AIミニPC「GMKtec NucBox K9」に高評価が多い理由を解説

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AIミニPC「GMKtec NucBox K9」に高評価が多い理由を解説!ベンチマークや原神のFPS、ゲーム、メリット・デメリット、スペック、評価、詳細な価格情報も掲載しています。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「GMKtec NucBox K9」が発売開始!

2024年4月、日本で中国のPCメーカーGMKtec(ジーエムケーテック)の新製品「NucBox K9」(ナックボックス ケーナイン)が発売されました。

AI処理に強いインテル AI Boost対応のWindows 11  ミニPCです。

GMKtecからは、2024年3月に、インテル Core i5-13500H 搭載の「NucBox K7」が発売されています。

このミニPCは「超高性能でコスパが高い」と評判になりました。

新モデルは第14世代インテル Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載したことで、話題になっています。

もちろん、原神などのPCゲームもサクサクとプレイできますよ。

それでは早速どんなミニPCなのか、くわしく見ていきましょう。

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公式ページ:Intel Ultra 5 125H ミニ PC – NucBox K9 

メリット1:AIに強いCore Ultra 5 125Hの性能とベンチマーク

GMKtec NucBox K9のCPU

GMKtec NucBox K9」はインテル Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載しています。

このプロセッサは7nmプロセスで製造された14コア、18スレッド、最大4.5 GHHz駆動のCPUを搭載し、AIに最適化されています。

具体的には、AI推論タスクを低消費電力で実行できるように設計されており、

AIタスクに関連する ソフトウェアツール(OpenVINO、Intel oneAPI)もサポートされています。

これらのソフトウェアツールを利用することで、画像認識、自然言語処理、音声認識など、様々なAIタスクを高速に処理することができます。

演算能力は機械学習の性能を測定するGeekbench 5 ML ベンチマークの

  • Pose Estimation (18)で14823、
  • Style Transfer(18)で13045、

を記録しています。

TOPS(演算処理能力を示す)は公開されていませんが、

一般的には11 TOPS (1秒間に11兆回のAI演算を実行)以上であるといわれています。

このAI性能では、例えば、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」のAIを使用した動画編集や「Adobe Lightroom Classic」によるAI写真編集もサクサクとこなせます。

また、インテル AI Boostで画像生成AI「Stable Diffusion Web UI」も快適に利用できます。Metaの「LLama2」や,OpenAIの音声モデル「Whisper」なども利用できるので非常に便利です。

CPUのベンチマーク

PassmarkのCPUベンチマークは約2万2千を超えていました。

CPUのベンチマーク結果

  • PassmarkのCPUベンチマークで「22749」
  • Geekbench 6のシングルコア「2257」、マルチコア「10238」
  • Cinebench R23 シングルコア「1716」、マルチコア「14918」

ちょうどRyzen 7 7735HS (Passmark:24225)より少し低い性能で、Ryzen 7 5800H(Passmark:21080)より少し高い性能です。

Core Ultra 9 185H(Pssmark:28465)とは約6千のスコア差があり、性能の違いは大きいといえます。

CPUランキング

※PassmarkのCPUベンチマークで比較したものです。

  • 1.AMD Ryzen 7 8700G (Minisforum MS-A1)・・・Passmark:31723
  • 2.Ryzen 9 7940HS (GEEKOM A7 / MINISFORUM UM790 Pro)・・・Passmark:30504
  • 3.AMD Ryzen 9 8845HS (GEEKOM A8)・・・Passmark:29381
  • 4.AMD Ryzen 9 8945HS (MINISFORUM UM890 Pro)・・・Passmark:29246
  • 5.Ryzen 7 7840HS (Beelink SER7/MINISFORUM UM780 XTX)・・・Passmark:29937
  • 6.Core i9-13900H (Minisforum MS-01)・・・Passmark:29694
  • 7.Ryzen 7 8845HS (GEEKOM A8/Beelink SER8/GMKtec NucBox K8)・・・Passmark:28708
  • 8.Core Ultra 9 185H (Minisforum AtomMan X7 Ti)・・・Pssmark:28465
  • 9.Core i9-12900H (GEEKOM XT12 Pro)・・・Passmark:28206
  • 10.Ryzen 7 7735HS (GMKtec NucBox K5)・・・Passmark:24225
  • 11.★ Core Ultra 5 125H (GMKtec NucBox K9/MINISFORUM UH125 Pro)・・Pssmark:22418
  • 12.Ryzen 7 5800H (Beelink SER5 MAX)・・・Passmark:21080
  • 13.Core i9-11900H (GMKtec M4)・・・Passmark:20647
  • 14.Core Ultra 7 155U (GMKtec NucBox K9)・・・Pssmark:16069

