ドコモ、auから発売される5Gスマホ「arrows We2 Plus」。早くも「必要な機能が全部入ってる」と評判です。しかし、その一方で標準版「arrows We2との違いが分からない」という人も続出しているようです。
そこで今回はその性能の違いを明らかにするために7つの観点で検証していきます。
- プロセッサ(CPU)
- ディスプレイ
- バッテリー・充電
- メモリとストレージ
- カメラ
- スピーカー
- 機能
また、初代モデル「arrows We」との違いも紹介!Antutuベンチマークや初代モデルから引き継いだメリット、
購入する前に知っておきたいデメリット、評価、詳細な価格情報も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「arrows We2 Plus」、「arrows We2」が発売開始!
2024年8月9日、日本でNTTドコモの新製品「arrows We2 Plus」が発売されました(「arrows We2」は16日発売)。
FCNT合同会社が開発したAndroid 14搭載の6.6インチ 5Gスマートフォンです。
FCNTからは2021年12月に「arrows We」が発売されています。
このスマートフォンは「機能が豊富で使いやすい」、「高額でないのにUSBケーブルでパソコンにミラーリングできる」と評判でした。
新モデルはその性能を強化つつ、より使いやすい機能を追加しているようです。
もちろん、原神などの人気ゲームもプレイできますよ。
それでは早速どんなスマートフォンなのか、その性能(特徴)を詳しく見ていきましょう。
この製品の購入はこちら→ Amazon リンク
公式ページ:arrows we2シリーズ | FCNT合同会社
arrows We2 Plus F-51E:製品紹介 | FCNT合同会社
Antutuベンチマーク
上位モデル「arrows We2 Plus」が搭載するQualcomm Snapdragon 7s Gen2は、Antutu V10 ベンチマーク 総合で約 62万前後を記録しています。
例: Antutu V10 総合で「604635」、CPUで「196296」、GPUで「120815」、MEMで「128929」、UXで「158595」
投稿者: @akibaburariThreadsで見る
標準モデル「arrows We2」が搭載するMediaTek Dimensity 7025 プロセッサはAntutu V10 ベンチマーク総合で約 50万 前後を記録しています。
一方、初代モデル「arrows We」がQualcomm Snapdragon 480 5G プロセッサはAntutu V9 ベンチマーク総合で約 27万 前後を記録していました。
Snapdragon 7s Gen2 性能を比較
他のCPUが搭載するスマートフォン 15機種と比較すると、
上位モデル「arrows We2 Plus」が搭載するQualcomm Snapdragon 7s Gen2 プロセッサは8番目に高いスコアでした。
また、標準モデル「arrows We2」が搭載するMediaTek Dimensity 7025 プロセッサは12番目に高いスコアを記録していました。
<CPUランキング>
1.Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 (Xperia 5 V)・・・Antutu:約 140万 前後
2.Snapdragon 8 Gen 1 (motorola edge30 PRO)・・・Antutu:約 117万
3.Dimensity 8300 Ultra (POCO X6 Pro)・・・・・・Antutu:約 140万 前後
4.Tensor G3 (Google Pixel 8a)・・・Antutu:約 107万 前後
5.Snapdragon 7 Gen 3 (motorola edge 50 pro)・・・Antutu:約 85万 前後
6.Dimensity 8020 (motorola edge 40)・・・Antutu 約 74万
7.Dimensity 7200-Ultra (Redmi Note 13 Pro+ 5G)・・・Antutu:約72万
8.★ Snapdragon 7s Gen2 (arrows We2 Plus)・・・Antutu:約62万
9.MediaTek Dimensity 7050 (OPPO Reno11 A)・・・Antutu:約56万
10.Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 (Xperia 10 VI)・・・Antutu:約54万
11.Dimensity 7030 (motorola edge 40 neo)・・・Antutu:約 52万
