「motorola razr 50」と50s、40、Ultraの違いを解説

motorola razr 50 top
AI対応の折りたたみスマホ「motorola razr 50」。早くも「大きくなったアウトディスプレイが便利そう」と評判です。しかし、その一方で「過去に発売されたモデルとの違いが分からない」という人も多くいるようです。

そこで今回は「razr 40」、「Razr 40 Ultra」との違いを明らかにするために、次の8点を重点的に解説します。

  1. プロセッサ性能とAntutuベンチマークスコア
  2. メインディスプレイの画質とリフレッシュレート
  3. 大型化したアウトディスプレイで出来ること
  4. メモリ(RAM)とストレージ(ROM)容量
  5. バッテリー容量と充電性能
  6. AI搭載カメラ性能(画質と作例)
  7. 通信性能:5G対応バンドとおサイフケータイ
  8. デザイン(サイズ・重量)、カラー、防水性能

また、ソフトバンク版「motorola razr 50s」との違いも紹介!Antutuベンチマークやゲーム性能、原神のFPS、スペック、

購入する前に知っておきたいデメリットや評価、詳細な価格情報もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

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公式ページ:新型の大画面折りたたみスマホ | motorola razr 50 | motorola JP

違い1:MediaTek Dimensity 7300Xの性能とAntutuベンチマーク

motorola razr 50 CPU

motorola razr 50」はMediaTek Dimensity 7300X プロセッサを搭載しています。

ソフトバンク版「motorola razr 50s」も同じプロセッサを搭載しています。

このプロセッサはMediaTekが開発したスマートフォン向けのSoC(System on a Chip)で、

特に折りたたみ式のスマートフォンに焦点を当てて設計されています。

具体的には折りたたみ式のスマートフォンの特徴であるデュアルディスプレイを効率的に駆動するため、電力効率を向上させ、より省電力に長く駆動できるようになっています。

また、高性能な画像処理エンジンを搭載しており、美しい写真や動画を撮影することができます。

そのほか、4nmプロセスで製造された8コア、最大2.5GHz駆動のCPUを搭載し、MediaTek HyperEngine(ハイパーエンジン)を搭載。

内蔵のGPUはARM Mali-G615 MC2で、ゲームでも高いパフォーマンスを発揮します。

Antutuベンチマーク

motorola razr 50が搭載するMediaTek Dimensity 7300X プロセッサは、Antutu V10 ベンチマーク総合で約 68万点(688219)を記録しています。

例: Antutu V10 総合で「688219」、CPUで「206672」、GPUで「149014」、MEMで「163544」、UXで「168989」

 

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前モデルと比較

一方、前モデル「motorola razr 40」はQualcomm Snapdragon 7 Gen 1 プロセッサを搭載し、Antutu V10 ベンチマーク総合で約67万を記録していました。

例:Antutu V10 総合で「670680」、CPUで「229809」、GPUで「168215」、MEMで「132703」、UXで「139953」

motorola razr 50は前モデル「motorola razr 40」よりkもスコアが約1万高くなっていますが、その差はわずかで大きくはありません。

Dimensity 7300Xの性能を比較

motorola razr 50が搭載するMediaTek Dimensity 7300X プロセッサは、他のCPUと比べてどのくらいの性能なのでしょうか?Antutuベンチマークで比較してみました。

CPUランキング

※Antutu V10 ベンチマーク総合スコアで比較したものです。

  1. Tensor G3 (Google Pixel 8a)・・・Antutu:107万
  2. Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:85万
  3. Dimensity 8020 (motorola edge 40)・・・Antutu:74万
  4. Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:72万
  5. MediaTek Dimensity 7300X (motorola razr 50)・・・Antutu:70万
  6. Snapdragon 7 Gen 1 (motorola razr 40)・・・Antutu:65万
  7. MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:56
  8. Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:54万
  9. Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:52万
  10. MediaTek Dimensity 7025 (moto g64 5G)・・・Antutu:50万

比較から分かること

MediaTek Dimensity 7300XのAnTuTu V10スコア70万点という結果は、このチップセットが非常に優れたコストパフォーマンスを持つミドルレンジ向けプロセッサーであることを示唆しています。この性能レベルは、SNSの閲覧、ウェブブラウジング、動画ストリーミングといった日常的なタスクを、遅延やストレスを感じることなく極めてスムーズにこなすのに十分すぎる能力を持っています。複数のアプリケーションを同時に開いて切り替えるようなマルチタスクにおいても、快適な動作が期待できるでしょう。

ゲーム性能を徹底レビュー!motorola razr 50で人気5タイトルで実力をチェック

motorola razr 50に搭載された、MediaTek Dimensity 7300X。ミドルレンジに位置づけられるこのチップセットが、果たしてどこまでゲームを楽しませてくれるのか。今回は「原神」や「フォートナイト」といった高いグラフィック性能を要求するタイトルから、定番の人気ゲームまで、5つのタイトルでその実力を徹底的に検証しました。

【原神】設定次第で広大な世界を快適に冒険

まず試したのは、スマホゲームの中でも特に処理が重いとされる「原神」です。グラフィック設定を「中」にすると、フィールド探索中は40FPSから50FPS前後を維持し、美しいテイワット大陸をスムーズに駆け巡ることができました。戦闘で派手なエフェクトが飛び交うと30FPS台まで落ち込む瞬間もありましたが、プレイの継続が困難になるほどのカクつきはなく、冒険の没入感を損なうことはありませんでした。より安定したプレイフィールを求めるなら、設定を「低」にすることで、ほとんどの状況で50FPSから60FPSを維持でき、快適な操作で冒険に集中できます。

