモリと256GB UFS 2.2ストレージ搭載で、
新モデルよりも容量が少なくなっています。
カラーは新モデルの場合で、コアラグレー、ピーチサンド、スリップオレンジの3色ですが、
ソフトバンク版「motorola razr 50s」はコアラグレー、サンドクリーム、スリップオレンジの3色になっています。
ソフトバンク版「motorola razr 50s」の価格
機種代金 1~12回 3円/月 13~48回 3,199円/月 支払回数48回 支払期間49ヵ月 実質年率0%
総額115,200円
現金販売価格/割賦販売価格
<48回払いで購入し、13ヵ月目※1に特典利用を申し込み、ソフトバンクで機種を回収する場合>
新トクするサポート(プレミアム)の早トクオプション適用で1~12回3円/月
総額36円 +別途 早トクオプション利用料 19,800円
ソフトバンクで「motorola razr 50s」をチェックする
「motorola razr 50」の評価
6つの基準で「motorola razr 50」を5段階で評価すると以下のようになります。
スペック:★★★★
デザイン:★★★★
通信:★★★★★
機能:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★
<総合評価>
2023年11月に発売された「motorola razr 40」の後継モデルになります。
OSはAndroid 13からAndroid 14に変更。
プロセッサはSnapdragon 7 Gen 1からMediaTek Dimensity 7300Xに変更されています。
ベンチマークの結果を見るとあまり差がなく、それほど性能が向上しているように見えませんが、
実はDimensity 7300Xは折りたたみに特化したAI対応のプロセッサで、
電力効率(バッテリーの持ちに影響する)やカメラ性能が向上しています。
生成AI Google Geminiや、カメラでAIを活用した適応型手ブレ補正機能が使えるようになっているのはそのためです。
ただし、目新しい画期的な機能が追加されているわけではありません。
機種を閉じたままアプリを使えたり、大型アウトディスプレイをメインカメラのファインダーとして使えたりするのは、
前モデルも可能です。
また、おサイフケータイが使えたり、IPX8の防水仕様になっている点も同じです。
新モデルはソフトな手触りのヴィーガンレザー仕上げで、自分好みの壁紙を生成する機能などが追加されていますが、
やはり購入するかどうかは「折りたたみ」を使いたいかどうかにかかってくるでしょう。
折りたたみスマホはやはりハンズフリーでの自由な撮影スタイルができる点と、
折り曲げて自立させて使える点が便利です。
特にスタンドモードで自立させて、料理をしながら動画視聴を視聴したり、ビデオ通話したりできる点が便利です。
「motorola razr 50」の発売時の価格は、13万5,800円です。
Android 14で使える高性能な折りたたみスマホを探している人におすすめです。
「motorola razr 50」の価格・販売先
ECサイト
楽天市場で124,800円(税込)、
ヤフーショッピングで135,800円、
AliExpressで72,814円、
で販売されています。
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おすすめの類似製品を紹介
「motorola razr 50」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。
「motorola razr 40」
モトローラから発売された折り畳み式のフォルダブルスマホです。
Android 13、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1、8GBメモリ、6.9インチのpOLED液晶、1.5インチのOLED液晶、4,200mAhバッテリー、背面64MP+13MP+ToFの3眼カメラ、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。
また、フリクションヒンジ、おサイフケータイ、IP52防水防塵、ステレオスピーカー、リフレッシュレート 最大144Hz、30W TurboPower チャージ対応、5W ワイヤレス充電(Qi対応)、SGS認定のブルーライトカットモード、NFC(Felica)、Motoアクション、指紋認証、顔認証、USB Type-C (USB 2.0)、5G通信、eSIM、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。
価格は、楽天市場で80,727円(送料無料)、ヤフーショッピングで86,999円、です。
関連記事:「motorola razr 40」で普及する? 人気ハイエンド スマホと徹底 比較!
「Libero Flip」
ZTE製の折り畳み(タテ折り)5Gスマートフォンです。
Android 13、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1、6GBメモリ、約6.9インチの有機EL液晶、1.43インチのサブ液晶、128GBストレージ、4310mAhバッテリ、背面 50MP+2MPの2眼カメラ、前面16MPのフロントカメラを搭載しています。
また、おサイフケータイ、33W 急速充電、IP42防水防塵、デザリング、指紋認証、顔認証、NFC、Felica、シンプルホームUI、電話録音機能、4K動画撮影、ジェスチャー撮影、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。
価格は、Amazonで25,000円(税込)、楽天市場で24,500~25,500円(送料無料)、ヤフーショッピングで24,800円(送料無料)、です。
関連記事:「Libero Flip」は折り畳みで最安? コスパの高い5Gスマホと徹底 比較!
「motorola edge 50 pro」
モトローラから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです。
Android 14、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3、12GB LPDDR4X メモリ、解像度2712 x 1220 pxの有機EL液晶、256GB UFS2.2 ストレージ、4500mAh バッテリー、背面50MP+13MP+10MPの3眼カメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。
また、128W急速充電、RAMブースト、10Wワイヤレスパワーシェアリング、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー、おサイフケータイ(NFC FeliCa)、IP68防水防塵、リフレッシュレート 144Hz、タッチサンプリングレート 360Hz、デザリング、Google アシスタント、指紋認証、顔認証、セキュリティ機能「ThinkShield Moto Secure」、eSIM、USB Type-C (USB 3.1)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで67,200円、楽天市場で79,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで77,863円(送料無料)、です。
関連記事:速くて美しい「motorola edge 50 pro」のメリット・デメリット
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