12.★ MediaTek Dimensity 7025 (arrows We2/moto g64 5G)・・・Antutu:50万
13.MediaTek Helio G99 (Blackview SHARK 8)・・・Antutu:41万
14.Snapdragon 695 5G (Xperia 10 V / OPPO Reno9 A / BASIO active2)・・・Antutu:約40万 前後
15.Dimensity 700 5G (nubia Ivy/Libero 5G IV/AQUOS wish3)・・・Antutu:約35万 前後
メリット1:MediaTek Dimensity 7025 / Snapdragon 7s Gen2で高速に動作
上位モデル「arrows We2 Plus」はQualcomm Snapdragon 7s Gen2 プロセッサを搭載しています。
このプロセッサは4nmプロセスで製造された8コア、最大2.4 GHz 駆動のCPUで、AIに最適化されています。
具体的にはQualcomm AI エンジン(Qualcomm Hexagon NPU)を搭載し、AI処理をスムーズに行えます。
内蔵のGPUはAdrenoで、スムーズにマルチタスク処理やゲームを再生できるようになっています。
標準モデル「arrows We2」
標準モデル「arrows We2」はMediaTek Dimensity 7025 プロセッサを搭載しています。
このプロセッサは8nmプロセスで製造された8コア、最大2.5 GHzのCPUを搭載し、高フレームなディスプレイや高画素なカメラ、5G通信に最適化されています。
また、内蔵のGPUにIMG BXM-8-256 を採用し、ゲームパフォーマンスを向上させる「MediaTek HyperEngine ゲーム テクノロジー」にも対応しています。
初代モデル「arrows We」
一方、初代モデル「arrows We」はQualcomm Snapdragon 480 5G プロセッサを搭載していました。
原神のFPS
人気ゲームの原神は「原神」はグラフィック設定「低」もしくは「中」で、49-60 FPS で快適にプレイできます。グラフィック設定は最初のプレイで固定されており、しばらくプレイした後で設定アイコンが表示され、「中」に変更できるようです。
戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは24 FPSまで下がることがあります。
また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。
プレイできるゲーム
Qualcomm Snapdragon 7s Gen2 プロセッサはパワフルでゲームに最適化されているため、多くのゲームが動作します。
各ゲームタイトルのフレームレートは以下の通りです。
原神 Genshin Impact・・・ 49 FPS
Call of Duty: Mobile・・・ 59 FPS
PUBG Mobile・・・ 88 FPS
フォートナイト Fortnite・・・ 27 FPS
Shadowgun Legends・・・ 102 FPS
World of Tanks Blitz・・・ 107 FPS
Mobile Legends: Bang Bang・・・ 60 FPS
ジャイロセンサー搭載のため、位置ゲーム「ポケモンGO」、「信長の野望 出陣」、「ドラゴンクエストウォーク」、「Pikmin Bloom」、「駅メモ!ステーションメモリーズ!」、「妖怪ウォッチ ワールド」がプレイできます。
そのほか、比較的軽い「Honor of Kings」、「ビックリマン・ワンダーコレクション」、「HIT : The World」、「マインクラフト」、「ウマ娘」なども快適に動作します。
違い2:大型の有機ELディスプレイに変更・上位モデルは解像度が高い
上位モデル「arrows We2 Plus」は6.6インチで解像度 2400 x 1080 pxのpOLED有機ELディスプレイを、
標準モデル「arrows We2」は6.1インチで1560 x 720 px(HD+)のpOLED有機ELディスプレイを搭載しています。
初代モデル「arrows We」と比べると標準モデルは0.4インチ大型化し、新たに高コントラストで発色に優れる有機ELパネルを採用しています。
上位モデルは初代よりも0.9インチ大きくなり、解像度が大幅に向上しています。また、最大輝度1200nitにも対応しています。
<ディスプレイの仕様を比較>
上位モデル「arrows We2 Plus」・・・ 6.6インチ、2400 x 1080 pOLED有機EL(最大輝度1200nit)
