「TRIGKEY G5」の方がお得か? 新世代の激安ミニPCと徹底 比較!


2023年5月に発売された「TRIGKEY G5」と新世代の激安ミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークスコアの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年12月、「TRIGKEY G12」(Core i5-12450H)が発売されました。

※2023年6月、「TRIGKEY S5 Pro」(Ryzen 7 5800H)が発売されました。

※2023年2月から「TRIGKEY G4」(Intel N100/N95)も発売中です。

※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。

「TRIGKEY G5」の特徴

TRIGKEY G5」の特徴をまとめてみました。

第12 N100・DDR5メモリ・Windows 11 Pro

TRIGKEY G5」は第12世代 (Alder Lake) Intel N100 プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された4コア4スレッド、最大3.4GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで「5540」(Core i7-6700HQ相当)を記録しています。また、LPDDR5規格のメモリを8GB/16GB 搭載。4800MT/sのデータ伝送が可能で、LPDDR4X規格のメモリよりも2倍高い性能を発揮します。

そのほか、OSにWindows 11 Proを搭載。「Amazonアプリストア プレビュー」の10,000点以上のAndroidアプリやMicrosoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)を利用したLinuxのGUIアプリ、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)を使うこともできます。

500GB PCle SSD・2.5拡張スロット・Type-C

TRIGKEY G5」はPCle接続の500GB M.2 SSDストレージを搭載。最大900MB/Sの高速転送が可能で、M.2最大2TBまで拡張することもできます。また、拡張スロットを搭載。2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで容量を増やすことができます。そのほか、DP映像出力と10Gbpsの高速転送に対応したType-Cポートを搭載。3つUSB 3.2 Gen2ポートも搭載し、外付けHDDなどの周辺機器ともスムーズに接続できます。

4K 3画面出力・Wi-Fi 6・デュアル有線LAN

TRIGKEY G5」は4K出力に対応したHDMI 2.0ポートを2つ搭載。Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。また、Wi-Fi 6に対応し、600Mbpsの超高速通信が利用可能。Bluetooth 5.2対応でワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。そのほか、2つの有線LANポートを搭載。2.5Gのギガビット有線LANに対応し、高速なデータ転送が利用できます。

公式ページ: Intel Series | Trigkey

価格を比較

TRIGKEY G5」と「MINISFORUM UN100」、「Beelink EQ12 Pro」、「GMKtec NucBox G1」の価格を比較してみました。

「TRIGKEY G5」

TRIGKEY G5」は、Amazonで34,800円 (税込・7000円 OFFクーポン付き・Intel N100)、楽天市場で41,589円(送料無料)、ヤフーショッピングで37,236円円(税込・送料別)、米国 Amazon.comで$199.00 (日本円で約28,935円・Intel N100)で販売されています。

「MINISFORUM UN100」

MINISFORUM UN100」は、Amazonで38,980円 (税込・7406円 OFFクーポン付き)、MINISFORUM公式サイトで24,980円(8GB+128GBモデル・8GB+256GBモデルは26,380円)で販売されています。

「Beelink EQ12 Pro」

Beelink EQ12 Pro」は、Amazonで56,800円 (税込・9000円 OFFクーポン付き・Core i3 N305モデル・N100モデルは34,800円で3000円OFFクーポン付き)、楽天市場で72,100円(送料無料・Core i3 N305)、ヤフーショッピングで80,800円(送料無料・Core i3 N305)、AliExpressでUS $370.00 (Core i3 N305)、米国 Amazon.comで$389.00 (Core i3 N305)で販売されています。

「GMKtec NucBox G1」

GMKtec NucBox G1」は、Amazonで28,800円~ (税込・7000円 OFFクーポン付き・Intel N95)、AliExpressでUS $149.99、GMKtec公式サイトで$239.89 (日本円で約31,800円・$50.00 OFFクーポンあり)で販売されています。

スペックを比較

TRIGKEY G5」と「MINISFORUM UN100」、「Beelink EQ12 Pro」、「GMKtec NucBox G1」のスペックを比較してみました。

