AI特化のミニPC「GMKtec NucBox K9」の評価は? 性能を比較して検証する

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AIに対応したミニPC「GMKtec NucBox K9」の特徴、ベンチマーク、スペックの違い、メリット、デメリット、評価を紹介します。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「GMKtec NucBox K9」が発売開始!

中国のPCメーカーGMKtec社から、2024年4月、「NucBox K9」が発売されました。Intel AI Boost対応のIntel Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載したWindows 11 のミニPCです。

大容量メモリやストレージに加えて、USB4など豊富なインターフェースや冷却システムを備えています。価格は13~14万円ほどですが、割引クーポンを適用することで、10万円ほどで購入できます。

なお、GMKtecのミニPCは高品質なため、バックドアなどの心配は不要です。天板はツールレスで簡単に取り外すことができるため、分解も簡単。PCの起動時にF7キーを押し続ければBIOSにも簡単にアクセスできます。

AIに強いプロセッサで高速に処理できる

GMKtec NucBox K9 main

GMKtec NucBox K9」はIntel AI Boostに対応したIntel Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載し、ネット接続なしでもAI処理が高速に動作。動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」のAIを使用した動画編集や「Adobe Lightroom Classic」によるAI写真編集もサクサクとこなせます。

また、Intel AI Boostで画像生成AI「Stable Diffusion Web UI」も快適に利用可能。Metaの「LLama2」や,OpenAIの音声モデル「Whisper」なども利用できます。

大容量メモリ・ストレージでAIがより快適に

AI処理や負荷の高い動画編集や写真編集などの作業では「メモリ」の性能も重要になります。「GMKtec NucBox K9」は4800MHz規格と比べて40%高速化したDDR5 5600MHz規格の32GB メモリを搭載。2つのSO-DIMMスロットを活用して最大96GBまで増設することが可能です。

また、NVMe規格の1TB / 2TB M.2 SSD M.2 2280 ストレージを搭載し、最大4TBまで増設することが可能。大量の動画ファイルや画像ファイルなども余裕で保存できます。

3台 同時出力で作業を効率化できる

GMKtec NucBox K9 映像出力

複数のモニターを使うことで作業効率を数倍に高めることができます。「GMKtec NucBox K9」なら映像出力に対応したUSB 4.0 Type-CポートやDisplayport 1.4、HDMI 2.0 ポートを搭載。4K画質で3つのモニターに同時に出力できます。

また、USB4ポートは40Gbpsの高速データ転送に対応するため、データのやり取りもスムーズに行えます。この他にも4つのUSB3.2 Gen2 ポートを搭載し、10Gbpsの転送も利用できます。

デュアル冷却ファン搭載で放熱も万全

GMKtec NucBox K9 冷却

長時間の負荷の高い作業では、本体内が高熱化し、遅延が生じるなどのトラブルが起こりがちですが、「GMKtec NucBox K9」ならそのようなトラブルの心配は不要です。本体内にSSDとメモリを冷却するファンと全体を冷却する大型のヒートシンクを搭載し、熱を効率よく放出。静音で動作するため、騒音を気にせずに作業できます。

公式ページ: Intel Ultra 5 125H ミニ PC–NucBox K9

ベンチマークを比較

GMKtec NucBox K9のCPU

GMKtec NucBox K9」は※7nmプロセスで製造された14コア、18スレッド、最大4.5 GHHz駆動のIntel Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載しています。

PassmarkのCPUベンチマークスコアは「21572」、Geekbenchによるベンチマークのスコアでシングルコア「2256」、マルチコア「10239」を記録しています。

CPU性能を比較

他のCPUと比べると、Passmark、Geekbench 6のベンチマーク スコアがやや低くなっていることが分ります。

Core i9-13900H・・・Passmark:「29694」、Geekbench 6 シングルコア約「2617」、マルチコア約「12706」

Core i9-12900H・・・Passmark:「28206」、Geekbench 6によるベンチマークのスコアでシングルコア約「2426」、マルチコア約「11894」

Ryzen 7 7840HS・・・Passmark:「29937」、Geekbench 6によるベンチマークのスコアでシングルコア「2617」、マルチコア「12706」

Ryzen 9 7940HS・・・Passmark:「30153」、Geekbench 6によるベンチマークのスコアでシングルコア「2474」、マルチコア「9742」

ただし、このプロセッサはIntel AI Boostに対応しており、ローカル環境でもAI処理を高速に行うことができるというメリットがあります。

また、インテルによれば、AMD Ryzen 7 7840Uよりも11%高速で、アイドル時では79%も少ない電力消費で駆動できるとされています。

グラフィック性能を比較

GPUはIntel Arc グラフィックスを採用し、3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアで約「8000」前後を記録しています。