グラフィック性能

CPU内蔵のGPUはインテル Arc グラフィックス 2.2 GHzで、前世代と比較して2倍のiGPUパフォーマンスを発揮。

3Dレンダリング、ビデオ編集、ライブ放送でより高速に動作するほか、ゲームでも高いパフォーマンスを発揮します。

GPUのベンチマーク

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアで約「7000」前後を記録しています。

AMDのRadeon 680Mよりも高いグラフィック性能で、

ちょうどグラフィックボードのNVIDIA GTX 1050 と同じくらいの性能です。

GPUのベンチマーク結果・グラフィックスコア

  • Fire Strike グラフィックスコアで「6764」
  • Fire Strike Extreme グラフィックスコアで「3417」
  • Time Spy グラフィックスコアで「3250」
  • 3DMark Night Raidで「21131」
  • 3DMark Wild Life「23038」

グラフィック性能を比較

※3DMark Fire Strikeのグラフィックスコアで比較したものです。

  1. GTX 1650 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:9000
  2. Radeon 890M・・・3DMark Fire Strike:8000 前後
  3. AMD Radeon 780M・・・3DMark Fire Strike:8000 前後
  4. Radeon 760M・・・3DMark Fire Strike:7800 前後
  5. GTX 1050 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:7300
  6. インテル Arc グラフィックス・・・3DMark Fire Strike:7000
  7. Radeon 680M・・・3DMark Fire Strike:6000 前後
  8. GTX 950 シリーズ・・・3DMark Fire Strike:6000

ゲーム性能

GMKtec NucBox K9とゲーム

ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレのベンチマークは、

  • FHD解像度で高品質(デスクトップPC)設定で「8146」(快適)
  • FHD解像度で標準品質(デスクトップPC)設定で「10162」(快適)

を記録しています。

多少負荷が高いPCゲームでも画質を下げればプレイできる性能です。

原神は画質「中」もしくは「高」設定で 50-60 FPSで動作します。

戦闘シーン、爆発シーンなど負荷のかかるシーンでは30 FPSまで下がることがあります。

また、街中を歩く、草原を走るなど負荷のかからないシーンでは60 FPS 以上を記録することもあります。

また、インテル Core Ultra 5 125H プロセッサはゲームに最適化されているため、多くのPCゲームをプレイできます。

各ゲームタイトルのフレームレートは以下のようになります。

以下、ゲームプレイ時の平均 フレームレートを紹介します。

ゲームタイトルのFPS 一覧

  • 原神・・・50 FPS (画質 中)
  • Apex Legends・・・65.5 FPS (フルHD、画質 中)
  • ストリートファイター6・・・59.9 FPS (画質 低)
  • サイバーパンク2077・・・49.2 FPS (画質 低)
  • RED DEAD 2・・・60 FPS (画質 低設定)
  • OG SKYRIM・・・74 FPS (画質 高 1080P)
  • パルワールド・・・50 FPS (画質 低 720P)
  • <そのほかのプレイできるゲーム>
  • GRID Legends・・・FPS:41
  • Forza Horizon 5・・・FPS:76
  • Fallout 4・・・FPS:60
  • Rise of the Tomb Raider・・・FPS:37
  • The Witcher 3 Wild Hunt・・・FPS:49
  • GTA V・・・FPS:70
  • Monster Hunter World・・・FPS:58
  • Counter Strike 2・・・FPS:39
  • Overwatch 2・・・FPS:88
  • DOTA 2・・・FPS:80
  • The King of Fighters XV・・・FPS:60
  • Tekken 8・・・FPS:57