【フォートナイト】勝利を目指すなら設定の最適化が鍵

次に、プレイヤーが密集し建築物が入り乱れる、人気のバトルロイヤル「フォートナイト」をプレイ。画質設定「中」で3D解像度を少し調整すると、平均して45FPSから60FPSでの動作を確認できました。ただし、プレイヤーが密集する終盤戦や、巨大な建築物での戦闘ではフレームレートが変動しやすくなるため、一瞬の判断が勝敗を分けるこのゲームでは、安定性を最優先したいところ。画質設定を「低」にすることで、安定して60FPSに張り付かせることができ、敵の動きを正確に捉え、勝利を引き寄せやすくなるでしょう。

【Call of Duty: Warzone Mobile】大規模マップでも戦える確かな実力

PC版にも劣らない本格的な体験が魅力の「Call of Duty: Warzone Mobile」。グラフィック設定を「中」にすると、30FPSから40FPSで安定して動作します。120人が入り乱れる大規模な戦場では、激しい銃撃戦や爆発シーンでフレームレートがやや不安定になることもありましたが、ゲームプレイ自体は十分に可能でした。より精密なエイム操作を求めるならば、設定を「低」にすることで40FPSから50FPS前後をキープでき、競技性の高い撃ち合いにおいても有利に立ち回れるはずです。

【ディアブロ イモータル】無数の敵をなぎ倒す爽快感を最高設定で

ダークファンタジーの世界で敵をなぎ倒していく「ディアブロ イモータル」は、驚くほど快適に動作しました。グラフィック設定を「中」はもちろん、「高」に設定しても、安定して60FPSでのプレイが可能です。大量のモンスターが画面を埋め尽くし、派手なスキルが乱れ飛ぶような極端な状況でも、フレームレートは40FPS台後半から50FPS台を維持し、このゲームの醍醐味である爽快感が損なわれることは一切ありませんでした。ほぼ全てのシーンで60FPSに張り付いた、非常に滑らかなアクションを存分に堪能できます。

【ウマ娘 プリティーダービー】最高の画質で感動のウイニングライブを

最後に、高品質な3Dグラフィックスが魅力の「ウマ娘 プリティーダービー」です。結果から言うと、このチップセットの性能で全く問題ありません。グラフィック設定を最高の「高」に設定しても、育成中のイベントから手に汗握るレースシーン、そして圧巻のウイニングライブに至るまで、あらゆる場面で安定して60FPSを叩き出します。カクつきは皆無で、ウマ娘たちの細やかな表情やダイナミックな動き、ライブの美しい演出を最高のクオリティで楽しむことができました。

まとめ:設定次第で幅広く遊べる、バランスの取れたゲーム性能

MediaTek Dimensity 7300Xは、高負荷な最新ゲームも設定を調整すれば十分にプレイ可能で、最適化されたゲームであれば最高設定で快適に楽しめる、非常にバランスの取れたチップセットです。「ディアブロ イモータル」や「ウマ娘」のようなタイトルでは、その性能を遺憾なく発揮し、最高のグラフィック体験を提供してくれます。

一方で、「原神」や「フォートナイト」のような極めて重いゲームでは、画質設定の調整が必要になりますが、プレイの楽しさを損なうことのない十分なフレームレートを確保できます。ヘビーゲーマーには物足りないかもしれませんが、「コストは抑えつつ、話題のゲームを一通り楽しみたい」と考える多くのプレイヤーにとって、motorola razr 50は非常に満足度の高い選択肢となるでしょう。

違い2:6.9インチのフルHD+液晶・ワイドで明るく高精細に表示できる

motorola razr 50 ディスプレイ

新モデル「motorola razr 50」はメインディスプレイに約6.9インチ(解像度 2640 x 1080 ドット)のpOLEDディスプレイを搭載しています。

このディスプレイはアスペクト比22:9、ピーク輝度 2000nit、画面比率 85.33%のワイドで明るく高精細なフルHD+液晶です。

また、リフレッシュレート 最大144Hzタッチレート 220Hz/300Hz (ゲームモードのみ)に対応。

目の負担を軽減するSGS認定のブルーライトカットモードにも対応しています。

ソフトバンク版「motorola razr 50s」や前モデル「motorola razr 40」も同じメインディスプレイを搭載しています。

motorola Razr 40 Ultra」も同じメインディスプレイを搭載していますが、リフレッシュレートは最大165Hzで、新モデルよりも高くなります。

ディスプレイの仕様を比較

  • 1.「motorola razr 50」・・・約6.9インチ、解像度 2640 x 1080 ドットのpOLED/最大144Hz
  • 2.「motorola razr 50s」・・・約6.9インチ、解像度 2640 x 1080 ドットのpOLED/最大144Hz
  • 3.「motorola razr 40」・・・約6.9インチ、解像度 2640 x 1080 ドットのpOLED/最大144Hz
  • 4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・約6.9インチ、解像度 2640 x 1080 ドットのpOLED/最大165Hz

