「TRIMUI SMART」実は名機? ミニサイズの携帯ゲーム機と徹底 比較!


2022年11月に発売された「TRIMUI SMART」と ミニサイズの携帯ゲーム機を徹底 比較!価格や収録ゲーム数、対応エミュレーター、スペックの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年11月、「TRIMUI SMART PRO」が発売されました。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「TRIMUI SMART」の特徴

TRIMUI SMART」の特徴をまとめてみました。

2.4インチの極小ボディ・重さ100g

TRIMUI SMART」は2.4インチで解像度240x320pxIPS LCDディスプレイを搭載。広視野角のIPSパネル採用でどの角度からも見やすく表示できます。また、クレジットカードほどの大きさの極小ボディを採用。重さはわずか100gでポケットに入れて持ち運びできます。そのほか、3.5時間駆動する1200mAhバッテリーを搭載。Type-Cで充電することもできます。

1.5GHz駆動・21種エミュ・セーブ機能

TRIMUI SMART」は1.5GHzで駆動するARMプロセッサを搭載。メモリはLPDDR3規格で128MB搭載しています。また、ファミコン、ゲームボーイ、ネオジオ、メガドライブ、MAMEなど21種類以上のエミュレーターに対応。自分で吸い出したゲームのROMを追加することもできます。そのほか、クイックセーブ機能に対応し、9つまで保存可能。ゲームのお気に入り登録履歴にも対応し、すばやくゲームにアクセスできます。

Wi-Fi通信・Bluetoothイヤホン・4秒の高速起動

TRIMUI SMART」は新たにWi-Fi機能を搭載。OTAアップデートを利用して最新のファームウェアにアップグレードできます。また、Bluetoothに対応し、ワイヤレスイヤホンと接続可能。マイク付きのヘッドセットやAppleのAirPodsシリーズとも接続できます。

そのほか、LinuxベースのTRIMUI OSを搭載し、4秒高速起動が可能。0.5Wの内蔵スピーカーを備えるほか、L/Rボタンの操作、ゲームプレイ中の画像を撮影できるスクリーンショット機能も利用できます。

公式ページ: TRIM-UI RETRO GAME

価格を比較

TRIMUI SMART」と「GKD Mini Plus」、「ANBERNIC RG35XX」、「Miyoo Mini」の価格を比較してみました。

「TRIMUI SMART」

TRIMUI SMART」は、AliExpressで$40.92 (日本円で約6479円)、米国 Amazon.comで$89.99 (日本円で約14249円)で販売されています。

「GKD Mini Plus」

GKD Mini Plus」は、Amazonで14,999円、AliExpressでUS $169.68で販売されています。

「ANBERNIC RG35XX」

ANBERNIC RG35XX」は、Amazonで8,999円 (税込)、ヤフーショッピングで9,699円 (Whatsko公式)、ANBERNIC日本公式サイトで6,999円(セール価格)、AliExpressでUS $54.39、米国 Amazon.comで$73.99 で販売されています。

「Miyoo Mini」

Miyoo Mini」は、Amazonで10,999円 (税込・Plus版)、AliExpressでUS $45.67 (V2モデル・V3モデルはUS $63.8)、米国 Amazon.comで$123.99 (V2モデル・ケース付き)で販売されています。

収録ゲーム数・対応エミュレーターを比較

TRIMUI SMART」と「GKD Mini Plus」、「ANBERNIC RG35XX」、「Miyoo Mini」の収録ゲーム数・対応エミュレーターを比較してみました。

「TRIMUI SMART」

収録ゲーム数

microSD 32GBで5000以上のゲームを収録(※販売先によって異なる)※15,000ゲームに互換性あり

対応エミュレーター

ATARI2600,ATARI7800,ARCADE,CPS1,CPS2,CPS3,FC,GB,GBA,MAME,MAME PLUS,MAME2010,MD,MS,NEOGEO,NGP,PCE,PGM,PS,SFC,WSCなど21種類以上

<補足>

PS1ぐらいのエミュレーターなら、ほとんど快適に動作するようです。CP3など負荷が高めのゲームは動きが遅くなるらしいです。SFCは動作しますが、一部のゲームで保存できないなど不具合が生じることがあるようです。

「GKD Mini Plus」

収録ゲーム数 2500以上

対応エミュレーター PSP、PS1、NEOGEO、MAME、Lynx、GB、GBA、GBA、PCE、WSC、SMS、POKE MINI、SEGA MD、MD 32、SFC、FC、MD、CDなど多数

「ANBERNIC RG35XX」

収録ゲーム数

64GB SD カード(互換性のある 5000 以上のゲーム)、 64GB+128GB SD カード(合計 8000 以上のゲームに対応)