PCゲームは画質を「中」もしくは「低」設定にすると、ほとんどのゲームを高フレームレートで快適にプレイできるようになります。最高画質ではうまく動作しないことが多いです。

対応ソフト・アプリ

新モデル「MINISFORUM UH125 Pro」はAdobeのフォトショップ(Photoshop)での画像編集、イラストレーター(Illustrator)によるグラフィック制作、ライトルーム(Lightroom)の写真編集、プレミア ラッシュ(Premiere Rush)による映像制作に対応しています。

また、動画制作では豪Blackmagic Designが開発した高機能な動画編集ソフト「DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)」サイバーリンクが開発した動画編集ソフト「PowerDirector」を利用できます。

そのほか、3Dのグラフィック制作として

ルクシオンが開発する3Dレンダリング・アニメーションソフトウエア「Keyshot 11」、グラフィック ソフトウェア会社 OTOY Inc. によって開発されたレンダリングソフト「Octane Render」、

ドイツのMAXON Computer社によるアニメーション、シミュレーションソフト「Cinema 4D」、オープンソースの統合型3DCGソフト「Blender」が使えるようになっています。

メリット2:大容量メモリ・ストレージでAIがより快適に

GMKtec NucBox K9 メモリ

AI処理や負荷の高い動画編集や写真編集などの作業では「メモリ」の性能も重要になります。

GMKtec NucBox K9」は4800MHz規格と比べて40%高速化したDDR5 5600MHz規格の32GB メモリを搭載しています。

2つのSO-DIMMスロットを活用して最大96GBまで増設することが可能です。

GMKtec NucBox K9 ストレージ

また、NVMe規格の1TB / 2TB M.2 SSD M.2 2280 ストレージを搭載し、最大4TBまで増設することが可能です。

大量の動画ファイルや画像ファイルなども余裕で保存できます。

他のミニPCと比較

  • Minisforum MS-01・・・32GB DDR5-5200 メモリ(最大64GBまで)+ SSD M.2 2280 NVME SSDスロット
  • GEEKOM XT12 Pro・・・32GB DDR4-3200(最大64GBまで)+ 1TB M.2 SSD (1 x M.2 2280 PCIe Gen 4 x4 SSD)、最大1TBまで増設
  • Beelink SER7・・・32GB DDR5-5600(最大64GBまで)* 1TB M.2 SSD x2 NVMe PCIe 4.0 2280、拡張可能
  • MINISFORUM UM790 Pro・・・16GB/32GB/64GB DDR5-5600(最大64GBまで)+ 512GB/1TB M.2 2280 PCIe4.0 SSD x2、拡張可能
  • GMKtec NucBox K5・・・32GB DDR5-4800(最大64GBまで)+ 1TB / 2TB M.2 PCIe 3.0 2280、最大4TB まで拡張

メリット3:3台 同時出力で作業を効率化できる

GMKtec NucBox K9 映像出力

複数のモニターを使うことで作業効率を数倍に高めることができます。「GMKtec NucBox K9」なら映像出力に対応したUSB 4.0 Type-CポートやDisplayport 1.4、HDMI 2.0 ポートを搭載。4K画質で3つのモニターに同時に出力できます。

また、USB4ポートは40Gbpsの高速データ転送に対応するため、データのやり取りもスムーズに行えます。この他にも4つのUSB3.2 Gen2 ポートを搭載し、10Gbpsの転送も利用できます。

他のミニPCと比較

  • Minisforum MS-01・・・USB4 ポート x2(Alt PD)、HDMI x1
  • GEEKOM XT12 Pro・・・USB 4 Gen3 Type-C (40Gbps/PD/DP) x2、HDMI 2.0 x2
  • Beelink SER7・・・USB4 (40Gbps/PD3.0/DP1.4) x2、DP 1.4 x1、HDMI 2.1 x1
  • MINISFORUM UM790 Pro・・・USB 4.0 Type-C (Alt PD/40G/DP出力) x2、HDMI 2.1 x2
  • GMKtec NucBox K5・・・USB 4.0 Type-C (40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、Displayport x1、HDMI 2.0(4K@60Hz) x1