違い3:3.6インチのアウトディスプレイ・高精細でより滑らかな映像を再生できる

motorola razr 50 アウトディスプレイ

新モデル「motorola razr 50」はアウトディスプレイとして約3.6インチ(解像度1056 x 1066 pxのOLED)のFoldable AMOLEDを搭載しています。

このディスプレイはピクセル密度413ppi、最大輝度 1700nitの明るい有機EL液晶で、

高コントラストで見やすいHDR10、10-bitの色深度、色域 120% DCI-P3に対応した色鮮やかな映像を再生できます。

また、リフレッシュレート 最大 90Hzタッチレート 120Hz にも対応しています。

ソフトバンク版「motorola razr 50s」も同じアウトディスプレイを搭載しています。

前モデル「motorola razr 40」と比べると、ディスプレイのサイズが約 1.6インチ大きくなり、

解像度も大幅に向上しています。

また、リフレッシュレートは60Hzから90Hzに向上し、より滑らかな映像再生が可能になっています。

アウトディスプレイの仕様を比較

  • 1.「motorola razr 50」・・・約3.6インチ、解像度1056 x 1066 pxのOLED/最大90Hz
  • 2.「motorola razr 50s」・・・約3.6インチ、解像度1056 x 1066 pxのOLED/最大90Hz
  • 3.「motorola razr 40」・・・約1.5インチ、解像度194 x 368 pxのOLED/最大60Hz
  • 4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・約3.6インチ、解像度 1066 x 1066 pxのOLED/最大144Hz

違い4:12GBメモリと512GB UFS 2.2ストレージで快適に使用できる

新モデル「motorola razr 50」は12GB LPDDR4X メモリを搭載しています。

LPDDR4X規格は最大4.266Gpsの転送速度で、LPDDR4規格(最大3.2Gbps)よりも高速に転送できます。

仮想メモリ機能は使えません。

また、ストレージは512GB UFS 2.2を搭載しています。

UFS2.2規格は最大1160MB/sの転送速度で、eMMC 5.1(400MB/秒)よりも高速に転送できます。

microSDカードでの拡張・増設には対応していません。

一方、ソフトバンク版「motorola razr 50s」は8GB LPDDR4X メモリと256GB UFS 2.2 ストレージを搭載しています。

メモリ、ストレージ容量が新モデルの半分になっています。

前モデル「motorola razr 40」も容量が新モデルの半分になっています。

メモリ・ストレージの仕様を比較

  • 1.「motorola razr 50」・・・12GB LPDDR4X + 512GB UFS 2.2
  • 2.「motorola razr 50s」・・・8GB LPDDR4X + 256GB UFS 2.2
  • 3.「motorola razr 40」・・・8GB LPDDR4X + 256GB
  • 4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・8GB LPDDR4X + 256GB

違い5:4200 mAh バッテリー搭載で30W TurboPower チャージに対応

motorola razr 50 バッテリー

新モデル「motorola razr 50」は容量 4200 mAhのバッテリーを搭載しています。

また、30W TurboPower チャージ (充電器は別売り)と15W ワイヤレス充電(Qi対応・充電器は別売り)も利用できます。

ソフトバンク版「motorola razr 50s」と前モデル「motorola razr 40」も同じバッテリーを搭載し、

30W TurboPower チャージとワイヤレス充電に対応しています。

motorola Razr 40 Ultra」は3800 mAhバッテリーで、新モデルよりも400mAh容量が少ないです。

また、ワイヤレス充電が15Wではなく、5Wになっています。

バッテリー・充電の仕様を比較

  • 1.「motorola razr 50」・・・4200 mAh / 30W TurboPower + 15W ワイヤレス充電
  • 2.「motorola razr 50s」・・・4200 mAh / 30W TurboPower + 15W ワイヤレス充電
  • 3.「motorola razr 40」・・・4200 mAh / 30W TurboPower + 15W ワイヤレス充電
  • 4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・3800 mAh / 30W TurboPower + 5W ワイヤレス充電

違い6:背面50MP + 13MPの2眼カメラと前面32MPカメラで快適に撮影できる

motorola razr 50 カメラ

新モデル「motorola razr 50」は背面に50MP + 13MPの2眼カメラを、前面に32MPのフロントカメラを搭載しています。

背面の50MPメインカメラは約5000万画素の超高解像度撮影を利用できます。

背面の13MPカメラは120°の超広角撮影マクロ撮影を利用できるようになっています。

前面の32MPカメラは自撮り(ポートレート)撮影用で、フェイスビューティーや自動スマイルキャプチャなどの機能を利用できます。

動画撮影は4K UHD (30fps)とスローモーション撮影に対応し、ナイトビジョンや動画HDR、デュアル撮影、ビデオスナップショットなどを利用できます。

機能面では、適応型手ブレ補正機能に対応しています。

これはジャイロセンサーや加速度センサーから得られた情報をもとに、被写体や撮影者の動きをAIで予測し、被写体を常に中央に置きつつ、手ぶれ補正を加えてブレを軽減する機能です。