標準モデル「arrows We2」・・・6.1インチ、1560 x 720(HD+)pOLED有機EL
初代モデル「arrows We」・・・5.7インチ、解像度720×1520 pxのTFT液晶
上位モデルはリフレッシュレート144Hzに対応
上位モデル「arrows We2 Plus」はリフレッシュレート144Hzに対応し、残像の少ない滑らかな映像を再生できます。
標準モデル「arrows We2」はリフレッシュレート60Hzで変更されていません。
違い3:バッテリー容量が増加・PD急速充電に対応
上位モデル「arrows We2 Plus」は5000 mAhバッテリーを、標準モデル「arrows We2」は4500 mAhバッテリーを搭載しています。
どちらのモデルもPD急速充電に対応し、短時間で充電を完了できます。
初代モデル「arrows We」と比べると、標準モデルで500mAh、上位モデルで1000mAhバッテリー容量が増え、より長い時間使えるようになっています。
また、上位モデルと標準モデルは初代モデルよりも高速に充電を完了できるように改善されています。
<バッテリー・充電の仕様を比較>
上位モデル「arrows We2 Plus」・・・5000 mAh、PD急速充電
標準モデル「arrows We2」・・・4500 mAh、PD急速充電
初代モデル「arrows We」・・・4000 mAh、Type-C充電
劣化を抑えて長く使える
Qnovo社と共同開発した独自技術を採用しているため、電池の劣化を抑え、4年後でも初期容量の80%を維持できます。
ダイレクト給電に対応
バッテリーを充電せず、端末本体に直接電力を供給することができます。これにより、劣化を抑えて電池の寿命を延ばすことができます。
違い4:上位モデルは8GBメモリ、256GBストレージに増強
上位モデル「arrows We2 Plus」は8GBメモリと256GBストレージを、
標準モデル「arrows We2」は4GBメモリと64GBストレージを搭載しています。
初代モデル「arrows We」と比べると、上位モデルはメモリ容量が2倍に、ストレージ容量が4倍に増加しています。
標準モデルと初代モデルはメモリとストレージ容量が同じになっています。
なお、いずれのモデルも共通して別売のmicroSDカードで最大1TBまで拡張・増設できます。
<メモリ・ストレージの仕様を比較>
上位モデル「arrows We2 Plus」・・・8GB + 256GB(最大1TB)
標準モデル「arrows We2」・・・4GB + 64GB(最大1TB)
初代モデル「arrows We」・・・4GB + 64GB(最大1TB)
違い5:50.1MPの2眼カメラに変更・上位版は超広角サブカメラ付きで光学手ブレ補正に対応
上位モデル「arrows We2 Plus」は背面 50.1MP + 8MPの2眼カメラと前面16.1MPのフロントカメラを、
標準モデル「arrows We2」は背面 50.1MP + 1.9MPの2眼カメラと前面 8MPのフロントカメラを搭載しています。
どちらのモデルも夜間でも明るく撮影できる「スーパーナイトショット」機能を利用できます。
初代モデル「arrows We」と比べると、標準モデルと上位モデルは背面のメインカメラの画素数が大幅に向上しています。
また、上位モデルのサブカメラは1.9MP(マクロ)から8MP(超広角)へと変更されています。
上位モデルは光学手ブレ補正(OIS)にも対応しており、標準版よりも高性能であるといえます。
前面カメラも標準モデルで+300万画素、上位モデルで+1110万画素に画素数が向上し、より高精細な写真を撮影できるようになっています。
<カメラの仕様を比較>
上位モデル「arrows We2 Plus」・・・背面 50.1MP + 8MP、前面16.1MP
標準モデル「arrows We2」・・・背面 50.1MP + 1.9MP、前面 8MP
初代モデル「arrows We」・・・背面 13.1MP+1.9MP、前面 5MP
違い6:ステレオスピーカーを搭載・上位版はDolby Atmosに対応
上位モデル「arrows We2 Plus」と標準モデル「arrows We2」はステレオスピーカーを搭載しています。
また、上位モデルのみ「Dolby Atmos」サウンドに対応し、映画館のような立体的なサウンドを再生できます。
一方、初代モデル「arrows We」は底面シングルモノラルスピーカー搭載で音質があまりよくありませんでした。
上位モデルと標準モデルは初代モデルよりも高音質なサウンドを再生できるように改善されています。
違い7:Exlider機能で片手で操作できる
上位モデル「arrows We2 Plus」と標準モデル「arrows We2」は