メリット4:デュアル冷却ファン搭載で放熱も万全

GMKtec NucBox K9 冷却

長時間の負荷の高い作業では、本体内が高熱化し、遅延が生じるなどのトラブルが起こりがちです。

GMKtec NucBox K9」ならそのようなトラブルの心配は不要です。

本体内にSSDとメモリを冷却するファンと全体を冷却する大型のヒートシンクを搭載し、熱を効率よく放出。静音で動作するため、騒音を気にせずに作業できます。

メリット5:フル機能のUSB4ポートが使える

GMKtec NucBox K9 インターフェース

GMKtec NucBox K9」はフル機能のUSB4ポートを搭載し、40Gbpsの転送、PD給電、DP映像出力に対応しています。

映像出力では単体のモニターで8K出力が可能です。グラフィックに関わる作業で有利になります。

メリット6:Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応で通信が速い

GMKtec NucBox K9」は次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しているため、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できます。また、Bluetooth 5.2をサポートし、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

メリット7:安定したデュアル ギガビット有線LANが使える

GMKtec NucBox K9」は2つのLANポートを搭載し、2.5Gbpsのより安定したギガビット有線LAN通信を利用できます。Wi-Fi 環境よりも安定しているため、通信が途切れることがなく、便利です。

メリット8:重さ529gの小型軽量デザイン・シルバー カラーを用意

GMKtec NucBox K9 メリット

GMKtec NucBox K9」はサイズ 12.7 x 12.9 x 4.8 cm、重量 約 529 g の小型軽量デザインを採用しています。

カラーはシルバー のみを用意しています。

他のミニPCとサイズ・重さ・カラーを比較

他の大部分のミニPCと比較すると、サイズはほぼ同じくらいのサイズであることが分ります。また、シルバーカラー1色のみしかなく、カラーバリエーションが少ないことも分かります。

  • Minisforum MS-01・・・サイズ 196 x 189 x 48 mm、重量 1.42 Kg、ブラック
  • GEEKOM XT12 Pro・・・サイズ 117 x 111 x 38.5 mm、重量 652 g、シルバー
  • Beelink SER7・・・サイズ 126 x 113 x 4 9mm、重量 649g、オレンジ、スペースグレー、オブシディアン ブラック、グリーン
  • MINISFORUM UM790 Pro・・・サイズ 127 x 128 x 47 mm、重量 約666g、ダークグレー
  • GMKtec NucBox K5・・・サイズ 12.9 x 12.7 x 5.2 cm、重量 約500g 前後、グレー

メリット9:高品質で安全に使える

GMKtecのミニPCは高品質なため、バックドアなどの心配は不要です。天板はツールレスで簡単に取り外すことができるため、分解も簡単。PCの起動時にF7キーを押し続ければBIOSにも簡単にアクセスできます。

「GMKtec NucBox K9」のデメリット

GMKtec NucBox K9」は性能の高いミニPCですが、デメリット(弱点)があります。購入前によく確認しておく必要があります。

デメリット1:「Core Ultra」シリーズの中で性能が低い

GMKtec NucBox K9」が搭載しているIntel Core Ultra 5 125H プロセッサは性能が高いですが、「Core Ultra」シリーズの中では最も性能が低くなります。

具体的には上位モデルとして「Core Ultra 7 165U」、「Core Ultra 7 155U」、「Core Ultra 5 135U」が用意されており、今後ミニPCでも採用される可能性があります。

デメリット2:安価な2.5インチのHDD/SSDで増設できない

GMKtec NucBox K9」はM.2 SSD PCIe 4.0 で最大4TBまで増設できますが、安価な2.5インチのHDD/SSD (内蔵式)で増設することはできません。

ただし、外付けのケースや外付けのHDDを利用することで2.5インチのHDD/SSDを利用することは可能です。

デメリット3:W-Fi 7に対応していない

GMKtec NucBox K9」はWi-Fi 6に対応していますが、より高速なW-Fi 7には対応していません。

W-Fi 7はWi-Fi 6の帯域が2倍になり、速度も2倍以上高速になります。ミニPCでは現在、Wi-Fi 7に対応したモデルが販売されていませんが、これから発売される可能性があります。