「TRIGKEY G5」のスペック

  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.4GHz
  • GPU Intel UHD Graphics 第12世代
  • RAM(メモリ)8GB/16GB DDR5 4800MHz
  • 拡張メモリ 最大16GBまで
  • ストレージ 500GB PCle SSD (M.2 NVMe SATA3対応)
    ※NVMe最大転送速度900MB/S、SATA3最大転送速度500MB/s
  • 拡張ストレージ 2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで、M.2 NVMe SATA3で最大2TBまで
  • 電源 12V/3A・ACアダプター
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2 ※intel AX101 採用
  • 有線LAN 2.5G ギガビット有線LAN・Intel i225-V・LANポート2つ搭載
  • インターフェース Type-C (10Gbps、DP Alt 4K 60Hz) x 1、USB 3.2 Gen2 (10Gbps) x3、HDMI 2.0 (4K 60Hz) x2、 イーサネットポート x2、3.5mmヘッドホンジャック、電源ボタン、DCポート
  • 映像出力 4K 3画面出力 対応 (Tye-C、HDMI 2.0 x 2)
  • 冷却システム  冷却ファン、ヒートシンク、HDDドライブクーラー搭載・静音で動作
  • 自動電源オン Wake On LAN・PXEブート・RTCウェイクに対応
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro ※Ubuntu、Manjaro をサポート
  • サイズ 12.4 x 11.3 x 3.9 cm
  • 重量 不明
  • カラー ブルーグレー

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「MINISFORUM UN100」のスペック

  • モデル Venus Series UN100
  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ) 8GB LPDDR5 ※オンボード、UN305は8/16GBメモリ搭載
  • ストレージ 128GB/ 256GB M.2 2280 SATA SSD×1 ※UN305モデルは256GB/ 512GBストレージ搭載
  • 拡張ストレージ 2.5インチ SATA HDD Slot ×1 (SATA 3.0 6.0Gb/s、上限なし、7mm以内対応)、TF カート スロット x1
  • 電源 DC 12V(電源アダプター含み)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 5、BlueTooth 4.2 ※M.2 2230 WIFI サポート
  • 有線LAN 1000Mbps LAN
  • インターフェース USB-C 3.2(Gan2、Alt Data DP and PD) ×1、USB-A 3.2 Gen2 (前側) ×2、USB-A 3.2 Gen1 (背面) ×2、HDMI 2.0 ×2、RJ45 1000M イーサネットポート ×2、3.5mmコンボジャック ×1、Clear CMOS ×1
  • 映像出力 4K 3画面出力、HDMI 2.0 (4K@60Hz) ×2、USB-C (4K@60Hz)×1
  • オーディオ出力 HDMI ×2/ 3.5mmコンボジャック ×1
  • VESAマウント 対応・ブランケット付属
  • 筐体の素材 メタル(金属)、CNC加工
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 136 × 121 × 39mm
  • 重量 440 g
  • カラー グレー

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「Beelink EQ12 Pro」のスペック

  • プロセッサ 第12世代(Alder Lake-N) Intel Core i3-N305
    ※10nm/64bit/8コア/8スレッド/最大3.80 GHz
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ) 8GB/16GB DDR5 SO-DIMM 4800MHz
  • ストレージ 500GB M.2 2280 SSD PCle 3.0 (NVMe or SATA)、800MB/S
  • 拡張ストレージ 2.5インチ SATA HDD/SSD Slot (7mm)、最大2TBまで、500MB/s
  • 電源 ACアダプター、Input 100-240V AC 50/60Hz Output 12V 3A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11ax)、Bluetooth 5.2 (ATX101)
  • 有線LAN 2.5G ギガビット有線LANに対応
  • インターフェース Type-C (10Gbps,DP Alt 4K 60Hz) x1、USB 3.2 Gen2 (10Gbps) ×3、2.5Gbps Ethernet ×2 (Intel i225-V)、HDMI 2.0 (4K 60Hz) ×2、オーディオジャック、DCポート、電源ボタン、RTCキー
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応
  • 動画再生 8K/60fps
  • 冷却 デュアルファン、ヒートシンク
  • 自動電源ON 対応
  • VESA 壁掛けマウントに対応
  • 筐体の材質 プラスチック
  • OS Windows 11 Pro プリインストール
  • サイズ 約123.9×112×38.9mm
  • 重量 不明
  • カラー ネイビーブルー、パールホワイト、シニアグレー、ミレニアルグレー
  • 付属品 ユーザーマニュアル、壁掛けブラケット、HDケーブル、電源アダプター