電源キーに、指紋と指の動きを読み取る「Exlider」(エクスライダー)機能を搭載しています。
この機能は旧「arrows」に搭載されていたもので、画面を触れることなく片手でスクロールできます。
電車内や混雑した場所など両手が使いづらい場面でも片手で快適に操作できます。
また、拡大操作ができないサイトやアプリをズームで見やすく表示させることもできます。
初代モデル「arrows We」にはこの「Exlider」機能がなく、復活を望む声が上がっていました。
上位モデルは自律神経活性度を計測する機能も使える
上位モデル「arrows We2 Plus」にのみ自律神経活性度を計測する機能が搭載されています。
この機能は背面カメラ下のセンサーからバイタルデータを読み取り、日々の健康状態を把握するものです。
計測したデータはスマートフォンのアプリ(レポート画面)から確認できます。
その他にもさざまな機能が追加されています。
スライドインランチャー・・・指定した場所から指をスライドするだけで登録したアプリ・機能をすばやく起動。
FASTフィンガーランチャー・・・特定の指(指紋)に紐づけたアプリが指紋認証のロック解除と共にすばやく起動。
FASTメモ・・・ロック解除操作なしに素早く”音声録音・テキスト・写真”メモを利用。
プライバシーモード・・・指定したアプリの非表示や通知のオフをまとめて設定。表示/非表示を簡単に切り替え。
モードの切り替え・・・通常モード、シンプルモード(アイコンや文字が大きい)、ジュニアモード(使用制限機能付き)
迷惑電話対策機能、IDやパスワードを端末本体に一括して保存して情報流出に備える機能
初代「arrows We」から引き継いだメリット
上位モデル「arrows We2 Plus」、標準モデル「arrows We2」が初代モデル「arrows We」から引き継いだメリットを紹介します。
メリット1:おサイフケータイ(Felica)に対応
上位モデル「arrows We2 Plus」、標準モデル「arrows We2」は初代モデルと同様におサイフケータイ(Felica)に対応しています。
財布がなくてもモバイルSuica、モバイルPASMO、モバイルWAON、nanaco、iD、QUICPay、楽天Payなどの電子マネー決済が利用できるので便利です。
メリット2:IP68防水防塵とMIL規格に対応
上位モデル「arrows We2 Plus」、標準モデル「arrows We2」はIP68の防水防塵に対応しています。
メリット3:防塵性能は6段階中「6」で、防水性能が8段階中「8」です。
IP68に対応しているため、深さ1.5mまでの水没に30分耐えられるほか、埃を完全にシャットアウトすることもできます。
ただし、「シャワー」や「サウナ」、「お風呂」などには対応していないので注意してください。
また、アメリカ規格 MIL-STD-810Hに準拠した耐衝撃(落下)など全23項目をクリアした高い耐久性も備えています。
メリット4:ハンドソープ洗浄とアルコール除菌に対応
上位モデル「arrows We2 Plus」、標準モデル「arrows We2」は泡タイプのハンドソープで丸洗いすることが可能です。
また、アルコール除菌での拭き取りに対応し、ウイルスなどを除菌できます。
メリット5:指紋認証と顔認証に対応
上位モデル「arrows We2 Plus」、標準モデル「arrows We2」は指紋認証と顔認証に対応し、安全かつスピーディにログインできます。
メリット6:スマホの画面を大画面モニターに映し出せる
上位モデル「arrows We2 Plus」は初代モデルと同じようにUSBポートがDPオルタネートモードの映像出力に対応しています。
そのため、外部のディスプレイなどにスマートフォンの画面を映し出し、大画面でゲームや動画を楽しめるようになっています。
「arrows We2 /We2 Plus」のデメリット
「arrows We2 /We2 Plus」のデメリットを紹介します。
デメリット1:標準モデルは144Hzのリフレッシュレートに対応していない
標準モデル「arrows We2」は144Hzのリフレッシュレートに対応していません。
一方、上位モデル「arrows We2 Plus」は144Hzのリフレッシュレートに対応し、残像の少ない滑らかな映像を再生できます。
デメリット2:標準モデルは超広角撮影、光学手ブレ補正に対応していない
標準モデル「arrows We2」のカメラはマクロ撮影には対応していますが、超広角撮影には対応していません。
また、標準モデルは光学手ブレ補正を利用できません。
一方、上位モデル「arrows We2 Plus」は超広角撮影と光学手ブレ補正に対応しています。
デメリット3:標準モデルはDolby Atmosサウンドに対応していない