デメリット4:光ファイバーが使えない

GMKtec NucBox K9」はデュアル ギガビット有線LAN通信を搭載し、2.5Gbpsの高速な通信を利用できますが、光ファイバーは利用できません。

Minisforum MS-01」は光ファイバー/LANケーブルに対応した10Gbps SFP+ポートを2つ搭載しており、ギガビット有線LANよりも高速な通信を利用できます。

「GMKtec NucBox K9」のスペック

GMKtec NucBox K9 付属品

  • プロセッサ Intel Core Ultra 5 125H
    ※7nm/64bit/14コア/18スレッド/最大4.5 GHHz/Zen 4アーキテクチャ/18MB
  • GPU Intel Arc graphics 2.2 GHz
  • RAM(メモリ)32GB DDR5-5600
  • 拡張メモリ 最大96GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 1TB / 2TB M.2 SSD M.2 2280 NVMe PCIe 4.0 x4
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大4TBまで (PCIe 4.0 をサポート)
  • 電源 ACアダプター(DC IN:19V/6.32A 120W / Output: 19V/6.32A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G デュアル ギガビット
  • インターフェース USB 4 Type-C (Thunderbolt 4互換/最大40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、USB3.2 Gen2 (10Gbps) x4、Displayport 1.4 (4K@60Hz) x1、HDMI 2.0 (4K@60Hz) x1、2.5G 有線LAN(RJ45) x2、ヘッドホンジャック x1、電源ボタン、DCポート、ケンジントンロック
  • 映像出力 8K映像出力、4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4096×2160@60Hz)、Type-C (DP1.4)、DP 1.4 (4K@60Hz)
  • 冷却システム デュアル冷却ファン、超電導銅ダブルターボ冷却設計、全立体囲い込み式吸気口、静音
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
  • サイズ 12.7 x 12.9 x 4.8 cm
  • 重量 529g
  • カラー シルバー
  • 付属品 ユーザーマニュアル(日本語説明書)、ACアダプター、電源ケーブル、HDMIケーブル、VESAマウント、ねじセット、保証書(1年間メーカー保証)

OSのクリーンインストールについて

GMKtec NucBox K9」は最初からWindows 11 Proをインストールしているため、OSのクリーンインストールは不要です。クリーンインストールすると、OSのライセンスが無効になったり、インストールされていたドライバーが使えなくなったりするので、おすすめしません。

「GMKtec NucBox K9」の評価

GMKtec NucBox K9 評価

6つの基準で「GMKtec NucBox K9」を5段階で評価すると以下のようになります。

スペック:★★★★

デザイン:★★★★

通信:★★★★

機能(拡張性):★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★

<総合評価>

中国のPCメーカーGMKtec社から発売されたIntel Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載したミニPCです。AI処理に強いCPUで、USB4.0などの豊富なインターフェースやWi-Fi 6デュアルギガビット有線LANなどの高い通信性能を備えています。

注目点はやはりAI対応のプロセッサです。

Intel AI Boost対応で、ネット接続なしのローカル環境でもAI処理を高速にこなせることが最大のメリットです。

AMD Ryzen 7 8000 / 7000 シリーズの プロセッサもNPU「Ryzen AI」を内蔵して高速なAI処理を利用できますが、Core Ultra シリーズの方はより省電力で駆動できるというメリットがあります。こうした省電力性は、動画編集や画像生成、プログラミング、翻訳などAIを活用するシーンが増えれば増えるほど、Ryzen AIとの差が大きくなっていきます。

また、「GMKtec NucBox K9」はこうしたAIに特化した性能をフルに引き出せる性能もしっかりと備えています。大容量32GB DDR5-5600メモリ、1TB / 2TB M.2 SSD M.2ストレージに加え、2つのUSB 4 Type-C ポートや4つのUSB3.2 Gen2 ポートなど豊富なインターフェースを搭載。

Displayport 1.4やHDMI 2.0を利用した4K 3画面出力や長時間の使用でも安定して動作する冷却システムを備えるほか、高速な通信性能も備えています。

(まとめ)

AIに強いCPUを備えつつ、その性能をフルに引き出す高いスペックも兼ね備えています。Ryzen AIよりも省電力性が高く、やや高速であるというメリットを活かして、動画編集や画像生成、プログラミング、翻訳などのさまざまなAI機能・サービスを快適に利用できそうです。もちろん、AI対応パソコンとして高く評価できます