第13世代 インテル UHD グラフィックス (Core i9-13900H)・・・3DMark Fire Strike: 約 6000 前後

第12世代 インテル Iris Xe グラフィックス (Core i9-12900H)・・・3DMark Fire Strike: 約 5600 前後

Radeon 780M (Ryzen 7 7840HS)・・・3DMark Fire Strike: 約 8000 前後

Radeon 780M (Ryzen 9 7940HS)・・・3DMark Fire Strike: 約 8100 前後

ゲーミング性能を解説

GMKtec NucBox K9とゲーム

PCゲームは画質を「中」もしくは「低」設定にすると、ほとんどのゲームを高フレームレートで快適にプレイできるようになります。最高画質ではうまく動作しないことが多いです。

以下、ゲームプレイ時の平均 フレームレートを紹介します。

原神・・・50 FPS (画質 中)

Apex Legends・・・65.5 FPS (フルHD、画質 中)

ストリートファイター6・・・59.9 FPS (画質 低)

サイバーパンク2077・・・49.2 FPS (画質 低)

RED DEAD 2・・・60 FPS (画質 低設定)

OG SKYRIM・・・74 FPS (画質 高 1080P)

パルワールド・・・50 FPS (画質 低 720P)

それでは次にスペックを見ていきましょう。付属品に注目です。日本語説明書やVESAマウントのねじセットも付属し、1年間メーカー保証も付いています。

「GMKtec NucBox K9」のスペック

GMKtec NucBox K9 付属品

  • プロセッサ Intel Core Ultra 5 125H
    ※7nm/64bit/14コア/18スレッド/最大4.5 GHHz/Zen 4アーキテクチャ/18MB
  • GPU Intel Arc graphics 2.2 GHz
  • RAM(メモリ)32GB DDR5-5600
  • 拡張メモリ 最大96GB (SO-DIMM x2)
  • ストレージ 1TB / 2TB M.2 SSD M.2 2280 NVMe PCIe 4.0 x4
  • 拡張ストレージ M.2 SSDで最大4TBまで (PCIe 4.0 をサポート)
  • 電源 ACアダプター(DC IN:19V/6.32A 120W / Output: 19V/6.32A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G デュアル ギガビット
  • インターフェース USB 4 Type-C (Thunderbolt 4互換/最大40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、USB3.2 Gen2 (10Gbps) x4、Displayport 1.4 (4K@60Hz) x1、HDMI 2.0 (4K@60Hz) x1、2.5G 有線LAN(RJ45) x2、ヘッドホンジャック x1、電源ボタン、DCポート、ケンジントンロック
  • 映像出力 8K映像出力、4K 3画面出力に対応、HDMI 2.0 (4096×2160@60Hz)、Type-C (DP1.4)、DP 1.4 (4K@60Hz)
  • 冷却システム デュアル冷却ファン、超電導銅ダブルターボ冷却設計、全立体囲い込み式吸気口、静音
  • VESAマウント 対応
  • 筐体 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Window 11 Pro (インストール済み)、Linux をサポート
  • サイズ 12.7 x 12.9 x 4.8 cm
  • 重量 不明 (約 520 g 前後と推定)
  • カラー シルバー
  • 付属品 ユーザーマニュアル(日本語説明書)、ACアダプター、電源ケーブル、HDMIケーブル、VESAマウント、ねじセット、保証書(1年間メーカー保証)

OSのクリーンインストールについて

GMKtec NucBox K9」は最初からWindows 11 Proをインストールしているため、OSのクリーンインストールは不要です。クリーンインストールすると、OSのライセンスが無効になったり、インストールされていたドライバーが使えなくなったりするので、おすすめしません。

メモリを比較

GMKtec NucBox K9 メモリ

GMKtec NucBox K9」は32GB DDR5-5600 メモリを搭載し、最大96GBまで増設できます。

他のミニPCと比較すると、メモリの規格が比較的新しく、より高速な転送ができることが分ります。また、メモリ増設の最大容量が最も多いことも分かります。

Minisforum MS-01・・・32GB DDR5-5200 メモリ(最大64GBまで)

GEEKOM XT12 Pro・・・32GB DDR4-3200(最大64GBまで)

Beelink SER7・・・32GB DDR5-5600(最大64GBまで)

MINISFORUM UM790 Pro・・・16GB/32GB/64GB DDR5‐5600(最大64GBまで)