標準モデル「arrows We2」はステレオスピーカーを搭載していまうが、Dolby Atmosサウンドには対応していません。
一方、上位モデル「arrows We2 Plus」はDolby Atmosサウンドに対応し、立体的なサウンドを再生できます。
デメリット4:標準モデルはDPオルタネートモードの映像出力に対応していない
標準モデル「arrows We2」はDPオルタネートモードの映像出力に対応していないため、外部モニターに映像出力できません。
一方、上位モデル「arrows We2 Plus」はDPオルタネートモード対応で外部のモニターに映像出力できます。
「arrows We2 / We2 Plus」のスペック
- モデル arrows We2 / arrows We2 Plus
- ディスプレイ 6.1インチ、1560 x 720(HD+)pOLED有機EL / 6.6インチ、2400 x 1080 pOLED有機EL
- 液晶の機能 Eyecare(ブルーライト低減)
- リフレッシュレート 60Hz / 144Hz
- プロセッサ MediaTek Dimensity 7025 / Snapdragon 7s Gen2
- GPU IMG BXM-8-256 / Qualcomm Adreno
- RAM(メモリ) 4GB / 8GB
- 拡張メモリ 対応
- ストレージ 64GB / 256GB
- 外部ストレージ microSDXCカードで最大1TBまで
- バッテリー 4500 mAh / 5000 mAh
- 充電 PD急速充電、Type-C
- 背面カメラ 50.1MP + 1.9MP / 50.1MP + 8MP
- 前面カメラ 8MP / 16.1MP
- ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11 a/b/g/n/ac/ax,2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.2
- 衛星測位 GPS / GLONASS / Beidou / QZSS / Galileo
- NFC/おサイフケータイ 対応・Felica
- デザリング Wi-Fi:10台、USB:1台、Bluetooth:4台
- インターフェース USB3.1 Type-C (OTG)、3.5mmイヤホンジャック
- 映像出力 DisplayPort 1.4 / Wi-Fiを経由したディスプレイ出力
- オーディオ Dolby Atmos、ハイレゾ音源の再生
- 防水防塵 IP68、防水:IPX5 / IPX8、防塵:IP6X
- 耐久性 MIL規格(23項目準拠)、耐衝撃
- 機能 Exlider、バイタルデータの測定、ハンドソープ洗浄、アルコール除菌、緊急速報、スライドランチャー、FASTフィンガーランチャー、FASTメモ、ダイレクト給電、プライバシーモード
- 生体認証 指紋認証、顔認証
- 筐体 本体重量の約60%にリサイクル素材を使用
- OS Android 14 (最新Android OSへのアップデートを最大3回まで)
- サイズ 非公開
- 重量 非公開
- カラー ローズゴールド、ホワイト、ブラック
- SIMカード nanoSIM / eSIM
対応バンド
上位モデル「arrows We2 Plus」と標準モデル「arrows We2」は5G通信に対応しています。
SIMはNanoSIMと物理的なカードを必要としないeSIMに対応しています。
対応バンドは以下の通りです。
5G SA TDD n78(3.7GHz)、n79(4.5GHz)
5G NSA FDD n1(2.0GHz)、n28(700MHz)、n78(3.4GHz)、n78(3.5GHz)、n78(3.4GHz-3.5GHz)、n78(3.7GHz)、n79(4.5GHz)、n257(28GHz)
4G(LTE)バンド1 (2.0GHz)、バンド3 (1.7GHz)、バンド19 (800MHz)、バンド21 (1.5GHz)、バンド28 (700MHz)、TD-LTE バンド42 (3.4GHz,3.5GHz)
5G通信はSub-6に対応しています。Sub-6はn78(国際的に主要な5G通信の周波数帯)、n79(ドコモのみが対応している周波数帯)の2つがありますが、その両方に対応しています。
4Gの対応バンドは豊富で、ドコモ、ソフトバンク、ワイモバイル、au、楽天モバイル回線に対応しています。
ただし、モバイル通信を利用するには、自分のSIMがスマホ側のバンドに対応している必要があります。
こちらのページで対応しているかどうかを確認できます。
ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイル回線の「対応バンド」を詳細にチェック!