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「GMKtec NucBox G1」のスペック

  • プロセッサ 第12世代(Alder Lake) Intel N95
    ※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.40GHz
  • GPU インテル UHD グラフィックス 1.2GHz
  • RAM(メモリ)8GB DDR4 3200 MT/s、SO-DIMM x1
  • 拡張メモリ 最大32GBまで
  • ストレージ 256GB/512GB M.2 2280 NVMe (PCIe 3.0)
  • 拡張ストレージ M.2 2280 PCle、M.2 2242 SATAで最大2TBまで増設可能
  • 電源 ACアダプター(DC 12V/4A)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 2.5G・ギガビット有線LAN
  • インターフェース USB-A 3.2 x4 (Gen1,5Gbps)、HDMI ( 4K@60Hz ) x2、有線LAN端子(RJ45,2.5G) x1、3.5mmヘッドフォンジャック x1、電源ボタン、DCポート
  • 映像出力 4K 2画面出力、HDMI ( 4K@60Hz ) x2
  • 冷却システム 冷却ファン、排熱性が優れた素材、両方対流設計(CPUの熱をすばやく放熱)、静音
  • 消費電力 TDP 約500W
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro (インストール済み)、Linuxをサポート
  • サイズ 114×106×42mm
  • 重量 360g
  • カラー ブラック

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ベンチマークを比較

TRIGKEY G5」と「MINISFORUM UN100」、「Beelink EQ12 Pro」、「GMKtec NucBox G1」のベンチマーク スコアを比較してみました。

※PassMark、Geekbench、3DMarkとは、主にCPUとビデオカード(以下、グラボ)の性能を数値化したベンチマークスコアの参考値を表したものです。

「TRIGKEY G5」

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5540」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

<プロセッサ性能を解説>

10nmプロセスで製造された4コア、4スレッドの第12世代 (Alder Lake) Intel N100 プロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークで「5540」を記録しています。

このスコアはCore i7-6700HQ相当で、第10世代のCore i3-1005G1にも近いスコアです。

同じプロセッサはCHUWI「LarkBox X 2023」、「MINISFORUM UN100」、「Beelink EQ12」、「TRIGKEY G4」(2023)、ノートPCの「CHUWI GemiBook xPro」にも搭載されています。

CPU内蔵のGPUは第12世代の「Intel UHD Graphics」で、グラフィック周波数は750MHz、24の実行ユニットを搭載しています。

同じプロセッサ・GPUを搭載するCHUWI「LarkBox X 2023」の公式ページによると、人気ゲームの「Genshin Impact」がフレームレート 30FPS、「DOTA 2」が40FPS、「GRID: Autosport」が60FPS、「GTA V」が50FPS、「CS GO」が60FPS、「Forza Horizon 4」が30FPSで動作することが確認されています。

Intel N95と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約900高くなります。

Celeron N5095と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約1100高くなります。

Celeron N5100と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約1800高くなります。

Celeron J4125と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約2000高くなります。

性能的にはOffice文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどで快適に動作する性能を持っています。

動画編集ソフトは軽めのものなら問題なく動作します。ただし、負荷の高いエンコード作業では時間がかかることもあるので注意してください。

ゲームは軽めのPCゲームなら快適に動作しますが、負荷の高い本格的なPCゲームは遅延が生じたり、動作しなかったりするので注意してください。PS2の一部を含めて、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「MINISFORUM UN100」

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5535」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

「Beelink EQ12 Pro」

<CPU> Intel Core i3-N305

Passmarkによるベンチマークスコアは「10448」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1000」、マルチコアで「3000」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1200」前後。

「GMKtec NucBox G1」

<CPU> Intel N95

Passmarkによるベンチマークスコアは「5461」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「781」、マルチコアで「1978」。

<GPU> インテル UHD グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「1000」前後。

「TRIGKEY G5」のメリット・デメリット

TRIGKEY G5」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・8GB/16GB DDR5 4800MHz搭載でスムーズに動作する

TRIGKEY G5」はLPDDR5規格のメモリを8GB/16GB搭載しています。4800MT/sのデータ伝送が可能で、LPDDR4X規格のメモリよりも2倍高い性能を発揮します。

一方、「MINISFORUM UN100」はDDR5規格のメモリを8GB搭載し、DDR4規格のメモリよりもスムーズに動作します。「Beelink EQ12 Pro」は8GB/16GB DDR5メモリを搭載しています。「GMKtec NucBox G1」はは8GB DDR4メモリ搭載で最大32GBまで拡張できます。

・500GB PCle SSDストレージを搭載・M.2で最大2TBまで拡張できる

TRIGKEY G5」はPCle接続の500GB M.2 SSDストレージを搭載。最大900MB/Sの高速転送が可能で、M.2で最大2TBまで拡張することもできます。