対応エミュレーター

PS1,CPS,FBA,NEOGEO,GBA,GBC,GB,SFC,FC,MAME,MD,GG,PCE,NGPC,WSCなど他のフォーマットゲームを含む

「Miyoo Mini」

収録ゲーム数

3000以上 ※モデル・販売先によって異なっています。ゲームはmicroSDカードに収録

対応エミュレーター

PS1,CPS1/2/3、FBA,GBA,GBC,GB,SFC,FC,MD,SMS,GG,NEOGEO,PCE,WSCなど16種以上

「TRIMUI SMART」のスペック

  • ディスプレイ 2.4インチ、解像度240 x 320 pxのIPS LCD
  • プロセッサ ARM 1.5GHz (Allwinner S3)
  • RAM(メモリ) 128MB LPDDR3
  • ストレージ 8GB/12GB (microSD 32GBが販売中)
  • バッテリー 1000mAh (※正しくは1200mAh)
  • 駆動時間 3.5時間
  • カメラ なし ※スクリーンショット機能は利用可
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 802.11b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.0
  • インターフェース USB Type-C (充電用・5V/1A)、TFカードスロット
  • スピーカー 内蔵・0.5W
  • セーブ機能 9つまで保存可
  • ゲームの追加 対応(microSDカード経由)
  • ボタン 十字キー、ABXYボタン、L/Rボタン、ON/OFF、セレクト、メニュー、スタート
  • 言語 英語、中国語
  • 筐体の素材 ABS樹脂 (ストラップ対応)
  • OS LinuxベースのTRIMUI OS ※4秒の高速起動、OTAアップグレード対応
  • UI TRIMUI Theme
  • サイズ 110 x 58 x 15 mm
  • 重量 100 g
  • カラー ホワイト、イエロー、パープル、グリーン
  • 発売日 2022年11月

「TRIMUI SMART」のメリット

TRIMUI SMART」のメリットを紹介します。

2.4インチのIPS LCD液晶が広視野角で見やすい

TRIMUI SMART」は2.4インチで解像度240x320pxのIPS LCDディスプレイを搭載。広視野角のIPSパネル採用でどの角度からも見やすく表示できます。

一方、「GKD Mini Plus」は3.5インチで解像度640x480pxのIPSディスプレイを搭載しています。「ANBERNIC RG35XX」は3.5インチで解像度640×480 pxのIPSディスプレイを搭載しています。「Miyoo Mini」は2.8インチで解像度640x480pxのIPSスクリーンを搭載しています。

1.5GHz ARMでPS1ゲームも動作する

TRIMUI SMART」は1.5GHzで駆動するARMプロセッサを搭載しています。また、メモリはLPDDR3規格で128MB搭載し、PS1ゲームも動作します。

一方、「GKD Mini Plus」はRockchip RK3566と1GBメモリを搭載しています。「ANBERNIC RG35XX」はATM70395 クアッドコアプロセッサとDDR3 256MBメモリを搭載しています。「Miyoo Mini」は1.2GHzで駆動するCortex A7プロセッサと128MB DDR3メモリを搭載しています。

21種類以上のエミュレーターに対応

TRIMUI SMART」はファミコン、ゲームボーイ、ネオジオ、メガドライブ、MAMEなど21種類以上のエミュレーターに対応しています。

一方、「GKD Mini Plus」は数十種類以上の豊富なエミュレーターを搭載しています。「ANBERNIC RG35XX」は16種類以上のエミュレーターに対応しています。「Miyoo Mini」は16種以上のエミュレーターに対応しています。

1200mAhバッテリー搭載で3.5時間駆動できる

TRIMUI SMART」は、3.5時間駆動する1200mAhバッテリーを搭載しています。また、Type-Cで充電することもできます。

一方、「GKD Mini Plus」は3000mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「ANBERNIC RG35XX」は5時間駆動する2100mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。「Miyoo Mini」は1900mAバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。

Wi-FiとBluetooth通信に対応

TRIMUI SMART」はWi-Fi機能を搭載。OTAアップデートを利用して最新のファームウェアにアップグレードできます。また、Bluetoothに対応し、ワイヤレスイヤホンと接続可能。マイク付きのヘッドセットやAppleのAirPodsシリーズとも接続できます。

一方、「GKD Mini Plus」はWi-Fi、Bluetooth通信に対応しています。「ANBERNIC RG35XX」と「Miyoo Mini」は通信機能を備えていません。

厚さ15mmで100gの極小ボディ・4色カラー

TRIMUI SMART」はクレジットカードほどの大きさの極小ボディを採用しています。また、重さはわずか100gでポケットに入れて気軽に持ち運びできます。

一方、「GKD Mini Plus」は小型軽量ボディで ブラック、ホワイト、ピンク、イエロー、グリーンの5色を用意しています。「ANBERNIC RG35XX」は厚さ2.0 cmで重さ165 gの小型ボディで、グレー、トランスペアレントホワイト、トランスペアレントパープルの3色を用意しています。「Miyoo Mini」は厚さ18mmで重さ110gの小型軽量デザインで、ホワイト、グレーの2色を用意しています。

