「Beelink EQ12」(N100) 超大ヒットか? 人気の低価格ミニPCと徹底 比較!


2023年3月に発売された「Beelink EQ12」(N100) と人気の低価格ミニPCを徹底 比較!価格やスペック、ベンチマークスコアの違いに加えて、メリット・デメリット、評価を紹介します。

※2023年5月から「Beelink EQ12 Pro」(Core i3-N305)も発売されました。スペック情報を追記しています。

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「Beelink EQ12」の特徴

Beelink EQ12」の特徴をまとめてみました。

第12世代 インテルN100・DDR5メモリ・冷却システム

Beelink EQ12」は第12世代 (Alder Lake) Intel N100 プロセッサを搭載。10nmプロセスで製造された4コア4スレッド最大3.4GHz駆動のCPUで、PassmarkのCPUベンチマークで「5547」(Core i7-6700HQ相当)を記録しています。また、DDR5 (4800MHz)規格のメモリを8/16GB搭載。DDR4 (3200MHz)規格のメモリと比べて約87%性能が向上しています。

そのほか、デュアルファンヒートシンクを用いた冷却システムを搭載。MSCクーリングテクノロジー採用で、従来よりも効率よく冷却し、長時間でも安定して動作します。

M.2 PCIe x1・最大2TB・3つのUSB 3.2 Gen2

Beelink EQ12」はPCIe x1接続のM.2 SSD500GB搭載。最大800MB/Sの高速転送が可能になっています。また、2.5インチの拡張スロットを搭載。SATA HDD/SSD最大2TBまで拡張できます。そのほか、3つのUSB 3.2 Gen2ポートを搭載し、10Gbpsの高速なデータ転送が利用可能。外付けHDDなどのUSB機器ともスムーズに接続できます。

4K 3画面出力・Wi-Fi 6・デュアル有線LAN

Beelink EQ12」はDP映像出力に対応したフル機能Type-Cポートと4K出力に対応した2つのHDMIポートを搭載。3つのポートを利用して4K 3画面出力も利用できます。また、従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応。Bluetooth 5.2をサポートし、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

そのほか、2.5Gに対応したギガビット有線LANポート2つ搭載。異なるIPアドレスを設定することで、サーバーへ快適にアクセスできます。

公式サイト:  Beelink EQ12 Mini PC

価格を比較

Beelink EQ12」と「TRIGKEY G4」、「MINISFORUM GK41 Win11」、「Beelink Minis S12」の価格を比較してみました。

「Beelink EQ12」

Beelink EQ12」は、Amazonで36,800円 (税込・3000円 OFFクーポン付き・8GB+500GB)、楽天市場で42,530円(送料無料)、ヤフーショッピングで32,902円(16GB+500GB)、AliExpressでUS $213.75 (日本円で約30390円)、米国 Amazon.comで$249.00 ($30 OFFクーポン付き)で販売されています。

「TRIGKEY G4」

TRIGKEY G4」は、Amazonで25,030円(税込・N100・16GB+500GBモデル)、楽天市場で34,862円(税込・送料無料・N95モデル)、ヤフーショッピングで46,600円(N100モデル・税込・送料無料)、米国 Amazon.comで$229.00 (N100・16GBメモリ・500GB SSD)で販売されています。

「MINISFORUM GK41 Win11」

MINISFORUM GK41 Win11」は、Amazonで29,880円(税込・8GB+256GB+Win11 Pro)、楽天市場で38,348円(税込・送料別・8GB+128GB)、ヤフーショッピングで38,348円(税込・送料別・8GB+128GB)、MINISFORUM公式サイトで25,900円、米国 Amazon.comで$209.90で販売されています。

「Beelink Minis S12」

Beelink Minis S12」は、Amazonで29,800円(税込・5500円OFFクーポン付き)、楽天市場で35,671円(税込・送料無料)、AliExpressでUS $160.00、米国 Amazon.comで$239.00で販売されています。

スペックを比較

Beelink EQ12」と「TRIGKEY G4」、「MINISFORUM GK41 Win11」、「Beelink Minis S12」のスペックを比較してみました。