ただし、今後、インテル Core Ultra シリーズのさらに上位のプロセッサを搭載したミニPCも続々と登場してきそうです。ベンチマークスコアだけでなく、AI処理に関わる性能を見極めつつ、最適なモデルを選んでいく必要がありそうです。

GMKtec NucBox K9」の発売時の価格は、131,583円(26,316円OFFクーポン付き・GMKtec 公式サイト)。

省電力でAIに強い高性能なミニPCを探している人におすすめです。

「GMKtec NucBox K9」の価格・販売先

GMKtec NucBox K9 main

GMKtec 公式サイト

ベアボーンで103,752円、

32GB+1TBモデルで129,691円、

32GB+2TBモデルで137,320円、

で販売されています。

GMKtec 公式サイトで「GMKtec NucBox K9」をチェックする

ECサイト

Amazonで135,800円(税込・45000円 OFFクーポン付き)、

楽天市場で141,506円(送料無料)、

AliExpressで66,046円(ベアボーンモデル)、

米国 Amazon.comで$759.98、

で販売されています。

Amazonで「GMKtec NucBox K9」をチェックする

楽天市場で「GMKtec NucBox K9」をチェックする

ヤフーショッピングで「NucBox」をチェックする

AliExpressで「GMKtec NucBox K9」をチェックする

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おすすめの類似モデルを紹介

GMKtec NucBox K9」に似た性能を持つミニPCも販売されています。

「Minisforum AI370」

Minisforumから発売されたAMD Ryzen AI 9 HX 370 プロセッサ搭載のミニPCです(2024年11月 発売)。

XDNA 2 AIエンジン、Radeon 890M、32GB LPDDR5X-7500MHz メモリ、1TB M.2 2280 PCIe4.0 SSD ストレージ、Windows 11を搭載しています。

また、最大50TOPS(1秒間に50兆回のAI演算)、3画面出力、8K映像出力、冷却システム、最大4TBまでのストレージ拡張、USB4ポート、4つのUSB3.2 Gen2 Type-A ポート、Wi-Fi6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、MINISFORUM公式サイトで179,980円 です。

関連記事:驚異のAI性能!Minisforum AI370の実力を徹底レビュー

「GEEKOM GT1 Mega」

GEEKOMから発売されたIntel Core Ultra 9 185H / Core Ultra 7 155H / Core Ultra 5 125H 搭載のミニPCです(2024年10月発売)。

32GB DDR5 5600MHz メモリ、1TB M.2 2280 PCIE Gen4x 4 SSD、Windows 11 Proを搭載しています。

また、高度なAI処理、4画面出力、2つのUSB 4.0ポート、VESAマウント、 ケンジントンロック、冷却システム、USB3.2 Gen2 Type-A x5、USB 2.0 Type-A x1、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、デュアル 2.5G ギガビット有線LANに対応しています。

価格は、Amazonで109,900円(Core U7-155Hモデル・Core U9-185Hモデルは139,900円)、楽天市場で138,625円(送料無料・Core U7-155H)、米国 Amazon.comで$989.00 (ore Ultra U9-185H)、です。

関連記事:GEEKOM GT1 Megaレビュー!AI性能もゲームも本当にOK?

「Mac mini M4」

Appleから発売されたmacOS Sequoia 搭載のミニPCです(2024年11月8日 発売)。

Apple M4チップ、16GB / 24GB ユニファイドメモリ、256GB / 512GBストレージ、スピーカー、3.5mmヘッドフォンジャックを搭載しています。

また、Apple Intelligence、3つのThunderbolt 4ポート(DP映像出力、最大100WのPD給電)、3画面出力、HDMI映像出力、USB-Cポート(最大10Gb/s) x2、有線LAN、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3に対応しています。

価格は、価格は、楽天市場で96,100円(送料無料)、ヤフーショッピングで96,100円です。

関連記事:Apple AI対応「Mac mini M4」とM2、M1モデルを比較

ASUS「NUC 14 Pro+」

ASUSから発売されたNUC規格のミニPC(ベアボーンPC)です。

Intel Core Ultra 9 185H / Core Ultra 7 165H / Core Ultra 7 155H / Core Ultra 5 135H / Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載した5種類のモデルを用意しています。