また、水平ロック機能を搭載し、ビデオ撮影時に被写体を常に水平になるようにクロップし、スマホ自体を回転させても被写体が水平に映るようにします。

そのほか、フリップを開いた状態でカメラを起動すると、アウトディスプレイにプレビューを表示させる「インスタントレビュー」モードや、

前面カメラ/背面カメラの両方で同時に動画を撮影する「デュアル撮影」機能も利用できます。

カメラの仕様

  • 背面の50MP・・・メイン、f/1.7、 0.8μm、OIS、Instant-all Pixel Focus
  • 背面の13MP・・・超広角(120° FOV) + マクロ(オートフォーカス:2.5X~)、f/2.2、1.12μm <
  • 前面の32MP・・・自撮り、 (f/2.4)、クアッドピクセル
  • 動画撮影・・・背面:4K UHD (30fps)、FHD (60/30fps)、スローモーション FHD (120fps時) HD (240fps時)、前面:4K UHD (30fps) FHD (60/30fps)

ソフトバンク版「motorola razr 50s」も新モデルと同じカメラを搭載しています。

前モデル「motorola razr 40」は背面に64MP+13MP+ToFセンサーの3眼カメラを、前面に12MPのフロントカメラを搭載していました。

新モデルは前モデルよりもカメラの数が一つ少なくなり、メインカメラの画素数も下がっています。

ただし、前面カメラは12MPから32MPに向上し、より高精細なポートレート撮影ができるようになっています。

カメラの画素数を比較

  • 1.「motorola razr 50」・・・背面50MP + 13MP / 前面32MP
  • 2.「motorola razr 50s」・・・背面50MP + 13MP / 前面32MP
  • 3.「motorola razr 40」・・・背面64MP+13MP+ToFセンサー / 前面12MP
  • 4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・背面12MP + 13MP / 前面32MP

違い7:5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応

新モデル「motorola razr 50」は5G通信に対応し、4G LETよりも約10倍以上の速度で通信できます。

また、Wi-Fi 6の拡張版で、2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの帯域が利用できるWi-Fi 6Eに対応しています。

そのほか、5つの衛星測位(GPS、A-GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS)に対応したGPSナビゲーションも利用できます。

なお、デザリングにも対応しています。

ソフトバンク版「motorola razr 50s」も同じ通信性能を備えています。

前モデル「motorola razr 40」もほぼ同じ通信性能ですが、

Bluetoothのバージョンが5.3で、新モデルも一世代 古くなっています。

通信性能を比較

  • 1.「motorola razr 50」・・・5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPS
  • 2.「motorola razr 50s」・・・5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPS
  • 3.「motorola razr 40」・・・5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPS
  • 4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPS

違い8:折りたたみ式のスタイリッシュなデザイン・ヴィーガンレザー仕上げで高級感あり

motorola razr 50 デザイン

新モデル「motorola razr 50」は折りたたみ式のスタイリッシュなデザインを採用しています。

また、ヴィーガンレザー仕上げのソフトな手触りで、高級感のある外観になっています。

展開時のサイズは約171.30 x 73.99 x 7.25 mm(最薄部)で、

折りたたみ時はサイズ約88.08 x 73.99 x 15.85mmになります。

カラーはコアラグレーピーチサンドスリップオレンジの3色を用意しています。

ソフトバンク版「motorola razr 50s」はピーチサンドの代わりにサンドクリームを用意しています。

その他のカラーは同じです。

重量は約 188 gです。

なお、ディスプレイを強化ガラスのCorning Gorilla Glass Victusで保護しています。

そのため、落下や擦り傷からディスプレイを保護できます。

前モデル「motorola razr 40」はサイズサイズ 約170.82mm x 73.95mm x 7.35mmで、重量 約188.6gでした。

新モデルとはわずかな差しかなく、ほほ同じくらいのサイズ、重量です。

※「motorola razr 50」のデザインはこちらのYoutube動画からでも確認できます。ぜひご覧ください。

サイズと重量を比較

  • 1.「motorola razr 50」・・・約171.30 x 73.99 x 7.25 mm、約 188 g
  • 2.「motorola razr 50s」・・・約171.30 x 73.99 x 7.25 mm、約 188 g
  • 3.「motorola razr 40」・・・約170.82mm x 73.95mm x 7.35mm、約188.6g
  • 4.「motorola Razr 40 Ultra」・・・約170.83mm x 73.95mm x 6.99mm、約188g

ソフトバンク版「motorola razr 50s」との違い・価格

新モデル「motorola razr 50」とソフトバンク版「motorola razr 50s」の大きな違いは、メモリストレージ容量カラーです。

新モデル「motorola razr 50」は12GB LPDDR4Xメモリと512GB UFS 2.2ストレージを搭載しています。

一方、ソフトバンク版「motorola razr 50s」は8GB LPDDR4Xメモリと256GB UFS 2.2ストレージ搭載で、

新モデルよりも容量が少なくなっています。

カラーは新モデルの場合で、コアラグレー、ピーチサンド、スリップオレンジの3色ですが、

ソフトバンク版「motorola razr 50s」はコアラグレー、サンドクリーム、スリップオレンジの3色になっています。

ソフトバンク版「motorola razr 50s」の価格

機種代金 1~12回 3円/月 13~48回 3,199円/月 支払回数48回 支払期間49ヵ月 実質年率0%

総額115,200円

現金販売価格/割賦販売価格

<48回払いで購入し、13ヵ月目※1に特典利用を申し込み、ソフトバンクで機種を回収する場合>

新トクするサポート(プレミアム)の早トクオプション適用で1~12回3円/月

総額36円 +別途 早トクオプション利用料 19,800円

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motorola razr 50のメリット・デメリット

motorola razr 50は、大型のアウトディスプレイやユニークな撮影機能が魅力の折りたたみスマートフォンです 。一方で、プロセッサーの性能やカメラ画質など、価格と性能のバランスを考慮すべき点も存在します。ここでは、他の機種との比較も交えながら、razr 50のメリットとデメリットを詳しく解説します。