一方、「MINISFORUM UN100」はM.2 2280規格のSATA SSDストレージを128GB/256GB搭載し、M.2 2280で無制限に拡張することもできます。「Beelink EQ12 Pro」はPCle 3.0接続の500GB M.2 SSDストレージを搭載しています。「GMKtec NucBox G1」は256GB/512GB M.2 NVMeストレージを搭載しています。

・2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで拡張できる

TRIGKEY G5」は拡張スロットを搭載。2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで容量を増やすことができます。

一方、「MINISFORUM UN100」はSATA 拡張スロットを搭載し、2.5インチのHDD/SSDでストレージを増設することができます。「Beelink EQ12 Pro」は2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。「GMKtec NucBox G1」はM.2 2280 PCle、M.2 2242 SATAで最大2TBまで増設できます。

・Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2

TRIGKEY G5」は、Wi-Fi 6に対応し、600Mbpsの超高速通信が利用可能。Bluetooth 5.2対応でワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「MINISFORUM UN100」はM.2 2230 Wi-Fi モジュールを搭載し、Wi-Fi 5やBlueTooth 4.2を利用できます。「Beelink EQ12 Pro」と「GMKtec NucBox G1」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しています。

・2.5G ギガビット有線LANに対応・2つのLANポートも使える

TRIGKEY G5」は2.5Gのギガビット有線LANに対応し、高速なデータ転送が利用できます。また、2つの有線LANポートを利用できます。

一方、「MINISFORUM UN100」は1000Mbpsの高速 有線LAN通信に対応し、2つのLANポートも利用できます。「Beelink EQ12 Pro」はギガビット有線LANポートを搭載し、2つのLANポートも利用できます。「GMKtec NucBox G1」はギガビット有線LANポートを搭載しています。

・Type-Cポートを搭載

TRIGKEY G5」はDP映像出力と10Gbpsの高速転送に対応したType-Cポートを搭載しています。

一方、「MINISFORUM UN100」はAltモード対応のUSB-C 3.2 Gan2 ポートを搭載。PCに給電できるUSB PDやDisplayport映像出力も利用できます。「Beelink EQ12 Pro」はType-C (10Gbps,DP Alt 4K 60Hz) ポートを搭載しています。「GMKtec NucBox G1」はフル機能のType-Cポートを搭載していません。

・3つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載・10Gbpsの高速転送に対応

TRIGKEY G5」は3つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載し、10Gbpsの高速転送も利用できます。

一方、「MINISFORUM UN100」は2つのUSB-A 3.2 Gen2 (前側)ポートと2つのUSB-A 3.2 Gen1 (背面) ポートを搭載しています。「Beelink EQ12 Pro」は3つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載し、10Gbpsの高速転送も利用できます。「GMKtec NucBox G1」は4つのUSB-A 3.2 Gen1ポートを搭載し、5Gbpsの高速転送が利用できます。

・4K 3画面出力に対応

TRIGKEY G5」は4K出力に対応したHDMI 2.0ポートを2つ搭載。Type-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力も利用できます。

一方、「MINISFORUM UN100」は2つのHDMI 2.0ポートとUSB-Cポートと組み合わせて4K 3画面出力を利用できます。「Beelink EQ12 Pro」は2つのHDMI 2.0ポートとType-Cポートで4K 3画面出力を利用できます。「GMKtec NucBox G1」は2つのHDMI 2.0ポートで4K 2画面出力を利用できます。

・冷却システムを搭載

TRIGKEY G5」は冷却ファン、ヒートシンク、HDDドライブクーラー搭載した冷却システムを搭載し、静音で動作します。

一方、「MINISFORUM UN100」は冷却システムを搭載していません。「Beelink EQ12 Pro」はデュアルファン、ヒートシンクを採用した冷却システムを搭載しています。「GMKtec NucBox G1」は冷却ファンと排熱性が優れた素材を採用した冷却システムを搭載しています。

・VESAマウントに対応

TRIGKEY G5」はVESAマウントに対応し、モニターの背面に設置できます。

一方、「MINISFORUM UN100」はVESAマウントに対応しています。また、ブランケットも付属します。「Beelink EQ12 Pro」は壁掛けマウントに対応しています。「GMKtec NucBox G1」はVESAマウント対応でモニターの背面にも設置できます。

