「ANBERNIC RG Nano」のメリット、デメリットを解説!エミュレーターや収録ゲーム、他のゲーム機との比較、スペック、評価、詳細な価格情報、おすすめの類似製品も掲載しています。
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「ANBERNIC RG Nano」が発売開始!
2023年6月、中国のゲーム機器メーカーANBERNIC(アンバーニック)の新製品「RG Nano」(アールジーナノ)が発売されました。
Linux OSを搭載した1.54インチのミニ携帯ゲーム機です。
ANBERNICからは2022年に3インチの「ANBERNIC K101 Plus」が発売されています。
このゲーム機は「デザインがゲームウォッチみたい」、「ゲームボーイアドバンスに最適」と評判でした。
新モデルはさらに小型化し、25種類以上のエミュレーターに対応したことで話題になっています。
もちろん、レトロアーチを利用してチートも使えますよ。
それでは早速どんなゲーム機なのか、その特徴(メリット)を詳しく見ていきましょう。
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公式ページ:NEW ANBERNIC RG Nano – anbernic
1.54インチのIPS液晶・リフレッシュレート 60Hzに対応
「ANBERNIC RG Nano」は1.54インチで解像度240 x 240 pxのIPSディスプレイを搭載しています。
このディスプレイはリフレッシュレート 60Hzに対応し、レトロゲームの映像を滑らかに再生できます。
また、本体と液晶の間に段差がないフルフィットスクリーンを採用しています。
他の携帯ゲーム機と比較
一方、「TRIMUI SMART」は2.4インチで解像度240x320pxのIPS LCDディスプレイを搭載しています。
「DATA FROG SF2000」は3.0インチのIPSスクリーンを搭載しています。
「Miyoo mini Plus」は3.5インチで解像度640 x 480 pxのIPSスクリーンを搭載しています。
25種類以上のエミュレーターに対応
「ANBERNIC RG Nano」は25種類以上のエミュレーターに対応しています。
具体的には、ゲームボーイ、スーパーファミコン、メガドライブ、プレイステーション1、PCエンジン、ネオジオポケット、ポケモンミニなどのゲームをプレイできるようになっています。
CPUに1.2GHz駆動のCortex-A7を採用しています。64MB DDR2メモリも内蔵し、レトロゲームもスムーズに動作します。
ゲームのROMはTFカードに収録されています。
別売のmicroSDカードで最大512GBまで拡張することも可能です。
なお、レトロアーチ採用で、自分で吸い出したゲームのROMも追加してプレイ可能です。
対応エミュレーター
PS1、アーケード、GBA、SFC、NES、PCE、GB、GBC、GG、MD、SMS、WSC、NGP、LYNX、ポケモンミニ、および10種類以上の形式をサポート
※ゲームのダウンロード、追加をサポート
収録ゲーム数
64GBモデルで5433ゲーム 、128GBモデルで 8030ゲームを収録
他の携帯ゲーム機と比較
一方、「TRIMUI SMART」は21種類以上のエミュレーターに対応しています。
「DATA FROG SF2000」は7種類のエミュレーターに対応しています。
「Miyoo mini Plus」は16種以上のエミュレーターに対応しています。
1050mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応
「ANBERNIC RG Nano」は容量1050mAhのバッテリーを搭載しています。
駆動時間は2.5時間です。
充電はType-Cポートを介して行います。
一般的な10W充電で、急速充電には対応していません。
他の携帯ゲーム機と比較
一方、「TRIMUI SMART」は3.5時間駆動する1200mAhバッテリー搭載で、Type-C充電も利用できます。
「DATA FROG SF2000」は1500mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。