【メリット】

メリット1:デザイン性とコンパクトな携帯性

razr 50の大きな魅力は、そのデザインと携帯性にあります。外装にはヴィーガンレザーを使用し、見た目も手触りも上質なデザインを実現しています 。開いた状態では約6.9インチの大画面ですが、折りたたむと手のひらに収まるコンパクトなサイズになります 。このサイズ感は、一般的なスマートフォンが大きすぎてポケットからはみ出すことに不満を感じていたユーザーにとって大きな利点です。実際に、シャツの胸ポケットやズボンのポケットにすっぽりと収まり、落下のリスクを気にせず持ち運べるという声が多くあります。

メリット2:実用的な大型アウトディスプレイ

3.6インチの大型アウトディスプレイを搭載しており、スマートフォンを閉じたままで多くの操作を完結できる点も大きなメリットです 。メッセージの確認・返信、音楽の再生、Googleマップの確認、QRコード決済などが可能で、日常の些細な動作のためにメインディスプレイを開く手間が省けます 。競合機種であるGalaxy Z Flip6のカバーディスプレイがファッション性を重視しているのに対し、razr 50はほぼ全てのAndroidアプリをアウトディスプレイで操作できる実用性を追求しており、この点は明確な差別化ポイントとなっています。

メリット3:折りたたみ構造を活かしたユニークな撮影体験

カメラ機能は、折りたたみ構造を活かしたユニークな撮影体験を提供します 。本体を好きな角度で自立させられる「フレックスビュースタイル」により、三脚なしで手ブレのない写真撮影やハンズフリーでのビデオ通話が可能です 。特に、高画質なアウトカメラを使い、アウトディスプレイでプレビューを確認しながらセルフィーを撮影できる機能は、従来のスマートフォンにはない大きな利点です 。また、本体を90度に折り曲げてビデオカメラのように構えて撮影できる「カムコーダーモード」も、安定した動画撮影を可能にするユニークな機能として評価されています。

メリット4:優れたコストパフォーマンス

razr 50は、多機能な折りたたみスマートフォンでありながら、比較的手に取りやすい価格設定が魅力です 。モトローラ公式ストアでの販売価格は13万円台で、ハイエンドの折りたたみスマホであるGalaxy Z Flip6が15万円を超える価格帯であることと比較すると、コストパフォーマンスに優れていると言えます 。さらに、IIJmioなどのMVNOが実施する乗り換え(MNP)キャンペーンを利用すれば、9万円前後で購入できる場合もあり、最新の折りたたみスマホをより安価に手に入れたいユーザーにとって有力な選択肢となります。

メリット5:便利なワイヤレス充電に対応

razr 50はQi規格に準拠した15Wのワイヤレス充電に対応しており、有線充電の煩わしさから解放される利便性を提供します 。ただし、充電器(ACアダプターおよびUSBケーブル)は製品に同梱されていないため、ワイヤレス充電を利用するには対応する充電器を別途購入する必要があります 。4,200mAhの大容量バッテリーに加え、30Wの有線急速充電とワイヤレス充電の両方に対応しているため、利用シーンに応じて充電方法を選べる自由度の高さがユーザーから評価されています。

【デメリット】

デメリット1:ミドルレンジのプロセッサー性能

razr 50に搭載されているプロセッサー「MediaTek Dimensity 7300X」は、ミドルレンジ向けの性能です 。日常的なアプリの使用やSNS、動画視聴などではストレスなく動作しますが、高い処理能力を要求される3Dゲームなどを頻繁にプレイするには力不足を感じる可能性があります 。実際、ベンチマークテストのスコアでは、ハイエンドプロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」を搭載するGalaxy Z Flip6に大きく差をつけられており、グラフィック性能を重視するユーザーにとっては物足りないかもしれません。

デメリット2:上位機種に及ばないカメラ画質

ユニークな撮影機能が魅力の一方で、カメラの画質そのものについては、他のハイエンドスマートフォンに及ばないという意見が見られます。特に、競合のGalaxy Z Flip6と比較した場合、ディテールの再現性や自然な色調の表現で劣るとの評価があります 。また、レビューの中には、メインの広角カメラと超広角カメラで画質に差がある点や、料理の写真が美味しそうに撮れないといった具体的な指摘もなされており、カメラ画質を最優先するユーザーには不向きかもしれません。

デメリット3:ソフトウェアと耐久性への懸念

ソフトウェアの完成度に関しても課題が指摘されています。例えば、Galaxy Z Flipシリーズでは多くのアプリが本体を折り曲げた状態(フレックスモード)に最適化されていますが、razr 50で対応しているアプリは一部に限られており、折りたたみスマホとしての利便性を最大限に享受できない場面があります 。また、IPX8の高い防水性能を備えている一方で、防塵には対応していません 。そのため、ヒンジ部分に細かい塵や砂が入り込み、故障の原因となるリスクが懸念されます。