GMKtec NucBox K5・・・32GB DDR5-4800(最大64GBまで)

ストレージを比較

GMKtec NucBox K9 ストレージ

GMKtec NucBox K9」は1TB / 2TB M.2 SSD M.2 (2280 NVMe PCIe 4.0 x4)ストレージを搭載し、M.2 SSDで最大4TBまで拡張できます。

他のミニPCと比較すると、PCIe 4.0 x4で高速であること、1TBで容量が多いことが分ります。また、増設できる最大ストレージ容量が4TBで非常に多いことが分ります。

Minisforum MS-01・・・基本的にベアボーン仕様でSSD M.2 2280 NVME SSDスロットを搭載

GEEKOM XT12 Pro・・・1TB M.2 SSD (1 x M.2 2280 PCIe Gen 4 x4 SSD)搭載で、M.2で最大1TBまで増設できる

Beelink SER7・・・1TB M.2 SSD ×2 NVMe PCIe 4.0 2280 搭載で、M.2 SSD PCIe 4.0で拡張できる

MINISFORUM UM790 Pro・・・512GB/1TB M.2 2280 PCIe4.0 SSD ×2搭載で、PCle 4.0 SSDスロット ×2で拡張できる

GMKtec NucBox K5・・・1TB / 2TB M.2 PCIe 3.0 2280ストレージ搭載で、最大4TB (PCIe 3.0)まで拡張できる

インターフェースを比較

GMKtec NucBox K9 インターフェース

GMKtec NucBox K9」はUSB 4 Type-C (Thunderbolt 4互換/最大40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、USB3.2 Gen2 (10Gbps) x4、Displayport 1.4 (4K@60Hz) x1、HDMI 2.0 (4K@60Hz) x1、2.5G 有線LAN(RJ45) x2などを搭載しています。

他のミニPCと比較すると、ミニPCでは珍しい映像出力用のDisplayport 1.4 (4K@60Hz)が搭載されていることが分ります。また、LANポートが2つで、他のミニPCよりも多いことが分ります。

Minisforum MS-01・・・USB4 ポート x2(Alt PD)、USB3.2 Gen2 Type-A ポート x2、USB3.2 Gen1 Type-A ポート x2、USB2.0 Type-A ポート x2、HDMI x1、10G SFP+ ポートx2、RJ45 2.5G イーサネットポートx2など

GEEKOM XT12 Pro・・・USB 4 Gen3 Type-C (40Gbps/PD/DP) x2、USB 3.0 Type-C (Data only) x1、USB 3.2 Gen 2 (うち1つはPD対応) x2、HDMI 2.0 x2、RJ45 x1など

Beelink SER7・・・USB4 (40Gbps/PD3.0/DP1.4) ×2、Type-C ×1、USB 3.2 ×1、USB 2.0 ×2、DP 1.4 ×1、HDMI 2.1 ×1、 LAN 2.5G ×1など

MINISFORUM UM790 Pro・・・USB 4.0 Type-C (Alt PD/40G/DP出力) ×2、USB3.2 Type-A (Gen2) ×4、HDMI 2.1 ×2、RJ45 2.5Gギガビットイーサネットポート ×1など

GMKtec NucBox K5・・・USB 4.0 Type-C (40Gbps/PD充電/DP1.4) x1、USB3.2 (Gen2/10Gbps) x2、USB 3.2 x1、USB 2.0 x1、Displayport x1、HDMI 2.0(4K@60Hz) x1、2.5G 有線LAN(RJ45) x2など

サイズ・重さ・カラーを比較

GMKtec NucBox K9」はサイズ 12.7 x 12.9 x 4.8 cm、重量 不明 (約 520 g 前後と推定)で、シルバー カラーを用意しています。

他の大部分のミニPCと比較すると、サイズはほぼ同じくらいのサイズであることが分ります。また、シルバーカラー1色のみしかなく、カラーバリエーションが少ないことも分かります。