「Miyoo mini Plus」は5~6時間駆動する1500mAhバッテリー搭載でType-C充電に対応しています。
Hi-Fiスピーカー搭載・音楽プレイヤーとしても利用できる
「ANBERNIC RG Nano」は本体にHi-Fiスピーカーを搭載し、高音質なサウンドを楽しめます。
また、音楽プレーヤー機能でMP3、FLAC、Oggファイルを再生できます。
そのほか、ビデオ再生機能でMP4、aviファイルを再生でき、動画プレイヤーとして利用することもできます。
他の携帯ゲーム機と比較
一方、「TRIMUI SMART」は0.5Wのスピーカーを内蔵しています。
「DATA FROG SF2000」は背面にデュアルスピーカーを搭載しています。
「Miyoo mini Plus」はデュアルスピーカーを搭載しています。
厚さ1.7cmで重さ75gの超小型ボディ・アルミ合金製で3色カラーを用意
「ANBERNIC RG Nano」は厚さ1.7cm、重さ75gの超小型デザインを採用しています。
また、ボディはアルミ合金製で、パープル、ブルー、レッドの3色カラーを用意しています。
他の携帯ゲーム機と比較
一方、「TRIMUI SMART」はサイズ 110 x 58 x 15 mm、重さ100 gの超小型デザインで、ホワイト、イエロー、パープル、グリーンの4色カラーを用意しています。
「DATA FROG SF2000」はサイズ 16.6 x 6.9 x 3.2 cmで、ライトグレーとブラックカラーを用意しています。
「Miyoo mini Plus」はサイズ 93.5 x 65 x 18mmで、ホワイト、ブラック(透明)、レトロの3色カラーを用意しています。
Linux OS搭載でゲームの追加もできる
「ANBERNIC RG Nano」はLinux OS搭載で、自分で吸い出したゲームのROMを追加できます。
他の携帯ゲーム機と比較
一方、「TRIMUI SMART」はLinuxベースのTRIMUI OS搭載で、ゲームの追加に対応しています。
「DATA FROG SF2000」はSGE2.0を搭載しています。
「Miyoo mini Plus」はLinux (Retoroarch)搭載でゲームの追加に対応しています。
自動シャットダウン機能が使える
「ANBERNIC RG Nano」は自動シャットダウン機能で、一定の時間が経過した後、自動的に電源がOFFになります。
他の携帯ゲーム機と比較
一方、「TRIMUI SMART」、「DATA FROG SF2000」、「Miyoo mini Plus」は自動シャットダウン機能が使えません。
「ANBERNIC RG Nano」のデメリット
「ANBERNIC RG Nano」のデメリットを紹介します。
Wi-Fi、Bluetoothなどの通信機能がない
「ANBERNIC RG Nano」はWi-FiとBluetooth通信に対応しています。
一方、「TRIMUI SMART」はWi-Fi、Bluetoothに対応しています。「DATA FROG SF2000」はWi-Fi、Bluetoothに対応していません。「Miyoo mini Plus」はWi-Fi対応です。
映像出力に対応していない
「ANBERNIC RG Nano」はテレビやモニターに映像出力する機能がありません。
一方、「DATA FROG SF2000」はAV端子で映像出力できます。「TRIMUI SMART」と「Miyoo mini Plus」は映像出力に対応していません。
「ANBERNIC RG Nano」のスペック
- ディスプレイ 1.54インチ、解像度240 x 240 pxのIPS
※フルフィットスクリーン - リフレッシュレート 60Hz
- プロセッサ(CPU) ARM Cortex-A7 @ 1.2GHz
- RAM(メモリ)64 MB DDR2
- ストレージ 64GB TFカード
- 外部ストレージ 64GB (5433ゲーム) 、128GB (8030ゲーム)、最大512GBまで拡張可能
- バッテリー 1050 mAh ポリマーリチウムイオンバッテリー
- 駆動時間 2.5 時間
- カメラ なし
- ワイヤレス通信 なし
- インターフェース Type-C (OTG/DC)、TFカードスロット
- スピーカー Hi-Fiスピーカー