また、最大96GBまで搭載できるDDR5-5600メモリスロット、M.2 2280 PCIe Gen4x4 NVMe SSD スロット x1、M.2 2242 PCIe x4 NVMe SSD スロット x1 搭載で、

Thunderbolt 4(40Gbps、DP映像出力、PD給電)、HDMI映像出力(2つのHDMI 2.1ポート)、USB 3.2 Gen 2 Type-A x1、USB 2.0 Type-A x1、Wi-Fi 6E (Intel AX211)、2×2、Bluetooth 5.3、2.5G ギガビット有線LAN通信に対応しています。

価格は、Amazonで103,354円(税込)、楽天市場で102,829円(送料無料)、ヤフーショッピングで102,829円(送料無料)、AliExpressで99,085円、米国 Amazon.comで$1,119.00です。

関連記事:CPUを選べるASUS「NUC 14 Pro+」のメリット・デメリット

「MINISFORUM UH125 Pro」

MINISFORUMから発売されたIntel Core Ultra 5 125H プロセッサ 搭載のミニPCです。32GB DDR5 メモリ、1TB M.2 2280 PCIe 4.0 SSD ストレージ搭載で、

Copilot ボタン、OCulink ポート、4K 4画面出力(DP 2.0、HDMI2.1、USB4)、最大96GBまでのメモリ拡張、最大6TBまでのM.2 ストレージ拡張、2.5G デュアルギガビット有線LAN、Wi-Fi6E、BlueTooth 5.3に対応しています。

価格は、Amazonで119,980円(22606円 OFFクーポン付き・税込・32GB+1TB)、楽天市場で134,980円(送料無料)、ヤフーショッピングで134,980円(送料無料)、AliExpressで85,317円(ベアボーン)、米国 Amazon.comで$779.99($156 OFFクーポン付き)です。

関連記事:「MINISFORUM UH125 Pro」がRyzenよりお得な理由を解説

「Minisforum AtomMan X7 Ti」

Minisforumから発売された4インチのタッチスクリーン付きのミニPCです。第14世代のIntel Core Ultra 9 185H搭載で、1080P HD カメラ、デュアルマイク、冷却システム、Wi-Fi 7に対応しています。

価格は、Amazonで182,980円(税込・34766円 OFFクーポン付き)、楽天市場で152,800円(送料無料)、ヤフーショッピングで153,589円、AliExpressで181,322円、米国 Amazon.comで$847.99、です。

関連記事:モニター付き「Minisforum AtomMan X7 Ti」ミニPCの性能を解説

「Minisforum MS-01」

Minisforumから発売されたインテル Core i9-13900H 搭載のワークステーションPCです。2つの2つのUSB4ポートなど豊富なインターフェースを備え、8K 3画面、SFP+ポート、冷却システムに対応しています。

価格はAmazonで136,980円(税込・25076円 OFFクーポン付き・ベアボーン)、楽天市場で135,980~165,980円(送料無料)、AliExpressで$855.78 (日本円で約132458円)、米国 Amazon.comで$869.99 (日本円で約134657円)、MINISFORUM公式サイトで109,980円(ベアボーンモデル+Core i9-13900H/32GB+1TBモデルは139,580円)です。

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「GEEKOM XT12 Pro」

GEEKOMから発売された第12世代のIntel Core i9-12900H プロセッサを搭載したミニPCです。2つのUSB 4 Gen3 Type-C ポートを搭載し、新しい冷却システム「IceBlast 1.0」や4K 4画面出力に対応しています。

価格は、Amazonで118,000円(税込・18000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で139,389円(送料無料)、GEEKOM公式サイトで103,000円、米国 Amazon.comで$699.00 (日本円で約108191円)です。

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他のGMKtec NucBox ミニPCと比較

他にもGMKtec NucBox ミニPCが販売されています。最新のインテル Core プロセッサやAMD Ryzen プロセッサを搭載したモデルも続々と入荷中です。ぜひ比較してみてください。

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