デメリット4:外部ストレージ非対応とデータ転送速度

motorola razr 50は、microSDカードによるストレージの拡張に対応していません 。ただし、SIMフリー版の内部ストレージは512GBと大容量であり、多くの写真や動画、アプリを保存しても容量不足に陥る心配は少ないとされています 。それでも、長時間の4K動画を頻繁に撮影するなど、特に大容量のデータを扱うユーザーは注意が必要です。また、外部接続端子はUSB 2.0 Type-C規格であるため、PCなどへ大容量データを有線で転送する際には、最新規格に比べて時間がかかる可能性があります。

motorola razr 50のスペック(仕様)

  • メインディスプレイ: 約6.9インチ、解像度 2640 x 1080 ドットのpOLED
    ※22:9 , FHD+ , HDR10+ , 10-bit , 120% DCI-P3色域 , ピーク輝度 2000nit , Active Area-Body 85.33%
  • リフレッシュレート: メイン:最大120Hz 、アウト:最大90Hz
  • タッチレート: メイン:220Hz/300Hz (ゲームモードのみ) 、アウト:120Hz
  • アウトディスプレイ: 約3.6インチ、解像度1056 x 1066のpOLED
    ※HDR10 , 10-bit , 色域 120% DCI-P3 , ピーク輝度 1700nit
  • プロセッサ: MediaTek Dimensity 7300X
    ※4nm , 8コア, 最大2.5GHz
  • GPU: Arm Mali-G615 MP2
  • RAM(メモリ): 12GB LPDDR4X
  • ストレージ: 512GB UFS 2.2
  • バッテリー: 4,200 mAh
  • 充電: 30W TurboPower™ チャージ対応 (充電器は別売り)、15W ワイヤレス充電(Qi対応)(充電器は別売り)
  • 背面カメラ: 約5,000万画素 (f/1.7, OIS) + 約1,300万画素 (超広角+マクロ, f/2.2)
  • 前面カメラ: 約3,200万画素 (f/2.4)
  • 動画撮影: 4K UHD (30fps)
  • ワイヤレス通信: Wi-Fi 6E 、Bluetooth® 5.4
  • 衛星測位: GPS、A-GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS
  • NFC/おサイフケータイ®: 対応
  • テザリング: 対応
  • インターフェース: USB Type-C (USB 2.0)
    ※3.5mmイヤホンジャックはなし
  • センサー: 加速度計、近接センサー、環境照度センサー、ジャイロセンサー、eコンパス、ホールセンサー
  • スピーカー: デュアルステレオスピーカー、Spatial Sound対応Dolby Atmos®
  • マイク: 3個
  • ジェスチャー(Moto Experiences): クイック起動、サイドバー、クイック撮影、簡易ライト、3本指でのスクリーンショット、持ち上げてロック解除、下向きでマナーモード、持ち上げて消音、スワイプで分割
  • 防水: IPX8
  • FMラジオ: なし
  • 生体認証: 指紋認証、顔認証
  • OS: Android™ 14
  • サイズ: 約171.30mm x 73.99mm x 7.25mm(最薄部) (折りたたみ時 : 約88.08mm x 73.99mm x 15.85mm)
  • 重量: 約188g
  • カラー: コアラグレー、サンドクリーム、スプリッツオレンジ
  • 付属品: カバー、SIM取り出しピン、ガイド類、LG(法令/安全/規制)
  • 5G通信: 対応
  • SIMカード: nanoSIM / eSIM

対応バンド:motorola razr 50で楽天モバイル回線、ドコモ回線は使えるか?

motorola razr 50」は5G通信に対応しています。

SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。

対応バンドは以下の通りです。

5G:n1/n3/n5/n28/n41/n66/n77/n78
4G:LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B39/B40/B41/B42/B66
3G:W-CDMA B1/B2/B4/B5/B8
2G: GSM850/900/1800/1900

5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、n78のみに対応しています。

4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。

ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。

こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。

ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!

対応バンドの詳細

ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線、楽天モバイル回線のバンドにどのくらい対応しているのか、調べてみました。

ドコモ回線:

  • 5G: n1, n3, n28, n41, n77, n78 に対応しており、主要バンドを網羅しています。
  • 4G: B1, B3, B19, B21, B28, B42 に対応。プラチナバンドのB19を含む主要バンドに対応しています。
  • 3G: B1, B5に対応。
  • 2G: GSMに対応。

au回線:

  • 5G: n28, n77, n78 に対応しており、主要バンドを網羅しています。
  • 4G: B1, B3, B11, B18, B26, B28, B41 に対応。プラチナバンドのB18を含む主要バンドに対応しています。
  • 3G: B1に対応。
  • 2G: GSMに対応。

ソフトバンク回線:

  • 5G: n3, n28, n77 に対応しており、主要バンドを網羅しています。
  • 4G: B1, B3, B8, B41 に対応。プラチナバンドのB8を含む主要バンドに対応しています。
  • 3G: B1, B8に対応。
  • 2G: GSMに対応。

楽天モバイル回線:

  • 5G: n3, n28, n77, n78 に対応しており、主要バンドを網羅しています。
  • 4G: B3, B18, B28 に対応。パートナー回線(au)のプラチナバンドB18にも対応しているため、広いエリアで利用可能です。
  • 3G: 楽天モバイルは3Gサービスを提供していません。
  • 2G: 楽天モバイルは2Gサービスを提供していません。