- 機能 クロック機能、音楽プレーヤー機能、ビデオ再生機能、PC接続(ゲームの追加)、自動シャットダウン機能
- システム言語 英語、中国語
- 筐体 アルミニウム合金、CNC加工
- OS Linux
- サイズ 7.1 x 4.3 x 1.7cm
- 重量 75 g
- カラー パープル、ブルー、レッド
- 付属品 USB充電ケーブル、コーデック用アダプターケーブル、キーホルダー、ギフトボックス、ユーザーマニュアル
- 音楽フォーマット MP3、FLAC、Ogg、その他のをサポート
- ビデオ形式 MP4、avi、その他のをサポート
「ANBERNIC RG Nano」の評価
「ANBERNIC RG Nano」の評価を紹介します。
スペック:★★★
通信:×(通信機能なし)
機能:★★★★
デザイン:★★★★
使いやすさ:★★★★
価格:★★★★
<総合評価>
ANBERNICから発売された超小型の携帯ゲーム機です。キーホルダーでバックやリュックに取り付けて気軽に持ち運べるというメリットがあります。
また、ゲームをプレイしないときは、クロック機能で時計として使えたり、音楽・動画再生機能で音楽プレーヤーや動画プレーヤーとして活用することができます。
ゲーム機としては25種類以上のエミュレーターに対応。64GBモデルで 5433ゲーム、128GBモデルで8030ゲームを内蔵するなど、なかなか本格的です。
ただし、Cortex-A7 1.2GHzと64MB DDR2メモリの組み合わせはそれほど性能が高いわけではなく、すべてのゲームがサクサク動作するわけではないように思います。個人的にはPS1やスーパーファミコンで遅延が生じることもあるのではないか?と思ってしまいます。
しかし、ファミコンやゲームボーイ、メガドライブ、ネオジオポケットなど軽めのゲームなら問題ないでしょう。あくまで、気軽に持ち歩いて、ちょっとした空き時間にゲームも楽しめる超小型のゲーム機です。過度な期待は禁物です。
なお、超小型サイズのゲーム機としては「TRIMUI SMART」も発売されています。こちらは独自のTRIMUI OS搭載で4秒の高速起動が可能です。また、海外では超激安の「DATA FROG SF2000」が話題です。こちらはわずか $24.82 (日本円で約3520円)で、6000ゲームを収録するなど、ある意味「激ヤバ」なゲーム機です。
「ANBERNIC RG Nano」の発売時の価格はUS $65.99 (日本円で約9,360円) 。
日本のAmazonでは10,999円で、超大人気の携帯ゲーム機「Miyoo mini Plus」と同じくらいの価格になっています。価格が同じなら無難に遊べる「Miyoo mini Plus」を選択するのもありですね。気軽に持ち運べる超小型サイズの携帯ゲーム機を探している人におすすめです。
「ANBERNIC RG Nano」の価格・販売先
ANBERNIC公式ストア
9,199円で販売されています。
ANBERNIC公式ストアで「ANBERNIC RG Nano」をチェックする
※支払い方法はPaypal、クレジットカード、デビットカード、コンビニ/銀行振込です。
ECサイト
Amazonで9,999円(税込)、
AliExpressで$49.34 (日本円で約7659円) 、
米国 Amazon.comで$69.99 (日本円で約10865円) 、
で販売されています。
Amazonで「ANBERNIC RG Nano」をチェックする
AliExpressで「ANBERNIC RG Nano」をチェックする
楽天市場で「ANBERNIC」をチェックする
ヤフーショッピングで「ANBERNIC」をチェックする
米国 Amazon.comで「ANBERNIC RG Nano」をチェックする
※AliExpressでの購入方法・支払い方法はこちらのページで紹介しています。
AliExpressで激安ガジェットをお得に購入する方法を徹底 解説

おすすめの類似製品を紹介
「ANBERNIC RG Nano」に似た性能をもつ携帯ゲーム機も販売されています。
「ANBERNIC RG35XXSP」
ANBERNICから発売された折り畳み式のLinux 携帯ゲーム機です(2024年5月17日に発売)。