「Beelink EQ12」のスペック

  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/4コア/4スレッド/最大3.4GHz
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ) 8/16GB DDR5 SO-DIMM 4800MHz ※1つのSO-DIMMスロットを搭載
  • ストレージ 500GB M.2 2280 SSD PCle 3.0 (NVMe or SATA)、800MB/S
  • 拡張ストレージ 2.5インチ SATA HDD/SSD Slot (7mm)、最大2TBまで、500MB/s
  • 電源 ACアダプター、Input 100-240V AC 50/60Hz Output 12V 3A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11ax)、Bluetooth 5.2 (ATX101)
  • 有線LAN 2.5G ギガビット有線LANに対応
  • インターフェース Type-C (10Gbps,DP Alt 4K 60Hz/PD給電) x1、USB 3.2 Gen2 (10Gbps) ×3、2.5Gbps Ethernet ×2 (Intel i225-V)、HDMI 2.0 (4K 60Hz) ×2、オーディオジャック、DCポート、電源ボタン、RTCキー
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応
  • 動画再生 8K/60fps
  • 冷却システム デュアルファン、ヒートシンク
  • 自動電源ON 対応
  • VESA 壁掛けマウントに対応
  • 筐体の材質 プラスチック
  • OS Windows 11 Pro プリインストール
  • サイズ 約123.9×112×38.9mm
  • 重量 506g
  • カラー ネイビーブルー、パールホワイト、シニアグレー、ミレニアルグレー
  • 付属品 ユーザーマニュアル、壁掛けブラケット、HDケーブル、電源アダプター

関連記事: BeelinkのミニPCがコスパ高すぎで大人気に! 2023 最新 機種 まとめ

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「TRIGKEY G4」のスペック

  • プロセッサ 第12世代 (Alder Lake) Intel N100
    ※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.4GHz
    ※N95プロセッサ搭載モデルもあり
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ)16GB DDR4 3200MHz (Crucial/SODIMM/シングルチャンネル)
    ※8GB DDR4メモリ搭載モデルもあり
  • 拡張メモリ 最大16GBまで
  • ストレージ 500GB M.2 SSD NVMe PCIe
    ※256GB M.2 SSD NVMe PCIe 搭載モデルもあり
  • 拡張ストレージ M.2 PCIe 2280 SSDで最大2TBまで
  • 電源 12V/3A・ACアダプター
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN ギガビット有線LAN(1000M)に対応
  • インターフェース USB 3.2 Gen2 (10Gbps) x4、HDMI (4K 60Hz) x2、LANポート x1、3.5mmヘッドホンジャック、電源ボタン、DCポート
  • 4K出力 対応・2画面出力 対応
  • 冷却システム 冷却ファン、ヒートシンク、HDDドライブクーラー搭載・静音で動作
  • オートパワーオン 自動起動に対応
  • VESAマウント 対応
  • OS Windows 11 Pro、Ubuntu、Manjaro をサポート
  • サイズ 11.5 x 10.2 x 4.1 cm
  • 重量 不明
  • カラー グレー

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「MINISFORUM GK41 Win11」のスペック

  • プロセッサ Celeron J4125 クアッドコア 2.0 GHz
    ※14nm / 4コア / 4スレッド / 2.7 GHz
  • GPU Intel UHD グラフィックス600
  • RAM(メモリ) 8GB  LPDDR4  (オンボード)
  • ストレージ SSD 128GB M.2 2280 SATA
  • 拡張ストレージ SSD M.2 2280 最大1TBアップグレード可
  • 消費電力 10W
  • ワイヤレス通信   Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5.8GHz)、Bluetooth 4.2
  • 有線LAN     1000Mbps LAN
  • インターフェース HDMI2.0ポート x1、DPポート  x1、USB 3.0ポート  x4、RJ45ポート  x2、マイクジャック  x1、デジタルマイクジャック  x1、3.5mmオーディオジャック  x1、SDカードスロット  x1、DCポート(12V、3A)  x1、電源スイッチ  x1、リセット穴  x1
  • 冷却ファン 搭載
  • OS Windows 11 Pro 64bit 日本語対応/LinuxおよびChromium OSをサポート
  • サイズ   125 x 113 x 30 mm
  • 重量 約300 g
  • カラー ブラック