「arrows We2 /We2 Plus」の評価
6つの基準でNothing「arrows We2 /We2 Plus」を5段階で評価すると以下のようになります。
スペック:★★★★
デザイン:★★★
通信:★★★★★
機能:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
価格:★★★
<総合評価>
2021年12月に発売された「arrows We」の後継モデルになります。
OSをAndroid 11からAndroid 14に変更したほか、プロセッサや機能などを大幅に強化しています。
特に機能面では画面を触れることなく片手でスクロールできる「Exlider」(エクスライダー)機能を搭載し、
操作性が格段に向上しています。
また、自律神経活性度を計測する機能を搭載するなど、他のスマホにはない独自性も備えています。
標準モデルと上位モデルのどちらを買うべきか?
販売されるのは上位モデル「arrows We2 Plus」と標準モデル「arrows We2」の2種類があります。
共通した機能もありますが、やはり性能の差が大きく、どちらを選ぶかが非常に重要になります。
選択の決め手になるのは「プロセッサ」、「リフレッシュレート」、「カメラ」、「映像出力」、「オーディオ」の5点です。
上位モデル「arrows We2 Plus」はSnapdragon 7s Gen2搭載で、リフレッシュレート144Hz、光学手ブレ補正・超広角撮影、DP映像出力、Dolby Atmosサウンドに対応しています。
一方、標準モデル「arrows We2」はMediaTek Dimensity 7025搭載で、リフレッシュレート144Hz、光学手ブレ補正・超広角撮影、DP映像出力、Dolby Atmosサウンドに対応していません。
上位モデルは弱点がほぼなく、必要な機能が全部そろっていいますが、その分 価格が高くなります。
一方、標準モデル「arrows We2」は上位モデルと比べてプロセッサ性能がやや劣りますが、決して大きな差ではありません。
カメラをあまり使わなければ光学手ブレ補正・超広角撮影は必要ないでしょうし、
音楽や動画視聴にこだわりがなければリフレッシュレート144HzやDolby Atmosサウンドに対応していなくても問題にはなりません。
ただし、標準モデルがDP映像出力できないのは致命的です。
2020年7月に発売された「arrows 5G F-51A」でできたものが標準モデルでできなくなっており、これが使えないと「arrows We2」を選ぶ意味がないともいえます。
しかしながら、おサイフケータイや防水防塵、MIL規格の高い耐久性、ハンドソープ洗浄、アルコール除菌での拭き取りなどにも対応しており、
日本で販売されるスマホの中ではシャープのAQUOSシリーズに近い利便性を持っていることはたしかです。
利用できない機能に納得できれば、あえて価格の安い標準モデルを選ぶのもアリでしょう。
国内メーカーの機能性の高い5Gスマホを探している人におすすめします。
「arrows We2」の価格・販売先
SIMフリーモデル「arrows We2 M07」は8月16日に発売されています。
ドコモ
2024年8月9日 発売
arrows We2 F-52E
分割支払金 916円×24回、支払総額/現金販売価格 22,000円
ドコモで「arrows We2 F-52E」をチェックする
au オンラインショップ
2024年8月16日に「arrows We2 FCG02」を発売予定
機種代金22,001円
キャンペーン適用で最大割引後の機種代金 16,501円
さらにスマホトクするプログラム適用で実質負担額11,047円
頭金0円
毎月のお支払額 初回487円 2回目以降(×22回)480円 +最終回 5,454円
au オンラインショップで「arrows We2 FCG02」をチェックする
UQ mobile
8月16日に「arrows We2 FCG02」を発売
一括(現金販売価格)5,501 円
スマホトクするプログラム適用で
実質負担額 47 円、初回 3 円 、2回目以降(×22回)2 円 + 最終回 5,454 円
UQ mobileで「arrows We2 FCG02」をチェックする
IIJmio
8月16日に「arrows We2 M07」を発売
「arrows We2」
8月14日から10月31日まで「arrows新機種発売記念キャンペーン」
一括1万9800円、24回払いが月826円
<通常価格>
一括価格は3万2800円、24回払いは月1376円
IIJmioで「arrows We2」をチェックする