Minisforum MS-01・・・サイズ 196 x 189 x 48 mm、重量 1.42 Kg、ブラック

GEEKOM XT12 Pro・・・サイズ 117 x 111 x 38.5 mm、重量 652 g、シルバー

Beelink SER7・・・サイズ 126 x 113 x 4 9mm、重量 649g、オレンジ、スペースグレー、オブシディアン ブラック、グリーン

MINISFORUM UM790 Pro・・・サイズ 127 × 128 × 47 mm、重量 約666g、ダークグレー

GMKtec NucBox K5・・・サイズ 12.9 x 12.7 x 5.2 cm、重量 約500g 前後、グレー

「GMKtec NucBox K9」のデメリット

GMKtec NucBox K9」は性能の高いミニPCですが、デメリット(弱点)があります。購入前によく確認しておく必要があります。

「Core Ultra」シリーズの中で性能が低い

GMKtec NucBox K9」が搭載しているIntel Core Ultra 5 125H プロセッサは性能が高いですが、「Core Ultra」シリーズの中では最も性能が低くなります。具体的には上位モデルとして「Core Ultra 7 165U」、「Core Ultra 7 155U」、「Core Ultra 5 135U」が用意されており、今後ミニPCでも採用される可能性があります。

2.5インチのHDD/SSDで増設できない

GMKtec NucBox K9」はM.2 SSD PCIe 4.0 で最大4TBまで増設できますが、安価な2.5インチのHDD/SSD (内蔵式)で増設することはできません。ただし、外付けのケースや外付けのHDDを利用することで2.5インチのHDD/SSDを利用することは可能です。

W-Fi 7に対応していない

GMKtec NucBox K9」はWi-Fi 6に対応していますが、より高速なW-Fi 7には対応していません。W-Fi 7はWi-Fi 6の帯域が2倍になり、速度も2倍以上高速になります。ミニPCでは現在、Wi-Fi 7に対応したモデルが販売されていませんが、これから発売される可能性があります。

光ファイバーが使えない

GMKtec NucBox K9」はデュアル ギガビット有線LAN通信を搭載し、2.5Gbpsの高速な通信を利用できますが、光ファイバーは利用できません。「Minisforum MS-01」は光ファイバー/LANケーブルに対応した10Gbps SFP+ポートを2つ搭載しており、ギガビット有線LANよりも高速な通信を利用できます。

「GMKtec NucBox K9」のメリット まとめ

GMKtec NucBox K9 メリット

「GMKtec NucBox K9」のメリットをまとめて紹介します(※冒頭で説明したことは省略します)。

GMKtec NucBox K9」はGPUにインテル Arc グラフィックスを採用しているため、高いグラフィック性能を発揮できます。

具体的には、単体GPUのIntel Arcシリーズと同じXeアーキテクチャをベースとした「Xe LPE」を採用し、第13世代Coreプロセッサの上位モデルに統合されているGPU「Iris Xe Graphics」よりも1.33倍グラフィック性能を向上させています。

そのため、PCゲームでも前世代よりも数10パーセント以上高いフレームレートでプレイできるようになっています。

フル機能のUSB4ポートが使える

GMKtec NucBox K9」はフル機能のUSB4ポートを搭載し、40Gbpsの転送、PD給電、DP映像出力に対応しています。映像出力では単体のモニターで8K出力が可能です。グラフィックに関わる作業で有利になります。

Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応で通信が速い

GMKtec NucBox K9」は次世代通信規格「Wi-Fi 6」(IEEE 802.11ax)に対応しているため、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できます。また、Bluetooth 5.2をサポートし、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

安定したデュアル ギガビット有線LANが使える

GMKtec NucBox K9」は2つのLANポートを搭載し、2.5Gbpsのより安定したギガビット有線LAN通信を利用できます。Wi-Fi 環境よりも安定しているため、通信が途切れることがなく、便利です。

「GMKtec NucBox K9」の評価

GMKtec NucBox K9 評価

中国のPCメーカーGMKtec社から発売されたIntel Core Ultra 5 125H プロセッサを搭載したミニPCです。AI処理に強いCPUで、USB4.0などの豊富なインターフェースやWi-Fi 6デュアルギガビット有線LANなどの高い通信性能を備えています。

注目点はやはりAI対応のプロセッサです。

Intel AI Boost対応で、ネット接続なしのローカル環境でもAI処理を高速にこなせることが最大のメリットです。

AMD Ryzen 7 8000 / 7000 シリーズの プロセッサもNPU「Ryzen AI」を内蔵して高速なAI処理を利用できますが、Core Ultra シリーズの方はより省電力で駆動できるというメリットがあります。こうした省電力性は、動画編集や画像生成、プログラミング、翻訳などAIを活用するシーンが増えれば増えるほど、Ryzen AIとの差が大きくなっていきます。

また、「GMKtec NucBox K9」はこうしたAIに特化した性能をフルに引き出せる性能もしっかりと備えています。大容量32GB DDR5-5600メモリ、1TB / 2TB M.2 SSD M.2ストレージに加え、2つのUSB 4 Type-C ポートや4つのUSB3.2 Gen2 ポートなど豊富なインターフェースを搭載。