・厚さ3.9cmの小型ボディ・ブルーグレーカラーを用意

TRIGKEY G5」はサイズ 12.4 x 11.3 x 3.9 cmの小型デザインで、ブルーグレーカラーを用意しています。

一方、「MINISFORUM UN100」は厚さ39mmで重さ440gの小型軽量デザインでグレーカラーを用意しています。「Beelink EQ12 Pro」はサイズ 約123.9×112×38.9mmで、ネイビーブルー、パールホワイト、シニアグレー、ミレニアルグレーの4色を用意しています。「GMKtec NucBox G1」はサイズ 114×106×42mmで重さ360gの小型軽量デザインで、ブラックカラーを用意しています。

・Windows 11 Proの新機能が使える

TRIGKEY G5」はOSにWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11には、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、「ペイントアプリ」、

クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)、「Google Play Games」(PCでAndroidゲーム)

などの機能が追加されています。

一方、「MINISFORUM UN100」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。「Beelink EQ12 Pro」はWindows 11 Proをプリインストールしています。「GMKtec NucBox G1」はWindows 11 Proを搭載しています。

デメリット

・グラフィックボードを内蔵できない

TRIGKEY G5」は本体にグラフィックボードを内蔵できません。

一方、「MINISFORUM UN100」、「Beelink EQ12 Pro」、「GMKtec NucBox G1」もグラフィックボードを内蔵できません。

「TRIGKEY G5」の評価

TRIGKEY G5」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★

デザイン:★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★

<総合評価>

2023年2月に発売された「TRIGKEY G4」の後継モデルになります。G4をベースにスペックを強化し、より使いやすいミニPCになっています。

TRIGKEY G4」との大きな違いは、Type-Cポートを搭載している点です。これにより、4K 3画面出力が可能になり、G4よりも1つ多いモニターを使って作業することが可能です。

また、メモリの規格がDDR5であることも大きな違いです。これにより、動作スピードも大幅に向上しているようです。

さらに、2.5インチHDD/SSD拡張できるようになったことも大きな違いです。2.5インチのHDD/SSDはM.2 SSDよりも価格が安く、気軽に容量を増やせるというメリットがあります。

プロセッサはN95がなくなり、第12世代Intel N100のみになっています。同じプロセッサを搭載するミニPCには「MINISFORUM UN100」もありますが、「TRIGKEY G5」はWi-Fi 6に対応し、ストレージ容量も500GBと多いのでお得です。

性能的にはCHUWI「LarkBox X 2023」、「Beelink EQ12」(N100)と非常に近く、価格によっては非常にお買い得なミニPCであるといえます。

なお、低価格なミニPCとしてIntel Core i3-N305搭載モデルも増えてきています。性能的にはN100よりも2倍高い性能なので、予算に余裕があるのなら、「Beelink EQ12 Pro」や「MINISFORUM UN305」も選択肢に入れて検討するのもいいかもしれません。

TRIGKEY G5」の発売時の価格は、34,800円 (税込・4000円 OFFクーポン付き)。実質3万800円になりますが、これからN100搭載のミニPCが増えることで、もっと安くなりそうな感じがします。第12世代Intel N100プロセッサ搭載のコスパの高いミニPCを探している人におすすめです。

「TRIGKEY G5」の販売・購入先

TRIGKEY G5」は、

Amazonで34,800円 (税込・7000円 OFFクーポン付き・Intel N100)、

楽天市場で41,589円(送料無料)、

ヤフーショッピングで37,236円円(税込・送料別)、

米国 Amazon.comで$199.00 (日本円で約28,935円・Intel N100)、

で販売されています。

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他の小型PCと比較する

リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「TRIGKEY G12」(Core i5-12450H・4K 2画面)

★「CHUWI HeroBox 2023」(Intel N100・4K 2画面・VGA)

★「GMKtec NucBox G2」(超小型・Intel N100・4K 3画面出力)

★「BMAX B7 Power」(Core i7-11390H・4K 3画面出力)

★「Blackview MP200」(Core i5 11400H・最大128GBメモリ)

★「GMKtec NucBox M2」(Core i7-11390H・4K 3画面出力)

MINISFORUM UN100」(Intel N100・4K 3画面出力)

Beelink EQ12 Pro」(Core i3-N305・4K 3画面出力)

GMKtec NucBox G1」(Intel N95)

LarkBox X 2023」(Intel N100・4K 3画面出力)

Beelink Minis S12」(Intel N95)

CHUWI CoreBox 4th」(Core i3-1215U)

MINISFORUM UM560XT」(Ryzen 5 5600H)

GMKtec NucBox K1 /K2」(Ryzen 7 6800H / Ryzen 7 7735HS)

Mac mini M2」(Apple M2チップ)

他のTRIGKEY ミニPCと比較

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