ECサイト
楽天市場で39,850円(送料無料)、
ヤフーショッピングで32,780円、
で販売されています。
Amazonで「arrows We2」をチェックする
楽天市場で「arrows We2」をチェックする
ヤフーショッピングで「arrows We2」をチェックする
「arrows We2 We2 Plus」の価格・販売先
SIMフリーモデル「arrows We2 Plus M06」は8月16日に発売されています。
ドコモ
arrows We2 Plus F-51E
分割で1,783円×23回 (41,030円) 支払24回目(残価) 21,120円
一括で62,150円
ドコモで「arrows We2 Plus F-51E」をチェックする
楽天モバイル
予約受付を8月8日11時から開始
10月15日9時から発売開始
49,900円
楽天モバイル「arrows We2 Plus」をチェックする
IIJmio
8月14日から「arrows We2 Plus M06 (12GB/256GB)」を発売
8月14日から10月31日まで「arrows新機種発売記念キャンペーン」
一括3万6800円、24回払いが月1534円
<通常価格>
一括価格は5万4800円、24回払いは月2289円
IIJmioで「arrows We2 Plus」をチェックする
ECサイト
Amazonで59,950円(税込)、
楽天市場で68,859円(送料無料)、
ヤフーショッピングで55,880円(送料無料)、
で販売されています。
Amazonで「arrows We2 Plus」をチェックする
楽天市場で「arrows We2 Plus」をチェックする
ヤフーショッピングで「arrows We2 Plus」をチェックする
おすすめの類似製品を紹介
「arrows We2 /Plus」に似た性能を持つスマートフォンも販売されています。
「AQUOS sense9」
シャープから発売された6.1インチの5Gスマートフォンです(2024年11月17日 発売)。
Android 14、Snapdragon 7s Gen2、Pro IGZO OLED液晶、6GB / 8GB LPDDR4X メモリ、128GB / 256GB UFS 2.2 ストレージ、5000 mAhバッテリー、背面50.3MP + 50.3MPの2眼カメラ、32MPのフロントカメラを搭載しています。
また、ステレオスピーカー、ハイレゾ、ハイレゾワイヤレス、最大240Hzの可変リフレッシュレート、おサイフケータイ(FeliCa)、IP68防水防塵、MIL-STD-810G、+6GBの仮想メモリ機能、
最大1TBまでのストレージ拡張、デザリング、顔認証(マスク対応)、サイド指紋認証、音声認識 エモパー、アルコール除菌シート、ハンドソープ、eSIM、
USB3.2 Gen1 Type-C (OTG/DisplayPort v1.4)、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、GPSに対応しています。
価格は、楽天市場で65,230円(送料無料)、ヤフーショッピングで65,230円(送料無料)、です。
関連記事:高画質で音もいい「AQUOS sense9」とsense8を比較
「AQUOS wish4」
シャープから発売されたAndroid 14 搭載の6.6型 5Gスマートフォンです。MediaTek Dimensity 700、HD+液晶、64GB、5000 mAh バッテリー、背面50.1MPのメインカメラ、前面8MPのフロントカメラを備えるほか、
IP68防水防塵、MIL-STD-810H、おサイフケータイ、アルコール除菌、ハンドソープ洗浄、顔認証(マスク対応)、サイド指紋認証、Wi-Fi 5に対応しています。
価格は、Amazonで29,800円(税込)、楽天市場で31,900円(送料無料)、ヤフーショッピングで37,400円です。
関連記事:6.6の大画面「AQUOS wish4」のメリット・デメリットを解説
「BASIO active2」
シャープから発売されたAndroid 14搭載の5.7型 5Gスマートフォンです。にQualcomm Snapdragon 695 5G、HD+液晶、背面50.3MPのメインカメラ搭載で、おサイフケータイ(Felica)、IP68防水防塵、ハンドソープ洗浄、アルコール除菌に対応しています。
価格は、楽天市場で32,637円(ほぼ新品・送料無料)です。
関連記事:「BASIO active2」ピカイチの便利さ? 格安 SIMフリースマホと徹底 比較!