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「Beelink Minis S12」のスペック

  • プロセッサ Intel N95
    ※10nm/64bit/4コア/4スレッド/最大3.40GHz
  • GPU インテル UHD グラフィックス 1.2GHz
  • RAM(メモリ)8GB DDR4 3200MHz ※最大16GBメモリ
    ※Pro版は16GB DDR4
  • ストレージ M.2 SSD 256GB/500GB (PCle 1X/2280)
    ※Pro版は500GB/1TB
  • 拡張ストレージ M.2 2280で最大2TBまで、SATA 2.5インチHDD/SSDも利用可
  • 電源 ACアダプター (出力:12V/3A・入力:100V-240V)
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 、Bluetooth 5.2
  • 有線LAN 対応 (1000M/ギガビット)
  • インターフェース USB 3.2 Gen2 (10Gbps) x4、HDMI (4K/60Hz) x2、有線LAN端子 x1、3.5mmジャック、電源ボタン、DCポート、セキュリティロック
  • 4K 2台同時出力 対応
  • 冷却システム 静音ファン、ヒートパイプ、ヒートシンク、HDDクーリングカバー
  • VASAマウント 壁掛け対応
  • 筐体の素材 ABS樹脂
  • OS Windows 11 Pro
  • サイズ 11.5 x 10.20 x 3.9 cm
  • 重量 280 g
  • カラー ネイビーブルー

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ベンチマークを比較

Beelink EQ12」と「TRIGKEY G4」、「MINISFORUM GK41 Win11」、「Beelink Minis S12」のベンチマーク スコアを比較してみました。

「Beelink EQ12」

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5547」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

<プロセッサ性能を解説>

10nmプロセスで製造された4コア、4スレッドの第12世代 (Alder Lake) Intel N100 プロセッサを搭載し、PassmarkのCPUベンチマークで「5547」を記録しています。

このスコアはCore i7-6700HQ相当で、第10世代のCore i3-1005G1にも近いスコアです。

同じプロセッサはノートPCの「CHUWI GemiBook xPro」にも搭載されています。

Intel N95と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約900高くなります。

Celeron N5095と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約1100高くなります。

Celeron N5100と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約1800高くなります。

Celeron J4125と比較すると、PassmarkのCPUスコアで約2000高くなります。

性能的にはOffice文書作成、ネットでの調べもの、動画視聴、音楽再生、画像の編集、2Dゲームなどで快適に動作する性能を持っています。

動画編集ソフトは軽めのものなら問題なく動作します。ただし、負荷の高いエンコード作業では時間がかかることもあるので注意してください。

ゲームは軽めのPCゲームなら動作しますが、負荷の高い本格的なPCゲームは動作しないので注意してください。PS2の一部を含めて、PSP、PS1、SFC、DC、N64、MD、FCなどのエミュレーターは快適に動作します。

「TRIGKEY G4」

<CPU> Intel N95

Passmarkによるベンチマークスコアは「4606」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「781」、マルチコアで「1978」。

<GPU> インテル UHD グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「1000」前後。

<CPU> Intel N100

Passmarkによるベンチマークスコアは「5125」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「984」、マルチコアで「2523」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1000」前後。

「MINISFORUM GK41 Win11」

<CPU> Celeron J4125

Passmarkによるベンチマークスコアは「3035」(CPU)。

<GPU> Intel UHD グラフィックス600

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「391」。

「Beelink Minis S12」

<CPU> Intel N95

Passmarkによるベンチマークスコアは「4606」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで「781」、マルチコアで「1978」。

<GPU> インテル UHD グラフィックス

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは約「1000」前後。

「Beelink EQ12」のメリット・デメリット

Beelink EQ12」のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

・DDR5規格のメモリを8/16GB搭載し、高速でスムーズに動作する

Beelink EQ12」はDDR5 (4800MHz)規格のメモリを8/16GB搭載。DDR4 (3200MHz)規格のメモリと比べて約87%性能が向上し、高速かつスムーズに動作します。