Allwinner H700 プロセッサ、1GB LPDDR4 メモリ、3.5インチのIPS液晶、3300 mAhバッテリー、2つのTFカードスロット、miniHDMIポートを搭載しています。
また、ホール磁気スイッチ(自動起動、自動スリープ)、HDMI映像出力、ストリーミングプレイ、オンライン対戦プレイ、無線/有線 ゲームパッド接続、ゲームの追加、振動モーター、高音質スピーカー、Type-C x2 (OTG/電源用)、Wi-Fi 5 のac デュアルバンド、Bluetooth 4.2に対応しています。
価格は、Amazonで9,699円、ヤフーショッピングで15,980円、AliExpressで8,832円、米国 Amazon.comで$89.99、です。
関連記事:折り畳み式「ANBERNIC RG35XXSP」ゲーム機の性能を比較・検証
MagicX「XU Mini M」
MagicXから発売された2.8インチのLinux 携帯ゲーム機です。Rockchip RK3562、1GB LPDDR4 メモリ、解像度 640 x 480 pxのIPS液晶、8GB eMMCストレージ(システム用)、2600 mAhバッテリー搭載で、
デュアル ホール効果ジョイスティック(RGBライト付き)、34種類のエミュレーター、ゲームの追加、振動モーター、Moonlightアプリ、ネットワーク対戦、Wi-Fi (2.4GHz)、Bluetooth 4.2に対応しています。
価格は、AliExpressで7,428円(64GBモデル、128GBモデルで8,308円)です。
関連記事:MagicX「XU Mini M」携帯ゲーム機がRG28XX以上かを検証する
「ANBERNIC RG28XX」
アンバーニックから発売された2.83インチの携帯ゲーム機です。Allwinner H700 プロセッサ、1GB LPDDR4 メモリ、IPS液晶、3100mAh バッテリー搭載で、HDMI映像出力、Hi-Fi スピーカー、振動モーター、Wi-Fi (2.4GHz)に対応しています。
価格は、Amazonで8,999円、ヤフーショッピングで13,014円、AliExpressで7,584円、米国 Amazon.comで$59.99です。
関連記事:超小型「ANBERNIC RG28XX」の使い方と他ゲーム機との比較
「Miyoo Mini A30」
Miyoo Miniから発売された2.8インチの携帯ゲーム機です。Linux (Retro Arch)、Allwinner A33、512 MBメモリ、IPS液晶、2600 mAバッテリー搭載で、26種類以上のエミュレーター、ジョイスティックレバー、振動モーター、Wi-Fi、対戦プレイ、Hi-Fi スピーカー、ファンクションボタンに対応しています。
価格は、Amazonで8,799円(税込)、AliExpressで6,257円(64GB)、米国 Amazon.comで$49.99です。
関連記事:2.8型「Miyoo Mini A30」とライバル ゲーム機を比較する
新版「ANBERNIC K101 Plus」
ANBERNICから発売されたGBAカートリッジに対応した互換機 兼 エミュレーターゲーム機です。デュアルCPU (AM9+AM7)、32MB SDRAM メモリ、3インチのLCD TFT液晶、TFカードスロット(最大256GB)、6時間駆動できる800 mAhバッテリー、AV出力端子、GBAリンクケーブル ポート、GBA カートリッジ スロット、前面フロントスピーカー搭載で、
GBAゲームROMと完全互換、3つのモード(4:3、3:2、240×160 ドット)、6種類のエミュレーター、対戦プレイ、映像出力、Kカード(TFカードアダプタ)、バックライト(8段階で調整可)に対応しています。
価格は、Amazonで12,999円(税込)、AliExpressで10,619円です。
関連記事:GBA互換「ANBERNIC K101 Plus」の性能が斬新すぎる件
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他にもANBERNICの携帯ゲーム機が販売されています。2024モデルもあるので、ぜひ比較してみてください。
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