「AQUOS sense8」
シャープから発売された6.1インチの5G スマートフォンです。Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1、IGZO OLED液晶、128GB UFS 2.2、5000mAhバッテリー、背面50.3MP+8MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラ搭載で、
新画質エンジン「ProPix5」、光学式手ブレ補正、光学2倍相当のズーム、おサイフケータイ、IP68防水防塵、MIL-STD-810G(16項目)、PD3.0 急速充電、リフレッシュレート 90Hz(最大180Hz)、マスク顔認証、サイド指紋認証、USB Type-C (OTG/USB3.2 Gen1/DP1.4映像出力)、5G通信、NFC、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで49,000円、楽天市場で49,852円、ヤフーショッピングで53,550円です。
関連記事:満足度が超高い「AQUOS sense8」と人気5Gスマホを比較
「motorola edge 50 pro」
モトローラから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです。
Android 14、Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3、12GB LPDDR4X メモリ、解像度2712 x 1220 pxの有機EL液晶、256GB UFS2.2 ストレージ、4500mAh バッテリー、背面50MP+13MP+10MPの3眼カメラ、前面50MPのフロントカメラを搭載しています。
また、128W急速充電、RAMブースト、10Wワイヤレスパワーシェアリング、Dolby Atmos対応のステレオスピーカー、おサイフケータイ(NFC FeliCa)、IP68防水防塵、リフレッシュレート 144Hz、タッチサンプリングレート 360Hz、デザリング、Google アシスタント、指紋認証、顔認証、セキュリティ機能「ThinkShield Moto Secure」、eSIM、USB Type-C (USB 3.1)、5G通信、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで66,200円、楽天市場で68,000円(送料無料)、ヤフーショッピングで74,800円(送料無料)、AliExpressで66,052円、です。
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「Xperia 10 VI」
ソニーから発売された6.1インチの 5Gスマートフォンです。Android 14、Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 プロセッサと6GB メモリを搭載。フルHD+液晶、128GB UFS ストレージ、5000mAhバッテリー、背面48MP + 8MPの2眼カメラ、前面8MPのフロントカメラを搭載しています。
また、フロント ステレオスピーカー (ソニーのチューニング)、IP68防水防塵、いたわり充電(劣化しにくい・3年間使える)、おサイフケータイ、サイド指紋認証、開閉式スタンド付きの専用カバー「Style Cover with Stand for Xperia 10 VI」(別売)、USB Type-C 2.0 (OTG)、5G通信、Wi-Fi 5のデュアルバンド、Bluetooth 5.2、GPSに対応しています。
価格は、Amazonで69,300円(XQ-ES44 B1JPCX0)、楽天市場で63,980円(送料無料・XQ-ES72)、ヤフーショッピングで65,980円(送料無料・au・未使用品)、AliExpressで58,774円、米国 Amazon.comで、$358.99です。
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「OPPO Reno11 A」
OPPOから発売された6.7インチの5Gスマートフォンです。
ColorOS 14 (Android 14 ベース)、MediaTek Dimensity 7050 プロセッサと8GB LPDDR4x メモリを搭載。フルHD+の有機EL液晶、128GBストレージ、5000 mAhバッテリー、背面64MP + 8MP + 2MPの3眼カメラ、前面32 MPのフロントカメラを搭載しています。
また、67W急速充電、リフレッシュレート 最大120Hz 可変(120Hz/90Hz/60Hz)、タッチサンプリングレート 最大 240 Hz、おサイフケータイ、IP65s防水防塵、ノイズキャンセリング、ディスプレイ指紋認証、顔認証、最大2TBまでのストレージ拡張、USB Type-C (OTG)、5G通信、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.2、4衛星測位のGPSに対応しています。
価格は、Amazonで43,500円(税込)、楽天市場で44,323円(送料無料)、ヤフーショッピングで48,800円、です。
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