一方、「TRIGKEY G4」は8GB/16GB DDR4メモリを搭載し、スムーズに動作します。「MINISFORUM GK41 Win11」は8GB LPDDR4 (オンボード)を搭載しています。「Beelink Minis S12」は8GB DDR4メモリ搭載で最大16GBまで拡張できます。

・500GB M.2 ストレージ搭載・800MB/Sで超高速な転送が利用できる

Beelink EQ12」はPCIe x1接続のM.2 SSDを500GB搭載。最大800MB/Sの高速転送が可能になっています。

一方、「TRIGKEY G4」は256GB/500GB M.2 SSDストレージを搭載し、NVMe規格のPCIe接続で、高速にデータを処理できます。「MINISFORUM GK41 Win11」はM.2 SSD 128GB SATA ストレージを搭載しています。「Beelink Minis S12」はPCle 1X接続のM.2 SSD 256GB/500GBストレージを搭載し、最大2TBまで拡張できます。

・拡張スロット搭載・2.5インチHDD/SSDで最大2TBまで増設できる

Beelink EQ12」は2.5インチの拡張スロットを搭載。SATA HDD/SSDで最大2TBまで拡張できます。

一方、「TRIGKEY G4」はM.2 SSDで最大2TBまで拡張することができます。「MINISFORUM GK41 Win11」はSSD M.2 2280で最大1TBまで拡張できます。「Beelink Minis S12」は拡張ベイ搭載で2.5インチのHDD/SSDで増設できます。

・Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応

Beelink EQ12」は従来よりも約4〜10倍の速度で通信できる次世代通信規格「Wi-Fi 6」に対応しています。また、Bluetooth 5.2をサポートし、ワイヤレス機器ともスムーズに接続できます。

一方、「TRIGKEY G4」と「Beelink Minis S12」はWi-Fi 6通信とBluetooth 5.2に対応しています。「MINISFORUM GK41 Win11」はWi-FiデュアルバンドとBluetooth 4.2に対応しています。

・2.5Gのギガビット有線LANポートを2つ搭載

Beelink EQ12」は2.5Gに対応したギガビット有線LANポートを2つ搭載。異なるIPアドレスを設定することで、サーバーへ快適にアクセスできます。

一方、「TRIGKEY G4」は1つのギガビット有線LANポートを搭載しています。「MINISFORUM GK41 Win11」は1000Mbpsの有線LANポートを搭載しています。「Beelink Minis S12」はギガビット有線LANポートを1つ搭載しています。

・フル機能のType-Cポートを搭載

Beelink EQ12」はフル機能のType-Cポートを搭載し、10Gbpsの高速なデータ転送、DP映像出力(4K 60Hz)、PD給電に対応しています。

一方、「TRIGKEY G4」と「MINISFORUM GK41 Win11」、「Beelink Minis S12」はフル機能のType-Cポートを搭載していません。

・4K 3画面出力に対応・8K/60fpsの動画再生も可能

Beelink EQ12」はDP映像出力に対応したフル機能のType-Cポートと4K出力に対応した2つのHDMIポートを利用して4K 3画面出力が利用できます。また、8K/60fpsの動画再生も利用できます。

一方、「TRIGKEY G4」と「MINISFORUM GK41 Win11」は4K出力に対応した2つのHDMIポートを搭載。4K 2画面出力も利用できます。「Beelink Minis S12」は4K映像出力に対応した2つのHDMIポートを搭載し、2台のモニターに4K画質で同時に出力することができます。

・冷却システム搭載

Beelink EQ12」はデュアルファンとヒートシンクを用いた冷却システムを搭載。MSCクーリングテクノロジー採用で、従来よりも効率よく冷却し、長時間でも安定して動作します。

一方、「TRIGKEY G4」は冷却ファン、ヒートシンク、HDDドライブクーラーを備えた冷却システムを搭載しています。「MINISFORUM GK41 Win11」は冷却ファン、ヒートシンク、HDDドライブクーラー採用の冷却システムを搭載しています。「Beelink Minis S12」はヒートシンクと静音で動作する冷却ファン、HDDクーリングカバーを備えた冷却システムを搭載しています。