セーブ機能あり・9つまで保存できる

TRIMUI SMART」はクイックセーブ機能に対応し、9つまで保存可能です。また、ゲームのお気に入り登録や履歴にも対応し、すばやくゲームにアクセスできます。

一方、「GKD Mini Plus」、「ANBERNIC RG35XX」、「Miyoo Mini」もセーブ機能に対応しています。

4秒の高速起動・ゲームの追加に対応

TRIMUI SMART」はLinuxベースのTRIMUI OSを搭載し、4秒の高速起動が可能です。また、microSD経由で自分の吸い出したゲームのROMを追加することもできます。

一方、「GKD Mini Plus」はGMenu OS搭載でゲームも追加できます。「ANBERNIC RG35XX」はLinux OS搭載で、自分で吸い出したゲームの追加も可能になっています。「Miyoo Mini」はLinux (Retoroarch)搭載でゲームの追加も可能です。

「TRIMUI SMART」のデメリット

「TRIMUI SMART」のデメリットを紹介します。

R2/L2ボタンがない

TRIMUI SMART」はR2/L2ボタンがありません。

一方、「GKD Mini Plus」、「ANBERNIC RG35XX」、「Miyoo Mini」はR2/L2ボタンを搭載しています。

システム言語が日本語に対応していない

TRIMUI SMART」のシステムは英語、中国語対応で、日本語には対応していません。※収録ゲームはほとんどが英語、中国語になります。

一方、「ANBERNIC RG35XX」は日本語に対応しています。

「GKD Mini Plus」、「Miyoo Mini」は英語、中国語のシステム言語に対応しています。

「TRIMUI SMART」の評価

TRIMUI SMART」の評価を紹介します。

スペック:★★★

通信:★★★★

機能:★★★

デザイン:★★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★

<総合評価>

TRIMUIから発売された超小型サイズの携帯ゲーム機になります。2022年11月に発売されて以降、評判がいまいち良くありませんでしたが、ファームウェアの改善により、バグや不具合が減り、現在ではPS1ゲームも快適に動作することが報告されています(最新のYouYube動画レビューをご覧ください)。

もともとこのゲーム機は極限まで本体サイズを小さくしたモデルで、プロセッサやメモリ性能があまり高くありませんでした。ファミコンやメガドライブ、ゲームボーイ、セガ マスター、アタリ、ネオジオなど比較的軽めのゲームがメインのゲーム機で、負荷が高めのゲームには向いていません。

ただし、携帯性においては抜群によく、ポケットにも余裕で入る小型サイズ。しかも、ヨコ型でWi-FiとBluetoothに対応しているという他の超ミニ携帯ゲーム機にはないメリットもあります。この持ち運びやすさにおいては、現在流行っているポータブルゲーミングPCも適いません。

デザインは丸みがあってキュートでホールドしやすい形状になってますね。前モデルは玄人好みの角ばったデザインでしたが、新モデル「TRIMUI SMART」は、よりホールドしやすく親しみのあるデザインになりました。新モデルの方が初心者には扱いやすいと思います。

なお、収録ゲームはおそらく他のゲーム機に入れることが可能です。RPGゲームなど大きめのディスプレイでプレイしたい場合はゲームのROMだけ他のゲーム機に移動させて遊ぶということも可能です。軽めのゲームだけ「TRIMUI SMART」で遊ぶという使い分けができますね。

TRIMUI SMART」の現在の価格は9,999円 (Amazon)。できればもっと安い価格にしてほしい感じがしますが、Wi-FiとBluetooth対応なので妥当かも。超小型サイズのレトロな携帯ゲーム機を探している人におすすめです。

「TRIMUI SMART」の販売・購入先

TRIMUI SMART」は、

AliExpressで$40.92 (日本円で約6479円)、

米国 Amazon.comで$89.99 (日本円で約14249円)、

で販売されています。

Amazonで「TRIMUI SMART」をチェックする

楽天市場で「TRIMUI」をチェックする

ヤフーショッピングで「TRIMUI SMART」をチェックする

AliExpressで「TRIMUI SMART」をチェックする

米国 Amazon.comで「TRIMUI SMART」をチェックする

 

他のゲーム機と比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報、性能、価格などが分かるようになっています。

1.「Miyoo Mini A30」(2.8型・ヨコ・26種エミュ・超小型)

2.「ANBERNIC RG28XX」(2.8インチ・Allwinner H700)

3.「TRIMUI SMART PRO」(4.96型・Allwinner A133 Plus)

4.DATA FROG「M17」(4インチ・RK3126・EmuELEC 4.3)

5.「ANBERNIC RG Nano」(タテ型・1.54インチ)

6.「DATA FROG SF2000」(ヨコ型・3.0インチ)

7.「GKD Mini Plus

8.「ANBERNIC RG35XX

9.「Miyoo Mini」(Plus)

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