結論

総合的に見ると、この対応バンドは非常に幅広く、日本の主要4キャリアのネットワークで問題なく利用できる可能性が高いと言えるでしょう。 特に、各キャリアの主要な5Gバンドに対応している点は、今後の高速通信利用において大きなメリットとなります。

motorola razr 50の評価

motorola razr 50 3台

8つの基準で「motorola razr 50」を5段階で評価してみました。

項目別評価

画面の見やすさ:★★★★☆
メイン、アウトディスプレイともに大型有機ELで発色も鮮やか。メインは120Hz、アウトは90Hzで表示も滑らかですが、折り目が光の角度により気になる場合があるため星4つとしました。

スペック:★★★☆☆
プロセッサはミドルレンジで、重い3Dゲームなど高い処理性能を求める用途には不向きです。しかし、RAM12GB、ストレージ512GBとメモリ容量は大きく、日常使いでは十分な性能です。

耐久性:★★★★☆
IPX8の高い防水性能に加え、ディスプレイ破損時の無料サポートも用意されており安心感があります。ただし、防塵性能には対応していないため、砂や埃の多い環境での使用には注意が必要です。

デザイン:★★★★★
ヴィーガンレザーの質感と洗練されたカラー展開は非常に評価が高いです。折りたたんだ際のコンパクトさと、機能的な大型アウトディスプレイが美しく融合しています。

通信:★★★★☆
5GやWi-Fi 6Eなど最新の通信規格に対応し、おサイフケータイも利用可能です。しかし、USBポートがUSB 2.0規格のため、有線での大容量データ転送には時間がかかります。

機能:★★★★★
おサイフケータイやワイヤレス充電、ステレオスピーカーなど、日本のユーザーが求める便利な機能が網羅されています。折りたたみ構造を活かした独自のカメラ機能もユニークです。

使いやすさ:★★★★☆
閉じたまま多くの操作が完結するアウトディスプレイは非常に便利で、携帯性にも優れています。一方で、一部アプリの最適化不足や、折り目部分での操作性に課題が残ります。

価格:★★★★☆
多機能な折りたたみスマートフォンとしては13万円台と、コストパフォーマンスに優れています。MVNOの乗り換え特価などを利用すれば、さらに安価に入手できる点も魅力です。

総評:★★★★☆】

日常の利便性とデザイン性を両立した実用的な一台

motorola razr 50は、「普通のスマートフォンには飽きたけれど、奇抜すぎて使いにくいのは困る」というユーザーのニーズに見事に応えた一台です。最大の魅力は、折りたたんだ状態でも多くの操作を完結できる3.6インチの大型アウトディスプレイと、ポケットにすっぽり収まるコンパクトさにあります。

ヴィーガンレザーを用いた上品なデザインは所有欲を満たし、ファッションアイテムとしても十分に通用します。日常のあらゆるシーンで、開かずに使える手軽さと、開いた時の大画面の満足感を両立しており、これまでのスマートフォンの使い方をより快適でスマートなものへと変えてくれる可能性を秘めています。

割り切りも必要な性能とカメラ

一方で、この端末を選ぶ上ではいくつかの「割り切り」も必要です。搭載されているプロセッサーはミドルレンジ向けのため、最新のハイエンドスマートフォンと比較すると処理性能で見劣りします。特に高いグラフィック性能を要求されるゲームを快適にプレイしたいユーザーには不向きでしょう。

また、カメラは折りたたみ構造を活かしたユニークな撮影体験を提供してくれますが、純粋な画質ではPixelシリーズやGalaxyの上位モデルには及びません。特に食事の写真の写りなど、チューニングに改善の余地があるとの指摘もあります。あくまで日常のスナップやSNS用途と割り切るのが賢明です。

折りたたみスマホの入門機としての新たな選択肢

これらの点を踏まえても、motorola razr 50は非常に魅力的な選択肢です。IPX8の防水性能おサイフケータイといった、日本市場で必須とされる機能をしっかりと押さえつつ、13万円台という比較的手に取りやすい価格を実現しています。高価で手が出しにくかった折りたたみスマートフォンを、より身近な存在にした功績は大きいと言えるでしょう。「折りたたみスマホを一度使ってみたい」と考えるユーザーにとって、性能と価格、そしてデザインのバランスが取れた、まさにうってつけの入門機であり、完成度の高い一台です。

こんな人に最適

このスマートフォンが最も輝くのは、画一的なデザインのスマートフォンに飽き、新しい体験を求める一方で、日常的な使いやすさやデザイン性も妥協したくない、というユーザーです。大画面の利便性は享受しつつ、ポケットにすっきりと収まる携帯性を求める人や、アウトディスプレイを駆使してスマートに通知確認や決済を済ませたい効率重視の人にぴったりです。

また、折りたたみスマホに興味はあるものの、20万円近いハイエンドモデルには手が出しにくいと感じていた人にとっても、コストパフォーマンスに優れた本機は最適な選択肢となるでしょう。最高レベルの処理性能やカメラ画質を求めないのであれば、多くの人のモバイルライフをより豊かにしてくれる一台です。