・厚さ38.9mm、重さ506gの小型ボディ・4色カラーを用意

Beelink EQ12」はサイズ 約123.9×112×38.9mm、重さ506gの小型ボディになっています。また、本体カラーとしてネイビーブルー、パールホワイト、シニアグレー、ミレニアルグレーの4色を用意しています。

一方、「TRIGKEY G4」は本体サイズ 11.5 x 10.2 x 4.1 cmの小型デザインで、気軽に持ち運ぶこともできます。「MINISFORUM GK41 Win11」はサイズ125 x 113 x 30 mmで、重さ約300 gになっています。「Beelink Minis S12」はサイズ 11.5 x 10.20 x 3.9 cmで重さ280 gの小型ボディになっています。また、カラーはダークブルーを用意しています。

・Windows 11 Pro搭載で新機能も使える

Beelink EQ12」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

Windows 11 Proには、

タスクバーの中央に配置された新しいスタート画面、スナップ機能の強化(ウィンドウ整理・画面の配置)、エクスプローラーのアイコンデザインの変更(色分け・ボタン採用)、ウィジェット機能(天気予報や株価、最新のニュースなど)、設定画面(カテゴリーごとに切り替え)、タスクバーに統合されたビデオ会議「Teams」、「フォト」アプリの強化(サムネイル表示に対応)、

「ペイントアプリ」、クリップボード履歴、音声入力の強化(テキスト入力)認識制度の向上、ゲーム機能の強化(HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のディスプレイでは自動で画質向上)、マルチディスプレイ向けの設定追加、「Amazonアプリストア プレビュー」(Androidアプリ追加)、Microsoft Store版「Windows Subsystem for Linux」(WSL)

などの新機能が追加されています。

一方、「TRIGKEY G4」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。「MINISFORUM GK41 Win11」はWindows 11 Pro 64bitを搭載しています。「Beelink Minis S12」はWindows 11 Pro搭載で新機能も使えるようになっています。

デメリット

・グラフィックカードを追加できない

Beelink EQ12」は小型ボディのため、グラフィックカードを内蔵することができません。

一方、「TRIGKEY G4」、「MINISFORUM GK41 Win11」、「Beelink Minis S12」もグラフィックカードを内蔵できません。

「Beelink EQ12」の評価

Beelink EQ12」の評価を紹介します。

スペック:★★★★

通信:★★★★

機能:★★★★

デザイン:★★★

使いやすさ:★★★★

価格:★★★★★

<総合評価>

Beelinkから発売されたインテルN100プロセッサ搭載のミニPCです。低価格ながらもパワフルに動作し、インターフェースや通信性能も充実しています。

インテルN100プロセッサは、PassmarkのCPUベンチマークで「5547」(Core i7-6700HQ相当)を記録するほど非常にパワフル。Office文書作成や動画視聴などはもちろんサクサク動作で、仕事でも十分に使える性能です。

また、「Beelink EQ12」は他のミニPCと違い、フル機能のType-Cポートを搭載。4K画質で3台のモニターに映像出力できるという大きなメリットがあります。

そのほかにもギガビット有線LANポートを2つ搭載していたり、Wi-Fi 6通信に対応しているなどコスパの高い点が多数あります。USB 3.2 Gen2 ポートも3つ搭載し、ほぼ「弱点なし」の低価格ミニPCといえるでしょう。このミニPCは間違いなく、大ヒットし、かなり売れるはずです。

なお、同じインテルN100搭載の「TRIGKEY G4」はすぐにAmazon.co.jpで売り切れ。現在はN95モデルだけが販売されています。

Beelink EQ12」の発売時の価格はAliExpressでUS $215.00 (日本円で約2万8千円)。日本で発売されたら3万円台になるかもしれませんが、それでも激しい「争奪戦」が繰り広げられるでしょう。海外で早めに購入した方が無難なのかもしれません。低価格でも性能が高いインテルN100プロセッサ搭載のミニPCを探している人におすすめです。

「Beelink EQ12 Pro」も発売!