Displayport 1.4やHDMI 2.0を利用した4K 3画面出力や長時間の使用でも安定して動作する冷却システムを備えるほか、高速な通信性能も備えています。

(まとめ)

AIに強いCPUを備えつつ、その性能をフルに引き出す高いスペックも兼ね備えています。Ryzen AIよりも省電力性が高く、やや高速であるというメリットを活かして、動画編集や画像生成、プログラミング、翻訳などのさまざまなAI機能・サービスを快適に利用できそうです。もちろん、AI対応パソコンとして高く評価できます

ただし、今後、インテル Core Ultra シリーズのさらに上位のプロセッサを搭載したミニPCも続々と登場してきそうです。ベンチマークスコアだけでなく、AI処理に関わる性能を見極めつつ、最適なモデルを選んでいく必要がありそうです。

GMKtec NucBox K9」の発売時の価格は、131,583円(26,316円OFFクーポン付き・GMKtec 公式サイト)。

Amazonでは40,000円 OFFのクーポンが付いており、32GB+1TBモデルが約10万円で購入できるようになっています。省電力でAIに強い高性能なミニPCを探している人におすすめです。

「GMKtec NucBox K9」の価格・販売先

Amazonで145,000円 (税込・32GB+1TB・40,000円 OFF クーポン付き)、

GMKtec 公式サイトで131,583円(26,316円OFFクーポン付き)、

AliExpressで$579.99 (日本円で約89771円・16GB+512GBモデル)、

米国 Amazon.comで$859.99 (32GB+1TB・$200 OFFクーポン付き)、

で販売されています。

Amazonで「GMKtec NucBox K9」をチェックする

楽天市場で「GMKtec NucBox K9」をチェックする

ヤフーショッピングで「NucBox」をチェックする

GMKtec 公式サイトで「GMKtec NucBox K9」をチェックする

AliExpressで「GMKtec NucBox K9」をチェックする

米国 Amazon.comで「GMKtec NucBox K9」をチェックする

類似モデルの紹介

GMKtec NucBox K9」に似た性能を持つミニPCも販売されています。

「Minisforum MS-01」

Minisforumから発売されたインテル Core i9-13900H 搭載のワークステーションPCです。2つの2つのUSB4ポートなど豊富なインターフェースを備え、8K 3画面、SFP+ポート、冷却システムに対応しています。

価格はAmazonで136,980円(税込・25076円 OFFクーポン付き・ベアボーン)、楽天市場で135,980~165,980円(送料無料)、AliExpressで$855.78 (日本円で約132458円)、米国 Amazon.comで$869.99 (日本円で約134657円)、MINISFORUM公式サイトで109,980円(ベアボーンモデル+Core i9-13900H/32GB+1TBモデルは139,580円)です。

関連記事:「Minisforum MS-01」異色の拡張性? 人気の高い超高性能ミニPCと徹底 比較!

「GEEKOM XT12 Pro」

GEEKOMから発売された第12世代のIntel Core i9-12900H プロセッサを搭載したミニPCです。2つのUSB 4 Gen3 Type-C ポートを搭載し、新しい冷却システム「IceBlast 1.0」や4K 4画面出力に対応しています。

価格は、Amazonで118,000円(税込・18000円 OFFクーポン付き)、楽天市場で139,389円(送料無料)、GEEKOM公式サイトで103,000円、米国 Amazon.comで$699.00 (日本円で約108191円)です。

関連記事:ミニPC「GEEKOM XT12 Pro」が新世代よりもお得なワケとは? 性能を調査 

「Beelink SER7」

Beelinkから発売されたRyzen 7 7840HS プロセッサ搭載のミニPCです。USB4ポートを搭載し、Wi-Fi 6や4K 4画面出力、冷却システムに対応しています。

価格は、Amazonで88,900円 (税込・Ryzen7 7840HS・32GB+1TB)、楽天市場で105,377円(送料無料・32GB+1TB)、ヤフーショッピングで114,348円、AliExpressで$585.90 (日本円で約90,686円)、米国 Amazon.comで$729.00 (日本円で約112,835円)、Beelink公式サイトで$739.00 (日本円で約114,383円)です。

関連記事:「Beelink SER7」超高速でも安い? ハイスペックなRyzenミニPCと徹底 比較!

他のGMKtec NucBox ミニPCと比較

他にもGMKtec NucBox ミニPCが販売されています。最新のインテル Core プロセッサやAMD Ryzen プロセッサを搭載したモデルも続々と入荷中です。ぜひ比較してみてください。

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