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motorola razr 50の価格・購入先

motorola razr 50 正面

※価格は2025/08/02調査のものです。価格は変動します。

モトローラ公式オンラインストア

SIMフリー版が99,800円(税込)で販売されています。

モトローラ公式オンラインストアで「motorola razr 50」をチェックする

IIJmio

IIJmioにおける「motorola razr 50」の価格は以下の通りです。

  • のりかえ価格(2025年8月31日まで)
    一括払い: 税込79,800円
    24回払い: 月々 税込3,326円
  • 通常価格
    一括払い: 税込135,800円
    24回払い: 月々 税込5,666円
  • 注意点
    上記は端末のみの価格であり、別途プランの月額料金や初期費用、SIMカード発行手数料などが発生します。

IIJmioで「motorola razr 50」をチェックする

ECサイト

  • Amazonで89,527円、
  • 楽天市場で92,980円(税込・送料無料)、
  • ヤフーショッピングで86,980円(未使用品)、
  • AliExpressで66,418円、

で販売されています。

Amazonで「motorola razr 50」をチェックする

楽天市場で「motorola razr 50」をチェックする

ヤフーショッピングで「motorola razr 50」をチェックする

AliExpressで「motorola razr 50」をチェックする

米国 Amazon.comで「motorola razr 50」をチェックする

おすすめのライバル機種と価格を比較

motorola razr 50」に似た性能をもつスマートフォンも販売されています。価格の比較もできるので、ぜひ参考にしてみてください。

Galaxy Z Flip7

サムスンから発売された折りたたみ式の5Gスマートフォンです(2025年8月1日発売)。

Android 16、Exynos 2500、12GBメモリ、メインに約6.9インチのDynamic AMOLED 2Xディスプレイ、カバーに約4.1インチのSuper AMOLEDディスプレイ、256GBまたは512GBのストレージ、最大約31時間(動画再生時)駆動する4300mAhバッテリー、背面に約5000万画素+約1200万画素の2眼カメラ、前面に約1000万画素のフロントカメラを搭載しています。

また、AI機能(Google Gemini、「Now Brief」と「Now Bar」、進化したリアルタイム通訳など)、カメラのAI機能(AIズーム、オートズーム、AIによる編集アシスト、クリエイティブAI、AIスケッチ / ポートレートスタジオ)に対応。

リフレッシュレート 120Hz、ピーク輝度2,600nits、光学相当2倍ズーム、4K動画撮影、次世代型ProVisual Engine、IPX8/IP4X防水防塵、おサイフケータイ (NFC)、15Wワイヤレス充電、25W急速充電、4.5W逆ワイヤレス充電、指紋認証、顔認証、USB Type-C、5G通信、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、GPSにも対応しています。

価格は、Amazonで164,800円(税込・256GB・SIMフリー・SM-F766QZKASJP)、楽天市場で164,800~182,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで165,900円、米国 Amazon.comで165,900円、です。

関連記事:Galaxy Z Flip7徹底レビュー!Flip6比較で買うべきか検証

Amazonで「Galaxy Z Flip7」をチェックする

nubia Flip 2

ZTEジャパンから発売された6.9インチになる折りたたみ式の5Gスマートフォンです(2025年1月23日 発売)。

約3インチのサブディスプレイ、6.9インチの有機ELディスプレイ、MediaTek Dimensity D7300X、6GB LPDDR4xメモリ、128GB UFS 3.1ストレージ、4300mAhバッテリー、背面カメラ 50MP+2MPの2眼カメラ、前面32MPのフロントカメラを搭載しています。

また、リアルタイムAI通訳、リアルタイムAI助手IP42防水防塵、シンプルモード、デザリング、指紋認証、顔認証、Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで66,109円(Y!mobile版・SIM契約必須)、楽天市場で40,980円(送料無料・ほぼ新品)、ヤフーショッピングで74,800円、です。

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motorola razr 40

モトローラから発売された折り畳み式のフォルダブルスマホです。

Android 13、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1、8GBメモリ、6.9インチのpOLED液晶、1.5インチのOLED液晶、4,200mAhバッテリー、背面64MP+13MP+ToFの3眼カメラ、前面12MPのフロントカメラを搭載しています。

また、フリクションヒンジ、おサイフケータイ、IP52防水防塵、ステレオスピーカー、リフレッシュレート 最大144Hz、30W TurboPower チャージ対応、5W ワイヤレス充電(Qi対応)、SGS認定のブルーライトカットモード、NFC(Felica)、Motoアクション、指紋認証、顔認証、USB Type-C (USB 2.0)、5G通信、eSIM、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、GPSに対応しています。

価格は、Amazonで41,000円(税込)、楽天市場で43,439円、ヤフーショッピングで38,980円(未使用品)、です。

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Amazonで「motorola razr 40」をチェックする

Libero Flip

ZTE製の折り畳み(タテ折り)5Gスマートフォンです。

Android 13、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 1、6GBメモリ、約6.9インチの有機EL液晶、1.43インチのサブ液晶、128GBストレージ、4310mAhバッテリ、背面 50MP+2MPの2眼カメラ、前面16MPのフロントカメラを搭載しています。

また、おサイフケータイ、33W 急速充電、IP42防水防塵、デザリング、指紋認証、顔認証、NFC、Felica、シンプルホームUI、電話録音機能、4K動画撮影、ジェスチャー撮影、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。

価格は、Amazonで26,500円、楽天市場で23,980円、ヤフーショッピングで24,583円、です。

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他のモトローラ スマホと比較

他にもモトローラのスマホが販売されています。2024年モデルも多数あるので、ぜひ比較してみてください。

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