2023年5月から「Beelink EQ12 Pro」(Core i3-N305)も発売されました。

「Beelink EQ12 Pro」のベンチマーク

<CPU> Intel Core i3-N305

Passmarkによるベンチマークスコアは「10448」(CPU)。

Geekbenchによるベンチマークのスコアはシングルコアで約「1000」、マルチコアで「3000」。

<GPU> Intel UHD Graphics

3DMark Fire Strike [DX11_1920x1080] によるグラフィックスコアは「1200」前後。

「Beelink EQ12 Pro」のスペック

  • プロセッサ 第12世代(Alder Lake-N) Intel Core i3-N305
    ※10nm/64bit/8コア/8スレッド/最大3.80 GHz
  • GPU Intel UHD Graphics
  • RAM(メモリ) 8GB/16GB DDR5 SO-DIMM 4800MHz
  • ストレージ 500GB M.2 2280 SSD PCle 3.0 (NVMe or SATA)、800MB/S
  • 拡張ストレージ 2.5インチ SATA HDD/SSD Slot (7mm)、最大2TBまで、500MB/s
  • 電源 ACアダプター、Input 100-240V AC 50/60Hz Output 12V 3A
  • カメラ なし
  • ワイヤレス通信 Wi-Fi 6 (802.11ax)、Bluetooth 5.2 (ATX101)
  • 有線LAN 2.5G ギガビット有線LANに対応
  • インターフェース Type-C (10Gbps,DP Alt 4K 60Hz) x1、USB 3.2 Gen2 (10Gbps) ×3、2.5Gbps Ethernet ×2 (Intel i225-V)、HDMI 2.0 (4K 60Hz) ×2、オーディオジャック、DCポート、電源ボタン、RTCキー
  • 映像出力 4K 3画面出力に対応
  • 動画再生 8K/60fps
  • 冷却 デュアルファン、ヒートシンク
  • 自動電源ON 対応
  • VESA 壁掛けマウントに対応
  • 筐体の材質 プラスチック
  • OS Windows 11 Pro プリインストール
  • サイズ 約123.9×112×38.9mm
  • 重量 不明
  • カラー ネイビーブルー、パールホワイト、シニアグレー、ミレニアルグレー
  • 付属品 ユーザーマニュアル、壁掛けブラケット、HDケーブル、電源アダプター

「Beelink EQ12 Pro」の価格は?

Beelink EQ12 Pro」(N305)は、

Amazonで56,800円 (税込・9000円 OFFクーポン付き・Core i3 N305モデル・N100モデルは38,800円で3000円OFFクーポン付き)、

楽天市場で72,100円(送料無料・Core i3 N305)、

ヤフーショッピングで80,800円(送料無料・Core i3 N305)、

AliExpressでUS $308.00 (Core i3 N305・日本円で約43,100円)、

米国 Amazon.comで$389.00 (Core i3 N305)、

で販売されています。

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「Beelink EQ12」のデザイン

「Beelink EQ12」のデザインは下の公式動画で確認できます。

「Beelink EQ12」の販売・購入先

Beelink EQ12」は、

Amazonで36,800円 (税込・3000円 OFFクーポン付き・8GB+500GB)、

楽天市場で42,530円(送料無料)、

ヤフーショッピングで32,902円(16GB+500GB)、

AliExpressでUS $213.75 (日本円で約30390円)、

米国 Amazon.comで$249.00 ($30 OFFクーポン付き)、

で販売されています。

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リンク先からさらに詳しいスペック情報やベンチマーク、性能、価格などが分かるようになっています。

★「Minisforum UN100L」(Intel N100・4K 3画面・DP1.4)

★「MeLe Overclock4C」(超小型・Intel N95・4K 3画面)

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★「BMAX B4 Plus」(Intel N100・4K 3画面出力)

★「GMKtec NucBox G2」(Intel N100・4K 3画面出力)

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★「TRIGKEY G5」(Intel N100・4K 3画面出力)

★「LarkBox X 2023」(Intel N100・4K 3画面出力)

★「MINISFORUM UN100」(Intel N100・4K 3画面出力)

★「GMKtec NucBox G1」(Intel N95・4K 2画面出力)

★「CHUWI CoreBox 4th」(Core i3-1215U・4K 3画面出力)

TRIGKEY G4

MINISFORUM GK41 Win11

Beelink Minis S12

Blackview MP60

GMK NucBox 7

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GOLE1 PRO」(5.5液晶・ミニPC)

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